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第28回書晋展
上伊那の書道指導者でつくる「書晋会」の作品展「第28回書晋展」が、伊那市のかんてんぱぱホールで開かれています。
会場には、会員11人の作品約60点が展示されています。
テーマを設けず、それぞれが得意とする作品を出品しています。
書晋会は、上伊那の書道の指導者などが所属していて、毎年この時期に作品展を開いています。
漢字やかななど、書体も様々です。
こちらの作品は「宴」という文字をくずし、自由に組み立てているということです。
書晋会では「絵画を鑑賞するように様々な文字の形や筆の運びを楽しんでほしい」と話していました。
書晋会の作品展「書晋展」は30日(月)までかんてんぱぱホールで開かれています。
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伊駒流竹扇舞踊会 発表会
現代舞踊の伊駒流竹扇舞踊会の発表会が15日伊那市のニシザワいなっせホールで開かれました。
発表会では、会員15人が30の演目を披露しました。
伊駒流現代舞踊は、演歌に合わせ、歌詞の情景や心情を舞や舞踊芝居で表現します。
伊那市を中心に飯田市、箕輪町、南箕輪村に教室があり、会員は15人です。
2年に1度発表会を開いていましたが、会員の高齢化などにより、自主運営する発表会は今回が最後となります。
今後は地区の文化祭や福祉施設などで発表していくということです。
竹扇舞踊会会主の伊駒康宜さんは「健康維持のためにも活動はこれからも続けていきたい。最後に充実した発表会になった」と喜んでいました。
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上牧区文化祭で250年前の古地図展示
29日に行われる伊那市上牧の区民祭で、250年以上前の上牧の地形が分かる地図、2種類が展示されます。
こちらが上牧区に保管されている地図の写しです。
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諏訪倉庫㈱と伊那市 土地売買の仮契約
伊那市は岡谷市に本社を置く諏訪倉庫株式会社と、土地売買の仮契約を24日に結びました。
この日は市役所で調印式が行われ、諏訪倉庫の小宮山英利社長と白鳥孝市長が土地売買仮契約書を取り交わしました。
諏訪倉庫株式会社は、諏訪地域や上田市、群馬県に倉庫を展開する会社です。
伊那谷に進出する足掛かりとして伊那インター工業団地に土地を取得しました。
仮契約した土地の面積は、およそ5,900平方メートルで、価格は7,200万円です。
鉄骨造2階建ての倉庫を建設予定で、延床面積はおよそ5,300平方メートル、事業費は20億円です。
令和7年度の完成予定で、5人の新規雇用を計画しています。
小宮山社長は「伊那市の発展と県内の物流の安定的な運用に尽力していきたい」と話していました。
白鳥市長は「物流事業に適したこの地で新たなビジネスチャンスを獲得して欲しい」と話していました。
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天竜川流域の河川整備について説明
上下伊那の17市町村でつくる三峰川総合開発事業促進期成同盟会の総会が24日伊那市役所で開かれ天竜川上流河川事務所が天竜川水系河川整備基本方針の改定の審議経過について説明をしました。
天竜川上流河川事務所は天竜川水系河川整備基本方針の改定について説明しました。
気候変動による降雨量増大などを踏まえて国土交通省の社会資本整備審議会河川分科会で改定作業が進められていて、基本方針が改定されると具体的な整備内容を定める河川整備計画の変更が行われるということです。
総会では戸草ダム計画の再開を含めた河川整備メニューの早期見直しを決議しました。
見直しを求める要望書は地元選出の国会議員や県議会議員に手渡されました。
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伊那フィル交響楽団 定演に向け八木さんと合同練習
伊那フィルハーモニー交響楽団の第35回定期演奏会が、11月12日に開かれます。
22日は、本番でピアノを演奏する八木大輔さんを交えてのリハーサルが行われました。
22日の夜は、八木さんの他、指揮者の横山奏さん、伊那フィルのメンバーおよそ60人が集まり、リハーサルが行われました。
神奈川県出身の八木さんは、慶應義塾大学の2年生で、今年7月に開催されたリヨン国際ピアノコンクールで史上最年少優勝を果たした新進気鋭の19歳です。
去年6月に伊那市でピアノリサイタルを開いたことが縁で、今回伊那フィルと共演することになりました。
合同練習はこの日が初めてで、本番で披露するラフマニノフのピアノ協奏曲第3番を演奏し、音の正確さなどを確認していました。
伊那フィルハーモニー交響楽団の第35回定期演奏会は、11月12日日曜日午後2時から伊那文化会館大ホールで開かれます。
入場料は、大人1,000円、高校生以下は無料です。 -
伊那労働基準監督署 成美さんを1日署長に任命
伊那労働基準監督署は、労働災害防止を推進しようと、ご当地タレントの成美さんを23日に、1日署長に任命しました。
23日は、任命式が行われ、松尾直彦署長から成美さんに任命書が手渡されました。
1日署長の任命は、伊那労基署が労災防止を啓発しようと初めて企画したものです。
任命式が終わると、早速管内の事業所を巡回しました。
南箕輪村のJA上伊那「ファーマーズあじ~な」では、秋山直樹店長と一緒に事業所内を見てまわりました。
上伊那では、今年に入り先月末までに労災で123人が4日以上の休業が必要なけがを負っています。
そのうち、転倒によるけがをした人が34人と、全体の3割ほどを占めています。
転倒災害は、特に冬の時期に増える傾向にあることから、伊那労基署は独自に啓発ポスターを300枚作成しました。
ポスターは、管内の事業所に配られることになっていて、早速成美さんが入り口のドアに貼っていました。
伊那労基署では、段差や滑りやすい箇所の改善、整理整頓をし、労災が発生しない職場環境づくりを心掛けてほしいと話していました。 -
伊那地域今朝の最低気温 1.4度
伊那地域の今朝の最低気温は5時7分に1.4度と今シーズン最も低くなりました。
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地域活性化 手良秋祭りを初開催
伊那市手良地区は地域の活性化と多くの世代が交流できるイベント「手良秋祭り」を手良小学校の校庭で初めて開催しました。
会場には28ブースが出店しました。
綿あめや豚汁などの屋台には多くの人が並んでいました。
ほかにゲームコーナーもあり、子どもたちが楽しんでいました。
新型コロナの影響でイベントが延期や中止になり、地域住民が交流する場が減ってきていることから、区長や企画委員会などでつくる手良地区活性化促進会議が秋祭りを企画したということです。
ステージでは高校生バンドの演奏発表なども行われました。
訪れた人たちは音楽に合わせて盛り上がっていました。
手良地区では2024年以降も秋祭りを開催していきたいということです。
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ラジコン草刈り機 実演会
伊那市が導入を進めている、スマート農業事業の一環として、富県新山地区の田んぼでラジコン草刈機の実演会が20日に開かれました。
実演会には、市内の農事組合法人の関係者およそ60人が参加しました。
この日は、傾斜およそ40度の場所で、伊那市が国の交付金を使って購入した2台の草刈機の実演が行われました。
新山地区は中山間地域で急傾斜地が多く、農事組合法人では10人ほどのグループを作り、草刈りを行っています。
傾斜が多い地域の農家の負担を減らし、先端技術を知ってもらおうと実演会を企画しました。
伊那市では、法人などに貸し出し、導入に繋げていきたいとしています。
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伊那ライオンズクラブ 市社協に食品寄贈
伊那ライオンズクラブは、フードドライブで集めた食品を10日に伊那市社会福祉協議会に寄贈しました。
10日は、伊那ライオンズクラブの細田隼平会長らが福祉まちづくりセンターを訪れ、伊那市社会福祉協議会の林俊宏会長に食品を手渡しました。
伊那ライオンズクラブでは、およそ10年前からフードドライブの活動をしています。
今年も1日に上伊那クリーンセンターで開かれた環境展で実施して、レトルト食品や米など232品目、167キロが集まりました。
寄贈された食品は、子ども食堂などで活用されるということです。
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デジタルタクシー精算管理アプリ「DTaM」を全国に普及へ
伊那市がシステムを考案した高齢者が定額で利用できる市街地デジタルタクシ―の精算管理アプリ「DTaM」の地方公共団体への横展開に向けた連携協定の締結式が20日に伊那市役所で行われました。
締結式には、白鳥孝伊那市長とアプリを共同開発をした株式会社マイティ―クラフトの西川博成社長、導入のサポートを行うNTT東日本長野支店の茂谷浩子支店長が出席し協定書に署名しました。
「DTaM」は伊那市の市街地デジタルタクシーで運用されている精算管理アプリです。
伊那市とマイティ―クラフトが共同で開発しました。
このアプリは客が乗車すると運転手が登録カードをタブレットで読み取ります。
目的地で料金メーターをカメラで写すと、自治体が負担する金額を自動で集計し請求を行う仕組みとなっています。
「DTaM」の著作権は伊那市が持っていて、今回の協定によりほかの地方公共団体が導入すると、1団体につき年間13万2,000円が伊那市の収入となります。
白鳥市長は「高齢者の移動手段の支援として全国に展開をしていきたい」と話していました。
マイティ―クラフトの西川社長は「求められる自治体への導入を連携して行っていきたい」と話していました。
NTT東日本長野支店の茂谷支店長は「シンプルな操作で使える仕組みにできたと思う。」と話していました。
「DTaM」は10月から箕輪町で運行しているまちなかタクシーに導入されています。
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昭和8年創業 正藤酒店閉店へ
伊那市の中心市街地、通り町商店街でおよそ90年近く営業を続けてきた正藤酒店が今月末で閉店します。
地元の酒を中心に販売する正藤酒店は通り町一丁目商店街にあります。
店主の山浦邦夫さんが先月、仕事中に足を骨折する大けがを負い、今後営業を続けるのは難しいとして閉店することを決めました。
今月から次女の朝倉朋子さんが会社を休んで母の宏子さんを助けています。
朋子さんは閉店する事が決まった15日に、SNSで投稿をしました。
昭和8年1933年山浦さんの父右三さんが、元々通り町で酒店をしていた人から場所を譲ってもらい店を開きました。
当時は、自転車で富県などに酒を売りに行っていたということです。
昭和37年1962年から現在の店主山浦さんが経営に加わりました。
山浦さんは、お客さんに喜んでもらえる店づくりを第一に考え、営業を続けてきました。
また、商店街の活性化などを目的に2008年から行っている呑み歩きイベントも中心となり開催してきました。
2021年8月に再開発事業に伴い、北に200m移動したこの場所で営業を再開しました。
20日は、閉店を知った人たちが訪れ商品を買い求めていました。
通り町商店街では、隣のニシザワ食彩館通り町店が今年4月に閉店したばかりで、付近の商店主からは、また寂しくなるという声が聞かれました。
正藤酒店の営業は今月31日までで、店内の商品全てが20%オフとなります。
山浦さんは「骨折によるアクシデントがあったため仕方ないと思っている。本当はもう5年はやりたかった」と話しています。 -
中部連合音楽会 小中学生が演奏披露
伊那市内の小中学生が音楽を通して交流する中部連合音楽会が伊那文化会館で19日開かれました。
中部連合音楽会は小学校の部と中学校の部があり、それぞれ学校ごと合唱や合奏を披露しました。
このうち中学校の部には市内6校の中学3年生が参加しました。
伊那中学校は、3年生110人で混声四部合唱を披露しました。
新型コロナの影響で今回は4年ぶりに開かれました。
主催した中部教職員会では「規模の大きな学校、小さな学校それぞれの歌声の良さを感じ、感性を高めあう機会になった」と話していました。
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東ティモールの選手が市民とスポーツ交流
伊那市が東京オリンピックでホストタウンを務めた東南アジアの国・東ティモール民主共和国のスポーツ選手が伊那市を訪れ、市民とスポーツを通した交流を19日行いました。
伊那市を訪れているのは、競泳で東京オリンピックに出場したイメルダ・ベロ選手や、ボクシングでシドニーオリンピックに出場したビクター・ラモス選手など6人です。
19日は、選手が伊那市総合型地域スポーツクラブのバドミントン教室に参加し、30代から70代の参加者と一緒に楽しみました。
伊那市は、市のふるさと大使で東ティモール名誉総領事の北原巖男さんの縁で、ホストタウンを務めました。
事前合宿で伊那市を訪れた際には新型コロナのため直接交流することができませんでした。
今回、改めて交流の機会にしようと、補助金を活用し伊那市が招きました。
19日はほかに、西箕輪のみはらしファームの体験施設やってみらっしを訪れ、りんごジャムづくりをしました。
東ティモールではリンゴは輸入品で、高価な果物だということです。
中にはレシピをメモする選手もいました。
一行は、20日ヨガの体験や長谷中学校の生徒と交流を行い、21日に帰国する予定です。
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アルプスい~なちゃんソフトボールクラブ 県大会優勝
小学生女子ソフトボールチームのアルプスい~なちゃんソフトボールクラブが7日に行われた県大会で優勝し、18日に伊那市役所に優勝報告に訪れました。
この日は監督や選手などが伊藤徹副市長を表敬訪問しました。
アルプスい~なちゃんは伊那市と南箕輪村の小学2年生~6年生15人で活動しています。
7日に小県郡長和町で春季小学生女子ソフトボール長野県大会が開かれました。
8チームが出場した県大会で2年ぶりに優勝しました。
{●唐木海・酒井剛監督}
伊藤副市長は「2028年の国体では伊那市が主会場になるので、国体に出場できる選手になってください」と話しました。
チームは来年3月に京都府で開かれる全国大会に出場します。 -
スワニー 国内初の3Dプリンタ導入
伊那市富県で製品の設計開発を行う有限会社スワニーは、国内初の3Dプリンタを導入しました。
国内で初めて導入されたのは、アメリカに本社があり、世界で初めて3Dプリンタを販売したメーカー3Dsystemsのプリンタです。
このプリンタは、最大で1メートル角の大型部品を作ることができ、樹脂ペレットを溶かして造形していきます。
これまでのプリンタで試作部品を作る際、本来の素材で造形ができず、確認できるのは見た目や形のみでした。
新たに導入したプリンタは、用途に合わせた樹脂ペレットを使うため、実物と同じ、最終形の製品をつくることができます。
また、従来のプリンタに比べ最大10分の1の時間とコストで製品ができます。
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ゴンベエさんラストイヤー
伊那市を拠点に活動するゴンベエさんこと風船遊劇団ゴンベエワールドの矢野正貴さん。
風船を使ったパフォーマンスや手品を披露する大道芸人として25年間にわたり活動してきました。
76歳となったゴンベエさんは元気なうちに自分の人生を変えていきたいと今年限りで大道芸人を引退することにしました。
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上伊那医師会附属准看護学院 戴帽式
伊那市狐島の上伊那医師会附属准看護学院で、半年間の学習の節目としてナースキャップが与えられる戴帽式が18日行われました。
今年4月に入学した72期生20人が戴帽式を迎えました。
戴帽式は、半年間基礎的な学習を終えた学生たちを准看護学生として認める式で、毎年この時期に行われています。
学生らは、ナースキャップをかぶせてもらうと、ナイチンゲールの像からろうそくの火を受け取っていました。
式では看護の精神をうたった「ナイチンゲール誓詞」を朗読しました。
学生は、今後看護についての専門知識を学び、来年2月から上伊那の医療機関や福祉施設で実習を行います。
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長谷小と長谷中がはじめての合同音楽会
伊那市長谷の長谷小学校と長谷中学校による、合同音楽会が18日にはじめて開かれました。
児童と生徒は、練習を重ねてきた歌などを保護者や地域の人たちに披露しました。
合同音楽会は、長谷小学校で開かれました。
最初に、児童と生徒の全員で「はじめようコンサート」を斉唱しました。
合同音楽会は、小学校と中学校が交流できる行事として今年度はじめて開かれたもので、保護者や地域の人も訪れました。
音楽会の様子は近くの特別養護老人ホームサンハート美和にライブ配信されました。
小学1年生は音楽劇を披露しました。
18日は高遠高校の合唱部が招かれ、合唱を披露しました。
最後に全員で「讃歌-長谷」を合唱しました。
合同音楽会では、小中学校あわせて22曲が披露されました。
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新型コロナ週報 上伊那56人 全県473人
新型コロナウイルス感染症の週報です。
18日発表の9日から15日までの定点医療機関あたりの届け出状況は、上伊那は56人で定点あたり7人、
全県は473人で定点あたり5.38人でした。
18日発表となった9日から15日の保健所ごとの定点あたりの患者数は、
伊那保健所は56人、上田保健所で68人、北信保健所で51人、諏訪保健所で49人、
佐久保健所で44人、長野保健所で32人、飯田保健所で28人、松本保健所で26人、
木曽保健所で11人、大町保健所で10人、
長野市で42人、松本市で56人、全県で473人でした。
患者届け出数が、上伊那は定点あたり前回の9人に対し7人、
全県は6.17人が5.38人でともに減少しています。
県内の17日午前0時時点の入院者数は、100人でうち中等症は19人、重症は3人です。
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企業紹介冊子に掲載 学生が企業にインタビュー
伊那職業安定協会が発行する地元企業紹介冊子「上伊那地区企業ガイド」が12月1日に発行されます。
特集として冊子に掲載される「学生による企業へのインタビュー」が17日行われました。
17日は、信州大学農学部1年生の岩間光太郎さんが、東京都に本社を置く携帯電話販売代理店の兼松コミュニケーションズ株式会社の社員にインタビューしました。
インタビューを受けたのは、入社2年目の小島菜々美さんで、窓口での業務を担当しています。
岩間さんは、業務内容や求められる人材などについて質問していました。
伊那職業安定協会は、高校生・大学生向けの地元企業紹介冊子「上伊那地区企業ガイド」を制作していて、このインタビューは特集として掲載されます。
冊子には上伊那の120社が紹介される予定で、そのうちの5社を高校生や大学生が訪れインタビューを行います。
冊子は12月1日に発行されます。
上伊那の高校2年生全員と伊那職業安定協会に登録している大学生に配布されるほか、ハローワーク伊那で見ることができます。 -
救急車2台 入魂式
伊那市の高遠消防署などに新たに導入される救急車2台の入魂式が伊那市の上伊那広域消防本部で17日に行われました。
今回導入した車両は搬送中のストレッチャーの揺れが少なく、赤色警光灯の光を弱く切り替えてまぶしさを軽減できるようになったということです。
現在使っている車両が導入から13年経ち老朽化したため更新され、購入価格は資器材を合わせて2台で5,780万円です。
上伊那広域消防本部の柿木淳一消防庁は「地域の安心安全の為に活用していきたい」と話していました。
車両は伊那市の高遠消防署と駒ヶ根市の伊南北消防署に配備されます。
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オーストラリアの柔道家と交流
伊那市美篶の煌士会柔道教室は、オーストラリアの柔道家ダグラス・ノアックさんを招き、伊那市武道館で9月23日に交流をしました。
ダグラスさんは、オーストラリアの高校の講師で、子どもから大人まで所属する柔道のクラブチームの指導をしています。
煌士会柔道教室代表の大西誠さんとは、東京学芸大学で同じ柔道部に所属していました。
これまではオンラインで交流をしていましたが、ダグラスさんが来日する機会に合わせ、今回教室に招きました。
練習の後は、オーストラリアの文化や練習の様子について話しをしました。
ダグラスさんは、今後、オーストラリアの3か所の柔道教室で指導する予定で、柔道の普及に取り組んでいくということです。
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伊澤修二記念音楽祭に向け合唱指導
伊那市の高遠高校の生徒は、28日に行われる伊澤修二記念音楽祭に向け、東京芸術大学大学院を修了し、合唱指揮者として活躍する黒川和伸さんから、16日に合唱指導を受けました。
この日は、高遠高校の合唱部員21人が、東京芸術大学大学院を修了し、現在合唱指揮者として活動する黒川さんから指導を受けました。
28日に行われる伊澤修二記念音楽祭に向けた事前指導として行われ、本番で披露する曲を歌いました。
黒川さんは、歌詞や解釈を大切に歌うよう指導しました。
伊那市では、高遠町出身の伊澤修二が、東京芸術大学の初代校長を務めたことが縁で、こうした交流を行っています。
伊澤修二記念音楽祭は、28日に行われます。
生徒は、第1部は合唱部として、第2部は市民合唱団として出演します。
音楽祭に向けた指導は、高遠中学校でも行われ、18日には、町内2つの小学校でも行われます。
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もの描く魔女展 22日まで
伊那市内などの女性絵画愛好者グループによる「もの描く魔女会展」が伊那図書館で13日から開かれています。
展示会を開いた女性6人は、上伊那などの絵画愛好家でつくる同塵会に所属する仲間で、女性有志で「魔女会」を作りました。
伊那図書館で3回目となる展示会には、油絵を中心に20点が飾られています。
このうち、南箕輪村の加藤恵理子さんは、今年辰野町小野の御柱祭で氏子が着た衣装をデザインしました。
実際に着たものが展示されていて、肌着に色つきの炭で書いたものだということです。
魔女会では、「この展示会に描いた作品が多くあるので足を運んでもらいたい」と来場を呼び掛けています。
もの描く魔女会展は22日まで伊那図書館で開かれています。
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小学生が職業体験イベント
小学生が職業体験をするイベント「このまちのおしごとごっこ」が伊那市の伊那商工会館で15日、開かれました。
イベントは、体験を通して将来の夢や考える力を養ってもらおうと伊那商工会議所青年部が企画したもので、今回で6回目です。
15日は、地元の企業や団体など21のブースが設けられました。
このうち伊那バス株式会社は、バスガイド体験を行いました。
実際にバスの中で子どもたちが市内の公園や建物などをガイドしていました。
また、商工会議所青年部は、椅子を作る木工体験や裁判を体験するコーナを設けました。
15日は他に、駒ヶ根市と飯田市の商工会議所青年部も参加し、水鉄砲づくりや水引体験を行いました。
また、伊那ケーブルテレビも参加し子どもたちがアナウンス体験をしました。
15日は、およそ190人が参加し、子どもたちは、興味のあるブースを回って体験しながら仕事への理解を深めていました。 -
行者そばまつり賑わう
地元産の新そばをおよそ1か月にわったて伊那市内で堪能できるイベントが15日から始まりました。
初回の15日は、行者そばまつりが内の萱スポーツ公園で行われました。
15日は、あいにくの雨となりましたが、まつり開始の午前10時から多くの人で賑わいました。
伊那市そば打ち名人の会のメンバーらがそばを打ち、釜で茹で、1人前り750円で提供されました。
行者そばは、今から1300年ほど前に修行で内の萱を訪れた行者が一握りのそばの種を置いていったことが始まりとされています。
15日は、およそ900食が用意され訪れた人たちは打ちたてのそばを、辛味大根と焼き味噌を溶いた辛つゆにつけて味わっていました。
伊那市内の新そばイベントは、次回みはらしファームと高遠城址公園で行われます。
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伊那新校 校舎の基本計画を報告
伊那北高校と伊那弥生ケ丘高校を再編統合し、令和10年度開校予定の伊那新校の校舎の基本的な配置などを示す「施設整備基本計画」が15日住民に示されました。
15日は、報告会が伊那図書館で開かれ、長野県教育委員会と設計を担当する2つの建築事務所が施設整備基本計画の概要を説明しました。
基本計画では、伊那北高校の現在の校舎がある場所に新校舎を建設する計画です。
新しい学びに対応した空間として、オープンな講義室や少人数の学習スペースなどを設置する計画です。
県教委と設計を担当する建築事務所では、今年度末までに「基本設計」を策定し、来年度初めの公表を目指しています。
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高遠城址の古地図でアニメーション制作WS
東京芸術大学の准教授らが指導し、参加者が高遠城址公園の古地図を題材にアニメーションを作るワークショップが14日高遠閣で開かれました。
ワークショップは伊那市と東京芸術大学の連携事業の一環で開かれたもので、伊那市内の小学生から高校生、20人が参加しました。
講師は東京芸術大学の押元一敏准教授が務めました。
参加者は、江戸時代の高遠城址の古地図を元に南曲輪にあった日本庭園をイメージしながら絵を描いていきました。
参加者は、池や水、季節などの絵を描き、書き終わった絵は、東京芸大の学生がスキャナーでパソコンに取り込み、編集をしていました。
押元准教授は「地域の歴史を知り、アートにする事で新たな発見に繋げてほしい」と話していました。
ワークショップで制作した動画は、映像作品として芸大生がまとめ、信州高遠美術館などで公開される予定です。