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伊那市の富県公民館・高烏谷山区民ハイキング
五月晴れの3日、第39回高烏谷山区民ハイキングがあった。伊那市の富県区民など約550人が青空の下、息を弾ませながら8合目にある「つが平」(標高1220メートル)を目指して歩いた。富県公民館(伊藤恒良館長)主催。
区民の健康増進と地区東西の交流を目的に続く恒例行事。6地区の区民が5カ所からそれぞれ高烏谷山を目指し、8キロ前後の道のりを2時間ほどかけて登った。
参加者は父親に背負われた幼児や、杖をついた高齢者など、年齢はさまざま。残雪の中央アルプスを木々の間から眺めながら、それぞれのペースでハイキングを満喫した。
つが平では山を挟んで東西に分かれる新山小と富県小の児童らが校歌を歌い合う「東西交流」や、富県を拠点に全国で活動する歌舞劇団「田楽座」の太鼓演奏などもあった。
同地区貝沼の北澤明彦さん(33)は3歳の二男を背負い、家族5人でハイキング。「最初のうちはしっかり歩いていたんだけど…。背負ってあげたら背中で寝てしまっていました。これからも毎年参加して子どもの成長を見守りたい」と話していた。 -
あす 大道芸フェスタ
伊那市商店街活性化イベント委員会は5日、中心商店街(通り町3丁目竏樗ェ幡町)で「2006大道芸フェスタin伊那」を開く。午後0時30分縲・時、会場は歩行者天国となり、大道芸やゲームなどのイベントが繰り広げられる。
フェスタは新伊那市誕生、権兵衛トンネル開通を記念し、例年5月5日に開いている「こどもの日歩行者天国」の内容を組み直す中で企画した。
出演する大道芸人は、ジャグリングやアクションスタントショーなど8人(団体)で、地元からはアートバルーンのゴンベエワールド、歌舞劇団「田楽座」、笛師九兵衛が出演する。
また、各商店街で、機関車と遊ぼうHOゲージ大運動会をはじめ、輪投げ、ヨーヨーつり、ルーレットゲーム、マジックキーホルダー作りなどがある。
イベント開催に当たり、会場と周辺道路は交通規制され、自転車の乗り入れも禁止となる。
大道芸人の出演時間は次の通り。
▽ゴンベエワールド=午後0時45分・中村カメラ前、2時15分・あるしん伊那北支店前▽田楽座(民俗芸能)=0時45分・いなっせ前、2時15分・伊那郵便局前▽笛師九兵衛(辻音楽師)=0時45分・伊那郵便局前、2時・伊那橋▽おいかどいちろう(舞踏)=0時45分・あるしん伊那北支店前、1時45分・いなっせ前、3時・伊那橋▽Kei(ジャグリング)=0時45分・伊那橋、1時45分・中村カメラ前、3時・いなっせ前▽笑撃武芸団(アクションスタントショー)=1時半・伊那橋、2時半・いなっせ前▽エモリハルヒコ(紙芝居)=0時30分・2時半・いなっせ多目的広場、1時半・セントラルパーク▽あまる(コメディー)=1時15分・いなっせ前、2時半・伊那橋 -
国少で五月人形展
伊那市高遠町の国立信州高遠青少年自然の家は31日まで、正面玄関ギャラリーに五月人形を飾っている。
自然の家では、桃の節句や端午の節句、七夕などに合わせて、高遠町を中心とする住民から、家庭で使わなくなった人形などを借り受けて展示し、日本の伝統行事の由来などを子どもたちに紹介している。
五月人形は、よろいかぶとや武者人形、大将飾りなど約50セットを並べた。どれも勇ましく、立派な人形飾りで施設利用者たちも見入っている。
また、19日までは正面玄関周辺4カ所に鯉(こい)のぼり70匹も泳がせている。
自然の家では「子どもの健やかな成長を願う親の気持ちが端午の節句という行事となっていることなどが子どもたちに知ってもらえる機会となれば」と話している。
問い合わせは、国立信州高遠青少年自然の家(TEL96・2525)へ。 -
庁舎周辺清掃ボランティア開始へ
伊那市は8日、庁舎周辺清掃ボランティアによる活動を開始する。年間を通して、庁舎周辺のごみを拾い、環境美化を図る。
市職員からボランティアを募ったところ、部課長を含む71人が申し込んだ。本庁以外の職員もいる。
午前8時半の出勤前の7時半から30分間ほどの時間を利用。1日2人の当番制で、市役所駐車場付近のごみ拾いに当たる。人員が増える可能性もあるが、当面、1人が2カ月に1度のペースで回るという。
この活動は、長年、ボランティアで庁舎周辺の清掃に当たっていた市職員が昨年度末で退職したため、継続することになったもの。
駐車場には、たばこの吸い殻やペットボトル、空き缶、空き弁当などが捨てられ、毎日、掃除をしていないと印象が悪いほどだという。
花火シーズンは、ごみが多いそうで、市はごみの持ち帰りを呼びかける。 -
県市町村対抗駅伝・7日 「新伊那市」で優勝目指す
第16回県市町村対抗駅伝競走大会に出場する伊那市チームの結団式がこのほど、市役所であった。本年は3市町村合併に伴い旧町村から長谷の大村紘樹選手(信州大学2年)が選出。選手らは一丸となって優勝することを誓い合った。
市教育委員会の北原明教育長は「選手同士が励まし、支え合って仲間づくりをして、1本のタスキに全員の願いを託して頑張ってほしい」と激励した。
前回はコーチとしてチームを見守った桜井健一監督(オリンパス辰野工場)は「選手たちが自分の力を精一杯出してくれれば、自ずと結果はついてくる」とあいさつした。
3区を走る鈴木昌幸選手(20)=美原区=は「今年からは旧伊那市、高遠町、長谷村の力を合わせた新チームになったので、存分に力を発揮したい。大会当日は応援をお願いします」と決意表明した。
第16回県市町村対抗駅伝競走大会(長野陸上競技協会など主催)は5月7日、松本平広域公園陸上競技場を発着点に、9区間42・195キロで競う。
伊那市は前大会で総合13位。第1、3、6回大会で優勝し、長野市に続いて優勝回数は2番目に多い。
伊那市チームのメンバーは次の皆さん。
▽1区(3・2キロ)=守屋風姫(春富中3年)▽2区(3・8キロ)=原田遊(伊那中2年)▽3区(5・8キロ)=鈴木昌幸(ジェルモ)▽4区(3・4キロ)=平澤綾(伊那北高3年)▽5区(4・7キロ)=萩原英雄(ジェルモ)▽6区(5・0キロ)=守屋智春(喜楽Q)▽7区(6・5キロ)=大村紘樹(信州大2年)▽8区(3・4キロ)=田村真史(伊那中3年)▽9区(6・395キロ)=北原健介(上伊那農業高3年)▽補欠=林孝行(信州大4年)宮島有里恵(伊那北高2年)小林一也(伊那中2年)片桐紗雪(伊那中2年)▽監督=桜井健一(オリンパス辰野工場)▽コーチ=平澤和海 -
伊那署が街頭犯罪抑止呼びかける 地域防犯ボラも協力
伊那警察署は地域の防犯ボランティアの協力を得て「街頭犯罪等抑止総合対策強化月間」の初日の1日、管内の大型店4カ所で街頭啓発をした。
アピタ伊那店、ジャスコ箕輪店、ケーヨーホームセンターニシザワ南箕輪店、ニシザワ食彩館高遠店の4カ所で実施。伊那少年友の会、伊那エンジェルス隊など約80人が参加し、啓発チラシなど千枚を買い物客らに配った。
アピタ伊那店にはボランティア約30人のほか、県警のマスコットキャラクター「ライポくん」も参加。自転車の盗難や車上狙い防止を訴えるチラシ約400枚を配布し、市民に街頭犯罪抑止を呼びかけた。
伊那署管内で発生した05年の街頭犯罪は、前年と比べて178件少ない658件。小嶋惣逸署長は「この時期に抑えることで、1年間の犯罪抑止につながる」と話していた。 -
かんてんぱぱで織田昇近さんの作品展
「心に訴える万物の声」を描く下諏訪町の洋画家・織田昇さん(78)の個展が、伊那市西春近のかんてんぱぱホールで開かれている。風景、人々の営みなどをテーマとした約65点が、訪れた人たちの心を引き付けている。
ここ2、3年で描いた作品が中心。
県展に5回連続して入賞した後、県展審査員などを務めてきた織田さんは「確固とした自分自身のものをつかみたい」と97年、放送大学に入学した。学部課程を修了した後も大学院で哲学を学び「東洋的芸術観」「無」といったものを追求してきた。
織田さんは「現代は描く技術のみが先行してとらえられることが多いが、もともと考えを表現する手段でもあった芸術は哲学と密接な関係にある」と話す。
インドの葬式をとらえた人物画、山並みからわき立つ雲の動きを描いた風景画など、描く対象はさまざまだが、それぞれの事象に内在する思いなどを力強く表現している。
入場無料。午前9時縲恁゚後6時。7日まで。 -
御社山社の新しい鳥居と天満宮完成
伊那市指定文化財・蟻塚城址にある美篶笠原の御射山社里宮の鳥居と天満宮がこのほど、完成した。
神社はもともと、現在の奥宮がある場所に神殿があったが、1950年に焼失。その2年後、焼け残った場所を奥宮、そこより下の郭(くるわ)に里宮を建立した。その時に立てた里宮の鳥居は木製で、老朽化が進んでいたため、区の話し合いで石の鳥居と取り替えることに決めた。
しかし、老朽化した鳥居はヒノキの良木が使われており、何か別のものに使えないかと鳥居を払い下げた大工の一人が考え「子どものよりどころとなる天神様にしよう」と学問の神・天満宮を建立することを計画。痛んだ部分を挽き直し、横70センチ、高さ1・2メートル、奥行き95センチの銅版ぶき神殿をつくり上げた。中には、九州の大宰府天満宮から迎えた御神体がある。
神殿は里宮の南側に安置されている。 -
みはらしファーム・草の家で展示即売会
伝統的なさき織作品の販売、体験教室をしている伊那市西箕輪の農業公園みはらしファーム「草の家」で3日、同施設のメンバー8人が手掛けた作品が並ぶ展示即売会がある。
多くの人に作品を見てほしい竏窒ニ始めた展示即売会で、例年ゴールデンウィークに合わせて開催している。タペストリー、のれんなどの大物からバッグ、携帯入れといった小物まで、さまざまな作品が並ぶ。普段も作品販売をしているが、即売会当日は定価の2割引きで購入できる(一部商品を除く)。
代表の丸山輝子さんは「手作りの作品が手ごろな価格で購入できるので、ぜひ近くの人も訪れてほしい」と話していた。
当日はさき織体験もできる。 -
田植え始まる
大型連休を迎え、伊那市内では早くも田植え作業が始まった。
手良地区中坪の登内里見さん宅は、4月30日に作業をスタート。作付けする水田は15ヘクタールほどあるため、家族が分担して作業にあたる。昨年より作付け面積が若干増えた今年は、5月下旬ころまでに作業を終える予定。
穏やかな陽気と緑色に色付いた水田が、初夏の訪れを告げている。 -
伊那市議選 新議員26人が決まる
新市発足に伴う伊那市議会議員選挙は30日、市内71カ所の投票所で一斉に投票が行われ、即日開票の結果、新議員26人が決まった。投票率は69・42%だった。
合併後、初めての選挙で、旧3市町村単位に選挙区を設けた。選挙区ごとの定数は伊那18、高遠5、長谷3で、それぞれ21人、8人、5人が立候補、7日間にわたる激戦を繰り広げた。
当選したのは、前職22人、新人3人、元職1人で、党派は無所属21人、共産党3人、公明党2人。共産党は立候補者5人を擁立したが、高遠・長谷で各1人が落選、旧伊那市議の議席4を3に減らした。
選挙区ごとの投票率は伊那が67・07%、高遠が83・76%、長谷が85・84%だった。
最も高かった投票所は長谷の非持山で98・66%。伊那の西箕輪大萱が48・06%と最低だった。
有権者数は5万6183人(男2万7148人、女2万9035人)。
【伊那選挙区】
定数18。前職16人、元職1人、新人1人。党派は無所属13人で、共産党、公明党がそれぞれ3、2の議席を確保した。
トップ当選は、西春近の元市議飯島尚幸氏。公明党の組織票に加え、集落単位で決起集会を開くなど地元で安定した強さを見せ、2655票を獲得した。
同世代の若者を中心に「応援団」を組織した西春近の春日晋治氏、有権者2874人と大票田の富県の下島省吾氏が2千票台で上位当選した。
手良の新人竹中則子氏は、市女団連OB有志らでつくる「明日を担う女性の会」が「政策決定の場へ女性を送り出したい」と擁立。得票数1800票を目標に掲げ、各地区に支部を設けて全市的に支持を広げた。
前職5人のうち3人が引退した西箕輪は、前沢啓子氏=共産党=のみとなった。
東春近は、新人1人が立ったものの、共産党の前職飯島光豊、伊藤泰雄の2氏は、しっかり地元などの地盤を固めた。
美篶は前職黒河内浩、矢野隆良の2氏が、伊那は前職新井良二、小林信、柴満喜夫、中村威夫、馬場秀則、前田久子=公明党=、三沢岩視、柳川広美=共産党=の8氏がそれぞれ当選を果たした。手良の小平恒夫氏は次点と41票差で当選ラインに滑り込んだ。
民主党の推薦を受けた東春近の新人野溝直樹氏は、ビジョン実現のため「だれもが自由に自分の意見を言える民主主義の風土づくり」を目指し、選対を組織せずに戦った。前職2人の地盤を崩すことができず、他地区へも浸透できなかった。市民派として立った西箕輪の前職倉田節子氏は地縁・血縁の地域選挙の壁にはばまれ、美篶の若林徹男氏も前回(03年2月の旧伊那市議選)より約370票を伸ばしたが、当選ラインに届かなかった。
【高遠選挙区】
定数5に8人が立候補した。なかでも5人が出馬した激戦の高遠地区は、他地区からの集票がカギとなっていたが、「貧乏くじ」を引いたのは同地区の3人だった。
大票田の藤沢からただ一人出馬した伊藤明由氏は地元票を固め、候補者がいない隣地区の長藤、三義からの上乗せを図った。一時は「地元に他候補が多く入り込み、かなり入り乱れている」と不安を募らせていたが、激戦の高遠地区の陣営を中心とした切り崩しをしのぎ、千票を超す票数を獲得してトップ当選を果たした。
河南地区からは上山田の推薦を受けて立った平岩国幸氏が、地元や候補者を出していない地区内の集落を固め、血縁関係の強い他地区からの票も得た。
激戦の高遠地区から一人抜け出る格好となったのが北部地域に勢力を伸ばした原浩氏。有権者が約230人と少ない下山田の野々田高芳氏と、同じ集落から3人が立つ大激戦の高遠地区相生町から出馬した飯島進氏は、各地区から票を重ねて滑り込んだ。
組織票と地元票以外の票が伸びなかった共産党の関森照敏氏、血縁関係の強い河南地区の小原を固めたものの、他地区への拡大に失敗した伊東實氏、全域からの支持を狙った春日嗣彦氏の高遠地区3人が涙をのんだ。
【長谷選挙区】
長谷区は定数3に対して5人が出馬。北を固めた非持の中山彰博氏、南をまとめた佐藤八十一氏、地元をはじめ、全域からの集票を図った北原幸彦氏が当選した。溝口から立った羽場好美氏と共産党の宮下金典氏が落選した。
非持から出馬した新人の中山氏が確実に地盤を固めてトップ当選。これまで南非持と中非持それぞれで候補者を擁立して対立してきた両集落の一本化を図り、非持全体から票を獲得した形となった。
また、佐藤氏も昭和の合併で長谷村となる前の旧伊那里村地域である中尾、市野瀬、浦、地元杉島の4地区を統一した格好で、両氏とも安定した基礎票で、選挙戦を優位に展開した。
有権者225人の非持山から立った北原幸彦氏は、苦戦がささやかれていたが、全域から支持を得るために精力的に活動し、各地区からの上乗せで滑り込んだ。
大票田を地盤とする中山氏と佐藤氏の固い防衛に影響を受けたのが、溝口の羽場好美と宮下金典の2氏。地元票だけでは当選が難しいことから、羽場氏は47歳の若さを武器に若者層に支持を訴え、宮下氏は組織票と草刈り場を中心に全域からの集票を狙ったが、他地区の固い防衛によって切り崩しに失敗した。 -
長谷中・ヒノキ苗植林 親子の交流も深める
伊那市の長谷中学校PTA(中山勝司会長)は29日、塩平の丸山谷にある市有林で植林作業をした。恒例行事に生徒や保護者など約130人が参加。上伊那森林組合が育てた約4600本のヒノキの苗木を家族らで植えていった。
先祖がつくりだした長谷の自然のありがたみを実感しながら、親子の交流も深める目的で、1990年からはじまり15回目を迎える。本年度初めてのPTA作業。例年は「みどりの日」の一週間前に実施していたが、学校行事の都合で変更した。
ヒノキの苗木は3年もので、高さは約40センチ。上伊那地方事務所の林務関係者から指導を受けながら、1万8500平方メートルの市有林に一人ひとり約50本ずつの苗木を植林していった。参加者らは植えた部分の周りの土をしっかりと踏み固めると、落ち葉を優しく被せて大きな樹に育つことを願った。
橋爪義彦さん(42)は長男の翔平君(13)と会話を楽しみながら共同作業で植樹。「作業は大変だが、親子の交流が深めれてよかった」とし、翔平君も「楽しい」と満足の様子だった。
中山PTA会長は「長谷は山を背負った特有の地域なので、そこで育った子どもたちには山とのかかわりを感じてもらいたい」と話していた。 -
笠原御射山社で例祭
伊那市美篶の笠原御射山社で29日、例祭があった。地域住民らによる獅子舞奉納などがあり、厄除けと五穀豊穣(ほうじょう)を祈った。
獅子舞は約400年の歴史がある。雌雄2頭の獅子がいるが、舞うのは雄獅子のみ。2頭が一緒に舞う羽広の獅子と比べ、優しく穏やかな動きが特徴だという。現在は地区の男性でつくる若連が継承し、この日は15人が、お囃子(はやし)と舞を奉納した。
また、地区の小中学生による子供みこしもあり、集まった人の目を楽しませた。
旧蟻塚城址にある御射山社は、1950年に火災で焼失した後、もともと神社があった場所に奥宮を建立。蟻塚城の二の郭(くるわ)だった場所に現在の里宮を建設した。普段、御神体は奥宮に祭られているが、例祭の時は前日に奥宮から里宮へと迎え、祭礼が終わると再び奥宮へ送り返す。 -
ニシザワで県稼動教育会伊那支部の華道展
県華道教育会伊那支部(春日みや子支部長)による第12回華道展が、伊那市通り町のニシザワデパート4階で開かれている。春の花々を使った69点の作品が、訪れた人の気持ちを和ませている。
11流派の会員69人が1点ずつ出展し、流派ごとの異なる手法を楽しむことができる。展示会のテーマ「春の風に誘われて」に合わせて、ボケ、ヤマブキ、アヤメといった季節の花を用いたり、芽吹きを迎えた木々の枝を取り入れた作品も多い。
春日支部長は「ちょうど芽吹きも美しい時期。花の咲き始めや春の訪れを感じてほしい」と話していた。
30日まで。午前10時縲恁゚後5時。 -
伊那市の春日公園で恒例「わんぱくひろば」
桜の花が風にまう伊那市西町の春日公園で29日、「第31回わんぱくひろば」があった。多くの家族連れなどが公園内などに設けた遊びコーナーを回り、花を眺めながら昼食を楽しんだ。同市青少年団体連絡協議会などでつくる実行委員会主催。
自然の中で遊びを通して子供たちの創造性と連帯感を養い、仲間の輪を広げることを目的としたイベント。受付でスタンプカードを受け取った子供たちは、仲間と一緒に好みのコーナーに直行し、スタンプを集めては遊んだ。
大きなチューブが揺れ動く「スーパーロデオ」、滑車でロープを滑り降りる「ロープケーブル」などは順番待ちができるほどの人気。東春近小4年の小林直史君(9)は「スーパーロデオが楽しかった。自分の体が浮いて、飛び出しそうだった」と笑顔がはじけていた。 -
伊那市消防団春季訓練
伊那市消防団(田畑安彦団長)は29日、同市の富士塚スポーツ公園運動場などで、春季訓練をした=写真。3市町村合併に伴い誕生した新組織の全団員を対象とした行事は初めて。708人が集まり、規律訓練やラッパ訓練に取り組んだ。
消防団員として必要な規律として、発令者の的確な指示で行動隊が迅速に動けるかを訓練する恒例行事。市内の各分団員が約20人ずつに分かれて小隊を構成するなどして規律を学んだ。
停止間、進行間の訓練などで基本動作を学習。発令者の「回れ右」「きをつけ」などの大きな声に合わせ、団員らはきびきびと行動した。
ラッパ手や消防音楽隊は近くの市武道館で技術向上に励んだ。
あいさつに立った田畑団長は「団員としての協同、協調、協和を学んでほしい」と新団初の全体訓練に期待した。 -
伊那市議選 きょう投投票
新市発足に伴う伊那市議会議員選挙は30日、市内71カ所の投票所で一斉に投票が行われる。即日開票で、新議員26人が決まる。開票は午後9時からで、大勢判明は10時半ごろになりそうだ。
合併後、初めての市議選で、旧3市町村単位に選挙区を設けた。選挙区ごとの定数は伊那18、高遠5、長谷3で、それぞれ21人、8人、5人が立候補。
内訳は、伊那が前職18人、新人2人、元職1人で、党派は無所属16人、共産党3人、公明党2人。高遠は前職7人、新人1人で、無所属7人、共産党1人。長谷は前職4人、新人1人で、無所属4人、共産党1人。
投票は午前7時縲恁゚後8時。閉鎖時刻を繰り上げるのは、長谷の浦公民館が午後4時、高遠の三義・御堂垣外・松倉の各生活改善センター、荊口・片倉の各多目的集会施設が午後7時となっている。
開票は、伊那が市役所、高遠が町総合福祉センター、長谷が総合支所で行われる。開票速報は10時から20分おきに、庁内放送するほか、市のホームページ(HP)に表示。市民ホールでは、パソコンとテレビを接続するため、HP画面を見ることができる。
また、伊那ケーブルテレビ(ICT)、長谷ケーブルでそれぞれ生中継する。ICTは午後9時半から、1チャンネルで流す。
作業終了時刻は、高遠・長谷が10時、伊那が11時を見込む。市役所では、新たに自書式投票用紙読み取り分類機2台を使うことから、前回より時間短縮されるのではないかという。
22日現在の有権者数は5万7210人(男2万7702人、女2万9508人)。
大型連休にかかることなどから投票率の低下が懸念され、市選挙管理委員会は「伊那市の進むべき方向を決める重要な選挙」と投票を呼びかけている。 -
芝桜「花富士」の見ごろは5月10日
大型連休に入った29日、上伊那のキャンプ場などは、家族連れや若者らでにぎわいを見せた。
「花富士」をメーンとした芝桜が咲く伊那市の花公園は、一つの観光名所となり、名古屋方面から観光バス4台が入るなど家族や夫婦連れが目立った。
花づくりに取り組む「小沢花の会」(池田清和会長、約50人)は5月5日まで、第7回芝桜まつりを開催中。
花公園は、広域農道の中の原信号機南側の広さ約30アール。1千分の1の富士山(高さ3・7メートル)をはじめ、天竜川、仙丈岳や間ノ岳など南アルプスの山並みなどを白、ピンク、薄紫の3色で表現。3月末の合併で、新たに塩見岳を加え、一部植え替えた。また、えとである犬の顔なども浮かび上がる。29日現在で3分咲き、見ごろは10日の見込み。
訪れた人は「少し早いけど、見事なもんだね」と芝桜を写真に撮ったり、眺めたりしていた。
5月3・4日午後7縲・時にはライトアップ。2日までは甘酒・茶をサービスし、3縲・日はおにぎりを販売する。
芝桜苗の販売は人気で、飛ぶように売れていた。 -
伊那市議選あす投票・候補者「最後のお願い」
新市発足に伴う伊那市の市議選は30日、投票が行われる。市議選は、旧市町村単位を区域とする3選挙区で、いずれも定数を超え、激しい選挙戦が繰り広げられている。残すところあと1日で、立候補者は選挙カーに乗り込み「最後のお願い」に回る。
定数は伊那18、高遠5、長谷3で、それぞれ21人、8人、5人が立候補。伊那が前市議18人、新人2人、元市議1人で、党派は無所属16人、共産3人、公明2人。高遠は前町議7人、新人1人で、無所属7人、共産1人。長谷は前村議4人、新人1人で、無所属4人、共産1人。
選挙区ごとの有権者数は22日現在で、伊那が4万9428人(男2万4038人、女2万5390人)。高遠が5948人(男2810人、女3138人)。長谷が1834人(男854人、女980人)。
03年2月の旧伊那市議選の投票率は68%。今回は、合併後初めての選挙で、投票日が2月に比べて暖かい時期であることから上がると見る一方、大型連休にかかり、市長選が無投票だったことから下回ると予想する人もいる。
仮に、投票率が70%だった場合、有権者を定数の18で均等割すると、立候補者1人当たり1922票。上位当選者が大量に票を獲得すると、当落ラインはぐっと下がる。
高遠、長谷はいずれも旧町村議選の前回選挙が無投票で終わっているため、前々回選挙の投票率でみると、高遠は89%(01年3月)、長谷は92%(99年4月)だった。
高齢化率が上がっていることや、大型連休にかかり若者層の投票が減るなど、これまでの投票率を下回るとした見方が多いため、高遠を85%、長谷を90%として定数(高遠5、長谷3)で均等割すると、高遠が立候補者1人当たり1011票、長谷が550票となる。
3選挙区とも定数が旧市町村議会より、伊那が6人、高遠と長谷がそれぞれ9人と、大幅に減ったことで、かなり多くの集票が求められ「前回の2倍は取らなければ、当選は難しい」「今までのように地域の票だけを頼りに戦えない。これまでにない厳しい選挙」「票読みが難しい。ふたを開けてみないとわからない」と危機感を募らせる立候補者の声が目立つ。投票率の低下を懸念しつつ、一票ずつを確実に上乗せするため、各選対は期日前投票を含めて投票を呼びかけている。 -
秋山巌木版画展 - 山頭火の世界 - ベル伊那5月2日まで
大分県竹田市出身の木版画家・秋山巌さん(85)の展示即売会「秋山巌木版画展竏虫R頭火の世界竏秩vが27日、伊那市日影のベルシャイン伊那店2階文化ホールではじまった=写真。5月2日まで。
近作を中心に動物や人物、風景などの木版画約50点が並ぶ。2万5千竏・8万円で販売。素朴と詩情に溢れる作品に多くの注目が集まっている。
秋山さんは俳人・種田山頭火の詩に絵を加えた版画を中心に出展。表情にそれぞれ違いのあるフクロウや、俳人の後姿を絵の題材にした、滋味豊かな作品が多い。
午前10時縲恁゚後6時(最終日は午後4時)。 -
【春の叙勲】瑞宝単光章・消防功労 有馬史郎さん(68)
「照れ臭いというか…。消防団活動は無我夢中になって、任務でやっていた。振り返ると大変だった。現役の皆さんにはご苦労さまと伝えたい」と謙虚に叙勲をよろこぶ。
消防団歴は約30年。1957年、高校卒業後の18歳で入団。部長2年、副分団長2年、分団長2年、副団長8年間務め、団長は98年4月から04年4月までの3期6年。県消防協会会長も歴任する輝かしい功績がある。
団長時代は旧伊那市全戸への消火器設置や、女性団員が入団できるための制度の見直しなどに力を注いだ。
団員のけがや健康には人一倍気を遣った。「団員を現場で死なせてはいけない。部下をけがさせては長としての価値はない」。団員の家族がさみしい思いをしないよう、二次災害発生には注意し、大きな責任を背負って取り組んだことを振り返る。
火災などの現場へは誰よりも早く駆け付けた。サイレンが鳴ると、妻が作業着などを用意し、長女が車のエンジンをかけるなど、出動準備は家族が支援。「それいけ!!」と送り出す妻は、嫌な顔一つせず見送ってくれたという。
「消防団に対して、家族の理解がなければ続けられなかった。部下にも恵まれ、消防団活動を精一杯やらせてもらえた」
趣味は野球、ソフトボール、ゴルフなどで体を動かすこと。現在は有馬建設会長。伊那市狐島在住。妻、長女と3人暮らし。 -
高校改革プラン実施計画住民説明会
3月に決定した高校改革プラン実施計画の住民説明会が27日、伊那市民会館であった。再編整備の対象となった箕輪工業高校や上伊那農業高校定時制関係者など約70人が集まり、多部制・単位制高校への不安と、地元意見への配慮を訴えた。
多部制・単位制高校に転換した箕輪工業へ、上伊那農業定時制を統合する竏窒ニした今回の実施計画だが、定時制関係者の多部制・単位制に対する不安は依然として強い。
県教育委員会は、ガイダンス機能の充実などによって従来の定時制が対応してきた生徒たちの心のケアに努める一方、ある程度の教室規模を確保することで生徒が相互に学び合う機会の増加、専門の教員の配置充実を図りたいとしている。
また、箕輪工業高校の未来を育てる会の関係者は、新たな高校が想定する普通科の中で、工業の専門性をどの程度まで追求ができるか質問。工業が盛んな上伊那に根ざす高校としていくため「工業課課程30単位」の履修が実現できるカリキュラムづくりを求めた。
県教委は、今後も地域の意見を聞きながら当該校が中心となり、実施計画を進めていきたいとした。 -
箕輪工業高校が新しい高校設置に向けた準備委員会が検討開始
高校改革プラン実施計画で新しい多部制・単位制高校への移行が示された箕輪工業高校はこのほど、校内教職員らでつくる将来計画準備委員会を発足させ、転換に向けた方針検討などを始めた。
委員会は校長を中心として教頭、工学科担当職員、各教科の担当などで構成、その下に小委員会がある。実施計画の決定に伴い、昨年度まで同校の将来計画を検討してきた委員会を準備委員会に移行した形。
今月21日には、新たな高校に統合する上伊那農業定時制の教職員とも初顔合わせをした。
現在は、転換に向けた基本方針の検討を進めているが、方針策定に当たっては、PTAや同窓会など関係者と、地域住民の意見を聞くための会を何度か開き、それらの意見を取り入れながら慎重に進めていきたいとしている。
1回目の説明会は5月下旬ころを予定している。 -
春の叙勲受章者・政務行政事務功労
酒井作衛さん(70)大変ありがたく名誉なこと。私がいただいていいのか考えるところはあるが、勤めてきた職場への評価としていただきたい竏秩B
伊那市西春近出身。農家の長男だったが、9人の家族を農業だけで支えていくのは難しいと考え、就職の道を選択した。
初任地の飯田税務署では、映画館や興行などにかかる入場税の調査指導に当たった。伊那、諏訪、長野税務署と、関東信越6県63署を管轄する埼玉県の関東信越国税局などで酒税に関する業務に携わった。伊那税務署長、国税局酒税課長などを務めた後、94年、長野税務署長に就任。翌95年、60歳で退官した。
取り締まりの帰りに刺されて殉職した職員の話を聞き「一生懸命やらなければ」と実感した。調査に入った先で鉞(まさかり)を振り回されたり、棒で殴られることも度々あったが「力でねじ伏せられて、正しいルールが負けてしまうことは不名誉なこと」という強い信念があった。逆境もあったが「負けるものか」とかえって闘志を燃やしてきた。
「正義を重んじるなんていう格好いいものじゃなく、みんながそれぞれを分担していかなければ世の中はまわっていかない。そう思っていたんです」
勤続41年のうちほぼ半分は単身赴任だったが、職務をまっとうしてこれたのは、妻、良子さんのバックアップのおかげと語る。
趣味は山菜採り。子供は一男一女。長男は飯田税務署に勤務している。
現在は西春近諏訪形で夫婦2人暮らし。 -
春の叙勲受章者・政務行政事務功労
酒井作衛さん(70)大変ありがたく名誉なこと。私がいただいていいのか考えるところはあるが、勤めてきた職場への評価としていただきたい竏秩B
伊那市西春近出身。農家の長男だったが、9人の家族を農業だけで支えていくのは難しいと考え、就職の道を選択した。
初任地の飯田税務署では、映画館や興行などにかかる入場税の調査指導に当たった。伊那、諏訪、長野税務署と、関東信越6県63署を管轄する埼玉県の関東信越国税局などで酒税に関する業務に携わった。伊那税務署長、国税局酒税課長などを務めた後、94年、長野税務署長に就任。翌95年、60歳で退官した。
取り締まりの帰りに刺されて殉職した職員の話を聞き「一生懸命やらなければ」と実感した。調査に入った先で鉞(まさかり)を振り回されたり、棒で殴られることも度々あったが「力でねじ伏せられて、正しいルールが負けてしまうことは不名誉なこと」という強い信念があった。逆境もあったが「負けるものか」とかえって闘志を燃やしてきた。
「正義を重んじるなんていう格好いいものじゃなく、みんながそれぞれを分担していかなければ世の中はまわっていかない。そう思っていたんです」
勤続41年のうちほぼ半分は単身赴任だったが、職務をまっとうしてこれたのは、妻、良子さんのバックアップのおかげと語る。
趣味は山菜採り。子供は一男一女。長男は飯田税務署に勤務している。
現在は西春近諏訪形で夫婦2人暮らし。 -
市議選 情勢(3)伊那選挙区
新市発足に伴う伊那市の市議選は30日に投票が行われる。選挙戦は終盤を迎え、各陣営とも立候補者の辻説法、電話戦略などで票の掘り起こしに必死だ。選挙区ごとの情勢を探る3回目。
伊那選挙区の定数は18で、立候補者は21人。
内訳は前職18人、新人2人、元職1人。党派は無所属16人、共産党3人、公明党2人。
地区別にみると、前職5人のうち3人が引退した西箕輪は、前職倉田節子、前沢啓子の2氏が立つ。「市民派」の倉田氏は、辻説法で「平和に生きるまち」を訴える。共産党の前沢氏は、前職小林和人氏の地盤を引き継ぎ、竜西を中心に回る。有権者4801人と大票田だが、他地区の立候補者が積極的に入り込み、安心できる状況にない。
東春近(有権者4395人)は、前職飯島光豊(共産党)、伊藤泰雄の2氏に、新人野溝直樹氏が加わった。民主党推薦の野溝氏は、地元を重視しつつ、連合長野上伊那地域協議会の支持を背景に、企業を回って全市的な集票をねらう。選対を組織しない戦い。知名度が低く、苦戦する。前職2氏は新人1人が増え「見えないところで票が減っているのではないか」と危機感を持つ。
西春近(有権者5072人)は元職飯島尚幸(公明党)、前職春日晋治の2氏。小学校区単位で北部と南部にほぼ地盤が分かれているものの、縁故関係が強い東春近から切り崩しがあり、守りながら戦う形になっている。飯島氏は地元票を掘り起こす。春日氏は地元のほか、同級生や消防団など同世代の仲間が「応援団」として集う。旧伊那市議選(03年2月)のトップ当選で、周囲から聞こえる「大丈夫」の声に、票が流れないよう気を引き締める。
手良は前職小平恒夫、新人竹中則子の2氏だが、有権者1945人と少ない。竹中氏は、市女団連OB有志らでつくる「明日を担う女性の会」が擁立した。各地区に支部を設けているが、60代女性が中心。地域の壁を超え、いかに幅広い年齢層に浸透させるかが課題で、どうしても地元候補者に票が流れてしまう傾向を心配する。小平氏は前回より票を伸ばす勢いで、地元のほか、西箕輪、西春近、上・下新田、狐島などを集中的に回る。
美篶(有権者5586人)は前職黒河内浩、矢野隆良、若林徹男の3氏。特に決まった地盤割りはなく、それぞれが入り乱れる。手良に近い笠原や南割などに立候補者がおらず、他地区の立候補者を含めて票の取り合い。地元を守りつつ、攻めている状態。在は地元ががっちり固めているとみて、伊那の町部を中心に票獲得に動く。
伊那(有権者2万4736人)は、前職新井良二、小林信、柴満喜夫、中村威夫、馬場秀則、前田久子(公明党)、三沢岩視、柳川広美(共産党)の8氏。竜東が5人、竜西が3人。大票田の西町、荒井、山寺などは1人ずつ。引退した中央区高沢勝氏の地盤で、同区の社民党推薦新井氏、柳川氏に加え、狐島区の馬場氏らが争う。
富県(有権者2893人)は、前職下島省吾氏のみ。他地区からの切り崩しを食い止めようと守りを重点にしていたが、ここへ来て地元を固めつつ、攻めの体制に切り替え、伊那の町部で票の掘り起こしをねらう。
定数が前回の24から18に減ったことで、前回以上に票を上乗せする必要がある。立候補者のいない他地区へ出向いても「全然知らない人が行って票に結びつくのか」という難しさもあるようだ。前職の選対では「これまでで一番票が読めない」と選挙の基本に戻って辻説法を組み、公約を訴える手法に切り替えたところも。「(獲得票数が)だんご状態になるのではないか」との見方もあり、前回の2倍近い票を獲得しようと、最終戦へ望みをかける。
22日現在の有権者数は4万9428人(男2万4038人、女2万5390人)。 -
伊那市の東春近小4年生のりんご体験学習開始
伊那市の東春近小学校は26日、恒例の4年生を対象とした「りんご体験学習」を、同市東春近田原の伊藤一路さん(78)・豊子さん(74)夫婦のりんご園で始めた。本年度初回はリンゴの摘蕾(らい)作業を体験。つぼみが大きな果実に成長するのを楽しみながら汗を流した。
本来は摘花作業をする予定だったが、寒さで開花が遅れてむなく変更した。児童82人(3クラス)は、伊藤さん夫婦らから手順を教わり「つがる」「王林」の2品種のリンゴの木、合計約40本の作業をした。
摘蕾、摘花などは一つの房に花が5つ咲く中から、真中の中心花だけを残し、周りの花を摘む作業。中心花に栄養分を集中させ、良いリンゴを実らせるためだという。
児童たちは摘蕾作業をしたことがないためはじめは手間取ったが、作業を進めるうちにコツをつかんで順調に終わらせた。松澤拓実君(10)は「甘くて大きなリンゴができるのが楽しみ」と期待していた。
「りんご体験学習」は、果樹栽培の様子や農家の人の苦労や願いに触れることが目的。リンゴで何か貢献したい竏窒ニの思いで伊藤さんが話を持ちかけ、今年で12年目を迎える。
本年度、児童たちは5月下旬に「ふじ」の摘果をし、11月下旬には収穫する予定。来年2月は、学校で学習のまとめの会を設け、伊藤さん夫婦にリンゴ料理をもてなす。 -
横領の元職員に懲役3年6月 地裁伊那支部
伊那市などでつくる伊那中央行政組合の公金を着服したとして、業務上横領の罪に問われていた同市坂下区入舟の元伊那中央衛生センター庶務係長、田畑浩二被告(41)=懲戒免職=に対して地裁伊那支部(藤井聖悟裁判官)は27日、懲役3年6月(求刑懲役4年)の判決を言い渡した。
判決公判などによると田畑被告は、庶務係長になった2003年4月から06年1月までの間、122回にわたり、同センターにし尿回収業者3社が支払った施設使用料のうち、2566万8千円を着服していた。
経理をほとんど一人で担当していたため、誰もいない時を見計らって、事務所金庫に保管していた現金を抜き取る手口で横領。飲食やパチンコなどの遊興費、消費者金融への借金返済などに使っていた。
藤井裁判官は判決理由で「公務員としての責任ある立場にありながら、それを悪用し、公務員に対する信頼を失わせた責任は重い。重大性、背信性を十分認識しながら遊興費に使用したことは、規範意識の欠如は明らかだ」とした。 -
伊那市子ども会育成会連絡協議会新組織に
伊那市子ども会育成会連絡協議会が26日夜、市役所であり、新役員の選出や06年度事業、予算などについて話し合った。3市町村合併に伴い会員34人(内訳=旧伊那28人、旧高遠5人、旧長谷1人)の新組織となった。新会長には美篶笠原の農林業、畑房男さんに決まった。
伊那市教育委員会の北原明教育長は、現在の子どもたちの学習について「現実体験から離れた学習を詰め込むのでなく、実際の体験を通して学んでいくことが必要。皆さんには地域でさまざまな体験活動を展開していくことを期待する」と話した。
新会長に選ばれた畑さんはあいさつに立ち「健全育成のために子どもたちを育てると同時に、守ることが重要。それには地域の中でその一翼を担うための団体にならねば」と決意を述べた。
本年度事業では7月中旬に中南信地区安全指導者研修会に参加するほか、9月下旬には地域子ども安全フォーラムを市内で開く。 -
伊那市地蜂愛好会総会
伊那市地蜂愛好会(会員約100人、小木曽大吉会長)は23日、06年度通常総会を伊那市の羽広荘で開き、越冬させた約5千匹の女王バチを会員に配布した。
本年度同会は、親子などを対象としたハチ追い体験学習会をしたり、地球元気村に参加するなどして、会員だけでなく、一般に向けた地バチアピールもしていく。
今年は、ハチを繁殖する巣の数を増やし、昨年の倍近い約1万4千匹の女王バチの発生に成功した。小木曽会長は「発生数を増やすことは長年目標としてきたことで、一定のレベルに達したと思う。今後はこれを維持していきたい」と話していた。
また、同会の活動に貢献した小松養蜂園(伊那市)の小松実治さんに感謝状を贈った=写真。
玉川大学農学部、小野正人教授によるスズメバチ類の社会性を紹介する記念講演もあった。