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複合福祉施設みぶの里 完成
社会福祉法人しなのさわやか福祉会が運営する複合福祉施設みぶの里が、伊那市美篶のナイスロード沿いに完成しました。 しなのさわやか福祉会は、宮田村の老人福祉施設プラムの里などを運営している社会福祉法人です。 みぶの里は、介護老人保健施設や認知症デイサービスなどがある複合施設です。 介護老人保健施設は、80床、要介護度3以上で市内在住者が入所できる地域密着型の特養が29床あるほかショートステイやデイケア、認知症デイサービスがあります。 施設関係者は、「15年の経験を伊那の地で活かしたい。」と話しています。 みぶの里は24日から利用者を受け入れます。
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信州伊那スマートドライバーが安全運転呼びかけるパレード
思いやりのある安全運転を広げる組織「信州伊那スマートドライバー」の会員が、交通安全を呼びかけるパレードを22日、市内で行いました。 この日は、会員およそ100人が伊那市役所前から高遠方面に向かって横断幕やのぼり旗を持ちながら交通安全を呼びかけました。 信州伊那スマートドライバーは、思いやりのある安全運転を広げる組織で、発足して4周年を迎えました。 メンバーは、高遠町と長谷地域を除く伊那市と箕輪町、南箕輪村在住の交通安全協会の会員で、活動内容に賛同する人なら誰でも加入できます。 伊那交通安全協会の堀内四郎会長は「住民の協力があって活動できている。目に見える活動を続けてこれからも安全運転の啓発に努めていきたい」と話していました。 平成26年の管内の交通事故の発生件数は427件で、このうち交通死亡事故は伊那市での1件でした。 交通死亡事故の件数が1件という少なさは、昭和28年以降初めてです。
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ローメン・ソースかつ丼Bー1参戦へ
伊那のローメンと駒ケ根のソースかつ丼が10月に青森県で開催されるB―1グランプリ十和田大会に参加することになりました。 21日、伊那ローメンZUKUラブと駒ケ根ソースかつ丼フライヤーズがそろって伊那市で記者会見を開き、B―1グランプリへの参加決定を報告しました。 2つの団体は、去年3月に出展資格がない支部加盟団体に降格しましたが、今年3月7日付で再び本部加盟団体に昇格し、出展資格を得ました。 ローメンは、これまで3回B―1グランプリに出展していて、入賞はなく、ソースカツ丼は、5回の出展で富士宮大会で8位、久留米で5位の成績を残しています。 B―1グランプリイン十和田は、10月3日と4日に開かれます。 なお、伊那ローメンZUKUラブは、女性会員の募集に力を入れるほか、6月4日のローメンの日にあわせ、ローメンの鉄人コンテストを行います。 B―1グランプリの際、パフォーマンスの中心となるセンターシェフの座を決めるものです。 中川会長は、「おいしく食べて楽しくまちおこしをしていきましょう」と呼びかけました。
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西山地域のシカ対策重点に
伊那市の有害鳥獣対策協議会の総会が22日市役所で開かれ、昨年度のニホンジカの捕獲数や被害額が報告されました。 ニホンジカの捕獲数量は、年々減少傾向にあり、昨年度は、2,155頭で、前年度に比べ400頭ほど減りました。 農作物被害は、3,117万円で、ほぼ前年度並みです。 このうちシカによる被害は、65%、2,000万円を占めています。 高遠町地区では、年々捕獲数が減っていて、高遠町猟友会では、「個体数が減ってきていると感じる」と話しています。 一方、西山地区では、目撃数も増加していて、伊那猟友会は、範囲が広く大量捕獲は難しいとしています。 協議会では、今年度西山対策を重点に掲げ、防護柵の設置などに330万円を予算に盛りました。 防護柵を設置することで、ワナによる捕獲もしやすくなるということです。 協議会では、今年度ニホンジカの皮の利用研究も始めます。
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済州島仮面劇「トゥルナヌム」来伊
韓国済州島の農村芸能の仮面劇グループ「トゥルナヌム」が22日伊那市を訪れ、歌舞劇団田楽座と交流しました。 トゥルナヌムは、幸福と楽しさを分かち合うという意味です。 韓国の仮面劇は、農民が厳しい日常生活のなかでも、笑いを忘れずに伝えてきた伝統芸能で、高い芸術性も持っているということです。 打楽器を中心にセリフとパントマイム、伝統的な衣装と仮面をつけて演じられます。 今回来日したトゥルナヌムは、韓国外国語大学のサークルで仮面劇を継承し公演してきたメンバーが中心です。 松本公演のため来日しましたが、日本と韓国との友好親善を続けているグループが中心となり伊那での文化交流を実現させました。 トゥルナヌムは、農夫と牛、鳥と猟師が登場する伝統的な仮面劇を披露。 会場は、そのユーモラスな動きに笑いに包まれていました。 今回は、済州島の小学生でつくるグループも伝統の踊りを披露し拍手に包まれました。 一方、田楽座は、日本各地に伝わる民族芸能を披露しました。 トゥルナヌムのメンバーは、迫力のある演奏に引き付けられた様子で、リズムをとったり手拍子をしていました。 交流の世話人をつとめた唐木達雄さんは、「日本と韓国の友好・親善を築いていくためには、こうした市民レベルの交流が大切だ」とあいさつ。 トゥルナヌムのシム・キュホさんは、「交流できて涙が出るほどうれしい。次回は済州島でお会いしましょう。」と今回の交流を喜んでいました。
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伊那街道13蔵呑みあるき
辰野から飯田までの13の地酒を味わうことができる伊那街道13蔵初夏の呑みあるきが22日行われています。 伊那市の中心商店街のセントラルパークやいなっせ北側広場が特設会場となっていて、多くの人でにぎわっています。 前売り1,500円、当日2,000円の12枚のチケットを購入し、チケットと引き換えに気に入ったお酒を飲むことができます。 訪れた人たちは、確かめるようにじっくりと味わっていました。 この呑みあるきイベントは、秋にも計画されています。
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伊那市松くい虫対策 樹種転換モデル地区指定
伊那市は、拡大する松くい虫被害に対応するため、市内4地区を新たに樹種転換モデル地区として指定しました。 21日は、伊那市役所で松くい虫対策協議会が開かれました。 伊那市の被害量は、平成25年度に比べ、昨年度はやや減少していますが、松枯れが確認された地域は拡大傾向にあります。 枯れた松は破砕・燻蒸処理していて昨年度4200万円の費用が掛かりました。 これ以上被害を拡大させないための対策として、対象とする松林の指定の見直しを行いました。 薬剤散布や樹幹注入をして松林として保全する森林は、おおむね800メートル以下としていたものを900メートル以下に変更し、面積は87ヘクタールから、1466ヘクタールに拡大しました。 また、被害拡大を防止するため樹種転換する森林も、526ヘクタールから1539ヘクタールに拡大しました。 樹種転換を推進する地域としてモデル地区4地区を指定します。 指定されたのは、●手良八ツ手、●美篶笠原~芦沢●高遠町上山田●北福地の4地区です。 モデル地区では、赤松を伐採し広葉樹などを植栽する樹種転換を推進し、着手から5年かけて更新させるとしています。 また他地区よりも事業の補助率をあげ、経費の10分の2を市が補助します。 モデル地区については、委員から、「ますみヶ丘や小沢などでも被害が拡大しているように思う。竜西にもモデル地区を設置してほしい」との意見が出されました。 他に、薬剤の樹幹注入については、「庭木なども含め、市内すべての松を補助対象にする」と変更しています。 白鳥孝伊那市長は、「発見次第、伐倒・燻蒸するなど対応を進めてきたが、被害の拡大が進んでいる。樹種転換を進めていくしかない」と話しました。
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映画「ほかいびと 伊那の井月」 ヨーロッパで好評
漂白の俳人井上井月を題材にした映画「ほかいびと 伊那の井月」がヨーロッパで上映されました。映画関係者は、現地の反響が大きかったと上映会の成功を報告しました。 21日、井上井月顕彰会が、ヨーロッパ上映について報告会を開きました。 映画「ほかいびと 伊那の井月」は、4月21日と25日にフランスで、27日にドイツで、今月19日には、イタリアで開催されているミラノ万博で上映されました。 フランスとドイツの上映会には、北村皆雄監督も出席し、映画について現地の人の生の声を聞きました。 日本政府が運営するパリの日本文化会館での上映会に携わった現地の職員からは、「世界各国の日本文化会館で上映したいので英語の字幕版を作ってほしい」との依頼があったということです。 英語字幕版は現在制作中で、来月始めにはパリへ送るということです。
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高遠高校生徒が中学生に美術指導
伊那市の高遠高校で美術を専攻している生徒は、21日、高遠中学校の美術の時間に行われた写生会で、絵の描き方を指導しました。 この日は、高遠中学校の写生会が学校周辺の施設や寺などで開かれ、全校生徒が自分で選んだ風景を描きました。 中学生を指導したのは、高遠高校芸術コースで美術を専攻している2年生と3年生14人です。 地域の小学校や中学校との連携を深めようと行われたもので、今年で3年目です。 高校生は、中学生の絵を見てアドバイスをしたり、質問に答えるなどしていました。 高遠高校では、来月、書道専攻の生徒が高遠小学校で書道を指導する事になっているほか、音楽専攻の生徒が、7月に高遠北小の音楽会に参加する事になっています。
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高遠第2・3保育園児 馬耕を見学
伊那市高遠町の農家、林亮さんが、馬を使って田んぼを耕す馬耕を園児に見てもらおうと20日、高遠第2第3保育園の園児を田んぼに招待しました。 今ではほとんど見ることがなくなりましたが、馬耕は、昭和30年代頃まで実際に行われていました。 馬耕で3aの田んぼを耕したのは、伊那市高遠町の農家、林亮さん33歳です。 保育園から2キロほどを歩いて園児も到着し、農耕馬に声援を送っていました。 林さんは、4年前の東日本大震災で、機械を動かす電気や燃料などが不足したことから、いざという時のために、今回初めて馬耕に挑戦し、自分の子どもが通う保育園を招待しました。 この日は、伊那市高遠町で馬の調教をしている、「うまや七福」から、10歳のオーストリア産の農耕馬、オスのビンゴを借りてきました。 背中に、スキと呼ばれる道具を取り付け、力強く引っ張っていました。 この日は、地元の人たちも農作業の手を休めて、昔懐かしい馬耕を見学していました。 休憩時間には、農耕馬のビンゴに園児が草や人参をあげていました。 耕した田んぼは、水を張り、農耕馬にクワを付けて代掻きを行うということです。
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伊那市観光協会 来年度から法人へ
伊那市観光協会の平成27年度の総会が20日、伊那市浄水管理センターで開かれ、来年度から法人化されることが承認されました。 伊那市観光協会の総会には、役員ら25人が出席し、来年度から一般社団法人伊那市観光協会とすることが決まりました。 これは、組織の体制強化のためで、市と観光協会の役割分担が明確になってきたことを受けて、法人化するものです。 これにより、市の関係機関が同行しない商談などでは旅行代理店などに対して、有利になるということです。 また、伊那市観光協会の高遠支部は平成27年度をもって解散することが報告されました。
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伊那市出身の写真愛好家 河野宏美さんの写真展
伊那市東春近出身の写真愛好家、河野宏美さんの写真展が、伊那市福島のそば処ひろ節で開かれています。 写真を展示しているのは、伊那市東春近出身で神奈川県在住の写真愛好家、河野宏美さん69歳です。 写真は主に、富士山を題材にしたものです。 河野さんは30歳の時からおよそ40年間富士山を撮っていて、これまでに1万枚以上撮影しているということです。 富士山は、季節や角度で様々な表情があるということで、写真で表現されています。 そば処ひろ節(ふし)の田中淳尋さんが、中学時代の同級生だったことから今回の展示が実現しました。 (展示作品紹介) ●ダイヤモンド富士 夕日の沈む位置が毎日違うため、撮影が難しいということです。 ●本栖湖の朝焼け。 5月13日の朝撮影したもので、台風一過の朝焼けが雲と湖面に映った作品です。 河野さんの写真は、伊那市福島のそば処ひろ節に飾られていて、季節ごとに写真を入れ替えているということです。
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南アルプスのジオパークガイド養成講座 開講
南アルプスのジオパークを分かりやすく楽しく発信できるよう学ぶガイド養成講座が12日、伊那市の創造館で開かれました。 これは、南アルプスジオパーク協議会が開いているもので5年目です。 講座には、受講生として一般から5人と高遠高校の2・3年生23人が参加し、すでに認定されているガイドとともに受講しました。 この日開かれた1回目の講座では、南アルプスジオパークの基礎やガイドのポイントなどを学びました。 講師を務めた飯田市美術博物館の坂本正夫さんは、親しみやすく興味の持てるガイド方法を紹介しました。 坂本さんは「ツアー客から質問がたくさん出るガイドになること。簡単な内容や身近な内容を先に言うなどひきつける話し方を身に着けてください」と話しました。 ジオパークガイド養成講座は7回開かれる予定で、次回は6月に入笠山で植物や岩について学ぶ予定です。
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伊那市長谷非持に小水力発電施設 建設
上伊那美和土地改良区が進めている農業用水路の水を活用した小水力発電施設が、伊那市長谷非持に建設されます。 19日は安全祈願祭と起工式が行われ、土地改良区や市の関係者らおよそ30人が出席しました。 砂や葉などを除去する上水槽はすでに完成しています。 伊那市長谷非持に建設されるのは、水路に沿って管路を設け、管路を通して水を送り込む水車式の小水力発電施設です。 発電出力は最大12.2キロワット、有効落差は13.1メートルです。 事業費はおよそ9千万円で、国や県、市の補助金が充てられています。 発電した電力は再生可能エネルギー固定価格買い取り制度を活用して全て中部電力に売電し、収入を農業用水路などのポンプ場の維持管理に充てる計画です。 土地改良区が管轄した小水力発電施設の建設は、県内で初めてです。 発電施設本体の完成は今年度中を目指し、早くて秋から試運転を行う予定です。
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伊那市 ギフト大賞で地域文化交流賞
伊那市は、贈答品を日本文化として伝えていく第1回ギフト大賞2015で地域文化交流賞を受賞しました。 18日は、東京で表彰式が行われ白鳥孝伊那市長が賞状を受け取りました。 これは、伊那市高遠町の弘妙寺と蔵元の井上酒造がある大分県日田市が弘妙寺の名前を入れた麦焼酎「ゴルフ寺 弘妙寺」を商品化した交流が評価されたものです。 平成22年8月から全国販売されていて、平成24年にすぐれた酒を表彰する秋季全国酒類コンテストで麦焼酎部門第1位になっています。 高く遠くのゴルフ寺として知られることからゴルファーの贈答用として喜ばれているということです。 ギフト大賞は、心のこもったギフト商品や地域に根差した独自のギフト商品などの表彰を通じ、贈答文化をあらためて見直そうと行われたもので、53の自治体や企業などが表彰されました。
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東春近保育園 安全祈願・起工式
施設の老朽化や園児数の減少にともない、新しく建設される伊那市の仮称東春近保育園の安全祈願祭と起工式が19日、行われました。 19日は、市の関係者や建設業者など30人が出席し工事の安全を祈願しました。 東春近保育園は、東春近中央保育園と東春近南部保育園を統合し新設されるもので、東春近中央保育園の園舎東側に建設されます。 木造平屋建てで事業費は4億9000万円、主に合併特例事業債とふるさと応援基金が充てられます。 延床面積はおよそ1360平方メートルで保育室が9室、リズム室が2室などとなっていて定員は150人です。 19日現在の園児数は、東春近中央が111人、東春近南部が44人となっています。 建物は県産材が利用される他、太陽光発電やペレットボイラーが設置されます。 園庭は、園舎南側に確保し今の園舎跡は駐車場になります。 東春近保育園は来年3月に完成を予定しています。
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伊那市上牧 ヒトツバタゴ別名なんじゃもんじゃの木見頃
伊那市上牧の焼肉店の駐車場内にあるヒトツバタゴ、別名なんじゃもんじゃの木が見頃を迎えています。 ヒトツバタゴは別名なんじゃもんじゃの木と呼ばれています。 店の大家の唐木敬𠮷さんが40年程前に友人から譲りうけた苗木を植え、毎年白い花を咲かせます。 唐木さんによりますと花は現在満開で、今週いっぱい楽しめそうだということです。
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新宿の児童が伊那で間伐体験
伊那市と友好都市提携を結んでいる新宿の小学生が18日、伊那市ますみヶ丘平地林で間伐体験をしました。 間伐体験をしたのは新宿の落合第六小学校の6年生31人です。 18日はますみヶ丘平地林を管理しているNPO法人伊那谷森と人を結ぶ協議会のメンバーが指導にあたり伐採の実演をしました。 新宿では平成21年度から小学校6年生の自然体験カリキュラムとして、ますみヶ丘の平地林にある「新宿の森」で間伐体験を行っています。 「新宿の森」は伊那市と提携し新宿区が開設したもので自然と触れ合う環境学習や、伊那市民との交流の場として活用されています。 児童らは間伐することにより残った木が成長し森林保全につながると説明を受けたあとノコギリを使って実際に木を切っていました。 児童らは新宿では体験することができない間伐作業を楽しんでいました。
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災害時の応援体制を協議
伊那市と災害時応援協定を結んでいる団体が集まり災害時の対応などについて考える会議が18日伊那市役所で開かれました。 会議には災害時応援協定を結んでいる団体や企業と市の関係部署からおよそ90人が出席しました。 現在伊那市は医療救護や物資の供給、災害復旧などについて企業や団体と54の協定を結んでいます。 15日は締結している協定の発動のタイミングや災害時の支援人員や物資などの状況について関係するグループに分かれて話し合いが行われました。 食料品や物資を提供する企業は「流通が途絶えた場合でも今ある在庫で対応したい。グループ内で融通し被災地優先で物資をまわしたい。」と話していました。 伊那市危機管理課では「災害時は住民に正しい情報をいかに伝えるかが重要になってくる。関係団体と連携を図り備えたい。」と話していました。
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弥生 春季北信越大会出場逃す
第132回北信越地区高校野球長野県大会の準々決勝が18日、諏訪市と飯田市で行われ、1回戦を勝ち上がった伊那弥生ヶ丘高校は、春の選抜で甲子園出場の松商学園と対戦し、11対1、7回コールドで敗れました。 伊那弥生ヶ丘高校は、春の選抜で甲子園出場経験を持つ、強豪、松商学園と春季北信越高校野球大会の出場権をかけて、戦いました。 伊那弥生ヶ丘は、1回の表に2点を先制されると、4回まで毎回得点を許し、7回には11対0とされます。7回の裏、弥生も1点を返しますが、11対1、7回コールドで松商学園に敗れました。 松商学園を含む、この日勝ち上がった4校は、6月6日から9日に長野オリンピックスタジアムと上田県営球場で行われる春季北信越大会の出場が決まりました。
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御嶽海母校 木曽青峰と伊那養護相撲交流
伊那養護学校の児童生徒と木曽町の木曽青峰高校相撲部が、18日、相撲で交流をしました。 以前伊那養護学校に勤務していた職員と、木曽青峰高校相撲部の前の監督が知り合いだったことがきっかけで、相撲の交流が始まり、今年で11年目です。 過去には、今年3月の大阪場所でプロデビューを果たした、御嶽海も訪れています。 この日は、御嶽海の後輩にあたる相撲部の6人が伊那養護学校の生徒40人と土俵で組み合いました。 体格のよい相撲部の生徒を相手に、養護学校の子ども達は何とか土俵の外に出そうと、果敢に勝負を挑んでいました。 中には、力強く押し切って飛び跳ねて喜ぶ生徒の姿もありました。 伊那養護学校寄宿舎指導員の熊崎武志さんは、「礼儀作法を学び、競技に触れて、親睦を深めてもらいたい」と話していました。
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伊那市手良の羽柴さん宅九輪草見ごろ
伊那市手良の羽柴晴雄さん宅では、3千株の九輪草が見頃を迎えています。 九輪草は、自宅を囲むように3千株が植えられています。 この日は、近所の人たちが訪れ、見頃となった花を楽しんでいました。 羽柴さんは、15年ほど前、伊那市振興公社が毎年行っている花の苗の無料配布で、2株の九輪草の苗をもらい、少しずつ株を増やしたということです。 九輪草は来月上旬まで見頃だということで、羽柴さんは、「多くの人に見てもらいたい」と話していました。
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戦没者遺族から聞き取り調査
伊那市日影区の歴史や文化、産業などについて調べている「日影区の歴史を語る会」は区内に住んでいた戦没者の戦地での状況などについて遺族から聞き取り調査を始めました。 「日影区の歴史を語る会」では戦後70年の節目の今年、区内に住んでいた戦没者の戦地での状況についてまとめることにしました。 日影区には太平洋戦争による戦没者が27人ほどいるということで会員が手分けして遺族からの聞き取り調査を始めました。 15日、語る会代表の池上正直さんは抑留されていたシベリアの病院で父親を亡くした保科正子さんを訪ねました。 昭和18年、満州で生まれた正子さんは3人兄弟の次女で現在72歳。 3歳の時に父保さんを亡くした正子さんは、母親から聞いた満州からの引き上げの様子など戦中戦後の話を伝えていました。 語る会では遺族からの聞き取り調査により戦没者を追悼するとともに戦争の記憶を伝えていくことにしています。 また8月には今回の調査内容をまとめた報告会も開くことにしています。
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イーナちゃんウォーキングカーニバル
伊那市のウォーキングイベント、イーナちゃんウォーキングカーニバルが17日春日公園を発着に行われました。 健康ウォークの部とウォークラリーの部があり、約350人が参加しました。 健康ウォークは、春日公園から伊那消防署、小黒川大橋、入舟を通り伊那中央病院、伊那市創造館を経由し戻ってくる全長14キロのコースです。 好天に恵まれた今日は、午前9時10分に一斉にスタートしました。 参加者たちは、竜西地区に広がる田園風景をながめながら、自分にあったペースでさわやかな汗を流していました。 一方ウォークラリーの部は、それぞれ7キロの2つのコースが用意され、グループごとに楽しみました。
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うたごえ温泉インたかずや鉱泉
季節の料理を味わいお風呂もある「うたごえ温泉インたかずや鉱泉」が17日開かれ、参加者たちは、楽しいひとときを過ごしました。 伊那市富県のたかずや鉱泉です。 20年間続けられているうたごえ温泉。 普段は、夜行われていますが、今回は、20周年記念の春の巻スペシャルバージョンとして午前10時から午後3時までの日中に行われました。 歌声コーディネーターとギターの伴奏により、懐メロや童謡、フォークソングからロシア民謡まで、なつかしのメロディーが響いていました。 伊那市を中心に40人が参加したうたごえ温泉。 お昼になるとたかずや鉱泉自慢の料理を弁当で味わい、お風呂でくつろぐ人もいました。 うたごえ温泉は、今後夏と秋、冬に予定されていて、夏は、8月26日に計画されています。
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坂下区民ハイキング 三世代が交流
伊那市坂下区の住民がハイキングと交流を楽しむ坂下区民ハイキングが17日ますみヶ丘平地林で行われました。 ハイキングは、元信州大学教授の島﨑洋路さんがガイドとなり、ますみヶ丘平地林およそ2キロを歩きました。 坂下区民ハイキングは、三世代で交流し、子育てを地域で支えていこうと坂下区社会福祉協議会と坂下区が行ったものです。 島﨑さんが「昔はヤマツツジをおやつ代わりに食べていた」と説明すると、子どもたちも花を摘んで食べていました。 鳩吹公園では懇親会が行われ、区内の飲食店の店主らによるやきそばやてんぷらがふるまわれました。 坂下区社協では、「今日をきっかけにお互いの顔を知って、地域の中で声を掛け合えるようにしていきたい」と話していました。 今日は幼児からお年寄りまで、およそ80人が参加しました。
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竹内徹さん鈴木岬さん兄妹展
伊那市高遠町在住の洋画家竹内徹さんと、竹内さんの妹で日本画家の鈴木岬さんの兄妹展が、伊那市のかんてんぱぱホールで開かれています。 会場には、竹内さんの作品55点と、鈴木さんの作品35点が展示されていて、二人で作品展を開くのは今回が初めてです。 竹内さんと鈴木さんは伊那市高遠町に生まれ、幼い頃から絵を描いて遊んでいました。 洋画家の竹内さんは、長野一水会の代表で、日展に35回入選しています。 特に雪景色を多く描いていて、のどかな風景を感じてもらいたいということです。 日本画家の鈴木さんは、日本画県展や日本画院展に入選し、現在は俳画塾を主宰しています。 風景画のほか、土器と植物をモチーフにした絵も描いていて、「永遠の命」がテーマだということです。 竹内徹さんと鈴木岬さんの兄妹展は、25日(月)まで伊那市のかんてんぱぱホールで開かれています。
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伊藤一夫さん絵馬に関する講演会
現在伊那市創造館で開催中の「伊那の大!大絵馬博覧会」に合わせ、絵馬に関する講演会が16日に開かれました。 伊那市創造館では、西箕輪の仲仙寺を中心に、県内の絵馬の展示会が開かれています。 上伊那郷土研究会顧問の伊藤一夫さんは、たくさんの馬が描かれた「千匹馬群遊大絵馬」の研究に取り組んでいて、今日は仲仙寺の絵馬の特徴について話しました。 仲仙寺には、1849年から1902年にかけて奉納された6面の絵馬があります。 伊藤さんは、「6面の絵馬が奉納されている仲仙寺は、全国一の数ではないか」と話していました。 また、「高遠藩に納められた米は馬にのせ伊那街道を通り運ばれた。そのため馬が多く使われ、その信仰が仲仙寺にも集まったのではないか」と話していました。
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上伊那の洋画家7人による作品展 22日まで
上伊那在住の洋画家7人による作品展「信州創展」が、16日から、伊那市の伊那文化会館で始まりました。 信州創展は、上伊那在住の洋画家七人でつくる創の会が開いたものです。 合同で作品を展示することで個々の技術向上と交流の場にしようと2年前に初めて開き、今年で2回目です。 会場には、50号の作品から400号の大作まで、ここ3年ほどの近作が並べられています。 メンバーらは、「それぞれ自分の世界を追求している人たち。見たままを感じてほしい」と話していました。 信州創展は、22日まで伊那文化会館で開かれています。
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新宿榎町地区の関係者が伊那を訪れ自主防災学ぶ
伊那市の友好都市、東京都新宿区の榎町地区町会連合会の役員が16日、伊那市を訪れ、狐島区の住民から自主防災会の取り組みについて話を聞きました。 16日は、榎町地区町会長ら28人が伊那市を訪れました。 榎町地区は、新宿区の北東部に位置し、史蹟や文化財の多い地区です。 全27町会で構成していて、町会数は新宿区で3番目に多くなっています。 人に優しい街づくりを目指し防災にも力を入れています 意見交換会は、自主防災に力を入れている狐島区の活動を知った連合会が伊那市と狐島区に依頼し、実現しました。 狐島区では、住民一人ひとりが区や警察、消防などに頼らない防災に強い街づくりを進めています。 去年12月には、区内の保育園と小学校と連携する応援協定を結んだ他、今年1月からは災害対応の専門部隊を設置しています。 16日は、これまでの取り組みや事例発表などを行いました。 榎町地区の住民らは、17日まで伊那に滞在し、市内の酒蔵見学や高遠歴史博物館の見学などを行うということです。