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時短営業要請解除 飲食店は
上伊那地域5市町村の県独自の感染警戒レベルが6日、5から3に引き下げられ、休業や時短営業の要請が解除となりました。
通常営業に戻った飲食店の店主に7日話を聞きました。
伊那市山寺の大衆割烹あぶらやです。
あぶらやでは5月23日からの時短要請期間中、2週間休業していました。
7日から通常営業で、午後11時までの営業を再開しました。
7日は早速常連客が店を訪れていました。
店主で伊那飲食店組合の組合長を務めている宮沢幸一さんです。
伊那市山寺のスナック繭です。
7日から営業を再開しましたが、客足は戻っていないといいます。
なお、県によりますと、先月27日から今月1日まで行われた上伊那5市町村の飲食店従業員対象の無料のPCR検査は、1,011人が受け、全員が陰性だったということです。
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最高気温30度 今季初の真夏日
伊那地域の7日の最高気温は、午後3時38分に30度を記録し今季初めての真夏日となりました。
長野地方気象台によりますと、最高気温30度は7月下旬なみで、今季最高となっています。
向う1週間は、高気圧におおわれて概ね晴れる予報で、最高気温は平年より高い日が続く見込みです。 -
伊那中央RCが社協に12万円寄付 生活困窮者支援に
伊那中央ロータリークラブは、新型コロナによる生活困窮者を支援しようと、伊那市社会福祉協議会に12万円を7日に贈りました。
7日は、伊那中央ロータリークラブの藤澤健二会長ら4人が福祉まちづくりセンターを訪れ、篠田貞行会長に目録を手渡しました。
クラブでは、国連が定めた持続可能な生活目標「SDGs」に向けた取り組みとして、今期「奉仕プロジェクト委員会」を立ち上げました。
委員会の活動として、生活困窮者を支援しようと、今期から10年間、継続的に取り組んでいくことが決まりました。
その1つとして、今回12万円を市社協に贈ったものです。
篠田会長は、「趣旨に沿うよう有効に使っていきたいです」と話していました。 -
日本で最も美しい村推進委員会
伊那市高遠町は現在加盟している「日本で最も美しい村」連合の推進委員会を5月17日に伊那市高遠町総合福祉センターやますそで開きました。
伊那市高遠町は平成27年に「日本で最も美しい村」連合に加盟しました。
連盟加盟から5年目の再審査に臨むため、連携強化を図ろうと推進委員会が開かれたものです。
委員長の白鳥孝伊那市長は「高遠町には桜、石工、高遠そばなどがある。活動を通してさらに広めていきたい」とあいさつしました。
委員会では今年度の事業計画が報告されました。
高遠町16地区の地区名看板を協働のまちづくり交付金90万円を活用して制作するということです。
環境美化活動では除草作業や花壇の手入れなどを行います。
また高遠在来とうがらし保存会が今年3月に発足し、信州の伝統野菜に選ばれた唐辛子を使用した七味唐辛子をメーカーに依頼して製作し販売を行う予定です。
再認定の審査は今年10月に行われることになっています。 -
県シニア大学48人が入学
長野県シニア大学伊那学部の入学式が5月14日に、伊那市の伊那合同庁舎で行われました。
長野県シニア大学は新型コロナウイルスの影響で去年1年間休校となっていました。
2年ぶりの入学式となった今年度は、61歳から82歳までの48人が入学しました。
シニア大学は、高齢者の生きがいづくりや、社会活動をすすめる目的で長野県長寿社会開発センターなどが行っているものです。
新入生を代表して、宮田村の辰野垣雄さんは、「クラスメイトになれば年齢は関係ない。チームワークを大切に学習していきたい。」と抱負を述べました。
シニア大学では、これから2年間で地元の歴史と文化や、地域社会について学ぶということです。
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白鳥市長 買物支援サービス紹介
経済産業省の「全国自治体ドローン首長サミット」が4日オンラインで行われ、伊那市の白鳥孝市長が先進事例としてドローンを利用した買物支援サービスについて講演しました。
ドローン首長サミットは、全国の先進事例を参考に地域が抱える課題解決のヒントにしてもらおうと、経済産業省などが初めて開いたものです。
新型コロナの影響でオンラインによる開催となり、およそ1,100人が視聴しました。
白鳥市長は、ドローンを使った買い物支援サービス「ゆうあいマーケット」の取り組みについて紹介しました。
ゆうあいマーケットは2020年から始めたサービスで、ケーブルテレビの画面からリモコンで商品の注文を行うと、ドローンで拠点まで商品を運び、最後はボランティアが商品を届けるものです。
長谷全域や高遠町の一部の地域で利用できます。
白鳥市長は「この買物支援サービスの導入により、地元スーパーの販路拡大や、地域コミュニティの強化にも一役買っている」と話していました。
サミットの講演では伊那市を含め5つの市の市長が「住宅地などでの目視外飛行」や「火災での情報収集」「橋の点検」などドローンを使った取り組みを紹介しました。 -
旧清掃センター跡地公園に整備
伊那市議会全員協議会が4日開かれで、美原の旧伊那中央清掃センター跡地に公園や屋内運動施設を整備することが報告されました。
旧伊那中央清掃センターは、昭和63年に稼働し、上伊那クリーンセンターの完成に伴い平成31年3月に閉場しました。
現在は、解体工事が行われていて、今年度中に完了する予定です。
跡地の利用については、地域の要望を踏まえ庁舎内検討委員会で整備計画をまとめました。
それによりますと、現在の建物に隣接する公園の老朽化が進んでいるため、遊具や植栽などを再整備し、地域住民の憩いの場となる公園にするとしています。
また、多目的に利用できる屋内運動場を整備します。
他に、災害時の物資搬送の拠点や緊急避難所となる防災公園としても位置付けるとしています。
令和4年度以降に計画を策定する予定です。
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伊那市コロナ1回目接種5,300人
伊那市は、65歳以上の高齢者の新型コロナワクチンの接種状況を4日、公表しました。
5月末現在で対象の2万1千人中およそ5300人が1回目の接種を終えています。
4日は、市議会全員協議会が開かれ、接種状況が報告されました。
伊那市の65歳以上の高齢者はおよそ2万1千人で、このうち半数の1万人の予約を受け付けました。
5月31日までに1回目の接種を終えた人は5319人で、内訳は入院患者が320人、高齢者施設が1110人、個別接種が2934人、集団接種が955人となっています。
予約が済んでいないおよそ1万人を対象に15日の午前9時から電話予約とインターネット予約を再開します。
対象者には往復のはがきで通知します。
前回、予約の電話が繋がりにくかったため、電話回線を8から16に倍増して対応します。
また、インターネット予約については、自宅でインターネットが使えない人のために、市役所や総合支所、各支所などの窓口で受付を行うとしています。
箕輪町は、7日の町議会で南箕輪村は7日の村議会全員協議会で接種状況を報告するということです。
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ローメンの日 今年も中止に
6月4日は、蒸し麺のごろあわせでローメンの日です。
この日に合わせ毎年、伊那ローメンズクラブに加盟する店舗で一斉に行っていた割引サービスは去年に引き続き今年も新型コロナの影響で中止となりましたが、飲食店を応援しようと昼時には多くの人が訪れていました。
伊那の名物ローメンは、蒸した太めの中華麺にマトンなどの肉と野菜を加えたソウルフードです。
伊那市上牧にあるあすなろです。
店主で伊那ローメンズクラブ会長の唐澤正也さんです。
伊那市内を中心とした伊那ローメンズクラブ加盟店28店舗では、毎年6月4日のローメンの日に1杯400円と割引サービスをして提供しています。
新型コロナウイルス感染防止のため、クラブ一斉での割引サービスを2年続けて中止としました。
しかし、あすなろでは、地域の人たちに感謝を伝えたいと、4日、通常650円の並盛を500円で提供しました。
昼時にはローメンを味わう人の姿が見られました。
ローメンの日の割引サービスはクラブ発足の平成9年から行われていて、中止は去年に続いて2回目です。
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丸中産業がSDGsの勉強会
産業廃棄物の収集運搬や処理を行う南箕輪村の有限会社 丸中産業は持続可能な開発目標SDGsの勉強会を5月29日に開きました。
勉強会は伊那支店で開かれリコージャパン株式会社 長野支社の山本修一さんを講師に招き、社員およそ10人が参加しました。
山本さんは長野支社のSDGs推進担当者として4年前から活動しています。
山本さんは「5ミリ以下のプラスチック片は有害物質が付着しやすく魚が食べてしまう」として「レジ袋など自分たちの出すゴミでも生態系が壊されている」と説明していました。
丸中産業は、不用品を集めて発展途上国の教育支援に役立てる取り組みを行っていて、県からSDGsの事業認定を受けています。 -
アリマックス㈱ 知育クラフト開発
段ボールを中心にパッケージの企画・製造・販売を行う伊那市狐島のアリマックス㈱は、組み立てて脳を鍛える知育ペーパークラフトを開発しました。
知育ペーパークラフト「エコ球 パートⅢ」は、型紙から20個のパーツを外して組み立てます。
伊澤 芳夫社長に組み立ててもらいました。
スタッフの戸田 佳代子さんに手伝ってもらって完成しました。
使用しているのはカラフルな段ボール。ピンク色の素材は、広島平和記念公園に贈られた折り鶴を再利用し配合して作られた段ボールです。
アリマックスを訪ねてまず目に入ったのは、歓迎のボード。社内見学も随時受け付けています。
応接室にあるソファーは段ボールでできています。ローテーブルや壁も実は段ボールです。
アリマックスでは、知育クラフトや社内見学を一つのきっかけに、コロナ禍の中でも、新たな仕事につなげていきたいとしています。
エコ球パートⅢは、数に限りはありますが希望すればもらえるということです。
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栗林秀吉さん 伊那市society5.0アドバイザーに
伊那市は、ICTやIoTなどのデジタル革新により様々な課題を解決しようとする「society5.0」の取り組みを推進していますが、その事業に対して助言し、進捗を分析するアドバイザーに、伊那市富県の栗林 秀吉さんを委嘱しました。
3日は、白鳥孝市長から、栗林さんに委嘱状が手渡されました。
栗林さんは伊那市富県在住の74歳です。重機の大手メーカー株式会社小松製作所の子会社で社長などを務めてきました。
現在は、伊那市の新産業技術推進協議会会長を務めています。
伊那市がsociety5.0推進アドバイザーを委嘱するのは今回が初めてです。
伊那市が提案した「環境」と「経済」が新産業技術で親和する都市「スーパーエコポリスプロジェクト」が、国の地方創生推進交付金の全国の4か所の一つに選ばれました。
プロジェクトは、担い手不足をロボットで補ったり、ドローンを多方面で活用するなど6つの柱となる事業を構築するもので、今年度から5年間の7億5千万円のプロジェクトです。
栗林さんは、このプロジェクトに対し、助言や、課題検証を行います。
栗林さんの任期は、事業が終了するまでとなっています。
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春日千定(かすがせんてい)さん宅のバラが見頃
伊那市西春近の春日千定さん宅のバラが見頃を迎えています。
春日千定さんは、20年前に自宅の庭にバラ園を開園しました。
現在は150種類、およそ500本のバラが植えられています。
園内には、バラの育て方などを学ぶことができる建物「薔薇空間」もあります。
バラは今が見頃で、今月中旬まで楽しめるということです。
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はらぺこ園児たちが田植え
伊那市東春近のNPO法人 山の遊び舎はらぺこの子どもたちは富県の田んぼで1日に田植えをしました。
1日は園児や保護者などおよそ50人が田植えを行いました。
はらぺこでは、富県の小森健次さんの田んぼおよそ100平方メートルを9年前から借りています。
小森さんから目印に沿って真っすぐに苗を植えるよう教えてもらうと子供たちは一列に並んで手で苗を植えていきました。
はらぺこでは野外保育を行っていて、地域とのつながりや自然と関わりを大切にしているということです。
1日に植えた苗はコシヒカリで20分ほどで植え終わりました。
9月下旬頃に収穫をし、祖父母参観の時に畑で収穫した野菜と一緒に食べる予定だということです。 -
下島連(むらじ)翻訳の歴史書 母校に寄贈
旧制伊那中学校、現在の伊那北高校の卒業生で終戦直後から翻訳家として活躍した下島連が翻訳を行ったイギリスの書物「歴史の研究」全25巻が2日母校に寄贈されました。
2日は本の所有者で駒ヶ根市の吉澤康道さんと、連の甥の下島大輔さんが伊那北高校を訪れ、酒井茂同窓会長と埋橋浩校長に「歴史の研究」を手渡しました。
吉澤さんと下島さんは親戚で、伊那北高校が100周年を迎えたことから、生徒達の見聞を広めてもらおうと本を寄付する事にしました。
下島連は旧制伊那中学校を大正15年に卒業し、昭和21年からは連合軍総司令部に、昭和30年からはアメリカ大使館に勤務し、ジョン・F・ケネディの著書などの翻訳を行いました。
財界の有力者からの依頼を受け昭和37年から10年かけ、イギリスの歴史研究家のアーノルド・トインビーの著書「歴史の研究」の翻訳を行いました。
「歴史の研究」は世界各地の文明の発生から衰退までを論じたもので全部で25巻あり、今回はその全巻が伊那北高校に寄贈されました。
寄贈された本は図書館で保管され、閲覧方法については検討していくという事です。
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信越総合通信局長表彰 受賞
伊那ケーブルテレビジョンは情報通信分野の発展に貢献したとして情報通信月間信越総合通信局長表彰を受賞しました。
電波の日の1日、長野市の総務省信越総合通信局で電波の日・情報通信月間の表彰式が行われました。
式典では表彰状の伝達式が行われ信越総合通信局の杉野勲局長から伊那ケーブルテレビの向山賢悟社長に賞状が贈られました。
伊那ケーブルテレビは伊那市と連携しテレビのリモコンを使って買物や公共交通の予約などの生活サービスを提供するICTライフサポートチャンネル構築事業に取り組み、地域の情報通信の発展に貢献したとして表彰されました。
電波の日は昭和25年6月1日に電波法、放送法などが施行されたことを記念して設けられた日です。
式典では伊那ケーブルテレビを含めて7団体と2個人が表彰されました。
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コロナ長期化で伊那バス窓口短縮
新型コロナの影響が長期化する中、伊那市の伊那バス株式会社は、1日から窓口の営業時間を短縮しました。
伊那市の伊那バスターミナルです。
窓口にはシャッターが下ろされています。
1日から窓口の営業時間が短縮となりました。
これまで午前5時40分~午後7時25分だったのが3時間短縮し、午前7時15分~午後6時までとなります。
伊那バスでは、高速バスの利用者が去年3月以降、例年の8割~9割減の状態が続いています。
新宿線は現在16往復が6往復に減便していて、他の路線も全便運休や減便しています。
新型コロナの影響が長期化し、国からも人の移動の自粛が求められる中、伊那バスではコストの削減に踏み切りました。
なお、営業時間外の乗車券の購入は、車内もしくは待合室の券売機、またはインターネット予約サイトで可能だということです。
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衣替え 夏服で登校
6月1日、今日は衣替えです。
伊那市の伊那西高校の生徒は、夏服で登校していました。
伊那西高校の生徒たちは白のセーラー服にチェックのスカートの夏服で登校していました。
カーディガンを羽織った生徒も多くいました。
校舎前の花壇ではバラが満開となっていました。
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上伊那レベル5 時短要請下の飲食店は・・・
県独自の警戒レベル5となっている上伊那地域で、飲食店は、時短要請や休業要請により売り上げに応じた協力金はあるものの苦境に立たされています。
伊那市の飲食店が立ち並ぶ中溝通りです。
平日の夜とは言え、出歩く人はみあたりませんでした。
飲食店には、時短営業や休業を知らせる張り紙が目立ち、夜営業する店はごくわずかです。
午後6時過ぎ、伊那市駅近くの居酒屋安兵衛。
この店では、時短要請で午後8時までの営業です。
戦後に開業し、2代目の加藤俊英さんは、82歳。
時短営業下でも常連客が店を支えています。
伊那市駅近くのラーメン店原点。
時短要請の午後8時を前に暖簾をおろし店じまいです。
平成5年に始めたラーメン店、こんな異常事態は初めてだと話します。
県によりますと、ここ1週間の上伊那の新規感染者数は、前の週と比べて7割減となっていて、このまま減少傾向が続けば、5月23日から始まった飲食店への時短要請は、当初の予定通り今週末の6月5日に終了となる見通しです。 -
南箕輪村 人口増加数・率ともに県内トップ
去年10月1日現在で実施した令和2年国勢調査の結果南箕輪村が人口増加数、人口増加率ともに県内でトップとなりました。
人口が増加した市町村のうち増加数が最も多い南箕輪村は前回調査が行われた平成27年と比べて754人増で人口は1万5,817人となっています。
次いで茅野市が588人増、御代田町が379人増となっています。
増加率では南箕輪村が5%で最も高く、次いで御代田町が2.5%、原村が1.6%となっています。
伊那市は2,160人減で人口は6万6,111人、増減率はマイナス3.2%。
箕輪町は260人減で人口は2万4,981人、増減率はマイナス1%となっています。
県全体では4万9,121人減で人口は204万9,683人で増減率はマイナス2.3%となっています。
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いななき学舎 芦部さん憲法学を学ぶ
駒ヶ根市出身で東京大学の教授を務めた憲法学者・芦部信喜さんついて書かれた本「芦部信喜 平和への憲法学」の公開読書会が伊那市の伊那図書館で30日開かれました。
読書会では、著者で信濃毎日新聞社の編集委員の渡辺秀樹さんが話をしました。
渡辺さんは、国会中継をきっかけに、2018年から信濃毎日新聞で芦部さんの連載を行い、「芦部信喜 平和への憲法学」を出版しました。
去年、新型コロナで国が緊急事態宣言を出し学校が一斉に休校となりました。
渡辺さんはこの事に対し「(休校の判断は)県や市町村の教育委員会で話し合うべき事だ」と話し、「国からの指示に対して言われるがまま従うのでは何の為の地方自治かわからない。このままではあやうい状況だ」と話していました。
この読書会は、伊那図書館と地域に根差した活字文化の振興を目的に活動している市民団体「いななき学舎」が開いたもので、およそ20人が参加しました。 -
伊那市が学生応援便を家族に手渡し
伊那市は新型コロナ感染拡大により影響を受けている市出身で市外に在住している学生を応援しようと食料品を詰め合わせた応援便を27日から市役所で家族に引き渡しています。
応援便は地元企業の食料品を詰め合わせたものです。
Aセットは米2㎏、生そば、即席みそ汁、炊き込みご飯の素、寒天製品、高野豆腐です。
Bセットは五平餅、ローメン、即席みそ汁、寒天製品、パン、高野豆腐です。
対象は伊那市出身で市外在住の18歳以上の学生です。
27日は事前に予約をした学生の家族に2種類の中から好きなセットを渡しました。
その後、家族から学生に郵送してもらうことになっています。
伊那市は新型コロナの影響でオンライン授業や在宅学習を余儀なくされている学生に対して地元からエールを送りたいと行っています。
今回で第3弾となります。
引き渡しは伊那市役所1階 103会議室で、29日までです。
時間は午前9時から午後8時までとなっています。 -
南信工科短大 学生作品展示
南箕輪村の南信工科短期大学校の学生が課題授業で製作した作品が伊那市役所1階市民ホールで展示されています。
会場には、電気・制御技術科の2年生と今年卒業した学生それぞれが共同製作した作品7点が展示されています。
このうち、電気・制御技術科の2年生は、課題授業の中でイルミネーションをテーマに1年生の時から作品を製作してきました。
音楽に合わせて120個のアクリル板が光る物やパネルの上を歩くと光が変わる物など、趣向をこらした作品となっています。
他に、手描きの絵が画面上の水槽に映し出される作品もあります。
また、卒業生の作品は、センサーで階段を認知し上り下りを電動でアシストする3輪キャリアカーや発電しながら走行できる電動バイクなど3点を展示しています。
展示は、地元の学生の技術の高さを知ってもらいたいと伊那市が開いたものです。
南信工科短期大学校の学生が製作した作品は、来月18日まで伊那市役所1階市民ホールで展示されます。
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伊那市コロナ予算案8千万円
伊那市は、新型コロナ対策第15弾として、低所得の子育て世帯への支援や若者の帰省時のPCR検査などを盛り込んだ8千万円を追加する補正予算案を来月4日に開会する6月定例会に提出します。
28日開かれた定例記者会見で白鳥孝市長が概要を話しました。
新型コロナ対策第15弾の予算規模は、およそ8000万円となっています。
低所得の子育て世帯への生活支援特別給付金の支給に、およそ6100万円。
県外に居住する若者が帰省する際のPCR検査などの費用の一部補助に1000万円。
コロナ禍により利用者が減少し収益が悪化しているジェイアールバス関東株式会社が運行する「高遠線」の支援に500万円。
子ども食堂やフードバンク事業の充実に370万円となっています。
新型コロナウイルス感染症対策予算案第15弾は、来月4日に開会する伊那市議会6月定例会に提出されます。
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伊那市子どもの未来応援隊 登録を
伊那市は、子どもが希望をもって暮らせる環境を作ろうと、
企業・団体・個人が登録して支援を行う「伊那市子どもの未来応援隊」を立ち上げました。
28日は、市役所で定例記者会見が開かれ白鳥孝市長が概要を説明しました。
新型コロナが長引く中、伊那市では子どもの貧困や孤立が課題となっています。
すべての子どもが希望をもって笑顔で暮らせる環境を作ろうと伊那市では、子どもの未来応援隊を立ち上げました。
登録制となっていて、企業や団体・個人が子ども食堂や学習支援、文房具や衣類品の提供、キッチンカーによる食事の提供など、できる支援活動に参加する仕組みです。
また、食材の調達や在庫管理から、子ども食堂に提供するまでのシステムを構築し、安定的に食材を提供するフードバンク伊那を立ち上げます。
これらの事業は、伊那市社会福祉協議会に委託し国の補助金を活用して行います。
社協では、登録者とのマッチングや食品の管理などを行います。
伊那市によりますと市内で子ども食堂に取り組んでいるのは10団体ほどで今後は、各団体の連携を図っていきたいとしています。
子どもの未来応援隊への登録は、伊那市のHPで28日から受け付けています。
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イベント中止情報
新型コロナの影響によるイベントの中止情報です。
6月18日(金)から伊那市のかんてんぱぱホールで予定されていた、石田克成 籐工芸展は中止となりました。
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鎌倉國光さん撮影 石仏写真展
駒ケ根市の鎌倉國光さんが撮影した石仏の写真展が、伊那市のいなっせ2階展示ギャラリーで開かれています。
会場には、江戸時代の高遠石工「守屋貞治」が山梨県北杜市にある海岸寺に残した石仏の写真42点が飾られています。
鎌倉さんは50年近く前から写真を始め、今回の写真展は2017年に開かれた「海岸寺・貞治仏の世界PartⅠ」の第二章です。
写真展は6月1日まで、伊那市のいなっせ2階展示ギャラリーで開かれています。
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「伊那市寺子屋」市内4か所に開設
伊那市教育委員会は不登校の小中学生が通う中間教室「やまびこ学級」の分室「伊那市寺子屋」を市内4か所に開設する計画です。
中間教室「やまびこ学級」は伊那市中央にあり不登校や少人数での学習を希望する小中学生17人ほどが利用しています。
自立支援の場として元教諭が常駐していて学習指導などにあたっています。
今月17日から午後8時半までの夜間も教室を開き、26日までに5人が利用しているということです。
27日に伊那市教育委員会の定例会が市役所で開かれこの中間教室の分室、伊那市寺子屋を市内4か所に開設する案が示され承認されました。
新たに開設されるのは、西箕輪、高遠町、手良、東春近で場所はその地区の公民館や図書館が活用されます。
西箕輪が月曜日、高遠町が火曜日、手良が水曜日、東春近が木曜日の週1回で時間は午後1時から午後4時までです。
寺子屋開設は来月15日を予定していて市教育委員会ではこれまで遠くて通うことができなかった児童生徒が一歩踏み出し活動できる場にしていきたいとしています。 -
飲食店勤務者の無料PCR検査始まる
新型コロナウイルスの感染警戒レベルが5となっている上伊那5市町村の飲食店で働く人たちを対象にした長野県の無料PCR検査が27日から始まりました。
伊那市と駒ケ根市の2か所で行われ伊那市は伊那市営野球場が会場となりました。
ドライブスルー方式で行われ検査に訪れた人たちが検査方法について説明を受けていました。
検体となる唾液を採取するもので結果について伊那市内の店舗は陽性の場合のみ3日以内に保健所から連絡が入りそれ以外は結果にかかわらず連絡があるということです。
上伊那地域は今月13日から19日にかけて人口10万人当たりの新規陽性者数が22.27人となり県の基準により20日に伊那市、駒ケ根市、箕輪町、南箕輪村、宮田村がレベル5にひきあげられました。
また変異株の検査で12人中11人が陽性となり変異株への置き換わりが急速に進んでいるということです。
これらから県は該当地域で酒類を提供する飲食店に午後8時までの時短営業を要請しています。
飲食店に勤務している人を対象にした無料のPCR検査は予約制で土日を除く来月1日まで行われます。
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伊那市と大塚製薬が包括連携協定締結
伊那市は市民の健康維持・増進や山岳観光の環境保全などについて医薬品や食料品を製造販売する大塚製薬株式会社と包括連携協定を27日に締結しました。
27日は市役所で締結式が行われ、白鳥孝市長と大塚製薬株式会社 大宮支店 長野出張所の永田輝樹所長が協定書を取り交わしました。
市民の健康維持・増進やスポーツ振興、エコツーリズム山岳観光の推進、災害対策などで連携協力していくということです。
大塚製薬と自治体の締結は、県内では5か所目となります。
大塚製薬が春の高校伊那駅伝でスポーツ飲料を提供していることがきっかけだということです。
伊那市と独自の連携となるエコツーリズム山岳観光の推進では、熱中症対策の情報提供や伊那市が取り組む脱プラスチックに合わせて、スポーツ飲料を袋入り粉末を溶かし利用することでゴミ削減を目指します。
白鳥市長は「医薬品開発のノウハウを提供いただき、市民がいきいきと暮らしていけるよう連携していきたい」と話しました。
大塚製薬では災害時に必要な物資についても積極的に支援できる体制づくりを行うということです。