-
ふるさと納税の返礼品 運用方針を再度検討
伊那市の白鳥孝市長は21日市のふるさと納税の返礼品について「運用方針を再度検討する」とのコメントを出しました。 これは総務省の「10万円未満の家電製品は返礼品の趣旨にそぐわない」とする指摘に対するものです。 市長は総務省からのふるさと納税の趣旨にそぐわないという発言を受け方針を転換し再度検討するとしています。
-
江戸時代の民家活用し地域活性
伊那市は高遠町に残る江戸時代の民家、中村家と馬島家を活用し伊能忠敬が味わった料理を提供するなど地域活性プロジェクトに取り組みます。 このプロジェクトは地方創生拠点整備交付金を活用して実施されるもので事業費は1億4千万円。そのうち半分は交付金で賄われます。 中村家と馬島家の2つの拠点により集客を図るもので通年観光を目指します。 案として江戸時代の中村家で参勤交代の際、伊能忠敬も味わったとされる料理を復活させ提供します。 ほかには高遠地区でそば店出店の検討をするため試験店舗として場所を提供するとしています。 馬島家では江戸時代の文化を体験できるサービスを行うとしています。 またこれらを進めるため行政、商工会、地域住民、学校、金融が参加するプロジェクトチームを立ち上げる計画です。 これらにより桜の季節以外でも楽しめる高遠城下町をつくり集客につなげる考えです。 伊那市地方創生総合戦略審議会は地域に人を呼び込む活性化策について検討するため開かれたもので委員11人が出席しました。 審議会ではほかに昨年度の事業について、そばイベントの開催など35%が順調に行われ、山林資源の活用など36%が努力を要するとの進捗状況が報告されました。
-
伊那文化会館 桜の見ごろに合わせてドローンで空撮
伊那市の伊那文化会館は、近くの春日公園の桜の見ごろに合わせて、ドローンを使った空撮を20日に行いました。 20日午前8時30分にドローンを使って撮影した映像です。 手前に桜が満開となっている春日公園があり、奥には伊那市の市街地が望めます。 左に回転すると伊那文化会館が見えてきます。 伊那文化会館は、昭和63年12月1日に開館し来年度30周年を迎えます。 この映像は30周年を迎えるにあたり地域とのつながりを映像で記録する取り組みのひとつとして撮影されたものです。 今年度中に伊那文化会館のモニターで放映するほか、広報番組や30年の歴史を振り返る記録映像集の中で活用していく予定です。
-
桜シリーズ⑧ 三峰川堤防の桜並木
見頃になった地域の桜をお伝えする桜シリーズです。 20日は、伊那市美篶の三峰川堤防の桜並木です。 三峰川堤防沿いでは、ソメイヨシノを中心に200本程の桜がおよそ3キロにわたって植えられていて、現在満開となっています。 天気が良い日は、残雪の中央アルプスとの共演を楽しむことができ、カメラマンにも人気の撮影スポットとなっています。 伊那市観光協会によりますと、三峰川堤防の桜並木の見頃は、来週はじめ頃までだということです。
-
高遠城址以外も 伊那の桜名所見ごろ
現在桜が満開の高遠城址公園は、多くの観光客でにぎわっていますが、伊那市の桜の名所は、高遠城址公園だけではありません。 伊那市3大桜名所の残り2つ、春日公園、伊那公園も、今が花盛りとなっています。 伊那市西町の春日公園です。 14.3ヘクタールの公園内には、およそ420本の桜が植えられています。 2種類の桜が植えられていて、色が薄い方がソメイヨシノ、色が濃い方がコヒガンザクラです。 桜を前景に、南アルプスと市街地を眺めることができるスポットもあります。 20日も多くのカップルや家族連れが訪れ、写真を撮ったり、散策するなどして過ごしていました。 春日公園は、戦国時代の城跡がその後、公園として整備されたものです。 本丸や二の丸などをつなぐ橋が架かっていて、絶好の撮影スポットとなっています。 また、三の丸には滑り台などの遊具もあり、うららかな春の日差しを浴びて、子どもたちが遊んでいました。春日公園の桜は、穏やかな日が続けば今後1週間は楽しめるということです。
-
ふるさと納税「見直す予定ない」
17日に伊那市が発表した返礼品として10万円以下の家電製品は今後も扱うなどとするふるさと納税の運用方針に対し、県を通して総務省からさらなる見直しの要請が出されたことを受けて、白鳥孝市長は、「精査したうえで市の総意として決定したものであり直ちに見直す予定はない」との考えを示しました。 今月1日に、総務省から、各自治体に対し、ふるさと納税の返礼割合を3割までなどとする通達が出されたことを受け、伊那市は、2週間ほど、受け入れを休止し、返礼品について検討を進めてきました。 17日に、白鳥市長が会見を開き、10万円以上の家電は扱わないなどとする新たなふるさと納税の運用方針を打ち出したばかりでした。 しかし、総務省からさらに見直すよう、県を通して要請があったということです。 それに対し白鳥市長は、「本市のふるさと納税運用方針は、総務大臣通知の内容をきちんと精査したうえで、法令等の根拠を基に、市の総意として決定したものであり、これを直ちに見直す予定はありません。今後市として再度の見直しを行うとすれば、国は本市の判断基準を否定し得る合理的で明確な根拠を示す必要があると考えております」とのコメントを発表しました。 なお、昨年度、伊那市はおよそ6万件72億円のふるさと納税を受け入れています。
-
たかずやの里跡地を森林公園へ植樹
伊那市富県の旧たかずやの里跡地を多目的な森林公園にしようと、広葉樹の植樹が16日行われました。 植樹には、たかずやの里の児童や職員などおよそ50人が参加しコナラやクヌギの苗木70本を植えました。 児童養護施設たかずやの里は、建物の老朽化により平成26年に、伊那市東春近へ移転しました。 土地を管理する社会福祉法人たかずや福祉会では、広さ6千2百平方メートルの跡地をキャンプや自然学習が行える森林公園にするという事です。 たかずやの里の菅雄峰施設長は「みんなが楽しく過ごせる場所になってほしいです。」と話していました。
-
満開の高遠城址公園 花見ムード盛り上げ
桜が満開となった伊那市高遠町の高遠城址公園では、花見ムードを盛り上げようと「さくら茶のサービス」や「高遠囃子の巡行」が行われました。 今朝の高遠城址公園です。 朝方雨が降りましたが、午前9時頃には雨も上がり、多くの花見客が訪れていました。
-
長野県伊那・木曽倫理法人会 会社経営について学ぶ
伊那と木曽地域の企業でつくる一般社団法人長野県伊那・木曽倫理法人会は、年に一度の倫理経営講演会を伊那市内で18日に開き会社経営について学びました。 一般社団法人倫理研究所の田島康賢さんが「大転換の時代―新に挑む―」と題して講演しました。 倒産した企業の元社長が勉強会を開いている東京の「八起会(やおきかい)」の活動を紹介し、倒産の理由で一番多かったのは経営者の高慢、2番目が社員教育の欠如、3番目が目標と計画性の欠如だと説明しました。 一方で再起した社長は、早起き、家庭円満、素直、背筋が伸びているという4つの共通点があるという事です。 田島さんは、「4つの共通点は、朝礼を実施し、家庭を大事にし、お互いに学びあっている倫理法人会のモットーと重なっている」と話していました。 倫理経営講演会は毎年1月から5月にかけて全国で開かれているもので、今年は伊那市を含め676会場で開かれています。
-
伊那ナイターソフトボール リーグ戦開幕
伊那ナイターソフトボール連盟の今年度のリーグ戦開会式が18日、伊那市の富士塚スポーツ公園運動場で行われ17チームが参加しました。 開会式では昨年度の優勝チームから優勝旗が返還されました。 今年度のリーグ戦には、Aリーグ、Bリーグ合わせて17チームが参加します。 下県フェニックスがチーム事情で連盟を退会する事になり、昨年度より1チーム減りました。 伊那ナイターソフトボール連盟の西村茂雄会長は「先輩方の功績を大切に守り、若い人の参加を進め連盟の発展に尽力したい」と話していました。 選手を代表してGetsの飯塚真悟さんは「はつらつとしたプレーでソフトボールのまち伊那市を盛り上げます」と選手宣誓しました。 リーグ戦の開会式に続き、春季トーナメント伊那ケーブルテレビ杯の開会式が行われました。 春季トーナメントには11チームが参加します。 リーグ戦は9月中旬まで行い、トーナメントの決勝は6月上旬頃を予定しています。
-
春爛漫 高遠城址公園の桜が満開
日本三大桜の名所の1つ、伊那市高遠町の高遠城址公園の桜が、18日に満開になりました。 10日の開花宣言以降、気温の上がらない日が続きましたが、18日の伊那地域は最高気温が21.4度と5月中旬並みの陽気となりました。 高遠城址公園では開花が進み、満開となりました。 晴天にも恵まれ、県内外から多くの花見客が訪れていました。 公園内では、写真を撮る人や、シートを広げて花見を楽しむ人の姿が見られました。 高遠城址公園の桜は、青森県の弘前公園、奈良県の吉野山と並ぶ、日本三大桜の名所の1つとされています。 公園内の桜を管理する桜守の西村一樹さんに、あまり知られていないオススメの桜スポットを聞きました。 西村さんによりますと、例年は日の当たる公園南側から徐々に北側にかけて満開になりますが、今年はあまり差がなく一帯が同じ早さで花が開いたということです。 伊那市観光協会によりますと、雨風の強い日がなければ、今週末の22日・23日頃までは、楽しめそうだということです。
-
アスパラガス収穫最盛期
上伊那の主力野菜の一つ、アスパラガスの収穫が最盛期を迎えています。 伊那市西箕輪のJA菜園では18日、従業員7人が作業に追われていました。 上伊那地域でも生産量が多いJA菜園では、3月下旬から収穫が始まり今が最盛期となっています。 3月は気温が低くかったことから収量は伸びず、例年のおよそ半分の1日100キロにとどまっているということです。 JA菜園では今後気温が上がれば例年並みのおよそ1.4トンの収量が見込めると話しています。 アスパラガスは上伊那の主力野菜の1つで、JA上伊那によりますと去年1年間の出荷量は年間380トン、売上額はおよそ4億8千万円で、ともに県内でJA長野に次いで2番目だということです。 収穫したアスパラガスは、選別機にかけられ、Sから3Lまでの重さごと分けられ主に、名古屋や大阪方面に出荷されることになっています。 アスパラガスの収穫は、5月いっぱい行われるということです。
-
シベリア抑留慰霊祭 戦友・家族の冥福祈る
「第二次世界大戦」終戦後、旧ソ連のシベリアに抑留され亡くなった人達の冥福を祈る慰霊祭が17日、伊那市西町の春日公園で行われました。 慰霊祭には、体験者や遺族など10人が出席しました。 出席した人達は、春日公園の北側に建立された慰霊碑に花を手向けていました。 式の中では、シベリアで兄を亡くした伊那市の山口昭七さんがハーモニカを演奏しました。 山口さんは「亡くなった兄も楽器が好きだった。兄を偲んでハーモニカを演奏しました」と話していました。 シベリア抑留を体験した長田伊三男実行委員長は「祖国に帰ることを夢見て支えあった多くの仲間が帰ることなく亡くなった。残り少なくなった体験者がこの真実を後世に語り継いでいかなければならない」と話していました。 慰霊祭は、体験者や遺族などでつくる全国強制抑留者協会長野支部が毎年開いているもので、今年で18回目になります。
-
桜シリーズ⑤ 伊那市西春近の宮の原の枝垂れ桜 見ごろ
見ごろになった地域の桜をお伝えする桜シリーズです。 17日は、伊那市西春近の宮の原の枝垂れ桜です。 宮の原の枝垂れ桜は、高さ7メートル、幹の太さは4メートルほどあり、樹齢は100年から120年の古木です。
-
伊那市ふるさと納税 18日から再開
伊那市は、先月31日から受け入れを休止していたふるさと納税について、返礼割合を3割以下とするなどの運用方針を策定し、18日から再開します。 17日は、市役所で記者会見が開かれ、白鳥孝市長が新たに策定したふるさと納税の運用方針について説明しました。 総務省が今月1日に「制度の趣旨に反する返礼品を扱わないこと」などと各自治体に通達したことから、伊那市では内容を精査し運用方針を策定しました。 返礼割合の高いものについては、3割以下となるよう設定を見直す他、価格が10万円を超えるテレビやオーブンレンジ、海外製の掃除機などは取り扱わないとしています。 また、市内在住者が伊那市にふるさと納税をすることは趣旨にそぐわないとし、受け付けを取りやめます。 市では昨年度、6万件およそ72億円の寄付を受け入れました。 ふるさと納税の使い道として、今年度から第3子以降の保育料を無料にしている他、低炭素社会の実現にむけ照明のLED化などを進めています。 今後は、マツタケ狩りなど地域資源を活かした体験型ツアーの開催の他、薪やペレットの全国配送などを計画しています。 ふるさと納税の受け入れ再開は、18日午前10時からで、返礼品はこれまでの160品目から100品目となります。 なお、箕輪町と南箕輪村でも見直しを検討しているということです。
-
桜シリーズ④ 伊那北駅前広場の桜
見ごろになった地域の桜をお伝えする桜シリーズです。 4回目の17日は、JR飯田線伊那北駅前広場のタカトオコヒガンザクラです 伊那北駅前広場にあるタカトオコヒガンザクラは見頃を迎えています。 平成21年に駅前の広場活性化に取り組んでいた、当時の伊那小学校6年夏組の児童が、花見客を楽しませようと植樹しました。 夏組にちなみ、桜の愛称は「夏心桜(なつっこさくら)」と言います。
-
高遠城址公園 高校生が花見客をおもてなし
開花宣言後、初めての週末の迎えている伊那市高遠町の高遠城址公園。 16日は高遠高校の生徒が合唱や琴の演奏で花見客をもてなしました。 高遠城址公園の三の丸の広場では、高遠高校の音楽専攻の生徒13人が合唱や琴の演奏を披露しました。 これは、地域活性化への貢献や、多くの人に普段の学習の成果をみてもらおうと行っているもので、今年で3年目です。 今年は、唱歌など10曲を披露しました。
-
山寺に伝わる奇祭 やきもち踊り
伊那市山寺に伝わる一風変わった祭り、やきもち踊りが、地元の神社、白山社八幡社合殿に16日、奉納されました。 やきもち踊りは、県の無形民俗文化財に指定されていて、春の例祭で毎年奉納されています。 始めに、当屋と呼ばれる踊りを主宰する当番の引継ぎ式が行われます。 江戸時代以来の記録が納められている当屋箱という貴重な箱が去年の当屋から今年の当屋に渡され、本殿に納めます。 当屋が神殿から御幣を持ってくるとお祓いが行われます。 このやきもち踊りの歴史は古く、江戸時代の中頃、今から230年ほど前には行われていたと記録に残っています。 引継ぎ式が終わると踊りが始まります。 地元住民でつくる保存会の会員30人が羽織、袴、白足袋と衣装を揃えます。 その姿で足を挙げ飛び跳ねるユーモラスな踊りを披露します。 踊りは前踊り、中踊り、後踊りと3回あり、その合間に酒盛りが行われます。 踊り手たちは、キセルで刻みタバコを吹かしながらアユの串焼きを肴にどぶろくを酌み交わしました。 酒盛りが終わると再び踊りが始まります。 酔いが回り足元がおぼつかなくなった踊り手が観客から冷やかされる場面もありました。 3回目の踊りが終わると、踊り手は鳥居の外にいちもくさんに逃げます。 遅れた人には厄がつくとされているからです。 外には多くのカメラマンが待ちかまえます。 歌の終わりが近づくにつれ、踊り手は逃げやすいように、鳥居のそばに集まり、終わると一斉に鳥居の外に飛び出しました。 今年、一番最後になったのは保存会の柴満喜夫会長でした。 天候に恵まれた16日は、市内外から多くの見物客が訪れ、伊那市に伝わる奇祭やきもち踊りを楽しんでいました。
-
桜シリーズ③ 長桂寺のシダレザクラ見ごろ
見ごろになった地域の桜をお伝えする桜シリーズです。 3回目の15日は、伊那市西町の長桂寺のシダレザクラです。 長桂寺境内には3本の桜が植えられていて、そのうち2本がシダレザクラです。 例年より一週間ほど遅く9日に開花し、現在見ごろとなっています。 開花中は午後6時30分から午後9時30分までライトアップが行われます。 桜は一週間ほど楽しめるということです。
-
伊那市で障がい者支援施設の自主製品販売会
南信地域にある障がい者支援施設が自主製品を販売するナイスハートバザールが15日と16日の2日間、伊那市のベルシャイン伊那店で開かれています。 上伊那を中心に13の施設が農産物の加工品や、手芸品、ビーズアクセサリーなどの自主製品を販売しています。 県から障がい者就労強化事業の委託を受けているNPO法人長野県セルプセンター協議会が県内5会場で開いているもので、伊那市では毎年4月に開かれています。 民間の専門技能を活用した事業にも取り組んでいて、箕輪町沢にあるふれんどわーくは飯島町のわら細工の保存会から教わった「猫つぐら」を今回初めて販売しました。猫の家として使うもので、ワラで作ったものが2万円、紙で作ったものが1万5千円で販売されています。 伊那市西箕輪のチャレンジセンター笑顔の時間(とき)は、諏訪の専門家から作り方を教わった革製品を販売しました。 有害鳥獣対策で駆除された鹿の皮を利用したもので、丈夫で柔らかいと評判だという事です。 ナイスハートバザールは16日もベルシャイン伊那店で開かれ時間は午前10時から午後4時までとなっています。
-
高遠城址公園 入園者数増加に期待
伊那市高遠町の高遠城址公園の桜は15日現在まだ2分咲きですが、公園には多くの観光客が訪れています。 伊那市では、開花から満開までの期間が例年より長くなったことで、入園者数の増加に期待しています。 15日は多くのツアー客が訪れ、駐車場には県内外の観光バスが並んでいました。 開花宣言が出された10日には、この週末に満開となる予想でしたが、気温の上がらない日が続き「二分咲き」にとどまっています。 それでも、開花宣言から初めての週末ということもあり、多くの花見客が訪れていました。 開花が進んでいる公園南側では、少しでも桜を見ようと花見客が集まっていました。 公園南側の出店では、出店者が今後の客足に期待を寄せています。 また15日は、伊那市役所と白山橋を結ぶシャトルバスが今シーズン初めて運行しました。 バスは最盛期の土日のみで15日は10分から15分間隔で運行していました。 伊那市では、「今後の天気にもよるが、例年より長い期間桜を楽しめそうなので多くの方に足を運んでもらいたい」と話していました。
-
信州伊那さくら大会 開幕
65歳以上のソフトボール全国大会、信州伊那さくら大会が15日と16日の2日間開かれています。 16日は伊那スタジアムで開会式が行われました。 大会には、65歳以上のハイシシニアの部と69歳以上のスーパーシニアの部があり、13都県から44チームが出場しました。 伊那市からハイシニアに3チームとスーパーシニアに1チーム、箕輪町からハイシニアに1チームが出場しています。 ソフトボールのまち伊那市を全国にPRしようと開かれていて、今年で6回目です。 大会長の白鳥孝伊那市長は「昼は存分にプレーし、夜は桜を愛でながら伊那の名物を楽しんでいってください」とあいさつしました。 試合は上伊那の5つの会場で4つのリーグに分かれて行われます。 トーナメント方式で、16日決勝戦が行われます。
-
富県小自転車クラブ 新年度発足式
伊那市の富県小学校自転車クラブの新年度の発足式が14日に行われ、新たに4人の児童が入部しました。 この日は新年度初めての練習が体育館で行われ、新しく入部した4年生3人が参加しました。 まっすぐ安定した走行ができるように「遅乗り」と呼ばれる練習を行いました。 4年生は5・6年生の動きを見ながら、同じように自転車の操作をしていました。 富県小自転車クラブは、4月から6月にかけて週3回、地元の交通指導員経験者などから指導を受け練習をしています。 去年の県大会で団体3位になるなど、これまでも3位入賞はありますが、1位になったことはないということです。 発足式では、部員ひとりひとりが「県大会で1位を目指して頑張りたい」「うまく乗れるようになりたい」など、目標を発表しました。 指導にあたっている富県の森下寿美(もりしたひさみ)さんは「県大会優勝を目指して頑張りましょう」と話していました。 自転車クラブは、6月には伊那大会に出場する予定だということです。
-
桜シリーズ② 西春近公民館の早咲き桜 満開
見ごろになった地域の桜をお伝えする桜シリーズです。 2回目の14日は伊那市の西春近公民館の桜です。 西春近公民館南側のコヒガンザクラは早咲きの桜として知られ今が満開です。 樹齢70年ほどといわれている古木があり枝が折れないように支柱が取り付けられています。 全部で4本ありここ数日で一気に開花が進んだということで花は来週半ばまで楽しめるということです。
-
交通事故防止で横断歩道渡るシミュレーション
春の全国交通安全運動に合わせた交通事故防止体験会が7日、伊那市の御園地域交流センターで開かれました。 御園地区は今年度の高齢者交通安全推進モデル地区に指定されています。 体験会はお年寄りの交通事故を防ごうと伊那警察署などが開いたもので横断歩道を渡るシミュレーションが行われました。 体験した人は左右を見て車が来ないことを確認してから横断歩道を渡っていました。 体験が終わると県警交通安全指導員から横断歩道を渡る際に注意することを聞いていました。 体験会ではほかに反応の速さや正確性の測定もおこなわれました。 伊那署では自宅近くで高齢者が交通事故に遭うケースが多いことからいつも通る道路でも安全確認してから横断するよう呼びかけています。
-
山小屋の管理人が味噌仕込み
伊那市観光株式会社が運営する山小屋の管理人が山小屋で提供する味噌汁の味噌を仕込む作業を14日行いました。 北沢峠こもれび山荘の竹元直亮さん、塩見小屋の岡和宣さん、西駒山荘の宮下拓也さんらが伊那市長で伊那市観光株式会社の白鳥孝社長宅で味噌の仕込みを行いました。 山小屋の管理人は地元産の大豆を大釜で茹で上げ、やわらかくなってからすりつぶしていました。 すりつぶした大豆は市内の造り酒屋がつくった麹と混ぜてから樽に入れていました。 味噌の仕込み作業はそれぞれの山小屋で地元産の手作りの味噌汁を提供し登山者をもてなそうと行われたものです。 仕込んだ味噌はおよそ150キロで3つの小屋に分けられます。 10か月ほど寝かせて熟成させ来シーズンから本格的な提供を始めるということです。
-
来月3日 「憲法記念日の集い」を開催
5月3日の「憲法記念日」に合わせ、伊那市の伊那文化会館では「憲法記念日の集い」が開かれます。 13日夜に、いなっせで実行委員会が開かれ、委員およそ30人が、参加希望者の人数やスケジュールなどを確認しました。 5月3日に伊那文化会館小ホールで開かれる「憲法記念日の集い」では、信濃毎日新聞の丸山貢一(まるやまこういち)さんが講演をします。 丸山さんは上田市出身の62歳で、1979年に信濃毎日新聞社に入社し、現在、論説主幹を務めています。 講演では、「平和のたいまつ掲げて」と題し、現代の憲法問題について話しをします。 実行委員会の北原明会長は「憲法というものは非常に大切なもの。いろんな人に来ていただき、その重要性を感じてもらえればうれしい」と話していました。 「憲法記念日の集い」は、5月3日の午後2時から伊那文化会館小ホールで開かれます。 参加費は、一般500円、高校生以下は無料となっています。
-
花見客を「高遠石工」でおもてなし
伊那市高遠町の高遠城址公園の花見シーズンに合わせ、花見客を「高遠石工」でもてなす準備が進んでいます。 高遠町の老舗菓子店あかはねでは、名物の「高遠まんじゅう」に高遠石工が石仏を彫る様子を焼き付けた「石工まんじゅう」がつくられています。 高遠まんじゅうに押される石工の焼印を考えたのは高遠中学校の3年生です。 店主の赤羽敏さんは「大変出来が良い焼印ができた。地域の文化を商品にできたことは素晴らしいことだと思うしとても感心している」と話していました。
-
桜シリーズ① 南信森林管理署の桜が満開
見頃になった地域の桜をお伝えする桜シリーズです。 伊那市山寺の南信森林管理署の桜が、ほぼ満開です。 早咲きで知られる南信森林管理署の桜は先週開花し、一部まだ蕾のところもありますが、ほぼ満開となっています。 管理署によりますと、18日頃まで楽しめそうだということです。
-
高遠高校1年生が地元の歴史学ぶ
伊那市の高遠高校の1年生は、自分たちが通う地域の歴史や、高遠城址公園について13日学びました。 この日は、1年生が、地元の郷土史研究家、矢澤章一さんから、高遠城址の歴史を学びました。 矢澤さんは、写真や映像を使って、これまでの高遠城の歴史を紹介しました。 諏訪から来た高遠氏が、200年間ほど高遠を支配し、武田信玄が侵略して、現在の城址公園の城を築いたということです。 また、幕末に作られた高遠藩の藩校・進徳館は、多くの偉人を輩出し、長野県の教育の礎を築いたと紹介しました。 矢澤さんから、高遠の歴史について学んだ生徒たちは、実際に、高遠城址公園を訪れ、園内を歩いて、桜を鑑賞しました。 高遠高校では、「自分たちが通う地域の歴史やその重み、素晴らしさを学び、全国的に有名な桜を身近に鑑賞できる幸せを実感してほしい」としています。