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インドネシアの高校生 伊那市で学習
インドネシアの高校生が17日から3日間の日程で伊那市を訪れています。 18日は、みはらしファームでそば打ちを体験しました。 伊那市では海外からの旅行客を誘致するインバウンド事業を進めています。 インドネシアからの教育旅行の受け入れは今回が初めてで、首都ジャカルタから車で2、3時間のところにある普通高校の1、2年生21人が訪れました。 そば打ち名人会のメンバーが講師をつとめ、英語を交えながら指導していました。 体験した高校生は「お菓子作りに似ていて楽しかったです」と話していました。 伊那市が進めているインバウンド事業では今年度、75団体1,830人が訪れたという事です。 中国からが8割、台湾からが2割ほどを占めていて、東南アジアからは少ないという事です。 伊那市観光協会では「東南アジアからも集客できるようPRしていきたい」と話していました。 一行は市内の農家7軒に分かれて農家民泊をしていて19日まで伊那市に滞在しています。
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春の高校伊那駅伝 開会式
県内外の強豪校が出場する春の高校伊那駅伝は、19日、伊那市陸上競技場発着で行われます。 18日午後4時30分から伊那文化会館で開会式が行われました。 今年は男子136チーム、女子60チームの196チームがエントリーしています。 男子が第40回の記念大会、女子が第33回となる春の高校伊那駅伝は、19日、伊那市陸上競技場発着で行われます。 女子は午前10時、男子は午後0時10分スタートです。 男子は高遠町商店街を折り返す42.195キロ、女子は伊那北・西春近柳沢を折り返す21.0975キロで行われます。
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「合格」に歓喜 高校入試後期選抜合格発表
公立高校後期選抜試験の合格発表が17日に行われ、合格した受験生に春が訪れました。 伊那市の伊那北高校では、朝8時半に掲示板が運ばれると訪れた受験生たちが自分の受験番号を探していました。 合格を確認した受験生は、友達と喜びあったり、保護者に電話をしたりしていました。 上伊那地域の公立高校8校では、983人の受験生が合格しました。 合格したある男子生徒は「ずっと緊張していたのでかなりホッとしている」と話し、ある女子生徒は「部活と勉強を両立して、充実した高校生活を送りたい」と話していました。 長野県教育委員会では公立高校の再募集を行なっていて、上伊那地域では、辰野高校、高遠高校、赤穂高校、箕輪進修高校で再募集をしています。 伊那北高校では、4月5日に入学式が行われることになっています。
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重度身体障がい者グループホームまゆっこ完成
伊那市西箕輪大萱に重度身体障がい者が入居するグループホーム「まゆっこ」が完成し17日内覧会が開かれました。 「まゆっこ」は重度身体障がい者とその家族でつくるNPO法人パンセの会が民家を買い取り改修したもので総事業費は約3,500万円です。 ダイニングのほかに5部屋ありショートステイを受け入れるスペースもあります。 造りはバリアフリーとなっていて車イスでもスムーズに動けるようになっています。 また風呂場には介助の負担が軽減されるようにリフトがついています。 パンセの会では重度の障がいをかかえていても地域住民の1人という自覚をもち暮らしていこうと10年ほど前からグループホームでの生活を計画していました。 パンセの会理事長の唐澤浩さんは「グループホームまゆっこという名の通り繭のようにさまざまなつながりの糸を紡ぎ、絆を結ぶ拠点にしていきたいです。」と話していました。 まゆっこには4月から5人が入居し新たな生活を始めるということです。
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伊那市国土強靭化地域計画案を承認
伊那市防災会議が17日、市役所で開かれ災害に強い地域づくりを進める伊那市国土強靭化地域計画案が承認されました。 計画は防災減災を進める国土強靭化基本法に基づき策定されたものです。 計画では伊那市で想定されるリスクとして地震による災害と土石流による土砂災害の2つをあげています。 また起きてはならない最悪の事態として、大規模な建物の倒壊や住宅密集地における火災による死傷者の発生など19項目をあげています。 市ではこれら対策として現在20%の防災マップ作成済みの自主防災組織率を平成30年度末までに50%に、また平成25年度で82%の一般住宅耐震化率を平成32年度には90%にそれぞれ引き上げるとしています。 ほかには公共施設の耐震化や消防団員の充足率の向上などを目指すとしています。 計画は今年度からの2年間で以降は5年ごとに見直していきます。
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パリ・コレの網野さん「私の職業観」テーマに講演
世界的なファッションの祭典、パリ・コレクションなどでヘアメークを担当した網野裕美さんの講演会が17日、伊那市の伊那西高校で開かれました。 網野さんは南箕輪村の美容室シュールのオーナーで伊那中央ロータリークラブの会員です。 これまでにパリ・コレクションやニューヨーク・コレクションでモデルのヘアメークを担当し世界的に活躍しています。 講演会では「私の職業観」をテーマにモデルやスライドを使って話をしました。 網野さんはパリ・コレなどのスタッフに選ばれたことを例にあげ「自分がやりたいことがありそれを思っていたらチャンスは巡ってきます。それは誰にでも平等にあり気付かない人もいます。いつも準備し、やりたいことを心の中で思うこと。 そうするとチャンスをつかむことができます。」と話していました。 講演会は将来の進路について考えてもらおうと伊那中央ロータリークラブが開いたもので生徒約320人が話を聞きました。
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いな少年少女合唱団 21日からハンガリーで演奏
那市のいな少年少女合唱団は、21日から中央ヨーロッパのハンガリーで現地の合唱団とジョイントコンサートを開きます。 17日は、出発を前に北沢理光会長と元団長の加藤さわねさん、指導者の久保田直子さんが市役所を訪れ、白鳥孝市長にあいさつをしました。 合唱団は、19日に日本を出発し、21日と23日にハンガリーで、現地の音楽小学校の児童とジョイントコンサートを予定しています。 コンサートでは、浴衣を来てわらべうたや民謡などを披露するということです。 合唱団では、25周年の平成24年にハンガリーとフィンランドを訪れていて、元団長の加藤さんは、前回の演奏旅行をきっかけに、フィンランドに留学したということです。 加藤さんは「言葉が通じなくても合唱でひとつになれることを感じた。後輩たちにもそういう感覚を感じて欲しい」と話していました。 白鳥市長は「海外に行くことは良い経験になる。良い演奏をしてきてください」と話していました。
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地域桜守10人に修了証 育成は一旦終了
伊那市内の桜の保護・管理を行う「地域桜守」の育成講習会が17日に終了し、受講生に修了証が渡されました。 この日は伊那市役所で修了式が行われ、白鳥孝市長から受講生に修了証が手渡されました。 今年度受講したのは、竜西、竜東、西箕輪の10人で、この日は9人が出席しました。 あいさつで白鳥市長は「伊那市が雇用している桜守だけでは対応できない。みなさんも一緒になって桜を守っていってください」と呼びかけていました。 伊那市には、2,200か所におよそ1万2千本の桜があり、市の桜守だけでは管理できないことから、各地区推薦の地域桜守を育成しようと、6年前から講習会を始めました。 6年目の今年、各地区5人ほどの桜守が育ったことから、伊那市では、講習会は一旦終了することにしています。 地域桜守は、今後、伊那市桜守の会に所属し、会員同士連携をとりながら、保護・管理などの作業を行っていくということです。
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伊那弥生ケ丘高校 全国大会出場・熊本被災地支援報告
少林寺拳法で全国大会に出場する生徒の激励会が、16日伊那市の伊那弥生ケ丘高校で行われました。 少林寺拳法で全国大会に出場するのは、伊那弥生ケ丘高校2年の小林愛海さんです。 大会には、単独演武で出場します。 高校ではインターハイに出場し、中学校3年の時には全国でベスト16に入るなどの成績を残しています。 小林さんは「入賞できるように頑張りたいです」と話していました。 小林さんが出場する全国大会は、24日から香川県で開かれます。
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最も美しい村連合 加盟地域の作品や写真展示
「日本で最も美しい村連合」に加盟している、伊那市高遠町、大鹿村、中川村の魅力を紹介した展示が、かんてんぱぱホールで行われています。 会場には、3地域を紹介した作品や写真およそ150点が並んでいます。 一昨年10月から加盟した高遠町は、今回初めて本格的に出展しています。 江戸時代後期に活躍した高遠石工、守屋貞治の作品や、集落の道祖神などを写真で見ることができます。 石仏は、高遠町が加盟する時に「ブランドとして価値をもち各地区で大切にされている」と評価されました。 主催者を代表し大鹿村は「地域の魅力を知ってもらい実際に足を運んでもらうきっかけにしてもらいたい」と話していました。 展示会は、21日(火)まで、伊那市のかんてんぱぱホールで開かれています。
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アルプスいーなちゃんクラブ 卒団式
小学生女子のソフトボールチーム「アルプスいーなちゃんクラブ」の6年生を送る会が5日伊那市の伊那公民館で開かれました。 今年クラブを卒団するのは6年生5人です。 会では後輩たちがメッセージを描いた色紙などが丸山正雄監督から一人一人に手渡されました。 クラブは小学生女子のソフトボールチームとして平成19年に発足しました。 今年度は県大会で優勝するなど県内でも指折りのチームとなり、公式戦の成績は27勝10敗と勝率は7割を超えました。 チーム代表の伊藤易明さんは、中学へ行ってもソフトボールを続けて下さいと選手たちに話していました。 6年生はこれまでをふりかえり、「県大会優勝などいい思い出ができました」「チームを離れるのはさみしいです」などと話していました。 また、チーム発足から10年間、監督を務めてきた丸山監督も今年度で勇退します。 丸山監督は「子供たち、保護者、指導者が一体となって、チーム全体で成長できました。指導者として楽しい10年でした」と話していました。
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イ~ナちゃん応援隊 中間報告
伊那市、JA上伊那、伊那商工会議所の若手職員でつくる「イ~ナちゃん応援隊」の中間報告会が14日、伊那市のJA上伊那本所で開かれました。 イ~ナちゃん応援隊は組織の枠を超え、伊那市の将来について考え、イベントの提案や各組織に提言をしていこうと平成27年に発足しました。 結成から1年を迎え、これまでの活動や、目指す方向性について各組織の幹部に報告しました。 隊長で伊那商工会議所の小出勇さんは「自然や子供をキーワードに、各団体が連携する事で効果を上げる事ができるはず」と話し「それぞれの組織が持つ、情報や人材、ノウハウを共有化する事が大切だ」と話しました。 報告を聞いた各組織のトップからは「実績を作る事が大切だ」「周りを巻き込み、取り組んでいくべきだ」「情報発信に積極的に取り組んでほしい」などの意見が出ていました。 応援隊では来年度、自然やこどもに関するイベントの企画を行う事にしています。
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増加する旅行客に対応へ中国語講座
年々増加する中国や台湾からの旅行客に対応する為、伊那市観光協会は農家民泊の受け入れ農家や宿泊施設の関係者を対象にした中国語講座を15日始めて開きました。 15日は、農家民泊の受け入れ農家や宿泊施設の関係者など、10人が受講しました。 講師を務めたのは伊那市観光協会で通訳を務める蘇萍(スー・ピン)さんです。 参加者は、蘇さんから「あいさつ」や「行動」「緊急時」に使う言葉を教わりました。 蘇さんは、「イントネーションが違うと、同じ発音でも意味が違ってくるので気を付けて下さい」と参加者に説明していました。 伊那市観光協会によりますと中国や台湾からの旅行客のうち、若い世代は英語でコミュニケーションをとれますが、40代以上になると中国語しかしゃべれない人が多くなるという事です。 今年度、インバウンドで伊那市を訪れた外国人は1800人になる見込みで、そのうち中国や台湾からは8割の1400人余りになるという事です
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青少年の健全育成に功績 個人や団体を表彰
伊那市内に34団体ある地区の子ども会育成会の総会が15日に開かれ、青少年の健全育成に功績のあった個人や団体が表彰されました。 伊那市役所で表彰式が行われ、1個人と1団体が表彰されました。 御園区育成会推進委員の小坂聡子さんは、個人表彰を受賞しました。表彰式では代理の委員が表彰状を受け取りました。 小坂さんは、平成19年から育成会の役員をつとめ、子ども会の行事ではいつも手作りのお菓子を用意しているという事です。 下小沢地区の高齢者クラブあかりの会は、平成22年から地元の子ども会の行事に携わり、お盆の振りまんどや正月のしめ飾り作りなど子どもたちに伝統文化を継承する活動を行っています。 受賞者を代表して唐澤寿男会長は「子どもも高齢者も仲間に加えて、一日でも長く元気に活動していきたい」と話していました。
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伊那市・箕輪町・南箕輪村 小中学校の卒業式始まる
伊那市、箕輪町、南箕輪村の小中学校10校で卒業式が15日に行われ、卒業生が学び舎を巣立ちました。 このうち、伊那市の伊那中学校では、3年生127人が卒業を迎え、武田育夫校長から卒業証書を受け取りました。 今年度の生徒会では、みんなでつながってひとつになろうと「糸」をテーマに活動したことから、卒業生は、それぞれが作った組紐の花飾りを制服につけて式に参加していました。 向山謙志郎君は答辞で、お世話になった人たちへ感謝の気持ちを述べました。
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伊那北小学校 3学期終業式
15日の卒業式を前に、伊那市の伊那北小学校で3学期の終業式が14日行われました。 この日は全校児童が体育館に集まり、終業式が行われました。 終業式では、3年生が1年間の行事や思い出を俳句にして発表しました。 春日由紀夫校長は「6年生だけでなく他の学年の皆さんも今の学年から卒業となります。友達を大切にして良い新年度を迎えられるようにしましょう」と話しました。 6年2組の教室では、あすの卒業式を前に、荷物を鞄に詰めて机の中を空にしていました。 その後、1人ずつ小学校生活最後の通知表を受け取りました。 伊那北小学校では15日に卒業式が行われ、82人が学び舎を巣立ちます。 伊那ケーブルテレビ放送エリア内では15日、中学校3校、小学校7校で卒業式が行われます。
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長谷小学校の6年生が歌舞伎の朗読劇を披露
地域の歴史について学習してきた伊那市の長谷小学校の6年生は、伝統芸能「中尾歌舞伎」の朗読劇を14日、発表しました。 長谷小学校の6年生16人は、総合学習の一環で、地域に伝わる伝統芸能「中尾歌舞伎」について学習してきました。 児童は、去年の秋季公演を見たり、中尾歌舞伎保存会のメンバーから話を聞いた他、体験学習などを行ってきました。 学習してきたことを発表出来ないかと考え、平成24年の春季公演で中尾歌舞伎保存会が初めて披露した「三六災害半世紀」の朗読劇に取り組むことにしました。 保存会のオリジナル演目で、昭和36年に伊那谷に甚大な被害をもたらした36災害を題材にした演目です。 児童たちは、台本を借りて2月から練習を重ねてきました。 幕末の農村を舞台に、長雨による土砂災害で妹を亡くした兄が10年後に再び同じような土石流から村や家族を守るというものです。 保存会が、会員数の減少や後継者不足などにより当面の間、活動休止することを聞いた児童たちは、一層練習に力が入ったということです。 児童たちは、中尾歌舞伎保存会が演じている写真を映しながら、読み上げていました。 集まった全校児童の前でおよそ20分間披露しました。
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伊那食品と松本山雅がコラボ
伊那市の伊那食品工業株式会社とサッカーJ2の松本山雅FCは、粉末清涼飲料「スポーツドリンクの素UP!」を共同開発しました。 伊那食品工業は松本山雅のスポンサーになっています。 選手やチームスタッフの要望を取り入れ、2年間かけて開発しました。 寒天からつくられた独自成分「アガロオリゴ糖」と運動で失われがちなミネラルを配合した粉末清涼飲料です。 選手たちにアンケートを取り、10種類ほどの味の中から好評だったアセロラ味を採用しました。 山雅の選手たちは、練習や公式戦で飲んでいるということです。 水に溶かして飲むだけで、甘さ控えめのスポーツドリンクになっています。 一般のスポーツドリンクよりも塩分濃度が高くなっているためサッカーやマラソンなど長時間にわたって運動するときに適しているということです。 価格は、5袋入りで税込702円で、伊那食品工業のショップやスーパーなどで販売しています。
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坂本勇さん 様々な技法で描く作品展
伊那市美篶の画家、坂本勇さんの油彩画やパステル画などが並ぶ作品展が、南箕輪村南原の喫茶店で開かれています。 会場には、油彩画やパステル画、絵手紙などおよそ40点が並んでいます。 坂本さんは、自宅のアトリエで作品を描きながら、絵手紙を中心に上伊那で教室を開いていて、およそ180人を指導しています。 今回の展示では旅先で見た風景画のほか、炭を使った絵手紙など、様々な作品が並びます。 坂本さんは「旅先では人やものとの出会いを大切にしています。そこで感じた感動を絵に表現しています。」と話していました。 坂本勇さんの作品展は、31日(金)まで、南箕輪村南原のコーヒー&ギャラリーなごみの樹で開かれています。
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伊那商工会議所 地域資源テーマに特別委員会設置へ
伊那商工会議所は、地域資源をテーマに4つのプロジェクト特別委員会を、来年度から設置します。 14日は、伊那商工会館で総会が開かれ、来年度の事業計画案が示されました。 それによりますと、来年度から4つのプロジェクト特別委員会を設置し、地域資源を活かした取り組みを行うということです。 特別委員会は、 ①高遠町の入笠山から長谷の鹿嶺高原の観光資源の利活用に取り組む南アルプス観光魅力創出プロジェクト。 ②伊那市の自然エネルギーや産業施設を観光に繋げる自然エネルギー・産業観光振興プロジェクト。 ③市街地の空き店舗を活用してそばなどの食の振興を図る、伊那の食プロジェクト。 ④イベントなどに女性が中心となり協力する女子会プロジェクトの4つです。 事業計画案では他に、JA上伊那との食の連携や、AI、IoT、ロボットの活用による生産性向上の支援などを行うとしています。 事業計画案は承認されました。
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中村家を地域振興の拠点に
伊那市は、高遠町鉾持神社近くにある「中村家住宅」を、料理の提供を前提に、来年度から整備し、地域振興に活用します。 13日に伊那市役所で開かれた、総合教育会議で報告されました。 中村家住宅は、江戸時代前期から中期に建てられた、文化財的価値があるとされる町家形式の建築物です。 伊那市では、中村家住宅を、高遠の文化と歴史を巡る観光拠点として整備することにしました。 施設内には、料理を提供するための調理場や、そば打ちができる体験スペースなどを設置する計画です。 総事業費は1億4,900万円となっています。 委員からは、「文化財的価値を損なわないようにしてほしい」といった意見が出されていました。 8月に着工し、来年3月末完成を目指すということです。
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伊那公民館で写真愛好家のクラブが作品展
伊那市内の60代から80代の写真愛好家でつくる写真クラブの作品展が、伊那公民館で開かれています。 会場には、クラブの会員13人の作品、約40点が展示されています。 展示会は毎年3月に開かれていて、この1年で撮影した県内外の風景などが題材となっています。 クラブは、伊那公民館に月に一度集まり持ち寄った作品を鑑賞し合っているほか、秋に撮影旅行を行っています。 心をこめて芸術的に写し出そうという意味で「Photo Art」の頭文字をとり「PA写心(しゃしん)倶楽部」というクラブ名で活動しています。 これまで全員が同じサイズの写真を展示していましたが、それぞれの個性を出そうと今年は自由なサイズで展示しています。 PA写心倶楽部の作品展は3月31日の午前中まで伊那公民館で開かれています。
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美篶小の児童を「こども8020推進員」に認定
伊那市の美篶小学校の児童は歯の大切さについて1年間学び、「こども8020推進員」に認定されました。 13日、美篶小5年2組の教室で、認定証の授与を前に最後のテストが行われました。 伊那市の池上歯科医院の池上秀樹さんが、きちんと歯を磨けているか確認し、噛むことの大切さについてひとりひとりに質問していました。 美篶小では今年、歯科保健に力を入れていて、5年2組では、6月から7回にわたり、噛むことや歯の大切さを学んできました。 こども8020推進員育成事業は、80歳になっても20本以上歯を保つ意識を、子どもの頃からもってもらおうと、長野県が行っているものです。 最終テストの結果、全員が合格しました。 最後に池上さんから児童全員に「こども8020推進員」の認定証とピンバッジが手渡されました。 ある児童は「歯のことについてわからないことがあったら調べたりして、周りの人にも教えてあげたい」と話していました。 池上さんは「みなさんが率先して8020を実践して、周りの人にも呼びかけてください」と話していました。
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伊那市史 初版からおよそ40年ぶりに編纂へ
伊那市の自然や歴史など、これまでの変遷をまとめた伊那市史の改訂版が、初版からおよそ40年ぶりに編纂されます。 13日に伊那市総合教育会議が市役所で開かれ、伊那市史について報告されました。 今回、初版から40年近く経過し様子が変わってきていること、また合併して新伊那市になっていることなどから計画されました。 現在のものは、旧伊那市、高遠町、長谷村、それぞれに発行されています。 白鳥孝市長は「5年10年はかかってしまう。遅いくらいだが、この段階でスタートをきっていきたい」と話していました。 伊那市では、改訂版ではなく、新伊那市史として新たに発行することも検討課題として、編纂委員の選定など準備を進めていくことにしています。
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伊那市西町で梅の花が見ごろ
伊那市西町で梅の花が見ごろを迎えようとしています。 13日の伊那地域の最高気温は、3月下旬並みの13度でした。 長野地方気象台によりますと、向う1週間は晴れる日が多いということですが、寒気が抜けていないため週末までは気温があがらないとみています。
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長谷中3年生8人 全員で皆勤賞を目指す
伊那市の長谷中学校3年生8人は、入学から誰1人休むことなく登校していて、8人全員で皆勤賞を目指します。 入学以来欠席者ゼロを続けているのは、3年生男子5人女子3人の8人です。 13日は、3年生を送る会で披露するダンスの動きの確認をしました。 8人は、入学してから3年間インフルエンザなどの出席停止日を除いて学校を休んでいません。 13日までの登校日数は623日を数えます。 1学年8人は、昭和36年の開校以降最も少ない人数ということで、修学旅行では貸し切りのバスが借りられず高速バスを利用するなど苦労したこともあったといいます。 それでも、保育園から同じ時間を過ごしてきたこともあり、男女の仲も良く、まとまりのあるクラスだと話します。 長谷中学校の卒業式は16日木曜日に行われ、残り3日間休むことなく登校しクラス全員で皆勤賞を目指します。
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伊那少年剣道クラブで大会
保育園児から中学生までが所属する伊那少年剣道クラブのクラブ内大会が12日伊那東小学校で開かれました。 大会は保育園、小学生の学年別、中学生に分かれて開かれ32人が参加しました。 クラブ内大会は1年間のまとめとして毎年開かれていて38回目となります。 小学5、6年生の部と中学の部は総当りでの対戦後、上位4人がトーナメントで順位を競いました。 5、6年生の部決勝では5年生の黒河内上生君が勝ちました。 黒河内君は5月に長野市で開かれる大会に上伊那選抜チームの一員として出場することが決まっています。 新6年生が出場する大会で県内外から90チームが参加します。 中学生の部の決勝は中学3年で2段の北澤一樹君と2年で初段の池上象是君の対戦となり池上君が勝利しました。 指導にあたっている飯島浩さんは「送り迎えをしてくれている保護者や会場を貸してくれている学校、対戦相手などへの感謝の気持ちを忘れず剣道に精進してもらいたい。」と話していました。
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新宿のタカトオコヒガンザクラ開花
伊那市の友好提携都市新宿区に去年12月に植樹したタカトオコヒガンザクラが開花しました。 伊那市によりますと桜は、今月4日に開花したということです。 去年12月に新宿駅東南口広場のリニューアルを記念して伊那市がタカトオコヒガンザクラ2本を寄贈したものです。 開花した桜の近くにある新宿観光案内所では高遠の桜のポスターやチラシが貼られている他、映像が流れています。 桜守の西村一樹さんは、「桜は来週中には見ごろを迎えそうだ」と話しています。
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ファーマーズの集い 功績者を表彰
上伊那8市町村の農業委員が集まるファーマーズの集いが2月27日JA上伊那本所で開かれ、農業の発展に功績のあった3人と3団体が表彰されました。 上伊那農業委員会協議会の堺澤豊会長から、表彰状が手渡されました。 伊那ケーブルテレビ放送エリア内では、伊那市手良の酒井敏明さん、 美篶の春日満男さん、 箕輪町長岡の柴節子さん 南箕輪村の農事組合法人まっくんファームの3人と1団体です。 美篶地区の会長を務め荒廃農地の解消に取り組んだ春日さんは、「地域の農業の活性化を願って活動してきた。これからも体力の続く限り尽力していきたい」と受賞者を代表して謝辞を述べました。 集いでは、上伊那農業高校畜産班が鹿肉を使った加工品開発について発表しました。 会場には農業委員や関係者およそ200人が訪れ、高校生の取り組みに耳を傾けました。
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古い布を使った作品の販売会
着物などの古い布を使った作品の展示販売会が伊那市のかんてんぱぱホールで開かれています。 会場には、洋服やバッグなどおよそ1000点が展示販売されています。 出展しているのは、伊那市や塩尻、諏訪などに住む主婦17人です。 作品の展示販売会は14日まで、伊那市のかんてんぱぱホールで開かれています。