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就職希望の高校3年生 産業視察
ハローワーク伊那などは、就職を希望する高校3年生を対象にした産業視察を5月27日に行いました。
産業視察には、上伊那地域を中心に、就職を希望する高校3年およそ400人が参加しました。
18グループに分かれ、製造業や小売業など36事業所を視察しました。
このうち、伊那市に本社を置く株式会社ニシザワのベルシャイン伊那店には、35人が訪れました。
はじめに、担当者が会社の概要や小売業の仕事について説明をしました。
大正13年に創業し、今年で100周年を迎えるニシザワでは、スーパーマーケットや飲食事業など4つの事業を行っています。
このうち、スーパーマーケットの事業は、会社の売り上げの70%を占めるということで、「小売業は、地元の人の生活を支える、必要不可欠な業種です」と話していました。
ベルシャインの視察ではほかに、売り場やバックヤードの見学もしました。
高校生の就職活動は、7月1日から始まり、内定が出るのは9月16日からとなっています。
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交通死亡事故多発警報を受け伊那署が取り締まり
6月12日に全県に交通死亡事故多発警報が発令されたのを受け、伊那警察署は交通指導取り締まりを19日行いました。
19日は伊那警察署の交通課署員7人が伊那北駅前交差点付近の市道で通行禁止違反の取り締まりを行いました。
この市道は、伊那小学校の通学路として使われていて、午前7時半から9時まで車の通行が禁止になっています。
6月12日に全県に交通死亡事故多発警報が発令されたのを受け、伊那署が取り締まりを行ったものです。
伊那警察署によりますと、今年に入って管内で発生した交通死亡事故は、6月9日に伊那市日影の国道361号で発生した単独事故の1件だということです。
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親子で6メートルの巻き寿司づくり
伊那市山寺区公民館のイベントで地区の親子が長さ6メートルの巻き寿司づくりを29日に伊那市のきたっせで行いました。
巻き寿司づくりには、親子10組などおよそ25人が参加しました。
山寺の八幡寿司が酢飯や具材を用意し、作り方を教えていました。
具材には卵焼きやかんぴょう、エビなどを入れていました。
入れ終わると長さ6メートルの寿司を参加者が息を合わせて巻いていきました。
出来上がった巻き寿司は、その場で食べたほか、家に持ち帰ったということです。
巻き寿司づくりは、山寺区公民館のイベントとして行ったもので、2023年は5メートル60センチをつくり、今回は新記録の6メートルだったということです。
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伊那北高校文化祭 ペン祭始まる
伊那市の伊那北高校の文化祭「第70回ペン祭」が28日から3日間の日程で始まりました。
文化祭はコロナ前の形で5年振りに通常開催となりました。
28日は全校生徒およそ700人が体育館に集まり開祭式が行われました。
はじめに生徒会が制作した動画が上映されました。
今年のペン祭のテーマは「ペン祭とは、1%の理性と99%の狂気である」です。
理性を吹き飛ばし楽しみつくしてほしいという思いが込められています。
開祭式では、軽音楽部による演奏や全校生徒でダンスを踊りました。
最後は、全校生徒で製作したモザイクアートがお披露目されました。
モザイクアートは、縦2m50cm横5mで、全校生徒がマスにカラーテープを貼り、つなぎ合わせたということです。
今年は5年振りにクラス出店が行われ、3年生がかき氷やフランクフルトなどを販売しました。
29日・30日は、一般公開されクラス展の他、ダンス部や合唱部などの発表が予定されています。 -
伊那市議会6月定例会閉会
伊那市議会6月定例会は新たに提出された議員提出議案など6議案を含む11議案全てを原案通り可決し28日に閉会しました。
議員提出議案のうち、国の地方自治法の一部を改正する法律が成立したことを受け、衆参両院の総務委員会の付帯決議を十分にふまえた制度運用を求める意見書提出について賛成19、反対1の賛成多数で可決されました。
今定例会に提出された11議案は全て原案の通り可決されました。
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ミクロネシア児童ら 高遠小で交流会
ミクロネシア諸島の児童や生徒24人が28日に伊那市高遠町の高遠小学校を訪れ児童と交流しました。
これは国立信州高遠青少年自然の家の交流事業で行われたものです。
体育館で交流会が開かれ、ミクロネシアの児童・生徒は地域の伝統的な踊りを披露しました。
23日の土曜日に来日して東京都に滞在し、前日国立信州高遠青少年自然の家に到着したという事です。
高遠小学校の児童は校歌を披露しました。
国立信州高遠青少年自然の家での受け入れはコロナ禍以来4年ぶりだということです。
ミクロネシアの児童・生徒たちは国立信州高遠青少年自然の家での自然体験や、ホームステイを行い、7月2日に帰国するという事です。 -
市内の小中学校給食で有機米を導入へ
伊那市は有機農業を促進するため、市内の一部地域の小中学校の給食で有機米を導入します。
27日は有機農業専門委員会が発足し、初会合が市役所で開かれました。
委員は有機農業に取り組む農家や流通関係者などの21人が務めます。
国の交付金を活用して伊那市では来年の1月から2か月間を目安に、高遠・長谷・新山・美篶の小中学校で有機米の導入を予定しています。
今年度は取り組みやすい稲作から始め、来年度以降は有機野菜も検討するということです。
委員会では有機米の基準や技術支援について検討する他、今年度内の有機農業実施計画の策定を目指します。
委員長には高遠町の農家などで作るLURAの会代表の宇野俊輔さんが選ばれました。
宇野さんは「安定した収量が確保できるかが課題だ。多くの意見をもらい、進めていきたい」と話していました。
委員の任期は2026年度末までで、今年度はあと3回委員会の開催を予定しています。 -
視聴者提供 小沢でクマを撮影
ここ最近クマの目撃が多発しています。
視聴者から、伊那市小沢の田んぼでクマの親子を目撃し写真を撮影したとの情報がよせられました。
こちらがその写真です。
クマの親子が田んぼのあぜ道を林の方に移動しています。
撮影したのは伊那市小沢の唐澤昌志さんです。
唐澤さんは午前5時40分ごろ、田んぼに水を入れる作業中、クマを目撃したということです。
伊那市では今年度、12件のクマの目撃情報がありました。
前年度と比べ9件多くなっています。
また、27日の伊那市定例記者会見で白鳥孝市長が市民に注意を呼びかけました。
伊那市では地元の猟友会と連携して、クマの目撃情報があった西箕輪や小沢にクマ用の檻を設置する予定です。
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神山公秀さん 保健衛生功労で知事表彰
長年にわたり地域の保健・医療の充実に貢献したとして、伊那市西町の神山内科医院の神山公秀さんが、長野県知事表彰を12日に受賞しました。
27日は、神山さんと妻の民子さんが市役所を訪れ、白鳥孝市長に受賞を報告しました。
現在85歳の神山さんは、1979年、伊那市西町に医療法人神山内科医院を開設しました。
現在は、次男の育男さんが院長を務め、神山さんは理事長です。
神山さんは、医院での診療のほか、1980年から2022年までの42年間、美篶小学校の学校医を務めました。
また、上伊那医師会の会長など、16年にわたり役員として地域保健や医療の充実と発展に務めた功績で、今回保健衛生の分野で6月12日に知事表彰を受賞しました。
今年度の知事表彰は、74の個人と団体が受賞していて、保健衛生の分野は9人となっています。
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やまぶどうワイン「山紫」28日から販売
伊那市と信州大学農学部が開発した、やまぶどうを使い熟成させたワイン「山紫」が完成し、28日から販売が始まります。
伊那ワイン工房の村田純社長と、やまぶどう生産者の会の城倉友幸さんが完成したワインについて説明しました。
2023年に収穫したやまぶどうの甘みを活かし熟成させたものだということです。
720ミリリットル入りが税込み2,500円で限定1,400本、375ミリリットル入りが税込み1,600円で限定400本となっています。
山紫は28日から市内の酒販店などで購入できます。
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伊那まつり 開始時間を早めて開催
今年の伊那まつりは8月3日の1日開催で行われます。
小さい子どもにも参加しやすいようオープニングパレードと市民おどりの開始時間を2023年より30分早めて行います。
27日は市役所で定例記者会見が開かれ白鳥孝市長が伊那まつりの開始時間を早めることについて考えを述べました。
今年の伊那まつりは8月3日(土)に1日開催で行われます。
オープニングパレードは2023年より30分早い午後4時からです。
市民おどりも30分早い午後5時から始め、午後7時に終了します。
市民おどりには51連およそ2,400人の参加を予定しています。
花火大会は2023年と同じの午後7時半から8時までです。
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手話サークル「あおいそら」手話体験
手話サークル「あおいそら」の手話体験教室が伊那市の福祉まちづくりセンターで26日開かれました。
体験教室にはおよそ20人が参加し手話でのあいさつの仕方などを学びました。
講師は上伊那聴覚障害者協会の木下武男さんが務めました。
木下さんは耳が不自由なことで困ることを手話で説明していました。
「あおいそら」の山﨑一子会長は「コミュニケーションをとるのに困っている人のことを理解し今まで以上に手話が身近になってほしい」と話していました。
手話体験教室は参加費無料で7月3日、10日、17日に、伊那市福祉まちづくりセンターで開かれます。
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クマ目撃相次ぎ 伊那西小 車で登下校
伊那市の伊那西小学校は、学区内でクマの目撃情報が相次いでいる事から、登下校時に車やバスでの児童の送迎を26日から始めました。
26日午前7時30分頃の伊那西小学校です。
子ども達は、保護者が運転する車で登校していました。
伊那西小学校の通学区では、17日と25日にクマの目撃情報がありました。
2週間以内に2度の目撃情報があった事から、きょうから2週間の予定で、車やバスでの送迎を始めました。
保護者が自家用車で乗り合いも含め送り迎えを行い、下校時の迎えが難しい場合は、学校のバスで家の近くまで送るという事です。
伊那西小では、7月9日に信州大学の助教を招き、クマの生態や遭遇した時の対処方法を学ぶ学習会を開く予定です。
伊那市内ではきょう、午前10時30分と午後2時30分頃に西箕輪羽広で、ともにクマの幼獣の目撃情報がありました。
市内では今年度、12件の目撃情報があり、前年度と比べ9件多くなっています。 -
伊那・箕輪の西部地域でクマの目撃相次ぐ
人里でのクマの目撃が相次いでいます。
6月2日に人身被害があった箕輪町では、5月から例年を上回るペースとなる8件の目撃情報がありました。
25日は町役場で定例記者懇談会が開かれ、クマの出没状況などについて説明がありました。
町では今後、クマと人のすみわけのためのゾーニングを行っていく計画です。
箕輪町では、今月2日に下古田で男性がクマに襲われけがをしました。
25日までに、西部地域で8件目撃情報があり、昨年度の4件をすでに上回っています。
また25日までに2頭が誤って罠にかかり、捕獲、放獣されています。
町では、檻やセンサーカメラの設置、藪の刈り払いなどを行いました。
また、箕輪西小学校の保護者に朝夕の送迎を依頼しています。
下古田では、クマの動きが活発となる朝夕を避け、農家の男性が草刈りをしていました。
伊那市では、25日までに9件の目撃情報がありました。
24日の午後7時半頃に伊那養護学校付近で幼獣1頭が、きょう午前5時40分頃には、小沢でクマの親子が目撃されました。
捕獲件数は6件で、きょう早朝、中の原でメスの成獣がクマ檻にかかっていたということです。
伊那西小学校では、明日から登下校時に車やバスでの送迎を行うとしています。
なお、南箕輪村ではクマの目撃情報は寄せられていません。
県では、全県にツキノワグマ出没注意報を発令していて、朝夕は山の中に入らないことや、ラジオや鈴など音の出るものを持って出かけることなどを呼びかけています。
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ヘチマの苗 市役所で無料配布
伊那市ではCO2を減らす取り組みとして、ヘチマの苗を無料で配っています。
ヘチマの苗は、市役所1階ロビーで配布しています。
150ポット用意し、25日午前10時現在、50ポットほど残っていました。
伊那市では「伊那から減らそうCO2」「すすめようプラごみ削減」の一環として、市内の保育園などと協力してヘチマを育てています。
育ったヘチマでスポンジを作り、脱プラスチックを目指しています。
4年目の今年は、市民にも取り組んでもらおうと、初めてヘチマの苗を配布することにしました。
つるが伸びてグリーンカーテンになるとエアコン代の節約にも繋がるということです。
ヘチマの苗は26日まで、市役所1階ロビーで配布しています。
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市民プール オープンに向け清掃
伊那市の市民プールが7月13日土曜日にオープンします。
25日はプールの清掃が行われました。
清掃を行ったのは市や市振興公社の職員およそ10人です。
ブラシや高圧洗浄機を使い、落ち葉や泥など1年間でたまった汚れを清掃していました。
清掃は26日も行い、その後機器の点検をしてオープンを迎えます。
市の職員は「今年も暑くなりそうなので、ぜひ楽しんでほしい」と話していました。
伊那市民プールと高遠スポーツ公園プールは7月13日~8月25日まで営業するということです。
オープン初日は無料で開放されます。
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新紙幣発行まで10日 飲食店やスーパーの対応は?
7月3日の新紙幣の発行まで残り10日となりました。
伊那地域でも、スーパーのレジなどでは対応が進む一方で、飲食店などでは券売機の更新など対応が必要となっています。
伊那市の株式会社ニシザワでは、運営するベルシャイン4店舗と食彩館系列のスーパー7店舗に合わせて140台のレジを導入しています。
新紙幣に対応するための機械内部のプログラムの変更を進めていて、24日の朝全てのレジで更新が終わったということです。
これにより、7月3日から新紙幣と旧紙幣の両方を使用することができます。 -
日影区で防災学ぶイベント
楽しみながら防災について学ぶイベントが、伊那市の日影公民館で23日行われました。
このイベントは、ひかげ遊ぼうさいと題し、日影分館と、日影自主防災会の共催で開かれました。
会場には、非常食や携帯用ミニトイレなどの防災グッズの他、段ボールベッド、簡易個室などが展示されました。
イベントは、楽しみながら防災について学んでもらおうと、納涼祭に代わるイベントとして行われていて今年で3年目です。
23日は雨のためイベントの規模を縮小して行われました。
会場の外では、アルミ缶を使ってご飯を炊く体験や火起こしなども企画されました。
防災以外にも菓子などが当たるビンゴ大会や、かき氷やポップコーンなどの出店ブースもありました。
日影区では、「イベントを通して、災害に強い区を目指していきたい」と話していました。 -
伊那地域で雨 JR飯田線に影響
前線や低気圧の影響で伊那地域23日の伊那地域は雨となり、交通機関にも影響がでました。
JR東海によりますと、飯田線は、午前6時頃、下島駅―沢渡駅間で列車と倒木が衝突したため一部区間で運休と遅れが発生しました。
また、午後4時現在、駒ヶ根駅―伊那北駅間で上下線ともに運転を見合わせています。
午後4時現在、伊那市・箕輪町、南箕輪村に被害の報告は入っていません。
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50人が参加 キックベース大会
一般社団法人伊那青年会議所主催のキックベース大会が22日伊那市のロジテックアリーナで開かれました。
キックベース大会には伊那市、箕輪町、南箕輪村の親子50人が参加しました。
5チーム総当たりの4試合が行われ、楽しみながら汗を流していました。
試合には子ども5人、大人2人が交代しながら出場しました。
伊那青年会議所では地域や年齢の枠を超えた交流のイベントを定期的に行っていて、夏にはキャンプを計画しているということです。
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弥生祭始まる
伊那市の伊那弥生ケ丘高校の文化祭「第65回弥生祭」が21日から3日間の日程で始まりました。
文化祭はコロナ前の形で5年振りに通常開催となりました。
21日は全校生徒およそ630人が体育館に集まりオープニングセレモニーが行われました。
はじめに生徒会が制作した動画が上映されました。
新型コロナ感染防止対策として昨年度までオープニングセレモニーを伊那文化会館で開催してきましたが、今年はコロナ前と同様に学校で行われました。
今年の弥生祭のスローガンは星と虹と書いて「星虹」です。
生徒を星に見立てて生徒がいろいろな人と虹の架け橋になればという思いが込められています。
ステージ発表ではダンス部が息のあったパフォーマンスを披露しました。
また、男子ソフトボール部によるダンス発表や野球部の漫才なども行われました。
22日は、全校生徒による体育祭や生徒会企画が予定されています。
最終日の23日は一般公開され、クラス展の他、吹奏楽部や演劇部などの発表が予定されています。
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平和願うバラを植樹
バラ祭り開催中の伊那市高遠町のしんわの丘ローズガーデンに世界平和を願う「シモーヌ・ヴェイユという品種のバラ」が21日、新たに加わりました。
しんわの丘ローズガーデンは今年、プレオープンから20年を迎えました。
これを記念し伊那市内に工場があり精密温度制御装置などを製造する伸和コントロールズ株式会社と世界平和に貢献することを目的にフランスで設立された団体ルネサンス・フランセーズの日本代表部が共同でシモーヌ・ヴェイユのバラの苗木5本を伊那市に寄贈しました。
21日は植樹式が行われ、伊那市の関係者など10人が出席しました。
このバラは2015年、ルネサンス・フランセーズの設立100周年を記念して作られたものです。
会の名誉会長で世界に正義と平和を訴えたフランスの女性政治家のシモーヌ・ヴェイユに由来しています。
この団体ではバラを通じた世界平和を強く求めていく活動として全国各地の自治体などに寄贈しています。
シモーヌ・ヴェイユのバラは香りが強く春と秋に花が楽しめるのが特徴だということです。
21日に植樹したバラは来年の5月頃楽しめそうです。
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あるしん12期ぶりの赤字決算
アルプス中央信用金庫は、令和5年度の第73期決算を21日に発表し、純利益は17億2,300万円の赤字となりました。
あるしんの決算が赤字となるのは12期ぶりです。
アルプス中央信用金庫は令和5年度に、保有する海外の有価証券の損失処理に15億1,900万円、融資先の倒産リスクに備えた貸倒引当金に7億7,300万円などを計上したため純利益は前の期と比べ18億8,300万円、1,178パーセントの減少で、17億2,300万円の赤字となりました。
赤字決算となるのは12期ぶりです。
預金額は、新型コロナ給付金の減少などが影響し23億円の減少の3,386億円でした。
預金残高が前の期と比べ減少するのは14期ぶりです。
貸出金は、個人・法人ともに堅調に増加し、38億円増の1,389億円でした。
アルプス中央信用金庫では、「大変厳しい決算となったが、一連の処理により将来にわたる経営の安定性を確保できる見通しとなった」としています。
また、21日に駒ヶ根市で開かれた通常総代会で新しい理事長に伊那市の原英則さん63歳が選ばれました。
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松本山雅SC南信 保育園でサッカー教室
一般社団法人松本山雅SC南信は、伊那市の伊那北保育園でサッカーの巡回指導を21日に行いました。
この日は伊那北保育園の年少から年長の園児43人がボールの扱い方を教わるとドリブルの練習をしていました。
教えたのは松本山雅SC南信のコーチの大八木隆斗さんと久保翔さんです。
松本山雅SC南信では子どもたちにサッカーを通じて、スポーツの楽しみを知ってもらおうと南信地域の保育園や小学校で指導を行っています。
最後はミニゲームを行いました。
伊那市内の公立保育園でのサッカー巡回指導は今回が初めてで、今後、市内の別の保育園でも行われるということです。 -
現代アート作品展
ポスターや立体作品などが並ぶ現代アート作品展が、伊那市のベルシャイン伊那店で20日から始まりました。
会場ではおよそ30点が展示販売されています。
アメリカの芸術家、アンディ・ウォ―ホルの作品はスケートボードをキャンバスに見立てたもので、スケボー愛好家に人気があるということです。
現代アート作品展は30日までベルシャイン伊那店で開かれています。
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伊那弥生ケ丘高校跡地利用 大学誘致も一つの選択肢
伊那市の白鳥孝市長は、高校再編による伊那弥生ケ丘高校の校舎の跡地利用について「大学誘致を一つの選択肢として県に提案していきたい」との考えを示しました。
これは、20日に市役所で開かれた市議会一般質問で議員の質問に答えたものです。
白鳥市長は「地域の環境も変化しているので小規模なサテライトキャンパスも含めて、幅広く誘致について検討していきたい」と話しました。
伊那市は産学官民連携のまちづくりの検討組織を8月に立ち上げます。
その中で伊那弥生ケ丘高校の校舎の跡地利用についても話し合いを行うということです。
ほかに、市役所職員の名札について、プライバシーの保護やトラブル防止の観点から、フルネーム表記の廃止に向け、作業を進めているということです。
実施時期は未定だということです。
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旧井澤家住宅で刺しゅう作品展
上伊那で活動する刺しゅうグループの作品展が、伊那市西町の旧井澤家住宅で開かれています。
作品展は、刺しゅう愛好家でつくる「オリジナルT 刺しゅうグループ」が開いたもので、会場には、生徒50人の作品150点が並んでいます。
グループは、宮田村の竹中理恵子さんが40年ほど前に立ち上げ、現在50人の生徒がいます。
今回の作品展では、世界各国の刺しゅうが並んでいます。 -
伊那市出身の伊藤さん 国際映画祭にノミネート
伊那市荒井出身の伊藤優気さんが初めて監督を務めた映画「冬支度」が埼玉県川口市で開催される国際映画祭の国内コンペティション長編部門にノミネートされました。
19日は、伊藤さんにオンラインでお話を伺いました。
監督した作品「冬支度」です。
川口市で開かれる、SKIPシティ国際Dシネマ映画祭の国内コンペティション長編部門には、応募53作品から6作品がノミネートされ、伊藤さんの作品がこの6作品に入りました。
撮影は伊那市を中心に行われました。
農家の建と印刷業の明は親友で、建の祖父の死をきっかけに次第にお互いの価値観の違いに気づき始めます。
祖父の形見のカメラで写真を撮り始め次第にのめりこんでいく建。
戸惑いながらも背中を押す明。
現代社会に生きる2人の若者の感情を繊細に描いた作品です。
伊藤さんは現在22歳、高校卒業後に俳優を夢見て東京の養成所に入り演技を学びました。
仲間から映画を撮ろうと誘われ、今回初めて監督を務めたということです。
この映画祭は国内と海外の長編部門、短編部門があり若手監督の登竜門として知られているということです。
ノミネートされた作品は7月に埼玉県川口市のSKIPシティで上映されます。
なおノミネートされた6作品の中から優秀作品賞1作品が7月21日に決まる予定です。
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伊那市「こども部」 来年度新設へ
伊那市の白鳥孝市長は、来年度、子どもに係る政策を一元的に行う仮称・「こども部」を部署として新たに設置する考えを示しました。
これは19日に、市役所で開かれた市議会一般質問で議員の質問に答えたものです。
白鳥市長は「子どもに係る政策を一元的に推進するこども部を来年度新たに設置し、乳児から高校生までの支援策を検討していく」と答えていました。
伊那市では9月定例会にこども部の設置に係る条例案を提出する予定です。
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Wakka Agri と田楽座8月に「棚田まつり」開催へ
伊那市長谷で輸出用の米づくりを行う農業法人Wakka Agriと富県を拠点に活動しているまつり芸能集団「田楽座」は8月に中尾座で棚田をテーマに地域を盛り上げる「棚田まつり」を行います。
18日は中尾座で記者会見が開かれました。
祭りは「棚田まつり」と題し、中尾座とその周辺で8月24日(土)に行われます。
祭りでは中尾地区で使われていた子ども神輿の練り歩きや、棚田のまわりに火を灯して米作りの豊作を祈る伝統行事「虫送り」を行う予定です。
また、中尾座の舞台では田楽座によるパフォーマンスが行われる他、「ざんざ節」の披露も企画されています。
ワッカアグリは2017年から長谷地域で米作りを行っています。
現在拠点としている中尾では高齢化や過疎化が進んでいることから、米作りの後押しをしてくれた地域に感謝し、盛り上げたいと考えました。
祭りを通して伝統を守り未来へつなげるという想いが同じだったことから田楽座と共同でイベントを開くこととなりました。
去年からお互いのイベントへの参加などを通して交流を深めてきました。
「棚田まつり」は8月24日(土)に中尾座とその周辺で午後4時から開かれます。
また、運営費用に役立てるためクラウドファンディングを行っています。
目標額は150万円で、期間は7月31日までです。