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伊那市西町の市道小黒大坊線で倒木
17日午後3時50分ころ、伊那市西町の市道小黒大坊線で道路脇の木が倒れ、一時通行止めとなりました。 倒木があったのは、伊那市西町の市道小黒大坊線のイチハラフーズのおよそ30メートル西側です。 伊那市危機管理課によりますと、午後3時50分頃道路脇の枯れた木が電線に倒れかかったということです。 これによるけが人はいないということです。 現場は、およそ2時間にわたり通行止めとなりましたが、午後5時45分に解除されました。 また、中部電力伊那営業所によりますと、この影響で西町の一部で停電が発生しましたが、午後5時15分に復旧したということです。
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天竜川水系で渓流釣り解禁
天竜川水系で16日から渓流釣りが解禁となり愛好家が早朝から釣りを楽しんでいました。 伊那市の小黒川で竿を下しているのは伊那市西箕輪の伊藤伸一さんです。 全日本釣りインストラクターを務めるなど、この道35年のベテランです。 17日は、朝3時に場所取りをして朝6時過ぎに竿を下しました。 しかし、数日前に降った雨の影響や水温が低かったことから伊藤さんでも釣りあげるのに一苦労です。 小沢川で、山梨から訪れた人に話を聞いて見ると、釣れたのは3人で1匹のみでした。 再び竿を下しますが30分ほどで、引きあげていきました。 天竜川漁業協同組合では、解禁に向け5日にアマゴの成魚100匹、80キロを小黒川などに放流しました。 天竜川漁協では「水温が17度以上になると魚の動きが活発になり釣果が期待できる。マナーを守り釣りを楽しんでもらいたいです」と話していました。
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保育園入園準備品販売会
障害者社会就労支援施設の利用者が保育園入園準備品として製作した手さげかばんや弁当袋などの販売会が伊那市役所で16日、開かれました。 上伊那4つの障害者社会就労支援施設が工賃アップにつなげようと去年から販売会を開いています。 各施設では去年12月に材料を仕入れ、利用者が製作に取り組みました。 販売したのは、手さげかばんに着替え袋、弁当袋などで、どれも伊那市の公立保育園指定の仕様になっています。 この他に、テッシュ入れや雑巾なども販売しています。 布の柄は子供たちに喜んでもらえるものを選んだということです。 16日は、入園前の子どもを連れた母親たちが、気に入った商品を購入していました。 値段は、コップ入れや弁当袋が300円、手さげ袋が1600円からとなっています。 販売会は、17日と24日にも午前10時から午後1時まで伊那市役所で開かれます。
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伊那市の農家民泊受け入れ好調
伊那市観光協会が小中学校の教育旅行や海外の学生などの受け入れを行っている農家民泊が好調です。 伊那市観光協会では、若い人たちに伊那の自然や文化に触れてもらおうと平成24年度から農家民泊を行っています。 今年度は、初めて修学旅行の中学生を受け入れた他、海外からの学生や家族の受け入れにも力を入れています。 国内の小中学校は、15日までに5校700人が訪れていて、昨年度より2校400人増となっています。 ニュージーランドや中国、台湾など海外からの受け入れは155人増で、合わせて555人増となっています。 伊那市観光協会のアンケート調査の結果から、水や食事が美味しく、受け入れ農家の人たちが親切にしてくれることなどが増加の要因だということす。 伊那市の農家民泊は、安心安全を重視していて受け入れ農家は県の簡易宿舎の許可を得ているのが特徴です。 現在は、市内の37軒が登録しています。 伊那市平沢で農家民泊の受け入れをしている是石里美さんは、「多くの方に受け入れて欲しいです」と話していました。 伊那市観光協会では、農家民泊のDVDを制作し、誘客に力を入れていく考えです。
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確定申告 全国一斉にはじまる
16日から、全国一斉に平成27年分の確定申告の受付が始まりました。 伊那税務署の申告会場となっている伊那市のいなっせには多くの人が訪れ、申告の手続きを行っていました。 確定申告は、自営業や給料が2千万円を超える人などが対象となります。 毎年いなっせが確定申告の会場となっていて、伊那税務署の職員などスタッフ10人と税理士2人を配置して対応しています。 いなっせは連日込み合うため、伊那税務署ではインターネットを使った申告書の作成を呼びかけています。 平成27年分の所得税と贈与税の確定申告は、3月15日までです。
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フランス人シェフがジビエ料理講習
伊那市で10日、フランスのシェフによるジビエ料理講習会が開かれました。 講習会はりんごを使った酒づくりなどに取り組んでいるASTTALシードルクラブが開いたもので 会場には飲食店経営者など30人ほどが集まりました。 講師を務めたのはフランスのシェフで日本にも10年以上住んでいたフィリップ・エネさんです。 シードルクラブのメンバーがフィリップさんに料理を教わったことが縁で講演会がひらかれ鹿肉を使った料理が紹介されました。 フィリップさんは「調理は素材を生かし安全性を重視している」と話していました。 シードルクラブでは「鹿肉は伊那谷の自然が育んだ食材です。流通から加工、調理方法などその活用を考えていきたいです。」と話していました。
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伊那市の旧井澤家住宅で雛人形の展示
伊那市西町の旧井澤家住宅で江戸時代から現代まで様々な雛人形を展示する第10回ひな祭りが、15日から始まりました。 江戸時代の押絵雛、今では残っているのが珍しいとされる大正、昭和時代の御殿雛など会場にはつるし雛68点、段飾り4点など、様々な時代の雛人形が展示されています。 旧井澤家住宅を管理している伊那部宿を考える会に寄贈されたもので、平成18年から毎年展示しています。 地元住民から去年寄贈され今回初公開の内裏雛です。 昭和5年に男の子が誕生した家に贈られたもので、西町区誌によると、昔は男の子にも雛人形を贈って祝ったという事です。 今年は平成元年に購入したという雛飾りも展示されました。 雛人形の展示は来月3日までです。 期間中のイベントとして28日(日)には雅楽の演奏会、来月2日と3日には無料の甘酒の振る舞いが予定されています。
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信大生と白鳥市長が農林業について意見交換
南箕輪村の信大農学部の学生と伊那市の白鳥孝市長との談話会が15日に開かれ、地域の農林業について意見を交わしました。 信大農学部の学生15人と白鳥市長が意見を交わしました。 景観について研究している学生からは伊那市の景観づくりについて質問がありました。 白鳥市長は「木曽から伊那へ権兵衛トンネルを抜けた後に見える風景をよりよくするため、電柱の移動を考えている」と答えました。 雑穀の研究を行っている学生からはアマランサスのPRについて質問があり「新宿高野や銀座NAGANOなどで伊那の情報を発信しているので、商品開発したものをPRできる場所がある事を知っておいてもらいたい」と話していました。 学生からゼミで取り組んでいる研究内容の報告もありました。 意見交換は今年で3回目で、これまで信大生は誰でも参加できる自由参加でしたが、より内容の濃いディスカッションをしようと今年はゼミに所属している学生を対象に開かれました。
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保育園児が地域の人たち招き感謝祭
保育園児が日頃お世話になっている地域の人たちに歌などを聞いてもらう感謝祭が12日、伊那市の上の原保育園で開かれました。 感謝祭では園児が歌を歌ったほかフラフープやコマ回しなどを披露しました。 招かれたのは地域住民でつくる上の原保育園を育てる会会員などおよそ20人です。 会員らは園児とともに野菜を作ったり読み聞かせなどを行ってきました。 感謝祭に招かれた住民らは、「園児のみなさんに元気をもらうことができました。これからも地域ぐるみで子どもたちを育てる手伝いをしていきたいです。」と話していました。
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全国植樹祭をPR 木製地球儀リレー
6月の全国植樹祭をPRする「木製地球儀」のリレーセレモニーが15日、伊那市役所で開かれました。 15日は、上伊那地方事務所の青木一男所長から伊那市の白鳥孝市長に全国植樹祭のシンボルの「木製地球儀」が手渡されました。 これは、平成13年に山梨県で開かれた全国植樹祭の時に新たな植樹祭の歴史を築く象徴として作られました。 地球儀はケヤキやナラ、ヒノキで作られ、重さはおよそ15キロとなっています。 昨年の5月から県内を巡回していて、市役所には26日まで展示される予定です。 白鳥市長は「森に触れ、樹木に感謝する精神にのっとり上伊那の豊かな自然を守っていきたい」と話していました。 全国植樹祭は、6月5日に行われ、伊那市の鳩吹公園では、ナラやモミジ、ヤマザクラの植樹が行われる予定です。
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伊那市民憲章検討結果答申
伊那市民憲章策定委員会は、「美しい自然を愛し、住みよい環境を守る」などとする伊那市民憲章の案を白鳥孝市長に15日答申しました。 15日は策定委員会の井上康良委員長らが市役所を訪れ、市民憲章の検討結果を答申しました。 市民憲章は、前文、本文、後文で構成されています。 本文では「美しい自然を愛し、住みよい環境を守る」や「歴史と文化を大切にし、心豊かな人を育む」、「人のつながりを大切にし、思いやりの輪を広げる」などとしています。 合併10年を迎えるにあたり、市民の郷土愛を高め、さらなる一体感の醸成を目指していこうと、つくられました。 市では市報などで広く周知を図るとともに4月1日より市民憲章の運用を始めたいとしています。
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伊那フィルハーモニー交響楽団 校歌の録音終了
伊那フィルハーモニー交響楽団が、創立30周年記念事業として去年から進めてきた市内すべての小中学校の校歌の録音作業が14日に終了しました。 3月6日にはお披露目会を開き学校と合同で校歌の演奏を披露する事になっています。 14日は伊那北小学校など6校の校歌の録音が伊那市のいなっせ6階ホールで行われました。 本番前の練習では学校の教諭の歌に合わせて演奏し、歌詞をききながらイメージを膨らませました。 伊那フィルハーモニー交響楽団は1985年、昭和60年に発足し、去年創立30周年を迎えました。 校歌の録音はCDにして学校に配布するためのもので、去年2回行い、今日、最終日となりました。 これまで小学校15校、中学校6校の市内すべての小中学校の校歌の伴奏をオーケストラ版に編曲し録音を行ってきました。 校歌を録音したCDは来月10日から各学校に配布される予定です。 また、来月6日には、市内11校の児童、生徒とともに校歌を演奏する「校歌お披露目会」を開く事になっています。
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最高気温4月中旬並みの17.7度 今年最高
14日の伊那地域の最高気温は4月中旬並みの17.7度で、今年一番の暖かさとなりました。 長野地方気象台によりますと、前線を伴った低気圧と南からの湿った暖かい空気の影響で、伊那地域は13日から雨となり、最高気温も17.7度と4月中旬並みとなりました。 15日以降は冬型の気圧配置に戻り、気温も平年並みに戻るという事です。
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伊那市の境区応急手当普及員会が初の体験型講習会
火傷や骨折など大けがをした際の応急手当の方法を指導している伊那市境区の応急手当普及員会は、災害時に備え地域住民を対象にした体験型講習会を14日に初めて開きました。 境区の組長58人と区の役員が参加し、骨折した際の固定方法や止血方法など応急手当ての講習を受けました。 去年9月に発足した「境区応急手当普及員会」が初めて企画したものです。 これまで上伊那広域消防本部の応急手当普及員として個別に活動してきましたが、今回初めて区の組長を対象にした講習会を企画しました。 講習会は地域のリーダーに正しい状況判断能力や対応力を身につけてもらい災害に備えようと開かれました。 この他、正しく情報を伝えるための伝言ゲームなども行いました。 境区には507世帯約2千人が暮らしているという事です。 普及員会では、今後、全ての区民が参加できるよう、組ごとに普通救命講習会などを開いていく計画です。
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3月9日部分日食 安全に観察を
太陽の4分の1が欠けて見える部分日食が、3月9日にあります。 伊那天文ボランティアすばる星の会代表の野口輝雄さんは、安全に観察や撮影をしてもらおうとガイド冊子を作成しました。 冊子は、A4サイズのカラーと白黒の2種類で、太陽の観察方法やカメラを使っての撮影方法などが12ページにわたり紹介されています。 月や彗星の観察とは違い、太陽の観察は間違った方法で行うと視力の低下や失明の恐れがあるとされています。 小学校の理科の教員だった野口さんは、長年にわたり太陽の黒点の観察を行っていて、その危険性を把握していることから今回ガイド冊子を作成しました。 冊子は、カラー版が300円、白黒版が200円で、それぞれ50部限定となっています。 平成24年の金環日食以来となる太陽の天体ショーは、来月9日午前10時12分ごろから始まります。 連絡先 野口さん 携帯 090-8568-1948 FAX 74-7462 メール fdsfde@air.ocn.ne.jp
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中村不折生誕150年 記念イベント始まる
伊那市出身の芸術家中村不折が生まれて今年で150年の節目を迎えます。 市内では不折に関するイベントが予定されていて、今日はプレ企画となる講演会が伊那文化会館で開かれました。 中村不折は、1866年幕末の江戸に生まれました。 明治3年5歳の時に高遠に移住し、以後少年期を中南信の各地で過ごしました。 フランス留学から帰国後は、洋画家として活躍するとともに書家として数多くの作品を生み出しました。 不折生誕150年となる今年は、年間を通じてイベントが開かれます。 その幕開けとなった13日は、長野県立歴史館の学芸員林誠さんが不折にまつわる話をしました。 伊那文化会館に8年間勤務していた経験がある林さんは、30年ほど前に開いた不折の企画展について、「不折が洋画家だったことを地元の人はほとんど知らず、ショックを受けた」などと当時のエピソードを話していました。 他に、「29歳の時に正岡子規が編集主任を務める新聞社に入社した」と話しました。 3月25日からは、高遠町歴史博物館で特別展が開かれる他、7月には創造館で企画展が予定されています。 伊那文化会館では、個人が所蔵する作品を集め10月に展示するということです。
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伊那CATVが伊那少年サッカースクールにユニフォーム寄贈
伊那市の伊那ケーブルテレビジョン株式会社は、市内の小学生が所属する伊那少年サッカースクールにユニフォームを13日寄贈しました。 13日は伊那ケーブルテレビジョン会長で伊那少年サッカースクールの向山公人理事長が、登内聖人キャプテンにユニフォームを手渡しました。 伊那少年サッカースクールのスポンサーとなっている伊那ケーブルテレビジョンは、20年ほど前にユニフォームを寄贈していて、今回新たに25枚を寄贈しました。 向山会長は、「サッカーができるのはお父さん、お母さんのおかげだということを忘れず、常に試合だと思って練習に取り組んでください。活躍を期待しています」と激励しました。 登内キャプテンは「試合で全部勝てるよう頑張ります」と話していました。 伊那少年サッカースクールには市内の小学生約70人が所属していて、随時団員を募集しています。
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福祉施設でボランティアコンサート
松本市出身のシンガーソングライター葦木美咲さんのコンサートが7日、伊那市美篶の複合福祉施設みぶの里で開かれました。 葦木さんは1985年生まれの30歳で県内を中心に活動しています。 複合福祉施設みぶの里利用者の家族からの紹介によりボランティアでコンサートを開きました。 コンサートでは下諏訪町木遣保存会会員作詞で葦木さん作曲の「御柱」を披露し会場は一体感に包まれていました。 みぶの里には利用者と一般およそ100人が集まり葦木さんの歌を楽しんでいました。
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伊那谷芸術文化公演 地域の伊那節披露
第11回伊那谷伝統文化公演が1月31日伊那市のいなっせで行われ、伊那市と南箕輪村の3団体が地域に伝わる伊那節を披露しました。 伊那節は、木曽地方に伝わる「おんたけ山(やま)」が、江戸時代に権兵衛峠を通る馬子歌として伊那に伝わったのが始まりとされています。 伊那市の伊那節保存会は、伊那まつりでも踊られ最も広く知られる「伊那節」を披露しました。 今回は扇を使ったものも披露されました。 西箕輪の与地伊那節保存会は「与地の伊那節」を披露しました。 嫁入りや建前を祝って座敷で歌われたものだということです。 南箕輪村大泉の御嶽山保存会は、「御嶽山」などを披露しました。 ほかの地域では明治時代に「伊那節」に名前を変えましたが、大泉では名前を変えずに受け継がれています。 公演は地域に伝わる文化を紹介し後世に伝えていこうとNPO法人伊那芸術文化協会が行っているもので、会場には340人が訪れました。
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企業活動を募金に還元する仕組みづくり考える
伊那市社会福祉協議会は企業活動と社会貢献を結びつけ、企業の利益の一部を赤い羽根共同募金に還元する取り組みを始めます。 企業が利益の一部を赤い羽根共同募金に寄付するとともにそれを売上アップにつなげようというセミナーが11日伊那市の福祉まちづくりセンターで開かれました。 セミナーは赤い羽根共同募金の業務委託を受けている伊那市社会福祉協議会が開いたものです。 講師は社会貢献と企業の売上アップの相乗効果について研究している地域福祉ファンドレイジングネットワーク代表理事の久津摩和弘さんが務めました。 久津摩さんは文具メーカーのゼブラ株式会社と大学のボランティアグループの共同企画を例にあげ「1本買うと5円の寄付となるボールペンを大学内で販売した。購入者はボールペンを買うことで社会貢献ができメーカーも販売により社会貢献ができる。また福祉事業者はそれを活用資金にあてることができるので相乗効果につながる。」と話していました。 セミナーには民間企業や福祉関係者などおよそ20人が集まり、講師の話しを熱心に聞いていました。 セミナーを開いた伊那市社協では企業活動を赤い羽根共同募金に還元する仕組みづくりに取り組みたいとしています。
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シニア世代活躍支援 マッチングイベント
活動の場を求めるシニア世代と受け皿となる地域の団体が参加する地域づくり出会いの広場が12日伊那市で開かれました。 地域づくり出会いの広場は、長野県長寿社会開発センター伊那支部などが初めて開きました。 活動の場を求めるシニア世代は、150人、その受け皿となる団体や企業は上伊那を中心に県内各地から33にのぼりました。 おおむね60歳以上のシニア世代がボランティア活動などで積極的に社会参加できるよう、希望する人とその活動を求める人のマッチングをはかろうというものです。 参加したシニア世代の人たちは、積極的にそれぞれのブースをまわり活動内容などを聞いていました。 各団体のプレゼンテーションでは、「野菜づくりの好きな人を求めています。」「子どもが好きな人を求めています。」などとそれぞれが必要とする人物像を紹介しました。 主催者は、「シニア世代が社会参加するにあたり、情報が少なくうまく機能していない。何かを始めたいと考えている人のきっかけづくりにしてほしい。」と期待していました。
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路線バス ネットで確定申告PR
2月16日から全国一斉に、所得税などの確定申告が始まります。 伊那税務署は、路線バスにステッカーを張り、インターネットを使った申告を呼びかけています。 10日は、伊那バスの職員が路線バスの車内に中吊り広告を掲示していました。 中吊り広告には、確定申告の会場の案内や、ホームページから書類作成を呼びかける内容が掲載されています。 また、バスの背面にも、インターネットの活用を呼び掛けるステッカーが貼られました。 伊那税務署では、平成16年度から、伊那市のいなっせに特設会場を設け、申告の対応をしていますが、会場は毎年込み合います。 インターネットでの申告書作成コーナーは、国税庁のホームページに設けられています。 夜間や休日でも使えて便利だとして、活用を呼び掛けています。 確定申告の会場は、15日(月)から3月15日まで、いなっせ2階の展示ギャラリーに開設されます。
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伊駒アルプスロードルート帯決定
国道153号バイパス伊駒アルプスロードのルート帯は、伊那市西春近から駒ヶ根市北の原までの区間は天竜川沿いを通る「ルート帯B」に決定しました。 伊駒アルプスロードは駒ヶ根市の北の原を起点とし伊那市青島を終点としています。伊那市西春近から駒ヶ根市の北の原までは、宮田村の商店街を通る「ルート帯A」と、天竜川沿いを通る「ルート帯B」が示され、交通安全や環境、地域への影響、費用などについて検討されてきました。 その結果、道路の安全性の確保や事業費、整備期間で優れている事などから、ルート帯Bに決定しました。 ルート決定を受け、白鳥孝伊那市長は「一日でも早い開通を目指し事業化を進めてほしい」と話していました。 小田切康彦宮田村長は「宮田にとっては大きな影響を与える道路。バイパスを中心とした街づくりを村民と一緒におこなっていきたい」と話していました。 伊那建設事務所では来年度、環境影響評価と都市計画の決定の手続きを進め、事業着手を目指します。 伊駒アルプスロードは全長11.5キロメートルで、道幅は28メートル、走行車線は全部で4車線となる計画です。
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田舎暮らしモデル地域第2号 伊那市長谷の溝口区を指定
伊那市は、移住定住を推進する田舎暮らしモデル地域第2号として長谷の溝口区を指定しました。 10日、溝口区の中山泰元区長と溝口未来プロジェクト代表の中山勝司さんが伊那市役所を訪れ、白鳥孝市長からモデル地域の指定書を受け取りました。 人口増に向けた移住、定住を推進するため高い意欲のある地域を指定するもので、市内では新山地区に続いて2件目の指定となります。 溝口区には現在、159世帯433人が暮らしています。 去年2月、定住促進など地域の将来について考える住民組織、溝口未来プロジェクトを立ち上げました。 今回の指定を受けプロジェクトはモデル地域としての事業を進めていく組織となります。 定住促進の他、交通弱者の支援や子育て支援など生活環境の整備、雇用を生み出すための農林業を中心とした産業の育成の3つを大きな柱として取り組んでいくという事です。 溝口区では来月のプロジェクトの会議で今後の事業計画を策定する事にしています。
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中ア国定公園化研究部会 初会合
中央アルプス県立自然公園の国定公園化について研究する部会の初会合が伊那合同庁舎で9日、開かれました。 中央アルプス国定公園化研究部会は、国定公園化について研究し、観光振興や山岳観光などの推進を図ろうというものです。 中央アルプス周辺の上下伊那、塩尻、木曽の自治体や観光連盟などで組織する中央アルプス山岳観光協議会が設置したものです。 部会では、中央アルプス県立自然公園の現状や課題について意見を交わす他、国定公園化することのメリットやデメリットなどについて研究を行います。 部会長には、駒ヶ根市の産業部の萩原浩一部長が選任されました。 来年度県は、中央アルプス一帯の動植物や地形地質、観光客数などの調査をし、研究部会に報告していくとしています。 9日は、東京農工大学教授の土屋俊幸さんが国定公園についての講演を行いました。 次回の研究部会は5月下旬に開かれることになっています。
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伊那西スケート場14日まで無料開放
伊那市横山の天然リンク伊那西スケート場が9日から14日まで無料開放しています。 ここ数日の冷え込みで氷に乗れる状態になりました。 今シーズンは去年の12月24日から今月7日まで46日間の、営業を予定していましたが暖冬の影響などで平成13年以来1日も開場出来ませんでした。 スケート場を管理する伊那市教育委員会では、リンクのコンディションが良好ではないため、少しでもスケートを楽しんでもらおうと9日から無料開放しています。 初日の9日は、平日ということもあり利用者はいませんでした。 開場時間は14日(日)までの午前7時から午前10時までで、ナイター営業はしないということです。 滑走出来ない場合は、スケート場の入り口に赤旗を立てる他、留守番電話で案内しています。 伊那市教育委員会では「冬のスポーツ、スケートを多くの人に楽しんでもらいたいです。」と話していました。
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西箕輪小学校の児童が地域の人を招き感謝する会
伊那市の西箕輪小学校の4年すぎ組は、お世話になった地域の人を学校に招き、5日「感謝の会」を開きました。 この日は、野菜の育て方などを指導したJA上伊那の職員や学校近くに住む農家6人が招待されました。 西箕輪小学校4年すぎ組の児童は、去年12月に地域の特産品 羽広菜カブを収穫し、漬物にしました。 天候不良により種を蒔き直すなどの苦労をしましたが、およそ80キロを収穫したということです。 カブの漬け方は、児童の祖父林今朝文さんを中心に、地域の人達から教わりました。 この日はその時に漬けたカブとカブの葉、ナスが入ったおやきを全員で味わいました。 すぎ組では、今年度、羽広菜カブも含め、28種類の野菜を育てたということです。 林さんは「寒い中、手袋をはめずに一生懸命取り組んでいたみんなの姿は忘れません。美味しい漬物ができて本当に良かった」と話しました。 児童は感謝の気持ちを込めて歌をプレゼントしました。 すぎ組では、来年度も野菜づくりに取り組むということです。
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元NHKテレビ体操インストラクター 有賀暁子さんが講演
伊那市出身で、NHKのテレビ体操でインストラクターをしていた有賀暁子さんが9日、伊那市のいなっせで講演しました。 有賀さんは、伊那市西町出身で、2003年から2014年までの11年間NHKのテレビ体操でインストラクターを務めていました。 現在は、全国各地でラジオ体操の指導や普及活動を行っています。 この日は、まほらいな市民大学の講座の一環で「一生使える楽しいラジオ体操」と題して実技を交えながら講演しました。 ラジオ体操の1つ1つの動きのポイントを説明し、手の伸ばし方や筋肉の動かし方などをアドバイスしていました。 有賀さんは「人の身体には600個以上の筋肉があり、ラジオ体操ではそのうちの400個の筋肉を動かすことができます。背骨を伸ばして良い姿勢を保つことが健康や怪我防止に繋がります」と話していました。 講演はまほらいな市民大学の講座の一環で行われ、会場には市民大学の学生およそ100人が訪れ、有賀さんと一緒に体を動かしながら学んでいました。
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上牧でソリ滑り楽しむ
伊那市上牧の林道で6日、ソリ滑りが行われました。 この日は、近くの保育園児や小学生などおよそ30人がソリ滑りを楽しみました。 上牧の住民有志でつくる「上牧里山づくり」が林道を整備してコースを作りました。 コースは全長200メートルで途中にカーブがあり、迫力ある滑りを楽しむことができます。 昔からのソリ遊びを楽しんでもらおうと2年前から行っています。 止まらずにどこまで滑れるかを競いながら、子ども達は何度も楽しんでいました。 上牧里山づくりのメンバーは、「自然の中で様々なことを体験して、地元の良さを感じながら育っていってもらいたい」と話していました。
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伊那市議会4会派合同で予算要望
伊那市議会の4つの会派は、市の新年度当初予算について8日、合同で白鳥孝伊那市長に要望しました。 要望したのは新政クラブ、平成クラブ、政和会、公明党です。 8日4会派の代表者と伊藤泰雄議長が市役所で白鳥市長に要請書を手渡しました。 議会では、これまで各会派で要望してきましたが、今回は、特に市民からの要望が強い4項目について、来年度当初予算に反映してもらおうと、4会派合同で要請したものです 要請したのは「地域の道路や水路の維持修繕費の予算化」、「高校3年生までの医療費の無料化」、「教育ローンや奨学金の利子分を市が負担する制度の新設」、「環状南線の平成28年度中の着工」の4項目です。 白鳥市長は「今日の意見を参考にさせていただきながら、予算編成を考えていきたい」と話していました。