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由紀さおりさん招き童謡で伝える会
歌手の由紀さおりさんを招いた童謡で伝える会が、13日と14日に伊那市内の保育園で開かれました。 13日には、伊那市の富県保育園で、富県や東春近、高遠地区の保育園の保護者や園児を対象に開かれました。 古くから歌い継がれてきた童謡を通して、親子のふれあいやふるさとを思うきっかけにしてもらおうと、童謡のよさを伝える活動をしている由紀さんを招きました。 由紀さんは、めだかの学校や大きな古時計などの童謡を園児や保護者と一緒にうたいながら、歌詞の意味を問いかけていました。 由紀さんは、「ゆたかでたおやかでやさしい響きを持つ日本語を小さなこどもに伝えるには、保護者に歌っていただく以外にてだてがない。童謡を聞いて想像してイメージを広げることは、感性、感受性、情緒感を育てることにつながる。」と来場者に訴えていました。 13日は、保護者・園児合わせて200人ほどが、由紀さんと童謡を歌いながら子育てや言葉の大切さについて思いをあらたにしている様子でした。
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南アふるさと祭り 賑わう
伊那市長谷の恒例のイベント南アルプスふるさと祭りが13日、伊那市長谷の美和湖公園で行われました。 祭りは、中山晶計ふるさと祭り実行委員長の開会宣言でスタートしました。 旧長谷村時代から行われていて、今年で30回目です。 オープニングでは消防団による、「あまちゃんのテーマ」曲などが演奏され、訪れた人は手拍子をして聞いていました。 祭りでは、長谷の7地区による子どもみこしがお囃子の音色に合わせて会場内を練り歩きました。 他に、地元の野菜を使った豚汁や五平餅が販売され家族連れなどが味わっていました。 この売り上げの一部を使い、去年から交流している、東日本大震災の被災地、岩手県宮古市の田老第一小学校の子どもたちに伊那のお土産、「サクラコマ」を送るということです。 中山実行委員長は「祭りを通して地域の絆が深まればうれしい」と話していました。
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池坊伊那支部青年部20周年
いけばなの池坊伊那支部青年部の創立20周年を記念した花展が13日と14の2日間、伊那市のベルシャイン伊那店で開かれています。 会場には、12人の役員による合作をふくめ40点のいけばな作品が並んでいます。 20周年記念花展は、14日まで、伊那市のヘルシャイン伊那店2階文化ホールで開かれています。
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大泉新田地名調査委員会が調査の結果を報告
古い地名の調査を進めている伊那市西箕輪の大泉新田地名調査委員会は、調査の結果を報告書にまとめ、13日地区の区民祭で報告しました。 13日は調査委員会の原正章副会長が報告しました。 報告書には、昔の小字名の由来や地区の歴史のほか、屋号の由来がまとめられています。 大泉新田では同じ姓の家が多いことから、日常生活で屋号が頻繁に使われているということです。 調査の結果、方角を表す東西南北や上中下、本家との関係を示す屋号が多いことがわかりました。 古い地名の調査は伊那市が地域の歴史を後世に残していこうと今年度から進めています。
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荒井神社で奉納こども相撲大会
伊那市荒井神社で13日奉納こども相撲大会が開かれました。 荒井区の小学1年から6年までの児童88人が、神社境内にある土俵で力の入った取り組みを繰り広げました。 この相撲大会は、荒井神社の例大祭にあわせ毎年開かれているもので、今年で32回目になります。 男子は47人、女子は41人が参加しました。 各学年、男女別にトーナメントを行い優勝者を決めました。 土俵のまわりには、保護者も大勢つめかけ、境内には、声援が響いていました。
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中学生ロボットコンテスト南信大会
中学生ロボットの南信1位を決める中学生ロボットコンテスト南信大会が13日伊那市で行われました。 決勝戦は、伊那市の東部中学校と辰野中学校の対戦です。 東部中は、チーム名「機動要塞グングニル」辰野中は、「Kmijima1号」です。 ルールは、直径7センチ、幅4.5センチのリングを指定された場所に水平に置き、高く積み上げるほど高得点となります。 東部中は、ロボットもさることながら操作のコンビネーションもよく、順調に得点をかさね、12対6のダブルスコアで辰野中を下し優勝しました。 大会には、南信地区を中心に北は飯山、南は飯田からも参加があり合わせて6校から21チームが参加し予選リーグと決勝トーナメントが行われました。 中には女子チームもあって、競技の途中にハンダゴテを手に種理する姿もありました。 大会は、中学生の創造力を高めようと開かれていて今年で10回目になります。 11月には、更埴市で県大会が開催されることになっています。
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春近神社で奉納演芸発表会
伊那市東春近の春近神社で12日、奉納演芸発表会が行われました。 春近神社では毎年この時期に、五穀豊穣に感謝する例祭が開かれています。 12日は宵祭りが行われ地区住民が演芸を発表しました。 始めに、およそ250年前から下殿島に伝わる伝統芸能、土蔵獅子舞囃子方保存会による獅子舞が奉納されました。 土蔵の獅子舞は、雌獅子のみが舞うのが特徴です。 また、子どもたちによるお囃子も披露され、おひねりの代わりにお菓子が投げ入れられていました。 舞台では他に、地元の詩吟グループなど10団体による発表もありました。 春近神社の境内には、屋台が並び家族連れなどで賑わっていました。
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全日本エルデストソフトボール大会 伊那で開催
50歳以上の女性チームが出場する「全日本エルデストソフトボール大会」が12日から、伊那市内で始まりました。 大会には、北は秋田県南は熊本県まで全43チームが出場しました。 今回で12回目で、伊那市で開催されるのは平成19年の第6回大会以来2回目です。 12日は、市内7会場に別れ2回戦までを戦いました。 このうち、2回戦から出場の赤いユニホーム「伊那サンフラワーズ」は、茨城県の美野里ビサイレンツと戦いました。 伊那サンフラワーズは、3回の裏に7点を奪われるなど12対1で敗れました。 大会は14日月曜日まで開かれます。
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バラまちフェスタ2013・秋 後藤みどりさんセミナー
10月1日から伊那市の中心市街地で始まった「バラまちフェスタ2013秋」に合わせて、秋にバラを咲かせるための1回目のセミナーが7日、伊那市のいなっせで開かれました。 このセミナーは、春に咲いてから再び秋に多くの花を咲かせるための育て方を学ぶもので、山梨県でバラの苗の専門店を営み、NHKの番組にも出演している後藤みどりさんを講師に招きました。 この日は中心市街地の店先や自宅でバラを育てているおよそ50人がセミナーに参加しました。 後藤さんは「1年先のバラのことを考えて今からできることをやれば、綺麗なバラは咲きます。冬の寒さが厳しい長野県でバラを育てるには、冬から夏にかけての液肥の与え方が最も大切」と話していました。 バラまちフェスタ2013秋は30日まで開かれていて、2回目のセミナーでは、ガーデンデザイナーの白井温紀さんを招いて街角のガーデニングについて学びます。
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水道大口使用者に特割制度
伊那市は、2か月あたり4,000立方メートル以上の水道水を使用している事業者を対象に来年10月からをめどに特割制度を適用させる考えです。 来年度から3年間の水道料金と下水道使用料の改定案を審議してきた伊那市下水道事業運営審議会が11日白鳥孝市長に答申しました。 水道料金と下水道使用量の大きな料金改定はありませんが、水需要の喚起を狙いに大口使用者に対する特割制度「個別需給給水契約」を新たに導入します。 これは、大口使用者と市で取り決めた基準水量を超えて水道水を使用した場合、1立方メートルあたり195円の通常料金を76円に引き下げるというものです。 伊那市水道部によりますと、昨年度実績で12の事業者が該当するということです。 市は、審議会で了承が得られたことから関係条例案を12月の定例市議会に提出し、来年10月からの導入を目指します。 伊那市の下水道事業は、累積赤字が21億8,400万円となっていることから答申書では、附帯意見として健全化計画の着実な実施と経営改善に最大限の努力をするよう求めています。
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池上信子さん「おかげさまの書展」はじまる
伊那文化会館開館25周年事業「伊那文とともに地域のがんばる人応援事業」の第1号受賞者に選ばれた、伊那市在住の書道家、池上信子さんの書展が11日から始まりました。 初日の日は、受賞式とオープニングセレモニーが行われました。 この賞は、地域で芸術活動に取り組んでいる人に送られるもので、池上さんは、半世紀以上にわたり書芸術の研究、後継者の育成に尽力をしたとして表彰されました。 セレモニーの中で池上さんは「長い間書道を続けてこれたのは、良い人と出会うことができたからです」と挨拶をしました。 池上さんは、かな書道を得意とし、昭和55年から伊那公民館で書道教室の講師を務めています。 会場には、昭和48年頃から最近手がけた作品まで、122点が飾られています。 伊那谷を放浪した俳人井上井月の句が作品の半分程を占めています。 池上信子さんの「まあ~はちじゅういちにもなれば。いけがみのぶこおかげさまの書展」は、14日(月)まで、伊那文化会館で開かれています。
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ちずサミット
タブレット型端末器などのデジタル機器を使った地域情報の蓄積、編集、発信の可能性を探ろうと、11日伊那市創造館でちずサミット デジタルコモンズシンポジウムが開かれました。 全国各地で地域づくりをプロデュースしたり、デジタルアーカイブの研究・活用に取り組んでいる5人が講演しました。 会場には、各地の図書館職員や教育関係者が訪れ、講師の話に耳をかたむけました。 地図アプリを制作している京都の高橋徹さんは、これまで手がけたアプリを紹介しました。 古い地図の上にGPS機能で現在地を表示し、自然や歴史を体感できるしくみです。 東京で地域アーカイブの活用について研究している中村佳史さんは、タッチパネルを水平に置く工夫で、複数で情報を楽しむことができ、世代を超えた物語が生まれると話していました。 中村さんは、「デジタルアナログのそれぞれのよさをどういう形で発信するかがポイント。経済と文化の良い関係性を築いていくことが求められる。」と締めくくりました。 シンポジウムでは、ちずを切り口にデジタル機器やデータを使った地域の活動プログラムについてその可能性を探りました。
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まほらいな市民大学 入学式
人づくり地域づくりを目的とした伊那市の生涯学習講座「まほらいな市民大学」の入学式が10日に行われ、73人が2年間の学習をスタートさせました。 伊那市のいなっせで入学式が行われ、50代から80代まで73人の新入生が出席しました。 式辞で学長の白鳥孝市長は「学習意欲にもえて入学したみなさんに2年間を大切に過ごしてもらいたい」と式辞を述べました。 新入生を代表して西町の神山民江さんは「日々の暮らしに追われる中、再び学習できる事に感謝し、社会に貢献できるよう学んでいきたい」と挨拶しました。 まほらいな市民大学は平成10年から始まり、今年は16期生が入学しました。 学生は、月2回開かれる教室で健康、芸術文化、人権、奉仕活動など6つの分野の学習を行うことになっています。
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元記者の八木さん 古い建物で居酒屋&カフェ オープンへ
大阪府出身で、信州大学農学部を卒業した、元新聞記者の八木 択真(たくま)さんは、伊那市坂下に残る築75年の建物を、地域情報発信の拠点となる、居酒屋&カフェとして11日にオープンさせます。 オープンするのは、小沢川沿いにある、昭和13年に建築された元橋場歯科を改装した建物です。 店主の八木さんは、現在34歳。大阪府堺市出身で、信州大学農学部卒業後、産経新聞社の記者になりました。 大学時代に伊那にいた頃から、この地域の魅力を感じていたといいます。 東日本大震発災直後に、現地に八木さんが取材に行き記事を書きました。 仕事は充実していましたが、幸せとは何かを考えるようになりました。 9年間勤めた仕事を辞めて、今年2月に伊那に戻り、この店を開く準備を進めてきました。 森林科学科を卒業した八木さんは、地元の間伐材を使ってカウンターを手づくりしたほか、地元の木工職人に家具の製作を依頼するなど内装にもこだわりました。 2階にもスペースを設け地域の若者が集まる場所にしたいと話します。 「酒とカフェ はしば」は、11日、居酒屋のみの営業でオープンし、カフェは、11月頃から始めたいとしています。
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伊那図書館 ライブラリー大賞候補に
これからの日本の公共図書館のあり方を示唆する先進的な機関に対して贈られる「ライブラリー・オブ・ザ・イヤー」で伊那市の伊那図書館が大賞受賞候補となっています。 ライブラリー・オブ・ザ・イヤーは、東京に本部をおくNPO法人が、2006年から表彰しているもので今年は推薦された24機関の中から、伊那図書館を含む4機関が優秀賞に選ばれました。 伊那図書館は、タブレット端末を使ったアプリケーション「高遠ぶらり」を活用した街中探索や、地域通貨「りぶら」で本と地域商店をつなげる取り組みなどが評価されました。 今月29日に横浜市で開かれる図書館総合展で一般公開の審査が行われ、優秀賞4機関の中から大賞が決定する予定です。
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宮下創平氏の葬儀 14日グレース伊那で
肺炎のため85歳でなくなった元衆議院議員の宮下創平さんの告別式は、14日午後1時から、伊那市東春近のグレース虹のホール伊那で執り行われます。 伊那市の名誉市民で、8期連続で衆議院議員を務め、元厚生大臣の宮下創平さんは、7日に肺炎のため85歳で亡くなりました。 長男で衆議院議員の宮下一郎さんは、「ふるさとを愛し発展を願ってきた父の志を受け継いでいきたいという想いを改めて認識しがんばらねばと感じている」とコメントしています。 伊那市の白鳥孝市長は、「権兵衛トンネル開通促進などに大変精力的にご尽力いただきました。故人の偉大なるご功績に対し、尊敬の念と、感謝の意を捧げます」とコメントしています。 宮下創平さんの告別式は、14日午後1時から、弔問の受付は午前9時からグレース虹のホール伊那で行われ、喪主は長男で衆議院議員の宮下一郎さんがつとめます。 葬儀委員長は、宮下一郎後援会長の小坂樫男さん、副葬儀委員長は、飯伊地区後援会長の唐沢弘文さんと後援会筆頭副会長の塚越寛さんがつとめます。 当日は、伊那市役所の職員駐車場、JA上伊那本所、虹のホール高遠の駐車場から10分毎にシャトルバスが運行されます。 なお、21日に東京都でも告別式が予定されています。
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10月10日はソースかつ丼の日
カツをあげる音、ジュージューの語呂合わせで、10月10日はソースかつ丼の日です。伊那ソースかつ丼会加盟店では10日、割引サービスが行われ多くの客で賑わいました。 伊那市西箕輪にある青い塔。 昼時には市外や県外からも客が訪れ、満席となりました。 青い塔では、10日のソースかつ丼の日に合わせ、ヒレかつ丼を100円引きの1000円で提供しました。 厨房では、従業員6人がひっきりなしに来る注文に追われています。 2006年に発足した伊那ソースかつどん会には18店舗が加盟していてソースかつ丼の日の10日、100円から200円の割引サービスを行いました。 青い塔では抽選でボールペンが当たるサービスもあり、会計後に受け取っていました。
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建設業者が天竜川護岸のゴミ拾い
南信地域の建設業者で作る長野県南部防災対策協議会は25日、天竜川とその支流のごみ拾いを行いました。 「ラブリバー天竜の日」と名付けられたこの河川清掃活動は、毎年この時期に行われていて、今年で23回を数えます。 長野県南部防災対策協議会伊那地区は、国土交通省天竜川上流河川事務所の業務を請け負う建設業者、15社で組織しています。 25日は、伊那・駒ヶ根・飯田の3地区一斉に河川清掃が行われました。 伊那地域では、12社から30人が参加し、天竜川の護岸などに落ちているごみを拾い集めていました。 去年集まったゴミはゴミ袋46袋分で、主に惣菜などの容器が多く捨てられていましたが、今年は30袋と量は減ったということです。 協議会のメンバーは、「自分たちで率先して川をきれいにし、環境美化につなげていきたい」と話していました。
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高遠石工に注目 特別展きょうから
江戸時代、高遠から全国各地に出向き、石仏や石塔などを作った石工の資料を集めた特別展が9日から伊那市の高遠町歴史博物館で開かれています 特別展「高遠石工 鑿(のみ)に込めた想い」は、江戸時代ブランドとして認められていたとされる高遠石工の作品について広くしってもらおうと、企画されました。 会場には、高遠町歴史博物館や図書館、個人が所蔵する資料、89点が展示されています。 江戸時代に高遠藩内の農家では、農閑期の現金収入を得る為に、石仏や石塔作りなどをしていました。優れた腕を持つ人達は、全国各地に出向き、高遠石工と呼ばれました。高遠藩では、石工の活躍により、1856年には、税収のおよそ半分を石工が占めたという事です。 現在確認されているだけで、北は青森県から南は山口県まで19都県で高遠石工によってつくられた石仏があります。 このうち、江戸時代後期に336体の石像をつくった守屋貞治の資料では、伊勢の殿様から菩薩像を作った褒美で受け取った「数珠」が展示されています。 この数珠は、守屋家に代々伝えられ今回初めて、一般に公開されました。 博物館によると、お金の代わりに数珠を受け取った、貞治の無欲さや仕事に対する姿勢を表す品だという事です また、1839年に戦国武将武田信玄の墓の、石垣などを改修した時の仕様書や注文書などといった、石工の仕事について知る貴重な資料が展示されています。 この特別展「高遠石工 鑿(のみ)に込めた想い」は、12月15日まで高遠町歴史博物館で開かれています。
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荒井神社で浦安の舞練習
伊那市荒井の荒井神社の例大祭に向け、地区の小学生が浦安の舞の練習を9日行いました。 9日は荒井区の小学6年生12人が本番と同じ神社の本殿で練習をしました。 荒井神社の例大祭は13日と14日に行われ、児童は神事の中で舞を奉納します。 浦安は心安らかという意味があり、平和を祈る舞と言われています。 練習は9月から8回行ってきたということで、今日が最後です。 毎年指導に当たっている唐沢幸さんは、「背中を丸めないように」「指の先を伸ばして」などと声をかけていました。 児童は、「本番は綺麗で丁寧に踊りたい」と話していました。 13日には巫女の衣装をまとった児童らが伊那市のいなっせから神社までを練り歩き、舞を奉納します。
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まほらいな市民大学 修了証書授与式
伊那市の生涯学習講座、まほらいな市民大学の第14期生の修了証書授与式が9月27日伊那市のいなっせで行われました。 2年間の講座を修了したのは、男性12人、女性47人の59人です。 最高齢者は80歳、最年少者は56歳です。 健康・体力づくり、芸術文化歴史などの6つの分野で各種講座を受講し、2年間で51単位の取得を目指しました。 皆勤者はいませんでしたが、欠席3回までの精勤者は4人、 平均取得単位数は、約34単位でした。 式では、学長の白鳥孝市長からひとりひとりに修了証書が手渡されました。 白鳥市長は、「生涯学習のいしずえ礎がしっかり出来たと思う。生涯現役としてますます活躍してください」と式辞を述べました。 修了生を代表し、伊藤正光さんは、「視野が大きく開けた思いがしている。学んだことを基に原発問題や憲法改正など真実は何かを自問していきたい」と答辞をのべました。
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秋の味覚を楽しむ会
地蜂愛好家などによる伊那谷の秋の味覚を楽しむ会が、7日夜、伊那市の内の萱公民館で開かれました。 食卓には、クロスズメバチの甘露煮、キイロスズメバチの幼虫や成虫の素揚げなど、この地域ならではの秋の味覚がずらりと並べられました。 7日夜は、地元住民や蜂愛好家など50人ほどが集まりました。 味わう会は、毎年、この時期に開かれていて、会員が持ち寄った食材が並びます。 会の最後には、スズメバチの巣をかけたせりも行われ、参加者が次々に落札していました。
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秋の味覚マツタケ 今年は豊作
秋の味覚マツタケ。 去年と一昨年は不作でしたが今年は豊作のようです。 伊那市高遠町でマツタケ料理を提供している竹松旅館ではマツタケ風呂が好評です。 竹松旅館では、香りを楽しんでもらおうと10年前からマツタケをそのままお風呂に入れたマツタケ風呂を提供しています。 去年と一昨年は不作でマツタケ風呂が出来ず、今年は3年ぶりとなります。 竹松旅館では、毎日マツタケコースの宴会が入っていて、午後3時過ぎから準備に大忙しです。 お寿司にすき焼き、土瓶蒸しなどマツタケ三昧の料理が味わえるということで地元をはじめ県外客からも人気のコースだということです。
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イーナちゃんが街頭活動 投票を呼びかける
ゆるキャラグランプリにエントリーしている伊那市のイメージキャラクターイーナちゃんは7日、JR伊那市駅前で投票を呼び掛ける街頭活動を行いました。 イーナちゃんは、ゆるキャラグランプリに今年初めてエントリーしました。 イーナちゃんは伊那市の語呂にあわせ174位を目指していて、7日は、街頭活動を行い、投票を呼びかけました。 帰宅する高校生たちはイーナちゃんと握手をしたりスマートフォンで写真を撮ったりしていました。 ゆるキャラグランプリには全国からおよそ1200体がエントリーしていて、公式HPによると8日の午前8時現在の順位は358位となっています。 投票期間は11月8日までで、ゆるキャラグランプリ2013のホームページから投票することができます。
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高遠しんわの丘ローズガーデンのバラ見ごろ
12日から14日まで秋のバラ祭りが開かれる、伊那市高遠町の高遠しんわの丘ローズガーデンのバラが見頃を迎えています。 しんわの丘ローズガーデンは休耕田を利用し整備したバラ園で、およそ8,800平方メートルの敷地に172種類、2,160本のバラが植えられています。 ローズガーデンは、高遠町が一望出来る場所にあり、今は香りの強いホワイトクリスマスや、散り終わるまでに花の色がオレンジから赤へと変わる、アンネのバラなどといった種類のバラが、一番の見頃を迎えています。 また、ローズガーデンの一部にはアルプスの山をかたどった花壇が新設されています。 バラを管理する伊那市振興公社では、「バラ祭りを前に今が見頃。台風が迫っているので心配」と話していました。 高遠しんわの丘ローズガーデンの「秋のバラ祭り」は12日から14日までの3日間開かれます。
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笠原渉君 柔道全国大会へ
伊那市の柔道教室、創武館の笠原渉君は、14日に東京都で開かれる日整全国少年柔道大会に出場します。 大会は都道府県対抗で行われ笠原君は長野県の選抜チームに南信で唯一メンバーに入りました。 1チーム4年生以上、5人の団体戦で学年、体重別に対戦します。 笠原君は、東春近小学校の5年生で、1年生の時に2歳上の兄と柔道を始めました。 県大会の個人戦では、去年3位、今年は2位の成績を収め、北信越の強化選手にも選ばれました。 今年掲げた目標は全国大会出場です。 8月から選抜チームの合同練習や北信越合宿に参加しています。 笠原君が得意とする技は大内刈りです。 7日は、仲間とひとつひとつの技を確認したり、代表を務める小沢正幸館長と稽古をしていました。 笠原君が出場する日整全国少年柔道大会は14日に東京都で開かれます。
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第12回まちじゅう美術館 入賞者決定
伊那市内の保育園児や幼稚園児から絵を募集し、市内の商店に展示する「まちじゅう美術館」の審査会が7日、伊那市の伊那商工会館で開かれました。 会頭賞には、 上の原保育園かねこここはちゃんの「洋服屋さん」 竜北保育園たつざわけんとくんの「じてんしゃやさん」 東春近中央保育園はらひよりちゃんの「私の家族」 緑ヶ丘敬愛幼稚園おがさわらわかなちゃんの「だいすきなかぞく」 西箕輪保育園たにつぐみちゃんの「お花屋さん」が選ばれました。 まちじゅう美術館は、伊那商工会議所が、市内の商店街の活性化に繋がるように毎年行っているもので、今回で12回目です。 8月から市内全ての保育園、幼稚園26施設の年長園児を対象に募集をしました。 テーマは「わたしの好きなお店」または「わたしの家族」で、621点の作品が寄せられました。 集まった作品は全て、11月1日(金)から24日(日)まで、市内の商店など39店に飾られます。
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特別養護老人ホームみすず「四恩の家」竣工
社会福祉法人上伊那福祉協会により建て替えが進められていた、伊那市美篶の特別養護老人ホームみすず「四恩の家」が竣工しました。 特別養護老人ホームみすず「四恩の家」は、今年3月に第一期工事、80床の運用を始め、第二期工事の40床が1日に竣工しました。 7日は、現地で竣工式が行われ、社会福祉法人上伊那福祉協会の平澤豊満会長ら関係者およそ90人が完成を祝いました。 施設は、鉄骨2階建て免震構造で、延床面積5,223平方メートル、オール電化で太陽光発電となっています。 総事業費はおよそ13億4千万円で、うち7億7千万円を国と県からの補助金で賄っています。 四恩の家は、10人ずつのグループで生活するようになっていて、およそ30畳の交流スペースの周りに個室10室が並んでいます。 個室はおよそ7畳で冷暖房が完備されています。 風呂は共同で、浴室にはリフトなどがついていて、足腰の悪いお年寄りが安心して入ることができます。 入居は8日からで、120床全て埋まっているということです。
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最高気温29.5度 夏日
7日の伊那地域の最高気温は29.5度で、8月中旬並みの夏日となりました。 伊那市の西春近北保育園の園児60人は、JA西春近支部青壮年部の指導で、5月に植えた白毛餅の稲刈りを体験しました。 園児らは暑い中でしたが、ケガをしないように長袖長ズボンで作業をしていました。 7日の伊那地域の最高気温は29.5度、最低気温は14.3度で、寒暖の差が激しい一日となりました。 長野地方気象台によりますと、8日以降は台風24号の影響で天気が次第に崩れていきますが、気温は平年より5度ほど高く、暑い日が続くということです。
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美篶青島 地区内道路に愛称
伊那市美篶青島では地元住民に地域への愛着を深めてもらおうと地区内の道路に愛称を付けました。 伊那市美篶青島は三峰川沿いに広がる地域です。 伊那市教育委員会が市内の古い地名調査を行っていることから、青島住民の矢島信之さんが地元でも地域の歴史に関心を持ってもらおうと区に提案し役員から了承されました。 愛称が付けられたのは、区内を南北に走る道路8本です。 水害から地区を守るとされる、戸隠様に通じる、「戸隠様通り」。 願かけをして草餅を備える風習が残る、草餅地蔵のお堂がある 「御地蔵様通り」。 地域の信仰の拠点、諏訪社に通じる「宮前通り」。 区内の中央を走り青島交流センターに通じる「中道通り」。 赤穂浪士で知られる吉良上野介の使用人で晩年、僧侶となった理鏡が住んでいたとされる円通庵観音堂がある「円通庵通り」。 道祖神の碑が残る四つ角の「辻通り」。 青島に住む北原姓の人たちの墓がある法華堂に通じる「法華堂通り」。 青島区と境区の境界で用水路「横井」が通る「横井通り」。 これら道路に、それぞれゆかりの名を付けたことで地元の人たちが地域の歴史や文化に関心を持つようになったといいます。 愛称が決まった各道路ですが青島では景観を守るため、あえて看板は立てず区民がその名を呼び合いながら定着を図っていきたいとしています。