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高遠そば組合 寒晒作業
伊那市の高遠そば組合は、6日の小寒を前に、そばの実を川に浸す「寒ざらし」作業をきょう、行いました。
5日はは伊那市長谷の粟沢川で、高遠そば組合の6人が、そばの実を浸しました。
今年は地元高遠と東京都のそば店合わせて8店舗が参加し、およそ200キロ、1,200食分を用意しました。
そばの実を冷たい水に浸すと、アクが抜けて粘りが減り、甘味が増すということです。
高遠そば組合はおよそ20年前に古文書に基づいて寒ざらしそばを復活させ、試行錯誤を繰り返し2014年から高遠町のそば店で提供を行っています。
浸したそばの実は、立春に近い2月5日に引き上げる予定です。
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伊那市長谷地区二十歳のつどい
伊那市長谷地区の二十歳のつどいが1日、長谷公民館で開かれました。
平成15年4月2日から平成16年4月1日生まれの18人が対象で、式には16人が出席しました。
式で、笠原千俊教育長は「多くの人の愛情に支えられてきたことを忘れず、今後も地域、社会の一員として活躍してほしい」と式辞を述べました。
中学時代の恩師、堀口はるか教諭は「自分が納得できるものを選び、なりたい自分になってほしい」と話しました。
出席者を代表して、小松駿斗さんは「皆さんへの恩返しを胸に日々成長していきたい」と決意を述べました。
式のあと、出席者と恩師で当時の学級旗を囲み写真撮影をしていました。
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みはらしファーム 〆の子飾り付け
伊那市西箕輪の農業公園みはらしファームで、〆の子の飾り付けが28日行われました。
28日はみはらしファームの各施設のスタッフなどおよそ30人が〆の子を飾り付けました。
施設の周りに総延長380メートルの縄を張り巡らせ、〆の子720本を取り付けていました。
みはらしファームでは、新年が良い年になるよう願いを込め、毎年〆の子を飾り付けています。
とれたて市場前には〆の子作りを体験した来場者の願い事が飾られました。
28日は大しめ縄も飾り付けました。
大しめ縄は今年で3年目で、やってみらっしととれたて市場に取り付られました
みはらしファームでは新年の営業開始となる来年1月2日に福袋などを販売する「スタートまつり」を行います。
〆の子と大しめ縄は1月21日まで飾られるということです。
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地域の木材でできたおもちゃで遊ぶ
商品化を目指している、地域の木材でできたおもちゃで遊ぶイベントが23日、伊那市西箕輪のみはらしファーム内、ウッドクラフト木棲舎で開かれました。
こちらが木のおもちゃ「小さな木のおうち」です。ヒモで繋がれた2枚の板を開いて、家に見立てています。
木で作った小人や家具、車などを好きなように配置し遊びます。
きょうはこのおもちゃで遊ぶイベントが開かれました。
「小さな木のおうち」は木棲舎の店員などでつくる有志5人が地域の木材を使ったおもちゃの製作、販売を目指し考案したものです。
木棲舎では「自分で作ったオリジナルのキャラクターを仲間に入れるなどして遊んでもらいたい」と話していました。
「小さな木のおうち」は実際に遊んだ人の意見を参考に改良を加え、商品化を目指すとしています。 -
中学生女子バスケGOLDEN PHOENIX全国大会へ
伊那市で活動する中学生女子のバスケットボールチームGOLDEN PHOENIXは来月の全国大会を前に白鳥孝伊那市長を28日表敬訪問しました。
この日は選手5人とコーチの井上卓也さんが市役所を訪れました。
GOLDEN PHOENIXは9月に全国U15バスケットボール選手権大会の県予選会で優勝し、来年1月4日から東京都で開かれる全国大会に出場します。
去年に続いて2回目の出場です。
チームは伊那市を中心とする上伊那の中学生25人で活動していて、週に4回集まって練習をしています。
白鳥市長は「優勝目指して全国で活躍してきてください」と激励していました。
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演劇でコミュニケーション能力を育むWS
演劇を通して、コミュニケーション能力を育むワークショップが伊那市の伊那小学童クラブで27日開かれました。
27は、学童クラブに通う1年生~6年生の29人が参加しました。
最初に子ども達は2人一組になり「短くなった鉛筆」や「日向ぼっこをする猫」といったお題に合わせポーズを決めていました。
このワークショップは、伊那文化会館の自主事業の一環で開かれたもので、講師は伊那文化会館の職員で、日本大学芸術学部出身の清水康平さんが務めました。
伊那文化会館では、今後、南信地域の小学校でもワークショップを開催する予定です。
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ソフトボール第3種公認審判講習会
ソフトボールの第3種公認審判員認定講習会が17日に伊那市役所で開かれました。
この日は、南信地区の29人が受講しました。
第3種公認審判員は、公式戦の県大会までの試合の審判をすることが出来ます。
講師は長野県ソフトボール連盟の大友和彦審判委員長が務め、基本的なルールについて説明していました。
2028年に伊那市で開かれる国体のソフトボール競技に向け、県ソフトボール協会会長の白鳥孝市長も受講しました。
受講者には、2週間以内に結果が郵送されるということです。
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伊那市と下呂市が災害応援協定
伊那市は岐阜県下呂市と災害時の応援協定を27日に締結しました。
27日は伊那市役所で調印式が行われ、白鳥孝市長と下呂市の山内登市長が協定書を取り交わしました。
協定により、災害時に被災者の救出や物資の提供などが行われます。
下呂市からの申し出で、一定の距離があるため同時に被災するリスクが低いことから協定を結びました。
また伊那市と下呂市は愛知県知立市とそれぞれが災害連携協定を結んでいて、3者の連携も考えていきたいということです。
伊那市が独自で自治体と災害応援協定を結ぶのは今回が3例目です。
白鳥市長は「災害時の支援をするだけでなく、お互いの防災・減災の取り組みを共有するなど交流も深めていきたい」と話していました。
下呂市の山内市長は「場所、交通の面でもお互い助け合えると判断した。締結できて心強い」と話していました。
27日は記念品の交換も行われ、伊那市からは桜の花びらを経木で作った置物、下呂市からは岐阜県のヒノキで作られたバットの形をした縁起物「かなう輪バット」をそれぞれ贈りました。
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伊那市社協に匿名で門松届く
伊那市社会福祉協議会に、匿名の贈り主から、正月用の縁起物飾り、門松が27日届きました。
今朝、出勤してきた職員が、門松が設置してあるのを見つけたということです。
大きさはおよそ1.5メートルです。
門松には「良い年をお迎え下さい!」と書かれた贈り主からのメッセージも添えられています。
門松は福祉まちづくりセンターの玄関に1月7日ごろまで設置されているということです。
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市社協 クリスマスプレゼント会開催
伊那市社会福祉協議会は市内の子どもとその家族を対象にクリスマスプレゼント会を26日エレコム・ロジテックアリーナで開きました。
プレゼント会は伊那市社協が市内の子どもとその家族を対象に行っていて今回で3年目です。
用意されたのは飲み物や缶詰など250世帯分です。
食料の他にお楽しみエリアでは菓子の配布や、ぬいぐるみが当たるくじ引きが行われました。
伊那市社協の他に5団体のブースが出展され、国立信州青少年自然の家の体験コーナーでは参加者が自分の描いたイラストを缶バッジにして楽しんでいました。
伊那ローメンズクラブは焼きそばやカツ丼を子どもに無料でふるまっていました。
クリスマスプレゼント会には市内から1,300人が訪れたということです。 -
「縄文大工」雨宮国広さん講演会
縄文時代の道具を使って家を建てる「縄文大工」の雨宮国広さんの講演会が伊那市の伊那図書館で10日に開かれました。
講演会では、雨宮さんが自作の紙芝居を使って自身の活動を紹介しました。
雨宮さんは、大量にものが使い捨てられる暮らしに疑問を持ち、ごみを出さない暮らしを体現しようと縄文大工としての活動を始めました。
樹齢250年の杉の木を使い、全国の子どもたちと石斧で丸木舟を作るプロジェクトを行い、今年7月に舟を完成させました。
2025年からは20年かけて丸木舟に乗り日本の沿岸を一周する計画です。
航海はごみを拾いながら行い、その姿を発信していくということです。
雨宮さんは「私の夢は地球をすべての生き物が仲良く暮らせるキラキラ星にすることです。一人一人がごみを生み出さない暮らしに向かって真剣になって取り組んでほしい」と話していました。
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伊那市のニューストップ10
2023年も残すところわずかとなりました。
26日から3日間にわたり、伊那ケーブルテレビが選ぶ伊那市・箕輪町・南箕輪村の今年1年のニューストップ10をお伝えしていきます。
26日は伊那市です。
まずは10位から6位です。
10位「市内各地の公園遊具充実」
9位「ロックバンドKingGnuのボーカル井口理さんが旭座で主演映画の舞台挨拶」
8位「高遠町総合支所と長谷総合支所建て替え」
7位「伊那市でばらサミット開催」
6位「産学官連携拠点施設inadani seesオープン」です。 -
テレ東流のプロモーション学ぶ
テレビ東京流のプロモーションのノウハウが学べる、広報力・発信力向上セミナーが26日に伊那市役所で開かれました。
講師は、テレビ東京プロモーション部の前田有花さんと、マーケティングセンターの曺絹袖さんが務め、テレ東流のプロモーションについて話をしました。
前田さんは「宣伝したい事の狙いや強みを分析し、時には自治体や会社の自虐を売りにして、らしさを伝えることも必要です」と話していました。
曺さんは「コアなファンを大切にして、SNSなどの情報発信で活躍してもらっている」と話していました。
このセミナーは、伊那市と株式会社テレビ東京ダイレクトが結んでいる、地域活性化を目指す包括連携協定で開かれたものです。
9回目の今回は、市役所の職員や地元企業などおよそ60人が参加しました。
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正月に飾る 鏡餅作りピーク
新年を迎える準備が進められています。伊那市高遠町の千登勢菓子店では、正月に飾る鏡餅作りがピークを迎えています。
26日はもち米4.5キロを使い鏡餅を作っていました。
もち米は長野県産を使用しています。
蒸したもち米を、機械でついて餅を作っていきます。
出来上がった餅は、冷ますため店の外で形を整えていきます。
熱があると餅が割れてしまうため、硬くなるまで置いておくということです。
大きな鏡餅の注文も、寺や神社から入っています。
要望に合った大きさの鏡餅を作り、3センチの小さなものから注文を受けつけています。
鏡餅は30日まで作っています。
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ルビコン㈱ 伊那市に寄付
伊那市西箕輪の電子部品メーカー、ルビコン株式会社は、伊那市が行っている子どもの未来応援事業に役立ててもらおうと、現金30万円や菓子などを寄付しました。
25日はルビコン株式会社の赤羽宏明社長が伊那市役所を訪れ、白鳥孝市長に目録を手渡しました。
伊那市では食料支援を必要としている世帯を応援する子どもの未来応援事業を行っています。
ルビコン株式会社の寄付は、4回目です。
この日はほかに、菓子詰め合わせ200セットと社員から集めた食料品も寄付しました。
贈られた菓子や食品は、子どもの未来応援事業の一環で26日に行われた、クリスマスプレゼント会で配られたということです。
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八十二銀行 J-クレジットセミナー
CO2削減量などを売買の対象にできるJ-クレジットについてのセミナーが、伊那市の産学官連携拠点施設
inadaniseesで18日に開かれました。
セミナーには、上下伊那の林業関係者や自治体職員などおよそ50人が参加しました。
カーボンニュートラルに関する事業を行う、東京都のBYWILLの吉本裕輔さんが講師を務め、話をしました。
J-クレジット制度は、再生可能エネルギーの活用によるCO2排出削減量や、適切な森林管理による吸収量を、売買できるクレジットとして国が認証するものです。
CO2を削減しきれない企業や、省エネ機器を導入できない企業などがJ-クレジットを購入することで、削減量や吸収量の埋め合わせをすることができます。
八十二銀行では、8月にBYWILLとJ-クレジットの取り組みを進める業務提携をしていて、幅広く知ってもらい、活用してもらおうとセミナーを開きました。
吉本さんは「これを環境価値として地域の中で循環させ、地産地消することが重要です」と話していました。
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生け花講座 正月の花
正月の花をテーマにした生け花講座が、伊那市のいなっせで25日に開かれました。
講座は、参加者が好きな時間に受講することができ、1日を通しておよそ20人が参加しました。
「野の花・山の花」生け花研究家の北沢理光さんが講師を務め、菊やハボタンなどを使って正月の花を生けました。
この日生けた花は、それぞれ家に持ち帰って生け直し飾るとういうことです。
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弥生・伊那中生徒制作の絵馬奉納
伊那市の伊那弥生ケ丘高校の美術部と伊那中学校の美術部の生徒が描いた来年の干支「辰」の絵馬が西町の春日神社に、25日奉納されました。
こちらが伊那弥生ケ丘高校と伊那中学校の生徒がつくった絵馬です。
伊那弥生ケ丘高校の絵馬は龍が空を自由に舞う様子を描いています。
伊那中学校の絵馬は火の龍を描いています。
25日は生徒や神社関係者などおよそ20人が集まり、絵馬が奉納されました。
絵馬の奉納は今年で9年目となります。
神主の伊藤光森さんは「多くのひとが勇気や温かい気持ちをもらえる絵馬を奉納してもらい感謝している」と話していました。
絵馬は25日から神社の拝殿に設置されるということで、参拝する際は誰でも見ることができます。
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アルプス中央信金春近支店経営者の会「あやめ会」が伊那市社協に寄付金を贈る
アルプス中央信用金庫春近支店と取引をしている会社の経営者でつくる「あやめ会」が解散を前に、伊那市社会福祉協議会に寄付金10万円を25日贈りました。
25日は「あやめ会」会長の市川修次さんらが福祉まちづくりセンターを訪れ、伊那市社会福祉協議会の林俊宏会長に寄付金10万円を手渡しました。
「あやめ会」は春近支店と取引をしている会社の経営者50人程が会員となっていて、およそ40年間、講演会や研修旅行の実施などの活動を行ってきました。
去年7月、春近支店が本店へ統合したことに伴い会を解散することとなり、福祉活動に役立ててもらおうと寄付しました。
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BISO たかずやの里へオードブル贈る
伊那市狐島で飲食店「新鮮飯店」を運営するBISOグループはクリスマスに合わせて東春近の児童養護施設たかずやの里に24日オードブルを贈りました。
この日は株式会社BISOの吉澤文男社長らがたかずやの里を訪れ、ソースかつや唐揚げが入ったオードブル10皿を贈りました。
たかずやの里には3歳から18歳の子ども39人が親元を離れて暮らしています。
たかずやの里の菅雄峰施設長は「いつも施設を気にかけてくれていて、その気持ちがありがたい」と感謝していました。
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ポーラ☆スター新体操発表会
伊那と塩尻、諏訪の新体操教室ポーラ☆スターの発表会が、伊那市のエレコム・ロジテックアリーナで24日、開かれました。
発表会には、伊那と塩尻、諏訪の教室に通うおよそ120人が発表しました。
ポーラスターは平成3年に伊那市を中心に発足し保育園児から高校生までがレッスンを受けています。
はじめに、来年春小学校を卒業する6年生が1人ずつ発表しました。
発表を終えると母親から花束が贈られました。
オープニングでは全員で曲に合わせ演技をしました。
今年のテーマは「Thankks」~感謝の気持ちを花束にして~です。
いつも応援してくれる家族や仲間、指導者たちに感謝の気持ちを届けようという思いが込められています。
一般の生徒が通うコースは、週に1回練習していますが、週に5回練習を重ねる選抜コースもあります。
それぞれの発表が終わると会場に訪れた保護者たちから拍手が送られていました。
代表の橋爪みすずさんは「各教室で子どもたちと充実した活動ができた1年でした。来年に向け新たな目標に向かって頑張っていきたい」と話していました。 -
外国人向け防災講座
伊那市は、外国人向けの防災講座を11月25日いなっせで開きました。
講座には、上伊那に住むフィリピンやブラジル、ベトナム、ナイジェリア、中国出身の外国人約20人が参加しました。
伊那市危機管理課の職員が講師となり、地震・大雨災害についてや、避難の方法などについて説明しました。
講座は、伊那市と、外国人の日本語学習をサポートするボランティア団体「日本語教室さくら組」が協力し開いたもので、今回で2回目です。
また、講座では、グループに分かれハザードマップを確認し、自宅や職場、学校の危険度を確認していました。
それぞれにボランティアが入り、外国人に内容を説明していました。
市の職員は「避難とは、危険な場所から離れ安全な場所へ行くことです。災害が起きた時にすぐに避難できるよう準備をしておきましょう」と話していました。
伊那市では、「地域で助け合い、逃げ遅れゼロを目指していきたい」としています。
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たかずやの里にサンタさん
伊那商工会議所青年部のメンバーが22日、伊那市東春近の児童養護施設たかずやの里を訪れ、子どもたちにクリスマスプレゼントを贈りました。
青年部のメンバー約20人がサンタクロースやトナカイの着ぐるみを着て子どもたちにプレゼントを贈りました。
このイベントは11月に青年部が市内の小学生を対象に行った仕事体験に様々な事情で参加できなかった子どもたちに喜んでもらおうと行われたものです。
たかずやの里には3歳から18歳までの39人がいてこのイベントを心待ちにしていたということです。
イベントでは青年部のメンバーと子どもたちが一緒に厚紙でツリーを作ったり歌を歌い、クリスマスムードを楽しんでいました。
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いなっせ 子ども書初め教室
小学生が対象の子ども書初め教室が、23日伊那市のいなっせで開かれました。
書初め教室には小学生約40人が参加し、冬休みの宿題に取り組んでいました。
書道の指導者で作る「書晋会」のメンバーが講師となり、子どもたちにアドバイスをしていました。
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今季最低-7.2度を記録
23日の伊那地域は午前6時38分に今シーズン最も低い氷点下7.2度を記録しました。
伊那市の伊那スキーリゾートは23日オープンし訪れた人たちが初滑りを楽しんでいました。
伊那スキーリゾートはここ数日の冷え込みでスノーマシンによる雪づくりが進んだということです。
オープン初日の23日は訪れた人たちが初滑りを楽しんでいました。
伊那スキーリゾートには700メートルのコースを滑ることができる第一リフトと、そこからさらに上、500メートルの第二リフトがあり全長は1,200メートルです。
23日現在第一リフトのみ稼働していて伊那スキーリゾートではさらなる冷え込みに期待しています。
長野地方気象台によりますと23日の伊那地域の最低気温は平年より2.8度低い氷点下7.2度で今シーズン最低を記録しました。
24日も冷え込みは続きますが、25日以降は平年並みか平年より高くなると予想しています。 -
高遠高校生徒 観光防災マップ作成
伊那市の高遠高校の生徒は観光防災マップを作成しています。
7日は作成中のマップの中間報告が行われました。
高遠高校2年生の総合的な学習の時間に防災マップを作成している生徒13人は地域住民を招いて中間報告会を開きました。
生徒は高遠の魅力発信をテーマに学習し、観光をきっかけに防災を意識してもらおうと観光防災マップを作成しています。
きょうは生徒らが高遠町内を散策し、見つけたスポットをまとめたマップの中間報告が行われました。
生徒は「高遠商店街は電柱がなく景観が良いので観光ポイントとして紹介したい。道路の看板が木で隠れていて危ない場所がある」「鉾持神社は商店街に近くて行きやすく、階段が多いので健康にも役立ちそう」などとはなしていました。
今後参加者からの意見を元に改良し年度内に観光防災マップを完成させたいということです。 -
長ぐつ先生の資産を活かすための協力要請
長ぐつ先生の愛称で知られる元信州大学農学部教授の建石繁明さんらが21日、伊那市役所を訪れ笠原千俊教育長にカメラなど自らの資産を活かすための協力を要請しました。
協力を要請したのは建石さんら4人でつくる「長ぐつ先生の資産などを活かす会」のメンバーです。
建石さんはカメラを集めることが趣味でその数は1万台以上だということです。
ほかに昆虫や植物を撮影した写真などが自宅に保管されています。
これらを整理し教育活動に活用しようと、活かす会では建石さんの母校の伊那西小学校の一室を借りることを要請しました。
建石さんはこれまでに伊那西小学校で自然や動植物に関する講演活動を行っています。
笠原教育長は「学校に場所はないが、建石さんのこれまでの学校教育への協力に感謝している」と話していました。
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伊那養護学校で湯澤さんミニコンサート
22日に伊那市の伊那養護学校で行われた終業式で伊那市出身のシンガーソングライター、湯澤かよこさんのミニコンサートが開かれました。
湯澤さんは2学期の終業式にあわせコンサートを開き4曲を披露しました。
小学部、中学部、高等部の217人が歌を楽しんでいました。
伊那養護学校では「湯澤さんの歌を楽しみにしている子どもが多い。素敵なステージをありがとうございます」と話していました。 -
会話型AIロボット実証事業
伊那市は、社会的不安に寄り添い深刻化する孤独・孤立の問題への対策として会話型AIロボットを活用した実証事業を22日から始めました。
こちらが会話型AIロボットRomiです。
ウェブやアプリサービスの開発を行う東京都の株式会社MIXIが開発した会話に特化した手のひらサイズのコミュニケーションロボットです。
会話の流れや季節・天気・時間帯などを加味した上で、最適な返答を人工知能AIが生成します。
自然な言葉のキャッチボールを楽しめる点が特徴だということです。
また、表情も100種類以上あるということです。
22日は、伊那市役所で事業の概要説明やデモンストレーションが行われました。
実証事業は、ヘルスケアのサービス事業を行う東京都のシミックソリューションズ㈱と株式会社MIXI、伊那市が連携して行います。
事業は今年度から3年間で、総事業費は3千万円。このうち95%は国の交付金を活用しています。
国の調査によると40.3%が孤独状況にあると回答していて、深刻な課題となっています。
伊那市では、実証事業を通じ孤独・孤立の問題の解消につなげたいとしています。
伊那市では22日から来年2月29日まで会話型AIロボットの実証事業を行います。
貸し出しは22日から来年1月17日までです。
参加費は無料で、募集人数は先着20人です。
伊那市在住の40歳以上で、人と会話が少ないと感じる人が対象となります。
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西箕輪小学校 終業式
伊那市の西箕輪小学校で22日に2学期の終業式が行われ、子ども達はあすから冬休みを迎えます。
この日は、体育館に全校児童368人が集まり、終業式が行われました。
西箕輪小学校の冬休みは、あすから来年1月8日までとなっています。
式の中で太田聖尚校長は、野球の大リーグで活躍する大谷翔平選手を例に出し「大谷選手のように目標をたて、出来る事を増やしていきましょう」と話していました。
3年さわら組の教室では、児童に通知表が手渡されました。
伊那市、箕輪町、南箕輪村の終業式のピークは26日となっています。