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まちの文化祭 各地でイベント盛り上がる
食文化と地域の活性化を目的としたイベント「まちの文化祭2013」が、5日、伊那市の中心市街地で行われました。 5日は、伊那北駅前広場、セントラルパーク、いなっせ北側広場、タウンステーション伊那まちの4か所で様々なイベントが行われました。 伊那北駅前では、伊那の語呂に合わせ17メートルのジャンボのり巻きを作りました。 まちの文化祭は、伊那総合物産展示会・商工祭に変わるイベントで、今年で2年目です。 ジャンボのり巻き作りは、今回初めて参加した山寺活性化協議会が中心となって企画しました。 参加者およそ50人は、用意された酢飯70合に、玉子焼きや桜でんぶなどをのせ、掛け声に合わせて巻きました。 セントラルパークでは、日本珠算連盟伊那支部の会員によるそろばん体験のブースが設けられ、園児や小学生が計算方法を教わっていました。 会場では、伊那商工会議所青年部による振舞いそばの他、中高生によるブラスバンド演奏や書道パフォーマンスなど、食と文化の様々なイベントが行われました。 いなっせ北側では、ローメンやソースカツ丼、ジビエ料理などの出店も並び、昼時になると家族連れなどで賑わっていました。
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カトリック伊那教会で敬老会
伊那市西町のカトリック伊那教会で5日、教会の敬老会が開かれ、お年寄りの長寿を祝いました。 敬老会はカトリック伊那教会が毎年開いているもので、地域のお年寄りや教会関係者など30人が参加しました。 5日は「脳生き生き出前講座」として、笑い療法士の城取茂美さんが講師をつとめ、会場には笑い声が響いていました。 城取さんは「健康は笑ったりして声を出すことが大事」と話していました。 講座の途中、懐メロなども披露し、お年寄りも一緒になって合唱していました。 5日は、カトリック伊那教会のダンスチームによるダンスや健康運動指導士、倉沢美智恵さんによる、「いきいき体操」が披露されました。
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坂下神社例大祭で子ども神輿
伊那市の坂下神社で秋の例大祭が5日から始まり、子ども神輿が地区を練り歩きました。 子ども神輿は、地元の坂下神社の例大祭を盛り上げようと、坂下子供育成会が毎年宵祭りに行っています。 小学生やその保護者およそ70人が参加して、天狗に扮した子供を先頭に、太鼓と笛の音に合わせ、区内を回りました。 坂下神社例大祭は、5日の宵祭りと6日の本祭りの2日間で、6日は、女子児童による浦安の舞いが奉納されるほか、有志による神輿も繰り出す予定になっています。
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「人と暮らしの伊那谷遺産」 新たに10件を追加
先人たちの足跡を後世に伝える「人と暮らしの伊那谷遺産」に新たに10件が追加されました。 伊那ケーブルテレビ関係分では、▽伊那市高遠町から静岡県の秋葉神社まで続く古道、秋葉街道▽秋葉街道の峠のひとつで重要な交通路だった伊那市長谷の分杭峠▽江戸時代、物資を運び、諏訪大社への信仰の道として使われた伊那市高遠町の杖突峠▽伊那谷から木曽へ米を運んだ南箕輪村の権兵衛峠が追加されました。 「人と暮らしの伊那谷遺産」のこれまでの登録件数は、今回追加された10件を含めて89件となっています。選定委員会では、選定数100を当面の目標としていて、候補となる遺産を募集しています。
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安全運転推進の功績者2人を表彰
伊那交通安全協会副会長の春日昇さんと、高遠地区交通安全協会中央支部理事の森本光洋さんが、関東管区警察局長、関東交通安全協会連合会会長の、連名表彰を受賞しました。 9月20日は伊那警察署で連名表彰の伝達が行われました。 春日さんと森本さんは、運転者の模範となり優良運転者として長年安全運転の推進に努めたことなどが評価されました。 受賞者を代表して、春日さんは、「これからも地域の安全安心を守るため、交通安全に携わっていきたい」と謝辞を述べました。 また、伊那警察署の青木辰夫署長は、「全国秋の交通安全週間が始まるので、力を貸して欲しい」と話していました。 県内で表彰を受けたのは、2団体、1事業所、20人となっています。 9月20日はこの他に、交通栄誉章緑十字銅章の伝達が行われ、交通安全功労者など15人が表彰を受けました。
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伊那署が交通死亡事故抑止緊急対策
伊那警察署は、1日に発生した交通死亡事故で、今年の死亡事故が5件5人に達したことから交通死亡事故抑止緊急対策を4日から実施しています。 1日に起きた事故現場付近の伊那市西春近の国道153号では、4日スピード取締りが行われました。 伊那警察署は、今年に入ってからの死亡事故が5件5人に達したことから、1日から8日までの5日間を緊急対策期間と定め、交通取締りのほかパトカーによるパトロールを強化するとともに、安全協会と連動した街頭啓発活動を展開します。 去年の同時期、死亡事故の状況は、5件6人で1人マイナスですが、伊那署では、年末を控え、事態を重く受け止めています。 三澤謙司交通課長は、「緊急対策で漫然運転防止につなげたい」としています。さらに薄暮時にも注意するよう呼びかけています。 交通死亡事故抑止緊急対策は、8日までの5日間実施されます。
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電機商業組合がお年寄り宅無料点検
伊那市内を中心とした電気店でつくる電機商業組合伊那支部は、一人暮らしのお年寄り宅をまわり、電気の配線で危険がないかを確認する無料点検訪問を行っています。 9月24日は伊那市役所で出発のセレモニーが行われました。 訪問点検は、組合の全国安全点検月間にあわせて去年から行っているもので、今年で2年目になります。 9月24日は、伊那支部の12人が民生委員と共に市内の高齢者宅を訪れました。 テレビ周り、電子レンジ周りはたこ足配線になっていないか、家電が正しく使用されているかなどを確認しました。 組合のメンバーは「必要でなかったら二股コンセントは、はずしてください」と、アドバイスしていました。
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三六災害伝承のためのプロジェクト 来年度設置へ
土木、自然、暮らしにまつわる先人たちの足跡を後世に残していこうと活動している「人と暮らしの伊那谷遺産プロジェクト選定委員会」は、三六災害にまつわる資料をデータ化し保存、公開するためのプロジェクトを来年度立ち上げます。 3日、駒ヶ根市内で4回目の会議が開かれ、「語り継ぐ 濁流の子プロジェクト」を来年度発足させることを決めました。 「濁流の子」は、昭和36年に伊那谷を襲った三六災害で被災した子供たちの作文をまとめたものです。 プロジェクトでは、この「濁流の子」を災害伝承のシンボルとして活動を展開していきます。 実施主体は、飯田市と国土交通省が共同で運営している天竜川総合学習館かわらんべ、信州大学附属図書館、天竜川上流河川事務所です。 濁流の子を含む、三六災害に関わる本や写真、映像、行政の資料などを収集し、デジタル化して公開します。 委員からは、「市町村の図書館や博物館と一緒に活動する仕組みが必要」、「教育委員会と連携して防災教育に活用するべき」などの意見がありました。 プロジェクトは、来年度から平成30年度までの5か年計画で、次回の委員会で、具体的な行動計画を策定することになっています。
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伊那中学校吹奏楽部13日定演に向けて練習
伊那市の伊那中学校吹奏楽部の3年生は、13日(日)に開かれる定期演奏会に向けて、練習に励んでいます。 3日は飯田市で打楽器の教室を開いている渡辺光さんを招いてパーカッション演奏の練習をしました。 演奏会で引退する3年生は、机やデッキブラシを使って音を出すパーカッション演奏を披露します。 生徒役と教師役に分かれて、数学の授業や給食など学校生活を表現します。 渡辺さんは「恥ずかしがらずに、堂々とかっこよくやりましょう」とアドバイスをしていました。 ある生徒は「皆のリズムが合うと快感ですごく楽しい」と話していました。 定期演奏会では、パーカッション演奏のほか、部員全員でポップスやクラシックなどを演奏する予定です。 伊那中学校吹奏楽部 第10回定期演奏会 10月13日(日)午後2時開演 場所:伊那文化会館大ホール
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来年用の年賀はがきが到着
伊那市坂下の伊那郵便局に4日、来年用の年賀はがきが到着し、社員が搬入作業に追われていました。 午前10時、伊那郵便局に、北は辰野町の小野郵便局、南は宮田村の宮田郵便局まで28局の初回分として、年賀はがき454箱、181万6千枚を積んだトラックが到着しました。 このうち伊那郵便局で販売するのは60万8千枚で平年並みになっています。 無地のインクジェット紙が8割を占め最も多くなっています。人気のアニメキャラクターの絵入りはがきも種類を増やし充実させました。 郵便局では、「年始の挨拶をメールで済ませる人も多いが、年に一度は疎遠になっている知人や友人などに年賀はがきを送って欲しい」と話していました。 年賀はがきは11月1日から全国一斉に販売される予定です。
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栄村応援の歌舞劇 県内5団体が上演
伊那市の田楽座や葦笛工房など県内5つの劇団や芸人は、栄村を応援するための公演「イワトとびらをひらけ」を今月19日から、県内12箇所で上演します。 3日は、キャストらが伊那市富県の田楽座で、仕上げの稽古を行っていました。 2011年3月12日に、震度6強の地震が襲った栄村を支援しようと、長野県子ども劇場おやこ劇場協議会の仲介で、5つの団体は、栄村で季節ごとに順番に公演を行なってきました。 そのことが縁で、5団体が共同で作品をつくり、栄村を応援したいという話になり今回の劇「イワト」を上演することになりました。 「イワト」は、日本の神話「天岩戸」をベースにしたオリジナル作品で、岩戸に隠れてしまったアマテラスオオミカミを芸能の力で外に出そうするというストーリーです。 参加するのは、伊那市の歌舞劇団田楽座と笛を使った大道芸の葦笛工房、松本市から人形芝居燕屋・高森町から創作和太鼓の吟遊打人、飯田市から道化師のましゅ&Keiです。 それぞれの団体の得意ジャンルの芸能を生かした歌あり、踊りありの劇となっています。 作・演出のくすのき燕さんは「本来は芸能で岩戸から出てくるが、栄村の人たちと接する中で、ストーリーがかわっていった。栄村の被災者、生活者の力強さで岩戸が開いていきます」と話していました。 「イワト」は、19日の長野市を皮切りに、来年1月まで栄村を含み県内12会場で行われます。 伊那文化会館での公演は、20日を予定していて、チケットは、前売り券で一般2500円となっています。
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鳥インフルエンザ発生を想定し上伊那で初の訓練
上伊那で鳥インフルエンザが発生したとの想定で、蔓延を防ぐための初動体制を確認する訓練が3日、伊那合同庁舎で行われました。 訓練は、駒ヶ根市の養鶏農場で、高病原性鳥インフルエンザに感染した鶏が見つかったとの想定で、まん延を防ぐための初動対応から対策本部設置までの流れを確認しました。 上伊那地方事務所などが初めて行ったもので市町村の担当職員など60人が参加しました。 対策本部となる伊那合同庁舎には、発生現場からデジタルカメラで撮影した画像がスマートホンを通してリアルタイムに送られてきました。 防疫措置として移動規制の対策も検討されました。防疫班が発生農場から半径10キロ以内に出入りする畜産関係の車両に行う消毒ポイントの設置場所を地図上で確認します。 午後は、鶏の殺処分の実技演習が行われました。現在上伊那で鶏などの鳥を飼育している農家は95戸あり、20万羽近くが飼育されています。 本格的な渡り鳥のシーズンを前に上伊那地方事務所では、市町村や関係団体、農家との連携を密にし、充分な対策をとっていきたいとしています。
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高校演劇 伊那西高が県発表へ
上伊那地区高校演劇合同発表会が22日、伊那文化会館で開かれ伊那西高校が県の発表会の出場校に選ばれました。 上伊那の発表会には伊那西高校、伊那弥生ヶ丘高校、箕輪進修高校、辰野高校の4校が参加しました。 このうち県の発表会への出場を決めた伊那西高校は人間社会を風刺した「おとぎ話 ネズミとneco」を演じました。 劇では新しいエネルギーシステムが制御できず人間が慌てる場面があり社会が抱える矛盾を動物の目線から皮肉を交えて表現しています。 伊那西高校が出演する県の発表会は10月18日と19日に伊那文化会館で開かれます。
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伊那市推奨みやげ17品あらたに
伊那市観光協会が推奨するみやげ品の審査会が今日、市役所で開かれ、新たに17品が推奨みやげ品に選ばれました。 新たに認定されたのは、4業者の17品です。 サンタベリーガーデンのラズベリージャム・ブルーベリージャム・ブラックベリージャム・スグリジャム。 カク万伊藤園の高遠さくら小町さくら茶。 塚原川魚店の蚕のさなぎみそ・蚕のさなぎ・蜂の子みそ・イナゴみそ・いなご田舎炊き・蜂の子田舎炊きにじます甘露煮・ふなのすずめ焼・鯉のうま煮・あゆ甘露煮・ふなの甘露煮 大西屋の伊那アマランサス サクサク勘助です。 伊那市観光協会では、年に2回審査会を開き、新規の認定のほか、更新の認定も行っています。 認定されると、観光イベントやキャンペーンに参加し物販できるほか、観光協会のホームページで紹介され、認定シールを貼る事ができます。 今回の審査会には、5業者から8件の更新申請があり、全て更新認定されています。
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まちの文化祭 5日に開催
伊那市の食と文化の祭典「まちの文化祭」が今年も5日に中心市街地を会場に開かれます。 2年目の今年は参加、体験型のイベントが充実しています。 1日は伊那市の伊那商工会館で記者会見が行われ担当者が概要を説明しました。 まちの文化祭は食文化の普及と商店街の活性化を目的に去年から行われています。 今年もいなっせ北側広場では地元名物のローメンにソースかつ丼、伊那餃子などの屋台が並ぶ他、タウンステーション伊那まちでは秋の新作菓子が並ぶスイーツフェスタも行われます。 今年初めて、伊那北駅前で17mの巻きずしを作ったり、いなっせ北側広場から伊那北駅前までの4か所を回るスタンプラリーなど体験型のイベントも計画されています。 この他、伊那北高校書道ガールズによる書道パフォーマンスや東部中学校吹奏楽部による演奏などのステージ発表も行われることになっています。 まちの文化祭は5日(土)の午前10時から行われることになっています。
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おたっしゃ教室発表会
高齢者の健康づくりのために伊那市高遠町の12地区で行われている「おたっしゃ教室」の発表会が9月24日、総合福祉センターやますそで開かれました。 発表会には教室の参加者などおよそ300人が参加し、健康体操を披露しました。 おたっしゃ教室では、地域の高齢者が健康づくりのために月に2回ほど筋力アップや転倒予防の運動を行っています。 教室の指導や運営は伊那市が養成した「いきいきサポーター」が中心となって行っています。 発表会ではいきいきサポーター養成講座の修了生も体操を披露し、参加者も一緒になって体を動かしていました。 ある参加者は、「みんなで楽しく体を動かせてよかった、座ったまま出来るところがいい」と話していました。
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新山小5・6年がマツタケ狩り
伊那市の新山小学校の児童は、藤原儀兵衛さんの山で10月1日、マツタケ狩りを体験しました。 体験したのは新山小学校5・6年生の6人です。 藤原さんは子どもたちに秋の味覚と収穫の喜びを知ってもらおうと子ども達を山へ招きました。 山に入るとマツタケの生え方などの説明を受けていました。 200メートルほど山を登ると、早速マツタケを見つけ、大事に収穫していました。 10月1日はおよそ40本で2キロほどの収穫がありました。 採れたマツタケは新山小学校のマツタケ給食で味わうということです。
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平年より気温高い今日衣替え 伊那西高校
衣替えの1日、伊那地域の最高気温は27.5度、最低気温は15.1度と、最高気温最低気温ともに平年より高くなりました。 伊那市の伊那西高校は1日から衣替えで、生徒は紺のブレザーとスカートの冬服で登校していました。 ある生徒は「まだ暑いから夏服でいたい」「早く涼しくなってほしい」と話していました。
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やまびこソフトボール トレンディーOB初優勝
40歳以上を対象にしたやまびこソフトボールリーグの伊那ケーブルテレビ杯決勝が、27日、伊那市の富士塚スポーツ公園で行われ、トレンディーOBが初優勝しました。 決勝戦は、水色のユニホーム錦西峰クラブと白のユニホームトレンディーOBの顔合わせとなりました。 やまびこソフトボールは、40歳以上が対象で、現在7チームが加盟しています。 試合は2回の裏に動きます。 トレンディーOBは、内野安打と送りバントで1アウト2塁とし、ラストバッターの酒井靖典さんがレフトオーバーのツーベースヒットを放ち先制します。 その後も、伊藤満さんのホームランなどでこの回4点をあげます。 4点を追いかける錦西峰クラブは最終回に粘りを見せます。 3本のヒットで2アウト満塁のチャンスをつくると、押し出しのフォアボールで1点を返します。 しかし反撃もここまで。 最後のバッターがレフトフライに倒れ、6対2でトレンディーOBが初優勝しました。 この試合の模様は、来月29日からご覧のチャンネルで放送します。
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子ども・子育て審議会
伊那市は国の施策に基づき、子ども・子育て審議会を発足させました。 審議会では、子育てに関するアンケート調査を行い平成27年度末までに伊那市の事業計画を策定します。 26日は、関係団体から選出された15人に白鳥孝市長から委員の委嘱状が手渡されました。 これまで保育行政審議会がありましたが、子育て支援を総合的に推進するとした国の政策転換により、発展的に解消し、新たに設置しました。 審議会では、今後、年内をめどに対象世帯へのアンケート調査を行います。 それをもとに教育や保育、子育て支援事業の方向性を検討し、平成27年度内に事業計画を決定するスケジュールです。 白鳥市長は、「今後育まなければならない生きる力は、言葉で言うのは簡単だが、真の力をつけるには、大人が関与して全体で支援していく必要がある」とあいさつし、審議会の今後に期待していました。 会長には伊那市子ども会育成会連絡協議会の丸山毅一さんが選出されました。
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伊那市成人式についてのアンケート結果まとまる
今年度と来年度の成人者を対象に行った伊那市の成人式に関するアンケート結果がまとまりました。 集計の結果、来年度の成人者は中学校単位を希望する人が72人、伊那市全体が71人となっています。 アンケートは成人式の時期や開催方法を検討するために市教育委員会が行ったもので、9月30日に市役所で開かれた教育委員会定例会で報告されました。 成人式は、伊那市と高遠町・長谷村が合併した平成18年度からの3年間は、それぞれの旧市町村ごとに実施しました。 その後、平成21年度からは、地区公民館単位の10会場で実施されています。 また時期は旧伊那地域はお盆に、高遠・長谷は正月に実施しています。 今回のアンケートに回答したのは、今年度成人式を終えた294人と、来年度成人式を迎える199人です。 今年度成人式を終えた対象者の回答では、開催方法について、伊那市全体が56人、地区毎が137人、中学校単位が88人となっています。 また、来年度成人式を迎える対象者の回答では、伊那市全体が71人、地区毎が35人、中学校単位が72人で、これまでの「地区毎の実施」よりも伊那市全体と中学校毎が上回る結果となりました。 理由として「多くの人と思い出を振り返れるから」「小中学の友達と再会したい」などの回答がありました。 また、開催日については、来年度成人式を迎える対象者で、旧伊那地区に住む回答者172人のうち、お盆が114人で最も多くお正月は19人でした。 高遠・長谷地区に住む回答者は27人うち正月が16人、お盆は2人でした。 検討委員会では、今回のアンケート結果を重要視しながら、検討を進めていく予定です。
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災害危険箇所パトロール
伊那市は、大雨による天竜川の増水で浸水の恐れがある場所など、市内5か所のパトロールを30日、行ないました。 パトロールは台風シーズンにあわせて毎年行われ、伊那市や伊那消防署、伊那警察署などの関係者、25人が参加しました。 天竜川が決壊した時や、大雨による浸水が想定される区域では、伊那市山寺の伊那市保健センター付近を見て回りました。 ここで想定される浸水は2メートルから3メートルで保健センターの1階は水没することが説明されていました。 今月16日伊那地域を通過した台風18号の影響で被害が出た県道伊那駒ケ岳線は復旧の見通しがたっていない状況です。 またJA上伊那によりますと上伊那の果樹被害額はおよそ3,300万円になるということです。 伊那市では4月から11月までの期間は月2回、保守点検を行い、万一に備えたいとしています。
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殿島団地下水道 市と統合
これまで地域の単独施設で汚水処理をしていた伊那市の殿島団地は平成27年度から市の下水道施設に統合することが決まりました。 30日は、伊那市役所で下水道統合の調印式が行われました。 式には殿島団地を構成している暁野区の岡田裕区長と白鳥孝市長ら10人が出席しました。 殿島団地は下水処理が一般的ではなかった1988年昭和63年に県が造成し市に移管されたもので、団地独自での処理施設があり整備されていました。 現在は180戸、およそ560人が施設を利用していますが、老朽化が進んでいることから市の下水処理施設に統合することになりました。 統合は平成27年度からを予定していて、今の施設は平成28年度中に解体する計画です。
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アルパカを模したイルミネーション点灯
総合学習の一環でアルパカを飼育している伊那市の伊那小学校3年森組の児童は、アルパカを模したイルミネーションを製作し、27日学校で点灯式を行いました。 27日は校内に森組の児童36人と保護者などがあつまり、イルミネーションにあかりが灯されました。 伊那小3年森組は去年12月から南アメリカ大陸原産のラクダ科の草食動物、アルパカを学校で2頭飼育しています。 森組ではアルパカについてたくさんの人に知ってもらおうと、山寺活性化協議会と合同でイルミネーションを製作しました。 骨組みは山寺活性化協議会が作り、児童は光の色を決めたり、電球をまきつける作業を行ったということです。 児童らは、イルミネーションと一緒に写真を撮っていました。 イルミネーションは10月5日から、南箕輪村の大芝高原で行われるイルミネーションフェスティバルに出品し、その後伊那北駅前で展示されます。
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南国の踊り「タヒチアンダンス」ショー
南太平洋の島、タヒチに伝わる「タヒチアンダンス」のショーが伊那市下新田のレストラン梨麻で28日開かれました。 28日は、伊那市のタヒチアンダンス教室「ヘイティアレタヒチ」の生徒らが踊りを披露しました。 タヒチアンダンスは、タヒチの伝統的な踊りで、腰の動きが特徴だということです。 ショーの中で、7歳から12歳までの子どもたちが今月東京で開かれた大会で踊った曲を披露しました。 レストランには50人ほどが訪れ、南国の踊りを楽しんでいました。
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信州ハーモニカ同好会 秋のふれあい演奏会
長野県内のハーモニカ愛好者でつくる信州ハーモニカ同好会の秋のふれあい演奏会が伊那市の伊那文化会館で29日開かれました。 演奏会では県内から38の個人とグループが、国内外の民謡や歌謡曲などを披露しました。 信州ハーモニカ同好会は毎年春と秋に演奏会を持ち回りで開いています。 ある参加者は、「毎回楽しみに参加しています。いろんな人の演奏が聴けるので勉強になります」と話していました。 地元からは3グループが出場し、このうち箕輪町のメープルみのわは「ドレミの歌」を演奏しました。
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朝食レシピコンクール試食審査会
子供たちの考えた朝食レシピの審査会が29日、伊那市長谷の気の里ヘルスセンターで開かれました。 これは、朝食を食べる習慣を定着させようと伊那市食育推進会議が開いているもので今年で5回目です。 集まった朝食レシピは、子ども部門に63作品、親子部門に1作品の、64作品で、29日は書類選考を通過した8作品の内、6作品の調理と試食審査が行われました。 朝食を子ども一人だけで食べている「こ食」の割合が増加していることから今年は、自分の作ったものを家族や友達に食べてもらうことをテーマにした朝食レシピです。 30分間に4人分で2000円以内という制限の中、子どもたちは自分達で考えた料理を作っていました。 オクラマヨネーズを使ったサーモンのムニエルや野菜がたっぷり入ったスープなど短時間で作ることができる栄養満点の朝食が並び全員で試食しました。 審査の結果ごはんがすすむで賞に伊藤乃夏さん。 アイデアいっぱいで賞に石川花音さん これぞ!夏の朝食で賞に清水菜音さん バランスがいいで賞に田中颯君 元気もりもり朝ごはんで賞に市川雅さん 夏野菜いっぱいで賞に岡部真明君が選ばれています。 今回応募のあったレシピは、伊那市の公式ホームページに掲載されることになっています。
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第5回長野県工芸美術展
県内の工芸作品が並ぶ第5回長野県工芸美術展が27日から伊那市西春近のかんてんぱぱホールで始まりました。 会場には、木工や染色、陶芸など32部門の工芸作品142点が並んでいます。 そのうち15作品が入賞作品です。 伊那ケーブルテレビ関係分では、伊那市の三沢節幸さんの陶芸作品「夏の星空」が県教育委員会賞 伊那市の北原正明さんの銅版作品「般若の面」が中日新聞社賞 南箕輪村の磯千恵子さんのパッチワークキルト作品「夢一夜」が長野日報社賞 伊那市の小林恵子さんのパッチワークキルト作品「信濃の空に舞う鳳凰」が伊那市長賞 伊那市の上野忠司さんの木工作品「森のフロアースタンド」が奨励賞を受賞しています。 今回の美術展には、84人から155点が寄せられ、142点が入選し展示されています。 出品者の年齢は、20代から80代、部門も32部門と多岐にわたりバラエティーに富んでいます。 県工芸美術会の木村万岳さんは、「分野によって個性があり、思いがけないものに出会える楽しさがある」と話しています。 第5回長野県工芸美術展は、10月2日まで、伊那市のかんてんぱぱホールで開かれています。
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東部中と高砂中が伊那市で交流
伊那市の東部中学校では、タカトオコヒガンザクラを通して交流している宮城県仙台市の高砂中学校との交流会が28日に開かれました。 交流会は、東部中の文化祭「すず竹祭」の中で開かれ、高砂中の生徒会役員や、教員など14人が初めて東部中学校を訪れました。 高砂中では、学校のシンボルだった桜の木が東日本大震災の時津波で枯れてしまいました。 それを知った東部中学校の生徒たちはさくらプロジェクトを立ち上げ、去年11月に高砂中にタカトオコヒガンザクラを贈りました。 会では、互いに校歌を披露し、高砂中の校歌は合唱部の生徒たちが一緒に歌いました。 東部中は、来年開校50周年を記念してタカトオコヒガンザクラ2本を植樹することになっています。 その桜の木には今後も両校の絆を深めていこうと輝(ひかり)と虹(かけはし)と名付けることが発表されました。 会の最後には、両校の生徒会長が、絆宣言をしました。 東部中と高砂中は、定期的にインターネットを利用したテレビ会議などを行い、交流していくということです。
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伊那中ギネス記録を大幅更新
上伊那の多くの中学校で文化祭が開かれています。 伊那市内の中学校ではギネス記録への挑戦や東日本大震災の被災地の中学校との交流など、各学校で様々な生徒会企画が28日行われました。 このうち伊那中学校では、ローメンを作って並べるギネス記録に挑戦しました。 スタートの合図がかかると、ギネス記録への挑戦が始まりました。 1皿100グラム以上の麺を器と器が接した状態で1列に並べその皿の数で記録更新を目指します。 現在のギネス記録は、福島県浪江町が記録した1,427皿です。 伊那中学校では、資源回収やアルミ缶回収を行い、資金を集めました。 企画には、伊那ローメンズクラブが協力し、調理方法などを指導してきました。 器に盛られた麺は、県計量協会の会員が100グラム以上あるかどうかをチェックします。 中には、運ぶ途中に落としてしまう生徒や、100グラムに満たずやり直す生徒もいました。 スタートからおよそ1時間半、記録更新の時が来ます。 記録更新後も次々とローメンが並べられ、スタートから2時間後には2,300皿を超えました。 集計の結果、途中付箋の数字が抜けていたミスがありましたが、これまでの記録を884皿上回る2,311皿で、見事ギネス記録を更新しました。 作ったローメンは、全校生徒や来場者らで味わいました。 伊那中学校では、28日撮影した映像や写真をギネス事務局に送り、認定を待つということです。