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啓発動画で交通安全呼びかけ
新型コロナウイルスの感染拡大防止のため6日から始まる春の交通安全運動の交通指導所の開設などのイベントが中止となりました。
そのため伊那警察署は期間中、伊那ケーブルテレビを活用して啓発映像で交通安全を視聴者に呼びかけます。
2日は、伊那警察署で収録が行われました。
例年は運動期間中、出発式や交通指導所の開設などを実施していましたが今年は、新型コロナウイルス感染拡大防止のためイベントが中止となりました。
伊那警察署では、イベントを行えない中でも交通安全を呼び掛けようと伊那ケーブルテレビに協力を依頼し啓発映像を制作することにしました。
収録では、交通課の職員が出演して春の交通安全運動の概要や重点目標をわかりやすく紹介しました。
今回収録した啓発映像は、6日からいなテレ12ニュースの中で放送します。
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ラッピングバスお披露目
高速バスの車両を全面的にデザインしたフィルムでおおい、伊那市をPRする広告塔として活用するラッピングバス2台が完成し3日市役所でお披露目されました。
高遠城址公園のタカトオコヒガンザクラ。
高遠町のしんわの丘ローズガーデンのバラと中央アルプスをデザインしています。
それぞれに伊那市のイメージキャラクターイーナちゃんが描かれています。
バスは、伊那バス株式会社が運行する車両です。
3日は、伊那市や伊那バス㈱などの関係者が出席し、テープカットなどをして完成を祝いました。
高速バスは、伊那と新宿を結ぶ路線で運行する予定で首都圏に住む人たちの伊那市に対するブランドイメージを向上させるきっかけにしようと伊那市の事業で行われたものです。
企画デザインは、東京都の株式会社マイナビ地方創生に委託し運行は伊那バス株式会社が行います。
事業費はおよそ400万円で主に、国の地方創生推進交付金が活用されています。
伊那市では、高速バスの全面にラッピング広告をするのは初めてだということです。
バスを見て、伊那市に足を運んでもらい移住・定住促進にもつなげていきたい考えです。
ラッピングバスは、飯田からバスタ新宿間を各車両一日一往復ずつ運行することになっています。
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テレビDEお花見・天竜川舟着場跡の桜
新型コロナウイルスの影響で花見や宴会など自粛要請が出される中、伊那ケーブルテレビでは、テレビでお花見を楽しんでもらおうと、地域の桜をシリーズで、2日から紹介しています。
1回目の2日は、伊那市坂下入舟の天竜川舟着場跡の桜をお届けします。
坂下の天竜川右岸、天竜川舟着場跡のたもとにはコヒガンザクラが植えられています。
この場所は江戸時代初期から明治39年まで物資の輸送のための発着場として利用されました。
伊那市によりますと、桜は3日ほど前に開花、現在8分咲きで4日から見ごろを迎えるということです。
天竜川舟着場跡の桜でした。
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みはらしいちご園 5日で今季営業終了
伊那市西箕輪の「みはらしいちご園」は、新型コロナウイルスの感染防止のため、予定より2か月早く今月5日で今シーズンの営業を終了することを決めました。
みはらしいちご園では、1月2日から今シーズンの営業を開始し、この時季は5月の大型連休に向けて例年多くの人が訪れます。
毎年およそ3万人が訪れていますが、今年は新型コロナウイルスの影響で、予約状況は例年の3分の1ほどにとどまっているということです。
2月下旬から徐々に客足が減少し、3月下旬の3連休で少し持ち直したということですが、その後自粛ムードが高まり、再び客足は減ったということです。
ウイルスの感染拡大を防ぐため、6月上旬まで予定していた今シーズンの営業を、2か月早めて今月5日としました。
園内には17棟のハウスがあり、紅ほっぺ・章姫・女峰の3種類のいちごを味わうことができます。
新型コロナウイルスの感染防止のため、1つのハウスに50人以上集まらないなどの対策を行ってきたということです。
みはらしいちご園では、3日から5日までの予約は全て埋まっていて、新規の予約と当日の予約なしの来園は受け付けていないということです。
今季の営業終了後、いちごは上伊那の直売所などで販売するということです。 -
宮島酒店 伊那市に甘酒贈る
伊那市荒井の造り酒屋、宮島酒店は、玄米を使った甘酒を2日に伊那市に贈りました。
この日は、宮島酒店の宮島敏社長が市役所を訪れ、伊那市に甘酒を贈りました。
宮島酒店では、3月14日・15日に横浜市で予定されていたイベントで玄米を使う予定でした。
しかし、新型コロナウイルスの影響でイベントが中止となり、地元に提供しようと、今回甘酒に使い伊那市に贈りました。
甘酒の原料は無農薬の玄米で、アルコールは0%、噛む度に甘さが増し粒々とした食感を楽しめるということです。
伊那市には、750g入りの瓶12本入り88ケース、1,056本が贈られました。
贈られた甘酒は、市内の福祉施設などに届けられるということです。 -
西春近公民館の桜見ごろ
伊那市西春近の、西春近公民館の桜が見ごろを迎えています。
植えられている桜はコヒガンザクラで、現在8分咲きです。
今年は、例年より5日ほど早い開花で、今週いっぱい楽しめるということです。
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新年度スタート 企業などで入社式
新年度が始まり、1日は各地の企業で入社式が行われました。
伊那市西箕輪の製造業、三洋グラビアでも入社式が行われました。
午前7時50分。入社式が行われる会場入り口の廊下です。
新型コロナウイルスの影響もあり、全社員がアルコール消毒とマスクの着用、サーモグラフィー検温をして式に臨みました。
社員同士の席も間隔を空け、時間を短縮して式が行われました。
今年度入社したのは、男性4人、女性1人の合わせて5人で、全員が上伊那の出身です。
新入社員らは、「先輩方に迷惑をかけてしまうと思いますが、早く仕事を覚えて頑張りたい」と挨拶しました。
原敬明社長は、「新型コロナウイルスが猛威を振るっていますが、これからは、当社も世の中も変化の時代となります。どんなときも明るく前向きに頑張ってほしい」と話していました。
入社した5人は、1日から正社員として3か月の現場研修や、先輩社員とのマンツーマン研修を受けながら仕事をしていくということです。
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御園区 新しい双葉町常会発足
伊那市御園区の常会、新町と双葉町が合併し、新しい「双葉町常会」として1日発足しました。
1日は午前7時から双葉町会所で住民などおよそ60人が集まり発足式が行われました。
最初にくす玉を割り双葉常会の発足を祝いました。
双葉町常会は、南箕輪村と接する国道153号沿いの地域で、世帯数は新町の28戸と双葉町の77戸合わせて105戸です。
合併前の新町、双葉町とも世帯数の減少や少子高齢化、役員の担い手不足などが課題となっていました。
2年前から合併協議を行い、住民の合意のもと合併する事にしたという事です。
隣組は2つの常会合わせて13あったのを4つ減らし9へと再編しました。
新たな双葉町の高井豊常会長は「結束力を高め、力をあわせ町を守っていきたい」と話していました。
御園区の唐澤文明区長は「ますます発展し、安心安全な町を作って下さい」と話していました。
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ぐるっとタクシー本格運行
伊那市は新たな地域公共交通「ぐるっとタクシー」の本格運行を1日から始めました。
1日は伊那市役所で出発式が行われ、市や運行業務を担うタクシー会社の関係者など20人余りが出席しました。
ぐるっとタクシーは、伊那市の西春近や西箕輪、伊那西部地区などで運行するドアツードア乗合タクシーで、予約が入ると人工知能AIが配車を行います。
利用できるのは運行エリアに住んでいる65歳以上の高齢者や免許返納者、障がい者できのう現在741人が利用登録しています。
運賃は1回500円です。
条件によって割引が適用され免許返納者や障害者は250円、ケーブルテレビやインターネットで予約すると300円となります。
白鳥孝市長は「新しい時代のあたらしい交通が始まる」と本格運行に期待を寄せていました。
運行業務を担う、白川タクシーの白川光朗社長は「伊那市や事業者が連携を深め、さらにぐるっとタクシーを進化させ、利便性の向上に努めていきたい」と話していました。
本格運行初日の利用者数は午前8人、午後4人のあわせて12人でした。
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「ばらの騎士」6月20日上演
6月20日(土)に、伊那市の伊那文化会館で、18世紀のウィーンの貴族たちの恋物語を描いたオペラ「ばらの騎士」が上演されます。
この日は、伊那文化会館で記者会見が開かれ、北沢理光館長と、担当者の日野麻由美さんがオペラの概要を説明しました。
オペラ、「ばらの騎士」は、5月下旬から1か月間、伊那市内で開かれる伊那バラフェスタ2020の関連事業で企画されたものです。
コンサート形式で上演されることになっていて、東京フィルハーモニー交響楽団の演奏で楽しむことができます。
オペラ「ばらの騎士」は6月20日(土)、午後2時から開演の予定です。
字幕付きのドイツ語上演で、料金は全席指定S席7,000円、A席5,000円、B席3,000円です。
また、若者にもオペラに親しんでもらおうと、25歳以下の人は入場料が半額になります。
前売り券は、伊那文化会館で販売されています。
電話:73-8822
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市町村で退職者辞令交付式
年度末を迎え各市町村では31日付けで退職する職員に辞令が交付されました。
伊那市の辞令交付式が31日市役所で行われ白鳥孝市長から定年退職者など27人に人事通知書と感謝状が手渡されました。
退職者の内訳は定年退職が23人早期退職が4人となっています。
白鳥市長は「人口減少、少子高齢化に歯止めをかけなければならない。退職したあとも一緒になって考え行動してもらいたい」と呼びかけていました。
退職者を代表して保健福祉部の廣瀬宗康部長があいさつしました。
なお箕輪町では13人、南箕輪村では4人が退職となっています。
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新型コロナ イベント中止・延期情報
新型コロナウイルスの影響によるイベントの中止・延期の情報です。
来月2日から伊那市のアートギャラリーミヤマで予定されていた
橋爪まんぷさんの「猫句彩絵展」は期間未定で延期となりました。
来月4日と5日に伊那市高遠町の株式会社仙醸で予定されていた
仙醸新酒まつりは中止となりました。
来月5日まで休止としていた伊那文化会館のプラネタリウム一般投映は休止期間が5月10日まで延長されました。
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高遠町のバス停がアート作品に
国道152号の伊那市高遠町小原から片倉までを結ぶJRバス 藤沢線のおよそ20か所の待合所がアート作品に生まれ変わりました。
こちらは、長藤の関屋橋の上り方面のバス停です。
鮮やかな色の恐竜の顔がモチーフです。
屋根にも牙の装飾がついていて、顔のなかに顔があるようなデザインになっています。
こちらは藤沢の小田井口のバス停です。
高遠石工の石仏がモチーフとなっています。
優しい色合いで、地域を見守っているようなイメージを表現したということです。
バス待合所は36か所あり18か所が完成しました。
31日は、制作した東京芸術大学大学院2年生の高井碧さんが、地域住民に作品の説明をしました。
高井さんは、大学院の活動で高遠町を訪れた時にバス停の形がそれぞれ違うことに興味を持ち、高遠第2第3保育園と地域の未来を考える会の協力のもと去年4月から制作を進めてきました。
今後、さらに3か所にアートを施し、合わせて21か所を作品にする計画で、作品を一覧できるマップも作るということです。
作品は高遠第2第3保育園と地域の未来を考える会が管理していくということです。
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伊駒アルプスロード国直轄
国土交通省は、伊那市と駒ヶ根市を結ぶ国道153号伊駒アルプスロードを来年度の新規事業に決定したと31日発表しました。
国土交通省の発表によりますと、県からの国の権限代行による整備の要望を受け、来年度の新規事業化が決まったということです。
伊駒アルプスロードは技術的に困難な場所があり県での施工が難しいとして、県や伊那市などの沿線自治体は国の事業化を求めていました。
阿部守一長野県知事は、「国の直轄権限代行により整備していただくことについて、最も力を入れて要望してきたところであり、今回の新規事業化の決定を大変うれしく思う」とコメントしています。
伊駒アルプスロードは伊那市美篶から駒ヶ根市赤穂までの延長11.6キロを結ぶ道路です。
国道153号の渋滞解消や、リニア中央新幹線長野県駅へのアクセス向上を目的としています。
来年度国は5,000万円の予算を計上していて、測量や地質調査、設計、関係機関での協議を推進していくとしています。 -
JR伊那北駅前の桜 見ごろ
伊那市のJR伊那北駅前のタカトオコヒガンザクラが見ごろを迎えています。
この桜は駅前の活性化に取り組んでいた伊那小学校の児童が
平成21年に植えたもので、見ごろを迎えています。
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創造館で企画展「蕎麦は正義」
高遠蕎麦をはじめ、全国各地の蕎麦の歴史や魅力を紹介する企画展「蕎麦は正義」が伊那市創造館で開かれています。
この展示は、高遠藩主だった保科正之が蕎麦好きだったことから、高遠蕎麦の歴史や魅力を広く知ってもらおうと、伊那市創造館が企画したものです。
会場には、保科正之と高遠蕎麦の関わりを紹介したパネルや、日本各地の蕎麦を紹介したコーナーなどが並んでいます。
捧剛太館長によりますと、日本各地の伝統的で特徴のある蕎麦を集めたということです。
また、パネル以外に江戸時代から昭和40年代までの蕎麦の歴史を綴った絵巻物も展示されています。
企画展は、保科正之が忠義を重んじていたことから、「蕎麦は正義」と名付けられたということです。
企画展「蕎麦は正義」は、6月29日まで伊那市創造館2階企画展示室で開かれていて、入場は無料となっています。
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キャリアフェスに向け生徒実行委員会発足
伊那市内のすべての中学2年生を対象に11月に行われるキャリアフェスに向け、生徒による実行委員会が30日、発足しました。
この日は、伊那市役所で生徒実行委員会の初会合が開かれ、委員になった生徒が自己紹介をして委員会がスタートしました。
生徒実行委員会は、市内6校からそれぞれ2人の生徒が参加し12人で構成します。
会では、今後合宿などをしながら運営方針を決めていくということです。
ある生徒は「伊那のことや将来につながることを考えるフェスがつくれるように頑張りたい」と話していました。
またこの日は、発足にあたって白鳥孝市長が挨拶しました。
白鳥市長は、「キャリアフェスは、いろいろな企業が参加し、どんな気持ちで働き、伊那をどう思っているか直接話してくれる機会です。これから頑張ってください」と生徒たちを激励していました。
11月にエレコムロジテックアリーナ伊那市民体育館で行われるキャリアフェスは、市内6校の中学2年生およそ670人を対象に行われます。
フェスでは、企業のブースを回って仕事について理解を深めるほか、地域の伝統や文化について知る企画が予定されています。
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高遠アロマバーム「桜雫香」発売
伊那市商工会女性部は、高遠の桜の葉から香りを抽出した保湿クリーム 高遠アロマバーム「桜雫香」を発売します。
こちらがアロマバーム「桜雫香」です。
保湿効果があり、肌や唇など全身に使える他、桜の香りの練り香水としても使えます。
伊那市商工会女性部が収穫した高遠町下山田の大島桜の葉から香りを抽出しています。
商品は、伊那市が一般社団法人長野県農協地域開発機構に開発を業務委託し、伊那市商工会女性部の協力のもと製造されたものです。
ホホバオイルとミツロウが使われていて、天然素材にこだわったということです。
製造は2年目で、つけ心地を改良した他、より香りを強調した
ということです。
高遠アロマバーム「桜雫香」は、1個15グラムで1000円です。
30日から伊那市商工会の窓口や女性部の店舗で販売されます。
今年度は限定280個の販売となります。
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高遠城址公園開花 「今年は画像で楽しんで」
伊那市は、高遠城址公園の桜が開花したと、30日に発表しました。
市では、「伊那市観光協会のホームページで開花情報に合わせて写真と動画を掲載するので今年はそれを見て楽しんでほしい」と話し、花見の自粛を求めていく考えです。
高遠城址公園南側の信州高遠美術館付近にあるタカトオコヒガンザクラの標本木です。
5、6輪咲いていることを確認し、伊那市が30日午前11時ごろ開花を発表しました。
去年より7日早く、3月中の開花は過去最速ということです。
白鳥孝伊那市長は、コロナウイルスの感染拡大防止策として、高遠城址公園、伊那公園、春日公園での花見の自粛を要請するコメントを昨日発表し、高遠城址公園周辺には自粛を求める看板が設置されました。
公園内は、高遠閣周辺、桜雲橋周辺ともにまだ蕾です。
例年早く咲く公園南側では、日当たりのいい場所にある木が花を咲かせていました。
伊那市は、観光協会のホームページで随時写真と動画を掲載することにしていて、花見を自粛するよう求めています。 -
高遠城址・伊那・春日公園 花見の自粛要請
伊那市の白鳥孝市長は、新型コロナウイルスの感染拡大予防対策として高遠城址公園、伊那公園、春日公園での花見の自粛を要請するコメントを29日発表しました。
伊那市は29日新型コロナウイルス感染症対策本部会議を開き、市民や観光客など広く一般に対し高遠城址公園や伊那公園、春日公園での花見の自粛に理解と協力を求めていく事を決めました。
国内での感染者の発生状況や県内での発生リスクを検討し、花見の自粛を求める事を決めたという事です。伊那市は、上伊那で感染者が確認された場合には公園の閉鎖も検討しているという事です。
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伊那市消防団 規模縮小し任命式
来年度の伊那市消防団の任命式が29日伊那市役所で行われました。今回は新型コロナウイルスの影響で出席者を制限し規模を縮小しての式となりました。
29日は日下部良也団長から新たに副団長に任命された蜷川清人さんの他、13人に辞令が渡されました。
例年任命式は、幹部や新入団員250人程が出席しますが、今回は新型コロナ対策として出席は分団長以上に制限し、20人に縮小し行われました。
日下部団長は「消防団は地域防災の要として期待されている。コミュニケーションを図り、手段を選び行動してほしい」と訓示しました。
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第2次伊那市環境基本計画 答申
伊那市が環境保全に取り組むための施策の方向性を示す第2次伊那市環境基本計画案について検討していきた環境審議会は27日、白鳥孝市長に答申しました。
27日は環境審議会の細田文和会長らが市役所を訪れ、白鳥市長に答申書を手渡しました。
第2次伊那市環境基本計画は令和2年度から令和11年度までを計画期間とし、豊かな自然との共生や環境にやさしい循環型社会を目指す事などを基本目標としています。重点プロジェクトは、再生可能エネルギーのうち木質バイオマスによる二酸化炭素の抑制量を3倍にする事や、プラスチック製のレジ袋を減らす取り組みを推進する事をあげています。
細田会長は「最近は異常気象など想定外の事が発生している。できる事から取り組んでほしい」と話していました。
白鳥市長は「何か行動しなければ温暖化は止められない。より良い環境を伊那から作っていきたい」と話していました。
第2次伊那市環境基本計画は4月から運用される予定です。
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伊那地域 未明から昼にかけて7センチの積雪
気圧の影響で、伊那地域は29日の未明から昼にかけて雪が降りました。
上伊那広域消防本部によりますと、降り始めから正午までに、7センチの積雪があったということです。
雪は昼ごろにはやみ、晴れ間が広がっていました。 -
唐木さん宅でヒヤシンスとスイセン見ごろ
伊那市西春近の唐木茂さん宅では、球根性多年草のヒヤシンスとスイセンが見ごろとなっています。
唐木さんの家族によりますと、来週いっぱいまで見ごろだということで、春に近づいていることを、見て楽しんでもらいたいと話していました。
長野地方気象台によりますと、低気圧の影響で寒気が流れ込み、伊那地方では29日未明から昼前にかけて多いところで10センチの積雪が予想されています。
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子どもの貧困対策や虐待予防など
伊那市子ども・子育て審議会が27日伊那市役所で開かれ、
貧困対策や虐待予防などをまとめた第2期子ども・子育て支援事業計画案の最終確認が行われました。
計画案は目標を「子どもと親と地域の笑顔があふれ、安心して子育てのできるまち いなし」としています。
計画案では子どもの貧困対策として、居場所の確保や食事の保障を推進するほか就学援助制度などの周知を図り経済的支援を行うとしています。
また児童虐待予防として早期発見、早期対応に努めるほか要保護児童対策に当たる職員の資質向上と体制強化に取り組むとしています。
ほかにはインターネット適正利用の推進として青少年が安心・安全にネットを利用できる環境づくりを進めるとしています。
子育て支援の取り組みをまとめた第2期伊那市子ども・子育て支援事業計画は令和2年度から5年間を計画期間としています。
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高遠城址公園 安全祈願祭
伊那市高遠町の高遠城址公園で、桜の開花を前に今シーズンの無事を祈る安全祈願祭が27日、行われました。
新型コロナウイルスの感染拡大防止のため規模を縮小して行われました。
27日は、桜雲橋の前で関係者など20人が出席し今シーズンの無事を祈りました。
例年、公園開きに合わせ安全祈願祭が行われていましたが、今年は新型コロナウイルスの感染拡大防止のためさくら祭りは中止となり、公園開きは行わず祈願祭は規模を縮小して行われました。
高遠城址公園のさくら祭りが中止となるのは、有料化以来初めてのことで、期間中のイベントはすべて中止となりました。
高遠閣の休憩所は閉鎖とし園内や市が管理する場所への出店は許可していません。
高遠城址公園の入園は、終日無料となります。
また、ライトアップは中止となり日没から翌朝まで公園を閉鎖することが決まりました。
公園内の桜は、蕾が膨らみ開花も間近です。
今年は開花宣言などのセレモニーは行わない予定で、伊那市観光協会のHPで桜の開花状況などの情報を発信していくとしています。
伊那市では、開花は30日、満開は4月4日頃と予想しています。
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新山小6年生 卒業前に案内看板ピカピカに
伊那市の新山小学校の6年生は、卒業記念として学校案内看板の修繕を27日に行いました。
27日は6年生5人が学校を訪れ作業をしました。
看板の大きさは縦50センチ、横1メートル20センチ程で平成10年度に卒業記念として作られたものです。
6年生の児童達は、自分たちでできる事で何か学校に恩返しをしようと考え、看板のペンキを塗りなおす事に決めたという事です。
看板は景観に配慮し、外枠は茶色に、文字の部分は白のペンキで塗り直したという事です。
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イベント一部再開
伊那市は、4月以降のイベントについて、新型コロナウイルスに対し万全の感染予防対策をとりながら実施していくことなどを今日決めました。
27日は、市役所で開かれた新型コロナウイルス感染症対策本部会議で報告されました。
会議は冒頭のみ公開されました。
大規模なイベントについては、これまで通り中止で、小規模なイベントを開催する場合については万全な感染防止策をとりながら行っていくとしています。
また、3月中に利用を制限していた文化施設やスポーツ施設の利用や予約について、4月以降は感染防止策を講じながら開放するとしています。
また、いなっせと伊那図書館・創造館などの学習室の使用は4月6日から市内図書館の通常の本の貸し出しは対策をとりながら4月7日から再開する予定です。
伊那市では、「感染予防対策を意識して利用してほしい」と呼び掛けています。
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イワナやアマゴ「木の渓流魚展」
箕輪町松島の柴和彦さんによる「木の渓流魚展」が伊那市西春近のかんてんぱぱホールで開かれています。
会場にはイワナやアマゴなど木彫りの作品約200点が並んでいます。
作品はウロコやヒレの筋などが細かく彫られアクリル絵の具で色付けされています。
渓流釣りが趣味だという柴さんは釣った魚を木彫りで表現したいと独学で作品作りに取り組むようになり展示会は今回で10回の節目を迎えます。
作品作りを始めてからは魚の色あいや形をよく観察するようになったということです。
アマゴが飛び跳ねている様子を表したこの作品は目の透明感や
口の中の色にもこだわった作品だということです。
会場には木彫りの渓流魚のほかに流木や朽ち木で作った花台や花入れも展示されています。
木の渓流魚展は4月1日まで伊那市西春近のかんてんぱぱホールで開かれています。
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伊那市振興公社が公共施設に花飾る
伊那市振興公社は、春の高校伊那駅伝で飾る予定だった花を、市内の公共施設に23日、配りました。
この日は、伊那市振興公社の職員が、伊那市防災コミュニティセンター向いのハウスから、公共施設に飾るパンジーとシバザクラが植えられたプランターを運んでいました。
花は、春の高校伊那駅伝で伊那市陸上競技場に飾る予定だったもので、プランターおよそ300個分が育てられました。
駅伝が中止となったことを受け、育てた花を高遠町文化体育館のほか、エレコムロジテックアリーナ伊那市民体育館など公共施設6か所に飾ることにしました。
高遠町文化体育館入り口には、パンジーとシバザクラのプランター8つが飾られました。
シバザクラは今週いっぱい、パンジーは5月下旬まで楽しめるということです。