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伊那市広報番組最優秀賞
伊那市が制作した広報番組が県市町村広報コンクールの映像部門で最優秀賞に選ばれました。 最優秀賞の受賞は平成20年度以来2回目です。 最優秀賞に選ばれた番組は、伊那の名物ローメンで世界記録に挑戦した伊那中学校の生徒の取り組みに密着し20分の番組にまとめたドキュメンタリーです。 この作品を制作したのは、伊那市役所秘書広報課の浦野真由美さんです。 浦野さんは、「大きな目標に挑む中学生の前向きな姿勢を地域の人に知ってもらいたいとの思いで制作した」と話します。 4日、県の担当者から審査結果の連絡があり浦野さんは、最優秀賞を受賞したことを酒井茂副市長に報告しました。 今年の広報コンクールの映像部門には県内の市町村から7作品の応募がありました。 審査員からは、中学生の思いに行政や伊那ローメンズクラブも応えて一緒に取り組む姿が興味深く見ることができた番組と評価されたということです。 県のコンクールで最優秀賞を受賞した広報番組は、社団法人日本広報協会主催の全国広報コンクールに推薦されることになっています。
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春を迎える酒「立春朝搾り」
4日は、立春。暦の上では春となりました。 伊那市の酒蔵宮島酒店では春を迎える酒「立春朝搾り」の出荷作業が行われました。 宮島酒店では、朝4時過ぎから作業が行われていました。 正月が明けてから仕込み、1か月ほど発酵させた日本酒を瓶に入れていきます。 立春朝搾りは、日本名門酒会に加盟する全国39の蔵元で23万本が作られ、全国900店で販売されます。 立春の朝に搾った酒をその日のうちに味わってもらおうというもので、宮島酒店では4日、例年並みの4000本を出荷しました。 4日の朝は、信濃錦を取り扱っている中南信エリアの酒販店関係者が、しぼりたての酒が入った瓶に、平成26年甲午2月4日と印刷されたラベルを貼っていました。 立春朝搾りは、上伊那で契約栽培された酒米美山錦を使用した純米吟醸酒で、宮島酒店では春の始まりにふさわしいフレッシュな味を楽しんで欲しいと話しています。 午前8時からは朝搾った酒のお祓いが行われました。 この後、出来上がった酒の香りや味を楽しみました。 この立春朝搾りは予約制ですが若干在庫があり、伊那市の酒文化いたやで販売されています。 価格は、720ミリリットル入りが1575円、一升は、3150円となっています。
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伊那中アンサンブルコンテスト初の県代表
長野県吹奏楽連盟などによるアンサンブルコンテストで伊那中学校が初めて県代表となり東海大会出場を決めました。 県代表となったのは伊那中吹奏楽部の部員4人で、現在、東海大会に向け練習に励んでいます。 今回で39回目のコンテストには県内からおよそ600団体が出場し地区予選などを経て、先月25日に松本市で開かれた県大会で代表5団体が決まりました。 上伊那の学校が代表となるのは25年ぶりで伊那中学校は今回が初めてだということです。 東海大会は8日に岐阜県で開かれることになっています。
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部活の朝練 学校判断
中学校の部活動の朝練を原則行わないとする県教育委員会の方針について伊那市教育委員会の久保村清一教育長は「各学校の判断に任せる」との考えを示しました。 3日、久保村教育長は伊那合同庁舎で上伊那の各市町村の教育委員会に、伊那市教育委員会の方針を伝えました。 この報告は非公開で行われました。 これは県教育委員会の朝練を原則として行わないとする中学生期のスポーツ活動指針の素案に対する市教育委員会の方針を示したものです。 久保村教育長は「市の中学校の部活動に要する時間は県教委の素案の2時間以内、多くても3時間という範疇に入っている」としたうえで、「朝練については各学校の判断に任せる」との考えを示しました。 上伊那の伊那市以外の教育委員会では今回の報告をもとに方針をまとめることにしています。 また2月中に出される予定の県教委の指針受け、3月には上伊那で方針を1本化することにしています。
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農村女性ネットワークいな 地産地消セミナー
伊那市内の女性農業者でつくる農村女性ネットワークいなは、地元の食材を使った地産地消セミナーを1月31日、伊那市のいなっせで開きました。 地産地消セミナーは、会員同士の情報交換の場として開かれているものです。 この日は、農村女性ネットワークいなの会員ら23人が、地元の食材を使って、肉と野菜のパン粉焼き、のし込み汁、赤しそ風味のジャガイモクリームの3品を作りました。 のし込み汁、通称「おだんす」は、昔お米があまり生産されていなかった時代に、少量のお米に野菜をたくさん加えて主食とおかずを兼ねて食べていたと言われています。 この日は、お米の代わりに薄力粉で作ったほうとうを入れました。 とろみのある汁が特徴です。 会員は、できた料理を味わっていました。 農村女性ネットワークいなの会員は、農産物の加工や販売を行ったり、保育園や小学校の給食の食材を提供しています。 会のメンバーは、「若い世代の人にも地元の食材を使った料理を覚えて、家庭でも積極的に作ってもらえたら嬉しい」と話していました。
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伝統の獅子舞・やきもち踊り
伊那谷伝統文化公演が3日、伊那市のいなっせで行われ、羽広獅子舞保存会や山寺やきもち踊り保存会などが、伝統の歌や踊りを披露しました。 公演は、地域の伝統文化を後世に受け継いでいこうと、NPO法人伊那芸術文化協会が開いたものです。 この日は伊那市西箕輪羽広の住民らでつくる、羽広獅子舞保存会のメンバーが獅子舞を舞いました。 羽広の獅子舞はおよそ400年の歴史があり、雄獅子、雌獅子の二頭で 「舞い合わせ」をして、家内安全・五穀豊穣を祈ります。
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みはらしファームで福豆まき
あすの節分を前に一足早い豆まきが2日伊那市西箕輪のみはらしファームで行われました。 農業の敵として、原子力発電所の鬼や台風の鬼などが登場し、訪れた人たちが豆を投げてやっつけました。 みはらしファーム関係者による福豆まきでは、とれたて市場で販売している農産物加工品や野菜がもらえるものが混じっていて、多くの人が手をのばしていました。
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方言カレンダーを紙芝居で
伊那市美篶青島の矢島信之さんは、伊那谷の方言を集めたカレンダーを紙芝居で2日に演じました。 カレンダーは、1月から12月まであり、その季節に応じた方言が盛り込まれています。 南箕輪村の太田光子さんがつくりました。 矢島さんは、このカレンダーを広く知ってもらおうと紙芝居で演じました。 長靴にハンチング姿で登場した矢島さん。 2日は、青島地区の天神様の行事があり、交流センターには、小学生とその保護者が紙芝居を見ました。 トークロは、ゲンゴロウ、ハソンは、修繕することなどと演じ、方言や道具を実物を使って子どもたちに説明していました。 矢島さんは、機会があれば敬老会でお年よりにも見てもらいたいと話していました。
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高遠伝統のだるま市 11日に開催
今月11日に伊那市高遠町でだるま市が開かれます。 名物の人形飾りは、今年7体が登場する予定です。 伊那市高遠町の春日医院では、地域を盛り上げようと去年から人形飾りづくりを行っています。 今年制作しているのは、去年流行語大賞となった「おもてなし」をテーマにした6体のだるまです。 小さいものが5体と大きいものが1体で、かごを骨組みにして制作しました。 春日医院では、休日などを使い職員総出で制作しています。 見よう見まねで初めて参加した去年よりも楽しく協力して制作できていると話します。
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高遠高校芸術コース音楽専攻 卒業定期演奏会
高遠高校芸術コース音楽専攻の卒業定期演奏会が26日伊那市高遠町の信州高遠美術館で開かれました。 演奏会には、音楽専攻の生徒19人の他、合唱団に所属する生徒やOBなども出演しました。 高遠高校芸術コースは、毎年この時期に定期演奏会を開いていて、一年間の学習の成果を披露しています。 会場には保護者やOBなど160人が訪れ、生徒の演奏に耳を傾けました。 音楽専攻の生徒全員と有志が所属する合唱団の発表では、混声四部合唱を披露しました。 ある3年生は、「3年間のまとめとして、精いっぱいパフォーマンスをがんばりました」と話していました。
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伊那北高校理数科の生徒による課題研究発表会
伊那市の伊那北高校理数科の生徒による課題研究発表会が1日、同窓会館で開かれました。 1日は、理数科の2年生40人が、去年4月から取り組んできた課題について発表しました。 今年で20回目となる発表会には、在校生や来年度入学を希望する中学生などが集まりました。 生徒らは、10のグループに別れ、夏休みや放課後を使って研究してきました。 スクリーンや実験器具を使いながら与えられた10分の中で発表していました。 ある班は、振り子の先にもう1つの振り子を付けた「二重振り子」の不規則な運動についての研究結果を発表しました。 生徒らは「コンピューター上でのシミュレーションと実際に行った実験の違いに驚いた。振り子の運動について少しでも理解できてよかった」と話していました。 澤井淳校長は「身近な生活の中に大きなヒントがある。知識と感性を磨いて今後の人生に活かしていってほしい」と話していました。
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生協宅幼老所あがっといで 竣工
伊那市西箕輪上戸に完成した生協宅幼老所あがっといでの竣工記念式典が1日行われました。 式典には地域住民など50人が集まり、テープカットで竣工を祝いました。 施設は民家を改修したもので、木造二階建て。 宅幼老所として使用する1階には、機能訓練室や静養室などがあり、風呂も備わっています。 吹き抜けの食堂はキッチンと対面式になっていて、暖炉があります。 2階は職員の控室などに使われます。 総事業費は1,700万円で、そのうち500万円を市の補助金で賄っています。 定員は10人で、通所介護のほか、子どもの一時預かりも行います。 営業時間は午前8時30分から午後5時までで、土日やお盆、年末年始は定休日になっています。 上伊那医療生活協同組合の小林伸陽理事長は、「この施設を中心に地域のみなさんとの連携を深めていきたい」と話していました。
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全中スケートでもワンツー狙う東部中
2月1日から長野市で開かれる全国中学校スケート大会に伊那市の東部中から3人が出場します。 3年の松本芽衣さんは、県大会1,000メートルで優勝しました。 松本さんは、500メートルと1,000メートルに出場します。 3年生の平澤春佳さんは、県大会1,000メートルで準優勝、500メートルで優勝しています。 平澤さんは、松本さんと同じく500メートルと1,000メートルに出場します。 1,000メートルでワンツーフィニッシを決めた2人は、最大のライバルです。 1年生の松本竜弥くんは、県大会3,000メートルで18位でした。 松本芽衣さんの弟です。 県大会各種目20位以内が全国大会に出場できます。 松本くんは、1,500メートルと3,000メートルに出場します。 3人は、宮田村出身で元オリンピック選手の新谷志保美さんから指導を受けています。 きのうは、伊那市の久保村清一教育長の激励を受け、大会での健闘を誓っていました。 全国中学校スケート大会は、2月1日から4日まで長野市のエムウェーブで開かれます。
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南アルプスと伊那山地、その神秘と魅力
伊那ビデオクラブが2月の伊那映像祭で上映する作品「南アルプスと伊那山地、その神秘と魅力」が完成し、30日に試写会が開かれました。 今年南アルプスが国立公園指定から50年の節目を迎え、ジオパーク全国大会も予定されていることから、その魅力やなりたちを25分にまとめました。 伊那市世界自然遺産登録推進室の藤井利衣子さんの協力を得て、会員20人が役割分担して共同制作しました。 地域の行政や関係機関の協力で、空撮やコンピューターグラフィックを駆使して構成しています。 試写会には、ビデオクラブ会員や中央構造線に詳しい人などが参加し、字幕やナレーションの修正点などを指摘しあっていました。 作品は、修正を加え、2月23日にいなっせで開かれる映像祭で公開されます。 伊那ビデオクラブは、今年結成21年目で、映像祭は、活動の集大成の場として、平成19年に第一回目を開き今回で6回目となります。 クラブでは、「南アルプスの景観のすばらしさを映像を通して再認識してもらうことも狙いの一つ」と話しています。
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伊那北英語部 準優勝を報告
去年12月の全国高校生英語ディベート大会で準優勝した伊那北高校の英語部は、30日に白鳥孝伊那市長を表敬訪問しました。 そろいのユニフォームで市役所を訪れたのは、伊那北高校英語部の2年生9人です。 全員が英語で自己紹介をすると、白鳥市長と久保村教育長は、「すばらしい」と拍手で応えていました。 伊那北英語部は、11月の県大会で優勝と3位になりましたが、大会規定で1チームのみ全国大会への出場となりました。 12月に松本市で開かれた全国大会では、優勝は神戸女学院高校で伊那北は並み居る進学校をおさえての準優勝でした。 ディベートのテーマは、農業政策について。 白鳥市長は、「農業がテーマだったのは何かの縁。伊那谷は農業するのに最高の場所。みなさんが大学に行っても日本一の地域ということをまわりにPRしてほしい」と喜んでいました。 2年生は、これから受験勉強に集中するといことで、部活は、今の1年生12人に引き継がれます。
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小中学生の携帯電話所持増 中学生は2割
伊那市の小中学生の携帯電話を持っている割合は、4年前に比べて増加していて中学生の約2割が自分専用のものを持っていることがわかりました。 さらに、インターネットで知り合った相手と実際に会ったことのある小中学生がいることもわかりました。 31日開かれた伊那市教育委員会の1月定例会でアンケート結果が報告されました。 アンケートは、平成25年11月から12月にかけて、市内の15の小学5・6年生1,306人と6つの中学校の全ての生徒1,927人を対象に行われました。 4年前に行ったアンケートと比べ、小学生と中学1年生の所持率が特に増加していて、低年齢化が進んでいます。 さらに中学生全体の2割が自分専用の携帯電話を持っています。 保護者との約束事については、約束がないと回答した小学生は4割近くにのぼり、中学生では、4割を超えていてともに前回より増えています。 有害サイトへのアクセスを制限するフィルタリング機能の使用については、中学生の使用率が大幅に減少していて、わからないと回答している小中学生の割合は6割を超えています。 さらに、インターネットで知り合った人と実際にあったことがあると回答した児童・生徒は、小学生で1.2パーセント16人、中学生は、3.2パーセント58人ありました。 特に中学生は、県の調査に比べ2倍となっています。 これを受け松田泰俊教育委員長は、「ものすごい勢いで携帯電話がおおいかぶさってきている。深刻に受け止め、具体的な個別指導で1人1人のカルテを作っていっそう対策に力を注いでもらいたい」と述べました。 久保村清一教育長は、「中学校への240台のタブレットを予算要求しているが、これを機会に注意喚起していきたい」と述べました。 委員からも「使用のルールやフィルタリングの必要性など学校を通じて保護者に啓発してもらいたい」と対応を求める意見がありました。
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西箕輪産の焼酎と酒 試飲会
伊那市西箕輪産のサツマイモを原料とする焼酎と、米を原料とする日本酒の試飲会が、29日夜、伊那市のJA上伊那西箕輪支所で開かれました。 29日夜は、去年12月に完成した芋焼酎「権兵衛魂(ごんべえだましい)」と、生原酒「第六天(だいろくでん)」が用意されました。 試飲会は、西箕輪焼酎芋生産組合が、新酒の完成と消費拡大を目指してはじめて開きました。 権兵衛魂は、権兵衛トンネルの開通に合わせて、8年前から西箕輪産のイモを使って生産されています。 焼酎は、720ミリリットル入りで、1250円となっています。 また、お披露目された日本酒は、組合長の鈴木 光市さんが、西箕輪で生産した酒米美山錦をつかって今年初めて作ったものです。 西箕輪の上戸・中条で信仰されている通称「第六天」と呼ばれている西山神社の名前を取りました。 市内の造り酒屋「宮島酒店」に、1トンの美山錦の加工を依頼し810本のお酒ができました。 こちらは、1升2100円となっていて、ファーマーズあじ~ななどで購入できます。
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園児がのびのび描くアマランサス
雑穀「アマランサス」をテーマにした保育園児の絵画作品展が伊那市役所1階市民ホールで開かれています。 ホールには、伊那市内の保育園の年長、年中園児が描いた作品144点が展示されています。 年長園児の作品はくれよんと絵の具で、年中園児は筆を使わず、手に絵の具を付けて、アマランサスを描いています。 作品展は伊那市やい~な雑穀ネットワークなどが、幼い頃から雑穀に親しみ、関心を持ってもらおうと開いているもので、今年で4回目です。 作品展は来月4日火曜日まで伊那市役所1階市民ホールで開かれています。
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信州の花の品評会 信州フラワーショー
栽培技術の向上と信州の冬の花のPRを目的とした品評会、信州フラワーショーが、30日から伊那市狐島のJA南信会館で開かれています。 長野県が日本一の生産量を誇り、上伊那がその9割を占めるアルストロメリアを中心に、ダリアやアネモネなど416点が出品されました。 冬の時期に行われる品評会は全国的にも珍しく、今回で45回目になります。 審査の結果、最高賞の農林水産大臣賞には、伊那市東春近の酒井弘道さんのアルストロメリアが選ばれました。 今回は、東京や大阪、名古屋などの生花市場の関係者も審査に加わり花の発色や開き具合、全体のバランスを基準に審査を行いました。 品評会に出品された切り花は一般公開され、市場に出ている価格よりも安く購入する事ができます。 一般公開は31日も行われ時間は午前9時から午後1時となっています。
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伊那市上下水道事業 民間委託拡大へ
伊那市は、水道事業・下水道事業の経営健全化を図るため、市直営でなければならない業務以外を民間に委託する、包括的民間委託を進める方針です。 29日夜は、伊那市役所で上下水道事業運営審議会が開かれました。 会では、市から包括的民間委託導入方針案が審議会に示され、了承されました。 上下水道事業では、これまでに窓口業務や検針・収納・水質検査などが民間委託されています。 更なる経営健全化を図るため、伊那市の職員が行う義務がある、予算編成・滞納処分など一部業務を除き、委託できるものは民間に委託していく考えです。 委託されるものの例としては、取水・浄水施設、送水・排水施設の維持管理、給水工事の受付審査などが上げられます。 委託は平成31年度までに段階的に進める考えで、最終的には、1企業体に一括で委託したいとしています。 伊那市の下水道事業は、累積赤字の解消など経営の健全化を目指す、下水道事業経営健全化計画を平成21年度に定め、施設の統廃合など赤字圧縮を進めてきました。 しかし、長引く不況の影響や、節水意識の高まり、人口の減少などにより給水収益の減少が進んでいるため、更なる経営改善が求められています。 伊那市では、料金体系を維持するためにも、民間委託を進めてきたいとしています。 包括的民間委託実施計画は、今年度中の策定を目指します。 なお、県内19市の中では、料金の徴収・検針業務の一括委託は実施しているところはありますが、上水道の運転管理業務や下水道処理場の包括的民間委託まで実施している市町村はまだ少ないということです。
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中国深圳市の園児と富県保育園の園児が交流
中国深圳市の深圳広電集団幼稚園の園児らが17日、伊那市の富県保育園を訪れ、園児と交流しました。 この日は、深圳広電集団幼稚園の園児8人と、保護者らが富県保育園を訪れました。 中国の団体が伊那市内の保育園児と交流するのは今回が初めてです。 交流会のはじめに、中国の園児から切り絵がプレゼントされました。 お礼に富県保育園の園児は、折り紙の紙飛行機の折り方を教え、全員で飛ばしていました。 広電集団幼稚園は深圳市が管理していて、新しいプロジェクトとして世界各国を訪れ、子どもに広い視野を持ってもらおうと、去年から海外訪問を始めました。 中国は1月末が旧正月にあたる春節で、会の最後には「あけましておめでとう」「新年快楽」と、お互いの言葉で新年を祝いました。
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切りつけ事件受け教諭や警察が通学路を警戒
伊那市高遠町で女子中学生が男に持っていたバックを切りつけられた事件を受け、一夜明けた29日、通学路では中学校の教諭や警察が警戒する中、生徒たちが登校していました。 29日の朝は、高遠中学校の教諭およそ20人が通学路10か所で登校する生徒を見守りました。 学校によりますと事件のあった通学路は普段50人程が利用しているという事ですが、今朝は車で送る家も多くあり普段の半数だったという事です。 警戒にあたっている教諭は、車で巡回している別の職員に一人で歩いている生徒がいた場合は学校近くまで乗せていくよう連絡したり、近くに他の生徒がいる場合は「友達と一緒に歩くように」と声をかけていました。 事件は、28日登校中の女子中学生が背後から近づいてきた男にバッグを刃物のようなもので切りつけられたものです。 この女子中学生にケガはありませんでしたが男は逃走しました。 伊那警察署は29日午後4時50分現在男の行方をおっています。 高遠中学校では当面の間、部活動の練習を中止し登下校の時間帯に教諭らが通学路に立つことにしています。近くの高遠小学校ではPTAが、高遠高校では教職員が通学路に立ち警戒するという事です。 伊那市教育委員会では、市内の集中学校に対し子供の安全に注意するよう各学校に通達したという事です。
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伊那地域の気温12.5度 3月下旬並の暖かさ
29日の伊那地域は日中の最高気温が12.5度となり、3月下旬並の暖かさになりました。 暖かさにつられ伊那市の竜東保育園の園児が伊那市役所南のせせらぎ水路に散歩に来ていました。 園児は芝の上で走ったり、転がったりして遊んでいました。
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劉鉄鋼さん 伊那公民館で二胡コンサート
中国出身で諏訪市在住の二胡演奏者、劉鉄鋼さんの新春二胡コンサートが28日、伊那市の伊那公民館で開かれました。 これは、伊那公民館おやじの会が主催したものです。 この日は、劉さんが開いている二胡の伊那教室に通う生徒と一緒に演奏しました。 アニメソングや歌謡曲など、多くの人が知っている曲を中心に演奏しました。 会場にはおよそ150人が訪れ、二胡の音色に浸っていました。 アンコールでふるさとが演奏されると、会場にいた人たちは一緒に口ずさんでいました。 ある人は、「二胡の音色が好きで、素敵な演奏が聴けて良かったです」と話していました。 コンサートの後には、訪れた人達が二胡に触れ、音を出していました。
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ホウキモロコシでほうき作り
穂をほうきやブラシとして利用するために栽培されているホウキモロコシを使ったほうき作りが28日、伊那市長谷で行われました。 これは、昔ながらの手作りの良さを感じてもらおうと伊那市長谷の雑穀レストラン野のものが開いたものです。 28日は、市内などから11人が参加し、ほうき作りに挑戦しました。 指導をしたのは、地元に住むお年寄り2人です。 長谷地区では昔、ホウキモロコシを栽培し手作りでほうきを作る家庭が多かったということですが、栽培農家も減り現在は2件だけだということです。 ホウキモロコシは、アフリカ原産で、草丈は3mほどになります。 10月に収穫したホウキモロコシを乾燥させます。 自分の持ちやすい太さに束ね、針金を巻いて完成させていきます。 参加者たちは、お年寄りたちからポイントを教わりながら作業を進めていました。 参加者は、「思っていたより難しかったです。自宅でさっそく使いたい」と話していました。
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風評被害に立ち向かう 佐藤浩信さん
東日本大震災から間もなく3年を迎えようとしています。 震災以降、伊那市で再起をかけ果樹栽培に取り組んでいる佐藤浩信さん。 風評被害に立ち向かい続けています。 佐藤さんは28日の朝、伊那市西春近でさくらんぼの木の剪定作業をしていました。 ここに植えられている90本の内、30本は、福島県から持ってきたものです。 最初は、西箕輪の畑に植えられましたが、さくらんぼは寒さに弱いため、標高が低いこの場所へ去年植え替えをしました。 福島県で主に贈答用の桃やさくらんぼなどの栽培をしていた佐藤さんは、震災に伴う原発事故の影響で3年前の4月、伊那市で果樹栽培を始めました。 去年4月からは、伊那食品工業株式会社の関連会社、ぱぱな農園の代表を務めています。 福島県伊達市で果樹園を経営している佐藤さんは、長野と福島を往復する生活を送っていましたが、去年12月に代表を長男の祐樹さんへとバトンタッチしました。 2か月に1度福島県へ戻り、剪定方法などを教えているということです。 28日は、さくらんぼの剪定技術をぱぱな農園の社員に教えていました。 佐藤さんは、風評被害はまだまだ深刻で、東京では福島県産の農作物が置かれていないのが現状だと話します。 さくらんぼは、4、5年後に収穫できるようになるということです。 佐藤さんは、「将来この場所をさくらんぼ狩りが出来る観光農園にしたい」と話していました。
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「富県と井月」 竹入弘元さんが講演
井上井月顕彰会・副会長の竹入 弘元さんによる、富県と井月のかかわりについての講演会が、きょう、伊那市の富県ふるさと館で開かれました。 講演会は、富県公民館よろず講座の一環で開かれ、会場には15人ほどが参加しました。 井上井月は、幕末から明治にかけての30年間ほどを伊那谷で放浪しながら過ごした俳人です。 富県にもゆかりが深い人物だとして、今回の講座が企画されました。 井月は、新潟県長岡市の生まれといわれていて、20代後半で長野県に入り、30代後半で伊那に落ち着くようになりました。 竹入さんは、「富県の多くの家に、井月の作品が残されている。井月と富県とは格別に濃密な交流があった」と話しました。 また、井月が富県に残した作品を中心に解説が行われました。 竹入さんは、「晩年になればなるほど、動作も不自由になり、井月は苦労し、切ない思いをしたような気がする。特別に豊かだったとは思えない伊那の人たちは、井月に対し、親切であり立派だった」と話していました。
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県施設改修後市に移管の方針
伊那市は市内の県の施設、伊那勤労者福祉センターと県営伊那野球場について、市への移管を前提に県が改修工事を行うとの考えを示しました。 これは27日伊那市役所で開かれた伊那市議会全員協議会で報告されたものです。 勤労者福祉センターは敷地内への付属棟の設置などを計画していて、工事期間は今年10月から来年3月までを予定しています。 市によりますと、勤労者福祉センターは年間およそ450万円の収入に対し支出は850万円だということです。
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伊那市景観計画案答申 4月から条例全面施行
伊那市景観審議会は27日、市の景観計画案を白鳥孝市長に答申しました。 この計画案は4月1日から実施される予定で市独自の景観条例が全面施行されます。 27日、伊那市役所で審議会が開かれ上原三知会長が白鳥市長に答申書を手渡しました。 景観計画案は豊かな住環境の実現や観光、経済の活性化、地域の個性創出などを目的に策定されたものです。 伊那市は県の同意により去年11月、景観法に基づく景観行政団体となっています。 これにより市独自で条例を定めることができるようになり4月1日から全面施行されることになっています。 条例の全面施行により建物の新築などについて、高さや面積など基準を超えるものについては市に届出が必要となります。 さらに西箕輪景観形成重点地区については届出の基準がより厳しいものとなっています。 委員からは「伊那市は景観づくりについて底力のある地域。今後は具体的な取り組みが必要」といった意見が出されていました。 景観計画案は市街地や田園、河岸段丘など特性に応じて景観形成が進められることになっていて 市では市民また事業者と連携を図りながら目標実現に向け取り組んでいくとしています。 この案は2月中に市長の決裁で正式に決定されることになっています。
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産業団地分譲で報酬制度
伊那市は産業団地の分譲について成立に至った企業に関する情報提供者に報酬を支払う制度を設けるとの考えを示しました。 この制度は伊那市土地開発公社の解散に伴い産業団地の分譲をすすめるために設けられるものです。 対象は伊那インター工業団地など市内6つの団地、11区画です。 成約報酬は分譲代金に100分の1を乗じた額となっています。 この制度により市に移譲され販売する産業団地について広く周知し分譲を促進したいとしています。