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荒井神社例大祭で子ども相撲奉納
伊那市荒井にある荒井神社の例大祭が、10日行われ、子ども達が、境内で相撲を奉納しました。
10日は、荒井神社の例大祭です。
例大祭では、毎年子ども相撲が奉納されていて、今年で29回目です。
境内に設けられた土俵では、裸足になった子ども達が、白熱した取り組みを行っていました。
相撲大会には、荒井区の小学生106人が参加しました。
1年生縲・年生までが男女に分かれて、トーナメント方式で対戦しました。
会場からは、「東がんばれ、西がんばれ」と声援が送られていました。
荒井区の久保村 友保区長は、「地区の将来を担う子ども達の元気な姿を、地区の神様に見てもらいたい」と話していました。 -
子守唄フォーラム 11月に開催
子守唄の流れる子育てにやさしい地域づくりを目指し、子守唄フォーラムが伊那市で11月に開かれます。
フォーラムを開く、子守唄を地域に広める会は6日夜、伊那市の伊那公民館で会合を開きました。
子守唄フォーラムは去年初めて開かれ、今年が2回目です。
フォーラムでは、NPO法人日本子守唄協会代表の西舘好子さんの話や、歌手の川口京子さんによるコンサートがあります。
今年は、会の趣旨に賛同した地元の合唱団や、楽器ユカイナを演奏するユカイナ倶楽部が、一緒に子守唄や童謡を歌おうとコンサートに出演します。
会では今後、チラシ5千枚を公共施設などに配り、来場を呼び掛けていくということです。
子守唄フォーラムは11月21日、伊那市のいなっせホールで開かれます。 -
南アルプスふるさと祭り
伊那市長谷の南アルプスふるさと祭りが10日に行われました。
南アルプスふるさと祭りは昭和59年から行われていて、今回から会場を美和レイクハイランドに移して行われました。
祭りでは、長谷のそれぞれの区の子供神輿が練り歩き会場を盛り上げました。
今回の祭りでは、これまで名前がなかった、浦にある分杭峠と峰続きの山の名称が「入野谷山」と決定し式典で発表されました。
伊那市では、長谷の住民を対象に山の名前を公募したところ、市野瀬に住む宮下正三さんの入野谷山が採用され、伊那市から命名者であることを証明する認定証が贈られました。
この他祭りでは、ざんざ節をアレンジしてH19年にできたダンジングNewザンザを長谷小学校の児童が披露しました。 -
権兵衛トンネルで防災訓練
万が一の事故に備え、伊那と木曽を結ぶ国道361号権兵衛トンネルで12日、防災訓練が行われました。
防災訓練はトンネル内の自動車事故や車両火災に備えようと行われたもので今年で6回目です。
訓練には、伊那・木曽両地域の消防や警察などおよそ100人が参加しました。
訓練は、一般車両の通行を規制して、権兵衛トンネルの伊那側入り口からおよそ300メートル中に入った所で行われました。
乗用車が対向車線にはみ出し、対向車線を走ってきた乗用車と衝突して火災が発生したという想定です。
救急救助訓練では、両地域の消防組合が、車両に閉じ込められたけが人などを救助していました。
けが人を救助したあと、消火訓練が行なわれトンネル内の消火栓からホースを取り出し放水していました。
他には防災ヘリを使って負傷者の搬送訓練も行われました。
トンネル付近のタイヤチェーン脱着所まで負傷者を運び、そこから病院までヘリで救急搬送するものです。
県消防防災航空隊隊員が、ヘリからロープを伝って降下したあと負傷者にみたてた人形をロープにつなぎ引き上げていました。
トンネルを管理する木曽建設事務所によると、8月末現在、権兵衛トンネルの交通量は累計でおよそ630万台、1日平均3千800台となっていて、これまで車両火災などの大きな事故はおきていないという事です。 -
伊那北高創立90周年薫ヶ丘秀作美術展
今年度、創立90周年を迎える伊那市の伊那北高校出身の美術家が作品を出品する薫ヶ丘秀作美術展が10日から伊那文化会館で始まりました。
会場には、伊那北高校の前身である旧制伊那中学校の卒業生から、現役の高校生、そして、故人まで75人の作品が展示されています。
この美術展は、伊那北高校の創立記念の年にあわせて開かれていて、今回で3回目です。
OBによる美術展は、毎年開かれていますが、創立記念にあわせた美術展は、出品者も倍増するなど、規模を拡大して開いています。
今年は、長野オリンピックでモニュメントを制作し、王室カナダ学芸員会員などとして活躍している斉藤 智さんのブロンズも出品されています。
また今回の展示では、初めて、現役高校生の作品も寄せられています。
この薫ヶ丘秀作美術展は、17日(日)まで、伊那市の伊那文化会館で開かれています。 -
ソースかつ丼の日
10月10日はソースかつ丼の日です。
伊那ソースかつどん会加盟店は、日頃の感謝を込め1杯100円引きのサービスを行いました。
カツの揚がるジュージュ竏窒ニいう音から、10月10日をソースかつ丼の日としています。
10日は、日頃の感謝を込め、19の加盟店すべてで、百円引きのサービスを行いました。
伊那市西箕輪の青い塔でも、名物のヒレかつ丼が100円引きで提供されました。
店内は、県内外から訪れた多くの客で賑わっていました。
会計時には、食べた店でのみ使える100円引き券が、加盟店すべてで配られました。 -
パネルシアター 親子で楽しむ
パネルシアターで遊ぶイベントが9日、伊那市の伊那図書館で開かれました。
イベントは、パネルシアター大好きの会が開いたもので、親子およそ30人が楽しみました。
上演したのは、パネルシアターの会「ティンクル」代表で、長野市在住の降旗伸子さんです。
降旗さんと伊那地域とは、降旗さんが21年前にパネルシターを伊那に紹介した縁があります。
演じる人と見る人が一つになれる良さがあるということで、県内だけでなく海外公演も行い、その魅力を伝えています。
今回は、動物当てクイズやお話などが次々と上演されました。
子どもたちは、降旗さんと一緒に手遊びをしたり、クイズに答えるなどして楽しんでいました。 -
父親の会「信州育メンズ」結成
地域の父親同士のネットワークや居場所づくりを目指す父親の会「信州育メンズ」が9日、結成されました。
結成に合わせ、伊那市の伊那図書館でワークショップが開かれました。
信州育メンズは、子育て中の父親同士のネットワークや居場所づくりを目指す会です。
伊那市などの子育て中の父親ら6人が立ち上げまし た。
父親が自主的にネットワーク作りの会を立ち上げるのは、県内でも珍しいということです。
ワークショップには父親だけでなく母親も参加し、父親の役割をテーマに自由に話をしました。
参加者からは、「父親の役割は母親のサポート」「母親の話を聞いてあげることも大切」などの意見が出ていました。
信州育メンズは今後、パパのための子育て講演会を12月4日に伊那市のふれあい縲怩ネで開く予定です。 -
暴力追放、交通安全伊那市民安全大会
暴力や交通事故のない平和な社会を築いていこうと伊那市などは、伊那市民安全大会を9日、市民会館で開きました。
大会には、関係する団体からおよそ800人が集まりました。
大会では、伊那市防犯協会女性部が、ネットオークション詐欺やワンクリック詐欺などのハイテク犯罪についての寸劇を演じました。
寸劇の中で、人や物事を簡単に信用しないこと、架空請求は無視すること、1人で悩まずに相談することなどを訴えていました。
大会の最後には、暴力追放と交通安全についての大会宣言を採択しました。 -
伊那総合物産展・商工祭
伊那の名産品や工業製品などが一堂に並ぶ「伊那総合物産展・商工祭」が、9日から伊那商工会館で始まりました。
伊那総合物産展・商工祭は、地元企業の技術力や開発力を地域の人達にも知ってもらい、名産料理も多くの人に味わってもらおうと毎年開かれています。
今回で62回目を迎えました。
今年は「イナエコフェア2010」をテーマに開催され、ソーラーパネルやIHクッキングヒーターなど、各社がエコをテーマに商品を展示していました。
また、クマやニホンジカなど全国的に問題になっている野生鳥獣を捕獲するオリも出品され、注目を集めていました。
オリを出品した株式会社藤沢精機の保科忠由会長は「農作物を作るたびに食べられていたら農家もやる気をなくしてしまう。少しでも力になることができれば」と話していました。 -
伊那法人会25周年記念式典
社団法人伊那法人会の社団化25周年記念式典が、9日、伊那文化会館で開かれ、漫才師の島田洋七さんが講演しました。
会場には会員や一般など、およそ800人が集まりました。
法人会は、中小企業や自営業者などでつくる団体で、地域ごとに法人税や消費税の納付の促進や啓発、セミナーなどを行っています。
北原國人会長は「多くの人の支えで25周年を迎えられた。税のオピニオンリーダーとして、幅広い活動で地域に貢献していきたい」とあいさつしました。
式典の後、漫才師・島田洋七さんの講演が行われました。
島田さんは、漫才コンビB&Bとして一世を風靡した他、著書「佐賀のがばいばあちゃん」がベストセラーを記録するなど、幅広い分野で活躍しています。
今日は「がばいばあちゃん」「笑顔でいきんしゃい」と題して講演しました。
島田さんは幼少時代に8年間暮らした祖母の家での生活を振り返りながら「今の日本は便利で豊かな国になったが、昔の方が良かった。貧乏だったが笑顔があふれ幸せだった」と話しました。
島田さんは「貧乏でも人は幸せに生きることはできる。考え方次第で人はいくらでも幸せになれる。」と話していました。 -
りんごの葉摘み作業
伊那市の東春近小学校の4年生が8日、りんごの葉の摘み取り作業を行いました。
葉摘み作業には東春近小学校の4年生60人が参加しました。
東春近小では、毎年4年生が総合学習の一環で、東春近のりんご農家伊藤一路さんの果樹園でりんご学習をしています。
児童らは、「真赤なりんごに育ってほしい」と話していました。 -
大森英明さん富士山写真展
伊那市美篶のアマチュアカメラマン、大森英明さんの写真展「夢幻の世界 富士山」が8日から伊那図書館で始まりました。
富士山の写真を撮り続けて16年。
会場には、明け方に撮影したものを中心に様々な富士山の写真22点が並んでいます。
大森さんは、会社勤めの傍ら、年に数十回ポイントに足を運び、一瞬を切り取っています。
作品展は、今回で10回目。
会場には、毎年楽しみにしているというファンが大勢訪れています。
大森さんは、「デジタルカメラが主流になってきているが、フィルムにこだわってこれからもとり続けたい」と話していました。
大森英明写真展 第10回夢幻の世界 富士山は、10月17日まで伊那図書館で開かれています。 -
消火通報コンクール
消火作業の早さなどを競う「消火通報コンクール」が8日、伊那市営プール駐車場で行われました。
コンクールは、消火器や屋内消化栓の正しい使い方を身につけ、初期消火に役立ててもらおうと、伊那防火管理協会が行ったものです。
8日は、協会に加入している事業所からおよそ50人が参加しました。
競技は、消火器によるものと、屋内消火栓によるものに分かれて行われ、スピードと正確さを競いました。
競技の結果、消火器の部、屋内消火栓の部とも中部電力伊那営業所が優勝しました。
伊那防火管理協会の唐澤可昭会長は「初期消火の重要性を知ってもらって、各企業の中で操作方法をしっかり覚えてもらいたい」と話していました。 -
秋のバラ祭り 9日から
伊那市高遠町の高遠しんわの丘ローズガーデンで、9日(土)から11日(月)まで、秋のバラ祭りが行われます。
現在、ローズガーデンでは、四季咲きのバラが咲いています。
これまで、伊那市では、花が咲きそろう6月にバラ祭りを行っていましたが、今年は「秋のバラも楽しんでもらおう」と、初めて秋のバラ祭りを企画しました。
バラ祭りは、9日(土)から11日(月)の午前9時から午後5時まで行われ、期間中はバラの育て方教室なども開かれる予定です。 -
舜鳳会日本画展
伊那市、箕輪町、辰野町で日本画を学んでいる舜鳳会の合同作品発表会が、伊那市のいなっせ2階ギャラリーで開かれています。
会場には掛け軸などの作品32点が展示されています。
舜鳳会は、辰野町の三堀舜業さんが指導しています。
展示会は今年で37回目です。
今回は、平安時代の36人の優れた和歌を集めた三十六歌仙の中から歌を選び、絵にした作品も並んでいます。
和歌の内容や時代背景を学び、時間をかけて描いたということです。
この舜鳳会日本画展は11日まで、いなっせ2階ギャラリーで開かれています。 -
来年用年賀はがき到着
伊那市坂下の日本郵便伊那支店に7日、来年用の年賀はがきが到着しました。
伊那支店には616箱、246万4千枚の年賀はがきが到着しました。
これらの年賀ハガキは、辰野町から宮田村までの伊那支店エリア内およそ30の局に振り分けられます。
種類は無地、絵入り、色つき、ディズニーのキャラクター入りなど11種類です。
パソコンで印刷ができるインクジェット紙は、全体の7割近くとなっています。
インクジェット紙の写真用も人気があるということです。
年賀ハガキは11月1日に発売され、投かんの受付は12月15日からとなっています。 -
長野県交通安全協会女性部研修会 伊那安協が事例発表
長野県の交通安全協会女性部の研修会が7日松本文化会館で開かれ、伊那安協女性部が伊那ケーブルテレビジョンで放送中のコマーシャル「交通安全愛のメッセージ」について事例発表しました。
研修会は、県内に29ある交通安全協会女性部の交流と情報交換の場として年に一度松本市で開かれています。
毎年2団体が順番に事例発表を行っていて、今回伊那安協女性部は19年ぶりに活動を発表しました。
伊那安協は、交通安全を呼びかけるコマーシャルを制作し、伊那ケーブルテレビで放送しています。発表ではそのCMと制作過程をビデオで上映しました。
発表の最後には全員でステージに上り、飲酒運転やスピード違反をしないようよびかける「交通安全音頭」を、オリジナルの振りをつけて発表していました。
伊那安協の春日富美子女性部長は「このような取り組みを行っているのは県内ではめずらしい。CMは沢山の人に見てもらっていて励ましてくれることがうれしいし、また元気に活動できる。それぞれが工夫しながら見ている人をひきつけるCMを作っていきたい」と話していました。 -
園児とお年寄りが交流
伊那市の東春近南部保育園の園児と地域のお年寄りが6日、紙芝居などで交流しました。
6日は地域のお年寄りが東春近南部保育園を訪れ、交流を深めました。
この交流は子どもたちを地域で育てていこうと下殿島社会福祉協議会が行ったものです。
6日は園児が歌を披露しお年寄りを喜ばせていました。
他には、お年寄りが地域に伝わる民話を紙芝居で披露し園児らは興味深そうに耳を傾けていました。
下殿島社協では年2回園児との交流会を開いていて会長の高見親久さんは「子どもたちと触れ合うことで私たちも、明るく元気になれます。
子どもたちには、ふるさとの良さを伝えていきたいです。」と話していました。 -
エアロビックチームINA☆GO FIVE 全国大会へ
30代から40代の男女5人でつくるエアロビックチーム「INA☆GO FIVE」は、10月17日・18日に富山県で開かれる全国スポーツ・レクリエーション祭に長野県代表として出場します。
この日は、INA☆GO FIVEのメンバーが伊那市役所を訪れ、白鳥孝市長に大会出場の挨拶をし、演技を披露しました。
伊那市狐島の総合スポーツクラブAFAS 伊那に所属するINA☆GO FIVEは、伊那市と南箕輪村に住む30代から40代の会社員と主婦で構成され、練習は毎週日曜日に行っています。
去年の7月と今年の5月に県内のチームが出場する選考会で3回目の全国大会出場を決めました。
INA☆GO FIVEが出場する全国スポーツ・レクリエーション祭は、10月17日と18日に富山県で開催されます。 -
第一美術長野南信出品者作品展
絵画・彫刻・陶芸の全国公募展「第一美術展」に、作品を出品している南信地区の作家有志による作品展が、伊那市高遠町のカフェ&ギャラリーアイダッシュで開かれています。
会場には、絵画を中心におよそ20点の作品が並んでいます。
第一美術展は第一美術協会が東京六本木の国立新美術館を会場に毎年開催している全国公募展です。
長野県内では、東北信の作家が主に作品を出品していましたが、近年、南信地区からも作品を出品する作家が増えています。
今回の作品展は、上伊那に住む第一美術協会の会員たちが開いたもので、第一美術展のことを多くの人に知ってもらおう企画しました。
会場には、風景画を中心にさまざまな作品が並んでいて、ある会員は、「それぞれの作家の個性を見てほしい」と話していました。
作品展は31日まで、伊那市高遠町のカフェ&ギャラリー・アイダッシュで開かれています。 -
「かんたん 手作りおもちゃ」出版記念交流会
伊那市羽広の農業公園にある竹の家工房COOの、佐野博志さんが書いた本「かんたん手づくりおもちゃ」の出版記念交流会が5日、伊那図書館で開かれました。
交流会は本の出版を祝おうと佐野さんの友人らでつくる実行委員会が開いたもので、会場にはおよそ30人が集まりました。
佐野さんが出版した本は、広告や割りばしなど身近にある物を使った手作りおもちゃが、写真やイラスト付きで100ページにわたりおよそ40種類紹介されています。
またこの本は伊那市内全ての保育園が購入し、活用しているということです。
交流会に集まった人たちは、佐野さんが紹介した手作りおもちゃで交流していました。
交流会が開かれた伊那図書館には佐野さんの本とともに、おもちゃの展示コーナーもあり、手にとり遊べるようになっています。
佐野さんはこの本の第2弾の出版も計画しています。
佐野さんの本「かんたん、手づくりおもちゃ」は定価1400円で書店で購入できます。 -
紙ごみ減量・3Rの提言まとまる
伊那市ごみ減量化資源化推進委員会が5日、市役所で開かれ、紙ごみの減量化と、ごみのリサイクルを推進するため、伊那市に提言する内容をまとめました。
提言では、お菓子の箱など、古紙に分別されない「その他の紙ごみ」を資源ごみとして出してもらうための施策や、ごみの発生抑制・リデュース、再利用・リユース、再生利用・リサイクルを、それぞれ進めるための施策について、提言しています。
そのうち、「その他の紙」を資源ごみとして出してもらうための提言では、資源ごみの収集ステーションに、目立つ看板を設置し、市民に分かりやすいようにするよう、求めています。
また、ごみ仕分け人や分別マイスターなどといった名称で分別のエキスパートを育成し、分別の徹底を進めることなどを求めています。
これらの提言は、11月2日に最終の委員会を開き、白鳥孝市長に提言する予定です。 -
伊那市が麺バーズカードで麺街道PR
伊那市高遠町から岐阜県高山市までの国道361号を麺の道、「麺街道」としてPRしようと、伊那市は、361号沿いにある麺処で割引サービスなどが受けられる「麺(メン)バーズカード」を作成しました。
このカード持っていると、伊那市高遠町から岐阜県高山市までにあるそばやラーメンなどの協賛店33店でサービスが受けられるほか、来月伊那市高遠町で開かれる麺のイベント「麺街道フェスタ」でも割引サービスが受けられるようになります。
国道361号が通る伊那市、木曽町高山市では、それぞれに地域発祥のソバやラーメンなどが多いことから、国道361号を麺の道「麺街道」と位置づけPRしています。
麺バーズカードは、麺街道をPRするために伊那市が今年初めて作成したもので、3万枚をイベントなどで無料配布する予定です。
カードはサービスが受けられる店などを示したパンフレットと一緒に、そば祭りなどで配る予定で、今後は、各地の観光情報センターなどにも置く予定です。
カードに使用期限は来年3月末までとなっています。 -
まほらいな市民大学入学式
まはらいな市民大学の入学式が5日、伊那市のいなっせで開かれ13期生62人が入学しました。
まほらいな市民大学は、生涯学習の場として伊那市が開講しているものです。
入学生は50代から70代までの62人で平均年齢は67.8歳です。
学長の白鳥孝伊那市長は、「健康に留意して芸術文化や歴史などを学んで欲しい」と挨拶をしました。
また、在校生を代表して竹中茂二さんは「生涯現役の言葉を胸にみなさんと学べる幸せを共有したい」と歓迎の言葉を話しました。
入学生を体表して下平洋子さんは「意欲的に学習に取り組み夢と希望をもって努力していきたい」と決意を述べました。
まほらいな市民大学は、健康や芸術など2年間でおよそ50の講座が予定されていて10単位以上を取得すると修了証が送られます。 -
伊那小と東春近小が牛で交流
総合学習で牛を飼っている伊那市の伊那小学校の児童は5日、手良の牧場に見学に訪れた東春近小学校の子供たちに餌のやり方などを教えました。
伊那小学校の3年正組の児童は1年生の時から、伊那市手良の酒井牧場から牛を借りて、飼育などをしています。
5日は酪農について学ぼうと東春近小学校の2年生が酒井牧場を訪れました。
酒井牧場の酒井秀明さんの提案で伊那小の子供たちが先生役を務めました。
おそろいの作業着を着た伊那小の子供たちが、餌のやり方や牛の体についての説明をしていました。
また、乳搾り体験も行われました。
伊那小の子供たちはダンボールでつくった模型でポイントを説明しました。
この後、東春近小の子供たちが実際に乳搾りを体験していました。 -
八の輪会 すずたけにタオルを寄贈
JA上伊那生活部会のOBでつくる八の輪会は9月29日、伊那市美篶の老人保健施設すずたけにタオルを贈りました。
この日は、八の輪会の溝上かつ子会長がすずたけを訪れ、入所しているお年寄りの代表にタオルを手渡しました。
八の輪会は、高遠長谷地区を除く伊那市と南箕輪村の生活部会OBで組織されています。
今月8日に開かれた会合でメンバーに呼びかけたところ、185枚のタオルが集まりました。
八の輪会では、何か地域の役に立てる活動をしようと、H15年にすずたけができてから毎年タオルを寄贈しています。
すずたけではタオルをお年寄りの体を拭くために利用しているという事で、「大変ありがたい」と感謝していました。 -
イーナちゃん広場2010縲恆・7回健康まつり
生活や健康などをテーマに、各団体が展示や発表を行う「イーナちゃん広場」が3日、伊那市内で開かれました。
医療や保健、福祉の関係団体は、5月に新築移転した伊那市保健センターで健康まつりを開きました。
今回の健康まつりは、がん予防を統一テーマに予防や検診、食育、体力づくりの4つのエリアに別れ発表が行われました。
このうち、ガン予防エリアでは、医師や歯科医師等が、最新の医療や日頃のケアについて講演したり、自分で出来る口のケア方法等について指導していました。
検診・相談エリアでは、放射線技師が診察で使用する医療用画像について説明していました。
顕微鏡でがん細胞を見る事ができるコーナーでは、訪れた人たちが興味深げに顕微鏡をのぞいていました。
会場訪れたある人は「専門的な事から身近に出来る事など、幅広く情報を得る事ができた」と話していました。 -
トマト料理講習会
伊那商工会議所は、5月に手良地区の農園でトマト作りに参加した人を対象に「トマト料理講習会」を4日、伊那市のきたっせで開きました。
4日は、トマト作りの参加者、およそ30人が集まりました。
料理教室は、地域発元気づくり支援金事業の一環で、トマトの生産から調理までを行うことで地域の振興や農家と消費者の交流を深めてもらおうと、伊那商工会議所が開いたものです。
長野市の飲食店シェフ、高山利明さんが講師を務め、家庭でもできる簡単レシピをテーマに6種類のトマト料理を作りました。
調理では、トマトおよそ20キロを使い、コロッケやトルティーヤを作りました。
トマトの管理を行った伊藤幸春さんは「今後も、消費者との接点を作り、手良地域のことを知ってもらいたい」と話していました。 -
伊那小児童 西天水路を掃除
伊那市の伊那小学校の児童は、上伊那の農業用水路について学ぶ中で、西天竜幹線用水路にごみが多く捨てられている事を知り、4日、箕輪町大出の深沢サイホンを掃除しました。
4日は、あいにくの雨となりましたが、雨具を身につけた子ども達が、箕輪町大出の深沢サイホンで、空き缶やペットボトルなどのごみを拾いました。
ごみを拾ったのは、伊那小学校4年仁組の子供たちです。
仁組は、8月に、上伊那各地の農業用水の施設を見学しました。
その中で、西天の水路にごみが多くあることに気付いた児童がごみ拾いを提案し、西天の水路を管理する西天竜土地改良区などに呼びかけ、4日、ごみを拾うことになりました。
子どもたちは、分別しながらごみを集めていました。
西天竜幹線用水路は、諏訪湖の釜口水門から、伊那市の小沢川まで25キロに渡り整備されている水路です。
辰野町・箕輪町・南箕輪村・伊那市の3100戸の農家が、水田に水を引いています。
水路への不法投棄が後を絶たず、今年2月には、深沢サイホンの3本ある水路管の1本から、5トンものごみが撤去されました。
ごみ拾いを終えた子どもたちは、今後、ごみが捨てられないように、柵を高くしたり、ごみ捨て防止を呼びかける看板を設置することなどを西天竜土地改良区などに提案しました。
西天竜土地改良区では、不法投棄防止にむけて、子どもたちの提案を参考にしていきたいとしています。