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ヤングドライバークラブ 優秀クラブを表彰
事業所の若手社員で作るヤングドライバークラブの交通事故防止コンクールで伊那警察署管内から2つのクラブが優秀クラブに選ばれました。
2月27日は伊那市の伊那警察署で表彰伝達式が行われ、小林雄二署長から表彰状が手渡されました。
優秀クラブに選ばれた箕輪町の株式会社伸光製作所では交通安全週間に合わせて啓発活動を行っています。
南箕輪村の信英蓄電器箔株式会社では月に一度社員にシートベルト着用を呼び掛けています。
また、交通安全ポスター部門では信英蓄電器箔の前川太陽さんの作品が佳作に選ばれました。
前川さんは車のライトに照らされた歩行者をえがきました。
コンクールには県内の112クラブが応募し、30クラブが表彰されました。 -
脱原発を訴える上伊那アクション
脱原発などを訴える「上伊那アクション」が10日、伊那市のいなっせ北側広場で行われました。
上伊那アクションには、脱原発活動などを行っている上伊那の35団体からおよそ90人が参加しました。
参加者がリレートークを行った他、原発ゼロへの思いまとめた「集会アピール文」が読み上げられ、採択されました。
向山光実行委員長は、能登半島地震で大きな被害が出た石川県珠洲市に原発の建設が計画されていたことを例に挙げ、「もし計画が凍結されていなかったら上伊那にも大きな影響がでていたと思う。脱原発運動が進むことを願っている」と話していました。 -
東日本大震災から13年 佐藤さん犠牲者の冥福を祈る
東日本大震災から11日で13年になります。
伊那地域でも、震災の発生時刻の午後2時46分にサイレンが鳴らされ、犠牲者への冥福を祈りました。
福島県伊達市から伊那市に自主避難してきた果樹農家佐藤浩信さんです。
11日は、三男の孝樹さんと2人で福島に向かって手を合わせていました。
佐藤さんは、西箕輪のおよそ3.5ヘクタールの農地で、りんごやももの他伊那に来てから始めたというぶどうの栽培を行っています。
11日は、ぶどうの木の剪定を行っていました。
佐藤さんは現在、月に2回ほど妻と長男が暮らす福島に戻り、果樹の手入れをしています。
元日に発生した能登半島地震の際も福島にいました。
「福島と同じだと思った。津波もあり復興には時間がかかるかもしれない。“がんばれ”という言葉は言ってはいけないと思っている」
佐藤さんは、能登半島地震発生後の1月上旬に10キロの支援物資を送ったほか、今月18日にも30キロの物資を送ります。 -
JA上伊那花き部会 日本農業賞で優秀賞
JA上伊那花き部会は、NHKなどが全国の農業者や団体を表彰する日本農業賞で優秀賞を受賞しました。
11日は、伊那市狐島のJA上伊那本所で伝達式が行われ、NHK長野放送局の松谷豊局長から、花き部会の酒井弘道部会長らに表彰状が手渡されました。
日本農業賞は、NHKと全国農業協同組合中央会が、経営や技術の改革に意欲的に取り組み、地域社会の発展に貢献した農業者や団体を表彰するものです。
集団組織の部には全国から91件の応募があり、JA上伊那花き部会は、大賞、特別賞に次ぐ優秀賞に選ばれました。
優秀賞には、ほかに3団体が選ばれています。
花き部会では、上伊那が生産量日本一を誇るアルストロメリアやトルコギキョウを中心に、高品質の花を多く生産していることが評価されました。
ほかに、部会の中に青年部を立ち上げ新規就農者の確保に努めていることや、小学校での花育が評価されました。
花き部会では、今後も生産量を確保し、次世代育成に努めていくとしています。
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地域桜守の育成講習会・修了式
日本一の桜の里づくりを進める伊那市の地域桜守の育成講習会が11日市役所で開かれました。
講習会は去年5月から6回開かれ、最終日の11日は伊那市振興公社の職員で桜守の2人から植樹の仕方について説明を受けました。
10期生となる今年度は男性4人が受講しました。
講師は「桜の特性を理解してその環境に合うかどうかを考えて植樹することが大切だ」などとアドバイスをおくっていました。
講習会のあとには、修了式が行われ、白鳥孝市長から受講生に修了証が手渡されました。
あいさつで白鳥市長は「地域で昔から大切にしている桜を守るため活躍してほしい」と話していました。
また受講生を代表して唐木章さんは「桜を通して地域がますます活性化するように活動していきたい」と話していました。
地域桜守は、伊那市振興公社と連携し地区内の公共施設などにある桜の維持管理を行っています。
現在は40人が活動を行っていて、伊那市では来年度も新たな地域桜守の育成を計画しています。
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農家民泊 イスラム教の食事について学ぶ
伊那市は外国人観光客の増加にともない、インドネシアなどイスラム教徒が多い国からの農家民泊を想定した勉強会を10伊那市の日に伊那市のいなっせで開きました。
10日は市内の農家民泊受入れ家庭およそ20人が参加しました。
講師はアフリカのベナン共和国出身で信州大学農学部の特任教授、ファワズ・バグドウさんが務めました。
農家民泊で受入れる際に気を付ける文化の違いや食材について説明しました。
イスラム教では、豚肉を食べること、アルコールの摂取などは禁じられています。
ファワズさんは「イスラム教では野菜や魚、果物などは食べてもいい。日本で買い物や外食をする際には必ず何が入っているのか確認している」と話していました。
勉強会は、外国人観光客の増加が予想されることから、多文化への理解を深めてもらおうと伊那谷民泊協議会と伊那市地域おこし協力隊が開いたものです。
10日は他に、トウモロコシのかき揚げやゆでた野菜、イスラム教の教えに従い加工した唐揚げなどの食事を試食しました。
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公衆衛生専門学校で卒業式
伊那市荒井の長野県公衆衛生専門学校で卒業証書授与式が8日に行われ、18人が学び舎を巣立ちました。
式では小野豊朗校長から卒業証書が手渡されました。
卒業生を代表して下平雪美さんは「試行錯誤した経験は私たちの糧になっている。自分が思い描く歯科衛生士になれるよう頑張っていきたい」と話していました。
小野校長は「理想の歯科衛生士を目指して活躍してください」と話していました。
今年度の卒業生は18人で、就職先の内訳は、県内の歯科診療所に14人、県内の病院に2人、県外の歯科診療所に2人となっています。
地域別では、上伊那が5人、飯田下伊那地域が4人などとなっています。
卒業生は3日に歯科衛生士の国家試験を受けていて、26日に合格発表があるということです。
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ウクライナ侵攻から2年 現状を知る写真展
ロシアのウクライナ侵攻から2年、伊那市のかんてんぱぱホールでは現地の様子を知る事ができる写真展が開かれています。
会場には、ロシアの侵攻を受けるウクライナや世界の紛争、災害をとらえた写真など25枚が展示されています。
この展示会は侵攻直後から支援団体を通して寄付を行なっている箕輪町の電子部品メーカーKOA株式会社が、国際NGO難民を助ける会AARJapanの協力で開いたものです。
ロシアのウクライナ侵攻から2年が経ち、改めて戦争の悲惨さを伝えようと企画しました。
ウクライナ侵攻に関する写真はAARJapan職員の中坪央暁さんが現地で撮影したです。
こちらの写真は、首都キーウの大聖堂に貼られた戦死者の遺影です。
戦死者の家族が遺影を教会に貼っているという事です。
能登半島地震やトルコ地震、ミャンマーのロヒンギャ難民の写真も展示されています。
写真展「非日常を生き抜く私たち」は14日(木)までかんてんぱぱホールで開かれています。
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健康麻雀大会 駆け引き楽しむ
伊那市総合型地域スポーツクラブの健康麻雀教室の大会が、9日、市福祉まちづくりセンターで開かれました。
この日、40代から90代の36人が参加しました。
健康麻雀教室は、総合型地域スポーツクラブの講座の一つとして開かれています。
健康麻雀は、「賭けない・吸わない・飲まない」をモットーに、火曜と土曜にそれぞれ月2回教室が開かれ、参加者がゲームを楽しんでいます。
2つの教室を合わせて年間4回ほどしか、役満は出ないということです。
大会は、2つの教室合同で年に1回開かれていて、今回で10回目です。
以前は、午前から夕方まで1日を通して大会を開いていましたが、新型コロナの影響を受けて午後のみの開催となりました。
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春の高校伊那駅伝 応援旗の展示
24日に開催される春の高校伊那駅伝を盛り上げようと伊那市役所で応援旗が8日から展示されています。
旗は全国から出場するチームを応援しようと、市内の保育園や小中学校、スポーツ少年団などが毎年製作しています。
今年は、71団体が製作を行い出場する220校の旗が市役所の市民ホールに展示されています。
旗には応援メッセージやイラストが書かれています。
春の高校伊那駅伝は24日に開催され男子が過去最多の134チーム、女子が58チーム合わせて192チームがエントリーしています。
応援旗は18日まで市役所で展示されていて、大会前日の23日からは伊那市陸上競技場周辺に設置されます。 -
伊那スターズ7人が卒団
伊那市の少年野球チーム「伊那スターズ」の卒団式がJA上伊那本所で24日、行われました。
伊那スターズには、市内の小学生28人が所属していて、今年度卒団するのは7人です。
式では、小坂宗生監督から7人に記念品が贈られました。
小坂監督は「見えないところで努力をし、心も技術も成長しました。多くの人の支えがあって野球を続けられたことを忘れず中学校に行っても頑張って欲しい」と話していました。
卒団生は一人一人、練習や試合での思い出などを話し、監督や保護者、仲間たちに感謝の気持ちを伝えていました。
伊那スターズは今年度、公式戦で優勝3回、準優勝が7回となっています。
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弥生生がイーナちゃんグッズのデザイン案を提案
伊那市の伊那弥生ケ丘高校の1年生は、伊那市のイメージキャラクター「イーナちゃん」をアレンジしたデザインを8日に白鳥孝市長に提案しました。
デザインした「おにぎりイーナちゃん」です。
8日は伊那弥生ケ丘高校の1年生の代表4人が市役所を訪れ白鳥市長に「おにぎりイーナちゃん」をプリントしたエコバックを披露しました。
「おにぎりイーナちゃん」を考えたのは探究学習でまちづくりコースを選択した30人です。
市役所の職員がアドバイザーを務め、グッズ製作に取り組んできました。
「かわいい」をコンセプトに、生徒たちはイーナちゃんの形がおにぎりに似てることに着目しキャラクターを考えました。
市の花の桜や上伊那の特産のアルストロメリアなどもデザインされています。
ほかに、伊那市のPR動画も発表しました。
生徒たちが魅力を発信したい場所を3分ほどの動画にまとめたということです。
伊那市ではおにぎりイーナちゃんのエコバッグをイベントで配るほか、販売も検討していくということです。
PR動画はインターネットで公開を予定しています。
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伊那西小 皆伐学習記念式典
伊那市の伊那西小学校は1月から始めた学校林の整備作業終了の記念式典を8日行いました。
伊那西小学校では学校林の間伐や伐採した木を活用することで森にかかわる学習をしています。
記念式典では去年松枯れにより伐採されたアカマツで作った看板が児童にお披露目されました。
有賀大校長は「卒業して大きくなっても学校林のことを思い出してください」と話していました。
今回の森林整備はコンビニエンスストアの大手のローソンが行っている「緑の募金」を活用して行われました。
学校林の一部の広さ10アールのすべての木を伐採しました。
整備作業で切った木で、学校林にアスレチックが作られるということです。
また、今回整備した10アールの場所では、再び木が成長するのを見守るということです。 -
「伊那オーガニックバレー」と銘打ち有機農業推進へ
伊那市の白鳥孝市長は、「伊那オーガニックバレー」と銘打ち、持続可能な農業を目指し、有機農業を推進していく考えを7日示しました。
これは7日市役所で開かれた市議会一般質問で議員の質問に答えたものです。
伊那市では、昨年度から有機栽培に関する講習会などを開き、取り組みを進めています。
来年度は伊那市農業振興センター内に有機農業専門委員会を設置し、具体的な取り組みを検討していくということです。
白鳥市長は「中山間地域の農業が今後も生き残るためには他の地域との差別化が必要だ。付加価値をどう高めていくか農家と一緒に考えていきたい」と話していました。
また、市では来年度から有機米を学校給食に一部導入する方針です。
来年度は市内4校で2か月程度提供する予定で、今後さらに拡大していきたいとしています。
そのための集落支援員1人を配置し、農家と学校との調整などを行っていくとしています。
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高遠小学校で6年生を送る会
15日の卒業式を前に、伊那市高遠町の高遠小学校で6年生を送る会が7日開かれました。
7日は全校児童およそ180人が体育館に集まり、6年生を送る会が開かれました。
送る会は、6年生に感謝の気持ちを伝えようと児童会が企画しました。
会では、学年ごと歌やダンスなどを発表しました。
1年生は、歌の他に、手作りのメダルをプレゼントしました。
5年生は、6年生に聞いた小学校での思い出ベスト3を発表しました。
ベスト3の発表が終わると、特に思い出に残ったことについてインタビューしていました。
会場にはくす玉が用意され、6年の代表児童がひもを引き、割りました。
会の最後には、6年生がお礼に歌を歌いました。
高遠小学校の卒業式は15日に行われる予定で、30人が学び舎を巣立ちます。
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芸術文化総合フェスティバル 水墨画や書を展示
第36回長野県芸術文化総合フェスティバルの展示会が、伊那市の伊那文化会館で開かれています。
このうち、伊那会場では長野県水墨画協会南信地区と県書道協会の展示会が開かれています。
水墨画協会南信地区は、会員の作品47点を展示しています。
山水画や花鳥画など、テーマは自由で、1人1点ずつ出品しています。
中には、過去に水墨画県展で県知事賞を受賞した作品もあります。
事務局では「レベルが高い作品が多く揃った。見ごたえのある展示を楽しんでほしい」と話していました。
また、長野県書道協会の南信地域の役員も、作品を23点展示しています。
展示会は、10日(日)まで伊那文化会館で開かれています。
入場は無料です。
芸術文化総合フェスティバルでは、9日と10日にバレエやダンスの発表も行われます。
舞台部門は、入場料一般1,000円、小中高生500円です。
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辻監督 野球指導
プロ野球楽天の則本昴大投手らを輩出した滋賀県多賀町の強豪チーム「多賀少年野球クラブ」の辻正人監督による講習会が箕輪町のながたドームで2月11日、開かれました。
講習会には、上伊那の少年野球チームの選手や指導者など
およそ80人が参加しました。
辻さんは実技を交えながら技術のポイントなどを指導していました。
辻さんは滋賀県多賀町出身の56歳です。
中学から野球を始め近江高校では3塁手として活躍し、20歳の時、現在も監督を務める多賀少年野球クラブを創設しました。
少年軟式野球の全国大会でチームを3度の日本一に導いています。
「世界一楽しく世界一強く」をモットーにした指導に日本中の少年野球関係者から注目されているということです。
辻さんは子どもたちに投球時の肩の回し方や体のひねり方を指導しました。
集まった少年野球チームの指導者らには「幼い時から綺麗なフォームを意識して投げることが大切だ」とアドバイスしていました。
講習会は、指導者の技術向上などを目的に上伊那地区野球協会が開いたものです。 -
あるしん たかずやの里に寄付金贈る
アルプス中央信用金庫は、伊那市の児童養護施設たかずやの里に、現金20万円を7日に寄付しました。
この日はあるしんの吉澤祥文理事長がたかずやの里を訪れ、伊藤隆理事長に目録を手渡しました。
あるしんは去年11月から今年1月まで、子どもたちの自立を支援している地域の児童養護施設に寄付することを目的とした寄付型地域応援定期預金「絆」を販売しました。
販売額は10億円で、定期預金総額の0.02%にあたる20万円を寄付しました。
たかずやの里の伊藤理事長は「職員一同子どもの幸せのためにがんばっていきたい」と話していました。
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応急危険度判定士 養成講習会
地震で被害を受けた建築物が引き続き安全に使用できるかどうかを判定する応急危険度判定士の養成講習会が7日に伊那市の伊那合同庁舎で開かれました。
講習会には上伊那の建築士など8人が参加しました。
応急危険度判定士は地震により被害を受けた住宅が引き続き安全に使用できるかどうかを判定します。
今年1月に起きた能登半島地震では県内から215人、上伊那からは3人が派遣され、17日間で4,088件の判定を行ったということです。
長野県では毎年この時期に新規登録希望者向けの講習会を開いています。
講習会に参加した人たちは申請書を提出し、県の認定を受け4月から応急危険度判定士として活動します。
2023年4月1日現在、長野県では1,506人、上伊那では197人の判定士がいるということです。
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伊那市 「移住婚」支援へ
伊那市は来年度から独身の移住希望者の結婚相談を行う「移住婚」支援を始めます。
これは市議会3月定例会で議員の質問に白鳥孝市長が答えたものです。
伊那市は、来年度からいなし出会いサポートセンターに集落支援員を配置し、「移住婚」支援を始めます。
白鳥市長は、「都市部からの移住者を増やし、若い世代の成婚に繋げていきたい」と話していました。
昨年度のいなし出会いサポートセンターの相談件数は3645件で、結婚したのは14人でした。 -
地域共生社会を考える なから伊那暮らしセミナー
伊那市社会福祉協議会は、地域共生社会について考えるセミナーを2月18日、市福祉まちづくりセンターで開きました。
セミナーは「なから伊那暮らしセミナー」と題し、長野県の方言で「いい塩梅」や「大体」という意味でつかわれる「なから」を暮らしに取り入れるという主旨で行われました。
参加者は「隣に暮らす人とどんな関係で暮らしていきたいか」をテーマに4つのグループに分かれ意見を出し合いました。
参加者からは「お互いが干渉しすぎずに、何かあったときは結束できるいい塩梅な関係でいたい」などの意見が出されました。
このセミナーは地域住民が主体的に参画し、世代や分野を超えてつながる地域共生社会の実現に向け、理解を深めようと開かれました。
セミナーには地域づくりに関心のある人を中心に15人が参加しました。
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ICT教育 研修会
上伊那の小中学校の教諭などがICT教育の取り組みを共有する研修会が伊那市のいなっせで2月8日に開かれました。
研修会はオンラインで開かれ、小中学校4校の取り組みが紹介されました。
このうち伊那小学校は、4年正組担任の荒谷眞治教諭が、プログラミングの授業を紹介しました。
児童たちは、本やインターネットに公開されたプログラムを真似するところから始めたということです。
そこから、自動で蓋が開くゴミ箱などを作りました。
プログラムを作ることを通して、お年寄りと運動を一緒にできないかや、野菜を収穫する人に少しでも楽になってほしいなどと考えるようになったということです。
荒谷教諭は「子供たちにとってプログラムは生活をよりよくするツールであり表現の一つになった」と話していました。
講師として参加した信州大学教育学部の小倉光明助教は「情報を活用し、考える力を身に付けるさせることが重要です」と話していました。
この研修会は上伊那地方視聴覚教育協議会が毎年行っているもので、上伊那の小中学校の教諭など25人が参加しました。
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伊那弥生ケ丘高校 器楽クラブ第16回定演
伊那市の伊那弥生ケ丘高校器楽クラブの第16回定期演奏会が、きょうニシザワいなっせホールで開かれました。
定期演奏会は、毎年この時期に開かれています。
1・2年生32人が、ギター、マンドリン、コントラバスを演奏しました。
器楽クラブは、去年11月の県のコンクールで4年連続の最優秀賞を受賞し、今年7月の全国コンクールに3 3年連続で出場することが決まっています。
演奏会ではアニメの主題歌やポップスなど、16曲が演奏されました。
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古民家を改修 4月に新山でカフェオープン
伊那市狐島の入江信文さんと春菜さん夫妻は、古民家を改修して富県新山地区にカフェをオープンします。
5日は、新山地区の古民家で入江信文さん・春菜さん夫妻と友人が作業を行っていました。
二人は東京都で、豆を焙煎するコーヒーロースターとして働いていました。
山が好きで自然の中で店をやりたいと、春菜さんの祖父母が住んでいる伊那市に去年6月に移住しました。
去年12月から新山地区の古民家を改修していて、4月にyamawarau coffee roasterというカフェをオープンする予定です。
5日は入れたコーヒーを友人に振るまっていました。
コーヒーは自ら中米のコーヒー農園に足を運び選んだものです。
東京での経験を活かし、焙煎も自分たちで行います。
信文さんは元パティシエでもあり、手作りの菓子も店頭に並ぶ予定です。
yamawarau coffee roasterは、4月6日に伊那市富県新山地区にオープンする予定です。
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モバイルクリニック 妊産婦健診専用車両導入へ
伊那市はモバイルクリニック事業で、新たに妊産婦健診専用の車両を早期に導入する考えを5日に示しました。
これは市議会3月定例会で議員の質問に白鳥孝市長が答えたものです。
伊那市は遠隔診療モバイルクリニック事業で火曜・水曜・土曜に一般診療、月曜に妊産婦健診を移動診療車1台で行っています。
2019年の実証実験から今年1月末までに合計587回の利用があったということです。
2023年度の利用は今年1月末までに198回あり、このうち69回が妊産婦健診だということです。
市では、現在運用している移動診療車1台では予約が取りづらい状況になっていることから、早期に妊産婦専用車両を導入したいとしています。 -
高遠小児童 石工マイスターに
高遠石工について学んできた伊那市高遠町の高遠小学校6年生の児童は高遠石工ジュニアマイスターに認定されました。
5日は高遠小学校で認定式が行われ、伊那市観光協会の丸山舞さんから認定証が手渡されました。
児童は去年9月から4回にわたり高遠町の建福寺や興福寺などをめぐり高遠石工の石仏について学びました。
2月に学習の集大成として高遠石工マイスターの検定を受け、30人全員がマイスターに認定されました。
検定では、石仏に使われている石の種類を問うものや、自分のお気に入りの石仏の名前を書く問題などが出されたということです。
マイスターの認定は去年の6年生の児童に続いて今回で2年目です。
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弥生1年生 地域の経営者などにインタビュー
伊那市の伊那弥生ケ丘高校の1年生が地域の経営者などから話を聞くキャリアインタビューが、2月8日に伊那市のいなっせで行われました。
この日は、伊那弥生ケ丘高校の1年生およそ200人が、上伊那地域の会社経営者などから話を聞きました。
生徒は、将来に向けて準備することなどを質問しました。
キャリアインタビューは、地域で活躍する社会人から話を聞き、情報収集する力や聞く力を身に付けてもらおうと、総合的な探究の授業の一環で行われました。
伊那弥生ケ丘高校では、「これをきっかけに自分自身の将来について考えたり、参考にしてほしい」と話していました。
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城取茂美さん 社会教育功労者表彰を受賞
長年にわたり、県内各地で健康づくりの講座を開いている、伊那市西箕輪の城取茂美さんが、文部科学省の社会教育功労者表彰を受賞しました。
2月19日は、城取さんが市役所を訪れ、白鳥孝市長に受賞を報告しました。
現在89歳の城取さんは、1996年から2009年までの13年間、西箕輪公民館の館長を務め、自然観察会や脳いきいき講座などを開催してきました。
その他、笑うことで健康づくりに繋げる「笑い療法士」として、県内各地で多い時に年間200回講座を開いてきました。
これら幅広い年代の社会教育に貢献したことが評価されました。
城取さんは、現在も笑い療法士として活動しています。
社会教育功労者表彰は、文部科学大臣が表彰するもので、全国で105人、県内では2人が受賞しました。
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原正章さん 中央アルプスに雪形発見
中央アルプス将棊頭山に、犬のような雪形が見えるとの情報が視聴者から寄せられました。
情報を寄せてくれたのは、伊那市西箕輪の原正章さんです。
4日は原さんに案内してもらいましたが、中央アルプスはかすみ、雪形は確認できませんでした。
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グリーンファームでランと春の花フェア
ランと春の花フェアが伊那市ますみヶ丘の産直市場グリーンファームで開かれています。
会場にはそれぞれ100種類のランと春の花が展示販売されています。
ランはおよそ2,000鉢が用意されています。
こちらはミニカトレアという品種です。
カラフルで価格も1,000円ほどのためプレゼント用に購入する人も多いということです。
市場にはあまり出回らないという原種のランもあり、愛好家の人気が高いということです。
また、より多くの春の花を楽しんでもらおうとチューリップやアネモネなども並んでいます。
グリーンファームでは「ここまで多くの種類が一度に集まる機会はあまりないので、花を見て一足早く春を感じてほしい」と話していました。
ランと春の花フェアは17日(日)まで産直市場グリーンファームで開かれています。