-
伊那ナイターソフトボール リーグ戦開会式
伊那ナイターソフトボールの今年度のリーグ戦の開会式が、15日に行われました。 今年度のリーグ戦には、上位リーグのAリーグに10チーム、下位リーグのBリーグに9チームが参加します。 リーグごと総当たり戦を行い、9月中に優勝チームが決定します。 伊那ナイターソフトボール連盟の手塚典昭会長は「多くの若い人に参加してもらえるようなリーグを一緒に作っていきたい」と挨拶しました。 去年、Bリーグで優勝した下県フェニックスの佐藤悟さんが選手宣誓をしました リーグ戦の開会式に続き、伊那ケーブルテレビ杯春季トーナメントの開会式も行われました。 春季トーナメントには13チームが参加し、来月末頃、決勝戦が行われる予定です。
-
猪苗代町と伊那市 高遠城址公園で親善交流会
伊那市と友好提携を結んでいる福島県の猪苗代町と伊那市の親善交流会が16日に開かれ、参加者が高遠城址公園の桜を楽しみました。 伊那市を訪れたのは、猪苗代町の親善交流事業委員会のメンバー18人です。 江戸時代の高遠藩主、保科正之の縁で、旧高遠町と友好提携を結んでから去年10周年を迎えた事をきっかけに、初めて親善交流会が高遠町で開かれました。 一行は、保科正之公の大河ドラマをつくる会幹事会会長の北原紀孝さんの案内で高遠城址公園を巡りました。 猪苗代のメンバーは、雪の残る中央アルプスとタカトオコヒガンザクラの共演を楽しんでいました。 4月29日に高遠町で行われる保科正之生誕404年祭にも、猪苗代町から、町長など大河ドラマをつくる会のメンバーなどが訪れる事になっています。
-
高遠城址公園観光客を踊りでおもてなし
伊那市高遠町の高遠城址公園では、花見ムードを盛り上げようと15日、踊りやさくら茶のサービスが行われました。 南ゲート付近では、高遠小学校の6年生42人が、武田信玄の5男・仁科五郎盛信と織田軍との戦いを表現した舞、「孤軍高遠城」を披露しました。 高遠小学校では、3年前から花見に訪れた観光客をもてなそうと、子ども達が発表を行っています。 15日は桜の下、小雨の降る中、子どもたちが堂々と踊りを披露していました。
-
シベリア抑留慰体験者 長田さんにきく
4月18日に伊那市の春日公園で16回目のシベリア抑留慰霊祭が開かれます。実行委員長で抑留体験のある長田伊三男さんに話を聞きました。 伊那市荒井の長田伊三男さん91歳。 昭和19年に旧日本軍に入隊し任務で中国大陸へ渡り終戦を迎えました。終戦後は、旧ソ連軍に収容されシベリアで石炭の採掘や鉄道の建設などの重労働を強いられました。 シベリアに抑留された日本人は60万人と言われ、そのうち6万人が命を落としたとされています。 抑留体験者や遺族などでつくる実行委員会は、毎年4月に慰霊祭を行っています。しかし、高齢化により年々参加者は減少し、ここ2年間は役員だけで慰霊祭を行ってきました。 長田さんは戦争やシベリア抑留の記憶が風化していく中、体験者だからこそ、伝えていく事が大切と感じています。 実行委員会では今年、3年ぶりに役員の他に、遺族や来賓を招き、シベリアで亡くなった人たちの冥福を祈ります。 慰霊祭は、18日の正午から、春日公園で行われる予定です。
-
高遠城址公園観光客減 週末に期待
天下第一の桜の名所としてしられる高遠城址公園。 今年は、天候不順などによりこれまでの有料入園者数は去年と比べおよそ3万4千人減となっています。 14日の高遠城址公園。 桜は、現在見頃となっていて観光客が花を楽しんでいました。 伊那市によりますと6日から13日までの8日間の有料入園者数は、およそ7万7千人で去年と比べ3万4千人減となっています。 有料となった8日から今日まで晴れた日は2日間で、入込が一番多かった日は、12日(日)の3万2千人でした。 伊那市によりますと、ここ数十年今年のように雨が多かった日はなかったということです。 土産物などを販売する屋台でも売れ行きが今一つのようです。 中には、悪天候により営業を見合わせる屋台もありました。 桜守の西村一樹さんです。 西村さんは、雨で桜の花が落ちてしまうか心配していましたが、「今週末まで楽しめそう」と話していました。 15日から大型バスが200台以上入る予定で伊那市では、週末にかけての入込を期待しています。 高遠城址公園では、15日伊那市商工会高遠支部女性部による桜茶のサービスが行われます。 17日からローメンやソースカツ丼など、ご当地グルメが楽しめるイベントが予定されています。
-
六道の堤 桜見頃
伊那市美篶笠原の六道の堤の桜が見ごろを迎えています。 六道の堤にはタカトウコヒガンザクラが植えられています。 観光客が高遠城址公園の帰りに立ち寄る桜のスポットでもあり、14日も雨の中アマチュアカメラマンがシャッターを切っていました。 桜は18日頃まで楽しめそうです。
-
宮城県仙台市高砂中学校の教諭が東部中を訪問
東日本大震災後、タカトオコヒガンザクラの苗木を贈った縁で伊那市の東部中学校と交流している宮城県仙台市の高砂中学校の教諭が14日東部中を訪れ、震災直後の様子や桜について報告しました。 東部中学校を訪れたのは、高砂中学校の小野寺篤教諭と南羽拓海教諭です。 2人は、おくられた桜の名前を書いたのぼり旗を東部中の生徒に手渡しました。 高砂中に植えられていたソメイヨシノが津波で枯れてしまったのを知った東部中がタカトオコヒガンザクラの苗木を贈ったのをきっかけに、両校の交流は4年目を迎えます。 これまでインターネット上のテレビ電話などで交流をしてきましたが、直接感謝の気持ちを伝えたいと思い、今回東部中を訪れたということです。 池口正博校長は「先輩たちが始めた桜プロジェクトを通して今後どんな交流ができるかを考えてもらいたい」と生徒達に呼びかけました。 高砂中に植えられた桜、「未来(みち)」と「希望(あかり)」は、3日に開花し現在満開だということです。 桜は順調に成長していて、年々開く花も増えているということです。 今年の8月には、東部中の生徒が高砂中を訪れる予定です。
-
富県小子ども自転車クラブ初練習
伊那市の富県小学校子ども自転車クラブの今年度の初練習が13日行われました。 富県小子ども自転車クラブには4年生4人、5年生4人、6年生10人の合わせて18人が所属しています。 13日は富県小学校の体育館で今年度の初練習が行われました。 自転車をゆっくりこぐ練習は自転車乗りの基本だということで児童たちは足がつかないように身体を安定させてペダルをこいでいました。 富県小の自転車クラブは交通安全意識の向上などを目的に活動していて毎年大会にも出場しています。 大会はS字走行などの技能のほかに交通ルールの知識を問う学科があり去年は15団体ほどが参加した県大会で7位でした。 クラブは授業が始まる前の朝に交通安全協会などの指導を受けながら練習していて今年は大会で5位以内を目指すということです。
-
いちご贈り感謝伝える
伊那市で養蜂業を営む小松実治さんは、伊那市社会福祉協議会の就労センターにイチゴ200パックを贈りました。 3日、小松さんが伊那市社会福祉協議会の障害者社会就労センターゆめわーくを訪れ、イチゴを手渡しました。 小松さんは、養蜂で使う蜜蜂の巣箱の一部をゆめわーくに発注しています。 イチゴのプレゼントは、その感謝のしるしにと毎年行っています。 今年も、社協の就労センターで働く障害者全員分の200パックを贈りました。 ゆめわーくの北林清子所長は、「小松さんには、いつも障害者を気にかけてもらっていてありがたい。」と感謝していました。 小松さんの蜜蜂は、イチゴハウス内での受粉などに活躍しています。
-
満開の桜 春日公園で伊那谷新酒祭り
伊那市西町の春日公園で、地元の酒を飲み比べる「伊那谷の新酒祭り」が12日行われました。 12回目を迎えた伊那谷新酒祭りには、辰野町から飯田市までの8つの蔵元とビール酒造メーカー1社が参加しました。 祭りは、西町区の住民有志でつくるルネッサンス西町の会が、桜の花見客をもてなそうと開いたものです。 1枚で1杯飲めるチケットは7枚セットで1,000円で販売され、訪れた人達は満開の桜の下でさかずきを交わしていました。 会場では、訪れた人たちにも楽しんでもらおうと、小出太鼓の演奏などが行われ、多くの人で賑わいました。 ルネッサンス西町の会の会員は「雨で1日順延となったが晴天に恵まれて多くの人の笑顔と賑わいが見れて良かった」と話していました。
-
箕輪町木下の洋画家 荒川於鶴さん個展
箕輪町木下在住の洋画家、荒川於鶴さんの個展が、9日から伊那市のかんてんぱぱホールで開かれています。 会場には0号の小品から130号の大作まで30点が展示されています。 山梨県出身の荒川さんは現在68歳。結婚を機に箕輪町に移り住み、30代の時に公民館の講座で油絵を始めました。 33歳で長野県美術展に初入選、47歳で国展に初出品し初入選しました。 個展を開くのは2013年以来2回目で、ヨーロッパを旅した時の風景などを題材にした近作を展示しています。 130号の大作「鳥になった日」は、 10年ほど前に亡くなった母の思いを表現したということです。 荒川於鶴さんの個展は、14日(火)まで、かんてんぱぱホールで開かれています。
-
高遠城址公園で伝統の篠笛演奏
桜が満開を迎えている伊那市高遠町の高遠城址公園で13日、日本の伝統楽器、篠笛の演奏が行われました。 演奏会は、公園を訪れた人たちに篠笛の演奏と桜を楽しんでもらおうと、伊那市観光協会が毎年開いています。 演奏したのは埼玉県在住でプロの篠笛奏者大野利可さんです。 大野さんは、伊那市で演奏会を開いたことがきっかけで、10年前から市内で篠笛の講座の講師を務めています。 演奏は公園の中で行う予定でしたが、この日はあいにくの雨となったため高遠閣で行われました。 この日は、午前と午後に1時間ほど演奏しました。 大野さんが作曲したオリジナル曲や、民謡、春にちなんだ曲などを披露していました。
-
山寺に伝わる やきもち踊り奉納
長野県無形民俗文化財に指定されている、伊那市山寺のやきもち踊りが11日、白山社八幡社合殿で奉納されました。 やきもち踊りは、春の例祭で毎年奉納されています。 保存会の会員35人ほどが羽織袴姿で飛び跳ねるユニークな踊りを披露しました。 踊りは、前踊り、中踊り、後踊りの3回行われます。 踊りの合間には酒盛りが行われ、アユの塩焼きを肴に、キセルをふかしてどぶろくを酌み交わします。 酔いが回り、足元がおぼつかなくなった踊り手が、観客から冷やかされる場面もありました。 後踊りが終わると、踊り手が一斉に鳥居の外へ逃げ出します。 一番最後の人に厄がつくと言い伝えられていて、我先にと鳥居の外を目指していました。
-
三峰川堤防の桜 見頃
伊那市美篶の三峰川堤防の桜が見ごろを迎えています。 三峰川堤防にはおよそ200本のソメイヨシノが植えられています。 伊那市観光協会によりますと、現在満開で、見ごろは来週の前半までだということです。
-
地域密着型特別養護老人ホームみのりの杜 事業者向け内覧会
伊那市東春近に竣工した「地域密着型特別養護老人ホームみのりの杜」で今日、介護事業者向けの内覧会が開かれました。 みのりの杜は、伊那市東春近原新田に建設され、長期・短期入所者合わせておよそ40人が生活できる施設となっています。 木造の平屋建てで、延床面積はおよそ2,000平方メートルです。 総事業費はおよそ7億円で、一部に市の地域密着型サービス拠点等施設整備補助金などが充てられています。 1ユニット10人で構成し、個室を出たところが共有スペースとなっています。 キッチンがあり、2、3人が利用できる机と個人に合わせた椅子が備えられています。 施設内には、入所者以外の人も利用できる「地域交流ホール」が設けられ、研修会や地域の行事にも使ってもらいたいということです。 みのりの杜は「地域密着型」をテーマにしていて、長期入所は市内在住者のみ、短期入所も市内在住の人を中心に受け入れるということです。 11日は10時から一般向けの内覧会が開かれる予定です。
-
伊藤好幸さん 「いい日旅立ち・西へ」 写真展
伊那市山寺の写真愛好家、伊藤好幸さんの風景写真展「いい日旅立ち・西へ」が、伊那市の伊那中央病院で開かれています。 会場には、14点の作品が並んでいます。 伊藤さんは、祖父の影響で幼い頃から写真が好きで、30年程前から本格的に撮り始めたということです。 ドライブも趣味の一つで、毎年日本各地に出かけては、心に残った瞬間を写真に収めているということです。 今回は、関西や九州を訪れた時に撮影した作品が並んでいます。 作品の中には、2010年に架け替えられた兵庫県の余部鉄橋(あまるべてっきょう)の写真と、架け替える前の初代のものを写した写真もあります。 伊藤さんの写真展は、30日(木)まで伊那中央病院1階で開かれています。
-
仲仙寺御開帳に向け回向柱
伊那市西箕輪仲仙寺の開創1200年を記念して行われる御開帳に向け、10日回向柱(えこうばしら)が本堂前に建てられました。 触れるとご利益があるとされる回向柱。 高さは4メートル、重さは150キロほどのヒノキの柱です。 御開帳を意味する奉開扉 本尊十一面観世音 諸願成就 などと書かれています。 96歳になる先代で名誉住職の師田賢説さんが筆を振るいました。 10日は、総代会のメンバー20人ほどが集まり、柱を建てました。 客殿から本殿へと柱を移し、穴を掘って建てました。 15日すぎに本尊の十一面観音の右手から30メートル離れた回向柱まで善の綱と呼ばれる 5色の綱を張る予定です。 十一面観音は、60年に一度公開されていて、前回は、昭和47年の4月でした。 それから60年後は、平成43年、2031年になりますが、開創1200年の今年は、特別に公開されます。 仲仙寺開創1200年を記念した御開帳は、4月18日の正午から5月8日まで行われます。
-
くるみ割り人形公演をPR
いなっせにある伊那市生涯学習センターに6月に行われる手作りの演奏会「くるみ割り人形」をPRするコーナーが設けられました。 くるみ割り人形のストーリーにちなんでお菓子の国をイメージした人形や小物が並んでいます。 チャイコフスキーのくるみ割り人形は、第11回手づくりの演奏会として一般公募のバレエ団と伊那フィルハーモニー交響楽団、いな少年少女合唱団が共演します。 6月14日、伊那文化会館大ホールで、チケットは全席自由1,000円。 生涯学習センターで販売されています。 実行委員会では、早めの購入を呼び掛けています。
-
高校生NO1ラッパーが南ア歌う
高遠高校出身で高校生ナンバーワンラッパーのMCにがりこと羽柴数生さんは、南アルプスジオパークをPRするイメージソングをレコーディングしました。 レコーディングは、駒ケ根市のライブハウスで行われました。 イメージソングのタイトルは、「そーだジオパークに行こう」。 ジオパークによせる思いやローメンなどの名物をラップで表現しています。 2月のジオパークガイド講座最終日で楽曲を披露したところ、伊那市がイメージソングとしてレコーディングを依頼。 プロモーションビデオとして制作し、ホームページなどで公開する予定です。 羽柴さんは、去年の10月に続き、今年3月の高校生ラップ選手権でも優勝し2連覇しています。 3月に高遠高校を卒業し、5月からは東京で音楽活動を始めることにしています。 レコーディングには、高遠高校の小澤和浩教諭も参加し、息のあったコンビネーションで歌いあげました。 伊那市では、「高校生が地元のことを若い感性で表現してくれたことがうれしい。若い世代にもジオパークをアピールしていきたい。」と期待しています。
-
銀座で伊那谷の酒PR
伊那市のルネッサンス西町の会と産直新聞社は、4月12日に伊那市の春日公園で行う伊那谷新酒まつりを東京の銀座NAGANOで1日PRしました。 東京の銀座NAGANOで開かれたのは、伊那谷新酒まつりイン銀座。 毎年恒例になっている伊那谷新酒まつりを全国に発信しようと初めて行いました。 会場には、新酒まつりで提供される伊那谷の9つの蔵の日本酒や地ビールが並び、会場を訪れた人たちが飲み比べていました。 告知から3日ほどで定員の35人に達したということです。 ルネッサンス西町では、「ぜひ信州伊那谷を訪ねてください。」と来場者に呼びかけていました。 イベントには、東京の利き酒師も飛び入り参加して、和気あいあいとした雰囲気の中で伊那谷の酒を味わっていました。 評価も上々で、関係者は、「行政主導でなく人のネットワークを通じて酒や地域の良さを発信できたのは、いい方向性だと思う。」と話しています。 伊那谷新酒まつりは、日程を変更し4月12日に伊那市の春日公園で行われます。
-
「ダウン症の天才書家 金澤翔子の世界展」始まる
ダウン症の書家として知られる東京都在住の、金澤翔子さんの個展が、9日から伊那市坂下のはら美術で始まりました。 9日は、金澤さんが母・泰子さんとはら美術を訪れ揮毫を行いました。 現在29歳の金澤さんは、5歳の時に書道を始めました。14歳の時に病気で亡くなった父、裕さんとの約束で二十歳の時に初めて個展を開き、以来、全国各地で個展や揮毫などを行っています。 2012年には、NHKの大河ドラマ「平清盛」の題字を書いています。 縦98センチ、横3メートル60センチの紙に書かれた文字は「共に生きる」です。 東日本大震災以降、この文字を書く事が多くなったということです。 会場には、金澤さんの作品50点が展示されていて、伊那市で個展が開かれるのは今回が初めてです。 「ダウン症の天才書家 金澤翔子の世界展」は、伊那市坂下のはら美術で21日(火)まで開かれています。
-
西春近 宮の原の枝垂れ桜 見ごろ
伊那市西春近小出三区の宮の原にある枝垂れ桜が見頃を迎えています。 6日頃から咲き始めた桜は9日現在満開で、カメラを持った人が次々と訪れていました。 地元の住民によりますと、雨が降らなければ、例年、1週間ほど楽しめるということです。
-
天下第一の桜 高遠城址公園満開
天下第一の桜として知られる高遠城址公園が、9日、満開となりました。 5日に開花した桜は、9日に、満開を迎えました。 園内には1,500本のタカトオコヒガンサクラが植えられています。 タカトオコヒガンザクラはこの一帯に植えられた固有種で、長野県の天然記念物にも指定されています。 花はやや小ぶりで赤みを帯びているのが特徴です。 城址公園の桜守によると、平年は、開花から満開まで1週間ほどかかるということですが、今年は一気に花が開いたということです。 去年の満開は平年並みの16日で、今年は、それよりも7日早くなっています。 見所の一つ桜雲橋では、観光客が足を止めて桜に見入っていました。 城址公園が見渡せる対岸からはこんもりと桜が覆う公園を描く人の姿も見られました。 高遠城址公園では、12日に、着付けパフォーマンス・着付けショーが開かれるほか、17日、18日に、ローメンやソースカツ丼といったご当地グルメを味わえるコーナーが設置されるなど、週末を中心に様々なイベントが予定されています。 高遠城址公園の桜の見ごろは、来週末ごろまでということです。
-
高遠城内の再現図 池上さんが寄贈
伊那市出身で、東京都で空間デザイナーとして活躍する池上 典(のり)さんが、高遠城内の再現図を描き、9日伊那市に寄贈しました。 透視図法で描かれた、高遠城内の再現図です。 彩色されたものが32点、その他、解説図など37点が寄贈されました。 9日は、池上さんが高遠町歴史博物館を訪れ、白鳥孝市長から感謝状を受け取りました。 池上さんは、沖縄県立新歴史博物館や、鹿児島市立科学館などのデザイン・設計を手掛ける空間デザイナーです。 デザインの技法を用いて、高遠に残る古地図や部屋割り図などを参考にしながら、今回、城内の様子を描き出しました。 部屋の広さなどは、古文書をもとに正確に描いていますが、立体部分は、別の資料を参考にし、想像も加えて書いたということです。 池上さんは、2013年に、伊那市に、3点の高遠城全体の鳥瞰図を贈っています。 今回贈られた再現図は、その鳥瞰図とともに、7点ずつ、歴史博物館で展示される予定です。 池上さんは、白鳥市長から、「町民や農民の暮らしの再現図もぜひ描いてほしい」と依頼を受け、「ぜひやってみたい」と前向きな答を返していました。
-
伊那地域 1月下旬並みの気温 雪景色
4月に入り伊那地域はあたたかい日が続き桜も一気に開花しましたが、8日は雪が降る寒い一日となりました。 この日の伊那地域の日中の最高気温は5.4度までしか上がらず1月上旬並みの寒い一日となりました。 現在8分咲きの高遠城址公園では、朝早くから桜守や市の職員が公園内を見回り、桜の状態を確認していました。 雪が積もり枝が折れそうな木を見つけると、花が落ちないようそっと枝をゆらし雪を落としていました。 雪と桜の共演となった高遠城址公園、訪れた観光客はめったに見られない風景を楽しんでいました。 一方、土産物を販売する屋台では、季節外れの雪に花見客を心配する声も聞かれました。 桜守の西村一樹さんによりますと、高遠閣や桜雲橋付近の桜は、咲きはじめという事もあり、雪で花が散る心配はないという事で、今週末に見頃を迎えそうだという事です。
-
春日公園の桜 今が見ごろ
伊那市の春日公園の桜が見頃を迎えています。 8日の朝は、雪が桜に積もり、いつもと違う桜を見ることが出来ました。 春日公園には、コヒガンザクラとソメイヨシノあわせておよそ400本が植えられています。 伊那市観光協会によりますと、現在、南側は満開で見頃を迎えているということで、公園全体では来週末まで楽しめるということです。
-
オリジナル切手「桜花浪漫」販売
伊那市の郵便局は、花見シーズンにあわせオリジナル切手「高遠 桜花浪漫」の販売を始めました。 8日は高遠郵便局の髙橋晴彦局長らが伊那市役所を訪れ白鳥孝伊那市長にオリジナル切手2セットを贈りました。 切手は8年前から高遠の桜をPRしようと、郵便局が花見の時期に合わせて作っています。 今年は桜まつりのポスターに採用された写真などがデザインされ、夜桜の写真も使われました。 オリジナル切手フレームは市内の郵便局で販売され、52円切手10枚1セットが930円。82円切手10枚1セットが1230円で、共に3,500セット限定販売となっています。 白鳥市長は、「夜桜は雰囲気が変わって良い。お土産としても喜ばれる一品。」と喜んでいました。
-
伊那節を後世に伝える
伊那節を歌い継ぎ後世に伝えようと伊那市の伊那公園で伊那節まつりが6日、行われました。 伊那公園には昭和35年に建てられた「伊那節発祥の地の石碑」があります。 毎年碑の前で伊那節まつりが開かれていますが今日は、あいにく雨となり伊那東大社の社殿で神事が行われました。 まつりは、伊那商工会議所などが開いているもので商工会議所や市の関係者など30人ほどが参加しました。 まつりでは、伊那節保存会が歌と踊りを披露しました。 伊那節は古くは「おんたけやま」と呼ばれ江戸時代に権兵衛峠を行き来するときに歌われた馬子唄です。 伊那商工会議所の川上健夫会頭は「伝統ある伊那節を未来に語り継いでいきたい」と話していました。 なお、伊那公園のコヒガンザクラとソメイヨシノは現在満開で、伊那公園桜愛護会によりますと14日頃まで楽しめるということです。
-
イワナの成魚放流
渓流釣りの本格的なシーズンを前に天竜川漁業協同組合は、イワナの成魚を伊那市高遠町の山室川などに7日、放流しました。 7日は、天竜川漁業協同組合のメンバーが、イワナの成魚500キロを辰野町から駒ヶ根市までの渓流に放流しました。 イワナは、安曇野で養殖された体長17センチほどの成魚です。 3月にはアマゴの成魚500キロを主要な渓流に放流しています。 漁協では、「この時期は雪溶けで川が増水している。今後、川の水や水温が安定すれば釣果が期待できる」と話していました。 天竜川漁業協同組合では5月2日に、高遠ダムと横川ダムでそれぞれ100キロのジャンボマスを放流する予定です。 遊漁料は1日券が1100円年間券が6600円、中学生券が300円、小学生以下は無料となっています。
-
殿島団地汚水浄化施設閉所 公共下水道へ統合
生活雑排水の浄化を行う殿島団地汚水浄化施設が3月31日で閉所となり、4月1日から公共下水道に統合しました。 31日は、伊那市東春近の暁野区集会所で施設の閉所式が行われ、市や区の関係者など15人が出席しました。 暁野区にある殿島団地汚水浄化施設は、昭和63年8月に県住宅供給公社から市に移管され、188戸の生活雑排水の浄化処理を行ってきました。 施設の老朽化により、市と暁野区で話し合いを進め、公共下水道へ統合することになりました。