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上伊那在住外国人共生ネットワーク第2回講演会で災害時、自分たちに何ができるかを考える
上伊那在住外国人共生ネットワーク第2回講演会12日、が伊那市駅前ビル「いなっせ」であった。行政の防災担当者や国際交流ボランティア関係者など約20人が参加。阪神淡路大震災や新潟県の震災で外国人被災者を対象とした情報伝達支援などのボランティアに携わってきた多文化共生センター大阪の田村太郎さんを迎え、災害時、自分たちのできる支援のあり方について考えた=写真。
同ネットワークは災害時に言語の違いなどから情報伝達が遅れる在住外国人への防災支援を目的として昨年2月、上伊那全体で発足した。それから1年を経て、今回はその節目として、実際に自分たちにできることを考えるため、同ネットワークに参加する伊那市のNPO法人伊那国際交流協会の主催で講演会を開いた。
田村さんは「災害直後はみんな助け合おうとするが、避難所に入ってから日がたつに連れ、ぎすぎすしてくる。そのため、避難所でのトラブルをいかにして未然に防ぎ、避難所での死者を出さないかが大切」と指摘。阪神大震災や新潟県の震災や多言語支援センターを発足した経過を話しながら、多言語で情報を発信することは単なる情報伝達に留まらず、その言語を使う人たちの安心感につながることを説明。また「情報を提供することもすごく大切だが、いかにそこでトラブルなく、みんなで長く生活できるかが一番大事」と語り、ちょっとした文化の違いが大きなトラブルへと発展していくため、ルールを翻訳して張り出すなどといった取り組みが必要であることを示した。
また、普段から外国人も含めた防災訓練などを積極的に行い、どんな災害があるかという情報を伝えるとともにその時どう対処すればいいかといった情報を合わせて提供することで、外国人は災害弱者から支援者側に回ることができることを示し「もっと外国人の力や知恵を借りるべき」とした。 -
きさらぎ友好杯剣道大会 少年剣士ら技術磨く
第15回きさらぎ友好杯剣道大会(伊那剣心館主催)は10日、伊那市の県伊那勤労者福祉センター体育館で行った。岡谷市を加えた上伊那地域の少年剣道クラブやスポーツ少年団など計10団体から約200人の剣士が集まり、各部門で熱戦を展開した。
互いの剣道技術を磨き、交流を深める目的。小学1・2年、小学3・4年、小学5・6年、中学の部の計4部門で、ぞれぞれ男女別の予選リーグ、決勝トーナメントを展開(小学1・2年は男女一緒)。小さな剣士たちは、大きな掛け声とともに、日ごろの練習で培った技術を披露し合った。
伊那剣心館の熊谷進会長は「大会の少ないこの時期に子どもたちに試合経験を積ませてあげたいとの保護者の思いで始まった大会。他団体との交流を通じ、子どもたちも刺激を受けながらけい古に励んでいるので、これからも続けたい」と話していた。 -
伊那市と新宿区が地球環境保全協定を締結
伊那市と友好提携を結ぶ新宿区は10日、市役所で「地球環境保全協定」の調印式を開いた。森林整備で二酸化炭素(CO2)の吸収量の増加、自然体験や住民交流の機会を確保するねらい。
連携事項は▽CO2の吸収量を増加させるための森林保全▽木材資源の有効活用▽自然との触れ合いや環境学習竏窒ネど。有効期間は5年間で、双方から申し出がない限り更新される。
小坂市長は「都市間との提携で、地球温暖化を防止する意義は素晴らしい。取り組みは心強く、頼もしい。森林を通じて友好を図っていきたい」、中山弘子区長も「区民にとって自然との触れ合いや環境学習の機会が持てることは幸せ」とそれぞれ述べ、今後の取り組みに期待した。
新宿区は06年2月、省エネルギー環境指針を策定し、2010年のCO2排出量を1990年比5%増に抑えると設定。森林整備への財政や労力支援で、区内で排出したCO2を相殺したい考え。歩道の防護さくなど間伐材の有効活用も検討する。
まだ具体的な内容は未定で、08年度に詰め、09年度から本格的に取り組む。
森林整備をするのは市有林2800ヘクタールのうち、間伐時期が来ている40縲・0年生の森林。市は年間1500万円をかけて20縲・0ヘクタールを手入れしているが、協定の締結でさらに森林整備を促進させる。
式後、関係者は「市民の森林(もり)」のますみケ丘平地林を視察した。 -
赤羽栄子押花絵作品展 ベル伊那・12日まで
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伊那市美篶笠原の押し花絵インストラクター赤羽栄子さん(52)の作品展「押花の無限の魅力」は12日まで、同市日影のベルシャイン伊那店2階文化ホールで開いている。風景画を中心とした新作35点を含む105点を展示販売している。
同ホールでの個展は昨年に続き4度目となる。永遠のテーマという「水」を題材に、県内外の滝や渓谷を表現した力作を出品。身近にある山や自分の庭で採集した草花を使い、四季折々の美しい風景を押花絵にしている。
昨年から挑戦しているという、切り絵とのコラボレーション作品「南アルプス春便り」「にりんそうの咲く頃」なども並べた。赤羽さんは「切り絵のシャープな魅力に押花のしなやかさが加わり、新しい表現の世界が広がった」と話している。
入場無料。午前10時縲恁゚後6時(最終日は午後4時まで)。
来場を呼びかける赤羽さん -
上伊那中学生ロボットコンテスト アイデア光る
第5回上伊那中学生ロボットコンテスト(上伊那技術・家庭科教育研究会主催)は9日、伊那市駅前ビルいなっせであった。下伊那の1校を加えた計11校から49チームが参加し、アイデアを凝らしたロボットで得点を競いあった。
競技は、独自のロボットで紙筒を相手陣地により多く運んだ方が勝ちとなる「リングサザエ」。紙筒を2本の腕で挟み込んだり、ベルトコンベア式のアームで取り込んだりするタイプなど、出場したそれぞれのロボットのアイデアが光った。
4ブロックの予選トーナメントを行い、各ブロック上位チームと審査員推薦チームの計16チームで決勝トーナメントを繰り広げた。優勝はロボコン初出場となった高遠中の「アニメ同好会」。小回りがきく小さな本体と紙筒を多く取り込む長いアームが、競技で力を発揮した。
主将で3年の油井孝舟君(15)は「始めは勝てるかどうか不安だったが、1勝して手ごたえを感じた。あとは全力を尽くしただけ」と優勝を喜んだ。 -
みはらしファームのひなまつりを前に草の家で「さき織り雛(ひな)」作り講習会実施
伊那市西箕輪の農業公園「みはらしファーム」で3月2日、「みはらしファームのひなまつり」が開催されるのを前に、同ファーム内にあるさき織り、草木染め体験施設「草の家」では今月、「さき織り雛(ひな)」作り講習会を毎週日曜日(10、17、24日)に実施する。
布を裂いて織る「さき織り」の着物を着たペアのおひな様を作る講習会。頭にはギンナンの実を使い、着物はさまざまな色の中から選ぶことができる。
また今年は、手軽にできる「ころころ雛」作りも実施。さき織り雛より小さく、簡単な作りとなっている。
体験料はさき織り雛が1組1200円、ころころ雛が500円。さき織り雛は購入することもできる。
時間は午前10時縲恁゚後4時。
講習会は本番の3月2日にも実施する予定で、この日は先着50人に「おひなさまのしおり」を贈呈する。
問い合わせは伊那香織・草木染工房「草の家」(TEL74・1837)へ。 -
西箕輪南部保育園で地域でお世話のなった人に感謝する会
ありがとうを伝えよう竏窒ニ、伊那市の西箕輪南部保育園(塚本晶子園長)の園児らは8日、今年度お世話になった地域の人たちを招いた「感謝の会」を開いた。保育園の畑作りに協力した農家や園舎の修繕などをしてきた人など6人を迎え、感謝の気持ちを伝える歌や踊りを披露するとともに色紙をプレゼントした。
地元住民の協力のもと、さまざまな貴重な体験をしてきた園児たち。同会はその感謝の気持ちを伝えるために企画した。
最初に全員で歌を歌った後、各クラスごと踊りや歌、けん玉などをステージで披露。その後、園児らは「トウモロコシおいしかったよ」「保育園の修理をしてくれてありがとう」などと感謝の気持ちを伝えながらお礼のメッセージを書いた色紙をプレゼントした。
また、給食も一緒に食べ、さらに交流を深めていた。
子どもたちをリンゴの収穫体験に招待した白鳥喜志子さん(73)=伊那市中条=は「この1年、園の子どもたちが元気に成長する姿を見られ、とても嬉しかった」と話していた。 -
気になる子どものとらえ方と支援のあり方を考える講演会開催
気になる子どものとらえ方と支援のあり方を考える講演会が9日、伊那市役所であった。信州大学教育学部附属教育実践総合センターの准教授で臨床心理士の上村恵津子さんを講師に迎え、子どもの気になる行動には、どんな意味があるのか、また、それをどのようにとらえ、支援していけばよいのかなど、市保育協会員や一般など約250人が考えた=写真。
保育協会が毎年この時期開催している勉強会で、今年度は軽度発達障害や問題行動などの目立つ子どもとどう接し、支援していけばよいのかを学ぶ講演会を企画した。
講師の上村さんは、自閉症や行動障害の児童が問題行動をとるのは、言葉でうまく伝えられないメッセージや、理解してもらいたいことなど、その子なりの理由があることを説明。「これは自閉症の子どもに限らず、いろんな子どもたちに言える」とし、「私たちはその問題行動からどうやってそのメッセージを読み取るかが大切になる」と語った。
その上で、その子が問題行動を起こすまでに至った行動を分析をするための手法として、ABC行動分析を紹介。問題行動を起こした時の先行状況、その時の問題行動、それによって生じた結果、因果関係を一つひとつ明らかにしていくことで「子どもの問題を誘発した原因が見えてくる」と説明。「子どもの伝えたいことを分かるためには、それを受け取る私たちのコミュニケーション能力が求められることにもなる」とした。 -
小浦武志さんのテニスクリニック 伊那市で
日本テニス協会ナショナルチームゼネラルマネージャーの小浦武志さん(65)指導による硬式テニスの技術講習が9日、伊那市の高遠ホリデイドームであった。全国大会2年連続出場の駒ヶ根スポーツ少年団のメンバーら約30人に対し、瞬発力を鍛える基礎トレーニングの方法を教えた。
松本市の「スポーツショップハマ」が5年前から毎年、小浦さんを招いて開く技術強化のための講習。同スポーツ少年団の活躍を契機に今回、初めて南信地区で開催した。講習には、このほか同地区の高校で教える部活動顧問らも集まり、指導方法を学んだ。
小浦さんは、本格的な指導者を目指し、1979年、兵庫県宝塚市にテニスカレッジを開校。ジュニア育成に力を注ぎ、伊達公子選手をはじめ、多くのプロ、アマチュア選手を育ててきた。現在は全国各地で講演し、テニスの普及に努めている。
小浦さんは「これからも各地で頑張っている選手や指導者たちに新しいトレーニング方法の情報を伝え、少しでも育成強化に役立ててもらえれば」と話していた。
子どもたちに基礎トレーニングの方法を教える小浦さん -
上伊那中学生ロボコン きょういなっせで
第5回上伊那中学生ロボットコンテスト(上伊那技術・家庭科教育研究会主催)は9日、伊那市駅前ビルいなっせ6階ホールで行う。上伊那の10校、下伊那の1校の計11校から51チームが出場予定。年々参加校数は増えており、関係者は大会の盛り上がりを期待している。
独自のロボットを2人1組で操り、紙筒を相手陣地により多く運んだ方が勝ちとなる競技「リングサザエ」で競う。主流となっているベルトコンベアのアーム式を中心に、生徒たちのアイデアが光るロボットが集まり、熱戦を展開する。
大会は、4ブロックで予選トーナメントを開き、各ブロックの上位2チームと審査員が推薦した2チームの計16チームで決勝トーナメントを繰り広げる。
午前9時開会式、同9時30分から競技開始。
熱戦を展開した前回大会(伊那中学校) -
伊那 - 木曽連絡バス「ごんべえ号」4月に運行開始
伊那市と木曽郡木曽町は4月1日から、伊那竏猪リ曽連絡バス「ごんべえ号」の運行を開始する。1日4往復で、広域的な交通ネットワークを生かした生活圏や地域交流などの広がりに期待する。
「ごんべえ号」は、06年2月に権兵衛トンネルが開通したことから新設。ルートは伊那バス本社前竏猪リ曽病院(運行距離43キロ)を結び、伊那中央病院、みはらしファーム、権兵衛峠伊那口、日義木曽駒高原、木曽福島駅など11の停留所を設ける。伊那バス本社前の発車時刻は午前6時55分、8時55分、午後1時25分、7時10分で、乗車時間は1時間16分。運賃は150縲恊迚~。観光に加え、通院、通学、高速バスや特急の乗り換えなどに利用できる。
1年間は試行期間で、利用状況などを検証し、本格運行に結びつける。市は「観光やビジネス、地域交流の楽しみ方が増える」と利用を促す。市報「いな」3月号で地域住民に周知する。
「ごんべえ号」は「伊那地域における新たな交通ネットワークシステム構築のための検討会」で検討。運行は民間バス会社に委託する。観光客らを対象にしたアンケートでは、地元住民の興味は非常に高く、運行時間やルート、運賃の設定次第で、観光、ビジネス、通院など相当数の利用が見込める結果だった。 -
伊那市、市内の保育園と子育て支援センターなどに「110番非常通報システム」導入
伊那市は本年度、市内の公立保育園と子育て支援センターなど30施設に、「110番非常通報システム」を導入する。緊急時、今回設置する非常ボタンを押すと県警本部へ110番通報され、同時に周囲へ緊急事態が発生していることを告げる緊急警報が鳴り、ランプが点滅する。直接県警へと通報されることとなるため、警備会社などを通して通報する従来の装置より迅速に対応できることがメリット。現在対象施設への取り付け工事を進めるとともに、県警本部に設置承認を申請中で、運用開始は3月初めを目指す。
同事業は安全な保育環境の整備を目的として市が昨年11月から進めてきたもので、07年度市町村合併特例交付金の全額交付を受けている。
対象となる施設は市内の公立保育園全園と子育て支援センター、母子通園訓練施設「小鳩園」で、各保育室、リズム室ごと非常ボタンを設置。また、装置の設置とともに通報装置を導入していることを周知する看板を各園の外に取り付けることで、犯罪発生の抑止力をより高めたいとしている。
誤報防止のため、非常ボタンは床から約170センチの位置に設置し、普段はプラスチックカバーで覆われている。
装置の取り付けが完了した竜西保育園の春日由美子園長は「延長保育などの時は職員の体制も若干手薄になるため、こういう装置が備わったことは心強い。そうはいっても女性が多い職場。保護者の方にも安心していただけるのでは」と話していた。 -
西箕輪北部保育園でわらべうたと童謡を母親らに伝える
わらべうたを知らないお母さんたちにもわらべうたを知ってもらおう竏窒ニ伊那市の西箕輪北部保育園(塚本晶子園長)で7日、「わらべうたと童謡を楽しむ会」があった。同保育園の保護者約15人が、普段園児らが取り組んでいるわらべ歌遊びを実際に体験。わらべ歌の柔らかな響きを楽しみながら、童心に帰ってわらべ歌遊びを楽しんだ=写真。
お年寄りから子どもたちへわらべ歌遊びが伝えられる機会も少なくなる中、同園では昨年より、音楽講師で子どもたちにわらべ歌遊びを伝えている大井みゆきさん(47)=南箕輪村神子柴=を迎え、園児らがわらべ歌遊びに取り組んできた。そんな中、今回は母親にもわらべ歌遊びを知ってもらい、家で子どもと一緒に楽しんでもらおうと会を企画。大井さんを講師に迎え、園児らが普段遊んでいるわらべ歌遊びを体験してもらうことにした。
大井さんは「日本に伝わるわらべ歌には良いものが多い。また、それぞれの遊びにはルールがあり、歌をしっかりと聞いていなければならないため、子どもたちは遊びを通して協調性や静かに聞く姿勢、集中力も身に付けていく」と説明。そして実際にいくつかのわらべ歌遊びを紹介し、保護者らが体験。
この日参加した清水みどりさん(西箕輪)は「やってみると意外と楽しかった。自分が小さい時にやったことのないものばかりだったが、家でも子どもと一緒にできればいいですね」と話していた。
大井さんは「わらべ歌遊びは生活の中で生まれたもの。その中には大切なことを学ぶ要素がたくさんある。そのことを保育士や保護者のみなさんにも知ってもらえれば」と話していた。 -
西駒山荘管理人
伊那市西春近
宮下拓也さん(31)西駒山荘は大正2年(1913年)の箕輪町の中箕輪尋常小学校の遭難を契機に、駒ヶ岳北の将棋頭山の山頂近くに設けられた歴史深い山小屋だ。その管理人となって8年、山小屋として使用される7月中旬から10月中旬までの間、この小屋に滞在し、訪れる登山客を迎え入れている。
山の気象条件の中で毎日異なる表情を見せる素晴らしい眺望に加え、初夏から秋にかけ、山小屋の周辺ではさまざまな高山植物が咲き誇り、刻一刻と変化していく。また、秋の紅葉は鮮やかに山を彩り、一足早く冬の訪れを告げる。
「同じ日の出でも、毎日全然違う。花にしても、空にしても。初夏から秋にかけて、それが分かるのは、やっぱりここに住んでいる特権なんだと思います」と語る。
◇ ◇
西駒山荘が市営となったのは1971年のこと。駒ヶ岳ロープウエーの開業により、桂小場からの登山ルートを利用する登山者が減少し、山小屋の経営が難しくなったためだった。以降、夏の間の管理は信州大学農学部の学生寮の寮生たちに委託。同学部の寮生だった自身も、大学2年生から卒業まで、この小屋の管理に携わった。しかし、自分が卒業した後、寮生の数が減少。山へ登ろうとする学生も少なくなり、寮生だけで小屋の管理をしていくことが難しくなった。
「それなら自分が管理人となってみたらどうだろう」。
もともと大学卒業後は山小屋の仕事をしたいと考えていたこともあり、ふいにそんな考えが浮かんだ。その後、市に申し出て、2001年から西駒山荘の管理人を任されることになった。
◇ ◇
学生のころ、バイトで小屋の管理をしたこともあったが、約3カ月間ここに住み込み、管理するということはその時とは全く異なるものだった。学生のころの滞在期間は長くてもせいぜい5日ほど。また、訪れる登山者も少なかった。
「そのころは寮生もそういうものだと思ってました」と笑う。
しかし、管理人になってからは、訪れてくれた登山者に、できる限りここの良さを知ってもらえるよう、限られた環境の中で工夫を重ねるとともに、安全な登山に臨んでもらうための情報提供などに心掛けてきた。
「山小屋は最後の灯台のような道しるべだと思うし、お客さんもそれを求めてやってくる。やっぱり、ここに泊まってくれたお客さんには安全な登山を楽しんでほしいから。あと、こんな辺鄙(へんぴ)な所まで来てくれたお客さんに『こんなに良い所なんだよ』ということを、お知らせできればと思うんです」と笑顔を見せる。
そんな思いが伝わったのか、ここ数年、常連登山者の数も増えてきた。 -
「ふるさと講座」西箕輪で 人権教育について学ぶ
伊那市の「まほらいな市民大学」と市公民館運営協議会は9日、西箕輪公民館で人権教育をテーマとした「ふるさと講座」を開いた。市民大学の学生や一般住民ら約120人が参加。市内などに住む外国人らを迎え、「国際化の中で縲恊lと人の心をつなぐ」と題して話した。
パネリストは中国からの留学生身元引受人の有賀延春さんと信州大学農学部の学生、鄭鵬さん=伊那市=。豪州出身の英会話講師のピーター・マコーマックさん=同市=、元県男女共同参画センター館長の馬場よしこさん=同市=、ミャンマー出身のイ・イーモさん=諏訪市=の5人。
各パネリストが日本に来て感じたことを紹介。イーモさんは「自分の考えを自由に言えることに驚いた。外国に出てみて、自分の国のよさやわるさが初めて分かった」。鄭さんは「中国、韓国、日本には漢字という共通の文化がある。これを生かしていきたい」などと話した。
各国での親子、家族の関係については、マコーマックさんが「長女がアフリカ人と結婚したが宗教の違いは関係なかった。親が子どもの幸せを願うということは、世界各国で共通している」と訴えた。 -
伊那署 少年指導委員ととも立ち入り補導活動
伊那署は2日夜、同署管内の少年指導委員5人とともに管内のパチンコ店と飲食店の計4店で立ち入り補導活動を行った。少年らの健全育成に障害を及ぼす行為を防止するためで、委員らが営業者に対して適切な指導をした。
パチンコ店や飲食店で抜き打ちの立ち入り補導をした。パチンコ店では、店内外に18歳未満・高校生の入店を禁止することを示した掲示があるかなどを確認。飲食店では未成年の立ち入りがあるかなどを指導した。
少年指導委員は無報酬。非行少年などの補導、営業者、成人などによる少年の健全育成阻害行為に対する注意や助言などの協力要請などを目的に活動する。
パチンコ店で指導活動を展開する委員ら -
伊那市防災会議
伊那市防災会議(会長・小坂樫男市長)は6日、市役所で行われた=写真。国土交通省、警察署、消防署、交通機関関係者ら委員約30人が出席し、法律の改正などに伴う市地域防災計画の変更内容を承認した。今後、県と協議しながら計画の変更内容を正式決定する。
主な変更として、「避難所の耐震化」の項目が「地震防災上緊急に整備すべき施設の計画」に加わった。市は08年度から、基幹避難所である学校体育館で耐震化を終えていない施設の改修を始める。
このほか、指定公共機関の「日本郵政公社信越支社」の名称変更や、水防警報の警報基準の変更竏窒ネどを盛り込んだ。
会議では「諏訪湖・天竜川河川激甚災害対策特別緊急事業」の現地視察があり、委員が天竜川の河川工事の現場を見て回った。 -
上伊那の主要渓流へアマゴ放流
16日の渓流魚釣り解禁に向け、天竜川漁業協同組合(上條純敬組合長)は7日から、アマゴの成魚を放流し始めた。3日間かけ、上伊那の主要渓流数10河川に体長約25センチ、重さ約100グラムの成魚700キロ、7千匹を放つ予定だ。
初日、伊那市では小沢川、小黒川、藤沢川など5河川13カ所でアマゴを放流した。組合員らがバケツから流れの穏やかな場所に放つと、アマゴは元気よく体を踊らせながら流れの中に姿を隠していった。
関係者は「本年は雪深く、河川上流部へは入れず、下流から中流部にいるアマゴを狙うことを勧める。今シーズンは昨年と比べ、河川工事の数が減ったため、水のにごりが少なく、釣果は期待できる」と話している。
漁協は3、5月、同主要河川にイワナの成魚を放流する計画だ。
遊漁料は、一日券千円、年間券6千円、中学生券300円、小学生以下無料。
伊那市の南沢にアマゴの成魚を放流する組合員ら -
横山光一さんが市へ自作のつぼ2点を寄贈
伊那市西春近の光風会員・横山光一さん(77)は7日、公民館活動で陶芸に出合い、30年間取り組めたことに感謝し、自作のつぼ2点を市へ寄贈した。
作品は、辰砂窯変長壺(しんしゃようへんちょうこ)「歓喜」(高さ38センチ、幅28センチ)と、緑釉(りょくゆう)窯変長壺「幽寂」(41センチ、30センチ)。自ら原料の石の粉や釉薬、酸化銅を調合し、オリジナルの色を作り出している。辰砂は失敗が多く、焼き物の中で出しにくい色の一つとされるが、思うように赤色が出ない難しさがおもしろさでもあるという。
電子部品会社を経営する横山さんは1978年、地元公民館の陶芸教室に通い、陶芸の基礎を習った。その後、自分のかまを設けて作品を作り続け、昨年6月にはこれまでの集大成として信州高遠美術館で個展を開いた。
小坂市長は「公民館活動がきっかけで、趣味を続けていることは意義がある。情熱がなければできない」と話した。
今後、つぼは市長応接室などに飾るという。 -
西春近公民館 押し花クラブ作品展
伊那市の西春近公民館の「押し花クラブ」の作品展は20日まで、伊那市中央区の中部電力伊那営業所ギャラリーで開いている。同ギャラリーでの展示は初めて。メンバー8人が、押し花の絵額など約50点を出品している。
庭先や近くの野山で採ったヒマワリやマーガレット、コスモスなど、身の回りにある草花を使った作品が多い。絵額はそれぞれの好みのデザインで、風景などを描いている。背景を和紙やパステルなどで彩り、全体的に優しい色合いで包んでいる。
同クラブは、公民館事業からクラブ化して約15年。押し花インストラクターの橋爪紗英子さん(64)=同市西春近沢渡=を講師に迎え、月1回の教室を開く。これまで地域の文化祭や郵便局などでの展示はあったが、多くの人に見てもらおうと、同ギャラリーにこれまでの力作を並べている。
橋爪さんは「きれいな花の美しさをとどめておけるのが押し花の魅力。メンバーそれぞれのデザインの違いを楽しんでほしい」と来場を呼びかけている。
休館日は土・日曜日、祝祭日。午前8時30分縲恁゚後5時10分。
力作が並んだ「西春近公民館押し花クラブ」作品展 -
伊那市新ごみ中間処理施設用地選定委員会、「近隣住民の意向」、点数化はしないが評価する方向で確認
上伊那広域連合の新ごみ中間処理施設の建設地を検討する伊那市の用地選定委員会が6日、市役所であった。適地を選定するための評価基準28項目の具体的評価方法をまとめた小委員会が、検討結果を報告。「評価するのが難しい」として懸案事項となっていた「近隣住民の理解度」に関する項目については「点数評価はしないが評価は行う」という小委員会の結論を採用することとし、点数評価する27項目とは別として、評価項目に残すこととなった。しかし、その評価方法については具体的結論を得るまでに至らず、候補地やその近隣地区などを対象として一定の期間、意見を募集する意向調査を実施し、評価方法を模索するとともに、集まった意見をこれまで検討してきた項目の中で最大限、反映させていく。
「近隣住民の理解度」に関する項目については、小委員会では結局、評価方法を決定することができなかった。しかし、住民の意見を聞くことの重要性を確認し合う中で▽住民アンケートの実施▽一定期間を設けて意見を募集する▽公聴会の開催竏窒フいずれかを候補地や近隣地区住民を対象として実施することを提案。
それを受けて全体会は、この「近隣住民の理解度」という項目を評価すべきかどうかを再検討。「住民の理解度は重要だが、項目の中で適地を絞り込み、それで決定した地区の住民に理解してもらうようにすべき」とし、評価項目から外す意見も多数あったが、最終的には小委員会の結論を尊重する形で「住民の理解度」を評価項目として残し、住民意向調査を行うこととなった。
意向調査の内容や対象者などは、正副委員長と事務局が今後検討し、次回の委員会で示す。
取材に対し、伊藤精晤委員長は「意向調査は建設の是非を問うものではなく、出てきた意見はこれまでの評価項目の中で最大限、反映させていくことが、結果として、住民の意向を評価することにもつながっていくと思う。実質的な用地選定は点数評価する27項目の総合点によって決定せざる得ないと考えている」とした。 -
西春近北保育園で子どもたちの1年を総まとめした「にじの子発表会」開催
家族にも保育園でのこの1年の成長を知ってもらおう竏窒ニ、西春近北保育園(牧野美智子園長)で6日、「にじの子発表会」があった。未満児から年長園児まで約100人の全園児がクラスごとに舞台に立ち、これまで練習してきた歌や踊り、劇などを集まった家族の前で発表=写真。成長した姿を披露した。
園児らによる活動発表会は市内の各園では12月に開催されているが、昨年4月に統合し、新たなスタートを切った同園は今年、より園児らの成長が見られる2月に活動発表会を企画。各クラスごと園児と保育士が話し合い、工夫した催しを準備してきた。 -
産業立地スピードアップ図る
伊那市土地開発公社は企業誘致のため、キッツ(本社・千葉県、小林公雄社長)が所有する東春近の東原工業団地の一部4・7ヘクタールを取得した。
産業立地は重点施策の3本柱の一つ。産業立地課を設置した04年から十数社と契約し、15万平方メートルを売却している。伊那市進出を考える企業の要望に素早くこたえるため、工業用地として先行取得した。
同社伊那工場は1974年、東原工業団地に進出し、鉄鋼バルブを生産。91年、用地を追加買収したが、現在、近くの春富中学校に無償で貸し、部活動で使われている。4年前に中国へ進出し、生産能力が2縲・割増えても現工場で対応できることから、売却しても支障がないと判断した。
用地は伊那工場の北・東側。取得額は6億2900万円。
6日の工業用地売買契約調印式で、小坂市長は「工業立地を進めたい」と企業の協力に感謝。
小林社長は「土地を売却することで、資産効率が高まり、社会貢献の一助になることは幸いである」と述べた。 -
伊那西小学校で保護されていたチョウゲンボウを放鳥
昨年末に伊那市内の路上で衰弱しているところを保護され、県傷病鳥獣救護ボランティアの小口泰人さん(駒ケ根市)が介抱してきたワシタカ目ハヤブサ科の猛禽類「チョウゲンボウ」が無事、回復し、伊那市の伊那西小学校の児童約70人の前で5日、放鳥された=写真。
県では「野生傷病鳥獣救護ボランティア事業」として、傷ついて衰弱した野生鳥獣を保護し、再び野生へ返す取り組みを続けている。その救護は各地の登録ボランティアに依頼しており、小口さんは上伊那で唯一の登録者となってる。
今回保護したチョウゲンボウはメスの成鳥で体長は約36センチ。翼を広げると約70センチ近くになる。市内で衰弱していたところを発見され、その後、小口さんのもとに預けられた。
チョウゲンボウは小口さんからビタミン剤の投与などを受け、自力で飛べるまでに回復。放鳥することとなった。
保護した野鳥は原則として保護した場所の付近で放鳥しているが、今回は保護場所が特定できなかったため、チョウゲンボウの住みやすい環境が近くにある伊那西小学校で放鳥することを決定。
小口さんは「チョウゲンボウは上伊那で一番保護されることが多い。それだけ人と近い位置に生活している。みんなの友だちだと思って、これからも見守ってほしい」と児童らに呼びかけ、チョウゲンボウを披露。チョウゲンボウが元気良く飛び立つと、児童たちは歓声を挙げた。
タカの種類としては最も小型のチョウゲンボウは県のレッドデータブックで、絶滅危惧の対象ではないが留意すべき種「留意種」となっているが、人間の生活圏付近で営巣することも多いという。 -
神奈川フィルと新山小児童が共演
伊那市の新山小学校(山岡清孝校長・52人)で5日、文化庁主催「本物の舞台芸術体験事業」のオーケストラ公演があり、神奈川フィルハーモニー管弦楽団が演奏した。児童たちは自分たちで作詞・作曲した曲を楽団の伴奏に乗せて歌うなど、プロの演奏家との共演を楽しんだ。
公演は全国から応募のあった小中学校14校であり、県内での実施は同校1校だけ。演奏は楽団による「交響詩フィンランディア」「歌劇カルメンより『前奏曲』」など7曲で、会場に響き渡る音色が集まった児童や地域住民ら約200人を魅了した。
6年つつじ組(8人)作詞、六波羅あかりさん(4年)、宮崎愛美麗さん、橋爪栞奈さん(いずれも5年)作曲の「飛び立とう、すてきな仲間と」は、新山の自然や人の温かさを残したい竏窒ニのメッセージを込めた。児童たちはオーケストラの演奏に合わせ、胸を張って歌った。
児童の一人は「本番はとても緊張したが、一生に一度の体験ができた。テレビとは違った迫力を感じた」などと感想を述べていた。
演奏会ではこのほか、弦楽器、木管楽器、打楽器などの楽器紹介や、同校の校歌をオーケストラ演奏するプレゼントなどがあった。
新山小児童と共演する神奈川フィルハーモニー管弦楽団 -
高遠高校の音楽専攻生らによる演奏会
伊那市の高遠高校芸術コース音楽専攻の生徒らによる演奏会は2日、同市高遠町の信州高遠美術館展示ホールで行った。専攻生や同校吹奏楽部員ら約30人が、これまで取り組んできた学習の成果を披露した=写真。
生徒たちが具体的な目標を持って学習するために設けた発表の場で、開催は8回目。演奏会は、会場に集まった保護者ら約100人の前で生徒たちがピアノ、ギターの弾き語りや独唱、卒業生参加の合唱など全21プログラムを繰り広げた。
音楽専攻1年生は、テレビドラマで話題となった曲「ラプソディー・イン・ブルー」に挑戦。本来はオーケストラとピアノで演奏する曲を、けん盤ハーモニカで合奏した。ところどころに出てくる振り付けにも注目が集まった。
演奏会は、高遠高校の「第7回芸術フェスティバル」のなかの一つ。このほか、芸術コース美術・書道専攻の生徒による「第11回卒業制作展」が8日まで、信州高遠美術館で開かれている。 -
上伊那岳風会伊那地区初吟会
上伊那岳風会伊那地区は3日、初吟会をJA本所で開き、約90人が一人ずつ壇上で堂々と吟じた。
伊那地区の会員は約100人。保育園児から80歳代までが各教室で勉強し、年間に初吟会、温習会、吟道大会、優秀吟者大会などの大会を開いている。
年始めの初吟会では、少年少女の部で子どもたちによる吟の発表もあった。俳句や和歌を詠むことに挑戦したという子どもたちは、自作の句や歌を披露した。「お年玉 いっぱいもらって 超ハッピー」「お正月 おもちを食べて 腹いっぱい」など、子どもらしい句に会場は和やかな雰囲気に包まれ、温かな拍手が起きていた。 -
マルマサ
住宅情報館もちつき大会マルマサ(小松保夫社長、本社・伊那市高遠町)は3日、境南のマルマサ住宅情報館で恒例のもちつき大会を開いた。雪の降るあいにくの天気だったが、同社の顧客や地元住民らが訪れ、もちつきや太鼓演奏、抽選会などを楽しんだ。
感謝デーとして顧客を対象に始めたイベントが、日ごろお世話になっている地域住民にも輪が広がり、今年で7回目。同社の大工棟りょうが筆頭弟子であることから御諏訪太鼓演奏も加わり、協力業者の協賛を得て豪華なビンゴ大会も開いている。
会場では、きねとうすで2回のもちつき大会があり、子どもたちは風船を手に、「よいしょ、よいしょ」と威勢のいいもちつきの様子を見物。家族連れら来場者は、振舞われたつきたてのもちや焼いも、甘酒などを味わっていた。 -
第54回伊那市民体育祭スキー競技開催
第54回伊那市民体育祭スキー競技が3日、伊那スキーリゾートであった。小学生から一般まで52人が参加し、日ごろの練習の成果を披露した=写真。
昨年より約20人多く出場者が集まった今年は、小学生、中学生の男女別、一般女子(高校生以上)、一般男子1(34歳以下)、同2(35歳以上)、マスター男子(50歳以上)の男女別、全9部門を設けたが、マスター女子、一般男子1へのエントリーはなかった。
競技では約200メートルのコースに10本のポールを設置したコースを滑り降りる大回転を2回行い、そのタイムで順位を決定。12人が参加した小学生女子では、高学年の選手より2秒近く離して伊那北小学校3年生の北沢心珠さんが1位となる好成績を残した。
結果は次の通り。
◇小学生▼女子(1)北沢心珠(伊那北3)30秒50(2)伊藤なぎさ(西箕輪6)32秒41(3)大野田百香(伊那西5)32秒49▼男子(1)伊藤哲(西春近北6)26秒27(2)下平晴彦(東春近5)27秒97(3)高嶋俊介(美篶4)28秒41
◇中学生▼女子(1)小牧知世(春富1)29秒56(2)高嶋莉奈(伊那東部2)32秒11(3)小牧柚香(春富2)32秒54▼男子(1)北沢優心(伊那東部3)24秒17(2)伊藤健(春富3)24秒23(3)小西勇喜(伊那東部1)30秒31
◇一般▼女子(1)曽根原千夏(25秒84)(2)加藤貴子(26秒01)(3)加賀田睦美(26秒27)▼男子2(35歳以上)(1)橋本隆治(23秒92)(2)鈴木康浩(24秒14)(3)高嶋利幸(24秒88)▼マスター男子(50歳以上)(1)酒井公雄(25秒48)(2)野口輝雄(26秒23) -
節分演歌まつり開催
新春の訪れを歌とともに楽しもう竏窒ニいな歌謡祭実行委員会などによる「節分演歌まつり」が3日、伊那市の生涯学習センターであった。上伊那地区のカラオケ愛好者ら約35人が出場し、自慢ののどを披露=写真。訪れた来場者を楽しませた。
歌謡Academyを主催する今井ひろしさんらが企画する演歌ショーで、今回は節分に合わせて「節分演歌まつり」として開催した。
衣装やメークなどに趣向を凝らした出演者は、北島三郎の「北の漁場」や吉幾三の「雪国」など、一般にもなじみの曲全46曲を披露。最後には節分に合わせて鬼も登場し、来場者も一緒になって豆まきを実施。舞台を楽しむとともに、この1年の安全や健康を祈願した。
主催者の今井さんは「来場者の方にも一緒に楽しんでいただければ」と話していた。
3月30日には「第4回いな歌謡祭」を開催する予定。
問い合わせは(TEL090・5491・4772)今井さんへ。