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御園区民運動会 親睦深める
29日の伊那地域の最高気温は29度と7月下旬並みの暑い一日となりました、 そんな中、御園区民運動会が伊那市の白山グラウンドで29日、開かれ参加者が汗を流しました。 運動会は、区民の親睦を深めるとともに、体力向上につなげようと、毎年この時期に伊那公民館御園分館が開いています。 29日は、子どもからお年寄りまでおよそ500人が参加し、19の種目を常会対抗で競いました。 このうち、幼児から大人までを対象としたマラソンでは、白山グラウンドを発着に区内3キロを走りました。 区民たちは、ゴールする人たちに拍手やエールを送っていました。 各種目の上位には、日用品などの景品が用意され、毎年景品を楽しみにしている人も多いということです。 また、5人が足を縄で縛ってグラウンドを1周する百足競争では白熱した勝負を繰り広げていました。 女子の部では、勢い余って転んでしまう場面もありました。 御園分館では「今年も多くの人に参加していただいた。今後も継続して開いていきたいです」と話していました。
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伊那弥生ヶ丘高校吹奏楽クラブ定期演奏会
伊那市の伊那弥生ヶ丘高校吹奏楽クラブの定期演奏会が今日伊那文化会館で開かれました。 定期演奏会では、コンテストの課題曲やポップスなど10曲を演奏しました。 吹奏楽のための序曲「センチュリア」では部員全員が出演し、迫力ある演奏を披露しました。 会場ではほかに、熊本地震の復興支援のための募金箱が設置されました。 生徒から被災地のために何かしたいという声が上がり行ったもので、熊本県吹奏楽連盟を通して被災地の高校の吹奏楽部に送られるということです。 伊那弥生ヶ丘高校吹奏楽クラブは今年度1年生14人が入部し、54人で活動をしています。 定期演奏会はこれまで3月に開かれていましたが、3学年そろって出演したいと、初めて5月に開かれました。 会場にはおよそ400人が集まり、演奏に耳を傾けていました。
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カフェと併設した介護施設「たんぽぽの家」オープン
介護施設とカフェが併設した小規模多機能型居宅介護施設「たんぽぽの家」が、6月1日に伊那市美篶中県にオープンします。 27日はオープニングセレモニーが行われ、テープカットで施設の完成を祝いました。 敷地面積はおよそ700坪、延べ床面積は121坪で、建物は木造平屋一部2階建てです。 介護施設には9人が宿泊でき、通所利用者と合わせて29人が定員となっています。 1階はベッドや浴室、ダイニングルームがある生活スペースとなっています。 2階は多目的室として健康体操や会議などで使われる予定です。 特徴として、介護施設と隣接して地域住民参加型のカフェも運営します。 地域の住民が地元の食材を使った料理を振る舞う他、「みすずそばの会」が提供する打ち立ての蕎麦を味わうことができます。 カフェは施設利用者だけでなく誰でも利用することができ、地域全体で介護への理解を深めていく考えです。 たんぽぽの家では、28日と29日の2日間内覧会を開きます。
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造形作家天野惣平さん作品展
伊那市高遠町の造形作家天野惣平さんの作品展が、伊那市高遠町の旧三義小学校芝平分校で27日から始まりました。 会場には、廃校になった教室全体を使って、マニラ麻という麻の繊維で作った作品が展示されています。 天野さんは、現在63歳で、武蔵野美術大学を卒業後、絵画を学ぶためイタリアへ留学しました。 24歳の時に帰国し、30歳から東京で個展を始めました。 作風も油絵中心から、立体作品に変わり、50歳からは会場を現在の場所に移して毎年作品を展示しています。 天野さんの作品にタイトルは無く、見た人それぞれの感性で自由に作品を楽しんでもらいたいと話していました。 天野惣平さんの作品展は、6月1日まで、伊那市高遠町の旧三義小学校芝平分校で開かれています。
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経済産業省のはばたく商店街30選 受賞
伊那市中心商店街の活性化に取り組んでいる伊那まちの再生やるじゃん会は経済産業省の「はばたく商店街30選」に選ばれました。 はばたく商店街30選は、地域発展に貢献している商店街が選ばれるもので県内では唯一の受賞です。 25日に経済産業省本館で表彰式があり27日、伊那まちの再生やるじゃん会のメンバーが伊那商工会館で受賞の報告をしました。 会は伊那市の山寺、坂下、荒井、西町の商店主や地元住民らおよそ50人が参加し平成23年度に設立しました。 会ではバラを商店街に飾ることで訪れた人と商店との新たなコミュニケーションが生まれるきっかけづくりや鉢カバーとして地域の間伐材を活用する取り組みを進めています。 またちびっこ駅伝やハロウィンなど、街の賑わいを創出するイベントを開催しています。 他にも商店主による勉強会を開き商店街の価値観の共有や店の魅力づくりに取り組んでいます。 会では商店街が連帯感を持ち地域住民と価値観を共有しながら街づくりを進める必要があるとしてそれぞれの店の魅力づくりに長期的なスタンスで取り組んでいきたいとしています。
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災害大規模停電にそなえ伊那市と中電が協定締結
伊那市と中部電力は、災害時に大規模な停電が発生した場合、中部電力が復旧を行う際に土地や建物を提供する協定を、26日、締結しました。 26日は伊那市役所で、白鳥孝市長と、中部電力伊那営業所の松沢茂所長が、協定書に調印しました。 この協定は、災害時に大規模な停電が発生し、中部電力伊那営業所が、他の営業所から応援を受けて復旧作業を行わなければならない場合に、市が所有する土地や建物を無償で使用できるようにするものです。 市の土地などを使用する場合書類の提出が必要ですが、発災時は、口頭のみで使用が許可されます。 使用することができる物件は、伊那市営球場・市民プール周辺の駐車場と伊那公民館、市民体育館・富士塚グラウンド周辺の駐車場と市民体育館付属施設会議室、 高遠町、長谷地区付近で発災した場合に備えて、的場公園ループ橋下駐車場・高遠町文化センター駐車場と高遠町総合福祉センターとなっています。 白鳥市長は、「電力はライフラインの中で最も重要なひとつ。いつ起きるかわからない災害に様々な準備をしていきたい」と挨拶しました。 長野県内で、中部電力と同様の協定を締結しているのは3市町村あり、伊那市が4番目だということです。
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体験交流の家「やってみらっし」出足好調
今年4月に伊那市西箕輪のみはらしファームにオープンした体験交流の家「やってみらっし」は、これまで約6,900人が利用し、みはらしファームでは「好調な出足」だとしています。 26日、はオープン以来初めてとなる200人規模の団体が訪れました。 岐阜県多治見市の陶都中学校の2年生で、2つのグループにわかれて100人ずつおやき作りを体験しました。 やってみらっしは今年4月1日にオープンしました。 みはらしファーム公園事務所によりますと、26日までの利用人数は6,903人で、このうち、団体の利用は学校やスポーツクラブ、企業など5団体316人となっています。 利用者のうち8割ほどが県内からの利用者で、県外からは中京圏が中心だということです。 やってみらっしでは、広く施設をPRし修学旅行など更に多くの団体客の受け入れに繋げていきたいとしています。
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被災地を支援コンサート 6月に開催
東日本大震災や熊本地震の被災地を支援するチャリティーコンサートが、6月8日伊那市高遠町の信州高遠美術館で開かれます。 25日は、コンサートを主催するグループのメンバーで上伊那在住の竹内健さん、美智子さん夫妻が会場を訪れPR用のタペストリーを飾りました。 タペストリーは、宮城県石巻市の呉服店で津波や泥を被った着物を洗ったものを使い作られたものです。 コンサートは、伊那市出身のクラリネット奏者、橋爪恵一さんらが中心となり開くものです。 橋爪さんは、音楽をとおして震災や被災地の事を忘れないというメッセージを発信し続けようと活動しています。 コンサートは、全国10か所で予定され東北と熊本の復興支援に充てるという事です。 コンサートは6月8日、午後6時30分から信州高遠美術館で開催されます。
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「高遠学園構想推進連絡会」が発足
高遠高校が行っている地域での体験型学習活動を伊那市内全域に広げ、地域づくりや教育振興を図る「高遠学園構想推進連絡会」が25日に発足しました。 1回目の会議が25日に開かれ、高遠高校振興会会長の白鳥孝伊那市長から委員に委嘱書が手渡されました。 高遠町の小中学校や保育園、公民館、図書館のほか、伊那市観光協会や伊那市商工会などで組織されています。 高遠高校では、生徒が学校の外で学ぶ教育カリキュラムとして「地域体験型学習活動」を行っています。 これまで高遠町・長谷地区を中心に行っていましたが、今後はこの活動を市内全域に広げ、高遠高校を核とした教育振興や地域づくりを進めます。 これまで一対一の交流だったものを連絡会で情報共有し、スムーズに活動を行えるようにします。 高遠高校と、小中学校、保育園、公民館、福祉施設が連携し互いの教育振興を図る組織を「高遠学園」とし「高遠学園構想推進連絡会」は、その推進母体となります。 会長には松田泰俊伊那市教育委員長が選ばれました。 連絡会では、各機関から、高遠高校と行える交流事業を提案してもらい、6月中にまとめて年間計画を作成する予定です。
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南箕輪村の南部小学校3年生りんごの学習
南箕輪村の南部小学校3年生の児童は25日、地元の農家からりんごの栽培について学びました。 南部小学校では毎年3年生が農家の協力でりんごの栽培について学んでいます。 5月2日に余分な花を摘み取る摘花を体験し、この日は、実の大きさ測る観察学習を行いました。 指導したのは、南箕輪村田畑の農家、加藤良次さんです。 ノギスという長さを測る器具を使って測定すると、2センチほどに成長していました。 9月には、りんごに模様をつけるためのシール張りを行い、11月に収穫を体験する予定です。
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親子で農業体験イベント
伊那青年会議所が企画した親子で農業体験をするイベントが14日に伊那市東春近の畑で行われました。 この日は市内から親子17組が参加し、東春近の畑で馬と鍬を使った耕作作業を体験しました。 馬を使った馬耕は、鋤という耕作道具を馬に引かせ、土を耕すものです。 今日は、高遠町山室で馬耕を行っている横山春樹さん、紀子さん夫妻が作業の指導をしました。 参加者は馬の力に驚きながら作業を体験していました。 鍬を使った作業では、親子で力を合わせて土を耕していました。 この農業体験は、親子が協力して作業を行うことで絆を深めてもらおうと伊那青年会議所が今回初めて企画したものです。 耕した畑にはとうもろこしやジャガイモが植えられ、7月には収穫した野菜を使った親子での調理体験が企画されています。
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ジュビロ磐田のホームスタジアムの芝を美篶保育園に定植
静岡県のJ1プロサッカーチーム「ジュビロ磐田」のホームスタジアムに生えていた芝が24日、伊那市の美篶保育園に定植されました。 この日は市役所の職員が芝の定植作業を行いました。 美篶保育園の園庭に定植されたのは、サッカーJ1リーグのジュビロ磐田が使用している静岡県の「ヤマハスタジアム」の芝です。 今回は磐田市と友好都市提携を結んでいることから、美篶保育園ではスタジアムの芝を分けてもらうことになりました。 スタジアムの芝はやわらかくスポーツに適した芝だということです。 この日は遊具の周り110平方メートルに定植しました。 今後は、園児が泥や砂で遊べる一部の場所を除き、園庭の全てを芝生化する予定です。 芝が敷かれると年長園児が踏んで均していました。 保育園では、水やりの作業を園児と一緒にするということです。 伊那市では今年度、すでに芝生が整備されている上の原保育園などを除く全ての保育園で順次芝生化を進めていくということです。
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伊那中学校2年生と市長が意見交換
総合的な学習の一環で山や自然について学んでいる伊那市の伊那中学校2年生は24日、白鳥孝市長を学校に招き、意見交換を行いました。 この日は、山登りを趣味の一つとしている白鳥孝市長を学校に招き、話を聞きました。 はじめに、白鳥市長は南アルプスの現状について説明しました。 白鳥市長は「南アルプスは、ニホンジカの食害が広がり、ライチョウの食べる植物がなくなっている。また、外来植物による環境の変化など深刻な問題が起きている」と説明しました。 伊那中学校2年生は今年度、総合的な学習の一環で山と自然をテーマに学んでいて、これまで山岳関係者などから話を聞いてきました。 この後、生徒と市長で意見交換をしました。 生徒達は7月に西駒登山を控えていて、登山に関する質問も出ました。 また、学校から見える山について質問する生徒もいました。 白鳥市長は「両アルプスに囲まれた伊那谷の風景を一切変えないように守っていくことが、我々住んでいる人の大切な仕事です」と話しました。
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上伊那のご当地メニューに「そばガレット」
上伊那地域の観光について考える「旅づくり塾が」伊那市のいなっせで24日開かれ、新たなご当地メニューとしてそばガレットがあがりました。 上伊那観光連盟では、2年前からリクルートグループのじゃらんリサーチセンターに委託し、フリーペーパーを発行しています。 フリーペーパーでカフェの特集や食の情報が好評だったことから今年度はご当地メニューの開発を行うことにしました。 24日は、行政の他、民間や飲食店、観光業者などから40人が参加しグループに分かれてワークショップを行いました。 はじめに、メイン食材となる食材を選びました。 昨年度に続きじゃらんリサーチセンターの佐藤真一さんが講師を務め、「1年を通し提供できるよう季節をとわない食材を選んではどうか」とアドバイスしていました。 参加者は、ジビエや漬物、雑穀などと書いていました。 グループごとに食材を3つに絞り込み最後に発表しました。 最終的には、地元産のそば粉を扱うことに決まりがレッドが有力な候補としてあがりました。 次回は6月に開かれ、具体的な調理方法などを検討することになっています。
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地域医療構想 意見案を議論
上伊那地域の医療関係者などでつくる上伊那医療圏地域医療構想調整会議が23日に開かれ、県が今年度中に策定する地域医療構想に対する意見書案を議論しました。 23日は、2回目の会合が伊那市のいなっせで開かれました。 地域医療構想は都道府県ごと策定するもので、団塊世代が75歳以上になる2025年を見据えた医療体制の構築を目指すものです。 23日は、来月9日の策定委員会に提出する意見案について議論しました。 上伊那は人口当たりの病床数が県内最少で全国平均を下回っているほか、医師などの医療従事者の不足などが深刻となっています。 こうした厳しい状況を踏まえ病床数の確保や在宅医療に対応できる医療体制の整備などを求めていくとしています。 委員からは「脳血管疾患や急性心筋梗塞を2次医療圏で診られる体制づくりが必要」「地域包括ケアの体制づくりを盛り込むべき」などの意見が出されました。 北原敏久会長は「住民の期待に応えられる医療体制をつくっていきたい」と話していました。 6月9日の策定委員会には、県内の各圏域から意見書が提出され県の地域医療構想の策定に反映されます。
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愛Bリーグ関東甲信越支部総会
B級グルメの日本一を決めるB―1グランプリを主催する愛Bリーグの関東甲信越支部総会が14日に伊那市高遠町の高遠閣で開かれました。 支部総会には愛Bリーグに所属する関東甲信越地域の10団体とリーグ本部から合わせて30人が参加しました。 愛Bリーグの支部総会は年に2回各地持ち回りで行われていて、伊那市での開催は初めてです。 伊那ローメンZUKUラブの中川義徳会長は「ようやく伊那で開催することができた。せっかくの機会なので伊那市のことも知ってもらいたい。」と話していました。 支部総会では各地域の活動報告や今年度のB―1グランプリなどついての協議が行われました。 今年度のB―1グランプリの開催日や会場については後日発表されるということです。
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初夏のさわやかな風の中 イーナちゃんウォーキングカーニバル
初夏の陽気の中ウォーキングを楽しむイベント「イーナちゃんウォーキングカーニバル2016」が15日、伊那市の新山小学校を発着に行われました。 イベントには、健康ウォークの部とウォークラリーの部合わせて300人程が参加しました。 イーナちゃんウォーキングカーニバルは、初夏のさわやかな風の中でウォーキングを楽しんでもらおうと伊那市などが毎年行っています。 健康ウォークの部では、新山の景色や自然の音を楽しみながら12キロのコースを歩きました。 ウォークラリーの部には33チームが参加しました。 ウォークラリーは、歩いた時間やゲームなどで得点を稼ぎながらゴールを目指します。 チェックポイントとなっている神社では、その場所にまつわるクイズが出題されるため、子ども達が真剣に観察していました。 この日は晴天に恵まれ、参加者はさわやかな風の中ウォーキングを楽しんでいました。
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最高気温30度 今年初の真夏日
23日の伊那地域の最高気温は午後2時20分に30度を記録し、今年初めての真夏日となりました。 午後2時20分に最高気温30度を記録し、今年初めての真夏日となりました。 平年より7.6度高い8月上旬並みの気温です。 箕輪町の箕輪北小学校では、6月4日の運動会にむけ、この日、高学年の児童が校庭で騎馬戦の練習を行いました。 熱中症対策として休憩時間に日陰で休めるようテントが用意されました。 水筒を持参し、こまめな水分補給も行っています。 上伊那広域消防本部によりますと、午後4時半現在、管内で熱中症とみられる症状で搬送された人はいないという事です。 長野地方気象台によりますと、むこう一週間は、高気圧の影響で気温は平年並みか平年より高くなると予想しています。 気象台では、こまめに水分補給をするなど、熱中症に注意するよう呼びかけています。
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伊那文化会館でオペラ公演 高校生がプロと共演
イタリアのオペラ「カヴァレリア・ルスティカーナ」の公演が21日、伊那文化会館で行われ、地元の高校生が合唱団としてプロの音楽家と共演しました。 伊那市合併10周年を記念した特別公演として伊那文化会館が行った公演です。 伊那北高校や伊那弥生ヶ丘高校、伊那西高校など伊那市をはじめとする南信地域の高校生が合唱団として参加しました。 地元の高校生にプロの演奏を間近に感じてもらおうと伊那文化会館が初めて企画しました。 カヴァレリア・ルスティカーナは2組の男女の愛憎劇を描いた作品です。 一般公募の男性や伊那西高校演劇クラブのメンバーも村人役として出演しました。 公演が終わると、会場からは大きな拍手が送られていました。
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伊那交通安全協会新会長に春日昇さん
伊那交通安全協会の定期総会が20日に伊那市役所で開かれ、副会長の春日昇さんが新会長に選ばれました。 春日さんは現在76歳で10年前に伊那交通安全協会に入りました。 これまで2期4年副会長を務め、今回新会長に選ばれました。 役員改選により前会長の堀内四郎さんが退任し、6年ぶりの新会長となります。 4月と5月に伊那市、箕輪町、南箕輪村の交通安全協会により選考が行われ、この日の総会で信任されました。 この他総会では交通安全に功績があった企業や団体に感謝状が贈られました。
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フリーキッズ・ヴィレッジ どろんこ運動会
伊那市高遠町山室のNPO法人フリーキッズ・ヴィレッジは21日、近くの田植え前の田んぼでどろんこ運動会を開きました。 どろんこ運動会には東京から訪れた子供たちや地域の家族などおよそ40人が参加しました。 運動会では3つのチームに分かれゲームが行われました。 田んぼの中の石を集めて高く積む石つみ競争をしました。 また、ビニールひもをおしりにつけて取り合う、しっぽとりゲームも行われました。 フリーキッズ・ヴィレッジでは、自然に触れあってもらおうと、毎年田植え前の田んぼで、しろかきもかねてどろんこ運動会を開いています。 運動会には幼児も参加し、一緒になって土の感触を楽しんでいました。
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旅づくり塾で新ご当地グルメ開発へ
上伊那観光連盟が観光推進のために取り組む事業「旅づくり塾」では今年度新しいご当地グルメ開発に取り組みます。 13日に伊那市のいなっせでキックオフミーティングが開かれました。 講師を務めたのは、全国各地の地域づくりを行っているじゃらんリサーチセンター客員研究員の佐藤真一さんです。 講演では、地方各地のご当地グルメの開発事例を紹介しました。 佐藤さんは、「何を売るかよりも何をどのように伝えるか。どこにでもあるものでも、差別化できるポイントを探し出すことが大事。」と話しました。 「旅づくり塾」は上伊那観光連盟がじゃらんリサーチセンターに委託して観光資源の開発や情報発信に取り組む事業です。 昨年度は観光周遊ルートづくりをテーマにフリーペーパーを発行し情報発信を行いました。 今年度は反響の大きかった食にテーマを絞り、飲食店や観光事業者が参加するワークショップを5月24日から3回開きます。 新しいご当地グルメの開発やSNSを使った情報発信などに取り組んでいくということです。
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やまびこソフトボール連盟 リーグ戦開幕
40歳以上のソフトボールリーグ「やまびこソフトボール連盟」のリーグ戦開会式が20日、伊那市の富士塚スポーツ公園グラウンドで行われました。 開会式では、昨年度優勝・準優勝したチームが、トロフィーを返還しました。 やまびこソフトボール連盟の唐沢千明会長は、「リーグ戦も今年で39回を数える。健康で楽しく元気はつらつと充実したシーズンにしてください」と話していました。 選手を代表してみすずクラブの山岸智さんが、選手宣誓をしました。 始球式の後、早速試合が行われました。 今年度は、昨年度より1チーム少ない6チームが参加し、総当たりのリーグ戦で順位を競います。 秋には、リーグ戦の上位2チームがシードとなる変則トーナメントの伊那ケーブルテレビ杯が開催されます。
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上農生がアマランサスの種まき
上伊那農業高校の生徒は13日、伊那市荒井の遊休農地に雑穀アマランサスの種をまきました。 13日は30アールの遊休農地に、上伊那農業高校作物班の生徒7人がアマランサスの種をまきました。 1メートルごとにポールをたて、機械を使って種をまいていきます。 遊休農地でのアマランサスの栽培は伊那アマランサス研究会が行っているもので、昨年度から上上農高校作物班も参加しています。 昨年度は雨が多く収量が少なかったということで、今年度は草取りなどの管理に力を入れ、収量増加につなげていきたいとしています。 アマランサスは8月に収穫されます。 およそ300キロの収穫を予定していて、アマランサス研究会では、山梨県に出荷するということです。
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モダン建築の魅力を語る
伊那市創造館の開館6周年を記念した、「建築フォーラム・信州のモダン建築を語ろう」が21日開かれました。 フォーラムでは、創造館の捧剛太館長と上田市の戦前文化愛好家の山崎良枝さん、横浜市の近代建築史研究者の古田智久さんが、県内のモダン建築の魅力について話をしました。 昭和2年竣工の、上田城跡公園内にある二の丸橋の柱です。 この模様について山崎さんは、「二つの丸が“にのまる”、その下の模様がカタカナの“ハシ”を表していて、当時の遊び心がうかがえます」と話していました。 また昭和3年竣工の諏訪市の片倉館には、シロクマに見えるオブジェがあると紹介していました。 古田さんは、「新国立競技場問題など、現在は建築が普通の人の感覚から離れてしまっている。モダン建築は、だれが見ても美しいと感じるものや親しみやすいものばかりで、共感できるのではないか」と話していました。 フォーラムは、創造館開館6周年記念として開かれました。 建物に関する歌も披露され、訪れた人たちは楽しみながら理解を深めていました。
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伊那市御園の陶芸家、伊藤真一さんが陶展
伊那市御園の陶芸家、伊藤真一さんの陶展が、伊那市西春近のかんてんぱぱホールで開かれています。 会場には、皿や花入れなど日常使いができる作品500点が展示されています。 今回は、伊藤さんが3年前に与地に作った薪窯で焼き上げた作品を展示しています。 作品は窯に置く位置を変える事で様々な色や模様を表現しています。 釉(うわぐすり)を使わず、窯の中で降り注いだ灰が溶けたものを釉薬(ゆうやく)の変わりに使っています。 陶芸の他にも環境問題や森林の保全にも関心があるという伊藤さんは、与地に自分の土地を買い間伐をして、そこで出たスギやヒノキ、アカマツなどを作品を作る時の薪に利用しているという事です。 伊藤さんは、「焼き上げる時の作品の置き方で何万通りもの表現ができる。手に取って重さや質感を感じながら楽しんでもらいたい」と話していました。 伊藤真一さんの陶展は24日(火)までかんてんぱぱホールで開かれています。
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伊那市中小沢 ミツバチが分蜂
分蜂したミツバチが、伊那市中小沢で大きな塊をつくり、地域住民を驚かせました。 ミツバチは、21日午前11時45頃から大群で飛び回り、午後0時15分ごろ、中小沢にある唐澤忠彦さんの畑の生垣で、塊になったということです。 近くに住む、田畑勝美さんです。 日本ミツバチを飼育している下小沢の唐澤 勇さんによると分蜂したのはセイヨウミツバチで「これほど大きな塊になるのは珍しい」ということです。 近所の人たちも集まり、写真を撮るなどして珍しがっていました。
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長谷地区で6月に地域住民と花づくりイベント
伊那市長谷地区では、地域全体で子育てを行う「信州型コミュニティスクール」の組織作りに向けた取り組みが進められています。 その第1段のイベントとして、6月に地域住民との花づくりイベントを行うことが決まりました。 19日は、組織作りに向けたプランニングチームの会議が伊那市長谷の長谷中学校で開かれました。 信州型コミュニティスクールは、地域と学校が連携して開かれた学校づくりを目指そうと県教育委員会が行っている事業です。 長谷地区では、保育園、小中学校、伊那市社会福祉協議会が協力して取り組んでいることが特徴です。 子どもを中心に、世代間交流をはかり、少子高齢化や過疎化にも対応していきたいとしています。 会議には地域住民や教育関係者17人が出席し、今年度の取り組みについて意見を交わしました。 出された意見の中から地区の花壇を使った地域住民との花づくりイベントを6月に実施することが決まりました。 またその際、中学校の一部を社協が実施している縁側カフェとして開放する計画です。 プランニングチームでは組織の体制を作り、正式な信州型コミュニティスクールの発足を目指すということです。
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羽柴さん宅の九輪草が見頃
伊那市手良の羽柴晴雄さん宅の九輪草が見頃を迎えています。 羽柴さん宅には、3千株の九輪草が植えられています。 20年前にみどりの日のイベントでもらった2株の九輪草を植えたのが始まりで、それから少しずつ種を蒔き育ててきました。 九輪草は今月いっぱいまで見頃だということです。
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美篶小学校資料館運営員会が文化財保護功労者表彰
伊那市の美篶小学校資料館の管理運営や保全活動を行っている運営委員会は、長野県文化財保護協会が表彰する文化財保護功労者に選ばれました。 20日は、美篶小学校資料館運営委員会の松下始委員長らが伊那市役所を訪れ、白鳥孝市長に受賞の報告をしました。 今回は、南信地域で唯一の受賞となりました。 美篶小学校資料館は、昭和41年に旧美篶中学校の校舎1棟を活用して設立されました。 当時は建物の取り壊しも検討されましたが、地域住民の「残したい」という強い思いが形になり、資料館として残すことが決まりました。 館内には、地域住民から寄せられた昔の農具や生活用品があり、資料館設立当時は500点程ありましたが、現在はその倍以上になるということです。 運営委員会は、資料館の管理運営や保全活動を目的に、平成10年に設立しました。 委員は12人で、学校の授業の一環で児童に展示品の説明をしたり、開校記念行事で催しを開いています。 白鳥市長は「昔の生活には無駄がなく全て今の生活に繋がっている。こういった活動を大事にしている地域を伊那市でも残していきたい」と話していました。