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南アルプス総合学術検討委員会
南アルプス総合学術検討委員会が1日伊那市役所で開かれ、南アルプスの世界自然遺産の登録基準の項目をまとめた結果が報告されました。
総合学術検討委員会は、長野県・山梨県・静岡県の各県の学識経験者など36人で構成されています。
検討委員会では平成21年度から世界自然遺産の登録基準にそって南アルプスの「地形・地質」・「生態系・生物多様性」「自然景観・共生」の3つの部会にわかれ検討してきました。
3回目の1日は、各部会から登録基準項目をまとめた結果が報告されました。
項目は、◎、○、△の三段階に分けられています。
報告によりますと世界的に見て有望な登録基準として地形地質部会が南アルプスを走る中央構造線など36項目、生態系・生物多様性部会が南アルプスにしか生息しない植物や動物を中心に44項目をあげています。
自然景観・共生部会の報告は次回に持ち越しとなりました。
学術検討委員会では1日報告された項目をまとめ南アルプス世界自然遺産登録に向けた資料として有効活用していきたいとしています。
平成23年度はこれらの成果を南アルプス世界自然登録推進協議会などに報告し、南アルプスのジオパークやユネスコ・エコパーク登録に向けた活動をサポートしていくことを確認しました。 -
飯田下伊那地方花粉飛散予測 去年の約30倍
飯田保健福祉事務所は27日、飯田・下伊那地域の今年春の花粉飛散予測をまとめました。
飛散開始の時期は例年並み、飛散量は例年より多く、去年と比べるとおよそ30倍になるとしています。
飯田保健福祉事務所によりますと、今年春の飯田・下伊那地域のスギ花粉の飛散が始まる時期は、去年の2月22日より遅く、例年並みの2月下旬と予測しています。
今後の気象状況によっては、飛散開始時期が変わることも考えられます。
また、スギ・ヒノキの花粉飛散量は、例年のおよそ1・6倍、去年と比べるとおよそ30倍になるとしています。
今年の1平方センチメートルあたりの花粉飛散量は、5353個と予測していて、去年の176個、例年の3330個に比べて多くなっています。
飯田保健福祉事務所では、花粉症の人は、医療機関や薬局に相談するなど、早めの対策を行うよう呼びかけています。 -
ジオパークロゴ決まる
南アルプスのジオパークのロゴマークが東京都八王子市の松井紀子さんの作品に決まりました。
これは、南アルプスジオパークをPRしようと南アルプス世界自然遺産登録長野県連絡協議会が募集したものです。
全国から96点の応募があり東京都八王子市の松井紀子さんの作品が選ばれました。
隆起し続ける南アルプスの雄大な山脈を山々の連なりで表したという事です。
南アルプス世界自然遺産登録長野県連絡協議会では、ロゴマークをイベントなどに活用していきたい考えです。 -
二酸化炭素の排出量削減考える
二酸化炭素削減へ、今実践できる活動について考える「自然ふれあい講座」が、22日、いなっせで開かれました。
講座には、市内外からおよそ20人が参加しました。
講座は、目に見えない二酸化炭素を体感し、二酸化炭素削減のきっかけにしてもらおうと、長野県環境保全研究所が3年前から開いています。
この日はまず、自分の家から出ている二酸化炭素の量がどれくらいか、光熱費やガス代、車の燃料代などをもとに算出しました。
研究所によると、長野県の一般家庭の二酸化炭素排出量は、1か月平均で831キログラム。そのうち、電気を使って出る二酸化炭素は3割を占めています。
この後、グループごとに何をしたら二酸化炭素を削減することができるのかを話し合いました。
ある男性は「やっているつもりでもなかなか結果として出ない。効果のあるものを家で実践したい」と話していました。
環境保全研究所の畑中健一郎さんは「長野県では二酸化炭素の増加が著しい。ひとりひとりが二酸化炭素を減らす活動を行っていくきっかけになれば」と話していました。
長野県環境保全研究所では今後も、二酸化炭素の排出量削減に向け、実際に行動に移してもらえるような講座を開いていきたいとしています。 -
早大生の「ローメン」の論文が完成
伊那市のご当地料理「ローメン」を題材に卒業論文を書いていた、早稲田大学4年生の岩波祐樹さんの論文が完成しました。
卒業論文のタイトルは「B級ご当地グルメによる地域づくりの過程」縲恍キ野県伊那市ご当地グルメのローメンを事例として縲怩ナす。
岩波さんは早稲田大学教育学部社会科地理歴史専攻の4年生です。
論文のテーマについて悩んでいた去年6月、教授に勧められてローメンを研究することにしました。
去年10月から12月にかけて、伊那市内でローメンを扱っている飲食店を取材し、論文を完成させました。
論文は5部構成で、ご当地グルメと地域づくりの関係性、ローメンの特徴と誕生秘話、むらおこし事業としての課題と可能性などが書かれています。
岩波さんは「最初は論文が書けるような題材ではないと思っていたが、取材するたび書くことが増えていった。ローメンの奥深さを感じた」と話していました。
ローメンズクラブ会長で、萬楽の店主、正木金内衛さんは、完成した論文を読んで「私たちが60年以上続けてきたローメンについて、歴史などがしっかり書かれていて、情熱が感じられた」と話していました。
また、正木さんは「この論文を、店同士の意思の統一や、意識向上の一助にできれば」と話していました。 -
インフルエンザ流行期に
長野県は、インフルエンザが流行期に入ったとして、感染拡大防止につとめるよう、呼びかけています。
県ではインフルエンザにかからないために、手洗い、うがいをこまめに行うほか人ごみに入るときは
マスクを着用するよう呼びかけています。 -
ごみの減量を料理から考える
ごみの減量を料理から考えようという講座が、13日、伊那市の伊那合同庁舎で開かれました。
13日は、一般から10人が参加しました。
このエコクッキング講座は、長野県が、生ゴミの減量化のための知識や調理方法などを学んでもらおうと開いたものです。
「食べ残しを減らそう県民運動」の一環で、去年11月から今年3月にかけて県下10広域で30回に渡り開かれています。
上伊那で初の開催となった13日は、環境と暮らしのかかわりについての講習のほか、デモンストレーションや実習が行なわれました。
デモンストレーションでは、エコクッキングのナビゲーター3人が、ドライカレー、卵スープ、キャロットオレンジ寒天の3品を作り紹介していました。
これらのメニューでは、冷蔵庫に残っている食材を無駄なく使えるように、工夫されています。
エコクッキングのポイントは、余計なものを買わないこと、できるだけ地元の旬のものを食べること、食べられる野菜の皮はむかないこと、ガスなどの調理エネルギーを上手に使うことなどです。
参加者は、興味深そうにナビゲーターの説明を聞いていました。
実習で作った料理を試食した後は、生ゴミの発生量などをチェックし、普段の調理とどのような点が違うかなどを確認したということです。
このクッキング講座は、来月の5日と25日にも伊那合同庁舎で開かれる予定です。 -
中高一貫校設置に関する地域懇談会
中南信地域の併設型中高一貫校設置に関する地域懇談会が15日、伊那市の伊那文化会館で開かれました。
地域懇談会は、中高一貫校の教育内容などについて理解を深めてもらおうと、県教育委員会が開いたもので会場には、上伊那の小学校教諭などおよそ、20人が集まりました。
中高一貫校は6年間の計画的な学習により、優秀な人材を育成するものです。
東北信と中南信に1校ずつ設置され、東北信は屋代高校に決まっていて中南信は、諏訪清陵高校が案としてあがっています。
諏訪清陵高校が中高一貫高になり、伊那市から通う場合は電車と徒歩を含め約1時間20分かかるということです。
教諭からの「入学後、中学段階で転校はできるのか」という質問に対し、県教委は「6年間サポートする体制を整えている。制度についてはこれから研究するが、今の段階では、高校入学の段階で他校を受験することは可能」と答えていました。
中高一貫校は、2学級80人を予定していて、諏訪清陵高校に決まった場合、平成26年度の開校が案として出されています。 -
伊那スキーリゾートで雪まき作業
オープンを間近に控えた伊那スキーリゾートでは、急ピッチで雪まき作業が行われています。
冷え込みが厳しくなった15日の夜11時頃、今シーズン初の雪まき作業が行われました。
スノーマシン13台が稼働して、一晩中雪をまき続けました。
今年はこれまで、雪まき作業に必要な-3度まで気温が下がらず雪がまけない状況が続いていましたが、昨夜は条件が整い作業が始まりました。
自然の雪と違い、スノーマシンから噴き出される霧状の細かい水が、空気中のチリと一緒になって凍るため、溶けにくい雪ができるということです。
気温や湿度など条件がそろえば、オープン予定の来週末まで毎晩、雪まき作業を行うということです。
伊那スキーリゾートの鷲尾晋支配人は「雪まきができるか温度計を肌身離さず持って確認している。みなさんに早く滑ってもらえるよう頑張って雪をまきたい」と話していました。
なお、18日を予定していたスキー場のオープンは、23日以降に延期となりました。 -
伊那北英語部が全国大会出場報告
伊那北高校英語部は、10月に長野市で開かれた長野県高校生英語ディベート大会で2年連続の優勝を果たし、全国大会出場を決めました。
英語部の部員3人が14日、南箕輪村役場を訪れ、唐木一直村長に全国大会出場を報告しました。
英語ディベート大会は、ひとつのテーマに対して肯定側と否定側に分かれて英語で議論するもので、伊那北高校英語部は去年、全国大会でも優勝しています。
16校35チームが参加した今年の県大会では、伊那北高校は4位以上を独占しました。
大会では、1年で南箕輪村北殿在住の大塚智哉くんが最優秀発表者に贈られる「グランドベストディベーター」に選ばれました。
大塚君は「チームで協力して、今年も全国大会で優勝したい」と抱負を話しました。
唐木村長は「ぜひ今年も優勝して、世界大会に出場してください」と激励していました。
伊那北高校英語部が出場する全国高校生英語ディベート大会は、18日から岐阜県で開かれることになっています。 -
リニア中間とりまとめ「Cルート採択が適当」
リニア中央新幹線のルートについて、国の諮問機関である交通政策審議会中央新幹線小委員会は、「Cルート採択が適当」とする中間とりまとめを公表しました。
「中間とりまとめ」によりますと、伊那谷を通るBルートに比べ、南アルプスを貫くCルートの方が、路線延長が短く建設費用が安いこと。経済効果が大きいこと。大阪開業をより早期に実現するうえで優位としています。
建設が難しいとされている南アルプスを貫くトンネルについては、これまでの実績や大型機械の開発により、技術的に対応可能な範囲としています。
このほか、環境保全やパブリックコメントを総合的に勘案し「中央新幹線のルートとして、南アルプスルートを採択することが適当と考えられる」としています。
小委員会では、この「中間とりまとめ」案を了承し公表しました。
Bルートを求めてきた、白鳥孝伊那市長は「今回はあくまで中間のとりまとめ。費用対効果、大規模災害対策、トンネルの是非など、JR東海の分析だけでなく改めて国として検討すべき。上伊那地区期成同盟会としては早急に諏訪や中信、県協議会と協議し審議会や国へ県全体の声を届けたい」とコメントしています。
また、伊那商工会議所の向山公人会頭は「リニアについては、飯田線、中央線、松本空港等のアクセスの活性化に貢献できるような形で、国が間違いのない判断をすべきだと重ねて申し入れをしていきたい」と話していました。
来年春には、ルートをCとするこの中間とりまとめに沿った答申が、国に提出される見通しです。 -
「理鏡」の縁 吉良公を供養
12月14日は忠臣蔵で知られる、赤穂浪士討ち入りの日です。
それに合わせ愛知県吉良町の華蔵寺で行われた吉良上野介の法要に伊那市美篶青島などの住民有志でつくる、「理鏡様を語る会」会員が参列しました。
理鏡様を語る会は、赤穂浪士討ち入りの際吉良上野介に仕えていた理鏡が、後に僧となり全国行脚の末、美篶青島で晩年を過ごしたされていることから、その徳を偲ぼうとつくられたものです。
愛知県吉良町の華蔵寺には、吉良上野介の墓があることから毎年法要が行われていて、今日は語る会会員11人が理鏡の縁で参列しました。
会員らは吉良上野介の墓の前で手を合わせ冥福を祈っていました。
法要では他に、地元の、吉良小唄保存会が吉良小唄を披露していました。
理鏡の縁により、青島と吉良町の住民は互いに両地域を行き来するようになっていて、今後も交流を深めていきたいと話しています。 -
元全日本エース三宅豊さんがピッチング指導
ソフトボールの元全日本エース、三宅豊さんによる中高生を対象にしたピッチング講習会が12日、伊那市高遠町で開かれました。
この日は、ソフトボールクラブに所属する県内の中高生や指導者120人が参加し、三宅さんからピッチングの指導を受けました。
これは、個人の課題をみつけ選手のレベルアップにつなげようと、県ソフトボール協会が開いたものです。
三宅さんは、インターハイや大学選手権など20年間の選手生活で29回の全国優勝を果たし、2005年に国際ソフトボール連盟に殿堂入りしました。
講習会では、ボールを離す瞬間は体の全ての力を指先に集中させる事、全ての動作に意味がある事を意識して投げる事などをアドバイスしていました。
ソフトボール協会では、中高生のうちから技術を身につけ、国体で勝てる選手を育成していきたいという事です。 -
長野県がノロウイルス食中毒注意報を発令
長野県は、ノロウイルスの食中毒注意報を今日発令しました。
長野県内で、感染性の胃腸炎患者が増加している事や、全国的に集団感染が多発しているとして、
県では、石鹸でよく手を洗う、加熱調理では十分に火を通すことなど注意を呼びかけています。 -
長野県高等学校書道展
県内の高校生の書道作品が一堂に並ぶ、長野県高等学校書道展が、27日から伊那文化会館で始まりました。
会場には、県高校文化連盟書道専門部に所属する37校から出品された、およそ350点が並んでいます。
県高校書道展は、2年ごとに県内4地区が持ち回りで開いていて、今年は南信地区の伊那市で開かれました。
多くの作品は、名前の後に「臨」という文字が付けられています。
これは、過去に書かれた、名作と呼ばれる作品を模写した「臨書」と呼ばれるもので、書を学ぶ上では臨書を書くことが重要とされているということです。
またこのほか、書を石に掘って作る篆刻や創作作品など、個性豊かな作品が並んでいます。
ある関係者は「高校生ならではの、自由でエネルギーある筆遣いを見てもらいたい」と話していました。
長野県高等学校書道展は、28日まで伊那文化会館で開かれています。 -
大学生が「ローメン」で卒業論文
伊那市の名物料理「ローメン」。このローメンを卒業論文のテーマに取り上げている大学生が、27日、伊那市内の飲食店で取材をしました。
伊那市美篶の飲食店「萬楽」。
27日、この店を訪れたのは、早稲田大学の4年生、岩波祐樹さんです。
岩波さんは、B級グルメにスポットを当て題材を探していたところ、教授に勧められたことや、諏訪市に住む親せきからローメンの話を聞き、6月に卒業論文の題材をローメンにすることを決めました。
テーマは「食による地域活性化の可能性」です。
伊那市を訪れたのは今回5回目で、これまでに10杯近くのローメンを食べ歩いたということです。
岩波さんは、ローメンズクラブ会長で萬楽店主の正木金内衛さんに、店を始めた経緯やこだわりなどを質問していました。
正木さんは「県外からローメンを取材に来てくれるのはとてもうれしいこと。ローメンの広がりを感じる」と話していました。
岩波さんは「最初ローメンを食べた時にはあまりおいしいとは思わなかったが、今ではローメン中毒。自分ならではの論文を書き上げたい」と話していました。
卒業論文の提出期限は1月12日だということで、岩波さんは12月中にも伊那市内の飲食店で取材を行うということです。 -
伊那ケーブルテレビジョン制作番組が入賞
NHKや民放、ケーブルテレビなどによる作品コンクール「地方の時代」映像祭で伊那ケーブルテレビの作品が入賞しました。
20日に大阪で表彰式が行われ、番組を制作した伊那ケーブルテレビジョン放送部の伊藤秀男部長が表彰状とトロフィーを受け取りました。
地方の時代映像祭は、市民生活に影響を与えているテレビ映像の役割を考えようと開かれたもので、今年で30回目となります。
今回新たにケーブルテレビ部門が創設され、全国から33作品が寄せられました。
入賞した作品、「上伊那の戦争遺構陸軍伊那飛行場」は、第二次世界大戦末期、伊那市上の原に建設された伊那飛行場の建設の経過についてや、利用されていた当時、終戦、現在の様子をこの飛行場に関わりのある人たちの証言をもとに構成しています。
またこの飛行場で訓練し、神風特攻隊として配属され終戦により突撃を免れた広島在住の元兵士の証言も広島ケーブルテレビの協力により紹介しています。
この作品について審査員からは、地域から忘れ去られようとしている、歴史的事実を伝える、地域メディアとしての役割を果たしているとの講評がありました。 -
県縦断駅伝2日目 上伊那総合3位
第59回長野県縦断駅伝2日目の21日、上伊那は2位でゴールと健闘しましたが、総合では、長野市、上田東御小県に続き、3位となりました。
2日目の21日、選手は午前8時に松本市の松本城をスタートしました。
県縦断駅伝は、20日と21日の2日間で、長野市から飯田市までの全216.7キロをタスキでつなぎます。
2日目は、松本市から飯田市までの97.6キロの9区間です。
上伊那は、13区で4位のスタートとなりましたが、辰野から伊那までの16区で、一旦、先頭を走るオール諏訪を抜きトップにたちます。しかし、長野市にとらえられ、2位で17区にタスキをつなぎます。
その後上伊那は、2位を守ります。
19区の男子中学生区間では、駒ヶ根市立東中学校の春日 千速君が、区間新記録の区間1位で、トップとおよそ2分差まで詰め寄ります。
しかし、その後、長野市にタイム差を広げられ、2位で飯田合同庁舎にゴールしました。
20日のタイムを合計した総合成績では、長野市が11時間48分36秒で4年ぶり9回目の総合優勝、2位が上田東御小県、上伊那は3位となりました。 -
日本ケーブルテレビ連盟 宮崎県に口蹄疫義援金贈呈
社団法人日本ケーブルテレビ連盟は、11月2日、宮崎県の東国原英夫知事に、「口蹄疫被害 義援金」を届けました。
今年4月に、宮崎県の繁殖牛農家で発生した家畜伝染病「口蹄疫」。
今回の被害額は、直接的な畜産業で1千300億円、関連産業で1千億円にのぼるといわれています。
日本ケーブルテレビ連盟では、口蹄疫で被害を受けている宮崎を少しでも元気にしたいと、今年7月から連盟のホームページや、全国のケーブルテレビ事業者362社を通して、畜産農家を支援する為の義援金を募集してきました。
義援金は、10月8日までに、314万3千70円が寄せられました。
この日は、日本ケーブルテレビ連盟の西條温理事長が宮崎県庁を訪れ東国原知事に義援金の目録を手渡しました。
日本ケーブルテレビ連盟では、今後も、宮崎の復興に協力していきたいと話していました。 -
ママチャリエコ耐久 in 伊那サーキット
かご付き自転車・通称ママチャリで3時間にわたりサーキットを走る耐久レース、ママチャリエコ耐久が、14日、伊那市の伊那サーキットで行われました。
耐久レースには、県内外から37チームが参加しました。
レースは、一人で3時間を走りきるアイアンマンの部、家族で走るファミリーの部、会社仲間で走るカンパニーの部など5部門が設けられました。
この耐久レースは、二酸化炭素を排出しないエコな自転車のレースで、チームメイトとともにゴールする達成感を味わってもらおうと去年から開かれていて、今回で6回目です。
今回から、所有者がみつからず廃棄処分されてしまう放置自転車を長野市のNPOから譲り受け、参加者に貸し出す取り組みも始めました。
参加者は、仲間と交代しながら3時間の耐久レースに挑んでいました。
実行委員会によると、特に企業からの参加が増えているということで、社員の交流の場や福利厚生などとして活用されているのではないかと話しています。 -
山麓一の麺街道フェスタ2010
国道361号沿線地域のご当地麺料理を楽しむことができる「山麓一の麺街道フェスタ」が、13日、14日の2日間、伊那市高遠町の高遠城址公園で開かれています。
現在紅葉が見ごろを迎えている高遠城址公園。
その紅葉の下、13日から始まったのが、県内外の麺料理を楽しむことができる「麺街道フェスタ」です。
「麺街道フェスタ」は、麺と街道にスポットを当て、街道に隣接する地域の広域的な観光PRを目的に去年から開かれています。
今回も去年と同じ5種類の麺料理を楽しむことができます。
岐阜県高山市の高山ラーメン。細ちぢれ麺が特徴です。「麺を鍋に投じる」ことから名前がつけられた、木曽福島のとうじそば。すんきと呼ばれる木曽伝統の漬物が入り、一風変わった味わいを楽しむことができます。この他地元伊那市では、辛つゆが特徴の行者そばや、焼き味噌と辛み大根を薬味で入れる高遠そば、伊那市名物のローメンが販売されています。
会場は朝から多くの人で賑わい、麺料理の味を食べ比べていました。
飯田市から訪れたある男性は「初めて来たが、各地のご当地麺料理を楽しむことができ嬉しい」と話していました。 -
中南信消防広域化協議会 「将来ビジョン」策定
中南信の消防広域化について検討している協議会は、広域化を前提とする将来ビジョンを、4日策定しました。このビジョンに基づいて、今後、広域化を進めるかどうかを判断していきます。
4日は、塩尻市の市民交流センターで6回目の協議会が開かれました。
協議会は、中南信の広域連合や消防組合など7団体の代表で組織されています。
4日は、各団体から出された、広域化についての方向性を元にまとめられた将来ビジョンについて話し合われました。
将来ビジョンは、広域化をすすめるかどうかを判断する材料として示されたものです。
ビジョンでは、面積が広い・中山間地が多いなどの特性を考慮し、消防本部などを一元化する方式とすること、固定電話や携帯電話から発信地を特定し、車両の動態を管理できる高機能の消防本部とすることなどが示されました。
メリットとしては、住民サービスの向上、人員配置の効率化と充実、課題としては、市町村や地域医療機関との関係性、職員の処遇などが挙げられています。
委員からは、消防団との連携について、もっと具体的に示してほしいなどの意見が出されていました。
協議会では、示されたビジョンを承認しました。
このビジョンを基に、消防組合や、構成する市町村などで、今後、広域化を進めるかどうかについて意思を確認します。
協議会は、次回、来年2月に予定されていて、7団体が、広域化についての判断を示す事になっています。 -
年賀はがきの販売開始
1日から郵便局で年賀はがきの販売が始まりました。
箕輪町の箕輪郵便局でも年賀はがきの販売が始まり、さっそく買い求める人の姿が見られました。
箕輪郵便局によると、販売開始となった1日だけで2千枚以上の年賀はがきを販売したということです。
パソコンでオリジナルの年賀状を作るインクジェットプリンター用や、切手部分にディズニーキャラクターがデザインされたものが人気だということです。
年賀はがきの販売枚数は年々減少傾向にありますが、箕輪郵便局では、例年並みの24万枚を販売目標にしているということです。
年賀状の受け付けは12月15日からで、箕輪郵便局では「年賀状が元旦に届くよう、12月25日までに投函してほしい」と話しています。 -
ソフトバレーボール 第8回PRAIA杯
ソフトバレーボールフェスティバル「第8回PRAIA杯」が、伊那市の勤労者福祉センター体育館などで、30日から始まりました。
大会は誰でも気軽に楽しむことができるソフトバレーを通じて参加者同士交流を深めてもらおうと、伊那市長谷のソフトバレーチーム「はせくらぶ」が毎年開いています。
この日は県内外から72チームが参加し、40歳以上の「トリムシルバー」と、年齢制限なしの「トリムフリー」の2部門に分かれて予選を行いました。
「トリムシルバー」の部には、女子バレーボール元日本代表の丸山(旧制:江上)由美さんや、ビーチバレーの元日本代表監督の岩本洋さんのチームが出場して試合を盛り上げていました。
松本市から参加したある男性は「広範囲からこれだけのチームが参加する大会はあまりない。いろんな地域のチームと交流できた」と話していました。
大会は31日まで開かれていて、31日は決勝リーグの試合が行われる予定です。 -
伊那広域シルバー人材センター20周年記念式典
社団法人伊那広域シルバー人材センターの設立20周年記念式典が27日、伊那文化会館で開かれました。
式典には、センターを構成する伊那市、箕輪町、辰野町、南箕輪村の会員などおよそ600人が出席しました。
式典の中で三澤満男理事長は「高齢者も自覚と誇りをもって自立していかなければならない。健康で生きがいを持って暮らし、地域に貢献していきたい。」とあいさつしました。
伊那広域シルバー人材センターは、平成2年に設立され、およそ720人の会員がいます。
センターでは庭木の選定や農作業などの仕事を請け負っていて平成21年度の受注契約金額は約4億2千万円となっています。
伊那広域シルバー人材センターでは来年度、国の法律改正にともない、公益社団法人へと組織体制が移行することになっていて、情報公開など組織運営の透明性確保に努めていきたいとしています -
チャリティーフィットネスまつり
フィットネスを通じて運動を楽しむイベント「チャリティーフィットネスまつり」が17日、伊那市の富県小学校体育館で行われました。
会場には、市内外からおよそ50人が集まり、フィットネスを楽しみました。
これは、多くの人たちにフィットネスの楽しさを知ってもらおうと、県内各地で活動する5人のインストラクターが今年初めて企画したものです。
イベントは県内4か所で計画されていて、伊那での開催は長野、松本に続いて3か所目です。
参加した人たちは、エアロビクスやヒップホップ、ピラティスなど、インストラクターと一緒に体を動かしていました。
イベント実行委員会の小林美穂代表は「フィットネスは楽しく身体を動かすことのできるスポーツ。多くの人に楽しさを知ってもらいたい」と話していました。
実行委員会は、今回の参加費やグッズの売り上げでAEDを購入し、長野県に寄贈する予定です。 -
花粉飛散 来春は例年より多く、今年より非常に多い
日本気象協会は、来春の花粉の飛散予測の第1報を15日発表しました。
それによりますと、関東甲信地方は、例年より多いか、やや多く、今年と比べると非常に多くなると予測しています。
日本気象協会によりますと、来春のスギとヒノキの花粉の飛散量は、全国のほとんどの地域で、例年より多いか、例年並み、花粉量の少なかった今年に比べると、2倍縲・0倍になると予測しています。
今年の夏は記録的な猛暑となり、日照時間や、降水量などの影響で、花芽が多く形成されたということです。
関東甲信地方は、例年と比べると多いか、やや多い予測で、今年と比べると、非常に多い、5倍縲・0倍の飛散量になると予測しています。
協会によると、過去に猛暑の翌年で、花粉が大量に飛散した2005年よりは、少なくなる予測だということです。 -
阿部知事にBルート要望
JR東海が建設を計画しているリニア中央新幹線について、上伊那地区と諏訪地区の既成同盟会は13日、伊那谷、諏訪経由のBルートでの建設を国に求めるよう阿部守一知事に要望しました。
13日はリニア中央新幹線建設促進上伊那地区既成同盟会会長の、白鳥孝伊那市長と諏訪地区期成同盟会会長の山田勝文諏訪市長らが県庁を訪れ阿部知事にBルート実現に関する要望書を手渡しました。
白鳥、山田両市長は「ルート選定は建設費などの事業者側に立った要素だけでなく地域振興や観光面など公正、公平な審議がなされるよう、国や交通政策審議会等に対して積極的に働きかけてもらいたい」と訴えました。
これに対し阿部知事は「全国的な観点で議論するなかで、地域の振興という視点も大事。県としてもしっかり考えていきたい。」と答えました。
ルート問題などについて検討している国の交通政策審議会鉄道部会中央新幹線小委員会が今月下旬に開催されることになっていて、委員会ではルート別の費用対効果の調査結果が報告される予定です。
委員会では今後、ルートを含めた課題整理に入り、早ければ年内中にも方向性をまとめる方針です。 -
伊那市の唐沢弥生さん県知事賞
第63回県展が松本市美術館で開かれています。
県展では伊那市の唐沢弥生さんの作品が洋画の部門で最優秀賞にあたる県知事賞を受賞しています。
今年の県展は展示会場の巡回はなく、松本市美術館のみで開かれています。
今回は日本画、洋画、彫刻、工芸の4部門合わせて656点が展示されています。
このうち洋画の部門では伊那市の唐沢弥生さんの作品「ある予感」が県知事賞を受賞しています。
唐沢さんは作品について「混沌とした世の中に不安を感じながらも強く生きる女性をイメージして描いた。」と話しています。 -
第2回県議会議長杯 マレットゴルフ大会開催
県内のマレットゴルフ愛好者が集う「秋季マレットゴルフ選手権伊那はびろ大会」が28日、伊那市のマレットパーク羽広で開かれました。
この日は、上伊那を中心に県内各地のマレットゴルフ愛好者およそ190人が集まり、日頃の練習の成果を競いました。
大会は、マレットゴルフ愛好者の親ぼくを図ろうを毎年開かれています。
開催場所を毎年変えて行っていて、今年は伊那市で開かれました。
この日はあいにくの天気となりましたが、参加者は、3、4人ずつのグループでコースを回り、親ぼくを深めていました。