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松くい虫対策 手良にヒノキ200本植樹
伊那市手良沢岡下手良の住民でつくる下手良共有財産管理組合は、松くい虫対策で木の種類の転換を図るため、ヒノキの苗木200本を今日植樹しました。 松くい虫被害にさらされるアカマツからの転換を図るものです。 11日は、組合の役員と区内の児童とその保護者35人が、組合が所有する市道野底手良線沿いの土地にヒノキの苗木200本を植えました。 2メートル間隔で穴を掘り、そこに高さ50センチほどの苗木を植えていきました。 この場所はアカマツの松くい虫被害が深刻で、たびたび松枯れによる倒木が発生していました。 組合では樹種の転換を図ろうと、去年から県や市の補助金を使ってアカマツの伐採・破砕処理を進めてきました。 ここ一帯の16ヘクタールの土地に、合わせて3000本のヒノキを植える計画で、5日には植樹祭に合わせ組合員が800本を植えました。 11日は、山の働きや木の大切さを知ってもらおうと、児童と一緒に植樹しました。 植樹が終わると、児童の名前と日付が書かれた記念の札を苗木の前に立てていきました。 来週には、上伊那森林組合に委託してさらに2000本のヒノキを植える予定です。
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伊那中央病院メディカルシミュレーションセンター 2周年
2014年に伊那中央病院に開設されたメディカルシミュレーションセンターが2周年を迎えました。 2年間でのべ2,800人あまりの医療関係者が利用し、スキルアップや人材育成が図られています。 2周年を記念し、11日、伊那中央病院内の医師や看護師などが、専門家を招いてシミュレーショントレーニングを行いました。 心肺停止状態の人の足の付け根から挿入したカテーテルを動脈と静脈にいれ、人工心肺とつなぐトレーニングです。 伊那中央病院では、医師や看護師、薬剤師のほか、機器を操作する技士などがチームを組み、こうしたトレーニングを月に1回程度実施しています。 センターは内視鏡手術や血管内治療などの医療技術が習得できる最新鋭のシミュレーターを40機あまり導入し、2014年に開設されました。 これまで、病院内の医療関係者を始め、学生や薬剤師会、歯科医師会など、のべ2,800人あまりが利用しています。 東京慈恵会医科大学で救急医学を教えている武田聡教授は講評で、「シミューレーションした事を、治療を施す場所で実際にやってみて、薬品の取り出し方や自分の立つ場所を見直す事が必要です」とアドバイスしていました。 メディカルシミュレーションセンターでは、今年度2,000人の利用を目標に、地域医療の質の向上や教育体制の確立を図りたいとしています。
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子ども科学教室 東部中学校の生徒が講師つとめる
小学生に科学を楽しく学んでもらおうと伊那市生涯学習センターが行っている「子ども科学教室」が11日に開かれ、伊那市の東部中学校の生徒が講師を務めました。 東部中学校科学部の1年生から3年生17人が、顧問の鈴木崇晃教諭と一緒に講師を務めました。 教室には小学生15人が参加し、ヒイラギの葉を使ったしおりを作りました。 葉脈を観察するため、水酸化ナトリウムの溶液で20分ほど煮込んで柔らかくした葉を、歯ブラシで軽くたたいて葉の肉を落とします。 科学部の生徒は、葉脈には水と栄養を運ぶ役割がある事など、事前に自分たちで学習した内容を小学生に教えていました。 子ども科学教室は2年目の開催で、去年小学生として参加した事をきっかけに、今年科学部に入部した1年生もいるという事です。 次回は7月2日で、上昇気流で風車を回す実験を行う予定です。
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若林氏「県代表として政府との窓口を務めたい」
自民党現職の若林健太さんは、9日JA上伊那伊那支所で開かれた総決起大会で、「県を代表して政府との窓口を務めたい」と参院選への決意を新たにしました。 6月22日公示、7月10日投開票の参院選県区に立候補を予定している若林さんは、安倍首相の消費税増税再延期について「経済は生き物だから失速すれば元も子もない。臨機応変に対応することが政治には必要だ」と述べました。 またアベノミクスについては、「デフレ脱却、地方創生、社会保障改革で着実に成果を挙げてきている」と話しました。 最後に「県を代表して政府との窓口をしっかり務めながらそれぞれの市町村が地方創生の波に乗っていくために尽くして参りたい」と話しました。 若林さんは自民党の現職1期目で参議院農林水産委員長を務めています。 総決起大会は、選挙協力する公明党伊那市議団が開いたもので会場にはおよそ200人が集まりました。 改選定数1の県区からは若林さんの他に民進党新人の杉尾秀哉さん、幸福実現党新人の及川幸久さんが立候補を予定しています。
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全国植樹祭の記念の苗木を植樹
5日に開かれた全国植樹祭のサテライト会場になった伊那市の鳩吹公園で、10日、記念植樹が行われました。 この日は、伊那西小学校の6年生と市や南信森林管理署の職員が植樹を行いました。 今回植樹したのは、タカトオコヒガンザクラ・シナノキ・コウヤマキの苗木それぞれ1本です。 白鳥孝市長は「自分達が植えて手入れした木を、大人になっても見にきてもらいたい」と話していました。
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ラーメン「原点」 3か月ぶりに営業再開
「行くぞ甲子園」の横断幕をかかげ地元の高校球児を応援している伊那市荒井のラーメン店が、10日、3か月ぶりに営業を再開しました。 伊那市荒井のラーメン店「原点」です。 この時期になると店の入り口にかかげられる行くぞ甲子園の横断幕。 店主の酒井孝志さんは、腰をいため、この日3か月ぶりに店をあけました。 今日のオープンにあわせて今年も横断幕がお目みえしました。 午前11時30分。 開店と同時に、営業再開を待っていた客が次々と入ってきました。 厨房には、店主の酒井孝志さんと妻のなみよさんが並びます。 店内は、上伊那の高校の歴代野球部員たちが書いたメッセージで埋め尽くされています。 伊那市駅に近く、多くの高校生が原点のラーメンをすすります。 この日も多くの高校生たちが訪れ、独特の太麺を久しぶりに味わっていました。 昼の12時を過ぎると、店内は原点のラーメンを待ちわびていたファンで埋まりました。 客もご主人の体を労り手伝っていました。 原点の営業は、今月いっぱいは昼のみで、時間は午前11時30分から午後2時までです。 現在は少しメニューを減らしていますが、体調とも相談しながら徐々に元に戻すということです。
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高遠在来種のそば 信大井上教授と栽培方法確認
高遠の在来種のそばを復活させる取り組みを行っている伊那そば振興会は、信州大学農学部の協力を得て、種をまく時期や畑の管理など栽培方法の確認を拠点となる長谷浦の畑で10日行いました。 高遠在来種のそばの種です。 これは9日、振興会のメンバーが塩尻市の長野県野菜花き試験場から譲りうけたもので、全部で300グラムあります。 10日は、栽培のアドバイスを行う信州大学農学部の井上直人教授が拠点となる畑を訪れ、種の取り扱いの指導や栽培環境の確認をしました。 高遠在来種のそばは、一般の物と比べ小さい実です。 今年は、種を増やす事を目的に栽培し、今後は収量が安定してきたら小粒で色が良い物を選別していくとしています。 栽培初年度となる今年は、種をまく時期を2回に分けたり、一部は冷蔵で保存して、リスク回避を図るという事です。
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時の記念日 児童が「香時計」について教わる
時の記念日の10日、伊那市の美篶小学校の4年生の児童は、江戸時代の「香時計」について教わりました。 香時計は、香木やお香の粉が燃える速さで時間を計るものです。 およそ25センチ四方の箱にジグザグに筋をつけ、そこにお香を埋め、端から火をつけて時間を計ります。 10日は、時の記念日に合わせ、美篶小学校資料館運営委員の矢島信之さんが資料館に保管している香時計の使い方を説明しましました。 矢島さんは、「香時計は江戸時代に寺院などで所有していた。 寺では、お経を読むときの目安として使われたいた」などと説明していました。 児童達はこの他に、校庭近くにある日時計の見方についても教わりました。 ある児童は「昔の人は身の周りの物を利用し時間を計っていたことが分かりました。」と話していました。
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仙丈小屋 15日の本格営業に向け荷揚げ
南アルプスの仙丈小屋は今シーズンの営業開始に向け、ヘリコプターで食料や燃料などを輸送する荷揚げを10日行いました。 午前7時、伊那市長谷の標高1,680メートルにある歌宿から、仙丈ケ岳直下にある仙丈小屋への荷揚げが行われました。 荷揚げしたのは、食料や燃料などで約4.5トンを8往復して小屋に届けました。 仙丈小屋は南アルプスの標高2,900メートルにあり、去年の宿泊客は3,646人でした。 小屋のスタッフによりますと、今年は、残雪が少ないという事ですが、谷筋には雪渓があるので注意して上ってほしいという事です。 今シーズンの本格的な営業は今月15日から10月末までを予定しています。
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仙丈小屋へ天候で荷揚げできず
15日の南アルプス林道バスの全線開通を前に、仙丈ヶ岳の仙丈小屋を開くための荷揚げが9日に行われる予定でしたが、あいにくの天候のため、10日に延期となりました。 9日は、仙丈小屋を運営する伊那市観光株式会社や、管理人夫婦、電気など設備の点検をする技術者など10人ほどが歌宿に集まりました。 ヘリで飛ぶために、軽油やガスなどの燃料、野菜や米などの食料、消耗品など4.5トンが荷造りされています。 朝6時頃から荷揚げをするヘリコプターを待ちました。 雲が開けたため、午前8時半ごろ、八ヶ岳から歌宿にヘリが飛んできました。 ニホンジカの食害対策のための防護柵を設置する馬の背までは荷を積んで飛行することができました。 しかし、仙丈ヶ岳の山頂付近は、雲がかかってしまい荷揚げは10日に延期となりました。 参加者はヘリを見送ったあと、荷物が濡れないように、近くの小屋に移す作業などを行っていました。 10日の早朝は晴れる見込みで、関係者たちは明日こそ荷揚げができることを期待しています。
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高校生対象の性被害防止講話
県が制定を目指す淫行処罰条例に関連して、生徒たちを性被害から守るための講話が9日、伊那市高遠町の高遠高校で開かれました。 講話は、性被害の被害者・加害者にならないように生徒達の危機を察知する力を育成しようと1年生を対象に開かれました。 講師は、県警スクールサポーターの酒井康吉さんと伊那ケーブルテレビジョン㈱の向山重徳さんが務めました。 近年インターネットを使った性犯罪が増えていると説明した酒井さんは、「スマートフォンやアプリの普及で誰でも被害者、加害者になる可能性があります。知らなかったは通用しないので、間違った使い方はしないで、知らない人には会わないうようにしてください」と呼びかけました。 ソーシャルネットワーキングサービスの利用について説明した向山さんは、「SNSの投稿は一瞬だが、自分も相手も傷つけてしまう危険性がある。高校生活3年間は忙しく短いけれど、インターネットにとらわれず充実した学生生活を送ってください」と話しました。
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野草を安全に食べる勉強会
自然の野草を安全に美味しく食べようという勉強会が9日、伊那市の伊那西小学校で開かれ、児童たちが野草を味わいました。 これは、伊那西小学校の理科クラブの活動の一環で行われました。 講師は、元小学校教師で県自然インストラクターの野口輝雄さんが務めました。 先月、伊那市内の小学校で、ノビルと間違えて有毒植物のスイセンを食べたことによる集団食中毒が発生しました。 野口さんは、野草本来の美味しさや自然の大切さを子ども達に知ってもらおうと講座を開きました。 はじめに、学校の林間で食べられる野草と食べられない野草の見分け方などを教わりました。 野口さんの説明を聞いた後、ツユクサやミツバなど、採ってきた野草をてんぷらにして味わいました。 野口さんは「自分で採った野草は1人で食べないで必ず大人に見てもらうことを約束してください。野草は見つけるのも食べるのも楽しいので、家の周りでも家族と一緒に見つけてみてください」と児童に呼びかけました。 伊那西小学校では「自然に恵まれた環境の中で、新しい発見や驚きを体験しながら知識を増やしてもらいたい」と話していました。
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伸和コントロールズの部品「こうのとり」に
伊那市高遠町の伸和コントロールズ(株)長野事業所で組み立てられた部品が、JAXAが物資輸送手段として開発中の宇宙ステーション補給機「こうのとり」に初めて採用されました。 採用された部品は、JAXAの宇宙ステーション補給機「こうのとり」に搭載する小型回収カプセルに使う電磁弁です。 これまで補給機は大気圏に突入した際に燃え尽きる構造でしたが、開発中の補給機は小型回収カプセルに宇宙で実験したサンプルを格納し、地上に持ち帰る計画です。 電磁弁は大気圏に再突入したあとカプセルの姿勢を制御する噴射バルブなどとして使用されます。 伊那市高遠町にある伸和コントロールズの長野事業所です。 今回の電磁弁の組み立てを行いました。 伸和コントロールズのJAXAプロジェクトチームのメンバーです。 9日は、神奈川県川崎市にある本社から、電磁弁の設計者も訪れていました。 世界最高レベルの落下目標点精度を実現するため、高い応答速度、性能の安定などが求められたということです。 伸和コントロールズでは、これまでもJAXAの依頼にこたえて、地上での実験のための部品の製造などを行ってきました。 今回、それらの実績が認められ、こうのとりへの採用が決定しました。 伸和コントロールズの電磁弁を使用した「こうのとり」は、来年度以降、宇宙に打ち上げられる予定です。
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CATV杯 信濃路クラブ3連覇
伊那ナイターソフトボール連盟の伊那ケーブルテレビ杯春季トーナメントの決勝戦が昨夜、伊那市営球場で行われ信濃路クラブが3年連続の優勝を果たしました。 今年の春季トーナメント決勝戦は、3連覇を狙う信濃路クラブと初優勝を目指す下県フェニックの顔合わせとなりました。 先攻の信濃路クラブは初回、連打でチャンスをつくると6番野村拓未さんの3ランホームランなどで5点を先制します。 信濃路クラブはその後も得点を重ね9対0で下県フェニックスを下し3年連続の優勝を果たしました。
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しんわの丘ローズガーデンでバラの鉢植え講習会
今月4日からバラ祭りが開かれている伊那市高遠町のしんわの丘ローズガーデンで8日にバラの鉢植え講習会が開かれました。 鉢植え講習会は祭り期間中のイベントとして毎年開かれています。 講習会では、肥料の量や、植え付ける時の苗の高さの注意点などが説明されました。 参加者は、配られた資料を見ながら、苗の植え付け方を学んでいました。 しんわの丘ローズガーデンのバラの鉢植え講習会は参加無料で、26日までの祭り期間中毎週水曜の午前10時と午後2時の2回開かれます。
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上の原保育園よもぎだんご作り
伊那市の上の原保育園の園児が今8日に摘んできたよもぎを使ってよもぎだんごを作りました。 この日は年長園児44人が、4月に保育園の散歩で摘んできたよもぎを使って地域住民と一緒にだんごを作りました。 上の原保育園では毎年地域住民とふれあいながら昔ながらのよもぎだんご作りを行っています。 8月には、園児が植えたじゃがいもを使ったカレーパーティも計画されています。
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東春近小4年生 りんごの摘果作業
伊那市の東春近小学校の児童は、学校近くの伊藤一路さんの果樹園でりんごの摘果作業を7日、行いました。 7日は、東春近小学校の4年生60人が摘果作業を行いました。 東春近小学校では、毎年4年生が伊藤さんの果樹園でりんご学習を行っていて今年で22年目です。 摘果は1つの実に栄養を収集させるために余分な実を摘み取るものです。 児童たちは、伊藤さんに教えてもらいながら、残す実を選び他の実をはさみで切っていました。 手が届かないところは、コンテナを使って作業をしていました。 伊藤さんは「体験を通して農業の苦労などを感じて欲しいです」と話していました。 児童たちは「果物を育てるのは大変だと感じました」「みんなでやる作業はとても楽しいです」と感想を話していました。 今後は10月に葉摘みを行い。11月に収穫を予定しているということです。
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伊那市長谷で住宅が全焼
6日の午後11時20分頃、伊那市長谷で住宅が全焼する火事がありました。 この火事によるけが人はいませんでした。 伊那警察署の発表によりますと火事があったのは、伊那市長谷市野瀬の宮下房子さん宅です。 火はおよそ1時間30分後に消し止められましたが、この火事で木造平屋建ての住宅が全焼し、隣接する蔵の一部を焼きました。 この火事によるケガ人はいませんでした。 伊那署では屋内から出火したものとみて現在調べを進めています。
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エンディングノート講座 開講
自分の死を見据えて生前から、葬儀や遺産などについて家族に書き残しておく「エンディングノート」の講座が7日、伊那公民館で開講しました。 講座は、人生をより自分らしく生きることやその後に備えた準備について考えるきっかけにしてもらおうと伊那市社会福祉協議会と葬祭業のフジサワ造花の共同で開かれたものです。 講座には、40代から80代の主婦ら9人が受講しました。 初回はフジサワ造花取締役営業部部長の唐木陽平さんが講師を務めました。 唐木さんは、「ここ数年エンデイングノートの関心が高くなっているが、購入したほとんどの人が書き方が解らないままとなっている」と現状を話しました。 講座では、社協とフジサワ造花が共同で作成したオリジナルのエンデイングノートを使い、これまでの自分自身の人生や財産管理・葬式などについて40ページに渡り書き込んでいきます。 7日は、きっかけづくりとして、参加者が自分の人生を振り返り大切なことや楽しかったことなどを用紙に書き込んでいきました。 次回の講座は21日に開かれ介護について学習することになっています。
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トンボの楽園整備 浮桟橋新設
伊那市富県新山のトンボの楽園で29日整備作業が行われ、新たに浮桟橋が新設されました。 この日は、新山の住民でつくる新山山野草等保護育成会のメンバーと市役所の職員合わせて30人が整備作業を行いました。 トンボの楽園では、日本一小さいと言われているハッチョウトンボが、毎年5月から8月にかけて飛びます。 整備作業は春と秋に毎年行っていて、今回は新たに、古くなった木道の代わりに浮桟橋を設置しました。 浮桟橋の長さは40メートルで、錆びないプラスチック製のドラム缶を並べて固定し、その上に板を張ります。 木道は全部で長さ120メートルあり、より近くでトンボを観察してもらおうと平成17年から設置し、整備してきました。 会では「安全で綺麗な浮桟橋ができました。ハッチョウトンボ以外にも様々な種類のトンボや生物がいるので、今年も多くの人に楽しんでもらいたい」と話していました。 ハッチョウトンボが飛ぶピークは、7月中旬だということです。
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山で足腰鍛える 牛の放牧
夏の間、牛たちに涼しい環境の中で足腰を鍛えてもらおうと、伊那市高遠町の入笠牧場で7日、牛の放牧が行われました。 今年放牧するのは、上下伊那と諏訪地方の畜産農家が所有する牛で、この日は45頭を放牧しました。 放牧は、初産を前に足腰を鍛え、畜産農家の夏場の労務軽減などを目的としています。 牛は1頭ずつ体重を測り衛生検査を受けました。 今年は去年に続き、種付け用の雄の和牛1頭が放されるため、例年よりも受け入れる頭数が増えたということです。 去年は試験的に雄を放しましたが、今年は本格的に種付けに力を入れたいということです。 今年は全部で70頭程を放牧する予定で、10月中旬まで入笠牧場で過ごします。
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伊那北小でキャリア教育授業はじまる
子どもたちが様々な職種の人たちから話を聞いたり体験するキャリア教育が伊那市の伊那北小学校で始まりました。 北小ハローワークと題して、身近で働く人の努力や苦労など体験談を子供たちに聞いてもらい将来に役立ててもらおうと年5回の日程で行われます。 初回の7日は、箕輪町の酪農家、48牧場ユウユウファーム代表の柴勇一郎さんが講師を務めました。 柴さんは「この地域は自然が豊かで、自分たちで作ったエサで牛を飼っている人が多い」と話しました。 また、「牛と触れ合える観光牧場やチーズ作り体験が出来る施設を、今後作りたい」と話していました。 次回は、歯科医師を招いての学習を予定していて、伊那北小学校では聞いた内容などを新聞にまとめていくということです。
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園児絵がパンに 弥生美術部試作
伊那弥生ヶ丘高校の美術部の生徒は今月行われる文化祭で販売するパンの試作品を作りました。 伊那市日影のパン屋サン・トノーレの厨房です。 5日は、弥生の美術部の生徒7人が文化祭で販売するパンの試作品を作りました。 美術部では、パンを通して、多くの人に笑顔になってもらおうと保育園児が描いた絵をパンにして文化祭で販売します。 5日は、パン作りを依頼するサン・トノーレを訪れ、松川悠店長からアドバイスを受けました。 松川さんは、園児の絵がカラフルだった事から、フルーツを使い色付けした8色のパン生地を用意しました。 生徒たちは、園児の絵を基に動物や果物の形を作っていきました。 作業開始から2時間ほどで、試作品が焼き上がると、パンの色付きなどを確認しながら試食していました。 美術部では試作品を基に、販売するパンの形や種類を決める事にしています。 弥生ヶ丘高校の文化祭の一般公開は、今月25日と26日に行われる予定です。
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長谷中の和室を開放し地域交流
伊那市長谷地区では学校を中心とした地域交流の場所づくりを進めています。 6日にその第一弾イベントとして長谷中学校の和室を地域住民に開放し交流しました。 長谷地区では、今年度より保育園、小中学校、伊那市社会福祉協議会が連携して、地域全体で子育てを行う信州型コミュニティスクールの組織づくりを進めています。 今回その第一弾のイベントとして、長谷中学校の和室を社協が認定する「まちの縁側」として地域住民に開放しました。 社協では、地域交流の拠点となる場所を「まちの縁側」として認定しています。 今回の長谷中学校で25か所目の認定で、学校の敷地を利用するのは初めてだということです。 この日は地域住民およそ20人が学校を訪れ、和室でお茶を飲んだあと生徒と花の移植作業を行いました。 マリーゴールドやサルビアの苗をトレイからポットに移し替えました。 長谷中学校では、7月にも和室を開放する予定で、将来的には常時開放できるよう安全面などの課題に取り組んでいきたいとしています。
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伊那市富県橋爪謙司さんが育てたさつき並ぶ
伊那市富県の橋爪謙司さんが中心となって育てたさつきの展示会が、JA上伊那富県支所で開かれています。 農林産物直売所たかずやの隣にある富県支所の倉庫には、橋爪さんが中心となって育てたさつき45点が並べられています。 橋爪さんは、さつきを育てるようになって30年以上というベテランで、先週末に開かれた伊那愛樹会のさつき展にも出品していました。 花は今がちょうど見ごろで、種類も豊富なので多くの人にみてもらいたいと話しています。 展示会は、11日土曜日まで開かれていて、期間中はさつきの苗の販売も行っています。 また、11日には直売所たかずやで15周年記念セールを行うということで、合わせて多くの来場を呼び掛けています。
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市議会開会 2つの特別委員会設置
伊那市議会6月定例会が、6日開会し、政策研究や人口増加策などを話し合う2つの特別委員会の設置が決まりました。 新たに設置されたのは、政策研究や合併の効果を検証する「事業点検評価特別委員会」と、道路整備や人口増加策などを話し合う「地域創生対策特別委員会」です。 委員9人で構成する事業点検評価特別委員会の委員長には飯島進さんが、委員10人で構成する地域創生対策特別委員会の委員長には中山彰博さんがそれぞれ選ばれています。 今議会には、1億6,550万円を追加する一般会計補正予算案など11議案と、請願、陳情が8件提出され、伊那中学校と伊那西小学校の共同調理場請負契約に関する議案が全会一致で可決されました。 また6日は、今年3月に制定された伊那市民憲章を議会の冒頭で斉唱しました。 市民憲章は、市民の郷土愛を高めさらなる一体感の醸成を図ろうと制定されたもので、今後は議会開会日に斉唱する方針です。
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ラグビーで復興支援
大学ラグビーの招待試合が5日、伊那市陸上競技場で行われ訪れたラグビーファンが迫力あるプレーを楽しみました。 伊那市などでつくる実行委員会主催による招待試合は今年で20回目となります。 今回は東日本大震災の復興支援として被災地の岩手県釜石市に拠点を置く釜石シーウェイブスを招き大学ラグビーの強豪同志社大学との対戦を組みました。 赤のジャージ釜石は、かつて日本選手権7連覇を達成し「北の鉄人」といわれた新日鉄釜石ラグビー部が前身のクラブチームです。 応援席では釜石から訪れたファンが大漁旗を振りながら声援を送っていました。 試合は昨シーズン関西大学リーグを制した同志社大学が得点を重ねていきます。 結果は52対17で同志社大学が勝ちました。 会場に訪れたおよそ1400人のラグビーファンは選手の迫力あるプレーに拍手を送っていました。 会場には釜石市の復興を支援しようと募金箱も設置されました。 平成31年にはラグビーワールドカップが釜石市で開かれることになっています。
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橋爪まんぷさん ひとコマ漫画展
伊那市境の漫画家橋爪まんぷさんの漫画展が、伊那市のニシザワ双葉食彩館で開かれています。 テーマは、「ナンセンスひとコマ漫画展」で、意味のないナンセンスな行動を1コマで表しています。 作品は、20年ほど前に書いたもので、合わせて40点が並べられています。 こちらの作品は、男性が得意げにピアノを弾いていますが鍵盤がカセットテープになっています。 こちらは、カンガルーの母親がポケットに子どもではなくカイロを入れています。 普段描いている4コマ漫画と違い、作品にはあえて言葉をつけず、見る人にみたままを感じてもらいたいと話します。 橋爪まんぷさんの「ナンセンスひとコマ漫画展」は、8月31日水曜日まで伊那市のニシザワ双葉食彩館で開かれています。
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バラで彩り「いなバラまちぶらり」始まる
伊那市の中心商店街をバラで彩るイベント「いなバラまちぶらり」が5日から始まりました。 イベント初日の5日はJR伊那北駅前に植えてあるバラをその場で切りプレゼントするサービスが行われました。 このイベントは、地域活性化の取り組みとして地元商店主などでつくる実行委員会が開いたものです。 これまでの伊那バラまちフェスタから、街歩きを楽しんでもらう催しにしようと名称を変更しました。 西町から荒井、坂下、山寺までの商店街を中心におよそ250種1,000鉢が並べられています。 イベントではバラ肉を使ったバラ丼の試食も行われ訪れた人たちが味わっていました。 ほかにはバラの香りが楽しめるワインも用意されました。 商店街の各店で食事やスイーツなど工夫を凝らした商品の提供を企画していて、実行委員会では「この時期ならではの街歩きを楽しんでもらいたい。」と話していました。 いなバラまちぶらりは19日まで行われています。
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農業体験で都市部の住民と交流
伊那市東春近田原の田んぼで田植え体験が4日行われ、地元の住民と東京から来た住民が交流しました。 20代から30代を中心に、新宿区の職員や東京の住民が田原の田んぼを訪れ、地元の若者や農家と交流しました。 横一列に並び、4アールの田んぼに苗を植えていきました。 農業体験は、都市部の住民と地元住民が交流し、伊那市の自然を味わってもらおうと農事組合法人田原が平成23年度から行っています。 4日は上伊那で活動するアイドルグループパラレルドリームやタレントの成美さんも参加し、参加者は楽しみながら農業体験をしていました。 4日植えた苗は秋に収穫する予定です。