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伊那西スケート場利用者減
伊那市横山の天然リンク伊那西スケート場の今シーズンの営業が終了しました。 天候不順などの影響で昨シーズンに比べ348人利用者が減っています。 伊那市教育委員会の発表によりますと、営業日数は、去年12月24日から今年2月8日までの19日間でした。 今シーズンの利用者は908人で、昨シーズンの1,256人に比べ348人減少しました。 例年1200人程度の利用が続いていたということですが、今シーズンは、降雪による影響で、利用者数の出足が悪かったためということです。
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鳥インフルエンザ発生した場合の対応考える研修会
鳥インフルエンザが発生した場合の対応をJA職員や養鶏農家に知ってもらうための研修会が13日、伊那市のJA上伊那本所で開かれました。 研修会には、JA上伊那の職員や養鶏農家などおよそ30人が参加しました。 研修会は、鳥インフルエンザが上伊那管内で発生した場合の対応について知ってもらおうと開かれました。 講師は、伊那家畜保健衛生所の小澤尚さんが務めました。 現在、JA上伊那管内で5千羽以上の鳥を飼っている農家は4軒で、県内で3番目に多いということです。 鳥インフルエンザは、この冬宮崎県や岡山県など5つの農家で発生していて殺処分が行われました。 鳥インフルエンザに感染していると判断された農場は、24時間以内に鳥を殺処分し、72時間以内に埋めなければいけないとされています。 小澤さんは「殺処分や埋める作業、消毒作業には多くの人員が必要。JAでもシミュレーションを行うなど、万が一の時に早急な対応ができるようにお願いしたい」と話しました。 JA上伊那では今後、万が一の場合家畜保健衛生所や市町村などと連携し、対応したいということです。
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第8回伊那西高校芸術フェスティバル
伊那市の伊那西高校の生徒の作品展「第8回伊那西高等学校芸術フェスティバル」が、かんてんぱぱホールで開かれています。 会場には、美術、書道、家庭科、写真、折り紙・工芸の各クラブの作品と、授業の選択学習で美術や書道などを学んでいる生徒の作品およそ200点が並んでいます。 展示会は生徒たちの1年間の発表の場として毎年開かれていて今年で8回目です。 作品には、制作者のコメントが添えられていて、作品に対する思いを綴っています。 今年は初めてチャリティーコーナーが設けられ、募金は東日本大震災で被災した岩手県大槌町の子ども達が集う「子ども夢ハウス」に贈るということです。 生徒は「作品を楽しみながら日ごろの活動や部活動の活躍なども知ってもらいたい」と話していました。 第8回伊那西高等学校芸術フェスティバルは、17日(火)まで伊那市のかんてんぱぱホールで開かれています。 14日・15日の2日間は、午前10時から茶華道クラブによるお茶の振る舞いもあります。
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リニア見据え将来ビジョン策定
伊那商工会議所は、リニア時代に向けた地域集客力の創造を柱とした将来ビジョンを策定し、13日発表しました。 川上健夫会頭と、将来ビジョン特別委員会の委員長で八十二銀行伊那支店長の酒井光一さんらが伊那商工会館で発表しました。 平成26年度から28年度までの第26期、3年間のビジョンを示したもので、リニア時代に向けた地域集客力の創造を核としています。 重点的に取り組むのは、地域力の向上や地域資源を活用した観光振興・魅力づくりなどをあげています。 具体的には、街中音楽祭の実施や林業資源を活用した新エネルギーに関わる観光産業の創出、入笠山や鹿嶺高原を中心に魅力ある観光コースの調査研究です。 去年2月に将来ビジョン特別委員会を発足させ、様々な業種の代表から意見を聞くなどして検討を進めてきました。 川上健夫会頭は、「リニア中央新幹線が12年後に東京~名古屋間が開業することで、大きな時代の転換を迎え、新たな人の流れが生まれる」と話し、この将来ビジョンに沿った商工会議所運営を目指したいとしています。 この将来ビジョンは、3月の総会で正式に決定され、27年度から具現化されていく予定です。
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完全地産「プチトマトコマ」完成
伊那市内の製造業などで作るご当地お土産プロジェクトでは、宮田村でばねなどを製造しているメーカー・タカノが企画したコマ「完全地産プチトマトコマ」を14日に発売します。 こちらが完全地産商品第5弾として新たに開発されたコマ「プチトマトコマ」です。 アルミ製で軽く、だれが回しても3分ほど長く回り続けるのが特徴です。 タカノ㈱が事業の一つとして栽培しているプチトマトがモデルになっています。 14日は、発売の記者会見が伊那商工会館で開かれ、ご当地お土産プロジェクトのメンバーと、タカノの社員が、商品について説明しました。 タカノでは、3年前から伊那市社会福祉協議会の福祉施設の通所者にトマトの収穫を委託しています。 そうしたことが縁となり、去年12月から、トマトの形をしたコマの開発に取り組んできました。 重心の位置や回転数などを決める企画はタカノが主に行い、ご当地お土産プロジェクトのメンバーが製造しています。 組み立ては、メンバーの一員である伊那市社会福祉協議会で行っています。 ご当地お土産プロジェクトでは、トマトの形を取り入れることで、伊那谷のものづくりと農産物をPRする土産にしたいとしています。 プチトマトコマは、14日から販売を開始する予定で、伊那市役所や伊那商工会館、市内のお土産販売店のほか、お土産プロジェクトのホームページでも購入することができます。
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防災の拠点施設 竣工
4月1日から運用を開始する「上伊那広域消防本部」「伊那消防署」を併設する新庁舎が完成し、12日、竣工式が行われました。 12日は、伊那消防組合と伊南行政組合、伊那市や、南箕輪村の関係者がテープカットをして竣工を祝いました。 富士塚グラウンド北側に完成したのは、事務所棟・当直棟、車庫棟、訓練棟、防災倉庫などで、主な建物は鉄骨コンクリート造りの一部2階建てです。 一昨年の11月から、およそ1年間かけて建設が進められてきました。 敷地面積は、8千平方メートル、延べ床面積は3300平方メートルで、建設費は10億円です。 2階には、上伊那広域8市町村からの通報を受けると、即時地図表示され、迅速な対応や出動の指令を出す消防指令センターがあります。 指令は庁舎内にある端末で確認できます。 また、1階と2階、合わせて19室の仮眠室が設けられています。 1階には、上伊那広域消防本部の事務室と伊那消防署の事務室が併設されているほか、シャワールームや、書庫、出動準備室などがあります。 伊那消防組合長の白鳥孝伊那市長は、「地域住民の安心・安全の拠点となる消防署が完成した。さらに皆さんに信頼されるよう精進したい」 伊南行政組合長の杉本幸治駒ヶ根市長は「従来の市町村の枠を超えて、防災の核となり、親しまれ頼りになるよう期待する」とあいさつしました。 竣工式には、地元の竜西保育園の園児が訪れ、歌を歌いました。 散歩の時間に何度も訪れ完成を待ちわびていたということで元気な声で竣工を祝いました。 伊那消防署・上伊那広域消防本部の本運用は4月1日からを予定していて、今月14日、15日には一般を対象にした庁舎の見学会を開くということです。
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高遠だるま市 多くの人で賑わう
江戸時代から伝わる伝統のだるま市が伊那市高遠町の鉾持神社参道で11日開かれ、だるまを買い求める多くの人で賑わいました。 天候に恵まれた11日、鉾持神社参道は福だるまを求める多くの人で賑わいました。 高遠のだるま市は江戸時代から続いていて、400年以上の歴史があると言われています。 訪れた人達は、値段交渉をして気に入っただるまを買い求めていました。 毎年訪れているという会社経営者は、今年も30号の特大だるまを買い求めます。 値段交渉をし、交渉が成立すると、家内安全や商売繁盛を祈って手締めが行われました。 外国人観光客も訪れていて、だるまを買っていました。 だるま市に合わせて商店街では本町実業団による桜だるまの販売が行われました。 幸、福、合格の3種類のだるまは毎年好評で、予約も含めてお昼過ぎには全て完売したということです。 高遠町総合福祉センターやますそでは、フリーマーケットも開かれました。 だるま市に合わせて商店街を盛り上げようと始められ、今年で20回目です。 この日は県内外から多くの人が訪れ、鉾持神社参道を中心に高遠町の商店街は終日賑わいを見せました。
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ニホンジカ解体処理施設 伊那市で初めて完成
市内で初めて、捕獲したニホンジカなどの野生動物を解体・処理し精肉する施設が、伊那市手良に完成しました。 12日、猟友会や伊那市などの関係者に完成した施設が公開されました。 施設は、伊那猟友会手良支部が整備したもので、事業費360万円のうち240万円を県の地域発元気づくり支援金で賄いました。 施設では、皮をむき内臓を取り出す解体処理をし、精肉して真空パックにしたものを販売します。 猟友会では、急増しているニホンジカによる農林業被害を防ぐため、適正な生息数にするための捕獲を行っています。 手良支部では毎年100頭前後のニホンジカを捕獲し埋設処理していますが、ジビエとして有効利用しようと施設を整備しました。 食肉にするための解体処理を行う施設は、上伊那で4番目、伊那市では初めてとなります。 伊那猟友会手良支部が運営する「伊那ジビエ手良」では、市内の4店舗、新宿の1店舗、名古屋の4店舗へシカ肉を販売する予定です。 販売価格は今後決定し、販路の拡大にも力を入れていくということです。 施設での一般販売は、今月末から行う予定で、手良小学校の給食にも提供することになっています。
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だるま市を前に人形飾り並ぶ
11日のだるま市を前に伊那市高遠町の商店街では、恒例の人形飾りが展示されています。 10日の午前中は、町内の保育園児が見学に訪れていました。 今年は去年と同じ6団体の人形飾りが飾られています。 だるま市は11日、伊那市高遠町の鉾持神社を中心に行われます。
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ローズガーデンでバラの剪定作業
伊那市高遠町のしんわの丘ローズガーデンでは、今年のシーズンに備えての剪定作業が行われています。 しんわの丘ローズガーデンは伊那市振興公社が管理していて、10日も朝から剪定作業が行われていました。 作業は12月から始まっていて園内にある172種類、およそ2100本のバラを一つ一つ剪定していきます。 新しい芽を活かしながら満遍なく光が入るように、また風通しを良くすることで病気になりにくくするために、この時期の剪定は大切だということです。 しんわの丘は平地に比べ風が強く冬は特に冷え込むということで、公社では寒さを防ぐためビニールで覆ったり、風よけのネットを張るなどの工夫もしています。 しんわの丘ローズガーデンでは毎年6月と9月にバラ祭りが行われています。 広さおよそ9千平方メートルの敷地一帯に咲くバラを見に多くの観光客が訪れています。 今年は、雪が多く作業が若干遅れているということですが、職員たちは日当たりの良い場所から進めています。 伊那市振興公社では、「新しい芽が育ち今年も綺麗な花を咲かせてくれる。楽しみにしていて欲しい」と話していました。 バラの剪定作業は、3月の初旬まで行われます。
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伊那市国保税引き上げ 諮問通り答申
伊那市国民健康保険運営協議会は、来年度から国保税を平均で18.67%引き上げるとする改定案について、諮問通りとする検討結果を、白鳥孝市長に答申しました。 5日、協議会の中山彰博会長が市役所を訪れ、白鳥市長に答申書を手渡しました。 改定案は、来年度から国保税を平均で18.67%引き上げ、額にして1万2,308円増の7万8,215円とするものです。 中山会長は「全会一致とはいかなかったが、値上げはやむを得ないとの結論に至った。今後の負担が少しでも抑えられるような努力をお願いしたい」と話しました。 白鳥市長は「基金も底をついてやむをえない値上げ。県内19市中、中間程度の税率で、値上げ幅もよく検討して頂いた」と話していました。 来年度からの国保税率の引き上げに関する条例改正案は、3月の定例市議会に提出される事になっています。
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上伊那地区でタウンミーティング 高齢者の社会参加を
高齢者の社会参加を積極的に進めるための上伊那地区タウンミーティングが、5日に開かれました。 これは、高齢者と社会の繋がりを強め、高齢者の居場所づくりを進めようと県などが、今年度から県内10会場で開いているもので、上伊那で開かれるのは初めてです。 この日は、シニア大学の学生を中心に100人ほどが参加しました。 長野県長寿社会開発センターの戸田千登美さんは、「今社会は、高齢者の経験や知識、包容力を求めている。一方で高齢者は自分たちの何が求められているのかわからなので、お互いの情報がやりとりできる仕組みを作っていきたい」と話していました。 平成25年3月に策定された長野県総合5か年計画では、高齢者が積極的に就業や社会参加を行う事ができる「人生二毛作社会」の実現を目指すとしています。 県では、様々な機関や組織の連携を進めるとともに、高齢者の意識改革も行っていきたいとしています。
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消防団音楽隊と中学生が合同練習
22日の第4回伊那市消防団音楽隊定期演奏会に向けた音楽隊と中学校の合同練習が8日伊那市の春富中学校で行われました。 22日の演奏会第2部で、消防団音楽隊と市内5つの中学校との合同演奏があり、2曲を演奏します。 春富中学校で行われた合同練習には、吹奏楽部がある伊那中、東部中、西箕輪中、春富中、高遠中の5校から100人近くが参加しました。 合唱などでよく歌われるビリーブを全体で合わせると、迫力ある楽器の音色が体育館に響きわたりました。 練習にかけつけた三澤俊明伊那市消防団長は、「演奏会では音楽を届けるとともに、火災予防の気持ちも伝えてもらいたい」と中学生を激励しました。 第4回伊那市消防団音楽隊定期演奏会は、2月22日午後1時から伊那文化会館大ホールで開かれます。 当日は、昭和50年代の歌謡曲やアニメソングが演奏される予定で家族連れで楽しめる内容となっています。
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酒井氏「農業と農村の振興に力」
任期満了にともなう4月の県議選で伊那市区から立候補を表明している新人の酒井茂さんの後援会設立総会が8日、伊那市のJA上伊那春富支所で行われました。 後援会設立総会では組織づくりについての報告などが行われ会員の結束が図られました。 無所属で新人の酒井さんは40年の行政経験から即戦力として働きたいと訴えました。 酒井さんは「産業振興・雇用の確保、特に農業と農村の保全、また女性の尊重、リニア開通による南信地域活性化に力を入れる」としています。 ほかに伊那谷パワーアップとして移住や二地域居住の推進、伊那谷の魅力の全国発信、産業・観光振興や定住促進による人口減ストップに取り組むとしています。 定数2の県議選伊那市区はこれまでに酒井さんのほかに現職の向山公人さんが出馬を表明しています。
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e-Taxで確定申告推進PR
16日(月)から平成26年分の確定申告が始まります。 9日は伊那市の伊那税務署で、自宅で簡単に手続きができるe-TaxのPRが行われました。 この日は、伊那市の伊那税務署で確定申告のPRが行われ、伊那市出身でタレントのなるみさんが、一日伊那税務署長に委嘱されました。 税務署員から指導を受け、自宅で簡単にできるe-Taxでの申告をなるみさんが体験しました。 e-Taxは、書面で行われていた所得税や法人税、消費税などの申告がインターネットを通して手続きできるものです。 体験したなるみさんも、およそ5分で申告書の作成が終わり、「簡単でした。今年は自分でやってみたい」と驚いていました。 e-Taxは、国税庁のホームページの確定申告書等作成コーナーから入力ができ、所得税や復興特別所得税などの確定申告や青色申告決算書が作成できます。
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自宅から確定申告を 循環バスでPR
16日から始まる平成26年分の確定申告を自宅から行ってもらうようPRするため、伊那税務署管内の路線バスにステッカーと中吊り広告が貼られています。 5日は、伊那バスの市内循環バスにステッカーと中吊り広告が貼られました。 このPRは14年前から毎年伊那バスの協力を得て行われています。 所得税の確定申告は、自営業や農家、年収2千万円を超える会社員などが申告するもので、申告期間は2月16日から3月16日までの1か月間です。 上伊那の受付会場は伊那市のいなっせです。 いなっせでは毎年混雑が続き、長い時で2時間から3時間待つこともあるということです。 そのため、伊那税務署では自宅からインターネットを使った確定申告を推進しています。 国税庁のホームページから確定申告書を作成することができます。
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高遠引持伝統の大数珠回し
五穀豊穣や無病息災を願う伝統行事、大数珠回しが8日、伊那市高遠町の引持生活改善センターで行われました。 大数珠回しは、伊那市高遠町上山田の引持集落に江戸時代から受け継がれている伝統行事で、地域の伝統を後世に受け継ごうと、引持常会が毎年行っているものです。 この日は、引持の34戸から35人が集まり五穀豊穣、無病息災などを祈願しました。 数珠は、長さ17メートル、玉の数は852個で、なかに一つ大きな玉があります。 集まった人たちは、輪になって座り、数珠を左に回しながら、南無阿弥陀仏と唱えていました。 数珠の中の大きな玉が自分の所へ回ってくると、頭を下げて願い事をしていました。 引持常会では、「これからも地域の行事を大切にして、伝えていきたい」と話していました。
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詩吟 岳風会伊那支部吟じ初め
詩吟の愛好家でつくる上伊那岳風会伊那支部の初吟会が、8日、伊那市のJA上伊那本所で開かれました。 最初に「吟じ初め」として、会員全員で吟じました。 岳風会伊那支部は、市内に13の教室があり、67人の会員がいます。 この日は、67人全員が一人だけで吟じる「独吟」という形式で、日頃の練習の成果を発表していました。 参加者の中には中学生が2人いて、これまでの練習の成果を披露していました。 参加したある女性は「健康で、楽しく詩吟ができる1年にしたい」と話していました。
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一日限定 給食メニュー味わう
伊那市高遠町の機器の制御盤などを製造する、伸和コントロールズの社員食堂に、1日限定の学校給食メニューが登場し、社員が昔を懐かしみました。 学校給食メニューが提供されたのは、伊那市高遠町の信和コントロールズの社員食堂です。 これは、先月24日から30日までの全国学校給食週間にあわせて、県教育委員会などが学校給食と食育を知ってもらおうと行ったもので、一般企業では初めてです。 出されたメニューは、鶏肉のアップルソース、枝豆と梅のご飯、糸寒天のサラダで、地域食材を使っています。 このうち、枝豆と梅のご飯、糸寒天のサラダは、平成26年度の県の学校給食コンクールで最優秀賞を受賞しています。 お昼の時間になると、懐かしそうに味わっていました。 県教育委員会では、今後もこうした機会を通して、多くの人に今の子どもたちの、給食がどのようなものなのか知ってもらいたいとしています。
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書道&ペン習字講座の展示
伊那市総合型地域スポーツクラブが開いている「初心者の書道&ペン習字」講座の作品展が、いなっせ2階八十二銀行伊那市駅前支店で開かれています。 会場には、受講生と講師の作品13点が並んでいます。 伊那市総合型地域スポーツクラブは、市内でスポーツや芸術文化などの講座を開いていて、初心者の書道&ペン習字講座は6年目です。 講師を務めているのは、伊那市日影の自宅で書道教室を開いている中斉康子さんです。 講座は、月に2回いなっせで開かれていて、受講している30代~60代の中には6年間続けている人もいるということです。 作品は、生徒達が好きな4文字を、楷書・行書・草書のいずれかで書いています。 「初心者の書道&ペン習字」講座の受講生による作品展は、3月2日まで、いなっせ2階八十二銀行伊那市駅前支店の展示スペースで開かれています。
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五色百人一首大会
100枚の百人一首を20枚ずつ色分けした五色百人一首の長野県南信大会が7日、伊那市西箕輪の仲仙寺で開かれました。 大会には南信地域の小学1年生から6年生まで、55人が参加しました。 五色百人一首は、100枚の百人一首が20枚ずつ色分けされています。 試合は色ごとに行われるため、覚える枚数も少なくてよく、少ない時間で行うことができ、授業などで取り入れやすくなっています。 大会は県内の教員有志でつくるTOSS五色百人一首協会長野県南信支部が開きました。 7日は総当たり戦の予選と、決勝トーナメントが行われました。 児童らは、授業などでの練習の成果を発揮していました。 大会の結果、伊那ケーブルテレビ放送エリア内では、青札の部で西春近北小学校2年の佐久間佳乃さんが、黄札の部で手良小学校3年の三澤優真くんが1位となりました。
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富県小と新山小の児童がネイチャーゲーム
伊那市の富県小学校と新山小学校の児童は、冬の自然に親しむネイチャーゲームで7日交流しました。 7日は新山小学校の校庭で、富県小の児童8人と新山小の児童1人が交流しました。 動物の特徴が書かれたカードを見て、何の動物か当てるゲームをしました。 これは、富県青少年育成会が、冬の自然に親しみ、交流してもらおうと開いているもので、今年で4年目です。 書かれている動物は4種類で、児童は4つのグループに別れて答えを考えていました。 富県青少年育成会では、「冬場は家にこもりがちだが、外で遊ぶきっかけになってほしい」と話していました。
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伊那小学校の総合学習を全国の教員が見学
総合学習を中核とした教育に取り組んでいる伊那市の伊那小学校で7日、公開学習指導研究会が開かれました。 伊那小学校では、昭和53年に1、2年生が、昭和54年からは全学級が総合学習に取り組んでいます。 研究会は、実際の授業の様子を見ることで教育の在り方について考えてもらおうと毎年開かれていて、今年で36回目です。 全国各地からおよそ500人の教員らが訪れ、教室や体育館などで行われた授業を見学しました。 6年敬組は、4年生の頃から取り組んできた草木染めのまとめを行いました。 自分たちで育てた「藍」を使って染液をつくり、巾着袋やハンカチなどを青色に染めていました。 5年春組は、4年生の頃から音楽劇に取り組んでいます。 あすオペレッタのフェスティバルに参加するということで、子どもたちは繰り返し練習をしていました。 研究会には大学生も訪れ、取組の様子をカメラで撮影したり、メモを取ったりしていました。
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薪利用の促進を 伊那でシンポジウム
薪利用の現状を科学的に考え、森林を守りながら利用促進に繋げていこうと、7日、「薪利用シンポジウム」が伊那市役所で開かれました。 シンポジウムは、薪ストーブの輸入販売などを行っている伊那市高遠町のディーエルディーと伊那市が開いたものです。 会場には、およそ170人が訪れました。 シンポジウムでは、有識者による講演とパネルディスカッションが行われました。 このうち、東京大学大学院の寺田徹助教は、「伊那市では乾燥重量で3,400トンの薪が1年間に使われている。同様のエネルギーの電力が得られる発電所を建設するとすればメガソーラー級になる」などと話していました。 他に、信州大学山岳科学研究所の安江恒さんは、「伐採に適した時期は存在しないのでいつ切ってもよい。広葉樹の薪は針葉樹のものに比べ乾燥が遅い」などと、実験結果を発表しました。 ディーエルディーの三ツ井陽一郎社長は「伊那市は薪やペレットの普及率が全国でも高い地域だが、先進国に比べればまだまだ低い。普及率をあげ低炭素地域づくりを進めていきたい」と話していました。
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伊那西高校松本芽依さん 国体スピードスケート2位
伊那西高校1年の松本芽依さんは、1月29日から群馬県で開かれた国体スケート大会でスピードスケート1,000メートルに出場し、準優勝しました。 6日は、松本さんが伊那市役所を訪れ、白鳥孝市長に大会の報告をしました。 伊那市狐島に住む松本さんは、東部中学校出身で現在は伊那西高校の1年生です。 1日の国体スケート大会決勝でスピードスケート1,000メートルに出場し、1分26秒28のタイムで準優勝しました。 決勝では8人が滑り、松本さんは序盤3番目を走り中盤から先頭になりましたが、ラストで山梨県の選手に追い上げられ2位だったということです。 松本さんは、去年全国中学校スケート大会の1,000メートルで優勝し、スケートに対する思いがより強くなったことが今回の記録に繋がったと話していました。 大会では他の競技にも出場し、1,500メートルで5位、リレーで3位に入賞しました。 松本さんは、7日から軽井沢町で開かれるジャパンカップスピードスケート競技会に出場します。
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福島南相馬 菜の花プロジェクト
福島第一原発事故による農地の放射能汚染を菜の花で浄化する南相馬市の菜の花プロジェクトで、第1号となる菜種油ができ販売が始まっています。 おととし、2013年の秋にまいた菜種は、去年6月に収穫され、10ヘクタールから7トンの菜種がとれました。 その菜種をしぼったのがこのなたねオイル油菜(ゆな)ちゃんです。 菜の花には放射性セシウムを吸着する性質があり、チェルノブイリ原発事故があったウクライナ地方でも栽培されています。 プロジェクトに参加しているチェルノブイリ救援中部理事長で南箕輪村の原富男さんも購入を呼び掛けています。 小さいビンが1,000円、大きなビンが2,500円です。 福島県南相馬市は、東日本大震災の原発事故により農地が放射能に汚染されました。 「原発に負けずに農業を続けたい」 有機農家やチェルノブイリ原発事故後に菜種による除染をしてきた救援中部、東北大学などが南相馬農地再生協議会を組織し、菜の花プロジェクトを立ち上げました。 ここに地元相馬農業高校も加わり、絞った菜種油を油菜ちゃんと命名、デザインも考えました。 菜種による農地の除染は、年3パーセントと長い時間が必要ですが、菜種を栽培した土地は、他の野菜を育てても2年間セシウムを吸着しないことがわかっていて、南相馬の農業再生の大きな力となりそうです。 東日本大震災からもうすぐ4年。 なたねオイル油菜ちゃんには、被災地の農業再生にかける思いが詰まっています。
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歌手米倉颯音さん市長を訪問
伊那市富県出身で、高遠高校から音楽大学に進みプロ歌手となった米倉颯音(よねくらはやと)さんが5日市役所を訪れ白鳥孝市長に地元でのリサイタル開催を報告しました。 イタリア歌曲を披露した米倉さん。2010年に歌手デビューし、去年2月頃から地元伊那地域での活動を本格化させています。 平成のささきいさおのキャッチコピーで、クラシックから演歌、ポップスまで幅広いジャンルをこなします。 作詞も手掛ける米倉さんは、去年8月にリリースした伊那慕情で地元の風景を歌いこみました。 米倉さんは、3月28日にいなっせでスプリングリサイタルを開きます。 クラシックや日本歌曲、演歌、歌謡曲を披露する予定で、多くの人に聞きに来てほしいと来場をよびかけています。 白鳥市長は、「ぜひ活躍してください」と米倉さんを激励していました。
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伊那華の肉餃子 発売
皮・豚肉・キャベツ・キノコなどすべて上伊那産の食材を使った餃子「伊那華の肉餃子」が6日南箕輪村のJA上伊那ファーマーズあじ~なで発売されました。 皮は、上伊那産の小麦ハナマンテンが使われていて、もちもちした食感が味わえます。 具の豚肉、キャベツ、たまねぎ、ねぎ、しめじ、きくらげ、ニンニクすべて上伊那産です。 さらに、製品に火を通さず、生のまま冷凍していて、肉のうまみや野菜、きのこの歯ごたえを引き出しました。 JA上伊那の伊那華シリーズは、今回の伊那華の肉餃子で19作目となりました。 価格は、12個入りで340円。 上伊那のAコープ店や直売所で購入できます。 また、12日には、JA本所1階のすずしろで1日限定ランチとして、焼肉と餃子定食が500円で提供されます。 JAでは、「上伊那産にこだわった自信作。全国展開も考えたい。」と意気込んでいます。
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授業でのタブレット端末の活用について教職員が研修会
小中学校の授業でのタブレット端末の活用について学ぶための研修会が5日、伊那市内で開かれ、教職員が学校での活用事例を発表しました。 これは、小中学校の教員や有識者などでつくる上伊那地方視聴覚教育協議会が開いたものです。 小中学校への導入が始まったタブレット端末の活用方法を学ぼうと、去年8月から、「iPadの授業への活かし方」をテーマにマルチメディア研修会を開いていて、今回で3回目になります。 事例発表で、西箕輪中学校の丸山尚志教諭は特別支援学級での活用について発表しました。 文章を書く事が苦手だった男子生徒は、タブレット端末を使う事により進んで日記などの文章を書くようになったということです。 丸山教諭は、タブレット端末を使う事で、線を引いたり文章を書く事に緊張を感じず取り組む事ができるようになり、身構えず自由な表現ができるようになったと思うと話していました。 今年度、伊那市では、市全体で小中学校用のタブレット端末240台を、箕輪町では中学校に140台を導入しました。 南箕輪村は、現在、導入計画はないということです。 視聴覚教育協議会では、まだ授業でうまく活用できない教員もいるので、情報交換を積極的に行っていきたいとしています。
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バレンタインデー前にケーキ教室
14日のバレンタインデーを前に、パティシエからチョコレートケーキの作り方を学ぶ教室が、5日、伊那市のいなっせで開かれました。 この日は生地から焼いて、チェリーをデコレーションしたチョコレートケーキを作りました。 講師は、市内のケーキ店フランセ板屋のパティシエ・黒河内康さんが務めました。 黒河内さんがプロの技でケーキを仕上げ、参加者がそれにならってデコレーションに挑戦しました。 この教室は、伊那市総合型地域スポーツクラブが開いたもので、昼の部と夜の部の2回に分けて開かれました。昼の部には11人が参加しました。 4年前から開かれているこの教室は、バレンタインデーを前に、気軽にケーキ作りを楽しんでもらおうというもので、リピーターも多い人気の教室だということです。 教室では味見用と持ち帰り用を作り、ケーキが出来上がると早速味見をしていました。 一人だけ男性の参加者もいて、持ち帰ったケーキは、同僚と一緒に食べたいと話していました。 黒河内さんは、「手間を惜しまなければ、ケーキ作りは自宅でも案外簡単にできます」とアドバイスしていました。 伊那市総合型地域スポーツクラブでは、市内の店の協力を得て行う料理教室などを今後も開いていくということです。