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旧井澤家住宅で高遠焼き展示販売
伊那市西町の旧井澤家住宅で高遠焼きを伝承する高遠町の浦野真吾さんの作品の展示販売会が開かれています。 伝統の登り窯で焼いた花瓶や皿など150点が並んでいます。 浦野さんは、2月に亡くなった高遠焼きの唐木米之助さんに学び、白山登り窯を受け継ぎました。 展示販売会は、21日までとなっています。
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手づくりカヌー 美和湖でレース
伊那市の東春近小学校の5年生は、手作りしたカヌーで19日、レースをしました。 レースは伊那市長谷の美和湖で行われました。 対岸までの約200メートルを往復します。 東春近小の5年生65人が4人1組になり、力をあわせてオールをこぎます。 対岸では石を拾い持ち帰ります。 息を合わせてまっすぐ進むチームもあれば、なかなか前に進まないチームもありました。 間もなくして一位のチームが到着。 水の上ということで、自由がきかずなかなかカヌーから降りられないチームもありました。 NPO法人美和湖クラブの協力で今年は4艇のカヌーができました。 これまでに伊那小や高遠小で作ったものもあわせて手作りカヌーは20艇になっています。 北澤夏樹教諭は、「カヌーを通じて自然とのかかわりあいや相手を意識して連携することを学んでもらいたい」と話しています。 レースの後は、反省会が開かれ、それぞれが感じたことを出し合いました。 その後、反省をふまえ小学生たちが再び湖に繰り出していました。
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若手作家公募個展「トライアル・ギャラリー2014」
本格的な美術展示ホールで個展を開く機会を若手作家につくろうと伊那文化会館が初めて企画した展示会「トライアル・ギャラリー2014」が開かれています。 伊那文化会館の美術展示ホールを3つのエリアに分け、3人の作家が個展を開いています。 松本市在住の小林務さんは日本画を、岡谷市在住のtagirukaさんは建築物をモチーフにしたアクリル画などを展示しています。 伊那市在住の伊藤真一さんは陶器を展示しています。 サイズの違う皿を配置し色づけをしてから焼いた「渦巻く皿」。 似ているようで、色、形が全て異なる100個の急須「百急須」。 急須のふたを並べる事で全体で1つの世界を表現した「神経衰弱」 伊藤さんはこれまで、日用使いができる作品を展示し販売するスタイルの個展を開いてきましたが、芸術に重きを置いた個展は初めてです。 伊那文化会館の若手作家公募個展「トライアル・ギャラリー2014」は、23日(火)まで開かれていて、21日(日)には、3人の作家が作品の解説をするギャラリートークが行われる事になっています。
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南アジオ関連商品 お披露目
日本ジオパーク南アルプス大会まで10日を切り、18日、関連商品やロゴマークを使用した商品のお披露目が行われました。 中央構造線内帯の固い岩と外帯の柔らかい岩をイメージしたカツ丼。 南アルプスの緑や紅葉をイメージしたジオ塩(ジオ)ローメン。 あんで断層を表現したドーナツ。 ジオのふもとの6つの酒蔵の酒がセットになった南アルプス飲み比べなどの商品が並びます。 18日、伊那市役所で商品のお披露目が行われました。 お披露目では出品企業が、商品の特徴や大会にむけ期待することについて話しました。 店主らは、「全国から人が来るので自社の商品をPRする良い機会」「地元の人に、自分たちの地域の良さを見直すきっかけにしてほしい」などと話していました。 18日の時点で、関連商品・ロゴマーク使用商品は13点あるほか、地質図をデザインしたTシャツや手ぬぐいなどのジオグッズが披露されました。 日本ジオパーク南アルプス大会は、伊那文化会館を主会場に、27日から開かれます。
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上伊那歯科医師会が伊那中央病院で研修
上伊那歯科医師会は、今年6月に本格運用が始まった伊那中央病院のメディカルシミュレーションセンターを使っての初めての研修会を、17日に開きました。 センターでは、特殊な機器を使ってシミュレーションしながら治療の訓練ができます。 毎年行っている上伊那歯科医師会の学術大会の一環で、伊那中央病院のメディカルシミュレーションセンターで行うのは初めてです。 この日は、麻酔治療中にショック状態に陥った場合の対処方法として、点滴の打ち方などを研修しました。 インストラクターは伊那中央病院の看護師がつとめ、人間の腕を模したシミュレーターを使って指導しました。 上伊那歯科医師会では、今後も継続してセンターを活用した研修会を開いていきたいということです。
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「山と街をつなぐ」ホームページを開設
山と自然を活用した地域活性化を目指す「アルプス伊那活性化プロジェクト実行委員会」は、山岳観光に訪れた人に飲食店などを紹介し伊那の街をPRするHPを立ち上げました。 18日、タウンステーション伊那まちで実行員会のメンバーが記者会見を開き、概要を説明しました。 アルプス伊那活性化プロジェクト実行委員会の公式HPから「まち」の情報をクリックすると伊那市の中心市街地の飲食店を紹介するページが開きます。 18日現在閲覧する事ができるのは4店舗ですが、来週末のジオパーク全国大会までには20から30店舗の情報を掲載する予定です。 実行委員会では、山と街をつなげるため、市民が県外の人に自慢できる店の情報提供を呼びかけています。飲食店の情報は、実行委員会の公式フェイスブックで募集しています。 今後は、伊那谷のアウトドアスポットやイベントを掲載し、様々な情報の入り口となるポータルサイトを目指すということです。 アルプス伊那活性化プロジェクト実行委員会ホームページURL http://asttal.com/
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市の体育施設 最適の量へ見直し
伊那市は、市の保有する体育施設の建物の、今後50年間の経費を、改修や建て替えなどで、およそ61億円と試算しました。 18日、伊那市役所で開かれた、伊那市議会総務委員会協議会で示されたものです。 平成18年の市町村合併後、大部分の施設が合併前とほぼ同じ状態で存続し、今後一斉に更新時期を迎え、多額な改修費用が発生することが予想されるとしています。 市は「伊那市体育施設あり方庁内検討委員会」を設置し報告書にまとめていて、今後「伊那市の体育施設あり方に関する基本方針」を策定するとしています。 現在、市の体育施設は49施設で、このうち67%が設置から20年以上で、33%が30年を経過しているということです。 5年後の平成30年には、54%が設置から30年以上となるとしています。 施設の利用者数は、ここ5年間はほぼ同じで35万人前後となっていて、今後は少子高齢化に伴い利用者が減少するとしています。 施設の経費については、年間およそ1億円で、3千万円は利用料収入で賄われていますが、7千万円は市が補填しています。 今後50年間の施設の建物を対象に30年で大規模改修、60年で建て替えとしてシミュレーションした場合、およそ61億円と推計されました。 市では、財政健全化プログラムや実施計画などとの整合性を図りながら、施設の継続や規模の縮小、用途変更、譲渡、廃止などを視野にいれ、施設のあり方を検討していくとしています。 また、県有の県伊那運動公園野球場と県勤労者福祉センターについては、改修を経た3年後に、市に移管されるとして、あわせてあり方を検討するとしています。
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大きな地蜂の巣の作り方を視察
全国の地蜂の愛好家でつくる全国地蜂連合会のメンバーが13日、伊那市地蜂愛好会の小木曽大吉さん宅を訪れ、大きな巣の作り方を視察しました。 13日は、県内のほか山梨県や愛知県から愛好家およそ20人が小木曽さん宅を訪れました。 大きな巣の育て方の参考にしようと、伊那市地蜂コンテストでも優勝経験がある小木曽さん宅を訪れました。 小木曽さん宅には現在10個の巣箱があり、エサには鶏肉と鹿肉をミキサーにかけたものを使っているということです。 小木曽さんは、「採取する時に、お尻の部分が長く、高く遠くへ飛ぶ、良い蜂がいる巣を選ぶことがポイント」と話していました。 参加者らは、採取の仕方や、巣箱の作り方について和気あいあいと学んでいました。
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交通死亡事故現場で緊急啓発活動
14日に伊那市ますみヶ丘の農道でおきた交通死亡事故を受け、伊那交通安全協会のメンバーが安全運転を呼び掛ける街頭啓発を17日の朝 事故現場で行いました。 啓発活動には安協のメンバーらおよそ20人が参加しました。 啓発を前に、メンバーの代表が献花をし全員で黙とうをしました。 14日に発生した死亡事故は、伊那方面に向かう普通乗用車と駒ヶ根方面に向かう軽乗用車が正面衝突し、軽乗用車にのっていた市内の94才の女性が亡くなくなりました。 安協のメンバーは、シートベルト着用や交通ルール順守を呼び掛けるのぼり旗を持ち、通勤途中のドライバーに安全運転を呼び掛けました。 伊那市内での交通死亡事故は、去年の10月1日以来の発生となります。 交通死亡事故ゼロ1年を目前に起きた今回の事故、伊那交通安全協会の堀内四郎会長は「ゼロからのスタートなるが、二度と死亡事故が起きないよう、さらに啓発に力を入れていきたい。」と話していました。
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ジオ全国大会 珍味弁当で伊那谷PR
伊那谷の食文化をPRする伊那谷名物珍味弁当がジオパーク全国大会期間中の28日に伊那市のセントラルパークで販売されます。17日は全国大会を前に、弁当を作った信州伊那谷の珍味文化を考える会のメンバーが伊那市役所でPRをしました。 市役所の食堂では、弁当を買い求めた白鳥孝市長などが、さっそく弁当の試食をしました。 珍味弁当には、蜂の子ご飯、ザザムシ、イナゴの佃煮、フナの煮つけ、猪肉の煮込み、熊肉の味噌あえ、鹿肉の唐揚げ、鹿肉入りのローメンが入っています。 全て伊那谷で採れた物で、信州伊那谷の珍味文化を考える会が材料の調達から調理までを手掛けました。 考える会は、伊那谷の食文化を伝えていこうと、市内の飲食店主などメンバー6人で今年4月に発足しました。 食堂では、福島から伊那市に移住の手続きにきていた家族に、白鳥市長がおすそわけし、初めてのザザムシを口へと運んでいました。 考える会では、「限られた量しか用意できないが、多くの人に食べていただき、伊那谷を感じてもらいたい」と話していました。 伊那谷名物珍味弁当は、限定20食で28日にセントラルパークで、ひとつ1,500円で販売されます。
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伊那小6年順組 玉入れのカゴ製作
伊那市の伊那小学校6年順組の児童は、20日(土)の運動会に使う、玉入れ競争のカゴを総合活動の時間に作りました。 この日は6年順組の児童30人が竹を使って玉入れ競争のカゴを編みました。 順組は、総合的な学習の一環で、「竹」について学んでいて、4年生で筍の成長の早さを、5年生で竹を使った竹細工の種類を学び、6年生で実際に竹細工に挑戦してきました。 運動会で1年生が使う、玉入れ競争のカゴが老朽化でいたんでいることを知り、カゴを作ることにしました。 これまで手のひらに乗る程度の竹細工は作ってきましたが、ここまで大きなものは初めてで、準備期間も入れるとおよそ2か月かけて編み込んで来ました。 カゴは、「六つ目編み」という手法で編まれ、耐久性があるということです。 完成したカゴは、あすから運動会の練習で1年生が使うということです。
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リニアで地域振興 交通網整備確認
リニア中央新幹線整備を地域振興に活かすための検討会議、伊那谷自治体会議が17日、飯田市の飯田合同庁舎で開かれました。 会議は、上下伊那の市町村長や、県、国などで組織し、リニア新幹線整備で地域の活性化を図る為、課題解決に向けた政策の立案を行います。 今回は長野県庁と飯田合同庁舎をインターネット回線で結び、阿部守一長野県知事も参加しました。 会議では、牧野光朗飯田市長が、「リニア駅周辺整備基本構想」について、飯田市の取り組みを紹介しました。 また、地域振興や広域交通の拠点となるリニア駅について、意見交換が行われました。 白鳥孝伊那市長は、「乗降客を増やすために、政策を各地区ではなく、伊那谷をひとつとして考えて取り組む必要がある。それには、交通網の整備が不可欠」と話しました。 平澤豊満箕輪町長は、「地域振興で観光や産業を考える前に、まずは国道153号のリニア駅へのアクセスが最優先」などと話しました。 阿部知事は、「JR、高速道路、アクセス道路など、駅への連結という課題が見えた。県としては伊那谷が目指す具体的な方向性がまとまれば、積極的に取り組みたい」と課題も投げかけました。 リニア中央新幹線は2027年に東京、名古屋間での開業を目指しています。
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耐震改修施工現場研修会
耐震改修工事が行われている伊那合同庁舎で、施工方法などを学ぶ現場研修会が12日に開かれました。 研修会には、上伊那地域の設計業者や建設業者、県・市の職員など30人あまりが参加しました。 昭和49年建設の伊那合同庁舎は、耐震診断で、基準を満たしていなかったことから、災害拠点施設としての機能を果たせるよう平成25年度から改修工事が行われています。 参加者は、4つの班に分かれ、現在行われている耐震改修の施工方法や業務が行われている中での工事管理などについて学びました。 伊那合同庁舎の耐震改修は、地下1階から地上5階までのすべての階に耐震壁や耐震ブレースなどと呼ばれる装置を設置します。 長野県建築士事務所協会上伊那支部では、「東日本大震災から3年半。この地域も大きな地震に備えていかなくてはならない」と話ていました。 参加者たちは、耐震改修の設置課程を見ることで、大規模建築物の施工方法に理解を深めていました。
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林秋実さんの作陶展
伊那市高遠町在住の陶芸家、林秋実さんの作品展が10日から、伊那市のかんてんぱぱホールで開かれています。 会場には食器や花瓶などの近作およそ200点が展示されています。 林さんは三重県の出身で、栃木県益子で益子焼きを学び、2006年に高遠町へ移り住み、作品づくりを続けています。 作品は白い泥をうわぐすりに使った「白泥」という手法と、生の木などを燃やし陶器をいぶすことで色を付ける「いぶし」という手法で作られていて、2つの手法で表情の違う作品を作っています。 林さんは「作品一つひとつ、使う人に喜んでもらえることを考え作っている。天然のうわぐすりを使うため色が安定しないが、味わい深い仕上がりが特長」と話していました。 林秋実さんの「作陶展」は、23日まで伊那市のかんてんぱぱホールで開かれています。
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サン工業200万円伊那市に寄付
伊那市西箕輪に本社がある金属表面処理加工業サン工業株式会社は教育振興に役立ててもらおうと16日、伊那市に200万円を寄付しました。 16日は、サン工業株式会社の川上健夫社長ら4人が伊那市役所を訪れました。 サン工業では、地域貢献を目的に、一昨年は児童養護施設たかずやの里に、去年は南アルプスの山岳振興に、それぞれ100万円を寄付しています。 川上社長は「素晴らしい環境の中で仕事をさせていただいている。教育振興に役立てて欲しい」と話していました。 伊那市では今後、情報機器端末を市内の小中学校に導入する計画で、白鳥孝市長は「様々な面で支援していだだきありがたい。教育振興に使わせていただきたい」と感謝していました。
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やまぶどう 今年は650キロ収穫見込み
伊那市が平成18年度から信州大学農学部と連携し今年6月に試験販売した「やまぶどうワイン山紫」。 今年のやまぶどうは去年よりおよそ270キロ多い650キロの収穫を見込んでいます。 これは16日開かれた伊那市議会経済建設委員会協議会で報告されたものです。 それによりますと、今年は去年より270キロ多い650キロを収穫し520本の醸造を見込んでいます。 現在は3戸の農家がやまぶどうを栽培していて10月の中旬から収穫が始まるということです。 去年は、中川村にある信州まし野ワインで醸造していましたが今年は伊那市美篶の伊那ワイン工房で醸造します。 来年には1000キロの収穫を見込んでいて伊那市では引き続き試験販売を継続しやまぶどうワインの販路拡大を図りたいとしています。
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敬老の日 100歳の長寿を祝う
敬老の日の15日、伊那市は100歳になる高齢者宅を訪問し長寿を祝いました。 このうち、富県北福地の田中はな子さん宅には、白鳥孝市長が訪れ、祝いの品を手渡しました。 田中さんは、1914年大正3年生まれの100歳です。 介護認定を受けることもなく、畑仕事が日課です。 夕食には毎日、漬物や煮物など田中さんの料理が必ず一品並ぶということです。 30代で夫を亡くした田中さんは、農業で家計を支え2人の息子を育てました。 祝いの品として贈られた肖像画の作者、三浦輝峰さんは長男の一男さんの同級生だということで、「とてもよく描かれている」と驚いた様子でした。 田中さんは、「体が動く限り野菜作りを続けていきたい」と話していました。 伊那市によりますと、今年度市内で100歳となる高齢者は男性5人、女性16人で、最高齢は明治41年に生まれた高遠町の107歳の女性となっています。
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伊那市 東部中学校吹奏楽部定期演奏会
伊那市の東部中学校吹奏楽部の定期演奏会が15日、伊那文化会館大ホールで開かれました。 東部中学校吹奏楽部の定期演奏会は、平成18年に第1回が行われ、今回で10回目を迎えました。 1年生から3年生まで97人が所属していて、東部中学校で最も人数の多い部活です。 部員は、この演奏会に向けて曲の構成や練習計画などを自分たちで考え準備をしてきました。 第2部では、ディズニー映画のテーマソングなどが 披露され、会場からは手拍子が送られていました。 東部中学校吹奏楽部は8月に開かれた吹奏楽コンクール長野県大会で金賞を受賞しています。 コンクールで得た力を次に活かすためにも、これからも定期演奏会を大切な活動にしていきたいという事です。
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敬老の日の15日 各地域で敬老会
敬老の日の15日、各地域で敬老会が開かれました。 伊那市の上牧では、公民館主催の敬老会が開かれ、70歳以上の高齢者51人が招かれました。 上牧に住む伊那北小学校の4年生は伊那まつりで踊ったダンシング・オン・ザ・ロードを披露しました。 上牧区公民館では「地域の昔の事をよく知っているお年寄りから色々な事を教えてもらい、知恵を貸してもらいながら、楽しんでもらえる敬老会になったと思う」と話していました。
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コーラスフェスティバル
伊那市内の合唱団が出演するコーラスフェスティバルが16日、いなっせで開かれました。 コーラスフェスティバルには300人が訪れ、市内で活動する4つの合唱団が23曲を披露しました。 コーラスフェスティバルは、合唱の普及につなげようとNPO法人クラシックワールドとアルプス男声合唱団が初めて開きました。 全ての団体が共演する合同ステージでは、昭和36年に作られた混声合唱組曲を披露し、迫力ある歌声を響かせていました。 コンサートの収益の一部は、広島県大雨災害の被災地と心臓病を患う諏訪市の小学一年生、小松愛子さんへ寄付するということです。
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交通事故で1人死亡6人重軽傷
14日午後0時30分頃伊那市ますみヶ丘の農道で普通乗用車と軽自動車が正面衝突する事故がありました。 伊那警察署の発表によりますとこの事故で伊那市坂下の小松八重子さん94歳が死亡したほかそれぞれの車に乗っていた6人が重軽傷を負いました。 事故は伊那市ますみヶ丘の農道の信号がある交差点で起きました。 普通乗用車には3人が乗っていて運転していた大阪府寝屋川市の55歳の男性と助手席に乗っていた大阪市の51歳の男性は軽傷、後部座席に乗っていた大阪市の80歳の女性は肋骨を折るなどの重傷を負っています。 軽自動車には4人が乗っていて後部座席に乗っていた小松さんが収容された松本市の病院で内蔵破裂などにより死亡が確認されたほか、助手席に乗っていた神奈川県相模原市の68歳の女性と後部座席に乗っていた伊那市坂下の73歳の女性が骨を折るなどの重傷、運転していた南箕輪村の71歳の女性が軽傷を負いました。 事故のあった現場は信号のある交差点で伊那警察署では事故の原因について調べを進めています。
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ふれあい広場 福祉のファッションショー
伊那市の福祉のお祭り、第8回ふれあい広場が14日、福祉まちづくりセンターで開かれ、障害がある人でも着やすく工夫された服のファッションショーが開かれました。 ファッションショーでは、障害者やお年寄りなど、だれでも着やすいようにデザインされた服が披露され、障害者モデルや、職員など25人が登場しました。 こちらの浴衣は、車椅子に乗った人でも着やすいよう、上下を切り離してリメイクされました。 車椅子と帯の色のコーディネートもポイントになっているということです。 また、右半身付随の夫を介護している伊那市の伊藤津寿留さんは、夫のために制作した衣類を紹介しました。 ふれあい広場は、障害のあるなしに関わらず、交流を通して福祉について考えてもらおうと毎年開かれています。 会場には、食べ物の出店や福祉体験コーナーなどが並び、多くの人でにぎわっていました。
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マスつかみで川に親しむ
伊那市の天竜川と三峰川の合流点で14日マスつかみ大会が開かれました。 マスつかみ大会は川に親しんでもらおうと天竜川漁業協同組合が開いたものです。 子どもたちは川に放されたマスをびしょ濡れになりながら追いかけていました。 捕まえたマスは家に持ち帰り各家庭で味わったということです。
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古流松應会伊那支部 いけばな展
古流松應会伊那支部のいけばな展が13日から伊那市のかんてんぱぱホールで始まりました。 会場には、季節の花を中心に59点が並んでいます。 古流松應会は、江戸時代から続く流派で、形の決まった「生花」と自由な形の「現代華」の二種類があります。 この作品は、今回の展示に向け、会員全員で制作したものです。 テーマは「秋」で、竹が20本ほど使われているほか、萩(はぎ)や柿などがあしらわれています。 このほかに、会員が講師を務める子どものいけばな教室の作品も展示されています。 古流松應会伊那支部のいけばな展は、14日までかんてんぱぱホールで開かれています。
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伊那北高校合唱コンクール
今年度の伊那北高校合唱コンクールが、12日、伊那市の伊那文化会館で開かれました。 今年で47回目となる合唱コンクールでは、1年生から3年生までの18クラスが練習の成果を披露しました。 今年からほとんどのクラスが混声四部合唱に挑戦したということで、各クラスの息の合ったハーモニーが会場に響いていました。 審査の結果、最優秀賞には3年D組の「新しい歌」より 一詩人の最後の歌 が選ばれました。 伊那北高校合唱コンクールの模様は、来月21日から前半を28日から後半をご覧のチャンネルで放送します。
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西箕輪地区戦没者追悼式
伊那市西箕輪地区の戦没者追悼式が12日、仲仙寺で行われました。 追悼式には、遺族7人を含む35人が出席しました。 西箕輪地区の戦没者追悼式は、日清・日露戦争から第二次世界大戦までに戦死した犠牲者を追悼し、 平和を祈念するため毎年行っています。 出席者は、慰霊碑の前で手を合わせ、戦没者の冥福を祈っていました。 西箕輪社会福祉協議会の小林光豊会長は、「国のため、郷土のためにふるさとの地を二度と踏むことなく亡くなった人達の思いを後世に伝えていくのが私達の義務です」と話しました。 遺族会を代表して、有賀勝さんは「後世に伝えていく人が少なくなってきている中、子どもや孫の世代にも“戦争は絶対にやってはいけない”という思いを継承していかなければならない」と話しました。
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伊那弥生ヶ丘高校音楽会
今年度の伊那弥生ヶ丘高校の音楽会が11日、伊那市の伊那文化会館で開かれました。 伊那弥生ヶ丘高校の音楽会は、クラスマッチ形式で行われ、この日は1年生から3年生までの18クラスが練習の成果を披露しました。 ホールには、生徒達の歌声が響き渡りました。 審査の結果、最優秀賞には「言葉にすれば」を歌った3年D組が選ばれました。 伊那弥生ヶ丘高校の音楽会の模様は、10月7日から前半を、14日から後半を、ご覧のチャンネルでお伝えします。
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国宝の土偶で縄文時代学ぶ
伊那市の美篶小学校の児童は8日、国宝に指定された土偶「仮面の女神」などを通して縄文時代の人々の生活などについて学びました。 8日は美篶小学校地域探検クラブの児童8人が校内の資料館で縄文時代について学びました。 児童たちにお披露目されたのは今年8月に国宝に指定された土偶「仮面の女神」と平成7年に国宝に指定された「縄文のビーナス」のレプリカです。 このレプリカはクラブ活動を支援している資料館運営委員会が土偶が発見された茅野市にある尖石縄文考古館で購入したものです。 講師は伊那市創造館の濱慎一さんが務めました。 濱さんは二体の土偶について「縄文時代の人々は自然の恵みに頼らなければ生きていけませんでした。安定した天候や狩りがうまくいくように、また子どもが丈夫に育つことを願う祈りの対象としてつくられたのではないか。」と説明していました。 児童たちは土偶を興味深そうに眺めながら縄文時代の生活について学んでいました。
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戦後70年へ 白鳥市長「啓発しっかり」
来年戦後70年を迎えるにあたり、伊那市の白鳥孝市長は、「市として平和を維持していくための啓発活動をしっかりと行っていきたい」との考えを示しました。 12日の市議会一般質問で、議員の質問に答えました。 また記念式典などの考えはあるかとの問いに対しては、「行政として特別な記念行事は予定していないが、市民や民間の団体の草の根的な運動には、側面的に支援していきたい」と述べました。 白鳥市長は、「伊那の地で戦争の記憶が消えていくことは、残念なこと。戦争の悲惨さを正しく後世に伝えていきたい」と答えていました。
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マツタケ博士 収穫の秋
今年はマツタケの豊作が伝えられています。 伊那市富県新山のマツタケ博士、藤原儀兵衛さんも収穫の秋が始まっています。 藤原さんは、その道50年以上の大ベテラン。 マツタケが出やすい山の整備方法を考え実践しているマツタケ博士です。 今シーズンの収穫は、9月初旬から始まっていて、今本番を迎えています。 12日も近くにあるマツタケ山へと向かう藤原さん。 マツタケとりに同行させてもらいました。 藤原さんは、40ヘクタールの山を3つのエリアに分けて収穫しています。 豊作といわれている今シーズンですが、なぜかぼやきが聞こえてきます。 円を書くよう馬蹄形に出るといわれるマツタケ。 藤原さんは、これを「しろ」と言って、自分の山の「しろ」はすべて頭に入っています。 マツタケの人口栽培はだれも成功していませんが、藤原さんはこの「しろ」を作り出すことに成功しました。 その場所は、7年前につくりはじめ、5年目から出はじめ、今は群生しているということです。 この画期的な成果は、近いうちに報道機関に公開することにしています。