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美篶小5年1組 桜並木資料館を開く
伊那市美篶の三峰川堤防の桜並木の開花時期にあわせ、美篶小5年1組は、近くの上川手公民館を借りて、桜並木資料館を開きます。
桜並木資料館は、31日から4月8日までの土日に開館し、子どもたちが訪れた人たちに桜並木の歴史などを説明します。
30日は、開館式が公民館で行なわれました。
児童を代表して酒井琢磨君は、「多くの人に来てもらいたい。夢はまだまだ続くが応援してください」とあいさつしました。
今の5年1組の子どもたちは、1年生の頃から三峰川堤防の桜並木について学習しています。
資料館は、あずまや建設、看板の設置など4つ決まっている活動の一つです。
場所探しにも苦労し、30日の開館にこぎつけるまでに2年間かかりました。
開館式には、資料提供者や区長なども出席し、お祝いのことばを子どもたちにかけていました。
4月8日までの土日に8人ずつが来場者の対応をすることになっています。
三峰川堤防の桜並木は、美篶小の児童が復活させました。
弱っていた桜の木の手当てや植樹作業なども定期的に行なっています。 -
伊那市退職者辞令交付式
年度末の30日、各市町村などでは31日付で定年退職する職員などへ辞令が交付されました。
このうち伊那市では、辞令交付式が行われ、退職者26人に人事通知書の他、白鳥孝市長が撮りためた伊那市の風景の絵ハガキが手渡されました。
退職者の内訳は、定年退職、早期退職とも13人ずつとなっています。
白鳥市長は「職場は違うが様々な分野で一丸となって市政発展のために努力してくれた。これからも培った経験を活かして、第2第3の人生を歩んでください」と感謝していました。
退職する職員を代表して、林俊宏総務部長は「市庁舎の移転、文化事業や建設福祉事業など、市の歩みと共に過ごしてこられた。今後も一市民として微力ながら応援させていただきたい」と挨拶しました。
なお箕輪町では18人が、南箕輪村では6人が退職となっています。 -
馬場萠菜さん植物画コンクール中学生・高校生の部で文部科学大臣賞
伊那市の東部中学校3年の馬場萠菜さんは、国立科学博物館が主催する植物画コンクール中学生・高校生の部で、最高賞の文部科学大臣賞を受賞しました。
祖母が育てていたナスを描いたという馬場さんの作品は、収穫するまでのストーリー性や構図、色使いなどが評価されました。
30日は、馬場さんが伊那市役所を訪れ、白鳥孝市長と久保村清一教育長に受賞を報告しました。
コンクールは、国立科学博物館が開いているもので、馬場さんの作品は、全国の中高生から応募があった1,268点の中から最高賞の文部科学大臣賞を受賞しました。
馬場さんは、中学1年生の時に伊那市のかんてんぱぱミュージアムで開かれている野村陽子さんの植物細密画展を見学した際感銘を受け、植物画を描くようになりました。
中学校で美術部に所属していた馬場さんは「高校に行っても絵を描き続けたい」と話します。
白鳥市長は「本物そっくりですごいとしか言いようがない。将来が楽しみです」と話していました。 -
JA上伊那 新規採用職員入組式
一方、JA上伊那は、伊那市狐島の本所で、来年度の新規採用職員の入組式を30日、行いました。
入組式では新規採用職員11人が自己紹介をしました。
新規採用職員を代表して有賀敏明さんは「一日も早く一人前の職員として組合員や地域のみなさんの役に立てるよう全力で取り組みたい」と誓いの言葉を述べました。
JA上伊那の宮下勝義代表理事組合長は「自信と誇りを持って明るく前向きな姿勢で頑張って欲しい」と激励しました。
11人は4月2日に辞令を受けそれぞれの配属先で業務を始めることになっています。 -
ラーメン店店主らがたかずやの里でラーメン振舞う
伊那市と南箕輪村のラーメン店の店主らは、伊那市富県の児童養護施設「たかずやの里」を30日訪れ、子ども達にラーメンを提供しました。
子ども達を喜ばせようと覆面をかぶった店主とスタッフ4人が30日たかずやの里を訪れ、特製のラーメンを作りました。
地域への恩返しをしたいと考えた店主らが、たかずやの里の子ども達に喜んでもらおうと行ったものです。
この日の為に用意した鶏のガラと和風ダシのスープ使って、子ども達の要望に応じ醤油と塩の2種類の味で提供しました。
ラーメンや焼き鳥、チャーシューご飯が用意されると、まちわびた子ども達は早速味わっていました。
たかずやの里の白鳥始施設長は「子ども達はこの日をとても楽しみにしていた。地域の人が子ども達と関わってくれることが非常にうれしい」と感謝していました。 -
伊那ミニ決勝トーナメント進出ならず
全国ミニバスケットボール大会に長野県女子代表として出場した、伊那ミニバスケットボール教室は予選リーグで2敗し決勝トーナメント進出はなりませんでした。
大会は、東京都の国立代々木体育館を会場に28日開幕し30日まで47都道府県代表、男女合わせて96チームが日本一をめざし戦います。
2年連続5回目の出場となる伊那ミニは、開会式直後に行われた、予選第一試合で奈良県代表チームと対戦しました。
黒のユニホームの伊那ミニ、試合は序盤から先行する相手を追いかける展開となり、前半を終え20対24と4点のリードを許し後半を迎えます。
後半に入ると伊那ミニは、リバウンドを積極的に取りに行き、攻撃のリズムを作り第3クウォーター途中に逆転しました。
同点で迎えた最終クウォーターでは、ミスなどから相手にボールを奪われると連続ゴールを許し、33対37で敗れました。
予選二試合目は、大分県代表チームと対戦し20対44で敗れ、予選リーグ2戦2敗し決勝トーナメント進出はなりませんでした。
松永義夫コーチは「子ども達は持っている力を出し切った、この経験を活かし中学でも活躍してほしい」と話していました。 -
横山ザゼンソウ群生地見頃
29日の伊那地域の日中の最高気温は17.4度と、4月中旬並の暖かい一日となりました。
伊那市横山の群生地で、ザゼンソウが見頃を迎えています。
地元住民の話によると、今年は例年より1週間から10日ほど遅く開花しました。
群生地には木道が設置されていて、その周辺一帯にザゼンソウが生息しています。
ザゼンソウはサトイモ科の多年草で、僧侶が座禅を組んだ姿に見えることからその名がついたとされています。
開花するときには発熱し、雪を溶かしながら顔を出します。
群生地一帯には若干の雪が残っていますが、春の日差しを浴びて、次々にザゼンソウが頭を出していました。
横山のザゼンソウは4月中旬ころまで楽しめそうだということです。 -
まるで生きている魚!
イワナやアマゴなどの渓流魚を木彫りで表現した作品展が、29日から伊那市西春近のかんてんぱぱホールで始まりました。
体長55センチのやまめ。
今にも動き出しそうないわな。
会場には、イワナやヤマメ、アマゴなど5種類の渓流魚の木彫作品200点ほどが並べられています。
ホールに並べられているこれらの作品は、すべて木彫で作られています。
木から大まかな魚の姿を削りだし、細かく魚の形に近づけていき、最後にアクリル絵の具を塗って完成させます。
箕輪町松島で工房「渓の奏」を構える柴和彦さんは、3年前に脱サラして大好きだという渓流魚の木彫作品づくりを本格的にはじめました。
作品は、流木や朽ちた木を利用し、渓流の雰囲気をかもし出しています。
手作りのストラップやアクセサリーなどの小物も人気で、訪れた人が気に入ったものを選んでいました。
この木彫渓流魚展は、4月2日まで伊那市西春近のかんてんぱぱホールで開かれています。 -
伊那市「むかしのあそび」絵本 完成
伊那市の保育士でつくる伊那市保育プロジェクトは、地元のおじいさん・おばあさんから教えてもらった昔の遊びを集めた絵本を作りました。
完成したのは、伊那市の方言でみんなで遊ぼうという意味の「みんなであそぶか」という題名の絵本です。
ひょうたんおに・ぼうたおし・陣地とりなど昔ながらの遊び 6つが紹介されています。
これは、市内の保育士のでつくる伊那市保育プロジェクトが、子どもたちに昔の遊びを伝えたいと作成しました。
去年4月から検討をはじめ、市内の保育園が地域の住民から昔の遊びを聞き取り、集まった50ほどの遊びから6つを選んで、1年がかりで完成させました。
絵を書いたのも、高遠第4保育園のパート職員です。
29日は、本を作った保育士らが、白鳥孝市長に完成を報告しました。
保育士らは、「敢えて説明文をいれずに、子供たちが工夫して遊べるようにした」「集団で遊べるものにこだわった」などと説明していました。
本は、350部作られ、市内の保育園の各クラスや小学校などに配布され活用されるということです。 -
プレミアム商品券 7月発売に
伊那商工会議所は、1万円で1万1,000円分の買い物ができるプレミアム商品券を7月に発売します。
29日伊那市中央の伊那商工会館で開かれた通常議員総会で承認されました。
総額は、2億2,000万円でプレミアム分の2,000万円は、伊那市、伊那商工会議所、伊那市商工会、JAなどで負担します。
詳細は、これからつめることになっていますが、発売時期は、7月を見込んでいるということです。
プレミアム商品券は、これまで2回販売されていて、毎回人気を集めています。
伊那商工会議所の向山公人会頭は、「消費喚起を促したい」とのべ、商店などの売り上げ向上に向けた起爆剤になるよう期待しています。 -
南箕輪村南原住宅団地 焼却灰今年度除去工事困難
南箕輪村南原の住宅団地に埋め立てられていた焼却灰の除去工事は、今年度中の着工が困難だとして、28日の伊那中央行政組合議会で処分費用を減額する補正予算案が可決されました。
この日開かれた伊那中央行政組合議会で処分費用9千万円を減額する今年度補正予算案が可決されました。
唐木一直南箕輪村長の説明によりますと、当初は今年度中の着工を予定していましたが、詳しい工事設計をする中で、新たに3軒の住宅を移転しなければ工事ができない事がわかったという事です。
新年度予算にも工事費用は計上されず、工事着手は、平成25年度後半になりそうだという事です。
この日の伊那中央行政組合議会では他に、▽伊那中央病院の救命救急センター指定に伴い新たに救急科を設置すること▽形成外科の医師1人と救急科の医師1人を含む医療従事者を、44人増やして594人とする条例改正案が可決されました。 -
伊那市友好協会 設立
伊那市と友好提携を結んでいる新宿区や会津若松市など、5つの区や市町村と市民レベルで交流をしていこうと、伊那市友好協会が、28日に発足しました。
この日は、伊那市高遠町の高遠さくらホテルで設立総会が開かれ、会員70人ほどが出席しました。
協会は、伊那市と友好都市の住民が互いに訪問しあい交流する事を目的に、高遠を中心とした市民有志が発起人となり設立されました。
会長に選任された旧高遠町長の伊東義人さんは「旧高遠町時代に友好提携を結んだが、合併後は互いの行き来が少なくなってしまった。協会を設立する事で、市民レベルの交流を末永く続けていきたい」と挨拶しました。
協会が交流の対象とするのは、伊那市が友好提携を結んでいる、東京都新宿区、三宅村、福島県会津若松市、猪苗代町、愛知県知立市です。知立市以外は、旧高遠町時代に友好提携しています。
合併前は、旧高遠町から訪問団が交流に出かけていましたが、合併後はほとんどなくなってしまったという事です。
伊那市友好協会は、今年度、10月21日に予定されている新宿フェスティバルを訪問する計画で参加者を募集しています。
今後は、友好都市にも市民レベルの交流を進める組織の立ち上げを呼びかけていくとしています。 -
伊那中病 決算見込み額 5億8千万円の黒字
伊那市の伊那中央病院の今年度の決算見込み額はおよそ5億8千万円の黒字となることが報告されました。
これは、28日にひらかれた、伊那中央病院を運営する伊那中央行政組合の議会全員協議会で報告されました。
入院や外来の収益など病院の事業収益は税抜きで102億8千万円、それに対し、人件費や材料費などの事業費用は97億円となり、事業収益から事業費用を差し引いた純利益は、およそ5億8千万円と見込んでいます。
去年12月には、純利益は4億6千万円ほどと見込んでいましたが、患者数の増加などにより更に増益となりました。
伊那中央病院では、平成20年度まで赤字経営が続いていましたが、経営努力などにより平成21年度から3年連続の黒字となっています。
伊那中央病院の事業費の4分の1は、本来であれば構成市町村が負担することになっていますが、事業会計が黒字の場合、高度医療負担額から相当額を減額するため、今年度分については実質的な負担がなくなるということです。
また、中央行政組合全員協議会で、救命救急センターと、研修センターなどの改修工事のスケジュールなどが示されました。
救命救急センターは、本館南側に増設される予定です。一般救急入り口のほか、救急車搬送入り口、要除染患者の入り口が設けられます。
レントゲンやCTの検査も、増築棟で行える計画です。
増築棟の2階には、口腔外科や患者の精神ケアを行う精神科診療室のほか、内視鏡やロボット出綬など最先端の医療機器が導入された研修センターが設けられる予定です。
救命救急センターは平成25年9月に完成、研修センターは、平成26年3月に完成予定です。 -
芋焼酎「耕作放棄地再生隊」完成
伊那市東春近田原の耕作放棄地を利用して育てたサツマイモを使った焼酎が完成しました。
焼酎の名前は「耕作放棄地再生隊」。「1本飲めば1平方メートル再生」をキャッチフレーズに4月以降に販売を開始します。
焼酎は、耕作放棄地の再生に取り組んでいる伊那市東春近田原で育てたサツマイモを使っています。
地元農家でつくる農事組合法人「田原」では、新宿区などの住民を対象に耕作放棄地再生体験ツアーを実施し、去年6月にサツマイモの苗植え、10月には、収穫体験と焼酎の仕込み体験を行いました。
焼酎は300本製造され、4月以降、地元東春近と新宿区内で販売する計画で、耕作放棄地の解消、発生防止をPRしていくという事です。 -
橋爪まんぷさん チャリティー展の売上を寄付
伊那市の漫画家、橋爪まんぷさんは、21日、チャリティー展の売上3万円を伊那市社会福祉協議会に寄付しました。
この日は、橋爪さんが、伊那市福祉まちづくりセンターを訪れ、伊那市社協の小池孝行会長に3万円を手渡しました。
橋爪さんは、去年12月から今年1月にかけて、伊那市西箕輪の日帰り温泉施設みはらしの湯でチャリティー展を行いました。
今年の干支、辰をテーマにカレンダーとその原画を展示販売し、売上の一部を寄付しました。
橋爪さんは毎年このチャリティー展を行っていて「絵を買ってもらった人への感謝の気持ちを寄付という形で表したかった」と話していました。
この日はほかに、みはらしの湯でランプシェードを展示販売した南箕輪村の飯島英之さんと清水信衛さんから、売上金1万円が社協に寄付され、みはらしの湯の保科学支配人から小池会長に手渡されました。
これらの寄付金は社会福祉基金に積み立てられるという事です。 -
いな歌謡祭 歌声披露
伊那市などのカラオケ教室の生徒が練習の成果を発表するいな歌謡祭が25日、伊那市のいなっせで開かれました。
いな歌謡祭は伊那地域などのカラオケ教室に通う人達の発表の場として毎年この時期に開かれています。
今回は伊那市を中心に60人が参加し66曲が披露されました。
参加者たちは、ドレスや華やかな衣装に身を包み、スポットライトを浴びて熱唱し、日頃の練習の成果を発揮していました。
中には社交ダンスをバックにして歌を披露する人もいました。
会場には家族や友人などおよそ400人が駆け付け歌声に耳を傾けていました。 -
子ども達が伝統芸能に触れる
伊那市富県の歌舞劇団田楽座は、伝統芸能にふれてもらおうと春休み中の子ども達を対象としたイベントを27日、開きました。
これは、子ども達に田楽座を知ってもらい伝統芸能にふれてもらおうと開かれたものです。
27日から3日間の日程で開かれていて、市内の小学校から33人の子ども達が参加し、北海道の民謡ソーラン節を体験しました。
田楽座のメンバー4人が子ども達の指導にあたり、ソーラン節の動作をひとつひとつ解説していました。
メンバーは、しっかり腰を落とし自分の体を支えるようアドバイスし、子ども達は、動作を確認しながら踊っていました。
田楽座では「この機会に伝統芸能にふれてもらい、子ども達の交流の場にもなれば」と話していました。 -
春富中学校 耐震補強工事等竣工
平成20年度から始まった伊那市の春富中学校の耐震補強工事と改築工事が終了し、27日、竣工式が行われました。
27日は、改築された昇降口前で伊那市や学校関係者が、テープカットをして竣工を祝いました。
耐震性が低いと診断された、昭和56年以前の建物の耐震化に対応するための工事で平成20年度から始まり、第1体育館と管理教室棟、特別教室棟が耐震補強されました。
また、昇降口とその2階に音楽室が改築されたほか、伊那市の中学校では初めて、剣道や柔道の授業に対応した武道館が建設されました。
体育館で行われた竣工式で、白鳥孝市長は、「生徒の皆さんが、いきいきと勉学に励み、大きく成長する場所として、地域住民の生涯学習の活動の場所として、また、災害発生時には、応急避難所として安心して利用してもらいたい」と挨拶しました。
生徒を代表して、生徒会長の北原悠哉君は「それぞれが大切に利用し、心をこめて隅々まで掃除をしたい。安心して過ごせることへの感謝の気持ちを忘れず大切に使いたい」とお礼の言葉を述べました。
式では、全校生徒による伊那市の歌の合唱や、合唱部と吹奏楽部による記念演奏も披露されました。
伊那市内の学校の耐震化工事は、平成23年度末で78.8%が完了し、全てが完了するのは、平成26年度末の計画です。 -
伊那の魅力PR「いーなガイドの会」発足
伊那市を訪れた観光客に観光案内をする「いーなガイドの会」が26日発足しました。
いーなガイドの会は、伊那市観光ボランティアガイドのメンバーが自主的、主体的に活動しようと立ち上げたもので今日は市役所で発足式が行われました。
ボランティアガイドは伊那市観光協会が市内の観光スポットなどを案内してもらおうと平成21年から養成してきたもので、現在53人が登録しています。
これまでは観光協会の要請でガイド活動をしていましたが、より自主的、主体的な組織にしようと「いーなガイドの会」を立ち上げました。
武田宏会長は、「再度おもてなしの心を磨き、伊那市の観光の発展に力になりたい。」とあいさつしました。
いーなガイドの会では、年間を通して伊那市の歴史案内、イベントでの観光案内などカイド活動を通して、伊那市の魅力を伝えていくということです。 -
春休みの子どもが建築模型づくりに挑戦
春休み中の子どもに、建築模型作りに挑戦してもらう体験教室が24日、伊那市創造館で開かれました。
24日は、小学1年生から6年生の子どもやその保護者、およそ40人が参加しました。
体験教室は、本格的な模型を作る中で、工作道具の正しい使い方や、精密な模型を作る楽しさを知ってもらおうと開かれました。
創造館などで開かれている建築模型展で、創造館の50分の1の模型を作ったインテリアコーディネーター・白戸武義さんが子ども達を指導しました。
白戸さんは、カッターの歯をまっすぐに入れ、パーツの断面がなるべく垂直になるように指導していました。
子ども達が真剣な表情で工作をする一方、保護者は心配そうにその様子を見守っていました。
参加したある小学生は「とても難しいけど、きれいに切れるととても嬉しい」と話していました。 -
サンライフ伊那 作品展
伊那市西春近のサンライフ伊那で、趣味創作教室の受講生とクラブ会員の作品展が開かれています。
会場には、盆栽や木彫、水墨画などの教室の受講生やクラブ会員の作品約250点が展示されています。
作品展は、25日(日)まで開かれていて、24日(土)午前10時からは、煎茶のお披露目会も開かれます。 -
医療機器産業参入へ入門勉強会
医療用機器産業への新規参入を検討している企業などを対象にした入門勉強会が26日、伊那市の伊那商工会館で開かれました。
勉強会は財団法人長野県テクノ財団メディカル産業支援センターなどが開いたもので、会場には伊那市の製造業者などおよそ40人が集まりました。
勉強会では医療機器開発コンサルタントの久保田博南さんが講師を務めました。久保田さんは、「日本は
工学的に高い技術を保有しているにもかかわらず、これが先進医療機器の開発に生かされていない。」としたうえで、「その技術を生かすための医工連携が必要」だと話していました。
医療機器分野は、その必要性が高まっていることから、伸びる産業として期待されていますが新規参入にいたるまでには法律などによる規制があります。
このことからメディカル産業支援センターでは研究開発や販路開拓など県内企業の新規参入を支援していくとしています。 -
企業合同フレッシュマン研修
この春高校や大学を卒業し、企業に入社を予定している新社会人を対象にした「企業合同フレッシュマン研修」が26日、伊那市の信州INAセミナーハウスで行われました。
研修には、上伊那地域の企業7社に入社を予定している新社会人42人が集まりました。
社会人としての自覚や、基礎を身につけてもらおうと伊那商工会議所が初めて行ったものです。
東京都などで新入社員や管理職の社会人教育を行っている渕野広喜さんが講師を務め、社会人としての心構えやビジネスマナーなどについて話をしました。
社会人と学生との違いについて渕野さんは「学生は自分の評価を自分自身で行うが、社会に出るとお客様や上司など第3者が行うようになる。第3者に評価されて初めて認められる」と話しました。
他に「入社して1番最初にできることは心遣い。どうしたら相手が喜ぶのかを考え、かわいがられる社員となって下さい」と話しました。
研修は、26日と27日の2日間行われます。 -
品のある日本舞踊披露
宗家若柳流錦友会による日本舞踊の発表会が24日、伊那市のいなっせで開かれました。
発表会では、錦友会の会員14人が長唄などに合わせて16の演目を披露しました。
錦友会は、松本をはじめ、伊那市や飯田市などに会員がいます。
会場にはおよそ50人の観客が訪れ、品のある踊りに見入っていました。
日本舞踊は足の運び方や、目線などひとつひとつの動きに品をもたせることを大切にしているということで、出演者は、神経を集中させ踊りを披露していました。 -
跳躍素振り大会
伊那市を拠点とする剣道クラブ「伊那剣心館」は25日、日頃の稽古の成果を披露する跳躍素振り大会を開きました。
大会は、一年の練習の成果を披露する場として行われていて、何回素振りを続けられるかを競います。
25日は、保育園児から中学生まで21人が参加しました。
始めの合図とともに全員が一斉に竹刀を振りおろしました。
剣心館師範の矢野昌史さんによると「跳躍素振りを続ける事は体力や精神力が必要で、日頃の稽古の差が出やすい」と言うことです。
初めのうちは全員、力強く竹刀を振っていましたが3000回を超えると、疲れが出たのか半分ほどが脱落していきました。
およそ1時間を過ぎると大会は終了となり記録は、4100回で打ち切られ9人が残りました。 -
信州まつもと空港地元利用促進協議会 空港利用をPR
松本空港の周辺市町村などでつくる「信州まつもと空港地元利用促進協議会」は22日、上伊那地域で空港の利用を呼びかけました。
22日は、松本市観光温泉課課長の寺沢和男団長ら宣伝キャラバン隊5人が、伊那市役所や箕輪町役場など7か所を訪問しました。
この内、伊那市役所の観光課では、田中章課長に時刻表と空港周辺の観光施設を紹介したパンフレットを手渡しました。
現在まつもと空港からは、札幌空港と福岡空港にそれぞれ往復便が1日1本でています。
定員およそ80人に対する1日の利用率は、2月末現在札幌空港が67%、福岡空港が61%となっています。
利用促進協議会では、「空港の利用者を増やすことで、往復便の数を増やしていきたい」と話していました。 -
女王蜂を会員に配布
伊那市地蜂愛好会の総会が25日、伊那市の羽広荘で開かれ参加した会員に女王蜂が配られました。
愛好会では会員が持ち帰った女王蜂をそれぞれが山に放つ事で、各地で蜂追いがたのしめるように毎年、人工的に越冬させた女王蜂を総会で配布しています。
25日は、去年の秋から春にかけて越冬させた女王蜂が会員1人につき100匹づつ配られました。
小木曽大吉会長は、「暖かくなるまで砂糖水をあげて世話をしてほしい」と会員に呼びかけていました。
伊那市地蜂愛好会は蜂追い文化の伝承や地蜂の保護を目的に平成9年に発足し、地蜂の巣の重さを競うコンテストなどを行っています。
今年の7月下旬から8月の上旬には会員を対象とした蜂追い体験学習を計画しています。 -
シャッターの絵で賑わいを
商店のシャッターに絵を描き、伊那市の中心市街地を明るくする取り組み。第一号となるシャッターアートが完成し25日に披露されました。
この日は、デザインした伊那西高校の小田切花香さんや絵を描いた伊那西高校の美術部のメンバーが、タウンステーション伊那まちのシャッターにサインを書き入れ完成を祝いました。
描かれたのは、「花と音楽の街」をコンセプトに商店街から花やピアノ、ラッパなどが賑やかに飛び出してくる様子をイメージした作品です
シャッターアートは、休業日や夜間の商店街を賑やかにしようと、中心市街地の活性化に取り組む伊那まち再生やるじゃん会が企画しました。
やるじゃん会によりますと、夏には2件目のシャッターアートを完成させると言う事です。 -
高校ギターマンドリン演奏会
県内の高校のギターマンドリンクラブが一堂に会する演奏会が、20日、伊那文化会館で開かれました。
20日は、県内8校のギターマンドリンクラブが出場しました。演奏会は、県内の3地区が持ち回りで毎年開いています。
毎年、各クラブ全体で課題曲と自由曲を披露してきましたが、今年は少人数での演奏で個々の実力を発揮してもらおうと、課題曲以外は、アンサンブルでの発表形式を取りました。
伊那弥生ヶ丘高校からは、アンサンブルに4グループが出演しました。
演奏の後には、全日本高校ギターマンドリン音楽振興会による講評も行なわれ、「音の強弱をもっとつけて」などと高校生にアドバイスしていました。
弥生ヶ丘高校の顧問によりますと、長野県内のギターマンドリンクラブは、全国的にレベルが高く、歴史も古いということです。 -
伊那公園桜愛護会 さくら功労者表彰を受賞
伊那公園の桜の管理などをしている伊那公園桜愛護会は、平成24年度さくら功労者表彰を受賞しました。
さくら功労者表彰を受賞した愛護会の会員は24日、伊那公園の桜の見頃を前にぼんぼりの取り付け作業などを行いました。
さくら功労者表彰は、財団法人日本さくらの会が、桜の振興事業に功績があった個人・団体を表彰するものです。
伊那公園桜愛護会は、平成13年の3月に設立し、今年で12年目を迎えます。
公園内に300本以上ある桜の剪定や、植樹など、維持管理を行なっています。
今回、長年の功績が認められ表彰されました。
横森孝心会長は「11年間会員のみなさん、地域のみなさんに協力していただきそのおかげで受賞できたと思う」と話していました。
3月26日月曜日に東京で表彰式が行われ、会員が参加する予定です。
なお、4月2日にはぼんぼりの点灯式が行われる予定で、愛護会の会員によると、ヒガンザクラなど早咲きのものは10日頃から咲き始めるということです。