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長野県内で新たに4人 新型コロナ感染確認
長野県内で20日、新たに4人の新型コロナウイルスへの感染が確認されました。
上伊那の感染確認はありませんでした。
県と長野市、松本市の発表によりますと、感染が確認されたのは、軽井沢町で1人、長野市で3人の、合わせて4人です。
松本市はありませんでした。
20日午後4時現在、県内で感染が確認されたのは8,906人で、入院は5人、死亡は97人です。
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東農大生2人 春日酒造で酒造りを学ぶ
東京農業大学の学生2人が伊那市西町の春日酒造株式会社で酒造りについて学んでいます。
実習の一環で酒造りを学んでいるのは東京農業大学応用生物科学部3年の中桐あずささんと今野麻佑さんの2人です。
2人は13日から春日酒造に泊まり込みで酒造りを学んでいます。
麹づくりの作業では蒸した米に麹菌を振りかけたものを山状にしていました。
他に、麹と米と水を混ぜた醪をかき混ぜる作業をしていました。
数回に分けて仕込みを行い、20日から30日後に絞るとお酒ができるということです。
実習の受け入れは春日酒造の取締役漆戸正彦さんと弟で杜氏の貴彦さんが東農大の卒業生であることが縁で毎年行われています。
実習は24日まで行われ、米の仕入れから商品の出荷までの工程を学ぶということです。 -
日本酒「維者舎」完成 神社に奉納
伊那市横山でとれた酒米美山錦を使った純米吟醸酒「維者舎」の完成を祝う奉納式典が、19日、地区内の神社で行われました。
奉納式典には、横山の住民有志でつくる横山維者舎のメンバーら関係者15人ほどが集まり、新酒を奉納しました。
維者舎では、荒井の酒蔵宮島酒店と協力してオリジナルの日本酒造りに取り組んでいます。
今年は、40アールの田んぼで酒米「美山錦」を減農薬で育てました。
3年目の取り組みで、フレッシュでフルーティな仕上がりになったということです。
神事が終わると、早速味を確かめていました。
日本酒「維者舎」は、宮島酒店の他、市内の酒店で購入することができます。
価格は、一升瓶が3,410円、720ミリリットル入りが1,705円となっています。 -
災害時の逃げ遅れゼロを目指す意見交換会
災害時に支援が必要な人の逃げ遅れゼロを目指す意見交換会が20日、伊那市の伊那市防災コミュニティセンターで開かれました。
意見交換会は伊那市社会福祉協議会が開いたものです。
市社協の職員や福祉施設の職員など、およそ30人が参加しました。
グループごとに分かれて、今年の8月豪雨での課題について意見交換しました。
ある参加者からは「利用者によっては初めての人もいて、フォローの仕方がわからないことがあった」と話していました。
ほかの参加者からは「災害時に利用者の支援に1人で対応しなければならないという不安がある」と話していました。
20日に出された意見は市社協と伊那市で情報共有し今後は、各事業所の取り組み事例を紹介する研修会を開く予定です。
市社協は伊那市と2018年から連携して災害時や緊急時に支援が必要な人の逃げ遅れゼロや安否確認、見守り活動など地域で支えあう取り組みを行っています。
また20日は、伊那市危機管理課防災係の小松剛さんによる福祉防災についての講演会も開かれました。
小松さんは「災害が起きる前に、防災マップの情報など頭に入れておく必要がある。また、支援が必要な人を把握しておくことで早い対応ができる」と話していました。
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伊那市と箕輪町でコンサート
コーラスグループや中学・高校の合唱部などが、1年間の練習の成果を披露する合唱のイベントが19日、伊那市と箕輪町で行われました。
伊那市の伊那文化会館では、市内の合唱団体が一堂に会するい~な音楽祭2021が開かれました。
音楽祭には、映像出演した新宿区の団体を含め19団体およそ350人が参加しました。
20年ほど続く恒例のイベントですが、去年は伊那文化会館の改修工事のため中止となり、2年ぶりの開催です。
学生が多い団体などは、新型コロナの影響で集まっての練習ができなかったため、オンラインでの練習を続けてきたということです。
主催したい~な音楽祭実行委員会では、「今年は合唱イベントの多くが中止となりましたが、1年の終わりのこの時期に新しくなった会場で開催できてよかったです」と話していました。 -
伊那図書館リニューアル
照明や空調設備などの改修工事を終えた伊那市の伊那図書館が19日、リニューアルオープンしました。
19日は、リニューアルオープンを記念し、しおりやブックカバーなどを先着100人にプレゼントしました。
伊那図書館では、老朽化や新型コロナ対策として、照明や空調設備などの改修工事を10月から行ってきました。
照明は、すべてLEDにし、館内全体が明るくなりました。
会議室などには、効率の良い空調機器を導入することでCO2の削減を目指します。
トイレは全て洋式にした他、手洗い場は感染症対策として自動水栓にしました。
伊那図書館では、「新しい環境の中で、ゆっくりと読書などを楽しんでもらいたい」と話していました。 -
年末特別警戒 街頭啓発活動
伊那市防犯協会女性部はスーパーや大型店などで年末特別警戒の街頭啓発活動を15日に行いました。
このうち伊那市西町のアピタ伊那店前では、伊那市防犯協会女性部員や伊那警察署の署員など21人が、訪れた人たちに防犯チラシなどが入った袋を手渡すとともに年末の犯罪や詐欺被害に対する注意を呼びかけていました。
袋は6つの店舗合わせて1,000個配りました。
啓発活動は伊那市防犯協会女性部などが毎年行っています。
年末は大きなお金が動くことから金融機関を狙った犯罪が増える傾向にあるということです。
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カメラリポート 弥生ダンス部全国大会出場
伊那市の伊那弥生ケ丘高校ダンス部は、来年1月に東京都で行われる全国大会に出場します。
伊那弥生ケ丘高校ダンス部は、1年生19人、2年生6人の25人で活動しています。
ダンスの全国大会「全国高校ダンスドリル冬季大会」に甲信越地区代表として出場を決めました。
11月7日に松本市で行われた甲信越大会では、ヒップホップ女子部門、21人以上のラージ編成で1位となりました。
弥生ダンス部が全国大会に出場するのは2019年から4年連続です。
ダンス部では、週に1~2回、外部のコーチのレッスンを受け、大会に向けた練習をしています。
普段の練習では、部長と副部長が中心となって振付の確認などをしています。
休憩中、練習とは違った表情を見せていました。
全国高校ダンスドリル冬季大会は、来年1月15日と16日に東京都調布市の武蔵野の森総合スポーツプラザで行われます。
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3回目のワクチン接種 年明けから
新型コロナワクチンの3回目接種について、伊那市では来年2月から、箕輪町では1月から65歳以上の高齢者などを対象に順次行われます。
伊那市の3回目の接種については17日に開かれた、市議会全員協議会で報告がありました。
市の説明によりますと今月中旬から医療従事者等の3回目の接種を開始し、来年2月中旬に65歳以上の高齢者から順に進めていくとしています。
2回目の接種完了後8か月を経過する18歳以上に順次通知を発送する予定です。
市町村に供給されるワクチンは、ファイザー社製ワクチンと武田モデルナ社製のワクチンが半々の割合になると見込まれています。
そのため接種日などによって使用するワクチンが1・2回目と異なる場合があり希望通りに選ぶことができないということです。
副反応は異なるワクチンを接種する交互接種と3回とも同じ種類の場合で差がなかったとされています。
なお、伊那市の12月15日現在の12歳以上の2回目の接種率は87.6%です。
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子育て給付金 現金給付
伊那市の白鳥孝市長は、国の18歳以下の子どもに支給される子育て世帯臨時特別給付金について5万円を2回に分けて全額現金で給付する考えを示しました。
17日、開かれた市議会全員協議会で報告されました。
国は、支給方法については、現金5万円とクーポン5万円分を
給付する方式を基本とし、10万円一括支給と現金5万円を2回給付する3つの方式を認めています。
白鳥市長は、「現金での支給を市民は望んでいる。クーポンにした場合高額な経費や準備が必要なため、現金で支給する」との考えを示しました。
15歳までの児童手当受給者は、28日に指定口座に振り込みます。
高校生は来年に入ってから申請を受け付ける予定です。
伊那市の対象児童数は1万445人となっています。
残りの5万円については、来年春の卒業・入学などに間に合うよう早い時期に支給する考えです。
箕輪町と南箕輪村も2回に分けて現金支給する計画で1回目はどちらも27日の振り込みを予定しています。
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伊那LC クリスマスプレゼント贈る
伊那ライオンズクラブは伊那市の3つの障害者多機能型事業所のゆめわーく、輪っこはうす・コスモスの家、さくらの家の利用者に16日クリスマスプレゼントを贈りました。
16日は伊那市福祉まちづくりセンターでクリスマスプレゼントの贈呈式が行われ、伊那ライオンズクラブの細江友子会長ら3人が利用者代表にクリスマスプレゼントを手渡しました。
プレゼントの中にはお菓子と一緒に伊那ライオンズクラブのメンバーが描いたメッセージが入っています。
145個用意し、3事業所の利用者全てに贈りました。
利用者代表はお礼に事業所が製造に関わっている商品の詰め合わせを贈りました。
プレゼントの贈呈は例年開かれてきた合同クリスマス会が新型コロナ感染予防のため中止になった代わりとして、去年に引き続き行われたものです。
クリスマスプレゼントは16日に各事業所に配ったということです。
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第60回上伊那高等学校美術展
上伊那の高校の美術部員の作品が並ぶ「第60回上伊那高等学校美術展」が16日から伊那市の伊那文化会館美術展示ホールで開かれています。
会場には辰野高校・箕輪進修高校・上伊那農業高校・伊那北高校・伊那弥生ケ丘高校・高遠高校・伊那西高校・赤穂高校のあわせて8高校の美術部員の作品98点が展示されています。
作品は形式やテーマを問わず自由に製作したということです。
「第60回上伊那高等学校美術展」は19日まで伊那文化会館美術展示ホールで開かれています。
入場は無料です。
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17日夜から18日午前にかけて雪積もる予報
17日は朝から雨が降り、午後急激に気温が下がって夜から18日午前にかけて雪が積もる予報となっています。
長野地方気象台によりますと、17日の朝は南の低気圧の影響で雨が降り、夜から18日にかけて数センチの積雪になるということです。
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市道東部線が開通で竣工式
伊那市街地と新山地区を結ぶ幹線道路の市道東部線が開通し、16日に竣工式が行われました。
市道東部線は伊那市富県桜井の県道沢渡高遠線を起点に上新山地区を通る県道西伊那線までの3キロ区間です。
令和元年度から富県北新区の奈良尾橋の架け替え工事を含む300メートルの道路改良を行い、総事業費は3億3,000万円です。
以前は道路の幅が3.6メートルでしたが6.5メートルに広げました。
また通学路にも使われていて、安全に通えるようにグリーンベルトが設置されました。
竣工式で東部線期成同盟会の田畑正敏会長は「長年懸念されていた工事も完了したので、道路周辺の環境も整備して気持ちよく利用できるようにしていきたい」と話していました。
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年越しそばを自分で そば打ち講座
自分で打ったそばで年を越してもらおうと、伊那市高遠町の高遠閣で15日、そば打ち講座が開かれました。
この日は、県内外から21人が参加し、信州そば発祥の地伊那そば振興会の飯島進会長や高遠そば・そば打ち愛好会のメンバーが、打ち方を指導しました。
地元、高遠や長谷産のそば粉を使い、少しずつ水を入れながらこねていきます。
こね終えたら、四角にのして、太さ1・5ミリになるように切っていきます。
この講座は、全5回を予定していて、そばの打ち方を学び、自分で打ったそばで年を越してもらおうと、高遠町公民館が開いているもので、今年はこの日が2回目です。
講座は、年内にもう一度開かれる予定で、参加者は自分で打ったそばで年を越すために腕を磨くということです。
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警察と高校の書道部 書道で防犯啓発
長野県警は、15日から始まった年末特別警戒に合わせ、県内4つの高校の書道部と協働し防犯意識を高めるための書道パフォーマンスの動画を制作しました。
南信では、高遠高校芸術コース書道専攻の生徒が参加しました。
こちらが長野県警と県内の高校の書道部が協働で制作した書道パフォーマンスの動画です。
北信・東信・中信・南信のそれぞれ1校が、防犯意識向上や非行防止をテーマにした作品を制作しました。
「安全安心」が頭文字になっていて、高遠高校は「心」を担当しました。
動画は、長野県警のHPや動画投稿サイトYouTubeなどで見ることができます。
14日は、伊那市駅前交番で高遠高校の生徒らが制作した作品をお披露目しました。
作品は縦2メートル横3メートルの大きさで、2,3年生が中心となって制作したということです。
作品は、JR伊那市駅の待合室に来年1月4日まで掲示されています。
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伊那食品工業 伊那市に絵画寄贈
伊那市の伊那食品工業株式会社は15日、伊那市に絵画を寄贈しました。
この日は、伊那食品工業株式会社の最高顧問、塚越寛さんと弟で絵の作者の塚越祐三さんが伊那市役所を訪れました。
寄贈したのは、伊那市高遠町小原の町並みを題材にした「蔵のある道」という作品です。
塚越祐三さんは、15年ほど前から絵を描きはじめ、日常の中で見られる趣のある風景を多く描いているということです。
建て替えが決まっている高遠町総合支所の新庁舎の完成後は、新庁舎で展示するということです。
白鳥孝市長は「街並みの細かいところまで再現されていて素晴らしい作品です」と話していました。
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伊那市健康応援ポイント事業抽選会
伊那市民の自主的な健康づくりの取り組みを応援する伊那市健康応援ポイント事業の公開抽選会が14日、伊那市役所で開かれました。
抽選会では、白鳥孝伊那市長らが箱の中から応募券を引いていました。
健康応援ポイント事業は健康診断を受診したり、スポーツイベントに参加することでポイントがたまり応募することができます。
抽選で伊那市のスポーツ用品店の1万円分の商品券や健康グッズなどが当たります。
今年度は892件の応募がありました。
伊那市の委託を受けて伊那市総合型地域スポーツクラブが行っています。
当選者には年内に商品が発送されるということです。
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信州ねんりんピック入賞者が市長に受賞報告
信州ねんりんピック長野県高齢者作品展の手工芸の部で入賞した伊那市東春近の吉原昭子さんが10日、伊那市の白鳥孝市長に受賞を報告しました。
この日は、吉原さんが伊那市役所を訪れ、受賞報告をしました。
吉原さんは、信州ねんりんピック長野県高齢者作品展の手工芸の部で県共同募金会会長賞を受賞しました。
受賞した作品は、連鶴の「コチョウラン」です。
連鶴は、一枚の紙から複数の鶴を折るもので、細かいところはピンセットを使うということです。
この作品は、30センチ四方の紙から作り、装飾には着物の帯のはぎれを使っています。
白鳥市長は、「繊細で素晴らしい作品です。これからもたくさんの作品を作ってください」と話していました
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アルストロメリアの出荷本格化
上伊那が生産量日本一を誇る花アルストロメリアは、クリスマスや年末の需要に向け出荷が本格化しています。
伊那市東春近の酒井弘道さんのハウスでは朝から収穫作業が行われていました。
クリスマスや年末年始で需要が増えるこの時期は、多い日で1日に5,000本を出荷しています。
収穫した花は茎の太さや長さなどで選別し、不要な葉を取り除いていきます。
アルストロメリアは南米原産の花で、花もちがよいのが特徴です。
上伊那地域では1年で約1300万本のアルストロメリアを栽培していて、全国で最も多い地域となっています。
JA上伊那によりますと、去年は新型コロナの影響で需要が落ち込み、市場での価格は1本平均60円から70円でしたが、今年は1本100円ほどになっているということです。
酒井さんのハウスでは、12月の1か月間でおよそ6~7万本を出荷する予定です。
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伊那弥生ケ丘高校ダンス部 全国大会出場
伊那市の伊那弥生ケ丘高校のダンス部は、来年1月に東京都で開催される全国大会「第13回全国高等学校ダンスドリル冬季大会」に出場します。
13日は伊那弥生ケ丘高校同窓会の下島典子会長が学校を訪れ、ダンス部を激励しました。
下島会長は「今まで練習してきたことを発揮して楽しんできてください」と激励していました。
ダンス部は1年生19人、2年生6人の25人で活動しています。
力強さとメリハリのある動きを振り付けに取り入れたダンスで大会に挑みます。
ダンス部が出場する「第13回全国高等学校ダンスドリル冬季大会」は来年1月15日と16日の2日間、東京都調布市の武蔵野の森 総合スポーツプラザで開かれます。
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伊那北小4年生 炭焼きの体験
伊那市の伊那北小学校4年生は、上牧にある宮の上炭焼き小屋近くの窯で14日炭焼きの体験をしました。
14日は伊那北小学校4年生の2クラス52人が窯を管理している上牧里山づくりのメンバーに教わりながら完成した炭を出していました。
炭は11月16日に1.2トンの薪を入れ、火を焚き6日間ほど焼いたものです。
窯には児童が松ぼっくりや栗の殻などを入れた缶も一緒に入れました。
児童たちは出来上がった炭と缶を窯から出し、出来具合を確認しました。
薪は上牧の里山から伐採したもので、炭焼き体験は里山について知ってもらいたいと上牧里山づくりが行ったものです。
今回およそ140キロの炭ができたということです。
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伊那小春組×上農高校 菓子を14日に販売
伊那市の伊那小学校6年春組と南箕輪村の上伊那農業高校がコラボして作った菓子の販売が、14日に市内2か所で行われます。
13日は、上農高校アグリデザイン科フードコースの3年生18人が、校内にある加工施設で春組が栽培した米を使ってクッキーなどの菓子を作りました。
フードコースの生徒の1人が春組に妹がいることが縁で今年4月に菓子の共同製作の話を持ち掛け、製品開発を行ってきたということです。
学校外で商品を販売するには、決められた環境で作らなければならないため、春組が考えたレシピを基に上農生が手作りしました。 -
聖火用ランタン展示
伊那市は、東京パラリンピック聖火フェスティバルで使用した聖火用ランタンを市役所1階市民ホールで展示しています。
ランタンは、今年8月12日に伊那養護学校で開催された東京パラリンピック聖火フェスティバルで使用したもので、高さ24センチ、幅は16センチです。
伊那養護学校で生徒らが採火し、ランタンに点火する様子などを写したパネルも一緒に展示しています。
コロナの影響で、採火式が無観客だったことから、当時の様子を振り返り、来年の冬季パラリンピックへの関心につなげようと企画したものです。
聖火用ランタンは、22日まで市役所1階市民ホールに展示され、その後は伊那養護学校に贈られることになっています。
伊那市では展示を通して「パラリンピックや共生社会の理念を広める機会になれば」と話していました。
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弥生同窓会 校地決定の説明受ける
伊那市の伊那北高校と伊那弥生ケ丘高校を再編統合する新たな高校の校地が伊那北高校に決まったことについて、伊那弥生ケ丘高校同窓会は、県教育委員会から12日、説明を受けました。
伊那弥生ケ丘高校同窓会の常任理事16人に県教育委員会高校再編推進室の駒瀬隆室長らが、校地決定の理由や経緯を説明しました。
11月30日に開かれた、伊那新校再編実施計画懇話会で、敷地の広さを優先すべきとの結論から、校地は伊那北高校に決定しました。
それを受けて弥生の同窓会は、県教育委員会に校地決定に至った詳しい説明を要望したということです。
伊那弥生ケ丘高校同窓会は、この日の説明会で新たにあげられた疑問点や要望をまとめ、再度県教育委員会に提出するということです。
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月面にX現れる
上弦の月のころ、月面に小さいXの文字が現れる天文現象「月面X」が11日の夜、伊那市内でも観測できました。
11日の夜の9時30分過ぎ、伊那天文ボランティアすばる星の会代表の野口輝雄さんが西箕輪の自宅でその様子を確認しました。
天体望遠鏡を通して月面がプロジェクターに映しだされました。
良くみると、アルファベットのXのような文字を確認することができました。
これは、クレーターの一番高いふちに太陽があたってできる現象で、天文愛好者の間で静かなブームとなっているということです。
年に数回しかみられない現象で、今年は、2月19日、4月19日、6月17日、8月15日、10月13日、12月11日の合わせて6回見ることができるあたり年だったということです。
11日の夜は、9時20分頃からおよそ2時間確認することができました。
野口さんによりますと来年、夜見られるのは1回だけで、12月30日の午後8時24分頃から見られる可能性があるということです。
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ストリングラフィ・アンサンブルコンサート
絹糸の両端に紙コップを取り付け糸電話の原理を応用したストリングラフィ・アンサンブルコンサートが11日に伊那市のいなっせで開かれました。
150本の絹糸を擦ったり、はじいたりして演奏するストリングラフィは日本で誕生したオリジナル楽器です。
11日は考案した水島一江さんら4人がクラシック音楽などを演奏しました。
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ガールスカウト長野県連盟第26団 1年の締めくくりのつどい
伊那市と南箕輪村を中心とした団員が所属するガールスカウト長野県連盟第26団の、1年の締めくくりのつどいが11日に伊那市の福祉まちづくりセンターで行われました。
つどいではバザーが行われ、訪れた人が商品を手に取って選んでいました。
商品には小学校低学年の団員が中心となって作ったクリスマスのオーナメントもありました。
バザーの売上は活動資金や募金費用に活用するということです。
ガールスカウト長野県連盟第26団は伊那市の伊那公民館で月1回活動を行っていて、つどいは1年の締めくくりとともに団員同士の交流を深めるために毎年開かれています。
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西春近南小に新しいピアノ
地域住民やPTAなどから寄付を募り購入したピアノが伊那市の西春近南小学校に届き、10日、新しいピアノを迎える会が開かれました。
新しく購入したヤマハ製のピアノです。
10日は、全校児童が体育館に集まり、新しいピアノを迎える会が開かれました。
西春近南小学校は、明治5年に開校し来年度150周年を迎えます。
150周年記念事業実行委員会が、学校区の住民やPTA、企業などから事業費として寄付を募り300万円が集まりました。
これまで使っていたピアノが老朽化していたことから、新しく購入することになりました。
会の中で4年生の児童は、「新しいピアノを見ているとわくわくした気持ちになります。入学式や卒業式、音楽会などで素敵な音を奏でたいです」と話していました。
この後、新しいピアノの伴奏で4年生が歌をうたいました。
同窓会長の加納義晴さんは、「西春近南小学校に迎えたピアノは4台目になります。このピアノと一緒に大きな声を出して歌ってもらいたい」と話していました。
西春近南小学校の開校150周年記念式典は、来年11月12日に予定されています。
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伊那スキーリゾート安全祈願祭
18日にオープンを予定している伊那市西春近の伊那スキーリゾートの安全祈願祭が10日、行われました。
今シーズンはナイター営業の時間延長やキャッシュレス決済の充実を図る計画です。
12月に入ってからスノーマシーンで準備を進めていましたが、雨が降ったり気温が下がらなかったことから、現在ゲレンデはほとんど雪がない状態です。
安全祈願祭は、新型コロナ感染拡大防止のため来賓は招かず、社員のみで行われました。
今シーズンは、仕事帰りの人に時間を気にせず楽しんでもらおうとナイター営業を土曜日のみ1時間延長し22時までとしました。
また、事前のクレジット決済でリフト券が購入できる非対面式自動販売機を導入しています。
今年で10年目となる南信地域の4つのスキー場で使える無料リフトシーズン券を上下伊那の小中学生に配布する計画です。
伊那スキーリゾートは、中京圏から近いスキー場を売りにしていて、傾斜もゆるく初心者や家族で楽しめるゲレンデとなっています。
例年は4万5千人ほどが訪れていますが昨シーズンは、新型コロナの影響もあり3万7千人ほどとなりました。
今シーズンのオープンは、18日土曜日を予定しています。
スノーマシンは氷点下2度以下にならないと稼働できないため、伊那スキーリゾートでは今後の冷え込みに期待しています。