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9月10日に伊那経営フォーラム
伊那青年会議所は、9月10日に県伊那文化会館大ホールで、伊那経営フォーラムを開きます。
他人事ではないこの地域の行方と題して、講演やパネルディスカッション、公開セミナーが計画されています。
伊那経営フォーラムは、2005年からスタートして今回で7年目になります。
今年は、地域にこだわり、地域色を色濃く出した内容となっていて、伊那青年会議所では、地元からの多くの参加を呼び掛けています。
フォーラムは、9月10日、午後1時30分開演で、地域の情勢についての藻谷浩介さんの講演を聞いたあと、第2部では、パネリストに白鳥孝伊那市長、塚越寛伊那食品工業会長、向山公人伊那商工会議所会頭を迎え、パネルディスカッションが予定されています。
テーマは、価値ある強い地域を創るためにです。
第3部では、未来へ向けて始動と題し、公開セミナーが予定されています。
伊那青年会議所では、伊那でフォーラムを開催する意義を地域の多くの人に理解してもらい、地域が一丸となって地域を経営していくきっかけづくりにしていきたいと話しています。 -
弥生生 伊那小学校で就業体験学習
伊那弥生ヶ丘高校の生徒7人が5日、伊那市の伊那小学校で就業体験学習を行いました。
伊那弥生ヶ丘高校の就業体験学習は、希望者を対象に毎年行われているものです。
5日は、小学校での体験を希望した生徒7人が2年生から6年生のクラスで実習をしました。
このうち、2年の藤澤あき奈さんは、3年順組で総合学習の授業を体験しました。
順組では、合鴨やチャボを飼育しています。
5日は、手狭となった合鴨の小屋をのこぎりや金づちを使って作りました。
藤澤さんは、児童の間に入り真っすぐ釘を打つコツなどを教えていました。
授業の最後に、児童から藤澤さんにお礼の言葉が送られました。 -
春富中学校 園児と交流
伊那市の春富中学校の2年生は、東春近中央保育園の園児と5日、交流しました。
5日は、春富中学校の体育館に園児34人が訪れ、2年1組の37人と交流しました。
生徒が園児の為に考えた手づくりのボーリングや輪投げなどで遊び、交流を深めていました。 -
タウンステーションの愛称が「伊那まち」に
伊那市の中心市街地の情報発信施設タウンステーションの愛称が「伊那まち」に決まりました。
タウンステーションを運営する伊那まちの再生やるじゃん会では、5つの候補の中から愛称を決める投票を8月22日から9月2日まで受け付けていました。
市内外から80人の投票があり、その結果、36票を集めたタウンステーション「伊那まち」に決まりました。
愛称を考えた伊那市東春近の池田健二さんによると「旧伊那町の頃、商店街に買い物に行く時など、「いなまち」に行くと言っていたことから、この名前を付けたということです。 -
高遠町で倒木 一時通行止めに
先週金曜日からの雨により、伊那市高遠町では、高遠城址公園に続く県道で、4日夜、木が倒れ道路が通行止めとなりました。
倒木があたのは、伊那市高遠町の高遠城址公園続く県道芝平高遠線です。
木が道を塞いだため、道路を管理する、伊那建設事務所では、4日午後8時から、この道を通行止めとしました。
現場では、5日、午前6時から、作業員5人が、倒れた木の撤去作業を行い午前10時40分に通行止めは解除されました。
長野地方気象台によりますと、2日金曜日の雨の降り始めから、今日、午後3時までに、伊那地域で49ミリの雨が降ったということです。
気象台では、雨のピークは越えたが、土砂災害が発生する恐れがあるので、引き続き注意してほしいと呼びかけています。 -
中山重仁さんの水墨画・墨彩画展
伊那市西春近在住の中山重仁さんの水墨画・墨彩画展が、伊那市のみはらしの湯で開かれています。
会場には、中山さんが今年描いた近作を中心に26点が並べられています。
中山さんは、これまでに個展を27回開いていて、みはらしの湯では4回目になります。
平成9年に日本墨絵会会長の吉澤玉昌さんの指導を受け水墨画を始めました。
中山さんは「墨で表した濃淡の柔らかみと奥行きを感じてほしい」と話していました。
中山重仁さんの水墨画・墨彩画展は30日金曜日までみはらしの湯で開かれています。 -
実践的な防災訓練
伊那市は東日本大震災の状況を踏まえた実践的な防災訓練を4日、東春近を主会場に行いました。
訓練は、東海地震が発生し伊那市でも震度5強を観測したとの想定で行われました。
今年は、東春近地区を主会場に発災対応型訓練が行われました。
発災対応型訓練は、災害時には行政機関がすぐに駆け付けることができないことから、住民自らが考え地区内の資機材などを活用して救出や消火を行うというものです。
東春近車屋では自転車に乗っていた人が土砂に埋まったことを想定した訓練が行われました。
地区住民たちは、救出するには何が必要かを考え、現場近くのバケツやスコップなどを使って救出作業にあたっていました。
各地区での訓練を終えた地区住民は、消防団の指示にしたがって主会場の春富中学校へ歩いて避難しました。
春富中学校では、市の職員が住民のデータが入った被災者支援システムに避難してきた人の名前などを打ち込んでいました。
このシステムを活用することで誰がどこに避難しているといった情報をデータとして管理出来るということです。
会場の外では、炊き出し訓練やテント張りの実践などが行われた他、陸上自衛隊の放射能検査機の展示などもありました。
春富中学校で行われた訓練にはおよそ600人が参加し地域防災への理解を深めました。 -
宮田村出身の洋画家、平沢喜之助洋画展
宮田村出身の洋画家、平沢喜之助の洋画展が伊那市の信州高遠美術館で開かれています。
会場には、人物や風景を題材にした油絵などを中心に45点が展示されています。
平沢喜之助は、大正8年1919年に宮田村に生まれ、現在の武蔵野美術大学の前身、帝国美術学校で学んだ後、東南アジアの各国を回るなどの経験を経て東京で画家として活躍しました。
作品は、キャンバスの表面に絵の具を厚く乗せて、筆やナイフ、指を使って描かれているのが特徴です。
会場には、油絵の他に、平沢喜之助が使っていたパレットや筆も展示されています。
平沢喜之助の洋画展は信州高遠美術館で10月5日まで開かれています。 -
21団体が熱響 伊那で太鼓まつり
上伊那地域の太鼓団体が一堂に集まる「熱響太鼓まつり」が3日、伊那スキーリゾートで開かれました。
太鼓まつりは、上伊那の太鼓チームの発表の場として、また交流の場として毎年開かれているものです。
この日は上伊那地域の太鼓チーム21団体が参加し、雨の中集まった人たちの前で演奏を披露していました。 -
第51回高遠高校文化祭「兜陵祭」
第51回高遠高校文化祭「兜陵祭」が3日から高遠高校で始まりました。
今年の第51回兜陵祭は「51からのStart 声をあらげて突っ走れ」をテーマに始まりました。
生徒玄関前には、生徒が撮影した写真およそ3千枚を使ったモザイクアートが展示されています。
この日は一般公開が行われ、訪れた人たちが校内を見て回っていました。
今年の兜陵祭では、東日本大震災や長野県北部地震に関するコーナーも設けられました。
このうち3年A組では、少しでも被災地の力になれればと、生徒が家庭から雑貨などを持ち寄りフリーマーケットを開きました。
フリーマーケットの収益は、支援金として被災地に送るということです。
高遠高校の文化祭「兜陵祭」は4日も一般公開が行われ、時間は午前11時から午後2時半までとなっています。 -
台風12号 3日夜から4日にかけ長野県に最接近
大型の台風12号は、3日の夜遅くから4日の早朝にかけて長野県に最接近する見込みです。
3日の伊那地域は、日中、時折日が差すなど台風による風雨の影響はほとんどありませんでした。
長野地方気象台によりますと、大型の台風12号は、午後6時現在岡山県上空にあり、長野県に最接近するのは3日の夜遅くから4日の早朝にかけてと予想されています。
3日午後6時から4日午後6時までの上伊那地域の予想降雨量は200ミリで、雨は4日の昼前まで降ると予想されています。
長野地方気象台では、雨が続き地盤が緩んでいる恐れがあるため、土砂災害に注意するよう呼びかけています。
また、降雨により河川の水位が上昇しているとして、伊那市では河川に近づかないよう呼びかけています。 -
信州型事業仕分け開始
県が3日間の日程で行う信州型事業仕分けが3日から始まりました。
初日は伊那市が会場で、21の事業を仕分けました。
事業仕分けは伊那合同庁舎など3会場に分かれ、公開で行われました。
信州型事業仕分けは、事業の必要性などを議論し、行政の効率化、国などとの役割分担を明確化するためのものです。
仕分け対象は3日間で50事業、このうち伊那会場は21事業です。
今回、仕分け人の議論を聞いて判定をする県民判定人方式を、都道府県で初めて導入しました。
阿部守一知事は、「大勢の県民に県政に関心を持ってもらうことが大事。伊那で開催できたことは意義がある」とし、「仕分けの結果を必ず県政に役立てていきたい」と話しました。
判定は5段階で、県民判定人がシートに記入した結果に基づいて決められました。
仕分けの結果、「役割分担見直し」は地域景観育成事業で、市町村が実施すべきとなりました。
「現行通り・拡充」は、農地法転用許可など7事業です。
「要改善」は、国際交流員設置事業など13事業です。
「行政の関与不要」「抜本的見直し」はありませんでした。
県では、仕分け結果を尊重し、十分に検討して最終判断をするということです。
4日、5日の事業仕分けは県庁で行われることになっています。 -
秋原監督 高遠でロケ
祖父が伊那市高遠町出身で東京都在住の映画監督秋原正俊さんが、来年5月公開を予定している映画「一遍上人」のロケの下見に2日高遠を訪れました。
秋原監督は、2009年に太宰治原作の斜陽、2010年にルパンの奇厳城を制作していて、今月24日には芥川龍之介原作の蜘蛛の糸が公開予定です。
近作は、長野県内でロケを行っていて、21作品目となる一遍上人も高遠の他、長野市内などが予定されています。
伊那市に縁がある監督に、映画招致により地域活性化をしようと取り組んでいる伊那谷フィルムコミッションがアプローチして、高遠ロケが実現しました。
映画「一遍上人」は、おどり念仏が民衆に受け入れられるまでの一遍上人の半生を描くもので、お笑いタレントのウド鈴木さんが主演します。
2日秋原監督は、フィルムコミッションのメンバーと高遠町の建福寺を訪れました。
建福寺の西門を鎌倉の関所に見立て、ロケを行う予定です。
秋原監督は、「人におどり念仏を伝えようと各地を行脚した一遍上人と映画をどう伝えるかを考えている自分と重なる部分があった」と話しています。
建福寺のロケは、11月7日に行われる予定で、100人ほどのエキストラ出演を一般に呼び掛ける計画です。
映画は、来年5月公開予定です。 -
伊那市富県の有限会社いすゞ 「常和の命水」ペットボトル販売
伊那市富県の有限会社いすゞは、活性酸素の消去機能が高いといわれる「常和の命水」を2日から、ペットボトル販売します。
ペットボトルで販売されるのは、常和の命水2リットル入り250円と500ミリリットル入り120円の2種類です。
常和の命水は、インタ竏茶lット販売を中心に、10リットルの専用容器でこれまで販売をしていましたが、より多くの人に飲んでもらおうと、今回ペットボトルで販売することにしました。
いすゞ取締役社長の織井常和さんは、8年前に自宅の飲料水として使う為に深さ100メートルの井戸を掘りました。
その水をもらい飲んでいた近所の住民から「元気がでる」「風邪をひかなくなった」などといった声があがりました。
織井さんは、信州大学農学部などに地下水の調査を依頼したところ、「老化促進やがん化にかかわる活性酸素の消去機能が高いとおもわれる」という調査結果がでました。
常和の命水は、2日から伊那市観光協会の施設で販売されている他、9月中旬からは全国販売を予定しているということです。 -
松沢勝治君が棒高跳びで全国優勝
伊那市の春富中学校3年の松沢勝治君が、先月21日に奈良県で開かれた全国中学校体育大会の陸上男子棒高跳びで全国優勝し、31日は、白鳥伊那市長に、結果を報告しました。
31日は、松沢勝治君と、父の治さん、春富中の村田正美校長らが、白鳥市長を表敬訪問しました。
松沢君は、先月21日に、奈良市で開かれた、全国中学校体育大会の陸上男子棒高跳びで、4メートル60センチの記録で優勝しました。
この記録は、自らが持つ県の中学校記録を10センチ更新したものです。
この大会での県勢の優勝は12年ぶりで、表彰台にたつのも、兄のジアン成治さんが3位入賞した2006年以来です。
勝治君は、兄のジアン成治さんのトレーニングを小学4年生の頃から間近で見て育ち、自身も中学に入ってから棒高跳びを始めました。
「飛べば飛ぶほど落ちる時間が長いのが気持ちいい」と話す勝治君。次は、2年後の世界ユース大会でのメダル獲得を目標にしています。 -
農業クラブ全国大会プレ大会
来年10月に長野県を会場に開かれる日本学校農業クラブ全国大会に向けたプレ大会が1日、伊那市のいなっせで開かれました。
農業クラブは、高校の農業課程を学ぶ生徒が加入している組織です。
全国大会は、県内7会場で競技会や意見発表会などが行われる予定で、上伊那農業高校が担当するクラブ員代表者会議は伊那市で開かれます。
1日は、全国大会に向けた準備のため、本番と同じ内容でプレ大会が開かれました。
上農高校など5つの高校からおよそ120人が参加し、3つのテーマについて話し合ったことを発表しました。
農業クラブを地域に知ってもらう活動をテーマに話し合った生徒は、学校開放や栽培した農産物などの巡回販売、ポスター制作などを提案していました。
全国大会のクラブ員代表者会議は来年10月、いなっせで開かれることになっています。
今後、上農高校では、プレ大会の反省を基に、大会運営の準備をしていくということです。 -
大規模地震想定 園児引き渡し訓練
伊那市の保育園で1日、園児を保護者に引き渡す訓練が行われました。
高遠第1保育園では、大規模な東海地震が発生したとの想定で訓練が行われました。
園児は、防災ずきんをかぶって園の外に集まり、近くの高遠小学校グラウンドに歩いて避難しました。
防災無線と安心安全メールで園児を迎えに来るよう呼び掛け、園児はグラウンドで保護者を待ちました。
保護者が来ると、保育士が来た人の名前や到着時間などを確認し、園児を引き渡していました。
高遠第1保育園では、「訓練をすることで、万一のときに戸惑うことがないようにしたい」と話していました。 -
パンの花 ルナ・フローラ川北教室展
小麦粉などを原料とする粘土・パン粘土で作った花の作品展が、伊那市のかんてんぱぱホールで開かれています。
会場には、バラやカーネーションなどパン粘土で作られた様々な花・150点が並んでいます。
作品展を開いているのは、伊那市のパン粘土教室 ルナ・フローラ伊那川北教室を主宰する赤羽 弘美さんと、教室の生徒20人です。
ルナ・フローラ川北教室は、23年前に始まり、作品展を開くのは今回がおよそ10回目、かんてんぱぱホールでは、3年ぶり3回目となります。
パン粘土は、年々新しい素材が開発され、現在では、完成しても欠けにくくなり、乾きも早くなりました。これにより、半永久的に保存できるという事です。
赤羽さんは、「色も形も自分好みの作品を作ることができる。作っても飾っても楽しいのが魅力」と話していました。
このパンの花「ルナ・フローラ」作品展は、4日(日)まで、伊那市のかんてんぱぱホールで開かれています。 -
「防災の日」伊那市総合防災訓練
防災の日の1日、伊那市は、東海地震による大規模災害を想定し、市の職員を対象にした伊那市総合防災訓練を行いました。
訓練は、午前9時5分、東海地震が発生し、伊那市でも震度5強の地震が発生したとの想定で行なわれました。
今年は、平成20年以来の大規模な訓練で、職員100人ほどが参加しました。
訓練では、各担当部署に、「道路が寸断された」「家が土砂に埋まった」などの情報が寄せられました。各部署は、書面と地図システムを使って、市長ら幹部に情報を伝達していました。
地図システムは国土交通省天竜川上流河川事務所が開発し、上下伊那の市町村が活用している「天竜川流域GISシステム」が使用されました。
地図上に、避難所や公的機関が記されているほか、災害箇所が赤い枠で囲まれ、被災状況を書き込むことができます。
職員らは、次々と寄せられる情報をまとめていました。
訓練を終えて、白鳥孝市長は、「今日は、用意周到に訓練できたが、実際には夜間や早朝、あるいは冬かもしれない。災害時は市民の生命と財産を守るため、行政が機能しなければならない。」と話していました。 -
中病に脳卒中センターが開所
伊那市の伊那中央病院に、地域の緊急的な脳卒中の医療を担うための脳卒中センターが1日、開所しました。
一般の公立病院としては県内で初の開所となります。
1日は、伊那中央病院を運営する伊那中央行政組合の白鳥孝組合長や、川合博院長、佐藤篤センター長らが、除幕式を行いました。
センターは、病院の3階西病棟に開所され、脳卒中患者のためのベッド6床が設置されています。
脳梗塞・脳出血などの脳卒中は発症後、速やかに専門的な診断、治療を受けることが必要となります。
伊那中央病院では、24時間体制で、上伊那地域の患者の受け入れを行い、最新の治療にも対応してきました。
それらの機能を更に充実させるため、センターが設置されました。
センターでは、神経内科、脳神経外科、看護師などの脳卒中に関係する専門チームが治療に当たります。
白鳥組合長は、「疾患に対する手当てやリハビリの支援も厚く、脳卒中の基幹病院として信頼・期待されている」と挨拶しました。
また、川合博院長は、「教育や研修にも活用したい。各診療部門の専門性を発展させ、中核総合病院として相応しい人材を揃えられるよう努力していきたい」と話しました。
伊那中央病院には、現在、年間350人ほどの脳卒中患者が入院しています。
センターでは、現在のベッド数6床を、来春には9床、将来的には、倍の12床に増やしていきたいとしています。 -
あさみちゆきコンサート実行委が義援金届ける
6日の伊那まつりに行われた、あさみちゆきコンサートの実行委員会が、コンサート会場で集めた東日本復興支援の義援金を30日、伊那市に届けました。
コンサート実行委員会代表の金澤幸宣さんが、伊那市の原武志保健福祉部長に義援金を渡しました。
義援金はコンサートの来場者に500円の寄付を募り、寄付した人には、あさみちゆきのオリジナル風鈴がプレゼントされました。
届けられた義援金は、風鈴の実費を除く全額、10万8089円です。
あさみちゆきコンサートは伊那まつりに合わせて行われ今年で5年目で、今回は伊那市に避難している東北の3家族を無料招待しました。
会場の伊那文化会館小ホールは、ほぼ満席の盛況だったということです。 -
朝食レシピコンクルール
伊那市食育推進会議による朝食レシピコンクールが28日、伊那市長谷の気の里ヘルスセンター「栃の木」で行われました。
この日は、応募47人の中から書類選考で選ばれた8人が実際に朝食を作りました。
今回のコンクールは、「お米を食べよう」をテーマに、30分以内に調理でき、4人分2,000円以内の朝食レシピを募集しました。
参加者は、ご飯の上に、炒めた野菜や肉、卵焼きなどを彩りよく乗せた物や、油揚げの中に、ヒジキを詰めて焼いたものなど、それぞれ工夫をこらした料理を作っていました。
全員の調理が終わると、食育推進会議の委員や参加者が、それぞれの料理を食べ比べていました。
コンクールの審査は、順位はつけず、「バランスがいいで賞」や「朝から元気いっぱいで賞」など、8人それぞれに、賞が贈られました。
食育推進会議の北原宏会長は、「どれも、栄養のバランスもよく、おいしかった。作る事を楽しみながら、朝食を食べることを心がけてください」と話していました。
今回応募のあった全員のレシピは、10月2日の健康まつりで紹介される予定です。 -
中央区防災訓練
伊那市の中央区は28日、震度6強の地震が発生したとの想定で、防災訓練を行いました。
訓練は、中央区が独自に実施したもので、情報収集や救助の訓練を行うことで災害時の被害を最小限にする事を目的にしています。
中央区公民館には、災害対策本部が設置され、各総代がけが人などを報告していました。
また、住民有志で作る中央区救助支援隊は、建物内に取り残された人を救助する訓練を行いました。
隊員らは、ホースを使い、建物内の人とコミュニケーションを取る方法や、建物に取り残された人を助け出し、搬送する手順を確認していました。
このほか、中央区の役員などおよそ20人が参加し、消防団から、消火栓の使い方や放水の方法などを教わりました。
指導した団員は、「冷静でいる事が大切。まずは自分の身を守る事をわすれないでほしい」と話していました。
中央区の春日英二区長は「東日本大震災があり危機感を持ち訓練に取り組めた。区民がいったいとなとなり、災害に強い地域づくりを目指したい。」と話していました。 -
伊那市の実質公債費比率は17.6%
平成22年度の伊那市の実質公債費比率は、17.6%で前の年度の19%と比べて1.4ポイント改善しました。
実質公債費比率は自治体の一般財源のうち公債費にあてる比率をいいます。
平成22年度は17.6%で早期健全化基準となる、25%を下回ったほか、起債に県知事の許可が必要となる18%も下回りました。
伊那市では23年度から5年計画の財政健全プログラムを策定していて平成27年度の実質公債費比率は16.5%を目標としています。
市では計画より財政健全化が進んでいるものの県内19市と比較すると高い水準にあるとして今後もプロクラムに沿って歳入の確保と歳出の削減に取り組んでいく必要があるとしています。 -
B1グランプリに向けスープ検討会
全国各地のご当地B級グルメが一堂に集まる「B1グランプリ」に、伊那ローメンズクラブが今年初めて参加します。
31日の夜には伊那市の飲食店「萬楽」で、B1グランプリで提供するローメンのスープ検討会が開かれました。
萬楽の厨房には、市内でローメンを提供している飲食店の店主らが集まり、話し合いながらスープ作りをしていました。
ローメンズクラブでは、B1グランプリに向け、より食べやすいローメンを開発しています。
この日はローメンズクラブに加盟する飲食店の店主や、ローメンズクラブサポーターが集まり、全部で8種類の試作ローメンが出されました。
普段作っている味ににんにくを多めに入れたもの、みりんを多く入れたものなど、厨房では各飲食店の店主が立ち代り試行錯誤しながらローメンを作り、そのローメンの味を他のメンバーが食べ比べていました。
ローメンズクラブのサポーターとして食べ比べに参加したある男性は「それぞれ特徴があって、どれもおいしい。かなり悩むが、良い雰囲気の中で楽しみながらやっています」と話していました。
伊那ローメンズクラブの正木金内衛会長は「伊那で生まれたローメンを、全国の人たちが受け入れてくれるかとても気になるところ。誰が食べても美味しいと言ってくれるローメンを作りたい」と話していました。
ローメンズクラブが参加するB1グランプリは、11月12日から2日間、兵庫県姫路市で開かれることになっています。 -
伊那市東部中学校合唱部 関東甲信越大会に向け、練習に熱
伊那市の東部中学校合唱部は、県代表として出場する9月4日の関東甲信越大会に向け、練習に熱が入っています。
東部中学校合唱部は、今月20日に開かれたNHK全国学校音楽コンクール県大会で最高賞となる金賞を受賞し、関東甲信越ブロックコンクールの出場を決めました。
県大会には、各地区の予選を勝ち抜いた66校が出場しました。東部中学校が演奏した「海逝く魂と漁師のための盆唄」は、東日本大震災をテーマに作られた曲です。
部員らは、歌詞に思いをのせて、繰り返し練習をしていました。
東部中学校が出場する関東甲信越ブロックコンクールは、9月4日にさいたま市で開かれ、上位3校が10月の全国大会へ進みます -
伊那市議会9月定例 開会
伊那市議会9月定例会が31日開会し、一般会計補正予算案など24議案が提出されました。
一般会計補正予算案は、3億7,180万円を追加するものです。
主な事業は、市内河川を利用した小水力発電の基礎調査に160万円、5月の梅雨前線による大雨で崩れた長谷地域の林道の災害復旧工事などに9,500万円、木造住宅の耐震補強補助など「住宅耐震化促進」に330万円などとなっています。
開会の挨拶で、白鳥孝市長はリニア中央新幹線の建設について、「伊那市としては、県のリーダーシップのもと他の期成同盟会と結束し、国の積極的な関与を求めながら、JR東海、JR東日本も加わる検討の場で、整備効果が県全体に波及するよう取り組んでいきたい」との考えを改めて示しました。
伊那市議会9月定例会は、9月7日、8日、9日に一般質問、16日に委員長報告・採決が行われ閉会する予定です。 -
3保育園の統廃合計画署名を渡す
伊那市の竜東地区3保育園の統廃合計画に反対する住民グループは昨夜、計画見直しの署名を市長宛てに提出しました。
29日の夜は、伊那東保育園で住民グループと伊那市との懇談会が開かれ統廃合の反対署名1221人分を市の担当部長に手渡しました。
懇談会では、保護者や地域住民などおよそ40人が出席し市側からこれまでの経緯などの説明がありました。
市の計画では、伊那東保育園を廃園し竜東保育園と統合するとしています。
竜東保育園と伊那北保育園を建て替え耐震化する計画です。
しかし、保護者などからは「送迎時間が混雑し東小学校の通路でもあり危険」「少人数のよさがなくなる」「2階建ての保育園は危ない」など反対の声が出されていました。
これに対し伊那市保健福祉部の原武志部長は、「おもく受け止め、地域の意見を聞きながら課題の解決策を考えたい。行政改革大綱、保育園整備計画に基づいて市の方針を進めていきたい」と説明していました。
また、近いうちに市長と役員との懇談の場も設けたいと話していました。 -
戦時中のポスター商店街に展示
伊那北駅周辺の環境整備などを行っている山寺活性化協議会は、9月1日から戦争当時のポスターを商店街に展示します。
これは、伊那北駅が来年1月4日に開業100周年を迎えることから、行事の一環で実施するものです。
協議会では、100周年を迎えるにあたり戦争を取り上げ振り返り後世に伝えていきたいとしています。
ポスターは阿智村から借りてきた63点で、当時のものを復元しています。
昭和16年頃のポスターを中心に、兵隊などを募集するものなど様々です。
30日はメンバーが、ポスターを展示する40の商店街を周りました。
中には、ポスターを見て当時の思い出を話す人もいました。
ポスターは来月28日まで八幡町商店街に展示されることになっています。
また、大正の終わりから昭和初期にかけて撮った駅の写真などもきたっせやタウンステーションで展示されることになっています。
23日には、伊那北駅前で100周年記念式典を行う計画です -
7月の上伊那の月間有効求人倍率は0.62倍
7月の上伊那の月間有効求人倍率は0.62倍となり、2か月連続で上昇し、ほぼ震災前の水準となりました。
ハローワーク伊那の発表によりますと、7月の上伊那の月間有効求人倍率は0.62倍で、6月の0.56倍を0.06ポイント上回りました。
企業の新規求人数は1,025人で、前の年の同じ時期に比べて1.3%下回りました。
新規求職者数は711人で、前の年の同じ時期に比べて10.5%減少し、3か月ぶりに前の年を下回りました。
産業別の新規求人数は、上伊那の主力の製造業で208人と前の年の同じ時期に比べて19.1%増加し、5か月ぶりに前の年を上回りました。
ハローワーク伊那では「製造業を中心に震災後の大きな落ち込みからの回復が見られた。ただ、新たな不安材料として、急激な円高で輸出関連企業から不安の声を聞くようになっている。今後の動向に注意していきたい」としています。