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プチマルシェ 移動キッチン制作中
伊那市新山でヨーロッパの郷土料理を提供するレストラン「プチマルシェ」は、トラックの荷台に厨房が乗る移動式キッチンを制作中です。 伊那市新山にあるプチマルシェです。新山の中でも奥深い場所にあります。 作っているのは、設計から手作りという木製の移動式キッチン。 1日も、板の長さを測ったり切断するなどの作業が行われていました。 キッチンには、コンロやオーブンが設置される予定です。 手がけているのは、プチマルシェのシェフ・大竹 明郁(あいく)さんと妻の美保子さん、宮田村の地域おこし協力隊の高橋 明里(あかり)さんの3人です。 プチマルシェの大竹夫妻は、依頼を受けた家庭に出張し青空のもとで料理を提供したいと考えています。 高橋さんはイベントなどに移動販売で出向き自家焙煎のコーヒーを提供したいと考えています。 両者の思惑が一致し、共同で移動式キッチンを作ることにしました。 移動式キッチンは7月中には完成予定で、県から飲食営業許可が取れ次第、営業していきたいとしています。 なお、手作りで木製の移動式キッチンカーは、県内では初なのではないかということです。
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井月句碑 ゆかりの富県に建立
幕末に伊那谷を放浪した俳人・井上井月を偲び、ゆかりの地、伊那市富県に句碑が建立されました。 1日は、建立委員会のメンバーや、来賓として白鳥孝伊那市長らが出席し、句碑の除幕式が行われました。 句碑には、明治18年の秋に井月が詠んだとされる「落ち栗の座を定めるや 窪溜(た)まり」の文字が刻まれています。井月の直筆を拡大したものです。 実行委員会では、富県区民636人と地区外からの協賛金、およそ150万円を集め建立しました。 井上井月は、富県から駒ケ根に抜ける火山峠で倒れ、弟子の竹風(ちくふう)宅に運ばれました。 竹風宅は、今回句碑が建てられた場所の150メートルほど下にあったということです。 井月顕彰会前会長の堀内(ほりうち)功(つとむ)さんが、この地を訪れた際、近くに栗畑があるのを見て、ここに句碑を立ててはどうかと、地元に持ち掛けました。 白鳥市長は、「俳句を世界遺産にという動きもある中で、伊那には井月がいる。井月とともに地域が繫栄してほしい」と話していました。
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伊那西高校 夏服に衣替え
6月に入り衣替えのシーズンとなりました。 伊那市の伊那西高校では、夏服を着た生徒たちが登校する姿が見られました。 伊那西高校では1日から夏服に衣替えとなり、生徒たちはチェックのスカートに白のセーラー服を着て登校していました。 1日の伊那地域は朝から雲が広がり、今朝7時頃の気温は17.1度と涼しく、多くの生徒がカーディガンを羽織って登校していました。
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高遠町総合支所庁舎移転案示す
伊那市は、老朽化や耐震性の課題を抱える高遠町総合支所庁舎について近くにある高遠町保健センター内に機能を移転する方針案を示しました。 30日開かれた、地域自治協議会と区長会の合同会議で方針案が示されました。 高遠町総合支所庁舎は合併前の高遠町役場として昭和41年に建設されました。 伊那市では、建設から50年以上が経過していることや耐震性が不足していることから高遠町総合支所のあり方について庁舎内で検討してきました。 検討の結果、課題を解消するには既存の市の施設への移転が適切で、移転候補地については、高遠町保健センターが適当との考えがまとめられました。 保健センターは、高遠町図書館や文化センターなど公共施設の近くにあり、市民の利便性が高いことや駐車場スペースが確保できることをメリットに上げています。 出席した区長からは、「住民説明会を開いて欲しい」といった声があがり、伊那市では、意見を聞きながら進めていきたいとしています。
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市街地にそば店開業を応援
伊那商工会議所は、信州そば発祥の地伊那をPRするのに市街地にそば店が少ないことから、開業する人を応援する事業をスタートさせました。 31日は、記者会見が開かれ、事業の概要についての説明がありました。 伊那商工会議所では、伊那の食プロジェクト特別委員会を立ち上げそば振興に取り組みます。 信州そば発祥の地伊那を売り出すのに市街地にそば店が少ないとして今回、開業者を募集し支援します。 創業や経営、そば打ち技術講習会を組み合わせたカリキュラムを計画していて、受講した人には修了証が発行されます。
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伊那市美篶でポピーが見ごろ
伊那市美篶の矢島清さんの畑では、ポピーの花が見ごろを迎えています。 矢島さんは景観を良くしようとおよそ6アールの畑にポピーの種を撒きました。 矢島さんによると花は6月上旬まで楽しめるということです。
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南アルプス食害対策協議会発足から10年で今年度記念事業
南アルプス食害対策協議会は発足から10年を迎える事から、講演会などの記念事業を今年度行う計画です。 31日、伊那市役所で総会が開かれ、今年度の事業計画が確認されました。 協議会は平成19年9月に野生動物からの高山植物の保護と復元を目的に発足しました。平成20年度からは、ニホンジカの食害から守るための防護柵を設置しています。 信州大学の渡邉修准教授は「柵の設置で植生が回復しているのは間違いないので、引き続きモニタリングを続けていきたい」と話していました。 協議会発足の10周年記念事業は来年2月に行われる予定です。
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入野谷そばの在来種 圃場広げ栽培さらに拡大へ
入野谷在来種のそばの復活を目指す「伊那そば振興会」は今年、これまでの圃場の5倍となる面積で栽培を行う計画です。 30日は、これまでも圃場として活用してきた伊那市長谷浦で、草刈などを、振興会のメンバーや信州大学農学部の学生など20人が行いました。 新しく開墾した場所はこれまでの圃場のすぐ隣で、およそ800平方メートルの広さがあり、合わせると1000平方メートルになります。 交配の可能性が低いこの圃場でさらに栽培の拡大を行うための種を増やします。 数年前まで畑として活用されていた場所で、敷地内には動物から作物を守るために使ったと思われる壊れた柵などが散乱していました。 参加者は、柵に使われていた角材や有刺鉄線などを外しながら集めていました。 振興会では、去年から在来種のそば復活に向けて栽培を始めました。 去年は200平方メートルに100グラムの種をまき、70倍となる7キロの種を収穫しました。 飯島進会長は「圃場を増やしてどこまで成功するかわからないけれど、今年は販売できるくらいまで増やせればうれしい」と話していました。 今後も整備を続け、7月には2回に分けて播種作業を行うということです。 今年は去年の5倍となる500グラムの種をまく予定だということです。
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高遠さくら発電所 自然エネルギーを世田谷に供給
高遠ダムから放流される水を有効活用した発電所「高遠さくら発電所」が完成し、30日に竣工式が行われました。 この日は、中島恵理長野県副知事や、白鳥孝伊那市長らが出席して、セレモニーが行われました。 新たに完成した「高遠さくら発電所」は、高遠ダムから毎秒およそ1トンずつ放流されている水を有効活用しようと、県内の発電所では17年ぶりに建設され、総事業費はおよそ5億円となっています。 水は、パイプを通って23メートル落下し、施設内の水車をまわして発電します。 年間およそ124万9千キロワット発電する計算で、一般家庭350世帯分の消費電力量に相当するということです。 さくら発電所でつくられた電気は、自然エネルギーの買い取りなどを行っている電力会社を通じて、東京都世田谷区の保育園などに供給されることになっています。 地方でつくられた電気が都市部に供給されるといもので、全国でも初めての電力供給の形だということです。 白鳥市長は「全国に先駆けた素晴らしい取り組み。世田谷区との交流が広がっていけば」と話していました。 保坂展人世田谷区長は「長野県と世田谷区にできて、他でできないわけがない。そういった意味でも全国に先駆けた素晴らしい取り組みになったと思う」と話していました。 式典で中島副知事は「自然エネルギーの利用が拡大することは、県の目指す持続可能な社会の構築につながる。あわせて世田谷区と電気を通じた交流が発展していけばうれしい」とあいさつしました。 県企業局によると、さくら発電所でつくられた電気は、「固定価格買取制度」対象の20年間でおよそ3億2千万円の純利益になる見込みです。
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伊那地域で今年一番の暑さ 最高気温31.7℃
30日の伊那地域の最高気温は31.7度を記録し、今年一番の暑さとなりました。 この日の伊那地域は、午後1時56分に最高気温31.7度を記録する真夏日となりました。 2015年に記録した31.8度に次ぐ、5月の観測史上2番目の暑さとなっています。 伊那市の中心市街地では昼時になると、多くの人がワイシャツを腕まくりして歩く姿が見られました。 南箕輪村の大芝高原では、森林浴をしながら暑さをしのごうと親子連れが訪れていました。 ある母親は「暑かったので涼みに来ました」と話していました。
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伊那交通安全協会 啓発パレード
伊那交通安全協会の総会が26日開かれ、会員らが交通安全啓発のパレードをしました。 26日は伊那安協の会員およそ130人がナイスロードおよそ1キロをパレードし交通安全を呼びかけました。 総会では、高齢者の交通事故防止、通学路・生活道路の安全確保と歩行者保護の徹底などの8つの重点推進事項が承認されました。 伊那署管内の今年の交通死亡事故は3件で、今月20日には小学1年生の女子児童が車にはねられて死亡する事故が起きています。 なお、高遠地区交通安全協会は会員数の減少により今年度で解散し、来年度からは伊那交通安全協会と合併します。
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薪ストーブなど返礼品除外へ
ふるさと納税の返礼品について伊那市は、新たに薪割り機や薪ストーブを対象から除外することを決めました。 29日開かれた、定例記者会見で白鳥孝市長が明らかにしました。 除外するのは、薪割り機と薪ストーブ6種類です。 60万円の寄付金額に対して薪割り機が、70万円以上に薪ストーブが返礼品として贈らています。 総務省は4月1日に返礼品の返礼率を3割以下にすることや資産性の高い電子機器などの取り扱いの自粛を全国の自治体に通知しました。 伊那市は、返礼率が3割を超える品や10万円以上の家電の取り扱いを中止し、「10万円未満の家電は資産性の高いものに当たらない」として継続していました。 しかし4月21日に運用方針がふるさと納税の趣旨にそぐわないとして、高市早苗総務大臣から名指しで指摘されました。 これを受け伊那市は、再度検討し今月9日に家電製品をすべて除外すると発表しました。 24日に総務省から再び薪ストーブや薪割り機を返礼品から外すよう要請があり、29日の朝除外することを決めました。 伊那市ではCO2の削減に取り組んでいて、白鳥市長は「つらい部分もあるが一歩引いて取り下げることを決めた」と述べました。 今月末までは、現在の返礼品のまま受付を行うことにしています。 今後は、ストーブで使う薪やペレットまた、体験型ツアーなどを返礼品として検討していく考えです。
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伊那市に縁のある矢島さん 6月25日にピアノコンサート
東京都出身で世界的に活躍するピアニスト矢島愛子さんは、縁のある伊那市で初めてのコンサートを6月25日に開きます。 矢島さんは、桐朋学園大学を卒業後、ドイツのハノーファー音楽演劇大学を主席で卒業。 ドイツで得られる最高の資格「国家演奏家資格」を取得しました。 国内外のコンクールにも出場していて、平成27年にアゼルバイジャンで開かれた国際ピアノコンクールでは優勝しています。 母親の実家が伊那市入舟にあり、幼少期には長期休みのたびに訪れていたということです。 去年3月に東京都で開かれた演奏会で伊那市出身のピアニストと共演したことが縁で実現しました。 コンサートでは、プロコフィエ作曲のバレエ音楽「ロミオとジュリエット」を中心に、20曲ほどを演奏します。 29日は、母親の規子さんも訪れ、「大切な思い出のあるこの地での演奏を心待ちにしていた」と話していました。 矢島愛子ピアノリサイタルは、6月25日に日曜日にニシザワいなっせホールで開かれます。 入場料は、大人2,000円、高校生以下は1,000円となっています。 (78-5801)
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山寺の死亡事故の現地診断
20日に伊那市山寺で発生した交通死亡事故の現地診断が、29日、現地で行われました。 現地診断には、交通安全協会や警察、山寺区などから40人ほどが参加しました。 事故は、20日土曜日の午前11時に発生しました。 国道153号から県道方面へ進行していた普通乗用車が、道路を横断していた小学1年生の女の子をはね死亡させたものです。 現場は、見通しのいい直線道路で、参加者らは子どもの目線、運転手の目線でどのように見えるかを確認していました。 現地診断の後、きたっせで再発防止検討会が開かれました。 地元住民は、「現場は変則の四つ角で危険な場所だ。地域の人はスピードを出さないが、区外の人は見通しがいいのでスピードを出しがちだ」と話していました。 道路を管理する伊那市では、「道路脇の樹木が生い茂り見えずらくなっていることから、枝の剪定や植え込みの刈り込みを行う」ということです。 伊那署管内の交通死亡事故は、きのう現在3件となっています。
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伊那まつりポスター原画決まる
前身の勘太郎まつりから数えて今年で60回目を迎える伊那まつりのポスターの原画が29日、決まりました。 29日は、伊那市役所で審査会が開かれ、応募のあった118点の中から最優秀賞1点、優秀賞6点、佳作33点が選ばれました。 審査の結果、ポスターの原画に選ばれたのは高遠中学校2年の山下優季さんの作品です。 作品には、勘太郎や龍、盛り上がる市民の様子が描かれています。 背景や色づかいなど丁寧に描いていることが評価されました。 ポスターは1000枚作製し商店街や公共施設に貼り出されます。
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伊那市富県で火事 けが人なし
29日午前11時30分頃、伊那市富県で物置と土蔵を焼く火事がありました。 この火事によるけが人はいませんでした。 伊那警察署の発表によりますと、火事があったのは、伊那市富県の藤澤剛さんが所有する木造平屋建ての物置と二階建ての土蔵です。 合わせて105平方メートルが全焼したほか、普通乗用車が一部焼けました。 火はおよそ1時間後に消し止められました。 この火事によるけが人はいませんでした。 伊那署では、剪定した木の枝を燃やしていた火が燃え移ったものとみて調べを進めています。
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天竜川中洲でバイク耐久レース
バイクの2時間耐久レース「スーパーエンデューロ・イン天竜」が28日伊那市の天竜川中洲に設けられた特設会場で行われました。 レースには上伊那をはじめ関東や中京方面から70組・110人が出場しました。 大会は地元のバイク店有志でつくる実行委員会が開催しているもので、街の中心部で行われる国内でも珍しいレースだという事です。 午前中は市販車部門が行われ、仲間や家族とチームを組みレースを楽しんでいました。 1周1.5キロのコースを2時間で何周走れるかを競います。 選手たちは、途中、給油や選手交代しながら砂地のコースを走り抜けていました。 中には、オフロード用のバイクに混ざり、一般車で出場する人もいました。 実行委員会では「天竜川の地形を活かしたレースとして今後も続けていきたいです」と話していました。
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いなまちバラぶらり始まる
バラの花咲く街づくりで地域振興を目指す伊那市の中心商店街で、期間中様々なイベントが催される「いなまちバラぶらり」が28日から始まりました。 初日の28日は、セントラルパークでオープニングセレモニーが行われ、アコーディオンの演奏や苗の販売が行われました。 イベントは、地域活性化の取り組みとして地元店主などでつくる実行委員会が開いたものです。 西町から荒井、坂下、山寺までの商店街を中心におよそ300種類1500鉢が並べられています。 イベントは、来月18日まで予定されていて期間中、バラを描く写生会やプリザーブドフラワーづくりなどのイベントが予定されています。 新企画として、コミュニティカフェセジュールでは、バラをかたどったマドレーヌの販売をしています。 1つ50円です。 伊那北駅前のスペースでは、バラにちなんだバラ丼の試食も行われ、訪れた人が味わっていました。 期間中は、八幡寿司、ココンダ、プリンスの3店で、それぞれ趣向をこらしたバラ丼が提供されています。 実行委員会では、「この時期ならではの街歩きを楽しんでもらいたい」と話していました。 商店街では現在、早咲きのバラが見ごろとなっています。 いなまちバラぶらりは、来月18日まで行われています。
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御園区民運動会 親睦深める
伊那市御園の区民運動会が白山グラウンドで28日開かれ、参加者がスポーツで汗を流しました。 運動会は、区民の親睦を深めるとともに、体力の向上につなげようと毎年この時期に伊那公民館御園分館が開いています。 28日は、子どもからお年寄りまでおよそ500人が参加し、18の種目を常会対抗で競いました。 このうち、幼児から大人までを対象としたマラソンでは、白山グラウンドを発着に区内を走りました。 また、ハエたたきで風船を掴み椅子に座って割る競技では、白熱した勝負を繰り広げていました。 各種目の上位には、日用品などの景品が用意され、毎年景品を楽しみにしている人も多いということです。 御園分館では、「幼児からお年寄りまで楽しめる競技で親睦を深めていきたい」と話していました。
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加納直久さん 創作うつわ展
伊那市在住の陶芸家、加納直久さんの作品展が、かんてんぱぱホールで開かれています。 会場には、加納さんの創作陶器およそ100点が並んでいます。 加納さんは、30代から陶芸をはじめ、備前焼の作品を作っています。 今回は、花器や食器といった生活で使う作品が並んでいて、デザインは加納さんのオリジナルのものです。 学生時代の友人とコラボレーションしたアウトドアで使う作品も展示されています。 加納さんは「他では見られない作品を多くの人に楽しんでもらい、また家で使って親しんでもらいたい」と話していました。 会場には、加納さんの父で洋画家の野溝嘉彦さんの油彩画も並んでいます。 加納さんの陶器、31日(水)まで、かんてんぱぱホールで開かれています。
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しんわの丘ローズガーデン バラ祭り始まる
伊那市高遠町のしんわの丘ローズガーデンで27日からバラ祭りが始まりました。 ガーデン内には170種類2,000本のバラが植えられています。 今年はバラ祭りの開始時期を一週間早めたため、ほとんどがまだ蕾ですが、来月上旬から大輪系のバラが、中旬からはツルバラが見ごろとなり、7月半ば頃まで楽しめそうだという事です。 今年はガーデンオープン10周年を記念して来月3日に伊那市消防団音楽隊によるミニコンサートやプレゼント抽選会などが企画されています。 バラ祭りは6月18日(日)まで行われています。
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入笠山頂上で360度の大パノラマを楽しむ
伊那市と富士見町にまたがる標高1,955メートルの入笠山が27日に山開きとなり、訪れた登山者は頂上で360度の大パノラマを楽しみました。 伊那市と富士見町境に位置する標高1,955メートルの頂上です。 中央アルプスや、北アルプス、諏訪湖、八ヶ岳連峰、富士見町が一望できます。 天候によっては富士山も見えますがこの日は雲に隠れていました。 頂上では訪れた人が写真を撮ったり弁当を食べるなどしてゆっくりとした時間を過ごしていました。 入笠山は、南アルプスの北の端にあります。 伊那市側からは車で山頂近くの登山口まで行く事ができ富士見町側からはゴンドラが運行されています。 登山口から頂上まではゆっくり登っても30分ほどで初心者でも登りやすい山とされています。 この日は登山口で山開きの神事が行われました。 伊那市と富士見町の行政やJA関係者などが出席し今シーズンの無事を祈願しました。 入笠山観光連絡協議会会長の白鳥孝伊那市長は「様々な自然を楽しめる入笠山に四季を通して大勢の方に訪れてもらいたい」と話していました。 入笠山ではこれからクリンソウやスズランなどの花のシーズンを迎えます。
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西駒んボッカで背負う薪づくり
中央アルプスの西駒ケ岳にある西駒山荘まで荷物を運ぶレース「西駒んボッカ」で、レースで背負う薪を27日、参加者が作りました。 伊那市のますみヶ丘平地林で、伐採したアカマツとカラマツを割って薪を作りました。 参加したのは、ボッカの参加者と信州大学農学部の学生など17人です。 西駒んボッカは、西駒山荘の建て替えに合わせ、建物に使うレンガを運んでもらおうと行われてきました。 レンガが必要な数に達したことから、今年は西駒山荘に設置される薪ストーブで使う薪を運びます。 薪ストーブは、山の上でも自然エネルギーを活用していこうと今年度設置されます。 27日はオノや薪割り機を使って、500本の薪を作りました。 途中、丸太の早切り対決も行われました。 西駒んボッカは9月10日に行われる予定で、7月31日まで参加者を募集しています。
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アルプルバラ会 27日・28日にバラ祭り
上伊那のバラ栽培愛好家でつくるアルプスバラ会は、27日・28日に、伊那市西春近でバラ祭りを行います。 会場となるのは、アルプスバラ会の会長を務める伊那市西春近の春日千定さん宅です。 春日さん宅の日本庭園の中には、国内外のバラ250種類およそ300本があります。 こちらは、白い花を咲かせるナニワイバラです。 香りがよく白い清らかな印象が春日さんは気に入っているということです。 庭園は100メートルのコースになっていて、様々な植物とバラとの共演が楽しめます。 アルプスバラ会は発足して13年目で、上伊那の85人が会員となっています。 祭りでは、会員が育てた鉢バラ30本が並ぶほか、春日さんが育てたバラの販売、コンサートや折り紙体験なども行われる予定です。 アルプスバラ会主催のバラ祭りは、27日と28日に、伊那市西春近の春日千定さん宅で行われます。
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JA上伊那 販売高147億円計画
JA上伊那総代会が26日開かれ、今年度の農畜産物の販売高を昨年度より3億円多い147億円とする事業計画案が承認されました。 26日は、JA上伊那本所で第21回総代会が開かれ組合員220人ほどが出席しました。 今年度の農畜産物の販売高は昨年度より3億円多い、147億円を目標としています。 品目別では米が43億円、きのこが22億円、野菜が21億円、花卉が16億円などです。 アスパラガスやりんご、アルストロメリアなど9つを重点品目にあげ、生産拡大に向け総額1億4千万円の補助を実施する計画です。 JA上伊那では、販売高の3割を占める米を中心に、花卉や野菜、きのこなどのボトムアップを図りたいとしています。 御子柴茂樹事組合長は「国際貿易交渉や改正農協法への対応、自己改革など課題が山積している。行政や商工団体などと連携し地域に必要なJAを目指したい」と挨拶しました。
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空き店舗に協同事務所オープンへ
地元有志が起業や街の将来について意見交換をする「ローカルベンチャーミーティング」が始まって1年がたちました。 伊那市の中心市街地の空き店舗で、そのミーティングの参加者3人が協同事務所を来月オープンします。 26日は事務所で開業を目指す3人が準備を進めていました。 デザイナーの土田智さんは、自宅を事務所にしていました。 人とのつながりや、倉庫を確保したいと考えこの場所を借りる事にしました。 ライターで主婦の井崎由華さんです。 子育て中の母親がパソコン等のスキルを活かし、自宅でできる仕事を紹介する会社の設立を目指します。 雑貨店を営む平賀裕子さんは、地元の有機野菜を知ってもらいたいと新たに八百屋を始めます。 業種の異なる3人が協同事務所として、この場所でそれぞれの仕事を始めます。 3人の繋がりは、起業や街の将来について意見交換をする「ローカルベンチャーミーティング」です。 2016年5月から毎月一回中心市街地で開かれ、起業に向け空き物件の見学なども行なってきました。 意見交換が始まって1年がたち空き店舗を活用して開業できる事になりました。 建物を管理する酒井一雄さんです。 この日は、準備の進み具合を見に来ました。 事務所は来月、順次オープンしていくという事です。
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児童が日本伝統音楽の雅楽学ぶ
伊那市の伊那北小学校で26日、雅楽の演奏があり児童が日本の伝統音楽を学びました。 雅楽を演奏したのは上伊那地域の神職らでつくる伊那雅楽会です。 演奏会は、子どもたちに日本に古くから伝わる音楽に触れてもらおうと開かれたものです。 9人が伝統の和楽器を使って演奏や舞を披露しました。 児童らは演奏を聞く機会があまりない日本の音楽に耳を傾けていました。 伊那雅楽会の花畑樹彦楽長は「雅楽は千年前の平安の時代に今の形となりました。千年前と同じ演奏を聞けることはすごいことです」と話していました。
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伊那図書館「赤い夕顔の花」紙芝居制作
伊那市の伊那図書館は、地元の民話をもとに作られたものがたりの絵本「赤い夕顔の花」を、紙芝居にしました。 25日は、視覚障害者に声の新聞を届ける活動を行う音訳ボランティアグループ「鈴音(すずね)の会」が、お披露目をしました。 紙芝居は、鈴音の会の依頼を受けて、伊那図書館が制作しました。 「赤い夕顔の花」は高遠町の樹林寺に伝わる話などが下地になっています。 下伊那のある城が落城し落ち延びた奥方と子が、逃げた先で村人から冷たい対応を受けたことを恨み、白い夕顔が赤く染まったというものがたりです。 鈴音の会は、伊那図書館を活動の拠点としていて、地元の新聞を毎日1週間分を録音し視覚障害者に届けています。 4年前から、高齢者施設で紙芝居を披露するようになり、地元に関係するものを披露したいと、伊那図書館に相談し、今回の紙芝居が作られました。 「赤い夕顔の花」は、文は、箕輪町の小沢さとしさん、絵は、伊那市の橋爪まんぷさんが手がけた作品です。 この赤い夕顔の花は、伊那谷ものがたりシリーズの1作目にあたり、シリーズは、現在9作あります。 伊那図書館では、今後、このシリーズを紙芝居にしていきたいとしています。 鈴音の会では、6月に、この紙芝居の練習を行い、7月に高齢者施設で披露する予定です。
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高遠町で倒木 高遠・富県の1,150戸が停電
25日午後1時35分頃、伊那市高遠町と富県の一部で倒木による停電がありました。 中部電力伊那営業所によりますと、停電となったのは高遠町と富県の一部約1050戸です。 停電の原因は、高遠町上山田で倒木があり電線が切れたためです。 倒木によるけが人はいませんでした。 倒木の原因について伊那市高遠町総合支所では、木の腐食によるものとみています。 午後5時56分に全戸復旧しました。
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新山小学校 保護者提供のたけのこで給食
伊那市の新山小学校で、児童の保護者から差し入れのあったたけのこを使った給食が、25日出されました。 この日の給食のメニューは、たけのこの味噌汁と、たけのこ入りの肉詰め焼きなどです。 たけのこは、1年生の筒井 保君の保護者から提供された新山産です。 1.5キロが提供されました。 子どもたちは、たけのこをみつけては味わっていました。 この日は、給食試食会も開かれ、保護者が子供たちの給食を見学した後、自分たちも試食しました。 給食試食会は、毎年1回開かれていて、保護者に学校の様子を知ってもらう機会にもなっています。