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伊那市議会議員研修会
市議会や議員の在り方について考える議員研修会が、このほど伊那市役所で開かれました。 4月23日は、市議会議員21人と、市の職員合わせて25人が研修会に参加しました。 講師を務めたのは、早稲田大学マニフェスト研究所事務局長の中村 健(けん)さんです。 中村さんは、「市議会議員は市民からどのように思われているか」などと質問しながら研修会を進めていました。 議員は「実感としては関心を持たれていない」「議員は何をしているのと時々聞かれる」などと答えていました。 中村さんは、「選挙公約で実現したい政策をあげると思いますが、どの政策にもお金が必要です。何かを始めるには何かを削減しなくてはならない」と話し、「これから人口が減少するなかで、予算も減っていきます。何を優先し何を削っていくのかをチェックすることが議会の大切な役目になる」と話していました。
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地域材の地産地消など事業計画承認
上伊那森林組合の総代会が25日伊那市で開かれ地域材の地産地消など今年度の事業計画が承認されました。 総代会にはおよそ50人が出席し今年度取り組む事業について報告がありました。 地域材の地産地消については上伊那林業振興協議会との協働により小中学校のイスや机の天板、教室の腰板を地域材へ転換する活動をさらに強化するほか、製造過程の工程見直しや合理化により民間からの新たな受注にも努めるとしています。 また昨年度の販売量が2,020トンだった木質ペレットは今年度2,500トンを目指すとしています。 上伊那森林組合の昨年度の事業利益はおよそ880万円でしたが遊休資産処分などの特別損失が1,680万円となっています。 組合では森林整備における地域のリーダーとしての自覚を高め企画力、提案力、コスト意識の向上に努めるとしています。
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伊那市小沢の芝桜見ごろ
伊那市小沢の広域農道沿いにある花公園では、芝桜が見ごろとなっています。 GW中の2日は、県内外から多くの人が訪れていました。 広さ30アールの公園には、ピンクや白の色鮮やかな芝桜が植えられていて、見ごろとなっています。 地元の有志でつくる小沢花の会が20年ほど前から整備していて、現在ではこの時期の観光スポットとなっています。 訪れた人たちは、本物の富士山を1000分の1のスケールで再現したという花富士や南アルプスをバックに写真を撮っていました。 花の見栄えがいいように、会員10人ほどで雑草の刈り取りを行ってきました。 高齢化が進んでいて作業は大変だということですが、生きがいとして毎年頑張っているということです。 芝桜は、15日ごろまで楽しめるということです。
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旧陸軍伊那飛行場の歴史学ぶ
県内の戦争に関する調査研究を行っている住民グループ、長野県強制労働調査ネットワークは26日伊那市を訪れ旧陸軍伊那飛行場の歴史などについて学びました。 26日はネットワークのメンバーおよそ20人が伊那市の上の原公民館で旧陸軍伊那飛行場に詳しい久保田誼さんの話を聞きました。 久保田さんは「伊那飛行場は昭和18年伊那市上の原に、本土決戦に備え特攻隊員養成などを目的につくられたものだ。」と話していました。 また飛行場建設のため軍が土地を強制的に取り上げたことや、住民のほか朝鮮人が労働力として動員されたと説明していました。 久保田さんは太平洋戦争が長引いていれば伊那も空爆にあっていたかもしれない。」と推測していました。 県強制労働調査ネットワークは強制労働は人道に対する罪であり戦争犯罪だと考えている。 その真相を究明し歴史認識することが大切だとしています。
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3日に映画上映会
3歳から高校生までの子どものインタビューを中心に胎内記憶や子育て、癒しをテーマに制作されたドキュメンタリー映画「かみさまとのやくそく」の上映会が3日に伊那市立伊那図書館で開かれます。 映画では、胎内記憶と呼ばれる生まれる前の胎内のことや出産時の記憶を聞き取り調査したり、子育ての実践、人の精神における子どものような内面の部分の自己肯定ワークを丁寧に見つめる内容です。 上映会を計画した湯澤亜弥さん。 心理カウンセラーでアロマセラピストです。 カウンセリンググループサロン和輪の主宰で、伊那市上牧でグループ学習会などを開催しています。 上映会は、3日日曜午前11時から伊那図書館で開催されます。 心や体を癒すヒーリング体験も予定されています。 詳しくは、080-5699-5265(藤本さん)まで。
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第86回メーデー伊那中央大会
労連系の第86回メーデー伊那中央大会が1日伊那文化会館で行われ、生活や雇用の危機の打開や憲法が生きる社会を目指すメーデー宣言を採択しました。 伊那中央大会には、高教組や民医連などから200人が参加しました。 メーデーの会場となった伊那文化会館からいなっせ北側広場までをプラカードを持って行進し、賃上げやTPP交渉撤退、原発ゼロなどを訴えました。 実行委員長の北原則子上伊那地区労連議長は、「団結の輪を広げましょう」とあいさつし、労働者の賃上げや安定した仕事や雇用の確保を訴えるメーデー宣言を採択しました。 大会では、若い人のメーデーに対する理解が薄くなっていることから、その意義と歴史を学ぶプログラムも盛り込まれました。
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スタンプラリーで木曽を応援
御嶽山の噴火で打撃を受けた木曽地域の復興につなげようと、上下伊那や飯田の観光関係団体で組織する伊那路観光連盟は、今年度木曽地域も含めた食のスタンプラリーを実施する計画です。 1日、伊那市役所で伊那路観光連盟の総会が開かれ、事業計画が承認されました。 スタンプラリーは、7月1日から12月31日までの期間に伊那・飯田・木曽エリアの飲食店などで実施されます。 利用時にスタンプを押してもらい4個で応募可能とし、木曽の特産品を中心に賞品があたります。 去年秋の御嶽山の噴火は、木曽地域だけでなく、伊那谷の観光にも影響を与えているため、伊那路エリアへの誘客をはかるねらいもあります。 このほか、おととし作成した観光パンフレットを英語や中国語に翻訳する多言語化の検討が進められます。 なお、今年度と来年度の会長には、駒ケ根市の杉本幸治市長が選任されました。
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高校生 大学生 社会人 第4回合同写真展
高校生や大学生、社会人のアマチュアカメラマンによる合同写真展が、伊那市の伊那図書館で開かれています。 会場には、36人の作品36点が展示されています。 合同写真展は今回で4回目で、上伊那農業高校、信州大学、駒ヶ根市を拠点に活動している旭光カメラクラブ、写真展実行委員会の4団体が出展しています。 写真の並び順は、生徒や学生のアイディアで決めました。 様々な年代が合同で写真展を開く事で、被写体や撮影方法の変化に富み、お互いに良い刺激になっているという事です。 上農高校、信大、旭光カメラクラブなどによる第4回合同写真展は、5月9日まで、伊那図書館で開かれています。
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~春の叙勲 旭日単光章~ 田中信也さん
「みんなの助けがあって選挙ってできているんですよ。 感謝しかないですね」 伊那市坂下の田中信也さん、79歳。 選挙管理事務功労で旭日単光章を受章しました。 田中さんは、平成11年に伊那市の選挙管理委員補充員となり、選挙運営に携わります。 その後、平成15年10月から、10年8か月間、伊那市選挙管理委員会委員長を務めました。 在任中の平成15年12月から始まった期日前投票制度。 期間中は毎日会場に足を運び、投票に立ち会ってきました。 「お年寄りがね、足の悪いような方が市役所まで来ていただいて、 なかなか足の進んでいかない人が一生懸命歩いてきて 投票して、頭を下げて帰られる。 いつも感激するんですけどね」 国会では、選挙権年齢の引き下げが議論されています。 そんな中、田中さんは若者の関心の低さを懸念しています。 「20代の若い人たちね。投票率がうんと悪いわけ。 本当は若い人たちも選挙事務所へ行って、 選挙ってこういうものだってわかってもらうと 投票する気になる気がしますよ。 選挙の中へ飛び込まなきゃ。 人のものだと思ってるとダメなんだと思いますよ」 田中さんは、どうしたら多くの人に選挙に関心を持ってもらえるかを考え続けてきました。 「投票率がいいと、委員長としても本当にほっとする。 投票してくださいと、大きな声で言いたいですね」
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中尾歌舞伎 春季定期公演
伊那市長谷の伝統芸能「中尾歌舞伎」の春季定期公演が29日中尾座で行われました。 今回上演された、「一の谷嫩軍記・熊谷陣屋の段」は、去年の春公演で上演を予定していた演目です。 しかし、去年3月に師匠の西村清典さんが亡くなり、上演は中止となりました。 主人公の熊谷直実は、主君源義経から、「平敦盛の首をとれ」と命ぜられます。しかし直実は、敦盛の母に恩があることなどから、それが出来ず、変わりに息子の首を義経に差しだし忠義を果たす悲話です。 見せ場となる直実が見得をきる場面や、直実の妻・相模が我が子の首を抱え悲しむ場面では、会場からおひねりが飛んでいました。 中尾歌舞伎は江戸時代から伝わる農村歌舞伎で、太平洋戦争で一時途絶えましたが、昭和61年に地域の若者達の手により復活しました。 現在は、春と秋の年2回定期公演が行われ、伊那市の無形文化財に指定されています。 中尾歌舞伎春季定期公演の模様は5月4日から伊那ケーブルテレビで放送します。
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伊那市地方創生総合戦略審議会 発足
伊那市の地方創生人口ビジョンと総合戦略を策定する審議会が30日発足しました。今年9月までに、策定案を提案する予定です。 30日は1回目の会議が伊那市役所で開かれ、各種団体や、公募での参加者など20人が、白鳥孝伊那市長から委員に委嘱されました。 白鳥市長は「東京への一極集中にブレーキをかけて、地方から国を支えていく姿を描き出すエンジン役を伊那市が担っていきたい」と挨拶しました。 審議会の会長に選ばれた上伊那森林組合の伊藤 清専務理事は「重要かつ難しい課題だが、幅広く意見をいただき検討していきたい」と挨拶しました。 伊那市地方創生総合戦略審議会は、「国のまち・ひと・しごと創生法」の理念に基づき、少子高齢化に対応し、人口減少に歯止めをかけ、将来にわたって活力ある伊那市を維持していくための総合戦略を策定し、計画の推進、効果の検証を行うために設置されました。 市の人口の変化に係る影響と将来推計、総合戦略における基本目標と具体的施策などについて審議を行います。 30日の審議会では、基本方針、策定体制、スケジュールなどの審議が行われました。 地方創生の交付金について、伊那市には、約2億円分が配分されています。 審議会では、5月には、結婚・子育てなどに関するアンケート調査を行い、9月までに6回ほど審議を重ね、総合戦略案をまとめる予定です。
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~春の褒章 黄綬褒章~ 熊谷次勇さん
春の叙勲と褒章が28日発表され、伊那ケーブルテレビ放送エリア内からは3人が受章しました。 黄綬褒章を受章した㈲熊谷木工所代表取締役の熊谷次勇さんの喜びの声をお伝えします。 「大勢の皆さんにお世話になってこんな賞を頂けて、また自分の業界のためにもありがたいことだと光栄に思っております」 伊那市荒井の熊谷次勇さん75歳。 熊谷さんは自宅の隣に木工所を設け、手仕事で木製の建具や家具などを製作しています。 昭和30年15歳の時に、初代代表で父の忠治さんに弟子入りをしました。 夜間は上伊那農業高校の定時制に通いながら、昼は木工所で父の作業を見て工程や技術を覚えたということです。 「親父さんからは誠心誠意一生懸命やることを一番言われました。 見て覚えろという時代でしたので、親父さんから手を取って教えていただいたということは1度もないんですけど、たまたま自分の覚える頃は職人の弟子が大勢いましたので、見て覚えました」 「(父・忠治さんは)厳しかったですね。職人ですのであまり余分なことは言わない人でした。大変でした」 昭和50年から跡を継ぎ、現在は弟子の育成にも力を入れています。 一部がガラスになっていて開け閉めができる「雪見障子」 「上と下が風の通るようになっていて、真ん中はガラスで開けると外が見えます」 伊那市役所1階の多目的ホールに、熊谷さんが製作した組子細工が展示されています。 細かい細工模様は熊谷さんが得意とする技法の1つです。 木工職人になってから60年。 モットーにしている言葉は「整理整頓」と「生涯現役」 「プラスチックとかああいう物とは違って木は生きてますので。癒されるんじゃないかなと感じています」
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上伊那地区企業説明会 就活バスも運行
来年春、大学や短大などの卒業予定者を対象とした企業説明会が28日、伊那市のいなっせで開かれました。 今回首都圏からも参加しやすいように初めて無料就活応援バスが運行しました。 東京都新宿からの無料就活応援バスが午前11時過ぎに伊那市に到着しました。 バスは上伊那の出身者18人が利用しました。 今年から就職協定の変更により企業の採用活動開始がこれまでの3月1日から8月1日になりました。 こうしたことから学生や企業の採用担当者に戸惑いがないようハローワーク伊那と金融機関や商工団体などでつくる上伊那地域若者人材確保連携協議会が初めて開いたものです。 午前中は、セミナーが行われ、地元企業で働く若手社員4人が就職活動の体験談を話しました。 若手社員は「自分の好きな仕事、働きたい業種を明確にすること」「自分がやりたいことではなく自分がやり続けられることをベースにすることが大切」などとアドバイスしていました。 午後は企業説明会が開かれ、上伊那の製造業や建設業、サービス業など65社が参加しました。 157人の学生が参加しブースを回って企業説明などを受けていました。 8月17日には伊那市のいなっせで「ふるさと就職面接会」が行われることになっています。
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新山定住促進協議会 事業計画決まる
伊那市の田舎暮らしモデル地域に指定されている新山地区の新山定住促進協議会は、定住者のための案内冊子の作成などを盛り込んだ事業計画を26日、決めました。 26日は、新山集落センターで今年度の総会が開かれ、地元住民およそ40人が出席しました。 新山地区は去年11月に、人口増に向けた定住促進策として実施する伊那市の「田舎暮らしモデル地域」に指定されました。 これを受け協議会では、活動を本格的に実施するため、定住促進や広報などをする総務部会、保育園や小学校を応援する新山子育て応援部会、土地の情報収集や紹介などを行う住まい整備部会、移住希望者をサポートする田舎暮らしサポート部会を設けました。 今年度の事業では定住者向けに、新山を紹介する案内冊子の作成や地域おこし協力隊と連携し定住促進を図ることなどを計画しています。 また、伊那市教育委員会が示した富県小に新山小との共同調理場を設ける計画に対応するため、協議会では新山小の自校給食存続を求める取り組みも事業計画に盛り込みました。
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上伊那手打ちそばマップ完成
上伊那地域の手打ちそば店の情報を掲載した「上伊那手打ちそばマップ」が完成しました。 マップには、辰野町から中川村までの48店舗の情報が掲載されています。 麺の太さやそば粉の割合、オススメメニューなどが店の写真付きで掲載されています。 裏面には地図があり、そば店の位置の他、観光スポット等も記されています。 作成した上伊那観光連盟によりますと、平日でも県外から蕎麦を食べに来る観光客は多く、中には数店舗に寄って味を食べ比べる人もいるということです。 マップは食べ歩きができるように折りたたんで持ち歩けるサイズになっています。 そば情報として、そばの種類や特徴などをまとめた豆知識なども掲載されています。 マップは、いなっせ3階の上伊那広域連合または市町村観光窓口で配布しています。
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伊那地域 今季最高28.1度 田植え始まる
28日の伊那地域の最高気温は今季最高の28.1度まで上がり、7月中旬並の暑さになりました。 そんな中、上伊那地域のトップをきって、伊那市手良の水田で田植えが行われました。 この日は、上伊那地域のトップをきって、伊那市手良の水田で田植えが行われました。 田植えをしたのは、伊那市手良にある株式会社中坪ノーサンです。 田植え機を操るのは、登内美穂さん。10年以上田植えをまかされています。 中坪ノーサンでは、手良中坪を中心に野口など合わせて28ヘクタールの水田で米を栽培しています。 毎年4月下旬から田植えを始めています。 苗は、3月25日に種を蒔き育てたもので、4月の初旬の天候不良で、温度管理に気を使ったということです。 田植えは、5月いっぱい続きます。 この日の伊那地域は今季最高の28.1度まで気温が上がり、今季2度目の夏日となりました。 長野地方気象台によりますと、あすの日中もこの暑さが続くということです。
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漢字の読み書き指導方法の研修会
伊那市では、読み書きが困難な小学生の早期発見とその支援に取り組んでいて、22日は教職員を対象にした、指導方法の研修会が伊那北小学校で開かれました。 伊那市では、文科省委託事業として、「発達障害の可能性のある児童生徒に対する早期支援・教職員の専門性向上事業」を伊那北小学校をモデル校に昨年度から行っています。 この日は、今年度2回目の研修が開かれ、「漢字が覚えられない、練習しても忘れてしまう」など、漢字学習につまずいている子どもへの効果的な指導方法を学びました。 講師は、元横浜市立盲学校教諭で「口で言えば漢字は書ける」の著者、道村静江さんがつとめました。 道村さんは、「書いても漢字を忘れてしまう子どもに対しては、書くよりも先に声に出して書き順を覚える」事から始め、「その後書かせると効果的」としています。 喜ぶという漢字は、覚えにくい漢字の一つだが「十(じゅう)」「豆(まめ)」「口(くち)」の組み合わせでできていることや、よろこぶの「ぶ」だけ発音を変えて、送り仮名を覚えると良いなどと指導していました。 事例として、天候の候の字を覚えられなかった子どもに、「イ(にんべん)」「I(たてぼう)」「ユ(ゆ)」「矢(や)」と教えると「なるほど簡単」と言って覚えたと話していました。 伊那北小学校では、現在4年生が漢字の部首カルタを活用していて、今後は全校で活用したいということです。
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「いけばなの本質を求めて」池坊巡回講座
「いけばなの本質を求めて」をテーマにした池坊巡回講座が26日、伊那市のいなっせで開かれました。 巡回講座は池坊中央研修学院が全国の地方支部の指導として行っているものです。 巡回講座は全国180か所をまわるもので伊那支部の講座にはおよそ400人が集まりました。 講師を務めたのは池坊中央研修学院准教授の井口寒来さんです。 井口さんは松、ツツジ、クロユリなどを使い解説を交えながら実演していました。 井口さんは「花は命として扱うべきで、花を使った工作ならば、いけばなとは言えない。 花をいけるという意味を再確認し作品に反映させてもらいたい。」と話していました。
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プロモーション映像で伊那市が魅力PRへ
伊那市は市内外にその魅力を発信するためプロモーション映像を制作します。 27日は映像の総合演出を務める柘植伊佐夫さんと音楽担当の天山さんらによる制作記念フォーラムが市役所で開かれました。 伊那市山寺出身の柘植さんは映画や舞台の衣装やヘアデザインなどを手がけていて伊那市芸術文化大使を務めています。 高遠町出身の天山さんは音楽家で同じく伊那市芸術文化大使を務めています。 2人は伊那市がその魅力を発信するプロモーション映像の制作を 委託されていて27日は制作スタッフも加わった記念フォーラムが開かれました。 プロモーション映像のコンセプトはイーナ・ムービーズ「なつかしい未来」で自然の中で育っていく子どもたちや風景を季節ごとに収録し伊那市の魅力を発信します。 柘植さんは「外からの視点で映像をつくりたい」と意気込みを話していました。 フォーラムでは天山さんの曲に合わせてこれまでに撮影された映像の上映もありました。 プロモーション映像制作の委託料は800万円で契約期間は来年2月までとなっています。 映像はおよそ3分半のものを季節ごとに制作するほか15秒、30秒のバージョンもつくる計画です。 放映先は都内の大型ビジョンや無料動画投稿サイトなどを予定していて市では都市住民の移住定住につなげていきたいとしています。
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南アルプス林道バス 運行開始
伊那市営南アルプス林道バスの運行が25日から始まり、春山シーズンが開幕しました。 25日は、標高1680メートルの歌宿までが開通しました。 伊那市長谷の南アルプス林道バス営業所では、テープカットで運行開始を祝いました。 林道バスは、今日から6月14日までは歌宿までの運行で、6月15日からは北沢峠までとなります。 1日4便の運行です。 標高1,680メートルの歌宿では、市や山岳関係者などおよそ40人が参加し南アルプス北部開山祭が行われました。 伊那市教育委員会の北原秀樹教育長は、「施設整備や食害対策、救助体制など万全を期すべく努力していきたい」と話していました。 開山祭では、伊那フィルハーモニー交響楽団所属者でつくるイーナちゃんカルテットが弦楽四重奏を披露しました。 林道バスの昨シーズンの利用者は、11月15日までの205日間で5万888人でした。
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玄立寺 シダレザクラ見頃
伊那市長谷の玄立寺では、シダレザクラが見ごろを迎えています。 玄立寺のシダレザクラは現在満開で、見ごろとなっています。 25日は地元の人たちが集まり花見をしていました。 あるお年寄りによりますと、玄立寺にはおよそ20本のシダレザクラが植えられていて、そのうち15本は山梨県の身延山から移植されたものだということです。 見ごろは来週のはじめ頃までだということです。
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伊那市地蜂愛好会総会 女王蜂を配布
伊那市地蜂愛好会の総会が25日、市内で開かれ、会員に越冬した女王蜂が配られました。 伊那市地蜂愛好会は、伊那谷伝統の蜂追い文化を楽しみながら継承していこうという団体で、総会にはおよそ30人が参加しました。 およそ30匹ずつの女王蜂が入った箱が会員に配られました。 配られた蜂は、気温が20度以上の日に会員それぞれがテリトリーとしている山に放し6月中旬ごろからの蜂追いにつなげます。 総会では他に、富士見町の蜂研究家金井實(みのる)さんが話をしました。 金井さんは、大きな巣を作るには「・元気な女王蜂を育てること・女王蜂に刺激を与えないこと・蜂一匹一匹を大切にすることの3つが重要だ」と話していました。
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中尾歌舞伎 29日の本番前に練習に熱
伊那市長谷に伝わる農村歌舞伎、中尾歌舞伎の春の公演が29日祝日に行われます。 本番を前に歌舞伎保存会では練習に熱が入っています。 24日夜は、中尾歌舞伎保存会のメンバーが、中尾座に集まり、稽古を行いました。 演目は、「一谷嫩(いちのたにふたば)軍記(ぐんき) 熊谷(くまがい)陣屋(じんや)の段(だん)」です。 去年の春上演するはずの演目でしたが、30年近くメンバーを指導してきた西村清典師匠が去年3月に亡くなったため、春の公演は中止となりました。 指導者を失った保存会では、今回、通常よりも1か月ほど早い1月下旬から稽古を始めました。 5年前に上演したビデオを参考にしながらそれぞれが練習を重ねてきました。 熊谷陣屋の段は1時間半の大作で、戦の悲しみと武士道のむなしさを浮き彫りにした物語です。 古典的な格調を備えた名舞台とされています。 源義経に仕える主人公の熊谷(くまがい)直実(なおざね)は、一の谷の戦いで、平家の公家・平敦盛と戦います。 義経からの「若い平家の命を散らすな」との心を察した熊谷は、敦盛を助け、年の近いわが子・小次郎を身代りに立てます。 熊谷の前半での勇壮な見得、わが子の死に驚く熊谷の妻・相模の嘆き、熊谷の押し殺した「くどき」などが見所です。 中尾歌舞伎保存会の春の公演は、29日祝日の午後1時30分から、伊那市長谷の中尾座で上演されます。
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第44回日本画県展 開催
長野県日本画会の会員などによる「第44回日本画県展」が伊那市の伊那文化会館で開かれています。 会場には、県内全域の県日本画会の会員や一般から公募した作品70点が並んでいます。 日本画県展は、応募作品すべてを審査の対象としています。 伊那支部では、伊那市狐島の池上頼子さんの作品「華」が長野放送賞を、受賞伊那市高遠町の鈴木岬さんの作品「水の譜」が奨励賞を受賞しました。 ある会員は「日本画の絵の具の味わいや発色の温かさを感じてもらいたい」と話していました。 第44回日本画県展は、29日まで伊那文化会館で開かれています。
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ちょっとおでかけい~な旅 仲仙寺御開帳めぐり
伊那市観光協会が企画する「ちょっとおでかけい~な旅」の今年度1回目のツアーが24日行われ、開創1200年記念で御開帳が行われている伊那市羽広の仲仙寺などを巡りました。 ツアーには市内在住者を中心に60代から80代までの24人が参加しました。 ちょっとおでかけい~な旅は、伊那市の観光名所を巡りながら隠れた見どころを多くの人に知ってもらおうと伊那市観光協会が毎年行っています。 この日は、現在御開帳が行われている仲仙寺などを見学しました。 仲仙寺では、秘仏を拝んだり回向柱に触れたあと、ボランティアガイドの解説を聞きながら寺の周辺を散策しました。 ツアーは6月から11月まで毎月1回開かれる予定で、入笠高原や南アルプスでのトレッキング、そば打ち体験などが予定されています。
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お年寄りを招いて観桜会
伊那市の西春近社会福祉協議会と西春近自治協議会はお年寄り達を伊那スキーリゾートに招待しハーモニカや手品でもてなしました。 21日は、伊那市西春近のデイサービスセンター春富ふくじゅ園の利用者20人を招きました。 21日は、地域の有志がハーモニカや手品などを披露しました。 お年寄りたちは用意された和菓子とキノコ汁を味わいながら楽しいひと時を過ごしていました。 西春近自治協議会では、平成20年から伊那スキーリゾート周辺に桜の木を植え、「桜の里」として整備を進めていて「お年寄りたちに楽しんでもらえた」と話していました。
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伊那小に人権の花の種
法務局伊那支局や伊那市などでつくる伊那人権啓発活動ネットワーク協議会は、人権の花運動として伊那小学校に花の種とプランターを23日に贈りました。 贈呈式には、伊那小学校児童会花作り委員会のメンバー30人が参加し、協議会から代表児童に花の種が手渡されました。 この運動は、昭和57年から続いていて、花の育成活動を通して、人権思想を育んでもらおうというねらいです。 委員長の唐澤琉花さんは、「当番活動を徹底し、きれいな花を咲かせ、伊那小はもちろん、地域も笑顔で輝かせたい」と話しました。 育てた花は、学校にかざるほか地域にも配るということです。 12月には、花を育てた経過を人権フェスティバルで発表することになっています。 なお、伊那西小学校にも花の苗が贈られる予定です。
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自慢の歌声披露
カラオケ愛好者が自慢のノドを披露するいな歌謡祭が24日伊那市のいなっせで行われました。 歌謡祭では、ステージ衣装をまとった約40人が、日ごろから歌いこんできた十八番を披露していました。 いな歌謡祭は、今回で11回目となります。 出演者は、50代後半から80代までで、平均年齢は70歳を超えているということですが、会場には年齢を感じさせない力強い歌声が響いていました。 平日ということもあり、観客の入りは今一つでしたが、いな歌謡祭実行委員会の今井ひろしさんは、「照明、音響がしっかりしている大きなステージで歌うことは、良い勉強の機会。お互いの歌を聞くことで、さらにレベルアップしていってほしい」と話していました。 実行委員会では、10月にも秋の演歌まつりを予定しています。
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新入社員激励会
伊那商工会議所は、この春市内の企業などに入社した新入社員の激励会を24日開きました。 激励会には、21社から106人が出席しました。 川上健夫伊那商工会議所会頭は、「プロとアマの違いは、お金を稼ぐかどうか。一生懸命はあたり前で会社は結果を求めている。」と激励しました。 白鳥孝伊那市長は、「大きな夢と気概、好奇心をもってチャレンジし失敗を恐れず働いてほしい」と期待しました。 新入社員を代表して株式会社イナリサーチの空(そら)純子(じゅんこ)さんは「会社にとって大きな戦力となるよう真摯な姿勢で取り組みたい。向上心を忘れず目の前のことを一つづつ取り組んでいきたい」とあいさつしました。 激励会では、社会保険労務士法人田畑事務所の田畑和輝所長が「自分が変われば未来は変わる」のテーマで講演しました。
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上伊那産アスパラ 出荷最盛期
上伊那の野菜の主力、アスパラガスの出荷がピークを迎えています。 24日は朝から農家が収穫や選別作業に追われていました。 毎年400トン近くが栽培されているアスパラガス。 今、収穫のピークを迎えています。 伊那市西箕輪にあるJA菜園では、幅2.4メートル、奥行き55メートルのアスパラハウスが100棟あります。 天候が回復したこともあり、ここ数日で出荷のピッチがあがりました。 アスパラガスは、JA上伊那が扱う野菜の中で販売金額が4億円を超えるナンバーワンの主力品種で、主に名古屋や大阪の大都市圏に出荷されています。 収獲を終えると選別が始まります。 収獲された28センチ以上のアスパラガスは27センチに切りそろえられ、重さによりS、Ⅿ、Ⅼに分けられていきます。 こちらはスリーエルサイズ。高級料亭で使用されているということです。 このあともう1センチ切り落とし26センチにして鮮度を保つため水に15分以上つけてから梱包されます。 ハウスの中には、ビニールを外したものがあり時期をずらして出荷されます。 出荷のピークは5月初旬まで続きます。