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1年生が小学校生活開始
今年春に小学校に入学した新1年生が学校生活をスタートさせています。
13日は、伊那市の伊那北小学校で1年生を迎える会が開かれました。
赤い帽子をかぶった1年生は、6年生に手を引かれながら入場しました。
伊那北小学校では、児童会の6年生が中心となって1年生を迎える会を企画しました。
1年生がそろうと、6年生が手作りしたくす玉を割って歓迎しました。
会では、違う学年の児童と2人一組になり、自己紹介をしてから、ゲームなどをして交流を深めていました。
また、5年生からはてづくりのコマが贈られました。
最後に1年生は、歌を歌って感謝していました。
1年生は、現在、午前中のみの授業で下校していて、午後の授業が始まるのは18日(月)からとなっています。 -
小黒川渓谷キャンプ場 営業開始
伊那市の小黒川渓谷キャンプ場の今シーズンの営業が始まっています。
11日は、本格的なシーズン到来を前に関係者が、安全を祈願するキャンプ場開きを行いました。
伊那市内の萱にある小黒川渓谷キャンプ場は、8人が宿泊できるキャビンや、オートキャンプ場、釣り堀などがあり年間1万人前後が利用しています。
今日は、関係者がキャンプ場開きを行い、今シーズンの無事を祈願しました。
小黒川渓谷キャンプ場は、これまで伊那市振興公社が指定管理者でしたが、今年度から伊那スキーリゾートを経営している(株)クロスプロジェクトが指定管理者となりました。
スキー観光に訪れた人にキャンプ場をPRする事で相乗効果を期待しているという事です。
辻隆社長は「1年目はこれまでの経営方法を継承し、来年以降は新しい事を提案しながら利用客の増加に努めていきたい」と話していました。
キャンプ場の営業は11月末までで、予約は2か月前から受け付けています。 -
高遠十景 写真パネル展
高遠の四季や伝統行事を写した写真パネル展が信州高遠美術館で開かれています。
パネル展は、観桜期に合わせて、訪れる人達に高遠の良さをPRしようと開かれています。
展示されている写真パネルは、旧高遠町時代に写した写真集、高遠十景で使用されている作品、20点です。
これらの作品は、高遠町に住む5人の写真愛好家が撮ったもので。高遠城址公園の桜をはじめとする風景や伝統行事などを写しています。
パネル展は5月15日まで開かれています。
信州高遠美術館では、高遠の良さを多くの方に見てもらいたいと来場を呼び掛けています。 -
高遠城址公園 開花宣言出ず
日本気象協会は高遠城址公園の桜の開花は9日と予想していましたが、ここ数日、朝晩の寒さで開花が遅れています。
高遠城址公園では、桜雲橋にかかる桜が咲くと開花宣言を出しています。
日本気象協会の開花予想は9日でしたが、ここ数日の朝晩の寒さで開花が遅れています。
去年は5日に開花し11日に満開となりました。
桜の管理をしている桜守や市の職員が、桜が咲いていないか日中30分おきに確認しています。
高遠城址公園には、観光客が訪れ、お昼時にはお弁当を広げて一足早い花見気分を楽しんでいました。
また、公園内で店を出す人達も桜の開花を待ちわびています。
伊那市観光協会では13日には開花宣言が出せるのではと話していました。 -
被災者支援活動 報告会
東日本大震災から1か月が経ちました。
伊那市の有志でつくる被災者支援ボランティア市民ネットワーク伊那は11日、福島県会津若松市などでのボランティア活動などの報告会を伊那市のいなっせで開きました。
報告会には、物資の支援をした人やこれからボランティア活動を考えている人などおよそ20人が集まりました。
市民ネットワークでは、4月4日に、市民から集まった2トントラック1台分の物資を会津若松市に届け、避難所の様子など現状を見て来ました。
会津若松市では、多くの避難者の受け入れで混乱していた。農作物の風評被害が深刻で収穫した物などが売れなくなったなどと報告していました。
意見交換では、精神的なケアが必要。まずは、伊那で出来る事から考えていくことが大切などといった意見がだされていました。
市民ネットワークでは20日にも会津若松市へ物資を届けることから、市民からシャンプーやリンス、カップ麺などを受付ている他、運転ボランティアの募集もおこなっています。
受付は、通り町のカフェあびえんとです。
また、支援物資を届けに行った際に、農産物を買い取って、伊那市などで販売する計画です -
木材置場で火事
11日午前5時頃、伊那市御園の木材置場から火が出ていると近所の人から消防に通報がありました。
この火事よるケガ人はいませんでした
伊那警察署の発表によりますと、火事があったのは、伊那市御園の登内明二さん所有の木材置場です。
この火事により鉄骨トタン葺きの木材置場およそ90平方メートルが全焼したほか、置いていた木材などが焼けました。
この木材置場は今月4日にも火事があったばかりでした。
伊那警察署では、現場の状況などから不審火など事件性はないとみています。
火事の原因については、現在捜査を進めています。 -
県議選伊那市区現職2人 当選から一夜明け
任期満了に伴う長野県議会議員選挙の投票が10日、行われ、即日開票の結果、伊那市区は現職の2人が当選を果たしました。
伊那市区は、向山公人氏が13,216票を集め、県議選4期目にして、初のトップ当選を果たしました。
当選から一夜明けた11日は、事務所で、新聞を見ながら、リラックスした表情を見せていました。
向山氏は「震災の影響もあり、低調で自粛ムードの中で行われた選挙戦。前回より、投票率は下がったが、得票数を、1000票近く伸ばせたのは、個人演説会や街頭演説、遊説を通して、訴えてきた事が、多くの人に理解・支持して頂いた結果だと思う。嬉しさもあるが、今は、その責任を重く感じる」と、一夜明けた感想を話していました。
取り組んでいきたい課題としては、「伊那市の一体化を図っていく為には、天竜川を挟み東西を結ぶ、幹線道路の整備が必要。財政的には厳しいが、伊那市と相談しながら、実現可能な方法を探り、集中的な取り組みを行い、実現の方向に持っていきたい」と話していました。 -
伊那公園七色弁当 販売
伊那公園の桜の管理などをしている、住民有志グループ伊那公園桜愛護会は、10日、公園で恒例の桜祭りを行い、伊那の珍味を詰め合わせた伊那公園七色弁当を初めて、販売しました。
おかずには、蜂の子やザザムシ、クマ肉、シカ肉等、伊那谷や南アルプスで取れた高級珍味、7品が入っています。
愛護会では普段口にする機会が少なくなった、伊那の名物を多くの人に味わってもらおうと、今年の2月に弁当の販売を企画。
午前9時に受付を始め、1時間程で用意した弁当50個は、予約で売り切れになりました。
新潟県から訪れた男性は、「伊那谷の自然の豊かな恵みを感じる。クマ肉は牛肉よりコクがあり美味しい。」と話していました。
また、会場では、東日本大震災応援カラオケ大会も開かれました。
愛護会では、カラオケ大会で集まった募金や弁当の売り上げ、およそ25万円を、震災の義援金として送る事にしています。
伊藤一男会長は、「震災の影響で全国的に沈んだ気持ちになっている。桜から元気をもらい、その元気を少しでも被災地に届ける事ができれば」と話していました。
伊那公園には、13種類の桜が植えられていて、今は、公園西側の神社境内にあるコヒガンザクラが5分咲きとなっています。 -
県議会議員選挙 あす投開票
任期満了に伴う長野県議会議員選挙は10日、投票が行われ、即日開票されます。
選挙戦最終日となった9日は、伊那市区、上伊那郡区ともに、候補者が最後の訴えをして、支持を求めていました。
この日は、日中雨が降る中、候補者が選挙戦最後の遊説を行っていました。
各候補とも力の入った演説で地域の人たちに支持を求めていました。
8日現在、期日前投票を済ませた人の数は、伊那市区では有権者数5万6,637人に対し、5,061人で8.94%。
上伊那郡区の箕輪町では、有権者数2万81人に対し、1,403人で6.99%、南箕輪村では、有権者数1万1,185人に対し494人で4.42%となっていて、上伊那郡区全体では、有権者数6万8,526人に対し、4,997人、7.29%の人が投票を済ませています。
この日は、10日の投票に備え、投票所に指定されている会場で投票箱などの設置作業が行われました。
伊那図書館では、市の職員が地区管理者の立会いのもと、投票箱などを設置していました。
投票所は地区の公民館や集会所などが指定されていて、伊那市区では67か所、上伊那郡区では箕輪町内22か所、南箕輪村内11か所に投票所が設置されます。 -
高崎昇平さん・村田裕生さん 日本画展
伊那市高遠町の信州高遠美術館で、若手日本画家の高崎昇平さんと村田裕生さんによる日本画展が開かれています。
会場には、桜を描いた作品をはじめ風景画など60点が展示されています。
高崎昇平さんは東京都出身で、2000年に、高遠を描いた作品「風景」で、第1回信州高遠の四季展の大賞を受賞しました。
これが縁で今回、母校の東京芸術大学日本画科で共に学んだ諏訪市出身の村田裕生さんと二人展を開きました。
高崎さんは、両親の故郷である岩手県や鹿児島県を描いた風景画のほか、東京新聞に連載した名建築といわれる建物をペンと水彩で描いた原画を展示しています。
村田さんは26作品を出品していて、このうち「桜の道」は今回の展示のために描いたということです。
県内をはじめ日本各地の風景を描いた作品や、アメリカを旅したときに制作し発表した墨絵の作品も展示しています。
高崎昇平さんと村田裕生さんの日本画展は5月15日まで、信州高遠美術館で開かれています。 -
創造館逸品展「レッドリストの植物たち」
現在、絶滅危惧種としてレッドリストに載っている南アルプスの植物標本の展示が9日から、伊那市の創造館で始まりました。
展示されているのは、大正11年に南アルプスで集められた植物の標本です。
上伊那教育会が植物の学習に使う教材として集めたもので、創造館におよそ200点が収蔵されています。
今回創造館では、世界自然遺産登録に向けた活動や、ニホンジカによる食害など近年注目されている南アルプスに焦点を当て、植物標本の展示を企画しました。
学芸員の福澤浩之さんによりますと、今回は長野県版のレッドリストを基準に、絶滅の危険度が高い10点を展示したということです。
会場には、標本のほか説明パネルなども展示されています。
逸品展「レッドリストの植物たち」は5月8日まで、伊那市の創造館で開かれています。 -
ゴンベエワールドさんが日本一周の旅へ
伊那市の大道芸人ゴンベエワールドさんは、大道芸で日本を元気にしようと、10日、日本一周の旅に出発します。
9日には伊那市の春日公園で出発式が行われ、40人ほどが見送りに訪れました。
ゴンベエワールドさんは、伊那市を拠点に活動する大道芸人で、風船を使った大道芸を得意としています。
日本全国を、大道芸を披露しながらまわり、出会った人たちを元気にしようと日本一周の旅を企画しました。
ゴンベエワールドさんは、特製の愛車で、自炊をしながら日本を一周するということです。
最初に、震災で被害を受けた長野県の栄村を訪問する予定で、その後は日本各地をまわり、10月に伊那市に戻る予定だということです。
式が終わると、ゴンベエワールドさんは訪れた人たちから激励を受けていました。
ある男性は「日本全国元気にして無事に戻ってきてほしい」と話していました。
ゴンベエワールドさんは「集まってくれた人たちからたくさんの元気をもらった。日本中で大道芸を披露して多くの人を元気にしたい」と話していました。
ゴンベエワールドさんは10日の午前6時頃伊那市を出発するということです。 -
水稲の種まき作業始まる
伊那市東春近車屋の共同育苗センターでは、水稲の種まき作業が始まっています。
9日には車屋協業組合の組合員およそ13人が育苗センターで作業を行いました。
毎年4月初旬に作業を始めていて、今年は例年より4日遅い4月4日から作業を始めました。
センターでは今年、例年とほぼ同じ5万箱、田んぼにして29枚分のコシヒカリの苗を育てます。
育てられた苗は、主に東春近地区を中心に伊那市内に配られる事になっています。
井上喜詮組合長は「この時期は気温の変化が激しいので、温度管理に注意したい」と話していました。
作業は20日頃まで行われることになっています。 -
伊那スキーリゾート 今季利用者3万6千人
伊那スキーリゾートは、今シーズンのスキー・スノーボード客の入り込み数をまとめました。
それによると、今シーズンは昨シーズンに比べて千人多い、およそ3万6千人が利用しました。
伊那スキーリゾートによりますと、今シーズンのスキー・スノーボード客の入り込みは、営業期間の去年12月23日から先月27日までの94日間でおよそ3万6千人となっています。
これは昨シーズンの3万5千人よりも千人ほど多くなっています。
伊那スキーリゾートでは「震災のあった3月11日以降はほとんど利用が無かったが、シーズンを通して気温が低く雪に恵まれたことが増加につながった」と話しています。 -
小松眼科医院の桜咲き始め
早咲きで知られている伊那市西町の小松眼科医院の桜がほころび始めました。
去年より10日ほど遅れての開花です。 -
からさわびんさん イラスト展
南箕輪村のからさわびんさんのイラスト展が、伊那市西春近のかんてんぱぱホールで開かれています。
会場には、色鉛筆で描いたイラスト画などおよそ140点が展示されています。
からさわさんは、グラフィックデザインの仕事をしていましたが、病気のため、現在はリハビリを兼ねてイラストを描いています。
作品はA5サイズで、植物や動物を題材にしています。
個展を開くのはおよそ30年ぶりで、10年ほどの間に描きためた作品を展示しました。
からさわさんは、「絶えず絵のことを考えていて、それが気分転換になる。明るい作品、冗談のような作品を描いている」と話していました。
からさわさんのイラスト展は10日(日)まで、伊那市西春近のかんてんぱぱホールで開かれています。 -
西春近北小学校の1年生 入学して初めての給食
伊那市の西春近北小学校の1年生は8日、入学して初めての給食を楽しみました。
西春近北小では、6日に入学式が行われ、8日は1年ひのき組32人にとって初めての給食となりました。
配ぜん前に盛り方や給食着の着方などを教わった児童らは、慣れない手つきでお皿に盛っていきました。
担任の長尾恭照教諭は「みんな均等になるように」「係りにも忘れず配りましょう」などと指導していました。
配り終えると全員でいただきますの挨拶をし、早速味わいました。
8日のメニューは、カレー、福神漬け和え、デザートのフルーツポンチです。
1年生でも食べやすいメニューが用意されました。
食べ始めて間もなく、児童らは次々とおかわりの手を挙げるなど、初めての給食を味わっていました。 -
新入学期の交通安全運動
伊那交通安全協会などは、1年生が入学し、新しい学期が始まったことにあわせて、7日、交通安全街頭啓発を行いました。
7日は、子どもたちの登校時間に合わせて、伊那交通安全協会、伊那市交通安全協会連合会、伊那警察署などが、伊那東小前のスクランブル交差点で、街頭啓発を行いました。
例年は、4月中旬に、春の交通安全運動が行われますが、今年は、統一地方選挙の影響で、1ヶ月、運動が先送りされました。
しかし、新入生が学校に通い始めるこの頃の運動が重要だとして、伊那安協などが独自に活動を行いました。
安協のメンバーらは、「横断歩道では、手を挙げて渡ろう」など子どもたちに声掛けをして、登校を見守っていました。 -
伊那市人権擁護委員委嘱状の伝達
伊那市は、人権擁護委員の委嘱式を、7日、市役所で行いました。
3人が新任、1人が再任されました。
7日は、市役所で委嘱式が行われ、白鳥孝市長が、法務大臣からの委嘱状を伝達しました。
今回は、3人が新任、1人が再任されました。
また、長年にわたり委員を務めた3人に感謝状が渡されました。
白鳥市長は、「4人の皆さんを委嘱したが、人権擁護法に基づいて、地域の人権活動をお願いしたい」と挨拶しました。
人権擁護委員は4月1日付けで委嘱され、任期は3年となっています。 -
東春近安協が黄色の帽子プレゼント
伊那市の東春近交通安全協会は、東春近小学校の1年生全員に、黄色の帽子をプレゼントしました。
7日は、帽子の贈呈式が、東春近小学校で行われ、東春近安協の井上征博会長から、小松民敏校長に目録が手渡されました。
東春近交通安全協会では、去年から、東春近小学校の1年生に、黄色の帽子を贈っています。
6日の入学式の日に、帽子をプレゼントされました。
1年生は59人で、予備も含めて61個を贈りました。
井上会長は、「黄色い帽子をかぶっていると、新しい1年生だとわかり、地域の人が見守ってくれます。お兄さんやお姉さんの言うことを良く聞いて、気をつけて学校に通ってください」と挨拶しました。
小松校長は、「地域の皆さんに、子どもたちの安全を見守っていただきありがたい」と感謝していました。 -
公衆衛生専門学校入学式
歯科衛生士を目指す学生が学ぶ長野県公衆衛生専門学校の入学式が7日行われました。
今年度は、上伊那地域をはじめ県内各地から17人が入学しました。
式で中村好昭校長は、「講義や実習に真剣に向かい合い、確かな知識と技術を習得してほしい」と式辞を述べました。
入学生を代表して、下諏訪町出身の味澤育恵さんは、「困難なことがあると思うが、目指す歯科衛生士になれるよう励まし合い、努力していきたい」と誓いの言葉を述べました。
入学生はこれから、3年間の過程で講習や実習に励みます。 -
保科正之大河ドラマ化署名活動
伊那市観光協会は7日、高遠城址公園で、江戸時代の高遠藩主・保科正之のNHK大河ドラマ化の実現に向けた署名活動を始めました。
署名活動は、公園内の2カ所で行われ、観光客に協力を求めました。
伊那市観光協会は毎年、高遠城址公園のさくら祭り会場で、署名活動を行っています。
去年は、祭り期間中におよそ1万2千人の署名がありました。
現在、43万人の署名が集まっていて、観光協会では50万人を目指して取り組んでいきたいとしています。
署名活動は22日まで行う予定で、今年は東日本大震災の募金の協力も呼び掛けるということです。 -
イワナの成魚放流
天竜川漁業協同組合は7日、伊那市高遠町と長谷の三峰川水系でイワナの成魚を放流しました。
この日は、天竜川漁業協同組合の役員が、体長20センチほどのイワナの成魚を三峰川水系の河川に放しました。
放流は毎年この時期に行われています。
今回は辰野町から駒ヶ根市までの天竜川水系と三峰川水系で、合計500キロのイワナを放すということです。
天竜川漁業協同組合では、「雨が降って水量が増えれば釣果が上がってくると思う」と話していました。 -
伊那市西箕輪から廃棄物が見つかる
伊那市西箕輪上戸(あがっと)地籍で住宅建築の造成工事中に、伊那市が昭和45年ごろ埋め立てた廃棄物が見つかりました。白鳥孝市長は、早急に処理を進めたいとの考えを7日示しました。
7日は、廃棄物が見つかったことに関する記者会見が伊那市役所で開かれました。
伊那市によると、先月、地主が、住宅を建設するための工事中、土の中から廃棄物が出てきたため、建築業者を通じ、市に連絡がありました。
建築業者から、市が廃棄したものではないかとの調査依頼があり、業務に関った職員に事情を確認したところ、昭和45年頃、現場は伊那市の不燃物の埋立地であった事が分かりました。
しかし、40年以上前の事業で、当時の文書を確認することはできなかったということです。
伊那市では、造成中の地籍の廃棄物を除去し、埋め戻しました。
市では、廃棄物は、およそ1000平方メートルの範囲、800トンほどが埋まっていると推定しています。
伊那市では、今後、現地での聞き取り調査や電磁波による調査などを行い、埋まっている廃棄物の量と、範囲を特定。地主などと協議し、処理方法を検討し、早急に対処していきたいとしています。 -
伊那市から見舞金は2200万円
伊那市は、東日本大震災と長野県北部地震の被災地に寄付する見舞金の額を2200万円とする考えを、7日開かれた伊那市議会全員協議会に示しました。
7日は、伊那市役所で、伊那市議会全員協議会が開かれ、見舞い金の額を2200万円とする考えが示されました。
アメリカ在住の、伊那市ふるさと大使・大根田勝美さんから、伊那市を通して被災地に寄付したいと寄せられた800万円が含まれています。
市民一人あたりの負担に換算すると、およそ200円となります。
この見舞金の予算は、専決処分されます。 -
郵便局が桜フレーム切手を市に寄贈
伊那市内13の郵便局でつくる上伊那東部会は、高遠城址公園の桜を10枚セットにしたフレーム切手を1日伊那市に寄贈しました。
市内3つの局長が、代表して1日市役所を訪れ、80円の10枚セット、50円の10枚セット2種類を寄贈しました。
フレームは、1日から市内13局で販売が始まっています。
80円のフレームは、1200円、50円は、900円です。
フレームを受け取った白鳥孝市長は、「2月・3月の市からの郵便物に利用したら効果がある。庁舎内の目立つところに飾りたい」と喜んでいました。
この切手は、高遠城址公園でも販売される予定です。 -
伊那北高校 入学式
伊那北高校の入学式が6日に行われ、283人が新たな生活をスタートさせました。
新入生は、吹奏楽部の演奏に合わせて会場へ入場しました。
今年は、普通科に242人、理数科に41人が入学しました。
松山敏彦校長は、「社会や人の役にたつ事を喜びとする志を持ってほしい。真実を見極める確かな学力と知性を磨いてください」と式辞を述べました。
新入生を代表して白井貴浩君が宣誓しました。
新入生は、明日課題テストを受け、8日から通常授業が始まる事になっています。 -
写真展「雪中の桜」5月9日まで
伊那市美篶の写真愛好家宮下正明さんの写真展「雪中の桜」が1日から、高遠町のさくらの湯大広間で開かれています。
会場には、去年高遠城址公園で撮影した桜や、高遠町勝間の薬師堂の枝垂れ桜などの作品18点が並んでいます。
作品のほとんどは、去年4月17日に降った雪で、満開の桜が雪化粧した際に撮影されました。
宮下さんは「季節はずれの雪で貴重な写真。多くの人にみてもらい、地元の桜の良さを再発見してもらいたい」と話していました。
写真展「雪中の桜」は5月9日月曜日まで、伊那市高遠町のさくらの湯大広間で開かれています。 -
辰野町で不審電話
4日の午後4時頃、辰野町の一般家庭に東日本大震災に乗じて貴金属を騙しとろうとする不審電話があり伊那警察署では、注意を呼び掛けています。
伊那署によりますと4日の午後4時頃辰野町の一般家庭に「被災地支援の関係で貴金属を寄付してくださるかたを募集している。これは警察からも認定を受けている活動です」などという内容の電話があったということです。
全国でも震災に乗じて金品をだましとる事案が発生していることから伊那署では、注意を呼び掛けています。 -
クロスカフェオープン
伊那市の伊那中央病院内のレストランが5日、リニューアルオープンしました。
中央病院1階にリニューアルオープンしたのはクロスカフェ伊那店です。
契約期間の満了に伴いリニューアルされ、公募により県内の病院でレストランなどを展開している株式会社創備が選ばれました。
5日は、オープニングセレモニーが行われテープカットなどをして祝いました。
伊那中央行政組合の白鳥孝組合長は「患者がくつろげて明るい笑顔をもらって元気に帰れるレストランになればうれしい」と挨拶しました。
これまで日曜日と平日の午後は利用出来ませんでしたが、レストランは年末年始の3日間を除いて年中無休となりました。
営業時間は、午前7時30分から午後7時までとなっています。
レストラン利用者の8割が女性ということで女性を意識した健康的なメニューを取り揃え病院レストランのイメージを一新したということです。