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新しい公立高校入試についての説明会
令和7年度からの新しい公立高校入試に関する説明会が、23日伊那市の伊那合同庁舎で開かれました。
長野県教育委員会は、今の中学1年生から対象となる令和7年度から新しい公立高校入試制度を導入します。
前期選抜は、面接の他、新たに学力検査が導入されます。
「国語・社会・英語」と「数学・理科」の学力検査が実施され、内容は基礎的・基本的な問題になるとしています。
後期選抜は、学力検査のほかすべての学校で面接が導入されます。
対面による面接が難しい場合は、筆記で質問に答える「紙上面接」が行われます。
新しい公立高校入試制度の内容は県のHPで公開されていて、誰でも見ることができます。
説明会は長野県教育委員会が開いたもので、生徒や保護者、学校関係者など約45人が参加しました。
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伊那食品 菓子で受験生を応援
伊那市の伊那食品工業株式会社は高校受験を控えた春富中学校の3年生へ、合格を祈願したチョコレート菓子を25日プレゼントしました。
25日は伊那食品の塚越亮専務が春富中を訪れ、3年生の代表に新商品のチョコレート菓子「HARUCHICA」を渡しました。
菓子の贈呈は、志望校の合格に向けて頑張っている受験生を応援しようと行われ、近くの神社で合格を祈願したものだという事です。
生徒達へ贈った「HARUCHICA」は、小豆菓子をチョコレートでコーティングしたもので、受験生へ「春は近い!」と応援する気持ちなどを込め名付けたという事です。
贈られた菓子は、3年生125人にひとり3個ずつ配られました。
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労災発生増加 関係者が臨時会議
上伊那地域の去年の労働災害発生件数は、過去10年間で最多となる181人でした。
それを受け伊那労働基準監督署は、24日、臨時の安全衛生関係団体連絡会議を開きました。
会議には、建設業や運送業、林業の担当者など6人が参加しました。
伊那労働基準監督署のまとめ(速報値)によりますと、去年、労働災害で亡くなったのは2人、4日以上休業したけが人は179人で、前の年に比べて25人増加し、直近10年間で最多となっています。
業種は製造業が81人、建設業が27人などとなっています。
事故の内容では、転倒が約3割、はさまれ・巻き込まれが約2割となっています。
年齢別では、60歳以上が全体の約3割、経験年数では、3年未満が約4割となっています。
参加者からは「運送業の転倒事故は荷物の積み下ろしの現場での事故が多い。労災を減らすには依頼主の協力が必要だ」「建設業では担い手の高齢化が課題となっている」などの意見が出ていました。
この会議は、例年4月に開かれていますが、今回労災事故の増加に伴い臨時で開かれました。
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伊那市補正予算 コロナ対策など2億2,600万円追加
伊那市議会臨時会が24日開かれ、農業や福祉事業者を支援する新型コロナ対策など、2億2,600万円を追加する今年度一般会計補正予算案が、可決されました。
物価高騰対策を含む、第32弾の新型コロナ対策の主な事業は、農業者への作付け費用の支援に4,100万円、休業を余儀なくされた福祉サービス事業所の支援に530万円、高校進学を控えた子どもを持つひとり親家庭の支援に220万円などとなっています。
ほかに、高遠さくらホテルの改修に関わる工事費1,500万円などとなっています。
また、国の交付金を活用した出産・子育て応援交付金に4,700万円となっています。
この日提出されたこれら補正予算案は、全会一致で可決されました。
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24日昼過ぎから積雪の予報
24日の長野県南部は強い冬型の気圧配置の影響により、昼過ぎから平地でも雪が積もる予報となっています。
長野地方気象台によりますと、24日は、山沿いを中心に多いところでは20センチから40センチの積雪となり、平地でも雪が積もる予報となっています。
また、24日以降、今季一番の強い寒気が流れ込むため、25日と26日は最低気温が氷点下10度を下回る予報となっています。
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伝統文化親子体験フェスタ
伝統芸能を体験できるイベント「伝統文化おやこ体験フェスタ」が、9日、伊那市のいなっせで行われました。
会場では、南京玉すだれ、和太鼓、獅子舞、阿波踊りのコーナーが設けられ、親子で体験していました。
伝統文化おやこ体験フェスタは、伊那市の歌舞劇団田楽座や地域住民でつくるPO法人ふるさと芸能研究所が開いたものです。
9日は、親子およそ35組80人が参加しました。
南京玉すだれのコーナーでは、田楽座の相楽いつえさんが指導し、すだれの持ち方や技の出し方を教えていました。
相楽さんは、「南京玉すだれは、人寄せの芸です。失敗しても自分が楽しむことで相手を喜ばせることができます」とアドバイスしていました。
参加者は、「難しかったけれど大きく伸ばすことができてよかった」と話していました。 -
高遠高校芸術コース 卒業制作展
伊那市高遠町の高遠高校芸術コースの3年生による卒業制作展が信州高遠美術館で開かれています。
会場には、芸術コースの美術専攻と書道専攻の生徒18人の作品、42点が並んでいます。
美術専攻は12人で、油彩画やアクリル画、12点を展示しています。
美術担当の宮澤洋祐教諭は「長い時間制作する生徒もいて、一人ひとりが最後まで一生懸命取り組んでいた」と話していました。
また、書道専攻の6人は掛け軸や篆刻、硯、30点を展示しています。
6人の合作の書道パフォーマンス作品もあります。
書道担当の松村夕子教諭は「生徒たちは3年間コロナ禍で学生生活を過ごし、発表の機会も少なかった。今回の展示会で地域の方々に作品を見てもらえることに感謝している。」と話していました。
高遠高校芸術コース卒業制作展は、来月5日(日)まで信州高遠美術館市民ギャラリーで開かれています。
市民ギャラリーのみの観覧は無料です。
なお29日(日)には、音楽専攻の生徒による演奏会が高遠町総合福祉センターやますそで午後1時から開かれます。
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上伊那の高校2年生対象 企業説明会
上伊那9校の高校2年生を対象にした、地元企業の説明会が23日に伊那市のいなっせで開かれました。
説明会には、上伊那9校の高校2年生およそ300人が参加しました。
生徒たちは、参加した企業17社のうち、希望する4社を選び、20分ずつ話を聞いていました。
説明会では採用担当のほか、世代の近い若手社員が会社の雰囲気や入社した感想などを説明していました。
主催したハローワーク伊那によりますと、去年11月末現在、
新規高卒者の求人数は764人で、一昨年に比べて174人多くなっています。
求職者数は、生徒数の減少などもあり、312人と一昨年より64人少なくなっています。
ハローワーク伊那では、今回の企業説明会を通して「地元への就職促進につなげていきたい」と話していました。
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三峰川みらい会議 木の伐採作業
河川環境の整備に取り組む三峰川みらい会議は、三峰川の河川敷に生えた木の伐採作業を22日に行いました。
この日は、伊那市富県の河川敷で作業が行われ、三峰川みらい会議のメンバーとボランティアの30人が参加しました。
参加者はチェーンソーで木を切り倒していました。
この取り組みは三峰川みらい会議が、本来の河川環境・景観を取り戻し、親しみやすい河川にしようと行ったものです。
新型コロナウイルスの影響で3年振りに行われました。
伐採された木は、ストーブの薪として、参加者が持ち帰りました。
残った枝や根は、天竜川上流河川事務所の協力で処理されるということです。
三峰川みらい会議では「活動を通して自然を守っていきたい」と話していました。
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西春近北小の児童がスケート楽しむ
伊那市の西春近北小学校では、今年も校舎北側につくられたリンクでスケートの授業が行われています。
西春近北小学校では、陽のあたらない校舎北側に水を張りスケートリンクを作っています。
今年も厚さ15センチほどの氷がはったスケートリンクが完成しました。
広さは、縦18メートル、横9メートルです。
西春近北小学校では、冬のスポーツを楽しんでもらおうと毎年1年生と2年生が使っています。
今年は、17日から授業が始まり20日は、2年生の児童29人が今シーズン2回目のスケートを楽しみました。
児童は、スケート靴を履いて氷の上を歩いて往復したり、周りをゆっくりと滑っていました。
西春近北小学校の1年生と2年生は来月岡谷市のスケート場で授業を行うことになっています。
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西箕輪上戸大文字下ろし
20日は大寒です。
1年で最も寒さが厳しくなる頃とされています。
そんな大寒の早朝、伊那市西箕輪上戸に伝わる小正月の伝統行事「大文字」の柱が地区住民によって下ろされました。
午前5時10分、太鼓が打ち鳴らされると柱が建てられた辻に地域住民が集まってきました。
大文字は、区内の辻に柱を建て厄除けを願う小正月の伝統行事です。
毎年1月14日に建てられ、20日に下ろされます。
20日の伊那地域の最低気温は、2月中旬並みの氷点下5.6度となりました。
住民およそ70人が集まると、大文字下ろしが始まりました。
さすまたを使い、ゆっくりと柱を倒していきました。
長さおよそ13mの柱が下ろされると巾着袋や花飾りが外されます。
大文字下ろしが無事終わると、お神酒で乾杯し、労をねぎらっていました。
巾着袋や花飾りは、各家庭に持ち帰り、一年間玄関や神棚に飾るということです。
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伊那まちBASEで園児服のリユース活動
伊那市荒井の伊那まちBASEで、園児服のリユース活動が始まっています。
リユース活動は、伊那市内の公立保育園のみで、現在は不要になった園児服の回収をしています。
この活動は伊那まちBASEで毎週水曜日にカフェを営業している、西春近の伊藤くみ子さんが企画しました。
伊藤さんは「物価高騰などで家計が苦しい中、みんなで協力して、やさしい伊那市にしていきたい」と話していました。
きょうは、3月に子どもが卒園を迎えるという保護者が園児服を持ち込んでいました。
伊那市指定園児服は、新品を購入すると夏服が1着2,800円、冬服は3,400円となっています。
回収の受付時間は、平日・祝日が午前9時から午後7時、土・日が、午前9時から午後3時となっています。
園児服の配付は、集まり次第行うということで、入園シーズン前を目指しています。
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伊那まつり花火を縮小して1日開催へ
伊那市は今年の伊那まつりは8月5日(土)の1日開催とし、花火大会は同じ日に20分程度に縮小して行う考えを示しました。
18日に市役所で伊那まつり事務局会議が開かれ、各種民間団体の関係者が出席し市が方針を説明しました。
伊那市は今年の伊那まつりについて、現段階では実施する方針で、これまでの2日開催から市民踊りを中心とした8月5日(土)の1日開催とする方針を示しています。
花火の打ち上げについては、規模を縮小して、おどり終了後およそ20分間の閉幕花火として行うとしています。
また市民おどりについては、新型コロナの影響もあり前回2019年の90連およそ4,500人参加より少なくなることを想定し、踊りエリアの縮小も視野に検討していくということです。
事務局会議で示された方針は、年度内に開く伊那まつり実行委員会で最終判断するということです。
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津野祐次さん企画展「信州 麗しき風景」
伊那市長谷の山岳写真家、津野祐次さんの企画展「信州 麗しき風景」が、長谷アルプスフォトギャラリーで開かれています。
会場には、津野さんがこれまでに撮影した風景の写真34点が展示されています。
現在77歳の津野さんは、50年ほど前から中央アルプスや南アルプスを中心に県内の山などを撮影してきました。
津野さんは、年に4回、毎回テーマを変えた企画展を開いています。
今回は、「信州 麗しき風景」と題し、山岳写真だけでなく、四季折々の風景写真を展示しています。
新型コロナで少なくなっていた観光客が、今後戻ってくることを見据え、長野県の魅力を発信するために、まずは地元の人に良さを再認識してもらおうと、企画しました。
会場には、この1年間に撮影した160枚以上の写真を映像で紹介するコーナーもあります。
最近撮った新しい写真も追加されているということです。
企画展「信州 麗しき風景」は、4月9日まで開かれています。
土日・祝日のみの開館で、時間は午前10時から午後4時までです。
入場料は、大学生以上は100円、高校生以下は無料です。
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伊那市内の小学校にも犯行予告メール
伊那市内の複数の小学校に箕輪町にも送られたものと同様の犯行予告メールが19日に届いたことが分かりました。
伊那市教育委員会によりますと、19日午前10時頃、市内の複数の小学校に、「今日から1週間以内に、全国のどこかで通学中の小学生を同時多発的に殺します。この区域もその候補に入りました。」という内容のメールが届いたということです。
16日には、箕輪町にも同じ内容のメールが町内の小学校1校に届いています。
伊那市教育委員会は、保育園や小中学校の保護者に、19日と20日、複数人での登下校を呼び掛けています。
なお、現時点で、南箕輪村の小学校には、犯行予告メールは届いていないということです。
教育委員会は、不審人物や車を見かけた場合、すぐに110番通報するよう呼び掛けています。
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梅の花ほころぶ 早くも春の訪れ
18日の伊那地域の最高気温は11・2度と、3月中旬並みの気温となりました。
伊那市西町では、梅の花がほころび始めていました。
18日の伊那地域の最高気温は11・2度と、3月中旬並みの気温となりました。
伊那市西町では、梅の花がほころび始め、早くも春の訪れを感じさせています。
今週いっぱいは日中の気温が平年より高い日が続く予報ですが、
長野地方気象台によりますと、来週から寒波が流れ込み、伊那地域でも冷え込みが厳しくなるということです。
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高遠石工探検隊 結成
伊那市高遠町の高遠小学校の6年生は、高遠石工講座の受講生と高遠石工探検隊を結成しました。
13日は、探検隊の初めての活動として高遠小学校の6年生31人が、伊那市観光協会が開いている「高遠石工講座」の受講生と、高遠石工の石仏を巡りました。
伊那市高遠町の建福寺では、守屋貞治の石仏を、見学していました。
受講生は「石仏が少し微笑んで見えるのが守屋貞治の石仏の特徴です」などと説明をしていました。
高遠小学校の6年生は、総合的な学習の時間に高遠石工について学んでいます。
このことから、伊那市観光協会に協力を依頼し、講座の受講生と探検隊を結成することになりました。
探検隊の活動は全部で4回を予定していて、高遠石工の石仏を巡るほか、高遠石工研究センターの担当者を講師に呼び、話を聞くということです。
市観光協会の担当者は「世代間の交流もしながら、お互いに学び合ってもらえればうれしい」と話していました。
高遠小学校では探検隊の活動をまとめ、2月の参観日で発表するということです。
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冬の間も鳥にエサを 伊那西小でバードケーキ作り
学校林の再生に取り組む伊那市の伊那西小学校は、冬の間でも小鳥がエサを食べられるようにと、バードケーキづくりを17日に行いました。
この日は、全校児童60人が、6班にわかれ、バードケーキを作りました。
バードケーキは、鳥のエサのことで、今回は小麦粉をラードで固めた練り餌を作りました。
児童たちは、小麦粉やナッツ、3年生が育てたひまわりの種を袋の中で混ぜ合わせ、そこにラードを入れて練っていきました。
伊那西小学校では、学校林の松枯れが課題となっていて、その原因となる虫を食べるアカゲラという鳥を呼ぶ活動をしています。
アカゲラは、木の実は食べないということですが、ほかの小鳥が多く生息する場所に集まってきます。
そのため、学校林にほかの小鳥が集まるように、去年からバードケーキづくりを行っています。
小鳥にとって厳しい寒さとなる冬は、エサも少なくなり、命を落としてしまうことが多いため、安心して冬を越してもらおうというねらいもあるということです。
この日は、伊那市民大学で鳥について学んでいる大学院生2人も、バードケーキづくりを体験していました。
児童たちは、材料を練ったあと、まつぼっくりに詰めていきました。
この日作ったバードケーキは、今週中には校内の木に設置するということです。
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寒さを利用して日本酒の寒仕込み
17日朝の伊那地域の最低気温は氷点下5.3度で、2月下旬並みの寒さとなりました。
伊那市高遠町上山田の株式会社仙醸では、冬の寒さを利用して日本酒を仕込む「寒仕込み」がピークを迎えています。
今朝は杜氏4人が、酒米 金紋錦を使った純米大吟醸の仕込みを行っていました。
米が蒸しあがると、ベルトコンベアの上で冷ましていきます。
冷ました米はパイプを通り、タンクの中に入れられます。
このタンクの中には水と麹が入れられていて、1か月ほどかけて発酵させます。
仕込みの際、タンクの中の温度が高いと雑味が出て品質が下がってしまうため、寒さを利用し米を冷ますことが重要になるということです。
仙醸では9月から4月にかけて仕込みを行いますが、大吟醸や純米大吟醸は、寒さの厳しい12月から2月に行うということです。
金紋錦の純米大吟醸の仕込みは、20日まで3日に分けて行われます。
仙醸の寒仕込みのピークは2月まで続くということです。
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東京芸大生が市内の中学生に合唱指導
伊那市内の中学校の合唱部が、東京芸術大学の学生から合唱指導を受ける講習会が14日と15日に開かれました。
14日は、東京芸術大学で声楽を学んでいる学生4人が春富中学校を訪れ、部員に発声や歌い方を指導しました。
発声練習では、「良い姿勢を意識すること」と「お腹から息を送ること」をポイントに指導していました。
この講習会は、高遠町出身の伊澤修二が、東京芸術大学の初代校長を務めていたことが縁で始まった伊澤修二記念音楽祭関連事業の一環で開かれました。
新型コロナの影響で3年ぶりとなった今回は、春富中学校のほかに東部中学校でも指導を行いました。
合唱部では、「この講習会で学んだことをいかし、夏の大会に向けてスキルアップしていきたい」と話していました。
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伊那の農林資源活用で事業展開
伊那市の農林資源を活用し新しい事業を行う伊那農林アクセラレータープログラムの初会合が14日伊那市創造館で開かれました。
初会合では公募により伊那市から採択された企業など6団体が企画した新しい事業内容について発表しました。
このうち東京都の電子部品製造会社ティエスビー株式会社は副業として、伊那地域の農産物を使い電子レンジで温めるだけで食べることが出来る食品を開発し全国の社員食堂で販売する事業を発表しました。
伊那市長谷でマウンテンバイクのツアーを行っている株式会社トレイルカッターはコースを拡大し伊那市を世界的なマウンテンバイクの観光地にしていきたい、と構想を語っていました。
伊那農林アクセラレータープログラムは地域づくりの専門組織で東京を拠点に活動している「インスパイア」と伊那市が協力して行っているものです。
プログラムでは各企業などが、発表した事業を実践し3月に成果を報告する計画です。
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「高遠藩の遺産」県立歴史館で開催
千曲市屋代の長野県立歴史館で令和4年度冬季企画展が2月26日までの日程で、1月14日から始まりました。
企画展のテーマは「高遠藩の遺産」最後の藩主が残したもの。
およそ150年前、高遠藩最後の藩主としてこの地を治めた、内藤頼直の遺物とともに、郷土が生んだ人材に焦点を当て、3章からなるコーナーで紹介しています。
一般公開を前に13日に行われたセレモニーには、県立歴史館笹本正治特別館長や、白鳥孝伊那市長らが参加し、オープンを祝いました。
展示は、最後の高遠藩主、頼直が京都へ上る際、高遠の家臣らに残していった武具や道具など様々で、個人宅に今でも残る遺物を展示しています。
また、信州の教育の礎を築いた学問所「進徳館」のコーナーでは、藩が人材を、宝として敬ってきたことなどをうかがい知れる展示になっています。
県立歴史館学芸部 河野智枝さんに話を聞きました。
長野県立歴史館 冬季企画展「高遠藩の遺産」は2月26日まで。
空間デザイナー池上典さんによる高遠城の再現図を展示したコーナーなども見どころです。
期間中にはご覧のイベントを予定しているほか、江戸・大正時代の絵図から学ぶ展示、「千曲川・梓川はこう変わった」を開催しています。 -
伝統行事 羽広の獅子舞
伊那市西箕輪羽広で410年続く伝統行事「羽広の獅子舞」が、15日に仲仙寺に奉納されました。
新型コロナの影響で、3年連続で規模を縮小して行われました。
午前9時、雄獅子と雌獅子による舞が始まりました。
ゆったりと両手を広げて舞う「肇国の舞」です。
厄を払う、幣の舞です。
羽広獅子舞保存会によりますと、この舞を仲仙寺で披露するのは初めてだということです。
ほかにも剣を使い悪魔を打ち払う「剣の舞」など、6つの舞が披露されました。
羽広の獅子舞は市の無形民俗文化財に指定されていて、羽広区の住民でつくる羽広獅子舞保存会が受け継いでいます。
今年は保存会の会員およそ50人が参加したということです。
羽広の獅子舞は新型コロナの影響で、例年行われている区内の家をまわる戸毎舞を中止にするなど規模を縮小して行いました。
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無病息災を願う「せいの神」
伊那市西箕輪の農業公園みはらしファームで正月飾りを燃やして無病息災を願う「せいの神」が15日行われました。
せいの神は、歳神様がなまったもので、ほかの地域ではどんど焼きと言われています。
12本の竹を使って組んだ櫓は高さ14.7メートルになるということです。
訪れた人たちは無病息災を願っていました。
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上戸の小正月行事 大文字建て
伊那市西箕輪上戸に伝わる小正月の伝統行事、大文字建てが14日行われました。
朝4時半、大文字建ての始まりを告げる太鼓が鳴らされると上戸の住民が集落の三ツ辻に集まってきました。
住民が持ち寄ったのは色紙で作った巾着で大文字に飾りつけます。
長さ約15メートルの柱が担ぎだされると集まった人たちが飾りつけをしていました。
飾り付けがおわると道祖神が祀られている辻で、さす又や縄を使い、柱建てが行われました。
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来年度予算編成 市長査定始まる
伊那市の来年度当初予算案の市長査定が13日から始まりました。
市役所で始まった市長査定は、冒頭のみ公開されました。
白鳥孝伊那市長は「コロナ禍の中で不安要素はたくさんある。不安要素を払拭するためにも、新型コロナ対策や物価高騰について、予算編成の中では意識をしながら進めていきたい」とあいさつしました。
予算編成の基本方針として、「すべての福祉に漏れがない取り組み」や「物価高騰への対策とポストコロナに向けた施策の展開」などをあげています。
予算化を検討する主な事業は、地方創生の取り組み、新産業技術の推進などとなっています。
市長査定は、2月上旬まで行う予定で、来年度の当初予算案は2月中旬に発表されます。 -
モバイルオフィス企業募集
伊那市は、キャンピングカーで寝泊まりしながら仕事ができるモバイルオフィス「IVMO」の試験運用を去年8月から行っています。
本格運用する4月からの、県外の企業や個人事業者の募集を始めています。
4月からの本格運用を前にポスターとチラシを制作しました。
14日から東京都で開かれる移住定住に関するイベントに参加し広報活動を行う計画です。
動くテレワークの拠点として伊那市が去年8月から試験的にスタートさせたモバイルオフィスは、企業や移住希望者を対象に、市内の様々な場所で寝泊まりしながら仕事や地域交流などをすることができます。
12日までに大都市圏から10社45人がモニターとして参加しています。
利用者からは、「非日常的な環境で仕事をすることでテレワークの生産性があがった」「チームの結束が高まった」などの声が寄せられたということです。
モバイルオフィスは、3月までお試し期間として利用料金は無料となっています。
本格運用となる4月からの利用料金については現在検討しているということです。
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新型コロナ 上伊那207人含む県内2,140人感染確認
長野県内で13日、新たに上伊那地域の207人を含む2,140人の新型コロナウイルスへの感染が確認されました。
また県は新型コロナ患者10人の死亡を発表しました。
県、長野市、松本市の発表によりますと感染が確認されたのは、伊那保健所管内は207人、諏訪保健所管内で224人、上田保健所管内で219人、長野保健所管内で202人、飯田保健所管内で200人、松本保健所管内で173人、佐久保健所管内で146人、北信保健所管内で69人、大町保健所管内で61人、木曽保健所管内で21人、長野市374人、松本市244人の合わせて2,140人です。
県は基礎疾患がある65歳以上の9人と65歳未満の1人、合わせて10人の死亡を発表しました。
午後4時現在、県内で感染が確認されたのは41万4,127人で入院は606人、死亡は751人です。
12日午後8時現在の確保病床使用率は52.6%となっています。 -
伊那地域で氷点下8.4度 今季最低
12日の伊那地域の最低気温は氷点下8.4度と今季最低を記録しました。
この寒さで、伊那市の西春近北小学校の校舎北側につくられたスケートリンクは、全面に氷が張りました。
12日は西春近北小2年生の児童が凍ったリンクの様子を見ていました。
リンクは縦18メートル、横9メートルあり、厚さ15センチの氷が張りました。
毎年1・2年生がスケートの授業を行っていて、授業は1月16日から始まり、2月中旬まで行われるということです。
12日の伊那地域は午前7時21分に氷点下8.4度を記録し、今季最低となりました。
日中の最高気温は午後3時に12.7度を記録し、最低気温と最高気温の差は20度と寒暖差のある1日となりました。
長野地方気象台によりますと、13日の最低気温は12日に比べて3度ほど上がり、最高気温は同じか高くなるということです。
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創業スクール卒業生が新規開業
伊那商工会議所の伊那地域創業スクール卒業生が伊那市荒井にフィットネス&ピラティススタジオを新規開業します。
スタジオの名称は「プレザント」で伊那市のいなっせ前のビル1階に開業します。
11日はオープンを前に店内がお披露目されました。
プレザントを開業するのは伊那市の健康運動指導士福澤一利さんです。
プレザントではスタイルの維持などに効果があるとされるピラティスマシンを使った運動ができます。
市内の運動施設に勤務していた福澤さんは新規開業を目指し去年の11月に伊那商工会議所の伊那地域創業スクールを受講しました。
スクールではこれまでの経験を生かしたビジネスプランを作成するなどして卒業後スタジオを構えることとなりました。
フィットネス&ピラティススタジオ「プレザント」は15日開業で初回体験料は税込み5,000円、不定休で営業時間は午前9時から午後8時となっています。