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文化財防火デーで消防訓練
1月26日の第57回文化財防火デーにあわせて、30日に伊那市高遠町の遠照寺で消防訓練が行なわれました。
訓練は、焚き火の火が、国の重要文化財に指定されている釈迦堂に燃え移る危険があるとの想定で行なわれました。
高遠消防署や地域住民ら30人が参加して、釈迦堂から貴重な文化財を運び出す訓練が行なわれました。
通報からまもなく、消防車両が到着し、ホースを延長して放水しました。
文化財防火デーは、昭和24年1月26日に、法隆寺金堂の壁画を焼いたことを契機に、制定されました。
遠照寺の松井教一住職は、「今作ろうと思ってもできない先人たちの宝があり、子々孫々に伝えていかねばならない。住民や檀家の力を借りて守っていきたい。」と話していました。
高遠消防署の小松研署長は、「後世に伝えるためには、日頃からの防火管理と、こうした訓練が大切」と参加者に呼びかけていました。 -
高校生のための料理教室
高校生を対象にした料理教室が30日、伊那市保健センターで開かれました。
これは、伊那市食育推進協議会が開いたもので、今年で2回目です。
伊那市在住または市内の高校に通う高校1年生から3年生までの13人が参加しました。
料理教室は、進学や就職などで将来一人暮らしをするときに、自分の健康を考え、バランスのよい食事をしてほしいとの願いで開かれています。
調理実習では、主菜、副菜、汁物、ご飯がそろった1食分の献立に挑戦しました。
野菜をたくさん食べられるように茹でた野菜の和え物、煮干しで出しをとるみそ汁などを作りました。
高校生は、食育推進協議会のメンバーから野菜の切り方などを教わり、調理していました。
料理が出来上がると、さっそく試食していました。 -
節分の太巻き 長さギネス挑戦
節分の恵方巻にちなみ、子どもたちが30日、手巻きの太巻き寿司で長さギネスに挑戦しました。
これは、伊那市のベルシャイン伊那店が行ったイベントで、今年で2年目です。
中学生までの子どもたち27人が参加し、太巻き寿司の長さでベルシャイン伊那店が定めるギネスに挑戦しました。
第1回の去年の記録は7メートル19センチで、今年は10メートル以上を目標にしました。
子どもたちは、用意された海苔の前に並び、酢飯をのせ、かんぴょう、卵焼き、穴子などの具をのせました。
みんなで声を合わせて一斉に寿司を巻くと、長い太巻き寿司が出来上がりました。
記録は10メートル53センチで、今回の記録が新たにベルシャインギネスに登録されました。
出来上がった太巻きは切り分けて、参加した子どもたちに配られました。 -
伊那東小学校1、2年生 地産地消について学ぶ
伊那市の伊那東小学校1、2年生は25日、地産地消について学びました。
25日は、県の職員5人と地産地消推進キャラクターの旬ちゃんが伊那東小学校を訪れ、1、2年生に食についての話をしました。
県では、子ども達の地産地消に対する理解を深めることと、学校給食での県内産の食べ物の普及活動に努めています。
このうち2年生およそ130人は、県の職員から「作った人の顔が見える」「旬の味を味わえる」などと、地域でとれた食材の良さなどの話しを聞きました。
また、この日の給食には全て県内産の食材が使われました。
県では、今後も県内各地でPR活動を行っていくということです。 -
伊那市女団連がタオルなど寄付
伊那市女性団体連絡協議会は、会員から集めた古布や未使用タオルなどを市社会福祉協議会に27日、寄付しました。
伊那市女性団体連絡協議会は、毎年古布や未使用のタオルを寄付していて、今年度も会員に呼びかけて集めてきました。
同日は、各女性団体の代表11人がタオルなどの仕分けを行い、伊那市社会福祉協議会に寄付しました。
寄付したのはタオル263枚、バスタオル18枚、古布110キロです。
伊那市社会福祉協議会の小池孝行会長は「大変ありがたい。有効に使わせていただきます」と感謝していました。
このタオルなどは、市内のデイサービスセンターなど福祉施設で活用されるということです。 -
伊那北理数科課題研究発表会
伊那北高校で29日、理数科の2年生による課題研究発表会が開かれました。
伊那北高校の理数科では、毎年2年生が理科・数学の分野から興味、関心のある課題について1年かけて研究をしています。
理数科の生徒は40人で、同日は9つの班が、熱気球やバイオ燃料などの課題について研究してきた結果を発表しました。
ある班は、空気砲について物理の観点から研究しました。
空気砲は、穴をあけた段ボール箱を叩くと空気が飛び出すものです。
穴の面積や箱の劣化具合など条件を変えて実験し、空気の速度がどのように変化するか調べました。
実験の結果、最も空気の速度が速かった空気砲で、ろうそくの火を消す実演も行われました。
西山高志教諭は、「研究を通して、内容だけでなく、研究に対する自主的な姿勢も学ぶことができたと思う」と話していました。 -
KIDS自然エネルギー活用コンテスト
小学生が自然エネルギーの活用事例を発表するKIDS自然エネルギー活用コンテストが、29日、伊那市役所で開かれました。
この日は高遠小学校、西春近南小学校、赤穂小学校の3校が参加して、日頃実践している活動について発表しました。
コンテストは、子ども達に自然活動への意識を高めてもらおうと、伊那テクノバレー地域センター、リサイクルシステム研究会が開いているもので、今回で3回目です。
高遠小4年東組は森について学習していて、間伐の大切さや県産材の良さなどがわかったと発表しました。
西春近南小の4年生は、竹炭づくりに取り組んで感じた、炭作りの苦労や、昔から日本で使われている竹炭の良さなどを発表しました。
発表の後には、子ども達が自然エネルギーを活用したおもちゃ「ウインドカー」づくりに挑戦し、神奈川工科大学の石綿良三教授から説明を受け、組み立てていました。
リサイクルシステム研究会の田中賢明会長は「コンテストをきっかけに、自然活動に興味を持つ子どもが少しでも増えればうれしい」と話していました。 -
バスケ女子日本リーグ 公式戦
バスケットボール女子日本リーグの公式戦が、3年ぶりに、伊那市で開かれました。
29日は、伊那市の伊那勤労者福祉センター体育館で公式戦が行われ、バスケットボールファン700人ほどが訪れました。
バスケットボール女子日本リーグのW1リーグに所属する、白のユニフォーム山梨クィーンビーズと、黒のユニフォームビックブルー東京の試合が行われました。
W1リーグの公式戦が伊那市で行われるのは、3年ぶり5回目となります。
伊那での試合は、山梨クィーンビーズのホームゲームで、クィーンビーズが得点を決めると、会場から歓声があがっていました。
第1・第2クオーター終了後、クィーンビーズは、28対37と、ビックブルー東京に9点差を付けられますが、後半の第3・第4クオーターでは、クィーンビーズの速攻などが決まり、65対58でクィーンビーズが勝ちました。 -
JA上伊那シニアあぐり修了式
中高年を対象にしたJA上伊那のシニアあぐりスクールの修了式が、27日、JA上伊那西箕輪支所で行われました。
27日は、シニアあぐりスクールで、農業の基礎を学んだ修了生に、JA上伊那の春日州一専務理事から、修了証書が贈られました。
シニアあぐりスクールは、定年退職後に農業を始めたいと考えている中高年などを対象に、JA上伊那が4年前から開いている講座です。
講座は、去年7月から今日まで5回開かれ、50代後半から60代の8人が参加しました。
野菜やキノコ・果樹の栽培のほか、農業機具の取り扱いや農業資材についてなど、農業の基礎を学んできました。
JA上伊那では、こうした講座を通してこれからの農業を担う生産農家を育成していきたいとしています。 -
田楽座の公演「ふるさとこよなく」が、2月20日に開かれる
歌舞劇団田楽座の公演「ふるさとこよなく」が、2月20日に伊那文化会館で行われます。
28日は、公演を主催する「田楽座を応援するってもんずらの会」の有賀弘武会長と田楽座のたちかわねむかさんら3人が伊那市役所を訪れ、久保村清一教育長に公演の内容を報告しました。
舞台「ふるさとこよなく」は、2部構成の公演です。
1部は、田楽座の公演ではおよそ30年ぶりとなる芝居仕立てとなっていて、1人のおじいさんの祭りに対する思いを描いています。
2部は、太鼓や篠笛などを用いた民族芸能となっています。
田楽座の公演「ふるさとこよなく」は、2月20日に伊那文化会館で行われます。 -
富県小学校の6年生炭焼き体験
富県小学校の6年生は28日、伊那市富県の炭焼き小屋で炭焼き体験をしました。
炭焼き体験をしたのは、富県小学校6年生20人です。
6年生は、去年4月から山林整備や鳥の巣箱作りなど、地元の山や自然に触れる学習を行っています。
炭焼き体験は、その授業の一環として行われました。
28日は、4月から子ども達の学習をサポートしている地元の有志と、炭焼き小屋を管理しているたかずや炭の会会員の合わせて18人が作業を手伝いました。
児童らは、炭の材料となる薪を、窯がいっぱいになるまで積めていきました。
窯は、4日間ほど火がつけられ、1か月経つと真っ黒な炭になります。
28日は他にも、炭焼き時に発生する煙を冷やして液状化させた木酢液について、会員の説明を聞いていました。
富県小6年生は、来月18日にもきのこの駒打ちを体験するということです。 -
親子で小麦粉粘土遊び
伊那市の竜南子育て支援センターで26日、親子が小麦粉を材料にした粘土で遊びました。
小麦粉粘土は、小麦粉に食紅と食用油をまぜて作る粘土で、小さな子供が口の中に入れてしまっても安全です。
この日は、14組の親子が参加し粘土作りから楽しみました。
小麦粉粘土遊びは、寒くなって外で遊べないこの時期に、子育て講座の一環として行われています。
子ども達は黄色、ピンク、緑の3色の食紅から好きなものを選んで色をつけ、よくねった後、形を作って遊んでいました。
ある母親は、「普通の粘土より軟らかく触りごこちも良いので、子供もよろこんでいました」と話していました。 -
入野谷が市内の受験生を応援
伊那市観光(株)が経営するゼロ磁場の宿・入野谷は、受験生を応援しようと、市内の中学3年生に応援割引券を贈りました。
27日は、入野谷の白鳥博文支配人が長谷中学校を訪れ、3年生全員に、受験応援割引券を贈りました。
これは、射りの矢(入野谷)の語呂にあわせて、矢があたり、志望校に合格しますようにとの思いをこめて、初めて行われたものです。
応援割引券は、入浴料600円が半額の300円となるほか、食事も100円引きのサービスが受けられるというものです。
また、割引券を持参した受験生には、夜食用に、ゼロ磁場の水で仕込んだどら焼きもプレゼントされます。
ゼロ磁場の宿・入野谷では、市内全ての中学3年生659人に、この割引券を贈る予定です。 -
園児が凍み大根づくり
伊那市の竜北保育園園児が26日、冬の寒さを利用した保存食凍み大根を作りました。
凍み大根づくりは、園で収穫したり、農家からもらった大根を無駄にしないようにと行われました。
26日は、年長園児およそ20人が熱湯で煮た大根に割りばしで穴を開け、ワラをとおしてから、外に吊るしていました。
凍み大根は、3月初めころまで園のベランダに吊るしておくということです。 -
校庭の天然リンクでスケート
伊那市の西春近北小学校の児童は、校内の天然リンクでスケートの練習に励んでいます。
校内にある天然リンクは、校舎北側の1日中、陽の当たらない場所にあります。
このリンクは1、2年生専用となっていて、26日は2年生の児童が体育の時間にスケートを楽しんでいました。
広さは縦がおよそ25メートル横が7メートルで、氷の厚さは15センチほどあります。
リンクは毎年保護者がPTA活動でつくっていて、去年水を張り、今年になってから滑れるようになりました。
児童らは、歓声をあげながら、リンクを滑っていました。
校内にある天然リンクでのスケートの授業は、2月下旬ころまで続けられるということです。 -
高遠さくら咲くだるま販売
伊那市の高遠さくらホテルでは今年も「高遠さくら咲くだるま」の販売をしています。
販売しているダルマは高さ12センチと高さ15センチの2種類です。
中には合格鉢巻をしたダルマもあります。
毎年、受験生の保護者が買い求めるということで、去年買った人からは、志望大学に合格したなどの感謝のメッセージが届けられています。
ダルマは、群馬県の高崎市から仕入れたもので、桜の模様が入り、顔には縁起の良い鶴と亀が描かれています。
値段は高さ12センチのものが1000円、高さ15センチのものが1500円となっています。
それぞれ20個を3月中旬まで高遠さくらホテルで販売しています。 -
SO竏鱈ABの新春コンサート
和楽器と洋楽器を織り交ぜ独特の音楽を生みだすSO竏鱈ABの新春コンサートが24日、伊那市のいなっせで開かれました。
会場には、市内外からおよそ200人が集まりました。
SO竏鱈ABは、和楽器と洋楽器を取り入れた音楽グループで上伊那にゆかりのある5人で構成されています。
メンバーは主婦や会社員などで、月に3回ほど集まり練習を重ねています。
長野県内各地で演奏会を開いていて、いなっせでは8回目です。
コンサートでは、グループのオリジナル曲など12曲を演奏しました。
メンバーの1人は「日本の伝統音楽にも様々な可能性があるということを伝えられたと思う」と話していました。 -
伊那市民体育祭 スケート競技
伊那市民体育祭のスケート競技大会が22日、伊那西スケート場で開かれました。
大会は、保育園から一般まで、およそ70が参加し、500メートルや、1千メートルなどの距離で学年別、男女別に別れ、23種目が繰り広げられました。
選手たちは、日頃の練習の成果を発揮し、自己ベストの更新を目指し滑っていました。
ある大会関係者は、「子ども達が、このリンクで沢山練習を行い、将来はオリンピックを目指す選手が出てきてくれれば」と話していました -
高校生対象の就職面接会
この春卒業を迎える高校生を対象とした就職面接会が25日、伊那市のハローワーク伊那で行われました。
就職面接会は、今年の春卒業を迎える高校生を対象にハローワーク伊那が開いたもので25日は、建設業や製造業など4社が参加しました。
25日は、まだ就職が決まっていない上伊那の高校生7人が、企業の人事担当者から企業の概要などについて説明を受けていました。
去年の11月末現在の就職内定者は256人で内定率は81.3%となっています。
これは、前の年の同じ時期を3.1ポイント下回りました。
ハローワーク伊那では、2月8日にも高校生を対象とした就職面接会を計画しています。 -
ジオパークロゴ決まる
南アルプスのジオパークのロゴマークが東京都八王子市の松井紀子さんの作品に決まりました。
これは、南アルプスジオパークをPRしようと南アルプス世界自然遺産登録長野県連絡協議会が募集したものです。
全国から96点の応募があり東京都八王子市の松井紀子さんの作品が選ばれました。
隆起し続ける南アルプスの雄大な山脈を山々の連なりで表したという事です。
南アルプス世界自然遺産登録長野県連絡協議会では、ロゴマークをイベントなどに活用していきたい考えです。 -
NECライティングに補助金の返還を求める
伊那市は、去年11月に伊那工場を閉鎖したNECライティング株式会社に対し、市がNECライティングに交付していた伊那市商工業振興補助金の全額返還を求める文書を出していたことが25日わかりました。
伊那市は今月21日付でNECライティングに対し返還を求める文書を郵送しました。
伊那市が求めたのは平成18年度から平成21年度まで交付した補助金あわせて1億5888万7000円です。
返還期限は今年の3月31日としています。
返還を求める理由として補助金の交付を受けてから5年以内の事業撤退は期間が短く伊那市商工業振興条例の目的に沿っていないこと。
また、工場の閉鎖は商工業の振興、雇用機会の拡大に寄与する機能を喪失したことなどをあげています。
伊那ケーブルテレビの取材に対しNECライティング株式会社では、「内容を確認している状況。法に基づいて対応していきたい」とコメントしています。 -
伊那市でレゲエ祭
国内一線級のレゲエアーティストが集結する伊那レゲエ祭が23日、伊那市の伊那文化会館で開かれました。
オープニングでは箕輪町のダンス教室「DSTダンススクール」の代表とそこに通う子ども達がストリートダンスを披露し会場を沸かせました。
レゲエ祭には2009年と2010年に東京で開かれた渋谷レゲエ祭に参加経験のある13組が出演しました。
このイベントは、伊那文化会館に来館する機会の少ない若者達に足を運んでもらい地域を盛り上げようと企画されました。
会場にはおよそ700人が訪れタオルを回したりして音楽を楽しんでいました。
伊那文化会館では、これからも若者たちに喜んでもらえるイベントを企画していきたい」と話していました。。 -
西春近北小3年生 トマトのハウス栽培見学
伊那市の西春近北小学校の3年生は24日、地域でトマトのハウス栽培している農場を見学しました。
子ども達が訪れたのは、伊那市西春近にある、城倉禾一さんのハウスです。
西春近北小の3年生は、総合学習で通学区内にある工場や店など地域社会について学習し今回の見学もその一環で行われました。
城倉さんは、ハウスの大きさや栽培しているトマトの品種、一日の出荷量等について説明をしていました。
西春近北小の3年生は、これまで学習してきた地域の事についてまとめを行い、2月の授業参観日に発表する予定です。 -
高遠高校音楽専攻 演奏会
伊那市の高遠高校芸術コース音楽専攻の生徒たちによる演奏会が23日、信州高遠美術館で開かれました。
高遠高校では、これまで取り組んできた成果を発表しようと毎年この時期に、芸術コースの発表会を開いています。
3年生にとっては高校生活最後の発表会で卒業演奏会にもなっています。
会場に集まった保護者達の前で生徒たちが、合唱やギターの弾き語りなどを披露しました -
氷上の上でカーリング大会
漬物用の重しを使って得点を競うカーリング大会が23日、伊那市の伊那西スケート場で開かれました。
スケート場を利用し、冬のスポーツで交流してもらおうと伊那市体育協会スケート部が開いたもので、今年で3年目です。
23日は、小学生の部に18チーム、大人の部に13チームが出場しました。
1チーム4人で1人1回ずつ、6メートル先にある円をめがけ、漬物用の重しを滑らせて投げます。
内側の円に入ると20点外側の円に入ると5点、円の外は1点となります。
子ども達は、円に思うように入らず悪戦苦闘しながら、氷の上の競技を楽しんでいました。
また、大人も夢中になって円をめがけて投げていました。
伊那市体育協会スケート部では「これを機に多くの人にスケート場に足を運んでもらいたい」と話していました。 -
伊那消防団の河南分団 防災イベント行う
伊那市消防団の河南分団は、地域の将来を担う子供たちに消防団の役割を伝える防災イベントを23日、伊那市高遠町の河南中央公民館で行いました。
防災イベントには、消防団員と地域住民およそ70人が集まりました。
イベントは、地域の子供たちに防災意識を高めてもらうとともに、消防団の活動を知ってもらおうと行われているものです。
23日は、団員による小隊の編成訓練やラッパ隊の訓練が披露されました。
他にも、ポンプ車1台と小型ポンプ積載車3台が会場に展示され、訪れた人は実際に乗ってみたり、写真を撮ったりしていました。
河南分団の小松守分団長は「自分たちの住み地域を、自分たちで守るという意識を子ども達にももってほしい」と話していました。 -
市民大学でアルプホルン講座
アルプホルンの演奏を楽しむ、まほら伊那市民大学の講座が22日、伊那市のいなっせで開かれました。
学生およそ100人が出席しました。
まほらいな市民大学は、生涯学習の場として伊那市が開いていて、健康、芸術などさまざまな分野の講座が開かれています。
同日は、木曽郡大桑村で活動する大桑アルプホルンクラブの演奏があり、会長の田中昭三さんが話をしました。
大桑村はヒノキを奏でる里づくりに取り組んでいます。
ヒノキを使った楽器作りを検討していたとき、間伐材の形がアルプホルンに似ていたことから、楽器作りが行われたと言います。
クラブは現在会員が100人を超え、各地のイベントで演奏をしているということです。
この日は6曲が披露され、市民大学の学生達は、ヒノキで作られたアルプホルンの音色に聞き入っていました。 -
若者のための就活教室
若者の就職活動を支援しようと、長野県伊那緊急求職者サポートセンターが22日、若者のための就活教室を開きました。
現在仕事を探している40歳までを対象に開かれ、2人が参加しました。
伊那緊急求職者サポートセンターでは、就職活動のためのセミナーを毎週土曜日に開いています。
対象を若者に絞った教室は、去年12月に続いて2回目です。
同日は、若年者就業支援員の須藤晴夫さんが話をしました。
就職活動では、まず自己を知ることが大切で、自分の好きなことや得意なことを書き出し、その理由を考えることが仕事選びのヒントになると話しました。
また求人情報のつかみ方として、親戚や友人、知人から情報が入ってくることがあるため、「自分がどんな仕事を探しているか、周囲にアピールしておくといい」とアドバイスしていました。
参加者は、「就職は資格、経験を求められるので難しい」「まず自分を知ることの大切さを感じた」と話していました。 -
女性だけの婚活イベント チョコレート講座
独身女性を対象にした、バレンタイン応援イベントが、21日夜、伊那市の信州伊那セミナーハウスで開かれました。
この日は、定員いっぱいの20人が参加し、伊那市日影で洋菓子店を経営する柴宏治さんからチョコレート作りのポイントを教わりました。
講座では、柴さんがチョコレート作りを実演しながら、チョコレートを溶かす温度やトッピングなどについて説明しました。
これは、バレンタインデーに好きな人に思いを伝えたいという女性を応援しようというもので、いなし出会いサポートセンターと伊那商工会議所青年部が初めて開いた、女性限定の婚活イベントです。
バレンタインデーの話題にしてもらおうと、チョコレートの起源や種類、味などについても説明していました。
参加した女性達は、違った種類のチョコレートを試食しながら、知識を深めていました。
参加したある女性は「いろんな話を聞くことができて、今までよりも視野が広がった。自分磨きになったと思う」と話していました。
いなし出会いサポートセンターでは「女性限定で最初は心配だったがうまくいったと思う。今後は男性限定のイベントも企画したい」としています。 -
二酸化炭素の排出量削減考える
二酸化炭素削減へ、今実践できる活動について考える「自然ふれあい講座」が、22日、いなっせで開かれました。
講座には、市内外からおよそ20人が参加しました。
講座は、目に見えない二酸化炭素を体感し、二酸化炭素削減のきっかけにしてもらおうと、長野県環境保全研究所が3年前から開いています。
この日はまず、自分の家から出ている二酸化炭素の量がどれくらいか、光熱費やガス代、車の燃料代などをもとに算出しました。
研究所によると、長野県の一般家庭の二酸化炭素排出量は、1か月平均で831キログラム。そのうち、電気を使って出る二酸化炭素は3割を占めています。
この後、グループごとに何をしたら二酸化炭素を削減することができるのかを話し合いました。
ある男性は「やっているつもりでもなかなか結果として出ない。効果のあるものを家で実践したい」と話していました。
環境保全研究所の畑中健一郎さんは「長野県では二酸化炭素の増加が著しい。ひとりひとりが二酸化炭素を減らす活動を行っていくきっかけになれば」と話していました。
長野県環境保全研究所では今後も、二酸化炭素の排出量削減に向け、実際に行動に移してもらえるような講座を開いていきたいとしています。