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輸出向け稲作を小泉氏が視察
国は農産物の輸出を行う生産者を支援する「グローバル・ファーマーズ・プロジェクト(GFP)」を31日からスタートさせました。
31日は自民党の小泉進次郎農産物輸出促進対策委員長が伊那市を訪れました。
長谷で輸出用の米を育てる出口友洋さんがプロジェクト登録第一号の署名を行いました。
伊那市長谷中尾の水田です。
31日はハワイやマレーシアに向け輸出する米を生産するWakka AGRIの出口社長がプロジェクト登録の署名を行いました。
この会社では、伊那市長谷の休耕田で胚芽の量が多い門外不出とされるカミアカリという品種の米を栽培しています。
今年は長谷の5ヘクタールで栽培していて、収量は10トンほどを見込んでいるという事です。
日本の農産物の輸出額は世界第60位で国では新たな農業振興策として海外への販売を展開したいと考えています。
プロジェクトでは、輸出を目指す農家の横のつながりを作る他、農薬規制などの情報提供や、買い手のマッチングなどに対し継続的な支援を行うとしています。
また、午後には伊那市のJA上伊那本所でこれからの農業について話をしました。
会場には農家や農業団体の関係者などおよそ350人余りが集まりました。
小泉委員長は「どんなに時代が進歩をしても食や農業の大切さは変わらない。農産物の輸出など新たな時代を見据えた農業にチャレンジしてほしい」と話してしていました。
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高校再編 同窓会から聴取
県立高校の第2期再編に向けて、上伊那地域の高校の将来像を考える協議会は、各高校の同窓会から意見の聞き取りを始めました。
初日の30日は、上伊那農業高校同窓会から意見を聞きました。
松澤嶛同窓会長は、「他地域で再編統合した学校の状況などを見て、どういう成果や運営が見込めるか検証する必要がある」と話していました。
県は、上伊那の中学校卒業者数について、2017年度の1,856人に対して、2030年度には20%減の1,494人になると予測しています。
また、農業、工業、商業の各専門学科が分散していて、今後の少子化が進行する中で、学科の一層の小規模化が危惧される状況にあるとしています。
同窓会への意見の聞き取りは31日に3校行われ、残りの4校は9月3日と4日に実施されます。
4日には、上伊那地区高等学校長会からも話を聞くことになっています。
今回出された意見は、9月27日に開かれる第3回協議会で示されることになっています。 -
防災週間 伊那署で訓練
伊那警察署は、震度6強の地震が発生したとの想定で、防災訓練を30日に行いました。
午前6時30分、およそ100人の署員が伊那署に集まり訓練が行われました。
信号機が使えなくなった場合に行う交通整理の手信号を確認しました。
夜間、屋外で活動するときに使うバルーンライトの点灯方法を確認しました。
また倒木などの際に使用するチェーンソーを使って丸太を切りました。
県内の各警察署は、8月30日から9月5日までの防災週間中に対応訓練を行っています。
伊那署では、31日と9月3日4日に別の内容の訓練を行う予定です。 -
鯉淵学園の学生が研修
伊那市・JA上伊那と新規就農協力の協定を結んでいる茨城県水戸市の鯉淵学園の学生は、きのうから3日間の日程で伊那市を訪れ、農業研修を行っています。
2日目のこの日は、1年生を中心に20人が、富県の農事組合法人南福地ファームのキャベツ畑で草取りを行いました。
伊那市とJA上伊那、鯉淵学園は、新規就農協力の協定を平成25年に締結しています。
平成27年から毎年、南福地ファームが農業研修で学生を受け入れています。
学生の中には、ベトナムや台湾から来ている留学生の姿もありました。
南福地ファームでは「苦労しないと美味しい野菜は作れないことや、消費者の立場になって栽培しているという思いを知ってもらいたい」と話していました。
鯉淵学園の学生は31日まで伊那市に滞在する予定です。
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ドローン物流実証実験 始動
交通弱者が遠隔で容易に買い物ができる社会環境の構築を目指す、国内の自治体としては初となる無人機・ドローンを使った物流の実証実験が、伊那市で始まります。
30日は、実証実験を行う、伊那市、通信大手のKDDI、地図情報サービスのゼンリンの3者による共同記者会見が開かれました。
天竜川や三峰川の上空に飛行ルートを構築し、大型のドローンが中心市街地から中山間地まで商品を運びます。
人が操作するのではなくプログラミングにより自動的にフライトさせます。
中山間地の拠点施設で荷物を小分けし、そこから各集落の公民館などにドローンで運び、最終的にはボランティアが民家まで届けるという仕組みです。
交通弱者が容易に買い物できる社会環境の構築を目指します。
会見には実証実験に参加する地元企業も出席しました。
注文や決済は伊那ケーブルテレビのシステムを使い、商品は、株式会社ニシザワや中心商店街などの店舗が提供します。
実証実験は3年間の計画で、事業費はおよそ2億3,500万円、国の地方創生推進交付金を活用するなどして伊那市の実質的負担は5%ほどということです。
伊那市では、地元製造業者にも離発着させるドローンポートのシステム構築などでの参画を呼び掛けていて、地域経済へ波及させたいとしています。
このドローンを使った物流の実証実験は、国内の地方自治体としては伊那市が初となります。
2021年度をめどに、仕組みを整え実用化を目指します。
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宮原 達明さん「祈りの里」出版
伊那市手良の農家、宮原達明さんは地元の信仰や伝統行事などをまとめた書籍「祈りの里」を出版しました。
27日は、伊那市のてらとぴあで会見を開きました。
宮原さんは、漂泊の俳人井月の日記についてと農業にまつわる伊那の伝統行事についての2冊を、これまでに出版しています。
今回、出版した「祈りの里」は、信仰や伝統行事などを継承し、それを通じて地域の絆を大切にしている地元、手良集落を紹介したということです。
手良の蟹沢集落や米垣外集落などに残る庚申や念仏講、伝統行事などを取材しまとめました。
地区にある石仏も紹介されていて、宮原さんは、「蟹沢集落だけで300にものぼる石仏があり、今でも地域の人たちに大切に守られている」と話していました。
宮原さんは「これからの地域の在り方について考えるための一助になればうれしい」と話していました。
本は市内の書店で税別1500円で販売されています。
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井月の真筆 西箕輪で見つかる
幕末から明治にかけて伊那谷を放浪した俳人、井上井月の真筆が伊那市西箕輪で見つかりました。
西箕輪で井月の作品が見つかるのは珍しいということです。
見つかった作品は、井月がが師と仰いだ松尾芭蕉の幻住庵の記を書き写したものです。
これは、西箕輪大萱の泉澤國人さんの自宅にあるものです。
井上井月顕彰会副会長の竹入弘元さんが見たところ井月の真筆だということです。
泉澤さんによりますと、昔から家の襖に書かれていて、家を建て直してからも襖を表装しなおして使っているということです。
この他にも、俳句の心得を写したものなどもありました。
井上井月顕彰会によりますと、「天竜川の西側では井月の足跡が無いことが定説となっていたので、西箕輪でみつかったのは貴重だ」ということです。
また、29日は伊那市美篶の書家山岸美峰さんが井月の書についての解説を行いました。
見つかった作品は、今月31日から始まる千両千両井月さんまつりに合わせ、伊那市のいなっせ2階ギャラリーで展示されます。
井上井月顕彰会では「多くの人たちに足を運んでもらいたい」と来場を呼び掛けています。 -
新山小学校で水泳参観
伊那市の新山小学校で、児童がこの夏の水泳の授業のまとめとして保護者に成果を発表する水泳参観が、29日に行われました。
全校児童42人が参加し、保護者の前で学年ごと競技を行いました。
このうち、高学年競技では、5年生と6年生がクロールで50メートルを泳ぎ、自己記録更新を目指していました。
新山小学校では、今年、水泳の外部講師を招き息つぎの仕方など基本的な動作を指導してもらったという事です。
プールサイドからは声援が送られていました。
新山小学校でのプールの授業は30日までとなっています。
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自主防災連絡会が研修会
今年5月に発足した伊那市自主防災組織連絡会は、初めての防災研修会を28日に市内で開きました。
市内の自主防災組織の代表約130人が参加した連絡会発足後初となる研修会では、狐島自主防災会の北澤健さんが事例発表を行いました。
毎年、4月に総合防災訓練を行っている狐島区では、隣組同士の集合訓練、情報伝達訓練、救出訓練など8つのメニューを毎年行っています。
災害時は訓練以上の事はできないとして、避難や救助など重要な事項は毎年必ず同じメニューで訓練を実施しているという事です。
現在伊那市内には、地域ごと184の自主防災組織があります。
連絡会では、来年2月に防災講演会を予定しているほか、会員の要望に応じて必要な勉強会を実施していくという事です。
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高遠から宇宙へ 打上げ成功祈願
伊那市高遠町に工場を置く電気機械器具製造メーカー伸和コントロールズ株式会社は、来月打ち上げが予定されている国際宇宙ステーションへの無人物資補給機こうのとり7号の一部に部品が搭載されます。
27日は、打ち上げの成功を高遠町の弘妙寺で祈願しました。
この日は幸島宏邦(こうしまひろくに)社長ら13人が弘妙寺を訪れ、成功を祈願しました。
「こうのとり」に搭載される部品は、ガスを噴射するバルブです。
こうのとりは国際宇宙ステーションで物資を補給し、その後、ステーションから宇宙実験のサンプルを回収して、カプセルが地球に帰還します。
カプセルが地球に戻る途中にこのバルブが作動し、大気圏でガスを噴射して傾きを調整し、狙った目標地点に着水します。
社員らは、焼香をして打ち上げの成功と無事の帰還を祈願していました。
幸島社長は「無事の打ち上げ、無事の帰還を祈るばかり。国家プロジェクトの一端を担うことができ本当に嬉しいし、誇りに思う」と話していました。
こうのとり7号は、9月11日の午前7時32分に鹿児島県の種子島宇宙センターから打ち上げられることになっています。 -
再編考える上伊那の会 発足
第2期高校再編に向け検討を進める「上伊那地域の高校の将来像を考える協議会」に対し、会議の公開などを求める「高校再編を考える上伊那の会」が27日の夜、発足しました。
この日は伊那市防災コミュニティセンターに教職員や高校同窓会員などおよそ50人が集まり、「高校再編を考える上伊那の会」を発足させました。
上伊那広域連合長から委嘱された有識者や一般公募などの委員でつくる「上伊那地域の高校の将来像を考える協議会」は、再編を前提に今年6月から検討を進めています。
5回の会議で地域の方向性をまとめる計画で、来年2月までの残り3回の会議が予定されています。
発足した会では協議会に対して、全ての会議を公開すること、協議会主催の住民説明会を開催すること、再編ありきで検討を進めないこと を要望することが決まりました。
宮下与兵衛会長は「まだみんなよく知らない状態で議論が進み、気づいたら母校がなくなっている、ということがあってはならない。この会を発足させることができたのはとても良かった」と話していました。
この日は、県高校教職員組合の林茂樹副執行委員長が講演をしました。
林さんは「県の所有する財産の縮小を達成するために高校再編が進められているのではないか。40人学級を30人学級にするなどの対策で高校数は維持できる」と説明していました。
会では、再編案がまとまる10月までに、協議会に要望書を提出したい考えです。 -
「バス育」で園児がバスに試乗
子ども達にバスを通じて公共交通の大切さを知ってもらう「バス育」の一環で、伊那市高遠町の高遠保育園の園児が28日、バスの乗り方を教わりました。
園児らはステップを上がり、バスに乗り込みます。
歓声をあげながら座席に座りました。
バス会社の職員からは、座席にきちんと座ること、バスが走っている時は席を立たないこと、止まって扉が開くまで動かないこと、を守ってくださいと説明がありました。
職員から説明を受けると、高遠保育園から高遠駅に向けて出発です。
園児らは自分の知っている建物の横を通り過ぎると指をさして歓声を上げていました。
28日は、高遠保育園の年少から年長までおよそ100人が、クラスごとにJRバス関東の車両に乗りました。
「バス育」は、伊那市地域公共交通協議会がバス会社の協力を得て進めています。
幼少期からバスを身近に感じることで、公共交通の大切さを知ってもらうとともに、利用拡大につなげていこうと、今年度からスタートさせました。
伊那市企画政策係の福澤誠係長は「この地域では車で移動することがほとんどだと思う。公共交通機関の良さを知ってもらい、乗るきっかけにしてもらえればうれしい」と話していました。
伊那市では今後、他の園でもバスの乗り方の説明やバスの試乗体験を行っていくということです。 -
ドローン物流 受注事業者決定
伊那市が2021年度の実用化にむけて進めている小型無人機ドローンによる物流計画で、電気通信事業者のKDDIと地図情報の制作・販売を行うゼンリンが受注事業者に選ばたことが分かりました。
市議会全員協議会が27日に開かれ、市が進捗状況について説明しました。
計画では、中心市街地から荷物を載せた大型のドローンを飛ばし、河川の上空を飛行して市の公共施設まで運び、小型のドローンに積み分けて中山間地域の公民館などに運びます。
市は、ドローンによる荷物配送のビジネスモデル化を進める「空飛ぶデリバリーサービス事業」を今年度から2年間の計画で行っています。
河川上空に特化した専用航路の開設を図る「アクア・スカイウェイ構築事業」に今年度から3年間の計画で取り組んでいます。
市は、プロポーザル方式で事業者を公募し、その結果空飛ぶデリバリーサービス事業はKDDIが、アクア・スカイウェイ構築事業はゼンリンがそれぞれ選ばれました。
計画を進める上での協力企業に10の企業が選ばれ、地元からは伊那ケーブルテレビジョン、ニシザワ、伊那まちの再生やるじゃん会が選ばれています。
市では、今年度それぞれ2回ほどの実証実験を行う計画で、2021年度の実用化を目指します。
なお、計画の詳細についての記者会見が、30日木曜日に開かれることになっています。 -
市議会9月定例会開会
伊那市議会9月定例会が今日開会し、保育園や小学校へのエアコン設置にかかる費用を盛り込んだ補正予算案など20議案が提出されました。
今議会には、園児室や教室へのエアコン設置にかかる費用1億2,100万円の他、ブロック塀の撤去にかかる費用の補助に300万円、市民プールのブロック塀撤去と駐車場整備にかかる費用5,000万円など、6億3,700万円が補正予算案として計上されています。
他に、今年10月に観光施設としてオープンを予定している高遠町の旧中村家住宅について、一般社団法人環屋を指定管理者とする議案が提出されました。
LGBTと呼ばれる性的少数者の人権保護と認知教育の充実を求める請願が提出されています。
LGBTは、レズビアン、ゲイ、バイセクシュアル、トランスジェンダーの頭文字をとった総称です。
請願では、小中学校でのLGBT教育の充実や性的相談者の悩み相談窓口の設置、同性パートナーシップ認証制度の導入を求めています。
この請願は、総務文教委員会に付託されました。
なお総務文教委員会では、LGBTについて理解を深める勉強会を31日に開くことにしています。
9月定例会は、5日~7日までが一般質問、18日に委員長報告・採決が行われます。 -
ハードダーツでも気軽に
ハードダーツと呼ばれるスチール製の矢を使うダーツ大会が26日、伊那市のいなっせで開かれました。
この日は、県内外からおよそ60人が大会に出場しました。
プラスチック製の矢を投げる「ソフトダーツ」が主流になってきている中、垣根が高く感じられているハードダーツを気軽に楽しんでもらおうと、伊那市の飲食店D-Styleなどが初めて開催しました。
参加者は、決まった数字から得点の分だけ数字を引いていき、0に近い方が勝利する「01」と呼ばれる競技方法で競っていました。
主催したD-Styleの宮下卓央さんは「飲食しながら気軽に参加して、ハードダーツの楽しさも知ってもらえたと思う」と話していました。 -
下伊那から諏訪 狼煙リレー
戦国時代に武田信玄が通信手段として使っていたとされる狼煙を再現するリレーが、下伊那から諏訪地域までの20市町村で25日に行われました。
このうち伊那市手良の総合グラウンドでは、地元の里山にある浅間社城跡であがった狼煙が午前10時30分に確認されました。
手良総合グラウンドには、地元の小学生や保護者など150人が集まり、点火を行いました。
これは、武田信玄が通信手段として使っていた狼煙を再現する事で地域間の交流を図ろうと毎年行われていて今年で11回目になります。
午前10時に下伊那郡根羽村をスタートした狼煙は、午前11時30分に茅野市に到達し、20市町村を無事つなぐ事ができたという事です。
狼煙リレー事務局では、近い将来、信玄が本拠地とした山梨県甲府市まで狼煙を繋げたいという事です。
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音楽団体が出演「高遠彩々」
上伊那の音楽団体などが出演し交流するイベント「高遠彩々」が伊那市高遠町の信州高遠美術館で25日に行われました。
上伊那で活動している4つの団体が合唱や楽器演奏を披露しました。
これは、長野県文化振興事業団と上伊那の住民らでつくる実行委員会が行ったものです。
事業団に設置されている「長野県芸術監督団」が、県内7会場で演劇公演を行う「トランクシアター・プロジェクト2018」を今年度初めて企画し、伊那市がその会場のひとつになりました。
信州高遠美術館で行われた「高遠彩々」は、その演劇公演に合わせて行われたもので、箕輪町で活動しているオカリナ・コカリナサークルや、伊那混声合唱団など4団体が出演しました。
実行委員会では「それぞれの団体がお互いの良いところを吸収する事で、地域の文化芸術の振興につなげていきたい」と話していました。
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定住自立圏で初の空き家ツアー
伊那地域定住自立圏を構成する伊那市・箕輪町・南箕輪村の3市町村は、合同で初となる空き家バンクツアーを、25日、開きました。
3市町村の空き家をめぐるツアーが企画され、2つのコースが用意されました。
このうち、箕輪町で2軒・南箕輪村1軒・伊那市1軒を見学するコースには、上伊那を中心に4組7人が参加しました。
それぞれの空き家には、その市町村の担当者がいて、物件について参加者に説明していました。
参加者は、間取りや窓からの景色などを確認していました。
このツアーは、3市町村が、空き家を有効活用して、移住・定住を進めようと、今回、合同では初めて実施しました。
箕輪町では、「今回紹介したほかにも、空き家バンクに登録された物件があるので、見学してみたい人は問い合わせてほしい」と話していました。
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ますみヶ丘平地林クロカンコースで大会
伊那市ますみヶ丘平地林内に整備されたコースを走る、トリムマラソンとクロスカントリーレースの大会が、25日、開かれました。
ますみヶ丘平地林内に整備されたコースをランナーが走りました。
2.5キロを自分の指定したタイムと誤差がないように走るトリムマラソンと、11キロ・6キロを走るクロスカントリーレースが行われました。
県内を中心に全国各地から269人がエントリーし、森林の中を駆け抜けていました。
発着点となった鳩吹公園では、ゴールするランナーに声援が送られていました。
大会は平地林に整備されたコースをPRしようと始まり、トリムマラソンは今回で8回目、クロスカントリーレースは5回目となります。
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教育をテーマに移住体験
田舎暮らしを希望する人が伊那市の保育園や小学校を見学するツアーが24日初めて行われ、関東地方から5家族17人が参加しました。
参加者は最初に長谷保育園を訪れました。
体験ツアーには、東京や神奈川、埼玉から5家族17人が参加しました。
参加した人たちは、長谷保育園の原春美園長から自然体験を大切にしている事など特徴を聞き、園舎を見学しました。
両親と共にツアーに参加した子供達は、園児と一緒にあそんだり園庭のトマトを食べたりしていました。
伊那市では、移住希望者と市民の交流を通じて人柄や風土を感じてもらおうと伊住体験会を3年前から実施しています。
今回は、子育てのまち伊那をPRしようと、保育園や小学校の体験ツアーを実施しました。
24日はこの他に伊那小学校を訪れ総合学習の様子を見学しました。
参加者は学校の敷地でヤギを育てている子ども達の様子を見学しました。
伊那市によりますと、市が把握しているだけで毎年40家族が伊那に移住しているという事です。
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西箕輪が里山整備利用地域に
伊那市西箕輪を含む上伊那地域の4地域が、今年度から始まった第3期長野県森林づくり県民税の「里山整備利用地域」に県内で初めて認定されました。
第3期の森林税を活用した「里山整備利用地域」に認定された伊那市西箕輪は、地域住民39人でつくる西箕輪薪の会が主体となり間伐材を薪として利用する取り組みを行っています。
西箕輪公民館に設置されているストーブ用の薪の供給を行っていて、認定を受ける事で、薪の生産のほか里山観光や教育などを目的とする森林整備に対して、申請すると森林税を活用した補助金を受ける事ができます。
認定の対象地域は西箕輪地区全域の森林で面積は1,217haです。
上伊那では、このほか、南箕輪村の大泉所山など西箕輪を含め4か所が認定されました。
第3期の長野県森林づくり県民税では、補助対象を間伐以外の活動にも広げ、認定に必要な対象面積を30haから5haに引き下げるなど住民による里山の活用と整備の推進を図っています。
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500円そばパーティー
伊那市西春近の住民有志でつくる「城そば打ち倶楽部」は、500円でそばを楽しむそばパーティーを18日、地域の会所「なごみ館」で初めて開きました。
この日は、地域住民などおよそ50人余りが会場を訪れ打ちたてのそばを味わっていました。
地元産のそば粉10キロを使い、およそ100食分を用意しました。
台所ではメンバーがそばを茹で出来立てをテーブルへと運んでいました。
訪れた人は「お店に負けない味だ」「知っている人が打つと、美味しさも増すようだ」など話していました。
城そば打ち倶楽部は、集落内の会所「なごみ館」の利用を増やし、地域の繋がりを作っていこうと3年前に発足しました。
これまでは、収穫祭など地区の行事でそばを振る舞っていましたが、メンバーの腕前を見てもらおうと、この日は初めて倶楽部主催のイベントを開催しました。
倶楽部では毎月第3土曜日に、なごみ館で講習会を開いています。 -
伊那産シードル26日解禁
伊那市内の飲食店店主らで作る「アスタルシードルクラブ」は、上伊那産のリンゴで作った2017年産のシードルの販売を26日からはじめます。
13日は伊那市の酒文化いたやでメンバーがボトルにラベルをかけるなど出荷作業を行いました。
出荷するのは、24品種のリンゴをブレンドしたものとりんごの「ふじ」だけを使ったものの2種類です。
作業がひと段落するとそれぞれ1本づつ開け出来を確めていました。
アスタルシードルクラブは、地元のりんご農家の支援に繋げようと4年前に発足しシードル作りに取り組んでいます。
ブレンドするリンゴは年々品種を増やしていて、2017年産は前の年より4種類多い24品種を使いました。
香りが華やかでコクのある味わいに仕上がったという事です。
今年は、およそ2000本の出荷を予定していて、26日から上伊那を中心に伊那谷の33の飲食店で提供され、伊那市の「酒文化いたや」では24ブレンドが1944円、シングルのふじが1728円で販売されます。
アスタルでは、解禁日の26日午後4時からシードルと料理を楽しむイベント「シードルヌーヴォー」を伊那市のセントラルパークで開催する予定です。 -
保育園年長園児作品展
伊那市内の年長園児の作品展が、伊那市高遠町の信州高遠美術館市民ギャラリーで開かれています。
展示しているのは、美篶保育園と新山保育園の年長園児が描いた作品あわせて50点です。
信州高遠美術館では、地域にある美術館に足を運んでもらおうと市内の保育園持ち回りで去年から作品展を開いています。
美篶保育園の園児は、先月19日に伊那市長谷で川遊びをした思い出を描きました。
タイヤチューブを使って遊んだ様子などが描かれています。
新山保育園の園児は、水玉をテーマに描きました。
色画用紙2枚を使い、水彩絵の具で自由に水玉模様を描いたということです。
年長園児作品展は、来月2日まで、信州高遠美術館市民ギャラリーで開かれています。
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グラスアート展 8月28日まで
誰でも簡単にできるステンドグラス風の作品「グラスアート」の作品展が、南箕輪村のコーヒー&ギャラリー「なごみの樹」で開かれています。
駒ヶ根市在住で、伊那市でグラスアート教室を開いている下島育子さんとその生徒の作品、およそ20点が並んでいます。
グラスアートは、カラーフィルムとリード線を貼り合わせて作るため誰でも簡単にステンドグラス風の作品を作ることができます。
展示は8月28日まで、南箕輪村のなごみの樹で開かれています。 -
歩撮スタラリー 9月29日開催
伊那市東春近田原地区全体をフィールドに、自然や歴史・文化などのチェックポイントで写真を撮りながら地区内を巡る「歩撮スタラリー(ほとすたらりー)」が9月29日に開催されます。
20日は田原公民館で、イベントを企画した伊那商工会議所青年部のメンバーが記者会見を開き概要を説明しました。
3時間の制限の中、3人ほどのチームで地区内に設けられたチェックポイントを探し、その場所の写真を撮って帰ります。
ポイントごとに点数が決められていて、その点数の合計で順位を競います。
上位入賞者には地元産の米やりんごジュース・シードルなどが贈られます。
どろんこサッカーや野菜作り体験など、これまで田原でイベントを開いてきた青年部が、豊かな自然や歴史・文化を感じてもらおうと企画しました。
伊那商工会議所青年部商工業委員会の川口宗一委員長は「田原の自然や文化を肌で感じてもらい、地元にこんなところがあったんだ、ということを子どもから大人まで多くの人に感じてもらいたい」と話していました。
酒井実区長は「イベントを通じて田舎の良さを知ってもらい、希望としては移住してくれる人が出てくれればうれしいです」と話していました。
歩撮スタラリーは来月29日に行われる予定で、事前の申し込みが必要です。申し込みの締め切りは来月14日までとなっています。
詳しくは伊那商工会議所青年部 電話0265-72-7000 までお問い合わせください。 -
夏休み終わり2学期スタート
伊那市の富県小学校では夏休みが終わり、21日から2学期がスタートしました。
5年生のクラスでは、夏休み中の思い出を発表していました。
富県小学校の夏休みは、先月26日から20日までの26日間でした。
全校集会では学年ごと代表児童が2学期の目標を発表しました。
6年生の池田海斗くんは「2学期は運動会があるので、観客の人たちが感動する運動会にしたい」と話していました。
また、伊那ビデオクラブの吉澤豊さんが制作した富県小の校歌のビデオが初めて子ども達に披露され、映像に合わせて校歌を歌いました。
青木裕美恵(ゆみえ)校長は「2学期は勇気を持ってチャレンジすること、友達同士名前で呼び合って、仲の良い学校を目指しましょう」と呼びかけていました。
富県小学校の2学期の登校日は12月26日までの86日間となっています。 -
りんご農家 伊藤さん講演
新規就農者などを対象にしたセミナーが21日、伊那市のJA上伊那本所で開かれ、高遠町や箕輪町などでりんごを栽培している信州のりんご与古美代表の伊藤剛史さんが講演しました。
伊藤さんは、高遠町で果樹農家の長男として生まれ、大学卒業後は会計事務所で働き、5年前に新規就農しました。
幼い頃から祖父と父が果樹農家として働く姿を見て育ち、りんごを育てたいと思うようになったということです。
結婚を機に南箕輪村に移住し、現在は高遠町・箕輪町・南箕輪村の3か所でりんごを栽培しています。
毎年3,000本の苗を作って土地を探し植えていることや、今後の目標を話しました。
セミナーは、持続可能な地域営農体制の構築と発展を実現させようと、新規就農者や認定農業者などを対象にJA上伊那が開いたもので、およそ130人が出席しました。 -
新型のタクシー車両導入
伊那市坂下に本社がある伊那タクシー株式会社は、LPガスとガソリンのハイブリッド新型タクシー車両を導入しました。
こちらが、今回導入された新型のタクシー車両です。
ツーボックスタイプの5人乗りで、後部はスライドドアになっています。
車内は広く、衝突回避自動ブレーキや誤発進回避装置などの安全装備が充実しています。
車いす利用者は、車いすに乗ったまま乗車することができます。
自動車メーカーTOYOTAがタクシー専用に新たに開発した車両で、上伊那では初めての導入となります。
伊那タクシーでは、新型車両を年内にあと2台追加する予定で、現在ある1台は22日から運転を行うということです。
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ブロック塀撤去に補助 9月中旬から
ブロック塀の撤去にかかる費用の補助を検討している伊那市は、制度の運用を早ければ9月中旬から始めます。
20日は、市役所で定例記者会見が開かれ、白鳥孝市長が概要について説明しました。
塀の撤去にかかる費用のうち、2分の1を補助するもので、10万円を上限としています。
財源については、9月議会に補正予算案として300万円を計上します。
市では、撤去にかかる費用は概算で1メートル1万円から1万6千円とみていて、600メートル分ほどを想定しているということです。
9月議会で補正予算案が承認され次第制度の運用を開始するとしています。
他に、9月議会では、高遠町総合支所の機能を高遠町保健センターに移すための条例改正案を提出します。
保健センターは現在改修工事中で、11月26日から業務を開始します。
また、会見で白鳥市長は市の昨年度の財政指標について、将来払わなければならない負債の比率を示す将来負担比率が去年に続き数値なしとなるなど「改善がさらに進んだ」と話しました。
会計別決算額については、一般会計で11億円の黒字となった他、6つの特別会計全てで黒字、または過不足なしだということです。