-
市街地でも雪が舞う
18日の伊那地域の日中の最高気温は7.9度までしか上がらず、12月中旬並みとなりました。
伊那市の中心市街地では雪が舞っていました。
-
地方の時代映像祭 伊那ケーブルテレビが選奨
大阪府で行われている第43回「地方の時代」映像祭の番組コンクールで伊那ケーブルテレビが制作した番組「原富男という生き方」が選奨を受賞しました。
18日に大阪府の関西大学で行われた地方の時代映像祭で番組を制作した伊藤秀男常務取締役が表彰を受けました。
「原富男という生き方」は南箕輪村南原の原富男さんの半生にスポットをあてた番組です。
原さんは、便利屋業を営む傍ら、NPO法人チェルノブイリ救援中部副理事長として原発事故による現地の被害者支援を続けています。
2011年の東日本大震災では、そのノウハウを福島県に投入しました。
ロシアのウクライナ侵攻によりウクライナへの支援活動もはじめました。
苦境に立たされながら、あきらめない、原さんの行動力と生きる力に迫った番組です。
地方の時代映像祭はドキュメンタリー作品の映像コンクールでNHKや民放、ケーブルテレビ局などから285作品が寄せられケーブルテレビ部門には48作品の応募がありました。
グランプリにはNHK制作の立つ女~女性議員15%の国で~が選ばれました。
-
年末年始用のアルストロメリア出荷
上伊那が日本一の生産量を誇る花アルストロメリア。
年末年始の需要期に向けた出荷作業が始まっています。
伊那市東春近の花卉農家、酒井弘道さんのハウスでは、連日出荷作業に追われています。
17日は、パートの女性たちが、花が咲き始めたものを選んで収穫していました。
アルストロメリアは、上伊那が日本一の生産量を誇り、年間1000万本以上を出荷しています。
花もちが良いのが特徴で、長いもので2か月間楽しめるということです。
JA上伊那の花き部会長を務める酒井さんは元々、トルコギキョウを栽培していました。
18年前に、1年を通して出荷できるアルストロメリアの栽培に切り替えました。
現在は11種類、年間でおよそ72万本を出荷しています。
今年は、夏の気温が高く、日射をさえぎるカーテンを閉めたり、換気をするなど栽培に苦労したということです。
年末年始の需要のあるこの時期が最盛期となり、1日およそ2000本を出荷しています。
収穫したアルストロメリアは、自宅横にある作業場で出荷の準備が行われます。
茎の長さや太さで選別し葉を取り除いていきます。
年末年始に向けた出荷作業は12月いっぱい行い、酒井さんのハウスでは1か月間でおよそ7万本を出荷するということです。 -
伊那市が建設工事請負契約の2件を解除
伊那市は10月に行われた一般競争入札の一部において、設計書の積算に誤りが判明したことから、建設工事請負契約の2件について契約を解除することを17日に発表しました。
請負契約を解除したのは、ともに10月19日の入札で落札された、商工観光部高遠商工観光課発注の千代田湖キャンプ場駐車場の造成工事と建設部管理課発注の伊那市西町の宅地整備工事の2件です。
伊那市によりますと、入札に参加した事業者から異議の申し立てがあり、千代田湖の駐車場造成工事の設計書を確認したところ製品単価に誤りがあることが判明したということです。
適正な設計額で入札が行われた場合、別の事業者が落札していたことから契約を解除するとしています。
この契約解除の影響を受け、西町の宅地整備工事も契約解除となったということです。
伊那市では改めて適切落札者と契約を締結するとともに、チェック体制の強化と今回の事案を共有し再発防止に努めるとしています。
-
たき火と森を楽しむイベント「森JOY」
たき火と森を楽しむイベント森JOYが伊那市ますみヶ丘の市民の森で5日、行われました。
会場では、たき火を囲みながらのワークショップや薪わり体験が行われた他、飲食店ブースなどが設けられました。
森JOYは、伊那市が進める50年の森林ビジョンを民間の立場からサポートする伊那市ミドリナ委員会が開いたもので、今年で6回目です。
イベントでは森のコンサートも行われ、伊那市出身のピアニスト平澤真希さんの演奏に合わせ千葉県出身のオペラ歌手の髙橋正典さんが歌声を響かせました。
コンサートは、3部構成で行われ、伊那市内の小学生や中学生も参加しました。
この模様は来年1月にご覧のチャンネルで放送します。
-
高遠小学校統合40周年 旧高遠小学校・旧河南小学校創立150年
統合して40周年を迎えた伊那市の高遠小学校の前身となる旧高遠小学校・旧河南小学校の創立150年の記念式典が11日に高遠小学校で行われました。
記念式典で児童会長の伊藤優心君は「150年続いているのはすごいこと、地域の支えのおかげだと思う」と話していました。
下島弘子校長は「学んだことは一生の財産、高遠への誇りと地域の支えへの感謝を大切にしてほしい」と話しました。
前身となる学校が1872年に開校し、変遷を経て旧高遠小学校と旧河南小学校などに分かれ、その後1984年に統合して現在の高遠小学校となりました。
式典には児童やその保護者、などおよそ500人が参加しました。
式典後には児童による学習発表で太鼓演奏などが行われました。 -
伊那市中学生キャリアフェス
伊那市内の中学2年生が、地域を知り、将来について考えるキャリアフェスがエレコム・ロジテックアリーナで16日行われました。
キャリアフェスには伊那市内の中学2年生約600人が参加しました。
オープニングでは、実行委員の生徒が会場を盛り上げていました。
上伊那の83の企業や団体が出展し、中学生が、自分の興味のあるブースを回りました。
箕輪町に本社を置く電子部品メーカーKOA㈱のブースでは、社員が製品を紹介していました。
上伊那地域酪農協議会は、牛の模型を使った乳しぼり体験を行いました。
伊那ケーブルテレビもブースを出展し、中学生がアナウンスを体験していました。
他に、上伊那8つの社会福祉法人合同のブースでは、障害者への理解を深めようと車いすバスケットボール体験が行われました。
人にスポットを当てる「ヒューマンコーナー」には3人が登場し、うち伊那市消防団長の日下部良也さんが活動への思いを話していました。
このイベントは、中学生が地域の人と触れ合い未来について考える機会にしようと、市内6つの中学校の代表生徒や産学官の関係者が参加する実行委員会が企画しました。
-
伊那まちを散策し歴史を知る
伊那市創造館で現在開かれている企画展「伊那まち・1966」に合わせ、商店街周辺を散策するイベントが12日に開かれました。
この日は、市内外から15人が参加し、伊那まちの模型を製作している、荒井の小平和夫さんから看板建築や商店街の歴史についての話を聞きました。
小平さんは、現在創造館で開かれている企画展「伊那まち・1966」で展示されている模型を製作していて、その関連企画としてイベントが開かれました。
参加者は、解説を聞きながら街並みを写真におさめていました。
小平さんは「時代とともに変わっていく街並みの様子が今も目に見える形で残っているのが、この商店街の面白いところです」と話していました。
この日はほかに、創造館で展示物の解説も行われました。
創造館企画展「伊那まち・1966」は、12月25日(月)まで開かれています。
入場料は無料です。
-
伊那北理数科1年生 信大で研究発表
伊那市の伊那北高校理数科の1年生は、細菌培養をテーマにした研究成果を、南箕輪村の信州大学農学部で16日に発表しました。
この日は、伊那北高校理数科の1年生41人が農学部を訪れ、研究発表をしました。
水道水や牛乳、ハンカチへの細菌の増え方やつき方など、グループごとに行った研究の成果を農学部の学生や教授に説明しました。
こちらのグループは、雑巾で掃除をした床の細菌数について発表しました。
理数科では、研究の基礎を学び、科学的思考力を身に着けるため、信州大学と連携した授業を昨年度から行っています。
今年度は、細菌に詳しい伊原正喜准教授を講師に招いて研究のノウハウについて学び、8月から研究を行ってきました。
理数科では、今年度、二酸化炭素濃度についても東京大学と連携し研究を行うことになっています。
-
桑名智絵さん彩画展
伊那市出身で長野市在住の水彩画愛好家、桑名智絵さんの彩画展が、伊那市のかんてんぱぱホールで開かれています。
会場には、上伊那の風景を中心とした水彩画26点が展示されています。
長野市在住の桑名さんは、伊那市坂下出身です。
国内外で個展を開いていて、ふるさとの伊那市でも2年に1度開催していますが、新型コロナの影響で4年ぶりとなりました。
桑名さんの作品は水彩画ですが、画材や技法を工夫することで、油絵のような仕上がりにしているということです。
作品には、友人が絵を見て詠んだ短歌も添えられています。
桑名さんの彩画展は、19日(日)まで、かんてんぱぱホールで開かれています。
-
中川さん ボビナム世界大会へ
伊那市の中川義徳さんは、ベトナム発祥の総合武術「ボビナム」の世界大会に出場します。
15日は中川さんが伊那市役所を訪れ、白鳥孝市長に世界大会出場の報告をしました。
中川さんは、世界大会で剣を使った型演武に出場します。
動きの正確性やスピード、気迫などが評価されるという事です。
ボビナムは打撃、投げ、関節技などを使うベトナム発祥の総合武術で、演武の他に相手と対戦する打撃戦もあります。
中川さんは、8年前に知人に誘われボビナムを始め、月2回東京の道場に通うなどして、稽古を積んできました。
去年、伊那市に道場を開き後進の育成にもあたっています。
世界大会への出場は、これまでの実績が評価され実現したということです。
中川さんが出場する第7回世界ボビナム選手権大会は22日からベトナムで開催される予定です。 -
麦ストロー用の麦の種まき
伊那市の伊那市社会福祉協議会は麦ストロー用の麦の種まきを西町の畑で10月25日に行いました。
10月25日は市社協が運営する障害者多機能型事業所「輪っこはうす・コスモスの家」の利用者とスタッフ、伊那市職員10人が、およそ1.5アールの畑に400グラム分の麦の種をまきました。
伊那市はプラスチックごみ削減を目的に令和2年度から「麦ストロー」の普及に取り組んでいて、製作を市社協に委託しています。
輪っこはうす・コスモスの家の利用者が収穫やストローの加工を行います。
麦は2024年6月頃収穫を行う予定です。
輪っこはうす・コスモスの家では「試行錯誤を重ね、年々品質も向上してきている。利用者の工賃アップのため取り組んでいきたい」と話していました。
麦ストローは、1セット3本入りで110円で、みはらしファームや道の駅南アルプスむら長谷などで販売しています。
-
明治安田生命 伊那市へ70万円寄付
明治安田生命保険相互会社は、社会貢献の一環として伊那市に71万6,500円をこのほど寄付しました。
1日は明治安田生命松本支社伊那営業所の久保勝実所長らが伊那市役所を訪れ、白鳥孝市長に目録を手渡しました。
明治安田生命では地域貢献活動の一環として、4年前から毎年伊那市へ寄付をしていて、昨年度は健康推進に関する連携協定を結んでいます。
寄付の総額は4年間でおよそ190万円となっていて、市の健康応援ポイント事業などに使われています。
白鳥市長は「市民のみなさんが、さらに健康になってもらえるよう有効に使わせて頂きます」と感謝していました。
-
西箕輪中学校3年東組「あつまれ東の森」開催へ
伊那市の西箕輪中学校3年東組は、16日に地域の人や園児たちと一緒に楽しめるイベント「あつまれ東の森」を開きます。
10月13日は開催を前に、広報班と屋台班、工作班、保育園班の4つの班に分かれて準備を行いました。
地域の人や園児たちと一緒に楽しみながら交流できる企画を考えていて、7月から準備を進めています。
一般の参加は事前申し込みが必要でQRコードからも申し込みを受け付けています。
屋台班は射的やヨーヨー釣り、ボウリングの3種類の屋台を出店します。
工作班はスライムづくりなどを来場者と一緒に行います。
広報班はイベントのチラシを作成しました。
保育園班は地元の園児たちを招待する案内文を作りました。
「あつまれ東の森」は16日に西箕輪中学校内で開催されます。
-
伊那地域 初の氷点下
14日の伊那地域は午前5時10分に最低気温、氷点下2.1度を記録し、0度を下回りました。
伊那市横山の畑には霜柱が立っていました。
13日の午後11時29分に氷点下0.3度と、今季初めて0度を下回り、きょうの午前5時10分には氷点下2.1度まで冷え込みました。
氷点下となるのは去年の記録、10月27日より18日遅くなっています。
-
山小屋への物資輸送 無人VTOLデモ飛行
伊那市が2021年度から進めている山小屋への物資輸送プラットホーム構築事業の、無人垂直離着陸機、VTOLのデモ飛行が14日に伊那スキーリゾートで行われました。
このVTOLは、東京都の川崎重工業株式会社が開発しているものです。
この日は、機体のデモ飛行が初めて国や市の関係者の前でお披露目されました。
デモ機はスキーリゾートの上空を旋回しました。
デモ飛行を行った機体は、全長7メートルで、川崎製のエンジンで駆動し、200キロの荷物を標高3,100メートルまで運ぶことが出来ます。
伊那市は無人VTOLを使い山小屋へ荷物を運ぶ輸送プラットホーム構築事業を2021年度から進めています。
現在、山小屋への輸送はヘリコプターに頼っていますが、パイロット不足などにより、今後の物流の維持が課題となっています。
伊那市は、来年度から山小屋への飛行実証実験を行い、2026年度の事業化を目指しています。
-
羽広菜かぶの漬け込み 始まる
信州の伝統野菜に選定されている伊那市西箕輪の羽広菜かぶの漬け込み作業が14日から始まりました。
14日はみはらしファームの農産物加工所で、羽広菜生産加工組合の組合員など6人が200キロを漬けました。
漬け込みは、水洗いしたかぶを半分に切り根や傷んだ部分などを切り落としていきます。
味噌・酒粕・砂糖・塩を混ぜ合わせた調味料と一緒に漬け込みます。
調味料の配分は毎年微調整を行い改良しているということです。
かぶは、組合員の15アールの畑で栽培しています。
13日は収穫が行われました。
例年8月末に種を撒きますが、今年は暑さ対策で1週間ほど遅らせたところ、良いかぶに育ったということです。
羽広菜かぶは、一般的なかぶに比べ辛味や甘味があるのが特徴で、2007年に信州の伝統野菜に選定されました。
羽広菜かぶは3週間ほど漬け、12月初旬から店頭に並ぶ予定です。
みはらしファームのほか、伊那市と箕輪町のベルシャインなどで販売されます。
価格は1袋税抜き400円です。
-
日産環境学習授業 伊那市内の小学校で実施
神奈川県に本社を置く日産自動車株式会社は、ペットボトルキャップで作ったモデルカーを使用した環境学習授業「エコキャップ アップサイクルプロジェクトin伊那」を13日、伊那市内の小学校で行いました。
13日は、高遠小学校と高遠北小学校で授業が行われました。
このうち高遠小の5年生の授業では、日産自動車の田村卓久さんが講師を務め、電気自動車の仕組みや環境問題について話をしました。
日産自動車では、2008年から全国各地で環境学習授業を行っています。
今年度新たに、伊那市や伊那市社会福祉協議会、富県の有限会社スワニーなどと協力し、ペットボトルのキャップで作ったモデルカーを使用した授業を行うことにしました。
市内の小学校や公民館でペットボトルキャップを集め、モデルカー500個を製作しました。
児童らは、手回し式の充電器を使って電気を作り出し、モデルカーが動く仕組みを教わっていました。
その後、全員でコースを走らせて楽しんでいました。
今年度は、すでに東春近小学校と伊那東小学校でも同様の授業を行っていて、今後は首都圏の学校でも企画しています。
来年度以降も継続する計画で、モデルカーの増産にも取り組んでいきたいとしています。 -
上伊那広域消防 大型商業施設を立入視察
上伊那広域消防本部は、秋の火災予防運動期間中の13日、防火管理状況などを確認する立入視察を、伊那市内の大型商業施設で行いました。
13日は、署員4人が今年6月にオープンした西町のMEGAドン・キホーテUNY伊那店を立入視察しました。
不特定多数の人が多く集まるクリスマスや年末年始を前に、防火管理状況や避難経路が確保されているかなどを確認するために行ったものです。
署員は、防火シャッターや扉の前に商品が置かれていないか、通路は適切な幅が確保されているか、消火用散水栓の点検が行われているかなどを確認していました。
立入視察の結果、改善が必要な箇所はありませんでした。
14日は、管内のガソリンスタンドを立入視察し、保安管理の状況を確認するとしています。
-
中央アルプス・南アルプス 山々が雪化粧
13日の伊那地域の最低気温は3度と冷え込み、中央アルプスと南アルプスの山々は雪化粧した姿を見せていました。
南アルプス林道バスの終着地点北沢峠付近も雪が積もり、運行の安全が確保できないことから13日は終日運休となりました。
今シーズンの運行は15日水曜日までを予定していましたが、13日の午後になっても雪が溶けていないことから、14日と15日の運行も取りやめ、今シーズンの運行が終了となりました。 -
伊那市特別職の給料について白紙諮問
伊那市の白鳥孝市長は、市の特別職の給料などについて13日に審議会に諮問しました。
伊那市役所で特別職報酬等審議会が開かれ、白鳥市長が審議会の唐木和世会長に白紙諮問しました。
今年度の特別職の給料は市長が月額92万8,000円、副市長が76万8,000円、教育長が66万2,000円となっています。
市議会議員の報酬は、議長が月額46万7,000円、副議長が39万1,000円、議員が36万8,000円となっています。
審議会では29日に答申する予定です。
-
ねんりんピック 伊那市の保科さんが県知事賞
信州ねんりんピック「長野県シニア作品展」で、伊那市西春近の保科文夫さんが、手工芸の部で、最高賞の長野県知事賞を受賞しました。
13日は、伊那合同庁舎で表彰式が行われ、県長寿社会開発センターの井出毅伊那支部長から表彰状が手渡されました。 -
西天竜幹線水路の外来魚を駆除
天竜川漁業協同組合は、西天竜幹線水路の外来魚の駆除を10日に行い、去年の倍となる200キロを超えるブラックバスがかかりました。
西天竜幹線水路の終着点、伊那市小沢の西天竜発電所上水槽です。
10日は、天竜川漁業協同組合の職員が外来魚ブラックバスの駆除をしました。
網を投げると1回で数十匹がかかりました。
電気ショッカーを使うと、気絶した魚が次々と上がってきます。
水路は天竜川とつながっていて、ブラックバスが在来生物を食べてしまうため生態系への影響が懸念されています。
こちらは在来魚のナマズです。
天然のウナギもかかりました。
在来種は1割にも満たないということです。
ブラックバスが入った袋の重さを測ると100キロを超えていました。
この日は半日の作業で2袋分、去年の倍となる200キロを超えるブラックバスを駆除しました。
天竜川漁協では、稲刈りが終わり、点検のため水路の水を止める時期に合わせ、発電所を管理する長野県企業局と協力し毎年外来魚の駆除を行っています。
なお、漁協によると13日も作業を行い、さらに300キロを駆除したということです。
-
県縦駅伝 上伊那チーム結団式
19日に開かれる第72回長野県縦断駅伝競走大会の上伊那チーム結団式が10日伊那市役所で行われ、大会での健闘を誓いました。
結団式には、選手や監督など40人が参加し、大会への決意を発表しました。
選手は「トップで次の区間につなげたい」「チームに貢献できるよう走りたい」などと話していました。
大会は、会期がこれまでの2日間から1日に去年から変わり、今年は、松本市から飯田市までの12区間98.72キロをタスキでつなぎます。
過去38回優勝の上伊那は、去年は5位に終わりました。
今年は地元を走るだけに選手たちの士気が高まっています。
上伊那は去年の大会経験者も多く、チームのレベルアップや結束力の向上を図るため、4月から毎月練習会を開いてきたということです。
今年就任した羽生吉浩監督は、「実力のある選手が加わり層も厚く十分に優勝を狙えるチームとなった。沿道の声援を力に襷をつないでいきたい」と話していました。
奥原謙一主将は「2018年以来の優勝というニュースを届けられるように上伊那らしい走りで襷をつないでいきたい」と決意を話していました。
式の最後に全員でかつ丼を食べて必勝を祈願しました。
伊那ケーブルテレビでは大会当日の19日午前7時30分から122chで生中継します。 -
伊那まちBASE 新たな食事支援スタート
伊那市の伊那まちBASEは、食事に困っている人を支援する新たな取り組み、「恩送りチケット」を12日から始めました。
12日は伊那まちBASEで2周年感謝祭の開会式と恩送りチケット開所式が行われました。
式には、市や県の関係者などおよそ30人が出席しました。
こちらが恩送りチケットです。
支援したい人が1枚700円でチケットを購入すると店内の掲示板に貼り付けられます。
掲示板からチケットを取り、スタッフに渡すと、誰でもカレーを食べる事ができる仕組みです。
式の後には、出席者がカレーを試食しました。
提供されるのはチキンカレーで、子どもでも食べられるよう甘口となっています。
また、赤松の炭が入っていて老廃物や化学物質を吸着し体の外へ排出する、デトックス効果が期待されるという事です。
伊那まちBASEでは、恩送りチケットについてカレー以外にもメニューを広げていきたいとしています。
-
秋の手しごと6人展 約1,000点展示販売
木工や布工芸などの作品が並ぶ「秋の手しごと6人展」が、伊那市のかんてんぱぱホールで開かれています。
会場には、県内外の6人が製作した木工品や布工芸、アクセサリーなどおよそ1,000点が展示販売されています。
このうち、伊那市ますみヶ丘の三沢廣光さんは、木製のボールペンや器などを展示しています。
出品している6人は、展示会などで知り合ったクラフト仲間で、年に2回合同の展示会を開いていて、今年で9回目となります。
代表の田中稔さんは「作り手の個性が出ている作品を手に取って楽しんでほしい」と話していました。
秋の手しごと6人展は、14日(火)までかんてんぱぱホールで開かれています。
-
伊那市 温泉施設の利用料を過大徴収
伊那市は、去年10月以降市内の日帰り温泉施設の小学生の利用料を、誤って100円多く徴収していたと10日発表しました。
過大徴収していたのは、日帰り温泉施設のみはらしの湯とさくらの湯、保養センターの仙流荘です。
市の条例で定める小学生の利用料は300円ですが、100円多い400円となっていました。
過大徴収金額は、先月末までで67万6,700円で、のべ6,767人分です。
市と指定管理者の伊那市観光株式会社との間で料金の認識に違いがあったためだとし、市では「再発防止に努める」としています。
返金申し出は各施設か市役所観光課で17日から受け付けるとしています。
-
春日城址秋祭り 一夜城再臨
伊那市の春日公園にかつて存在した春日城を再現するイベント「春日城址秋祭り 一夜城再臨」が11日行われました。
春日公園には、一夜城を描いたベニヤ板が設置されました。
高さは約5メートル、幅9メートルです。
イベントでは、参加した小学生が、板に自由に絵を描きました。
春日公園にはかつて春日城が存在しましたが、数百年前に消失し資料は残されていないということです。
イベントでは他に、スポーツチャンバラも行われました。
子どもたちが5人一組となり、梱包材で作った刀で相手の腰についた紙風船を狙って戦いました。
このイベントは、地域に愛着を持ってもらおうと伊那青年会議所が初めて開きました。
ベニヤ板に描かれた城は13日(月)まで展示されます。
-
長野県立美術館移動展in伊那文
郷土にゆかりのある人の作品や信州を描いた風景画などが展示されている長野県立美術館移動展が伊那市の伊那文化会館で開かれています。
会場には伊那市高遠町の画家中村不折の作品「高士図」など52点が展示されています。
移動展は多くの人に作品を楽しんでもらおうと県立美術館が改築オープンした2021年から毎年行われ今年で3年目です。
入場料は一般500円、大学生・75歳以上は300円、高校生以下は無料です。
11日土曜日の午後2時からは県立美術館学芸員によるギャラリートークが予定されています。
長野県立美術館移動展in伊那文は12月3日日曜日まで開かれています。
-
困りごとなんでも相談会
伊那ケーブルテレビが提供するテレビやインターネットなどの家庭での困りごとを聞く「なんでも相談会」が箕輪町のベルシャイン箕輪店で11日、開かれました。
11日は、ベルシャイン箕輪店に相談スペースを設けました。
相談会は、テレビやインターネット、電話を安心して利用してもらおうと初めて行われました。
訪れた人は、インターネットのWiFi環境についてや月々の支払いの口座変更などについて相談していました。
次回は、25日の午前10時から午後4時まで箕輪町のベルシャイン伊北店で予定しています。