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マロニー(株) 伊那工場竣工
でんぷん麺を製造している食品メーカー・マロニー(株)の伊那工場が完成し、2日竣工式が行われました。
マロニー伊那工場は、小黒川パーキングの西側に建設されました。
工場の述べ床面積は5千平方メートルです。
2日は工場内で竣工式や見学会などが行われました。
マロニーは、大阪に本社を置く食品メーカーで、大阪のほか、浜松、福岡に工場があり、伊那工場は4番目となります。
ジャガイモのでんぷんを原料とするでんぷん麺を主に製造しています。
伊那工場は3つの工期に分け、拡充していく予定で今回の1期完成に伴い、地元から50人を雇用しました。
最終的には120人ほどを雇用する予定です。
竣工セレモニーで河内幸枝社長は、「伊那市や地元の皆さんにあたたかく迎えていただき、嫁入りしたような気分。末永く仲間として付き合って欲しい」と挨拶しました。
白鳥孝伊那市長は、「マロニーを毎日食べて販売促進に寄与したい」と歓迎しました。
伊那工場では、7月下旬から製品の生産を開始する予定です。 -
衣替え 夏服で登校
6月に入り、衣替えのシーズンとなりました。
1日から各地の学校でも衣替えとなり、夏服を着た生徒が登校する光景が見られました。
伊那市の伊那西高校でも1日から衣替えとなり、夏の制服を着た生徒が登校していました。
1日の伊那地域は、朝から小雨が降る肌寒い一日で、最高気温は17度と4月中旬なみの気温となりました。
生徒らは、半そでの制服の上に長そでのカーディガンをはおり登校していました。
ある3年生は、「夏服を着るのは最後になるので大事に着たい」と話していました。 -
さくらの家 エゴマの種まき
伊那市長谷の障害者社会就労センターさくらの家の利用者は1日、施設近くの畑にエゴマの種をまきました。
さくらの家では、近くに住むボランティアや伊那ライオンズクラブの協力で長谷非持の畑で雑穀の栽培をしていて、今年で3年目になります。
この日は、利用者20人が、交代で種まき専用の機械を使ってエゴマの種をまきました。
エゴマは8月下旬から9月頃に収穫できるという事で、秋に収穫祭を行ってみんなで味わい、残りは販売する予定です。
小松幸子所長は「自分達で育てたものを販売する事で、利用者の自信につながれば」と話していました。 -
第1回伊那バラまちフェスタ
伊那市の中心市街地をバラで飾り活性化につなげようと、第1回伊那バラまちフェスタが1日から始まりました。
伊那市山寺から西町までの約1キロに350本、70種類のバラが飾られていて、商店街にはバラの香りが漂います。
これは、伊那市中心市街地再生協議会が行っているもので、期間は今月30日までとなっています。
期間中には、4日(土)にセントラルパークでオープニングセレモニーとバラづくり入門講座、2日(木)と12日(日)にはフラワーアレンジメント教室などのイベントが企画されています。
協議会では、「色とりどりのバラが咲き誇る自慢の街にしていきたい」と話しています。 -
シニア大学OBグループ「栗ごはん」が桜植樹
今年春に、県シニア大学を卒業したメンバー有志が1日、伊那市西箕輪の老人憩いの家西箕輪荘で桜の苗木を植樹しました。
苗木を植樹したのは、今年春にシニア大学伊那学部を卒業したメンバーです。
13人が栗ごはんというグループの愛称で卒業後も活動を続けています。
この日は、西箕輪荘の他に、伊那市長谷の美和湖周辺にも桜を植樹し、合計13本を伊那市に贈りました。
栗ごはんでは、地域の緑化と卒業記念を兼ねて桜の寄贈を決めたという事です。
代表の大島一元さんは、「今後も地球の環境にやさしい活動をグループとして続けていきたい」と話していました。 -
10月に36災害シンポ 開催
三峰川みらい会議の総会が30日、伊那市役所で開かれました。
今年は36災害から50年の節目を迎えることから「三峰川と36災害」と題したシンポジウムを10月に開催します。
総会では、平成22年度の事業報告や今年度の事業計画が示されました。
天竜川水系の洪水を引き起こした36災害から50年の節目を迎えることから今年度は10月に「三峰川と36災害」と題したシンポジウムを予定しています。
三峰川みらい会議の織井秀夫代表は「36災害から50年を迎える。川と災害について改めて考える機会にしたい。」と話していました。
今年度はこの他、伊那市が行っている日本一の桜の里づくり事業についても引き続き協力して力を入れて行きたいとしています。 -
田中優さんが伊那で講演
反原発の立場で執筆などの活動を行なっている田中 優さんの講演会が、31日伊那市のいなっせで開かれました。
田中さんは、「原発に頼らない社会へ」といった著書を多数出版しているほか、ミュージシャンの坂本龍一さんが発起人のNPO法人「ap bank」で幹事を務めるなどの活動をしています。
講演会は、福島原発事故問題を受けて、伊那市の有志などが開いたものです。
田中さんは、チェルノブイリの事故の後、自分の子どもの体調が悪くなった事をきっかけに、原発問題に取り組んでいます。
田中さんは「現在は、パニックになるのではなく、適度に怖がることが必要な状態」と話しました。
田中さんは、「福島在住の人達が県外に避難しようとすると、『裏切り者』『神経質すぎる』などといわれ、避難できない状況にある。今、チェルノブイリを越えるレベルの汚染の中で、福島の子ども達が被ばくしている。」と話し、「本来、国が立ち入り禁止などの措置をとるべきだが、住居や職業を提供するなど汚染された地域から避難できる支援が必要。」と話しました。
また、「脱原発というと、すぐに自然エネルギーと考えがちだが、まず、電気消費量を減らしたあと、自然エネルギーの活用を考えるべき」と話していました。 -
創造館会館一周年記念フォーラム
旧上伊那図書館を改修し、作られた、伊那市創造館の開館一周年記念フォーラムが28日に開かれました。
フォーラムでは、旧上伊那図書館の基本設計者、森山松之助について理解を深めようと、横浜市の職員で、近代建築を研究する古田智久さんが講演をしました。
森山松之助は大正から昭和初期にかけ活躍した建築家で、東京帝国大学を卒業後、昭和3年に建てられた諏訪市の片倉館などの設計などを行いました。
古田さんは、森山の設計について「左右対称にとらわれず変化を好み、自由な発想で設計を行っていた。
建物は親しめるデザインで、くつろげる空間を作り出している」と説明しました。
また、昭和5年に建てられた旧上伊那図書館については、「正面2階と3階にかかる出窓は、当時としては珍しい鋼鉄製の窓枠を使用し、ユニークなデザイン」と話し、「近代モダン建築の建物は、街並みを豊かにする。
これからも愛情を注ぎ、創造館を末長く守ってほしい」と呼びかけていました。 -
韓国の大学関係者が来伊
東日本大震災と福島原発事故の影響で海外からの旅行客が減っている中、韓国の旅行会社は、地元の大学関係者を招いて、伊那市の寺や観光スポットを訪れました。
29日は、韓国の大学関係者や旅行会社など6人が伊那市を訪れました。
これは、震災後、日本への旅行客が減っていることから海外のメディアや旅行会社などに視察、取材してもらい正確な情報を発信してもらおうと現地の旅行会社と長野県が協力して行ったものです
伊那市では、高遠町にある弘妙寺を訪れました。
弘妙寺は、気が出る寺と言われていて韓国の関係者達は、手を広げて気を感じていていました。
また、高く遠くのゴロで多くのプロゴルファーが祈願に訪れているという話を興味深そうに聞いていました。 -
福島で被災地応援花火打ち上げ
伊那市は、8月の伊那まつりにあわせて、東日本大震災の被災地で、応援花火を打ち上げます。
応援花火は30日開かれた定例記者会見で白鳥孝市長が明らかにしました。
被災地応援花火は、東日本大震災の被災地復興への願いを込め行われます。
打ち上げ場所は、未定で、伊那市と友好関係にある福島県の会津若松市か猪苗代町での打ち上げを予定しているという事です。
花火の協賛金は、一口千円で受付は、6月13日までとなっています。 -
そろばんグランプリ・長野
「そろばんグランプリ・長野」が29日、伊那市の伊那商工会館で開かれ、全県から集まった小学生から一般まで175人が腕を競いました。
県商工会議所連合会や県珠算連盟連合会が毎年開いている県大会で、伊那で開かれるのはH6年以来17年ぶりです。
大会には、小学生から一般まで175人が出場しました。
競技は、掛け算や割り算それぞれ20題を3分間で解く問題などが出題され、合計点で順位を決めます。
そろばんは計算力を養うとともに、脳を活性化し集中力も養えるという事で、最近はそろばんの良さが見直され大会に出場する人数も年々増加の傾向にあるという事です。
珠算連盟では、「大会を通してそろばんの良さを多くの人に知ってもらいたい」と話していました。
なお、大会の結果、スクール部門団体戦で箕輪中学校が5団体中2位となっています。 -
大雨の影響 各地で被害
先週金曜日からの雨により、伊那市や箕輪町で、土砂崩れや、倒木があり、道路が通行止めとなりました。
伊那市長谷の鹿嶺高原に続く林道では29日午後2時40分頃に土砂崩れが発生しました。
道をふさいでいた土砂の一部は、29日、撤去されたという事で、30日は、市の職員が、残りの土砂や、他に土砂崩れが発生していないか確認をしていました。
伊那市では、今回、崩落があった場所は、今後も土砂崩れが起きる危険がある為、当分の間、この林道を通行止めにするという事です。
また、箕輪町の南小河内では住宅付近の法面が崩れました
これによるけが人はありませんでした。
現場では、上伊那地方事務所の職員が、現地調査を行っていました。
長野地方気象台によりますと、27日金曜日の雨の降り始めから、今日、午後3時までに、伊那地域で降った雨の量は118・5ミリでした。
気象台では、雨のピークは越えたが、土砂災害が発生する恐れがあるので、引き続き注意してほしいと呼びかけています。 -
伊那市東日本大震災復興緊急支援資金 創設
伊那市は、「東日本大震災復興緊急支援資金」を創設し6月1日から運用を始めます。
東日本大震災復興緊急支援資金は、震災の影響により、経営に支障をきたしている、市内の中小企業を支援する制度です。
<貸付の対象>
●被災地域の事業者と取引関係にあり売り上げが減少した企業
●また、観光業者など震災の影響で、キャンセルなどが相次ぎ、売り上げが減少した企業です
資金は、運転や設備資金を目的に、限度額は2000万円で、貸付期間は、運転資金が8年以内、設備資金が10年以内となっています。
受付は、6月1日から平成24年3月31日までで、保証料は市が全額負担します。
市では、気軽に相談してほしいと話しています。 -
伊那まつり花火 有料席設置
今年の伊那まつり花火大会では、初めて、有料席が設置されます。
30日、伊那まつり花火委員会が伊那商工会館で開かれ、有料席の設置や、去年と同規模の花火大会を実施する事が了承されました。
有料席は、伊那市役所南側にある駐車場の広さはおよそ、670平方メートルの敷地に400席設置される計画です。
料金は一席500円を予定していて、収益は東日本大震災の被災地へ義援金として送るという事です。
花火委員会の川上健夫委員長は、「初めての試みになるが、多くの人に利用してもらい、多くの義捐金を東北に届けたい」と話していました。 -
30日にブレーカーの調査
28日の午後、伊那市西春近の一部の地域で断水となりました。
地区内にある配水地のブレーカーが落ちていたことによるもので、伊那市では30日、詳しい原因について調べることにしています。
伊那市によるりますと、28日の午後3時頃から3時間近く西春近のおよそ500世帯で断水となりました。
地区内にあるブレーカーが落ちていて水を送るポンプが止まっていたということです。
伊那市では30日、漏電などを含め調べることにしています。 -
伊藤真一さん穴窯の器展
伊那市に陶芸窯を構える伊藤真一さんの「穴窯の器展」が、伊那市西春近のかんてんぱぱホールで開かれています。
薪でたく窯の一種、穴窯で焼いた作品を初めて紹介する展示で、会場には200点以上の作品が並んでいます。
伊藤さんは、2009年に伊那市与地に穴窯を構え、2010年からこれまでに3回、作品を焼きました。
今回の展示作品は、3回の制作の中から選んだ器で、およそ半分が花を生ける器、残りは小鉢や皿などの食器です。
この穴窯の器展は30日(月)まで、伊那市西春近のかんてんぱぱホールで開かれています。 -
伊那市消防団水防訓練
出水期を迎え、伊那市消防団は29日、伊那市高遠町の三峰川沿いで水防訓練を行いました。
訓練は、長雨や台風等による河川の増水により堤防の決壊や河川の氾濫を防ぐ方法を学ぼうと毎年この時期に開かれています。
29日は雨の中、班長以上の団員233人が参加し、水害発生時に迅速に対応できるよう基本的な工法を伊那建設事務所の職員から教わりました。
はじめに、基礎となるロープの結び方を学び、実際に竹の棒に縛り付けていました。
土のう作りでは、団員が2人組になって作業を行いました。
担当職員から、袋の中に砂を7分目まで入れ、しっかり袋の口を結ぶようアドバイスがありました。
伊那市消防団では、「今日の訓練を活かし、万が一に備えていきたい」と話していました。 -
伊那市西春近一部で断水
28日午後3時頃から、伊那市西春近の一部で断水となっていて、午後5時30分現在、伊那市が原因究明にあたっています。
伊那市水道部によりますと、断水となっているのは、伊那市西春近上島、下島、東方、村岡の一部です。
原因は、不明です。
午後3時頃、断水となっている地域住民から問い合わせがあり、断水が判明しました。
伊那市では、水道本管破損が原因とみていますが、復旧のめどは、午後5時30分現在でたっていません。 -
高遠町の商店主らが義援金届ける
伊那市高遠町の商店主らでつくる、たかとおカード加盟店会は25日、チャリティーコンサートで集まった義援金を、伊那市に届けました。
25日は加盟店会の櫻井彰会長など3人が伊那市役所を訪れ、東日本大震災と長野県北部地震の被災地に送る義援金15万5,234円を手渡しました。
加盟店会は21日に音楽を通して被災地を支援しようと、高遠町総合福祉センターでチャリティーコンサートを開きました。
コンサートには伊那市の東部中学校合唱部の生徒らが出演し、会場には、約300人が集まりました。
櫻井会長は「被災地復興のために役立ててもらいたい。」と話していました。 -
伊那公園マレットゴルフ場オープン
伊那市の伊那公園マレットゴルフ場が、28日、オープンしました。
28日は、地元の中央区の区長や、関係者など、およそ20人が参加し、オープニングセレモニーが行われました。
伊那公園マレットゴルフ場は、30年ほど前に作られましたが、利用者が少なく、コースは荒れた状態だったという事です。
伊那市中央区のマレットゴルフ愛好者でつくる中央区マレットゴルフクラブでは、街中にあり、より多くの人にマレットゴルフを楽しんでもらおうと、再開に向け、整備を進めてきました。
クラブでは、今年の3月から、土の入れ替えや、間伐材でコースの区切りを作るなどの整備作業をボランティアで行ってきました。
これまでは、公園内に3か所に点在していたコースは、公園の東側、市営プール近くの林に一か所にまとめられました。
セレモニーが終わると、出席者は、新しいコースでプレーを楽しんでいました。 -
ふれあい農園で都会の人達が田植え体験
伊那市高遠町勝間にある都会の人達のオーナー農園「ふれあい農園」で28日、田植え体験が行われました。
勝間のふれあい農園では、東京や埼玉など関東の人を中心におよそ110人が参加して田植えを体験しました。
ふれあい農園は、農作業体験を通して都市と農村の交流を深めようと行われていて、オーナーは田植えと稲刈りを体験します。
収穫後、申し込み1区画につきコシヒカリの玄米60キロがオーナーに届くことになっています。
この日は、およそ13アールの田んぼでコシヒカリの苗を手植えしました。
稲刈り体験は10月に行われる予定です。 -
南アルプス研究会 今年度「ふれあい調査」実施
自然環境を生かした地域づくりに取り組んでいる南アルプス研究会は今年度新たに、地域住民と協働で、自然の中での暮らしや遊びなど身近な自然とのかかわりを調べる「ふれあい調査」に取り組みます。
28日、南アルプス研究会の総会が伊那市長谷の入野谷で開かれ、事業計画が承認されました。
ふれあい調査は、住んでいる地域で自然とどう関わり暮らしてきたか、子どもの時に自然の中でどのような遊びをしてきたかといった自然とのかかわりを調べ、地域づくりにつなげるというものです。
調査は2011年度から2013年度までの3年間で、今年度は予備調査として長谷地域で行います。
今後、住民と検討してテーマを設定し、9月から12月に調査する予定です。
来年度からの本調査では、伊那市内のほかの地域にも呼び掛けたいとしています。
南アルプス研究会の坂井昌平会長は、「研究会は地域住民と共に歩む体制づくりが課題となっている。今年度は住民と協働でふれあい調査を力一杯頑張っていきたい」と話していました。 -
JA上伊那 平成22年度決算 利益減少
JA上伊那の平成22年度の事業総利益は、前の年度と比べおよそ1億3千万円減少しました。
JA上伊那の通常総代会が26日、JA上伊那本所で開かれました。
平成22年度の事業総利益は79億4903万円で、前の年度より1億3697万円減少しました。
これは金融、共済、LPガス、Aコープレギュラー店での減少によるものです。
純利益は1億5155万円で、前の年度より7758万円減少しました。
農畜産物の販売高は145億1384万円で、前の年度より9億7050万円減少しました。
今年度は、去年策定された中期計画の2年目で、計画実現のため事業に積極的に取り組んでいくことが確認されました。
また、環太平洋連携協定TPPへの参加に反対する特別決議も承認されました。
宮下勝義組合長は、「安全・安心・新鮮な農畜産物の生産と販売を通して、農家の手取りの向上を図り、暮らしを応援していきたい」と話していました。 -
春の呑みあるき
伊那谷のお酒を飲み比べることができるイベント「春の呑みあるき」が27日、伊那市の通り町商店街で行われました。
イベントは、商店街を歩きながらゆっくりと酒を味わってもらおうと、酒販店などが毎年春と秋の年2回開いているものです。
27日は、辰野町から飯田市までの12の酒造メーカーが、日本酒や地ビール、ウイスキーなどを提供していました。
イベントでは、1,000円で道中手形とおちょこのセットを購入すると、全ての種類の酒を好きなだけ味わうことができます。
参加者は、それぞれのブースの担当者に飲み方やお薦め品などを聞き、飲み比べていました。 -
伊那保育園で親子でパン作り
伊那市の伊那保育園に通う親子が27日、みはらしファーム麦の家でパン作り体験をしました。
伊那保育園では、毎年この時期に親子で楽しみながら交流を深めてもらおうと、親子レクリエーションを開いています。
園児達は、発酵を済ませた生地に、ハケでタマゴを塗ったり、ゴマやチーズ、チョコレートなどをトッピングしていきました。
初めて作ったという園児がほとんどで、賑やかに作業をすすめていました。
10分ほどで焼きあがると歓声が起きていました。
園児達は早速、焼き立てのパンを味わいました。
伊那保育園の宮下京子園長は「子供達には、楽しみながら食べ物を作ることで、食の大切さを学んでほしい」と話していました。 -
美鈴工房パッチワークキルト展
上伊那地域に10の教室をおくパッチワーク教室「美鈴工房キルト教室」の作品展が27日から、伊那文化会館で開かれています。
会場には、会員40人の作品およそ300点が並んでいます。
美鈴工房キルト教室は、定期的に作品展を開いていて、今回で16回目です。
作品は、クッションとお揃いの柄にしたソファーカバーや、娘の結婚祝いとして作ったベットカバーなど実用的な物の他、ステンドグラスをモチーフにした鑑賞用のものなど様々です。
パッチワークは、使わなくなった布を再利用するのが一般的で、中には着物を縫い合わせて作った物もあります。
美鈴工房パッチワークキルト展は、29日日曜日まで、伊那文化会館で開かれています。 -
伊那浄水管理センター対策協議会
伊那浄水管理センター対策協議会が24日、伊那市役所で開かれ、原発事故による放射能問題を受け、脱水汚泥の放射能検査を来月実施することなどを報告しました。
24日は、伊那浄水管理センターの周辺地区になっている下新田区、上新田区、狐島区の代表者など11人が集まり意見交換しました。
県内の流域下水道終末処理場の焼却灰から微量のセシウムが検出されたことなどから、脱水汚泥の放射能濃度の検査を来月実施する方針を、市が示しました。
また、人件費削減の為に今年10月から実施する水道料金の検針など窓口業務の民間委託について委員からは「災害が起きた際、民間委託で十分な対応がとれるのか」などの意見がありました。
市では、「災害応援協定のような形を結び、極力影響がないようにしていきたい」と話しました。 -
伊那小児童がアユ稚魚放流
伊那市の伊那小学校6年文組の児童が、26日、天竜川にアユの稚魚を放流しました。
26日は、伊那小6年文組の児童33人が、天竜川にかかる大橋の左岸でアユの稚魚を放流しました。
アユは琵琶湖産で、体長は5センチから8センチほどです。
子どもたちは、プラスチックのケースにアユを入れてもらい、次々に川に放していました。
これは、天竜川漁業協同組合が、管内の小学校に呼びかけ毎年行っている事業で、今年は組合員の孫がいる文組に声がかけられました。
子どもたちは、アユは石についたコケを食べること、鮎は香る魚とも書き、スイカのような良い香りがすることなどを教わっていました。
なお、天竜川漁協では、毎年、5トン、60万匹ほどの鮎の稚魚を放流しています。
天竜川の鮎釣りの解禁は、6月25日(土)となっています。 -
藤沢警察官駐在所落成
伊那市高遠町に、伊那警察署藤沢警察官駐在所が新しく建設され、業務が始まっています。
駐在所は、前の駐在所が老朽化していたこと、隣接の長藤駐在所が今年4月から高遠交番に統合されたことなどから、移転新築されました。
国道152号沿いで、前の駐在所より2キロほど南にあります。
3月23日に完成し、すでに業務が行われています。
木造平屋建て、敷地面積はおよそ500平方メートル、床面積はおよそ140平方メートルで、床面積は前の駐在所のおよそ2倍と広くなりました。
事務室には机といすを置いたコミュニティスペースがあり、間仕切りが出来るようになっています。
一般も使えるトイレも設け、床はバリアフリーになっています。
駐在所の所員は1人で、北澤立夫所員は、「パトロールを強化して安心安全な生活の確保に努力し、地域と警察をつなぐ心の掛け橋となるよう努めていきたい」と話していました。 -
赤羽栄子さん押花絵展 「押花と染が出逢って」
伊那市美篶の押花絵インストラクター、赤羽栄子さんの押花絵作品展が26日、伊那市のベルシャイン伊那店で始まりました。
会場には新作を含む80点が展示されています。
押花を始めてから19年、13回目の展示会で、今回は「押花と染が出逢って」をテーマにしています。
染めの作品は8点あります。
刷毛と網で染料を霧の状態にして染める霧染という技法で、赤羽さんが染めた和紙や布を背景に使い、押花と合わせて独自の作品を作り上げました。
今回は、押花しおり体験会を開き、体験料を東日本大震災の義援金にあてるということです。
この赤羽栄子さんの押花絵展は31日(火)まで、伊那市のベルシャイン伊那店で開かれています。
しおり作り体験会は会期中毎日午前11時と午後2時からで、限定200枚となっています。