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池上晃さん宅藤の花見ごろ
伊那市狐島の池上晃さん宅では、藤の花が見ごろを迎えています。
植えてから15年経つという藤の花は今週いっぱい楽しめるということです。
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子ども食堂運営で意見交換
伊那市内で子ども食堂を運営する団体と伊那市の意見交換会が22日市役所で開かれました。
意見交換会は同じ課題に取り組む団体が集まることで互いに情報を共有し今後の運営に役立てようと開かれたもので12の団体が出席しました。
冒頭のみ公開された意見交換会では団体から「食材を安定的に確保できるようにしてもらいたい。」といった要望のほか、調理道具をそろえるための費用やボランティアへの謝礼について補助を求める声が上がったということです。
伊那市では今回の要望を受けどんな形で支援できるか検討していくことにしています。
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高遠のクロモジルームスプレー試作
伊那市の高遠町藤澤里山再生協議会は元地域おこし協力隊の澤広行さんと協力し、高遠町で採取したクロモジとアカマツを使ったルームスプレーを作りました。
こちらがルームスプレーです。
高遠町で採取したクスノキ科の落葉樹クロモジとアカマツから作ったアロマウォーターと精油をブレンドしたもので、すっきりとした香りが特徴です。
この商品は、アロマセラピストで元伊那市地域おこし協力隊の澤さんが企画しました。
商品名は「延命香」で、澤さんが高遠石工のPRに取り組んでいたことから、水上にある延命地蔵菩薩から名付けました。
この日はほかに、調理用のクロモジ塩とクロモジほうじ茶、アカマツ黒豆茶の試作品もお披露目されました。
クロモジは、枝が漢方薬にも使用されていて、さわやかな香りが特徴です。
高遠町藤澤里山再生協議会では、地域活性化につなげようと、商品開発を進めています。
製品は協議会が農林水産省の農山漁村振興交付金の採択を受け試作したものです。
試作品は、5日藤沢の区長会でお披露目されました。
住民から意見を聞いて改良し、2年後の商品化を目指すということです。
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伊那公園 緑色の桜「御衣黄」見ごろ
伊那市中央の伊那公園では、緑色の花を咲かせる桜「御衣黄」が見ごろとなっています。
御衣黄は、去年より2~3日早く咲き始め、21日に満開となりました。
緑色の花は、だんだんと黄色になり、最終的には赤っぽくなって散るということです。
緑色の桜は、今月いっぱい、赤くなって散る様子は、5月の連休まで楽しめるということです。
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福島の佐藤さん ぶどう植える
東日本大震災の影響で福島県から伊那市に移住した果樹農家、佐藤浩信さんは、西箕輪の畑にぶどうの棚を作り、20日に苗を植えました。
この日は、生で食べる品種 シャインマスカットとクイーンルージュの苗、合わせて31本を植えました。
佐藤さんは、福島第一原発事故の風評被害により果物が売れなくなることを見越して、震災直後に伊那市に移住してきました。
西箕輪の畑で桃やリンゴ、柿を栽培していますが、おととしの台風19号で大きな被害を受けたことから、風害を受けにくいぶどう栽培に取り組むことを決めました。
新たに畑を借り35アールでぶどうを栽培します。
佐藤さんは、根を丁寧に土の上に伸ばし、苗を植えていました。
ぶどうは早ければ2年後には収穫できるということです。
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高校再編 学びのイメージ意見交換
伊那市の伊那北高校と伊那弥生ケ丘高校を再編統合する、新たな高校の再編実施計画策定に向け地域の意見を聞く懇話会が20日伊那合同庁舎で開かれました。
20日は伊那合同庁舎で第4回伊那新校再編実施計画懇話会が開かれ、出席者が新しい学校の学びのイメージについて意見を出し合いました。
出席者からは「地域の経済環境を具体的に知る授業を行ってほしい」「郷土愛を学ぶ事は、将来、人としての土台に繋がる」など、地元に目を向けた学習を取り入れていくことが大切だといった意見が多く出されていました。
20日の会議では、新しい高校の場所や校舎などについて検討する「校地検討部会」から基本方針が報告されました。
新しい高校の校地については、「原則として現在の伊那北か弥生の校舎の活用を前提に、学習環境の点から1か所とする事を基本に検討を進めていく」という事です。
新しい高校の場所や校舎については検討部会で意見を交わし、県教委で判断し公表するとしています。
次回の懇話会は5月28日に開催される予定です。
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南アルプス林道バス 今年度は運行
伊那市は、昨年度運休となっていた南アルプス林道バスについて、今年度は感染防止対策を行い25日から運行を開始します。
運行開始となるのは、南アルプス林道バスの戸台口から歌宿までです。
歌宿から北沢峠の間は、去年7月の大雨の影響で通行できない状態で、6月15日以降復旧でき次第開通するということです。
今年度は車内を換気し、バスの定員28人に対しておおむね20人を目安として運行するということです。
山小屋は、定員を半分に制限し、完全予約制で営業します。
対象となるのはこもれび山荘、仙丈小屋、塩見小屋、大平山荘、長衛小屋です。
カーテンやパネルなどで仕切りを作るなどの対策をとるということです。
南アルプス林道バスは25日(日)から運行開始となります。
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高遠さくら祭り 入園者数過去最少
今年の伊那市の高遠城址公園さくら祭りの有料入園者数は、昭和58年以降最も少ない6万8,650人でした。
20日伊那市役所で開かれた定例記者会見で、白鳥孝市長が数字を発表しました。
今年の高遠城址公園の有料入園期間は開花後の3月29日から4月11日までの14日間で、有料入園者数は6万8,650人でした。
入園者数は、有料入園化した昭和58年以降最も少なくなっています。
なお過去2番目に少ないのは平成30年度の11万9,747人です。
市営駐車場を利用した大型・中型バスは88台で、前回の平成31年度の1,423台と比べ6%ほどにとどまりました。
それに伴い、団体客も前回の4%未満だったということです。
また、今回は開花が3月26日、散り終わりは4月11日と、開花・散り終わりとも昭和58年以降最も早くなりました。
このほかに、さくら祭りの低炭素社会への取り組みとして、出店者にプラスチック製の容器やスプーンなどの削減を呼び掛けたところ、14店舗のうち9店舗の協力が得られたということです。
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伊那市西箕輪で山林火災
伊那市西箕輪で20日山林火災がありました。
これによるけが人はいませんでした。
伊那警察署の発表によりますと火事は午前10時50分ころ確認され伊那市西箕輪の山林約2万5,000平方メートルを焼き午後1時53分に鎮火しました。
この火事によるけが人はいませんでした。
伊那署では出火の原因について調べをすすめています。
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アユの稚魚を放流
天竜川漁業協同組合はアユの友釣りの解禁を前に16日伊那市の天竜川などでアユの稚魚を放流しました。
稚魚は琵琶湖産で体長およそ8センチ、重さは8グラムほどです。
伊那市の水神橋近くなどでバケツやホースを使って450キロ分を放流しました。
アユの友釣りはエサとなる珪藻がある場所をほかのアユから守る習性を利用して釣るものです。
今年は梅雨に入る前に釣りが始められるように解禁日は例年より1週間ほど早い6月12日となっています。
天竜川漁業協同組合では今年度2,000キロ分およそ25万匹の放流を計画しています。
アユ釣りの遊漁料は年間券が8,800円、日釣り券が2,200円となっています。
アユの友釣りの解禁日は6月12日の午前6時を予定しています。
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郷土史家 竹入弘元さん 死去
伊那谷における石仏研究の第一人者で、伊那ケーブルテレビでも長年にわたり番組に出演していただいた郷土史家、竹入
弘元さんが18日に亡くなりました。
89歳でした。
竹入さんは、辰野町出身で高校教諭時代から伊那谷の石仏調査を始め、昭和51年にはそのまとめとなる350ページ超える本、伊那谷の石仏を刊行しました。
伊那市文化財審議委員会委員長時代には、伊那ケーブルテレビの番組にもレギュラー出演してもらい、親しみやすい語り口調で石仏の歴史やなりたちを伝えていただきました。
番組は、2009年から2016年まで8年にわたり放送しました。
竹入さんは、井上井月の研究にも携わり、一般社団法人井上井月顕彰会副会長、一般社団法人高遠石工研究センターの名誉会長でした。
葬儀は、21日午後2時から伊那市西町の平安祭典さくらホールで近親者で執り行われます。
弔問受付は、午後0時45分から1時45分です。 -
やきもち踊り 2年ぶりに奉納
県の無形民俗文化財に指定されている伊那市山寺の「やきもち踊り」が18日白山社・八幡社合殿で2年ぶりに奉納されました。
羽織、袴姿で、足を高くあげ、飛び跳ねるようにして踊る「やきもち踊り」。
このユーモラスな踊りは、県の無形民俗文化財に指定されています。
伊那市山寺にある白山社・八幡社合殿で、地元住民でつくる保存会、20人が踊りを奉納しました。
去年は新型コロナの影響で中止した為、2年ぶりとなります。
感染防止対策として、マスクを着けて踊り、踊りと踊りの合間に行う酒盛りを、通常の2回から1回に減らしました。
酒盛りでは、キセルで刻み煙草を吸いながら、鮎の串焼きを肴にどぶろくを酌み交わしました。
最後の酒盛りを終えると、中踊りと後踊りが行われます。
後踊りが終わると、踊り手たちは一斉に逃げ出します。
逃げ遅れると厄病にかかると言い伝えられていて、先を競って鳥居の外に駆け出しました。 -
山寺に福祉の拠点施設竣工
老朽化に伴い新たに建設が進められていた伊那市の福祉まちづくりセンターが完成し現地で16日、竣工式が行われました。
新たに建設された福祉まちづくりセンターは、伊那市山寺の保健センターなどがある敷地内に建設されました。
16日は、伊那市や区の関係者ら40人が出席し、テープカットなどをして完成を祝いました。
建物の老朽化に伴い、伊那市がこれまでの建物の隣に新たに建設したものです。
鉄骨づくり3階建てで、延床面積はおよそ2500㎡、総事業費は、10億円となっています。
地元産のヒノキやアカマツなどをふんだんに使用し、研修室や相談室・調理実習室の他、地域住民や施設利用者の交流の場となるスペース・喫茶コーナーも設けました。
また、隣接する伊那市保健センターと連結もしています。
1階には、伊那市社会福祉協議会や市の福祉相談課の事務所が入り、福祉に関する複合的な課題に対し包括的に対応できる体制を整えました。
福祉サービスを必要とする団体などの活動の支援や、福祉活動の担い手育成の推進も図ります。
新しく建設された福祉まちづくりセンターは、5月6日に開所する予定で、これまでの建物は年内に取り壊すということです。
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やまとわ 「ふるさと名品オブ・ザ・イヤー」入賞
伊那市の木工業・株式会社やまとわのアカマツのブランド化を目指す取り組みが「ふるさと名品オブ・ザ・イヤー」で入賞しました。
16日は「やまとわ」の中村博社長らが市役所を訪れ、白鳥孝市長に受賞の報告をしました。
「ふるさと名品オブ・ザ・イヤー」は旅行会社などでつくる実行委員会が主催するもので、地域の将来を支える名品や、それらを実現する取り組みを表彰するものです。
昨年度は全国から208件の応募があり、入賞となる地方創生賞にはやまとわの他7団体が選ばれました。
やまとわはアカマツのブランド化に取り組んでいて、アカマツ材を使った家具ブランドの立ち上げや、薄く削った経木の販売を行っています。
新しい商品を開発・販売する事で、木材としてのアカマツの価値を高め、森林整備につなげたいとしています。
中村社長は「地域に豊富にあるアカマツを収穫、活用し、森林を更新するモデルを築いていきたい。」と話していました。
白鳥市長は「国内産の木材が見直され、持続可能な使い方をしていく、こうした取り組みに注目が集まっている」と話していました。
やまとわでは、今年度、地元産の広葉樹を使ったオフィス家具も発表する予定です。
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FAITH28日2枚目のアルバム発売
伊那市発の4人組バンドFAITHが今月28日に2ndフルアルバムをリリースします。
これに合わせメンバーがリモートでアルバムリリースに向けた意気込みを語りました。
14日は、伊那市役所でリモートによる合同取材が行われました。
中高生の人気を集めるFAITHは、上伊那出身の男女4人組バンドで、2015年に伊那市のライブハウスに集まり結成しました。
去年1月に1stフルアルバムでメジャーデビューしました。
今日は、メンバーが2ndフルアルバムリリースに向けた意気込みやコロナ禍で制限のかかった去年の活動を振り返りました。
メンバーは、ツアーが出来なくて苦しい思いもしたが、去年1年間は曲作りに専念しより幅がある曲ができた」などと話していました。
またコロナ禍で部活動や勉強に励む中高生に向けたメッセージを送りました。
日々の失敗を愛せるような思いで作ったというFAITHの2ndフルアルバム「Sweet Error」は、今月28日に発売されます。
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井月を偲び清水庵で吟行
伊那市手良の住民でつくる井上井月を偲ぶ句会は13日手良中坪の清水庵で俳句を作りました。
日は井上井月を偲ぶ句会の会員6人が清水庵で吟行をしました。
井上井月は幕末から明治にかけて伊那谷を放浪した俳人です。
井月は清水庵で地元の人と句会を開いたとされていて、「旅人の我も数なり花ざかり」と詠んだ井月の句碑が建立されています。
13日は句会のメンバーが周辺を散策しながら俳句を詠みました。
会のメンバーは、境内にある八重桜や椿の花を題材に「八重桜清水庵に映えている」や「庵椿義父が実をまき庭に咲く」などの句を詠んでいました。
今回詠んだ句は手良公民館に展示されるということです。
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伊那署が特殊詐欺防止で劇団結成
伊那警察署は特殊詐欺被害の防止対策として啓発活動を行う「劇団いーな」を結成しました。
「劇団いーな」では詐欺の手口について説明する動画配信を始めます。
15日に伊那警察署で劇団結成のあいさつと動画の上映会が開かれました。
劇団は伊那署地域課直轄警ら隊17人で構成されていて役者のほか、音響、ナレーションなど役割分担をしています。
特殊詐欺の被害が後を絶たないことから詐欺の手口を分かりやすく説明し被害防止につなげようと結成されました。
動画では詐欺グループをキツネで被害にあった高齢者をウサギで表現していてその手口を紹介しています。
詐欺被害防止の映像は長野県警のホームページで公開する予定で「劇団いーな」では今後交通事故抑止に関する動画も作る予定です。
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駒嶽神社の桜が見頃迎える
伊那市荒井内の萱にある駒嶽神社の桜が見頃を迎えています。
駒嶽神社がある伊那市荒井内の萱は信州そば発祥の地として知られています。
舞台裏の枝垂れ桜などが15日見頃を迎えています。
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イベント延期情報
新型コロナウイルスの影響による、イベントの延期情報です。
18日(日)に伊那市内で予定されていた天竜川漁業協同組合のこども釣り体験教室は延期となりました。
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信州アルプスシニア合唱祭 伊那で開幕
全国のシニア世代の合唱団が出演する「信州アルプスシニア合唱祭 ゴールデンウェーブin伊那」が伊那市の伊那文化会館で14日から始まりました。
初日の14日は、伊那市のザ・シワクチャーズ伊那やアルプス男声合唱団など5団体が出演し、歌声を披露しました。
このうち、ザ・シワクチャーズ伊那は、伊那市の名誉市民で作曲家・故高木東六さんの「母のねがい」など2曲を披露しました。
この合唱祭は、ザ・シワクチャーズ伊那が、横浜で開かれていた国際シニア合唱祭に出演していた事が縁で、伊那で開かれる事になりました。
横浜の会館が改修を行う今年と来年、伊那で開かれるという事です。
また上伊那の40代から80代の男性でつくる、アルプス男声合唱団は、力強い歌声を披露しました。
合唱祭は14日と15日の2日開かれる予定で、15日は午後0時50分開演で神奈川や愛知、沖縄などの団体が出演する予定です。 -
富県小学校自転車クラブ 発足
伊那市の富県小学校で自転車クラブの発足式が14日行われました。
発足式は始業前の午前7時半から体育館で行われ、メンバーの児童や指導する伊那交通安全協会の役員らが参加しました。
発足式を終えると、6年生と5年生のメンバー4人が練習を行いました。
実技を指導するのは20年近くボランティアでコーチを務める元警察官の森下寿美さんです。
警察を退職後、交通指導員に任命された事がきっかけで長年コーチを務めています。
自転車クラブは子ども達に正しい自転車の乗り方や交通ルールを学んでもらおうと長野県交通安全協会が呼びかけ昭和40年代に始まりました。
自転車クラブがある学校は年々減少し、上伊那では富県小学校1校だけとなりました。
クラブ長の吉澤真司君は「苦手な筆記試験を克服し、県大会優勝を目指したいです」と話していました。
富県省の自転車クラブは7月の県大会にむけ、毎朝練習を続ける予定です。
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桜守育成講習会 植樹方法学ぶ
日本一の桜の里づくりを進める伊那市の「地域桜守の育成講習会」がこのほど伊那市役所で開かれ、受講生が植樹方法について教わりました。
講習会は、去年6月から6回開かれ最終日のきょうは市役所で、タカトオコヒガンザクラを植樹しました。
講師をつとめる、伊那市振興公社の桜守・西村一樹さんです。
西村さんは「黒土で水はけのよい場所を選ぶようにする」「10年、20年先を見据え、苗木の間隔は10メートル程あけると良い」などとアドバイスしていました。
8期生となる前年度は市内の60代~70代の男性4人が受講しました。
受講したある男性は「地域の桜が絶えないよう、地域桜守として見守っていきたい」と話していました。
伊那市内には1万2千本の桜があり、市では46人の地域桜守と連携し、維持管理を行っています。
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連日陽性者確認で伊那市が対策本部会議 開催
伊那市は、市内で連日新型コロナウイルスの陽性者が確認されていることをうけ対策本部会議を13日に開き、感染防止対策を徹底していくことを再確認しました。
会議は冒頭のみ公開で開かれ、白鳥孝市長は「県と連携を図りながら、医療体制が維持できるようこれ以上の感染拡大を防いでいきたい」と話していました。
市では、今後レベルがさらに引き上げられた場合には、対策の強化を検討していくとしています。 -
高砂中学校で今年も桜咲く
伊那市の東部中学校が東日本大震災で被災した宮城県仙台市の高砂中学校に贈ったタカトオコヒガンザクラが、震災から10年となった今年も花を咲かせました。
高砂中で4月1日に撮影されたタカトオコヒガンザクラです。
2012年に東部中学校から2本が贈られ、震災から10年となった今年も満開の花を咲かせました。
高砂中学校と東部中学校では「さくらプロジェクト」として、東部中から高砂中にタカトオコヒガンザクラを贈るなど交流を続けています。
桜は例年より早く3月下旬に咲き始めたということです。
高砂中によりますと、年々花が増えているということです。
伊那市の東部中学校です。
生徒会長の春日耀心さんです。
なお、東部中学校にも2本のタカトオコヒガンザクラが植えられていて、今年も花を咲かせたということです。
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やきもち踊り奉納前に「当屋祭」
伊那市山寺に江戸時代から伝わる奇祭「やきもち踊り」が、18日に2年ぶりに行われます。
18日を前に、当日使う道具を清める「当屋祭」が12日きたっせで行われました。
祭壇には歴代の当屋が祭りについて記した書物が仕舞われている当屋箱や、祭りで酌み交わすどぶろくの入れ物などが並べられました。
12日はやきもち踊り保存会や区の関係者など約25人が集まり、祭りで使う道具を清めました。
当屋はまつりを取り仕切る役目のことで、山寺の7つの町の代表者が持ち回りで務めています。
今年の当屋は水神町の北原富士雄さんです。
やきもち踊りは伊那市山寺の白山社八幡社合殿で奉納されるもので、県の無形民俗文化財に指定されています。
保存会の会員が足をあげて飛び跳ねるユーモラスな踊りを披露します。
踊りの合間には魚の塩焼きを肴にどぶろくを飲んだりキセルで刻みタバコをふかします。
踊りが終わると一斉に鳥居から逃げ出して、逃げ遅れた人は疫病にかかると伝えられています。
去年は新型コロナの影響で中止となったため、2年ぶりの開催となります。
やきもち踊りは18日に奉納されます。
保存会では新型コロナウイルスの感染対策をとり実施するということです。
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上伊那圏域 感染警戒レベル4に
長野県は、感染が拡大しつつあり、特に警戒が必要な状態だとして、上伊那圏域の感染警戒レベルを4に引き上げ、「新型コロナウイルス特別警報Ⅰ」を13日発出しました。
上伊那地域がレベル4に引き上げられるのは初めてです。
長野県の発表によりますと、上伊那圏域で直近一週間の新規陽性者が28人、人口10万人当たりで15.59人となっています。
これは県の基準でレベル4に引き上げる目安に該当しています。
また複数の集団感染が認められ「感染が拡大しつつあり特に警戒が必要な状態」だとして、「新型コロナウイルス特別警報Ⅰ」を発出しました。
県ではこれに伴い、住民に●会食の必要がある場合は万全の対策をとる●ガイドラインに従っていない飲食店の利用を控えるなどの協力を要請しました。
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高遠町板山地区がメドデコ材寄進の御柱写真集を伊那市に寄贈
伊那市高遠町板山地区は諏訪市小宮の御柱祭で使用するメドデコ材を寄進までの経緯などをまとめた写真集を5日に伊那市に寄贈しました。
伊那市高遠町板山集落実行委員長の伊藤直人さんら3人が伊那市役所を訪れ、白鳥孝市長に平成28年の諏訪市小宮の御柱祭の様子をまとめた写真集を5部寄贈しました。
板山地区生産森林組合は諏訪市の御頭御社宮司社の御柱のメドデコ材にナラの木を寄進しました。
メドデコは御柱の前後にVの字に付けられるものです。
伊藤実行委員長は「斧入れから建御柱までの一連をまとめた写真集は貴重なものだと思い作成した」と話しました。
白鳥市長は「板山地区の歴史に残る写真集だと思う。これからも大切に伝えていかないといけない」と話していました。
写真集は60部作成したということです。 -
上伊那2人を含む県内新たに21人の新型コロナ感染確認
長野県内で12日、新たに伊那市と南箕輪村のそれぞれ1人を含む、21人の新型コロナウイルスへの感染と80代の男女2人の死亡が確認されました。
上伊那での感染確認は、5日連続となっています。
県と長野市・松本市の発表によりますと、感染が確認されたのは、伊那市の10歳未満の未就学女児と、南箕輪村の30代会社員の男性1人、諏訪保健所管内で5人、上田・長野保健所管内でそれぞれ2人、長野市で9人、松本市で1人の合わせて21人です。
12日の午後4時現在、県内で感染が確認されたのは3,221人で、入院しているのは200人、死亡したのは44人です。
また県は12日、60代の女性1人の新型コロナウイルス変異株感染を確認したと発表しました。
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伊那市新型コロナワクチン接種5月24日から
伊那市は5月24日から65歳以上の高齢者を対象ワクチン接種を行います。
実施計画によりますと、新型コロナワクチン接種のクーポン券を5月6日から発送するとしています。
予約、問い合わせなどに対応するコールセンターは4月26日に設置され、接種の予約受付開始は5月17日から始まるということです。
集団接種は伊那市のロジテックアリーナで行われます。
個別接種については市内のおよそ30の医療機関で行われるということです。
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教育現場でコロナ陽性 市と村で学級閉鎖などの対応
保育園や小中学校で新型コロナウイルスの陽性者が確認された伊那市と南箕輪村の教育委員会は、該当する子どものクラスを当面の間休みにするなどの対応をとっています。
10日に市内の小学校で1人の陽性が確認された市教育委員会は、感染した児童のクラスを12日から期間未定で自宅待機としています。
11日までに校内の消毒を済ませた他、接触があった児童と担任がPCR検査を受けることになっています。
また市内の保育園で1人の陽性が確認され、12日から15日まで臨時休園となっています。
11日までに園内の消毒を済ませた他、保健所の指導に基づき検査が必要な園児と職員がPCR検査を受けるということです。
11日に南箕輪村内の小学校と中学校でそれぞれ1人の陽性が確認されたことを受け、村教育委員会は該当するクラスを18日まで学級閉鎖としています。
校内の消毒を行った他、今週中に同じクラスの児童や生徒、職員などがPCR検査を受けるということです。