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西春近北保育園で餅つき
伊那市の西春近北保育園の園児は、自分達で育てたもち米を使って、餅つき体験を21日に行いました。 西春近北保育園では、毎年JA上伊那青壮年部西春近支部のメンバーと一緒にもち米を育てる体験をしています。 今年は5月に田植えをし、10月に稲刈りを行いました。 10アールの田んぼでおよそ600キロを収穫し、このうちの12キロをつきました。 園児たちは掛け声に合わせて杵を持ち上げてついていました。
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写真集団アルプ 山岳写真展
上伊那を中心に南信地域の山岳写真愛好家でつくる「写真集団アルプ」の作品展が、20日から、伊那市のいなっせで始まりました。 会場には、会員15人の作品45点が展示されています。 「山からのメッセージ」をメインコンセプトに、それぞれがテーマを決めて撮影した作品3点ずつを展示しています。 去年から今年にかけて撮った近作で、日本アルプスを中心に中にはスイスまで足を運んだ会員もいます。 ここ数年は、カメラの性能がよくなり、星空と山を絡めた作品が多くなっているということです。 会では、「山が醸し出す四季折々の豊かな情景を撮影したので、是非足を運んでほしい」と来場を呼び掛けています。 写真集団アルプの作品展は、26日日曜日まで、いなっせ2階展示ギャラリーで開かれています。 (22日 水曜日は休館)
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被災地の子ども達にクリスマスプレゼントを
東日本大震災の被災地支援を行っている伊那市のネットワークkizuna~きずな~信州は、被災地の子ども達3,000人にクリスマスプレゼントを贈る計画です。 ネットワークきずな信州の代表を務める伊那市上牧の高橋泉さんです。 福島県出身で学生時代から上伊那に住んでいる高橋さんは、被災地のために何か自分にできることはないかと考え、2011年から子ども達にクリスマスプレゼントを贈っています。 7年目の今年は、岩手県や宮城県、福島県の保育園などおよそ30か所、3,000人に贈ります。 これまでは市販の物だけでしたが、今年はその他に男の子にはミサンガを、女の子には髪ゴムをそれぞれ手作りします。
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金属造形作家 角居康宏さんギャラリートーク
長野市在住の金属造形作家、角居康宏さんの作品展が開かれている伊那市高遠町の信州高遠美術館で、角居さんが作品について解説するギャラリートークが、18日に行われました。 会場には角居さんの作品50点が展示されています。 石川県出身の角居さんは、現在、長野市にアトリエを構え制作を行っています。 「はじまり」をテーマに制作を続けていて、高温で溶かしたアルミニウムから宇宙の始まりや人間の祈りなどをイメージした形を作り出しています。 こちらの作品は「秘密」というタイトルです。 「古代から現代まで人間がどのように世界をとらえてきたのかを表現した」と話していました。 角居さんの作品展は、12月10日まで信州高遠美術館で開かれています。
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箕輪中学校 お弁当の日
箕輪町の箕輪中学校の生徒は20日、自分で作った弁当を持参し給食の時間に味わい食への関心を高めました。 箕輪中学校では、食育の一環で年に1度、「手作り弁当の日」の取り組みを行っていて、今年で8年目です。 20日は、生徒たちが自宅で手作りした弁当を持参し給食の時間に味わいました。 全部の料理を作った生徒や一品だけ作った生徒など様々です 生徒たちは主食、主菜、副菜が3:1:2になるようバランスを考えて作ってきたということです。 中には、キャラクターの形を書いた弁当を作った生徒もいました。 生徒だけではなく、担任も手作り弁当を持参していました。 3年生のあるクラスでは、家庭科部の生徒3人が作った弁当を担任に渡していました。 この弁当は、先月開かれた全国ものづくりフェア長野で家庭科部の3年生3人が考案したもので弁当部門で優秀賞を受賞しました。 箕輪中学校の北澤和恵栄養教諭は「弁当の日を通し、家での調理機会を増やしてもらい食への関心を高めてもらいたい」と話していました。
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第1回伊那谷ママまつり 子育て楽しむ地域づくりを
子育て中の母親が楽しく自由に子育てができる地域づくりを進めようと、第1回伊那谷ママまつりが19日に伊那市創造館で行われました。 会場には、メイクやネイルの体験コーナーのほか、子供服のフリーマーケットなど12のブースが並びました。 伊那谷ママまつりは、子育て中の母親が楽しく自由に子育てができる地域づくりをしようと市内を中心とした子育て中の母親でつくる実行委員会が初めて行ったものです。 ブースでサービスを提供する側には、育児が一段落した母親が社会復帰を目指すきっかけにしてもらい、サービスを受ける側には自分の為の時間を持ってもらおうという狙いもあります。 実行委員会では今後、年1回のペースでママ祭りを行っていきたいという事です。
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第66回長野県縦断駅伝 上伊那が逆転で4連覇果たす
第66回長野県縦断駅伝の2日目が19日に行われ初日3位だった上伊那は逆転し4年連続37回目の総合優勝を果たしました。 2日目の19日は午前8時に松本市をスタートし飯田市までの10区間98.5キロをタスキで繋ぎます。 上伊那は初日、トップの長野市と4分16秒差の3位でした。 4連覇を目指す上伊那は19日、地元17区で長野市を総合タイムで逆転し1位となりました。 伊那市山寺の中継点では2位の長野市と26秒差をつけてタスキを渡します。 その後全諏訪にトップを譲りましたが再び抜き返し中川村を走る21区で2位の全諏訪と2分近い差をつけ有利な状況に。 そのままリードを保った上伊那は、飯田合同庁舎に1位でゴールし、11時間52分52秒で4年連続37回目の総合優勝を果たしました。 上伊那は2日目10区間のうち6つの区間で区間賞をとりました。 2位は全諏訪、3位は長野市となっています。
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富県南福地の区民が五平餅とそばを味わう
ふるさとの味を子どもたちに受け継いでいこうと、伊那市富県の南福地公民館でふれあいの集いが19日、開かれました。 ふれあいの集いは、南福地地域社会福祉協議会が、毎年開いているものです。 朝から役員たちが、五平餅づくりを行い、ごまやくるみなどの味噌をつけて焼いていました。 公民館では、地元のそば打ち名人が腕を振るっていました。 毎年、地元で採れた米やそば粉を使っています。 公民館には、子どもからお年寄りまでおよそ100人が訪れ、出来立ての五平餅やそばを味わっていました。 南福地社協の竹松憲市会長は、「イベントを通し地域の伝統食を次世代へつなげていきたい」と話していました。
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伊那市西町で「えびす講祭」 宝投げ賑わう
商売繁盛や五穀豊穣を願う えびす講祭が伊那市西町の恵比寿神社で18日に行われました。 午後4時には宝投げが行われ多くの地域住民で賑わいました。 えびす講祭は、神社ができた大正時代から商売繁盛や五穀豊穣を願い毎年行われています。 境内で行われた宝投げでは、地元の商店街で使える買い物券や食事券、野菜や果物などが当たる引換券が、餅と一緒に投げられました。 主催したルネッサンス西町の会では「住民同士顔を合わせて団結を深める機会にもなっている。今年1年無事に過ごせた事に感謝したい」と話していました。
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伊那市駅前の空き店舗見学会
起業や出店を考えている人たちを対象にした伊那市駅前の空き店舗の見学会が18日開かれました。 見学会には、上伊那を中心におよそ20人が参加し、伊那市駅周辺の5か所の空き店舗を見学しました。 見学会は昨年度から始まった県の制度「信州で始めるあなたのお店」応援事業として行われたもので、県のほか、伊那市、伊那まちの再生やるじゃん会、ASTTALプロジェクトが主催しました。 見学者が今回見た店舗で開業した場合、県から1年間家賃の一部が補助されるほか、市からも家賃や改修費用に対して補助金が支給されます。 今回見学した店舗は元写真館や元スナックなどで、参加者は店の様子を確かめていました。 伊那市によりますと、平成25年度現在で駅周辺と中央を含めた中心市街地の空き店舗率は15%だということです。
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東京芸大美術学部が高遠で地域活性化を研究
東京芸術大学美術学部は、伊那市高遠町長藤の古民家を拠点に、地域活性化の研究に取り組みます。 18日は拠点となる古民家で初めて活動が行われました。 活動の拠点となる高遠町長藤の古民家です。 木工体験のワークショップが行われました。 18日と19日の2日間の日程で、ヒノキを削って箸と皿を作ります。 東京芸大から講師を招き、地元の小学生から高校生までの19人が参加しました。 東京芸大から講師を招いてのワークショップは信州高遠美術館が毎年行っていますが、古民家を活用して行うのは今回が初めてです。 18日はワークショップのほかに、芸大の学生らが高遠町内を視察しました。 東京芸大美術学部デザイン科では、今後、地域の抱える問題点を調査し、デザインやアートの視点からできることを提案していきます。 18日の視察を元に、来年度以降の取り組みを考えていくということです。 19日は、参加者が製作した食器を使って郷土料理を味わう予定です。
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家事家計講習会
雑誌「婦人の友」の読者でつくる伊那友の会は、家計簿の付け方を学ぶ一般向けの講習会を11日開きました。 講習会では、伊那友の会の会員が家計簿をつけている体験を発表しました。 伊那友の会は上伊那におよそ50人の会員が所属していて、衣食住や家計、子育てについて学んでいます。 発表した会員は「家計簿をつけることで、家計に必要なお金を把握することができ、計画的にものを購入できるようになった」と話していました。 講習会には、24人が訪れ話に耳を傾けていました。
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桑名智絵さん彩画展
伊那市出身で絵が趣味の桑名智絵さんの彩画展が伊那市のかんてんぱぱホールで17日から始まりました。 会場には四季折々の風景をメインにした水彩画作品26点が展示されています。 伊那市出身の桑名さんは現在長野市で暮らしていて故郷での展示会は今回が12回目です。 桑名智絵さんの彩画展は21日まで伊那市のかんてんぱぱホールで開かれています。
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高校生が中学校でインターネットの危険性など語る
高遠高校と駒ヶ根工業高校の生徒は14日、伊那市の東部中学校を訪れ、インターネットの危険性などについて話しました。 14日は、高遠高校と駒ヶ根工業高校の生徒合わせて10人が、東部中学校の全校生徒およそ840人にスマートフォンを利用する上での注意点などについて話をしました。 高遠の生徒は、メールの利用について「複数への転送を促すチェーンメールがきても転送しないこと」などと話していました。 駒ヶ根工業の生徒は、正義のヒーローコマレンジャーに扮し、「SNS上にうかつに位置情報を公開しないこと」「身に覚えのない請求は無視すること」などと劇を通して訴えていました。 この取り組みは、ネット利用に関する犯罪被害を防止しようと去年3月から行われていて、今年度は2回目です。 伊那警察署では、少しでも不安なことがあったら相談してほしいと話していました。 長野県警サイバー犯罪対策室 026-233-0110 伊那警察署生活安全課 72-0110
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理容組合伊那市支部 カット技術講習会
伊那市内の理容店でつくる長野県理容生活衛生同業組合伊那市支部は、カット技術の向上を図る講習会を、13日、伊那商工会館で開きました。 講習会には、組合員およそ30人が参加しました。 千葉県で、Jリーガーやプロ野球選手も利用する会員制のヘアサロンを経営している中谷嘉孝さんが講師を務め、基本をベースにした質感の出し方などについて実演しました。 中谷さんは、自身が使用するすきばさみを紹介し、「これを使うことでより自由な動きがでるようになる。髪をすくという同じ作業でも、他の店との違いを出すことができる」と話していました。 組合では、講習を通して「他店にまけない強みを持つことが大切だということが分かった。一丸となって理容業界を盛り上げていきたい」と話していました。
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伸和ホールディングス㈱ 上ノ原工業団地で工場建設へ
神奈川県に本社を置く伸和ホールディングス株式会社は、伊那市の上ノ原工業団地の1区画を取得し、新しく工場を建設します。 15日は伊那市役所で、伸和ホールディングスの幸島宏邦社長と白鳥孝市長が土地売買仮契約の調印書を取り交わしました。 伸和ホールディングスは神奈川県に本社を置き、精密温調装置やバルブなどの開発・製造を行っています。 生産拠点となっている伊那市高遠町の伸和コントロールズ長野事業所の生産力の強化を目指そうと、長野事業所伊那工場として新たに建設する計画です。 今回取得したのは、伊那市上ノ原工業団地のおよそ28,000平方メートルの区画で、取得額はおよそ4億円です。 地域貢献を会社のモットーにしていて、新工場では地元採用も含め、新たにおよそ100人を雇用する予定です。 事業投資額はおよそ15億円で、平成30年7月工事着工予定、平成31年7月の操業開始を目指します。 幸島社長は「常に『伊那市民と共に』というのが頭にあった。継続的に右肩上がりの事業を展開していきたい。」と話していました。 白鳥市長は「新技術の開発を一緒になって勉強しながらさらに大きな会社になることを期待しています。」と話していました。
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南ア林道バス 今シーズン利用者増
今シーズンの南アルプス林道バスの営業が15日で終了しました。 今シーズンは、昨シーズンより1,990人多いのべ5万1,377人が利用しました。 林道バスは、4月25日から戸台口から歌宿まで、6月15日から北沢峠まで全線開通し、11月15日まで営業しました。 1日4便を基本に運行していて、台風などにより運休した便は、3日間にかけ、7便でした。 利用者数は、5万1,377人で、昨シーズンに比べ1,990人の増加でした。 これは、伊那市の合併以降2番目に多い数字となりました。 今シーズンは、7月19日に梅雨明け宣言が出されたものの、夏山シーズンの7月下旬から8月に天候不順が続きましたが、天気が良い土日に集中的に人が訪れたため、人数的には増加につながったのではないかとしています。 林道バス営業所によると、紅葉を見に訪れるなど観光目的で来客する団体は減っているものの、登山客は増加傾向にあるということです。
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お買い物サロンに移動販売車登場 食料品を販売
高齢者などの買い物弱者対策として衣類や日用品などが購入できる「お買い物サロン」が16日、伊那市高遠町藤沢の荒町公民館で開かれ、初めて移動販売車での食料品の販売が行われました。 今回初めて食料品の販売を行った移動スーパー「とくし丸」です。 肉や野菜、パン、惣菜などが並びます。 株式会社ニシザワが陳列棚のついた軽トラックを購入し、長谷の銭屋商店と連携して運営します。 買い物弱者対策として来月1日から本格的に運行する予定で、今回のサロンでは食料品の販売を行ってほしいとの声があり実現しました。 藤沢区には1日現在で796人が暮らしていて、そのうち65歳以上の高齢者が占める割合は47.6%だということです。 区内で食料品を販売している店舗は1店舗しかなく、買い物弱者が多い地域だということです。 室内では、日用品や衣類の販売、お茶飲みサロンが開かれ賑わっていました。 とくし丸の本格的な運行は来月1日からで、長谷地域と高遠町の一部の地域を週2回まわる予定です。
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沢保育園 新しい園舎完成
老朽化に伴い建て替えが進められていた箕輪町の沢保育園が完成しました。 来月1日に新園舎の開園式が行われます。 新しい園舎は、現在の沢保育園の南側に建設されました。 施設の老朽化や未満児保育の需要が増えていることから建設が進められてきました。 建物は、木造平屋建て、延床面積はおよそ1900平方メートルで、県産材などの木材が多く使われています。 建設費は、およそ7億7千万円となっています。 太陽光発電が設置されたほか、すべての保育室に冷暖房や床暖房が完備されています。 未満児専用の遊戯室や、トイレもあります。 15日は、引き取り検査が行われ、白鳥政徳町長らが完成した園舎を見て回りました。 定員は現在の140人から170人になります。 新園舎の開園式は来月1日に行われることになっていて、現在の園舎は取り壊し園庭として整備されます。 今月25日には、園舎の内覧会が予定されています。
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由紀さん「歌うふるさと大使」に
歌手の由紀さおりさんが特命大使「伊那市歌うふるさと大使」に15日、委嘱されました。 15日は、伊那市の東部中学校で由紀さおりさんと姉の安田祥子さんのコンサートが開かれ、白鳥孝市長が委嘱状を手渡しました。 由紀さんは古くから歌い継がれてきた童謡を親子のふれあうきっかけにしてもらおおうと全国各地で活動しています。 伊那市では、5年前から毎年、市内の保育園に招いて「童謡で伝える会」を開いています。 その活動が縁で由紀さんを「伊那市歌うふるさと大使」として委嘱したものです。 由紀さんは、1969年にデビューし、日本レコード大賞最優秀歌唱賞などを受賞した他、女優として映画やドラマでも活躍しています。 伊那市特命大使は、これまで子どもタレントの鈴木福君や伊那市出身の俳優、羽場裕一さんなどが委嘱されていて、由紀さんで14人目となります。 コンサートでは、赤とんぼなどの童謡が披露されました。 コンサートは、歌を通して日本語の美しさや命の大切さ、季節のうつろいを知ってもらおうおと由紀さん姉妹が企画したものです
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ご当地お土産プロジェクトチームがサクラコマ合格祈願
伊那市内の製造業などでつくるご当地お土産プロジェクトチームは、サクラコマの合格祈願を伊那市高遠町の弘妙寺で、15日に行いました。 プロジェクトチームの関係者7人が弘妙寺を訪れ、田中勲雄住職の読経で合格祈願を行いました。 サクラコマは、伊那市内の製造業や社協など16団体が所属するご当地お土産プロジェクトチームが共同で開発、生産しています。 回すと花びらが開くことから受験シーズンには合格祈願バージョンを販売していて今年で5年目になります。 SNSなどで情報が広がり全国から問い合わせが来ているほか、ギフト用に購入する人が増えているという事です。 この日はプロジェクトに参加している高遠さくらホテルの「さくら咲くだるま」の合格祈願も行われました。 合格祈願済みのサクラコマは限定200個で千円、さくら咲くだるまは千円からで、いずれも高遠さくらホテルで販売しています。
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市民後見人養成講座 開講
認知症や知的障害などで判断能力が低下した人に代わって財産管理や契約行為などを第三者が行う市民後見人の養成講座が、、15日に開講しました。 伊那市社会福祉協議会の上伊那成年後見センターが開いている講座で今年度は5人から受講の申し込みがありました。 初日は5つの講義が行われ伊那市役所社会福祉課の小松真樹さんが講師をつとめました。 認知症や知的障害などで判断能力が低下した本人に代わって金銭の支払いや契約などを行う制度を成年後見制度といいます。 市社協では、家庭裁判所から引き受けた64人について後見業務を行なっていますが、担当職員の事務量の増加などから一般市民にもその役割を担ってもらおうと市民後見人の育成を行っています。 小松さんは、「成年後見制度の申し立ては制度を必要としている本人または家族が行いますが、申し立てをする家族がいないため市町村長が代わって申し立てをするケースが増加傾向にある」と話していました。 講座は来月まで全6回開かれる予定です。 修了後は、社協の臨時職員として1年間成年後見業務を行ない、その後裁判所の選任を受けて市民後見人となります。
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東春近小学校4年生 りんごの収穫を体験
伊那市の東春近小学校4年生の児童は近くに住む農家の協力で1年間栽培の体験を行ってきたりんごの収穫を、15日に行いました。 4年生56人が、東春近田原の農家、伊藤一路さんの畑で収穫を体験しました。 東春近小学校では、毎年4年生がりんごの栽培について学習しています。 今年も伊藤さんの協力で、6月に不要な果実を摘み取る摘果を体験し、10月に葉摘みを行いました。 この日は3回目の体験学習の日で、児童らは赤く実ったものをみつけて収穫していました。 4年生は、来年2月に伊藤さん夫妻を学校に招いて感謝の会を開き、りんごを使った料理を一緒に食べるという事です。
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伊那市の六道原工業団地 2社から購入の申し込み
伊那市が11月末までに土地の取得を予定している美篶の六道原工業団地の1万1千㎡について、2社から購入の申し込みを受け付け、売却される予定である事が、14日に分かりました。 これは、14日に開かれた伊那市議会臨時議会の開会の挨拶で白鳥孝市長が明らかにしたものです。 六道原工業団地の約1万1千㎡については、横浜市の(株)アクト・ジャパンと岡谷市の岡谷酸素株式会社から、工場を建設するために事業用地購入の申し込みを受け付けていて、それぞれに売却される予定です。 ほかに、上ノ原工業団地の1区画を神奈川県に本社を置く伸和ホールディングス(株)に売却する予定です。 これらの契約がすべて成立すると、伊那市が保有する産業用地は上ノ原工業団地の1区画と小黒原産業適地の1区画、合せて約3万3千平方メートルになります。 白鳥市長は「積極的に提案できる産業用地がないので新たな取得を検討していきたい」としています。
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東春近小演劇クラブ 井月の劇を発表
今年度のクラブ活動で漂白の俳人井上井月の劇に取り組んできた伊那市東春近小学校の演劇クラブの児童は14日、これまでの練習の成果を発表しました。 この日は、休み時間を利用して、玄関前のスペースで井月の劇を発表しました。 演じた劇は、おととし市内で上演された「風狂のうたびと」の一部をアレンジしたもので、児童は井月の句を紹介しながら発表していました。 およそ10分間の上演でしたが、玄関前には30人ほどの児童が集まりました。 クラブ長の川口愛翔くんは「見に来てくれた人たちが面白がってくれていて良かった。少しでも井月さんのことを知ってもらえて良かった」と話していました。 クラブの指導にあたった、伊那谷演劇研究所認定演劇アドバイザーの阿部裕吉さんは「本番になったら顔つきも変わり大きな声も出せていた。井月について知ってもらうことができて良かった」と話していました。
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信州の伝統野菜「羽広菜かぶ」 漬け込み作業はじまる
「信州の伝統野菜」に認定されている伊那市西箕輪の「羽広菜のかぶ漬け」の漬け込み作業が14日から、みはらしファームで始まりました。 この日は、羽広菜生産加工組合の会員などおよそ10人が作業にあたり、前日に収穫した羽広菜かぶ、およそ200キロを加工しました。 最初に、収穫したままのかぶを、洗って土を落とします。 洗い終わったものは、傷んだ部分を落として、漬けるのにちょうどいいサイズに切っていきます。 羽広菜は、羽広地区に伝わる伝統野菜です。 この地域でしか生産できないと言われていて、一般的なかぶに比べ、噛みごたえがあるのが特徴で、信州の伝統野菜にも認定されています。 切り終わったかぶは、味噌・酒粕・砂糖・塩を混ぜ合わせた調味料に漬け込みます。 1桶30キロのかぶは、1か月ほど漬け込むと水分が抜けて20キロほどになるということです。 西村照幸組合長は「ずっと伝統を守って同じ作り方でやってきている。伝統の野菜と伝統の味を守っていきたい」と話していました。 12月上旬には店頭に並ぶ予定で、みはらしファームのほか、ニシザワ、あじーな、通販などで購入することができます。 値段は1袋350グラム入りで330円となっています。
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伊那中央RC エアーマットを伊那養護学校に寄贈
伊那中央ロータリークラブは、トランポリンのように飛び跳ねて遊ぶエアーマットを、伊那養護学校に寄贈しました。 寄贈したのは、縦横3メートルのエアーマット1基です。 体重250キロまで耐えることができます。 価格は30万円で、補助金とクラブの資金で賄いました。 14日は、伊那中央ロータリークラブの会員が学校を訪れ、今月設置されたエアーマットを見学しました。 この場所には以前トランポリンがありましたが、老朽化により撤去されたため、今回寄贈することになりました。 伊那養護学校の渡邉和幸教頭は、「遊びながら筋力を鍛えることができる他、子ども同士会話も生まれコミュニケーション能力を養う場にもなっています。」と感謝していました。 14日は贈呈式が行われ、子ども達が描いた感謝状と手作りの品が贈られました。
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信州こころん新そば祭り
伊那市東春近の障害者の就労継続支援施設 信州こころんの新そば祭りが11日行われ、打ち立てのそばが提供されました。 新そば祭りでは、打ち立ての高遠産のそばが提供され、訪れた人が味わっていました。 信州こころんは障害者の就労支援を行っていて、地域の人たちに活動の様子を見てもらおうと毎年祭りを開いています。 利用者は食券の販売を担当し、訪れた人たちの対応をしていました。 また、会場では農産物や利用者が製作した手芸作品なども販売されました。 信州こころんでは、祭り以外でもそばを800円で提供しています。 時間は午前11時30分から午後2時までで月曜定休となっています。
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笠原の歴史に関する講演会
伊那市美篶笠原の歴史に関する講演会が11日、笠原ふれあい交流センターで開かれました。 講演会では元教諭で地域の歴史を研究している桜井裕記さんが「昔、笠原には豪族がいました」をテーマに話をしました。 桜井さんは笠原について「平安時代、朝廷御用達の馬を飼育する直轄牧場、笠原御牧があり名を馳せた。」と話していました。 また鎌倉時代の平家方の大将、 笠原平吾頼直は定説で伊那の笠原に住んでいたとされているが様々な文献から中野市笠原の住人だったとの見解を示しました。 また「平安時代から笠原を治めていた豪族は戦国時代に入り高遠を治めていた高遠氏の勢力下に入り衰退していった」と話していました。 講演会は秋の文化祭に合わせて開かれたもので地域住民およそ40人が話を聞きました。
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ケーブルテレビ杯 トップストーン伊那が2連覇
上伊那ケーブルテレビ協議会が主催する第11回上伊那6年生サッカー大会が、12日のに、伊那市長谷の美和湖グラウンドで開かれ、トップストーン伊那が2連覇を果たしました。 決勝戦は、準決勝で南箕輪FCJrをやぶった宮田村のトップストーンJrと、伊那少年サッカースクールをやぶった伊那市のトップストーン伊那の顔合わせとなりました。 前半を0―0で折り返し、迎えた後半開始早々に試合は動きます。 ゴール前でフリーキックを得たトップストーン伊那。 クロスボールに小山君が合わせて先制点を挙げます。 追加点が欲しいトップストーン伊那は、ゴール前でパスを受けた松永君が、ディフェンダー1人を交わして右足を振り抜きゴールを奪います。 試合はこのまま終了し、トップストーン伊那が2対0で勝ち、この大会2連覇を果たしました。