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小出太鼓が迫力の演奏
伊那谷伝統文化公演が6日、伊那市のいなっせで開かれ、小出太鼓のメンバーが迫力ある、ばちさばきを披露しました。
公演は、地域の伝統文化の発表の場としてNPO法人伊那芸術文化協会が開いたものです。
6日は伊那市西春近小出の住民らでつくる、小出太鼓のメンバーが太鼓を演奏しました。
小出太鼓は1983年に小出地区の青年会を中心に結成され、現在は小出太鼓育成会のもと、オリジナル曲の創作や演奏活動を行っています。
公演では熱のこもった演奏13曲が披露され、会場には迫力ある太鼓の音が響きわたっていました。 -
伊那弥生ヶ丘高校器楽クラブ 定期演奏会
伊那弥生ヶ丘高校器楽クラブの定期演奏会が6日、伊那市民会館で開かれ、部員らがマンドリンの演奏を披露しました。
定期演奏会は、技術向上と日頃お世話になっている人達へ感謝の気持ちを伝えようと開かれていて、今回で3回目となります。
6日は、クラシックや日本のポップスなど12曲を演奏しました。
器楽クラブは、平成2年から毎年全国大会に出場していて、去年は優秀賞を受賞しました。
今回の定期演奏会は、3年生が引退してから初めての大きな演奏会となります。
器楽クラブは7月の全国大会出場が決まっていて、部長の小牧怜奈さんは、「大会にむけ弾みをつけたい」と話していました。 -
津野祐次さんの写真展「感謝と祈り~祭りと神宿る大自然」
山岳写真家、津野祐次さんの写真展「感謝と祈り縲恪ユりと神宿る大自然」が、伊那市の長谷アルプスフォトギャラリーで開かれています。
会場には、主に南信地域の祭りや民族芸能を撮影した作品34点が並んでいます。
津野さんは、写真を通して祭りや民俗芸能で無病息災などを願う日本人の思いを表現したといいます。
作品のうち、去年諏訪大社下社で撮った「建御柱」は、デジタルカメラで被写体の輪郭をはっきりさせたということで、御柱が建てられる瞬間を収めたものです。
また毎年4月に行われる高森町の民俗芸能「獅子舞」は、躍動感を表現したということです。
津野祐次さんの写真展「感謝と祈り」は、3月27日日曜日まで長谷アルプスフォトギャラリーで開かれています。 -
信州農村歌舞伎祭
伊那市の伊那文化会館で6日、南信地域の農村歌舞伎が一堂に集まる信州農村歌舞伎祭が行われ、下伊那や木曽、伊那の農村歌舞伎の保存会3団体が出演しました。
このうち伊那市の中尾歌舞伎保存会は、源氏に滅ぼされた奥州安部一族の復讐を描いた「奥州安達原三段目 袖萩祭文の段」を上演し、見せ場になると観客からはおひねりが飛んでいました。
会場は、地元で鑑賞する雰囲気を再現するため桟敷席が設けられたほか、ロビーでは、各保存会の地元の特産品を集めた物産展も開催されました。
農村歌舞伎祭は、高齢化や後継者不足などを抱える保存会の支援や、団体同士の交流を目的に伊那文化会館が行っているもので、今回で5回目となっています。 -
昔なつかしい自転車の紙芝居上演
伊那市美篶青島で6日、昔なつかしい自転車の紙芝居が上演されました。
紙芝居がやってくると、子供達は手作りのお金と駄菓子を交換してもらいました。
上演されたのは、忠臣蔵で知られる吉良上野介の家来で、後に出家し晩年を当時の青島村で過したとされる理鏡坊の話です。
理鏡様を語る会が、理鏡坊の功績を知ってもらおうと作った紙芝居で、今日は、子供達に興味を持って見てもらおうと昔なつかしい、自転車に乗せた紙芝居の舞台セットを作り上演しました。
語る会では、今後、子供に限らず大勢の人にこの紙芝居を見てもらいたいという事です。 -
フレッシュミズ大学等公開講座 料理研究家が講演
女性を対象にしたJA上伊那のフレッシュミズ大学とミドルミズ大学の公開講座が5日開かれ、受講生が料理研究家の講演を聞きました。
年齢別の二つの大学の合同講座として開かれ、受講生や一般およそ160人が参加しました。
講師は、テレビやラジオなどに出演し、本も出版している長野市の料理研究家、横山タカ子さんです。
横山さんは、「母から娘に伝えたい味」をテーマに話しました。
料理の基本として一汁三菜を挙げ、具だくさんの味噌汁、酢の物、煮物、メインの一汁三菜に、玄米に近いご飯と漬物を加えた食事を作るよう提案しました。
横山さんは、「一汁三菜にあてはめて料理を作れば、食事の支度は楽に思えるようになる」と話していました。
また、身近な素材や季節の素材を使い、日本の伝統食、行事食、郷土食を中心に作ってほしいと話していました。
受講生たちは、メモを取りながら講演を聞いていました。 -
冬の高遠フェスティバル
冬の高遠を楽しむイベント「冬の高遠フェスティバル」が5日、伊那市高遠町の国立信州高遠青少年自然の家で行われました。
この日は県内外からおよそ350人が訪れ、スノーシューや歩くスキー、ソリ遊びなどを楽しみました。
このイベントは、雪を使った遊びや体験活動を通じて、自然に親しんでもらおうというもので、今年で3年目になります。
スノーシューの体験では参加者が「大股歩きにならないように」と指導を受けながら雪の上を歩いていました。
ここ数日の暖かさで雪はかなり少なくなっていますが、参加者は雪の残っている場所を選んで歩いていました。
自然の家近くに設けられた長さ120メートルのソリ用常設コースでは、子ども達がソリ遊びを楽しんでいました。
あるスタッフは「雪は少なくなってしまったが、高遠の自然を楽しんでもらいたい」と話していました。
冬の高遠フェスティバルは6日までで、6日は申し込みをした参加者によるそりすべり大会が行われる予定です。 -
伊那小で公開学習指導研究会
総合学習を先進的に行ってきている伊那小学校で、5日、公開学習指導研究会が開かれ、訪れた人たちが総合学習を見学しました。
この日は、県内外から小中学校の教諭や大学生など、およそ500人が伊那小学校を訪れ、授業の様子を見学しました。
「総合的な学習の時間」は、平成12年に学習指導要領に取り入れられましたが、伊那小学校では、30年以上前から、動物の飼育や地域交流などの総合学習を行っています。
公開学習指導研究会は、特色ある伊那小学校の授業を全国に発信し、他校の教諭に意見を聞こうと伊那小学校などが開いているもので、今回で32回目になります。
この日は、27クラス全てで総合学習の様子が公開されました。
そのうち5年孝組では、子ども達が企画した人形劇や演劇、手品などの発表会を今月中旬に予定していて、この日は、発表会の練習を行いました。
手品が成功した場面では、訪れた教諭達からも歓声が上がっていました。
また3年剛組では、飼育している羊から刈りとった羊毛を使ってマフラーや帽子を作っていて、この日は毛糸を紡ぐ作業を行いました。
訪れた教諭たちは、子ども達に質問しながら、授業の様子を見学していました。
愛知県から訪れたある教諭は「生き物の飼育ひとつとっても、生死から、国語能力まで、本当に総合的な学習をしている。自分がこの学校の子どもだったら楽しかっただろうな、という授業をしていて参考になった」と話していました。
武田育夫校長は「美しいものは美しいと言える、感性豊かな子どもが育っているし、育てていきたい。子どもと教諭が一緒になって一生懸命やっている様子を見てもらえたらうれしい」と話していました。
伊那小学校では「今回の研究会でいただいた意見を参考にして、授業に活かしていきたい」としています。 -
伊那商工会議所 商業実践セミナー
伊那商工会議所の商業実践セミナーが3日、伊那市の伊那商工会館で開かれました。
伊那商工会議所の商業部会と食品部会が開いたもので、会員らおよそ90人が講演を聞きました。
講師を務めたのは、山形新幹線の車内販売員、茂木久美子さんです。
茂木さんは、山形新幹線の山形と東京間の往復7時間で50万円を売り上げる、車内販売のカリスマと呼ばれています。
茂木さんは、車内販売のために一番大事にしているのは天気予報と話しました。
1週間の予報で暑い、寒いなどを大まかに把握し、当日は予報を確認し、さらに自分の肌で天気を感じるのだといいます。
天気によって車内販売のワゴンに並べる商品を考え、売りたい商品が乗客の目の前にくるように陳列していると説明していました。
また、心がけていることとして、自分からできるだけ乗客一人ひとりに声を掛けること、商品を勧める言葉が乗客にどう聞こえるか意識することを挙げていました。 -
講演会「保科正之と七人の女性」
旧高遠藩主保科正之と関係の深い女性達についての講演会が3日、伊那市のいなっせで開かれました。
これは、上伊那教育会賛助会が開いたもので、会員や一般およそ70人が講演を聞きました。
箕輪町の元教諭、大槻武治さんが、保科正之の生涯に深く関わった女性達について話しました。
大槻さんは、保科正之について研究し、歴史小説「保科正之 人生道中記」を執筆しました。
講演で大槻さんは、正之の母、お静について、2代将軍徳川秀忠との間に正之を出産し、正室お江与の方の嫉妬を恐れ、隠れて正之を育てたと説明しました。
高遠に来てからのお静は、正之が参勤交代で江戸に行く時、どんなに誘われても、江戸には正室お江与がいること、また正之の足手まといになってはいけないという思いから決して江戸には行かなかったと話しました。
大槻さんの歴史小説「保科正之 人生道中記」は、3月初旬に出版されることになっています。 -
クリスマスローズの展示・販売会
クリスマスローズの展示・販売会が4日から、伊那市のきたっせで開かれています。
会場には、白や黄色など色とりどりのクリスマスローズおよそ200点がならんでいます。
展示会は、松本市の観光農園あずみ野花園が、4年前から毎年開いているものです。
クリスマスローズは、ヨーロッパ原産のキンポウゲ科の花で、この時期に見ごろをむかえます。
花びらのように見えるのが「蕚」という花びらを支えている部分で、蕚を観賞するのが一般的です。
また、蕚が落ちないことから、受験生の家族などにも人気があるということです。
あずみ野花園園主の山・ス和男さんは「クリスマスローズは簡単に育てることができるきれいな花なので、興味をもってもらえればうれしい」と話していました。
展示・販売会は、7日月曜日まで伊那市のきたっせで開かれています。 -
伊那市景気動向 円高警戒 2極化進む
伊那市の緊急経済・雇用対策本部は、去年12月に行なった景気動向調査の結果を4日公表しました。
製造業では、円高による先行き不透明感、建設業では、2極化が進み、厳しい状況が浮き彫りとなっています。
調査は、去年12月に行なわれ、製造業・建設業で109社、商業・サービス業・飲食業などで111社から回答がありました。
製造業で、前の年と同じ時期に比べ、受注量はどうかとの問いに、増えたと回答したのは、前回の48.8パーセントから32.4パーセントに減少しています。
半年前と比べても、前回39.8パーセントだったのに対し20.8パーセントにとどまっています。
ただ、変化なしと答えた企業が39.8パーセントから50.6パーセントに増えていることから、伊那市では、ある程度受注が落ち着いてきている状況と分析しています。
3ヶ月先の見とおしについては、現在の8割に減少すると答えた企業が前回の11.1パーセントから31.1パーセントに増えていて、円高の影響による先行きの不安感が反映された結果となっています。
建設業は、前の年と同じ時期に比べ、受注量はどうかとの問いに、増えたと回答したのは、前回の32.1パーセントから24.2パーセントに減少しています。
半年前と比べても、前回37.9パーセントだったのが、22.6パーセントに減少しています。
3ヶ月先の見とおしについては、増加すると答えた企業が1社もなく、8割に減ると答えた企業が31.1パーセント、6割に減ると答えたのが9.5パーセント、景気回復の時期については、2年以上先と回答した企業が77.8パーセントにのぼりました。
商業関係については、売り上げ額は、1年前の状況とほとんど変わっていませんが、デフレ等の影響で収益率は、落ちてきています。
雇用情勢は、先行きの不透明感から採用に慎重になっている企業が多くなっています。
ある建設業者は、「賃金カット、人員整理、などなんとかして会社を維持してきたが、この状態では、大幅な規模縮小を考えざるを得ない」と回答しています。 -
宮島酒店 信濃錦立春朝搾り
立春の4日、伊那市荒井の日本酒信濃錦の蔵元、宮島酒店で、搾りたての生原酒「立春朝搾り」の出荷作業が行なわれ、無病息災、家内安全などの願いが込められた縁起酒が消費者のもとに届けられました。
あたりがまだ暗い午前5時、宮島酒店では、搾りたての生原酒が瓶詰めされていました。
信濃錦立春朝搾りは、今年で11年目になります。
全国各地の酒販店などが加盟する日本名門酒会が立春に出来た新酒を当日に飲んでもらおうと14年前から行なっていて、全国の38の蔵が参加しています。
日本酒の消費が伸び悩む中で、世界一日本酒が売れる日として定着していて、全国では、14万本の出荷を見込んでいます。
宮島酒店では、4日、去年並みの3,500本を出荷しました。
信濃錦を取り扱っている中南信エリアの酒販店関係者が、搾りたての酒が入ったびんに、平成23年辛卯2月4日、大吉大福などと印刷されたラベルを貼っていました。
家内安全などと書かれた招福札には、名入れのサービスも行なわれます。
立春朝搾りは、伊那谷で契約栽培された減農薬の酒米美山錦を使用した純米吟醸酒で、宮島酒店では、春の始まりにふさわしいフレッシュな味を楽しんで欲しいと話しています。
この立春朝搾りは、原則予約制ですが、一部酒販店で小売も行なっています。
価格は、720ミリリットル入りが1,575円、一升は、3,150円となっています。 -
ぽかぽか陽気の立春
4日は、立春。
伊那の最高気温は、午後2時46分に10.9度を記録するなどぽかぽか陽気となりました。
伊那市長谷の常福寺では、陽があたる南側の斜面を中心に福寿草が咲き初めています。
常福寺の福寿草は、1万株と言われていて、見頃は、3月中旬頃になるということです。
4日、伊那の最低気温は、平年より5度ほど高いマイナス2.9度で3月中旬、最高気温は、平年より5.4度高い10.9度で3月下旬並みの陽気となりました。
長野地方気象台によりますと、この暖かさは、高気圧に覆われているため冬型の気圧配置にならないためで、1週間ほど続くということです。 -
ゆめわーく 新年お茶会
伊那市の障害者社会就労センターゆめわーくは、「新年お茶会」を福祉まちづくりセンターで31日開き、地域のお年寄りと交流しました。
お茶会には、ゆめわーくのメンバーと、高齢者クラブなどのお年寄りの合わせて150人が参加しました。
お茶会は、地域の人との交流を目的に毎年この時期に開かれています。
31日は、伊那市の煎茶道方円流の会員らが、正月に飲むと縁起がいいとされている大福茶を振舞いました。
参加者らは、香りや味を楽しみながら交流を深めていました。 -
小松養蜂園がイチゴ贈る
伊那市御園の小松養蜂園は3日、伊那市の障害者社会就労センターを利用している人たちに、イチゴをプレゼントしました。
市内には障害者社会就労センターが4か所あり、およそ140人が利用しています。
3日は、小松養蜂園の小松実治社長が伊那市の障害者社会就労センター「ゆめわーく」を訪れ、イチゴおよそ140パックを贈りました。
ゆめわーくでは小松養蜂園で使う巣箱を作っていて、イチゴはそのお礼に贈りました。
小松さんによりますと、ゆめわーくでは年間およそ4千箱の巣箱をつくり全国に出荷しているということです。
利用者は、嬉しそうにイチゴを受け取り、小松さんに感謝していました。 -
伊那西部保育園でAED講習会
伊那市は、市内の全ての保育園にAEDを設置することに伴い、保育士や近隣住民を対象に講習会を開いています。
2日は、伊那西部保育園で講習会が開かれ、保育士や地元の住民が伊那消防署の署員からAEDの使用方法について講習を受けました。
伊那市では、国の補助を受け、来月中旬までに市内全ての保育園と幼稚園、学童クラブや子育て支援センターなど32か所に1台ずつAEDを設置します。
講習会は、保育園の近隣住民もAEDが使用できるように、地域にも参加を呼びかけました。
伊那西部保育園の春日朝子園長は、「一人だと気が動転してしまうかもしれないので、多くの保育士が使用方法を学び、万が一の時は連携して対処したい」と話していました。 -
故・板山弘さん作品展
平成17年に亡くなった、伊那市富県の板山弘さんの作品展が、伊那市の日帰り温泉施設みはらしの湯で開かれています。
みはらしの湯 ロビーには、板山さんが木を彫って作った人形や、廃材を利用して描いた絵などが並んでいます。
板山さんは、平成17年9月、85歳でなくなりました。
板山さんは、山作業でふと見つけた木の枝のこぶを持ち帰り、七福神の人形を仕上げて以来、こぶや、つるが巻きついて成長できない木などを使って人形を作るようになりました。
また、古い農家などが取り壊され、捨てられる運命の板戸などに風景画を描いてきました。
板山さんは、戦時中、全員玉砕の命令で自爆をはかり、重傷を負いましたが、一命を取り留めました。
命を無駄にしてはいけないとの思いが作品にこめられているということです。
7回忌を迎える今年、父親の作品をそのままにしていては申し訳ないと、今回の作品展を開いた長女の千鶴子さんは「父は、使われなくなったものに命を吹き込んだ。華やかさはないが、温かみのある作品だと思う」と話していました。
この板山弘さんの作品展は、28日(月)まで、伊那市の日帰り温泉施設みはらしの湯で開かれています。 -
西箕輪米加工グループ「恵方巻き」販売
また、伊那市西箕輪みはらしファームの米加工グループは節分にあわせて、恵方巻きの販売を2日から始めました。
恵方巻きを作っているのは、西箕輪米加工グループのメンバーです。
酢飯をのりの上に広げて、キュウリや玉子、シイタケなどの具を乗せてまいていました。
米加工グループでは、5縲・年前から、恵方巻きを作って販売しています。
魚介類などの生ものが入らない昔ながらの太巻きで、お袋の味に仕上がっているということです。
今年は、みはらしファームの恒例のイベントである節分会が中止となったため、会員が、知り合いなどに声をかけ、予約を多くとりました。
初日の2日は、2本入りのパック、80パックを作り、とれたて市場などで販売しました。
節分の3日は、200パックを作るということです。
米加工グループでは、「味が濃くて、食べやすいおかあちゃんの味に仕上がっています。南南東をむいて食べて、幸せになってください」と話していました。
米加工グループの恵方巻きは、1パック480円で、とれたて市場や、JA上伊那の直売所・あじ縲怩ネなどで販売する予定です。 -
三峰川河川敷で樹木伐採作業
三峰川の環境保護活動を行っている三峰川みらい会議は30日、河川の環境と景観を守ろうと、河川敷内の樹木の伐採作業をしました。
三峰川みらい会議の会員や一般のボランティアなど35人が参加し、高遠町小原の三峰川河川敷で、外来種のニセアカシアなどを伐採しました。
三峰川みらい会議は、河川環境と景観の保全、治水対策などを目的に、毎年この時期に伐採をしていて、今年で6年目になります。
参加者は、グループに分かれてチェーンソーで木を切り倒し、運びやすい長さに切っていました。
伐採した樹木は、参加者が持ち帰り、薪として利用するということです。
関係者は、「伐採作業によって少しでも環境を良くして、皆が河原で憩えるようにしたい」と話していました。 -
地震体験車で揺れを体感
防災意識を高めてもらおうと伊那市の西春近北小学校の子ども達が1日地震体験車に乗って揺れを体感しました。
1日は、西春近北小学校の高学年の子ども達が地震体験車に乗って揺れを体感しました。
地震体験車は、長野県が平成19年度に導入したもので震度1から震度7までの揺れを体験できます。
また、阪神淡路大震災を再現したものや想定されている東海地震などの揺れを体験できます。
子ども達は机の下に隠れしっかり机の脚に掴まっていました。
伊那消防署では、「体験を通し今後に備えて欲しい」と話していました。 -
南アルプス総合学術検討委員会
南アルプス総合学術検討委員会が1日伊那市役所で開かれ、南アルプスの世界自然遺産の登録基準の項目をまとめた結果が報告されました。
総合学術検討委員会は、長野県・山梨県・静岡県の各県の学識経験者など36人で構成されています。
検討委員会では平成21年度から世界自然遺産の登録基準にそって南アルプスの「地形・地質」・「生態系・生物多様性」「自然景観・共生」の3つの部会にわかれ検討してきました。
3回目の1日は、各部会から登録基準項目をまとめた結果が報告されました。
項目は、◎、○、△の三段階に分けられています。
報告によりますと世界的に見て有望な登録基準として地形地質部会が南アルプスを走る中央構造線など36項目、生態系・生物多様性部会が南アルプスにしか生息しない植物や動物を中心に44項目をあげています。
自然景観・共生部会の報告は次回に持ち越しとなりました。
学術検討委員会では1日報告された項目をまとめ南アルプス世界自然遺産登録に向けた資料として有効活用していきたいとしています。
平成23年度はこれらの成果を南アルプス世界自然登録推進協議会などに報告し、南アルプスのジオパークやユネスコ・エコパーク登録に向けた活動をサポートしていくことを確認しました。 -
伊那小学校の児童不法投棄防止を呼びかける啓発チラシ配布
伊那市の伊那小学校の児童は、西天竜幹線用水路へのゴミの不法投棄防止を呼びかける啓発チラシを1日、市内各地で配りました。
1日は、伊那小学校4年仁組の児童28人が、市内5か所に分かれ不法投棄防止を呼びかけるチラシを配りました。
仁組では、去年4月から西天について学んでいます。
チラシの配布は、水路内に大量のゴミが捨てられていることを知った児童らが、ゴミを減らす為に出来ることを考え、今回初めて行ったものです。
先月には、南箕輪村の西天沿いに啓発ポスターを設置しています。
児童らは、西天について説明したり現状などを伝えながらチラシを配っていました。
仁組では、今後も作った野菜を販売するなどして資金をつくり、チラシの作成費用にあてていきたいとしています。 -
伊那市上下水道事業運営審議会
改選後初となる伊那市上下水道事業運営審議会が31日、伊那市役所で開かれました。
31日は、去年12月の改選後初となる伊那市上下水道事業運営審議会が開かれました。
審議会では、正副会長が選任され、会長には上島憲さんが、副会長には野々田高芳さんと橋爪美重子さんがそれぞれ選ばれました。
伊那市では、下水道事業の赤字決算が続いていて、水洗化率の向上や施設の統廃合を進める必要があるとしています。
白鳥孝市長は「平成35年度を目途に大胆な改革を行って、なんとしても経営の改善を図りたい」と話しました。
委員の任期は平成24年の11月30日までで、年に2回程度審議会を開いていくとして -
伊那市第2次行政改革大綱案を審議
伊那市の行政改革審議会は、白鳥孝市長から去年諮問された第2次行政改革大綱案について27日、審議しました。
委員11人が出席し、第2次行政改革大綱案の項目ごとに審議しました。
大綱案は、来年度から平成27年度までの5年計画で、市民の視点に立った効率的な行政運営の推進を基本方針に、具体的な取り組み78項目を挙げています。
委員からは、公共施設のあり方について、「全施設をリストアップして検証する内容を盛り込んだほうがいい」「いらない施設は一般財産として処分することを入れたほうがいい」などの意見が出されました。
滞納整理については、「大きな問題なので、きちんと今後の計画を立てたほうがよい」「外部意見を取り入れることも大切」などの意見がありました。
次回は2月8日に開き、さらに審議を行い、2月下旬に答申したいとしています。 -
木育おもちゃ第2弾お披露目
伊那市が木育事業として取り組んでいるオリジナルおもちゃが31日、西春近北保育園でお披露目されました。
木育おもちゃは、前回竜東保育園での木製ツリーに継ぐ第2弾です。
今回は、檜の積み木とテーブルが製作されました。
積み木は、縦8センチ横4センチ、幅2センチの物で、300個作られました。
テーブルは、2つ。
園児が使いやすい大きさに作られていて、木目がいかされています。
木のおもちゃ製作は、木育事業として伊那市が今年度取り組んでいるもので、市内の木工職人などに委託しています。
今回作られたおもちゃは、西箕輪保育園建設地で伐採された檜が使用されています。
未満児から年長までの園児が、積み木を積み上げたり、ままごとでテーブルを囲むなどして楽しんでいました。
西春近北保育園の篠田千栄子園長は「檜の香りがとてもいい。木の色や匂い、感触などを五感で感じながら遊んでほしい」と話していました。 -
伊那ミニ 2年連続全国大会へ
伊那市の伊那ミニバスケットボール教室の女子チームは、30日長野市で開かれた全国選抜長野県ミニバスケットボール大会で優勝し、2年連続5度目の全国大会出場を決めました。
大会には、去年11月に開かれた県大会の男女それぞれ上位8チームが出場し、全国大会出場をかけて戦いました。
伊那ミニは、予選を勝ち、上位4チームの決勝リーグ戦に進出。リーグ戦、最後の試合は、駒ヶ根市のチームと対戦しました。
共に、ここまで2勝0敗と、この試合に勝った方が全国大会への出場権を手にします。
試合は序盤、互いに点を取り合う展開になりましたが、固い守備を見せた伊那ミニが主導権を握り、前半を終え34対11と大きくリードしました。
後半に入ってさらに、駒ヶ根をつき放し、63対20で優勝を決め、2年連続5回目の全国大会出場の切符を手にしました。
松永義夫監督は「優勝できてうしい。子ども達が、日々の練習でやってきた事を出し、チームとして力を出し切った事が優勝につながった」と話していました。
全国大会に向け、主将の唐澤美空さんは「全国制覇目できるよう、また、練習を行っていきたい」と話していました。
全国大会は、3月に、埼玉県のさいたまスーパーアリーナで開かれる予定です -
清水慎一さん出版記念講演会
伊那市の菓匠Shimizuシェフパティシエの清水慎一さんが本を出版し、記念講演会が30日、伊那市内で開かれました。
会場にはおよそ90人が集まり、清水さんの講演を聞きました。
清水さんは去年、本「世界夢ケーキ宣言!」を出版しました。
この本には、「菓子創りは夢創り。世界中の子どもたちと夢と感動を共有したい。お菓子を通じて夢と笑顔を創造していきたい」という清水さんの思いが込められています。
講演会で清水さんは、働くことは人の喜びのためであること、一緒に働く仲間や家族を大事にすることを基本にしていることなどを話しました。
また、本のタイトルにもある夢ケーキは、家族で夢を語る時間を提供したいとの思いで始めたと話しました。
夢ケーキは、子どもたちが描いた夢の絵を忠実に再現したケーキをプレゼントするものです。
清水さんは、「大人が夢を語れば素晴らしい世の中になる。それを菓子屋から発信したい」と話していました。 -
節分の太巻き 長さギネス挑戦
節分の恵方巻にちなみ、子どもたちが30日、手巻きの太巻き寿司で長さギネスに挑戦しました。
これは、伊那市のベルシャイン伊那店が行ったイベントで、今年で2年目です。
中学生までの子どもたち27人が参加し、太巻き寿司の長さでベルシャイン伊那店が定めるギネスに挑戦しました。
第1回の去年の記録は7メートル19センチで、今年は10メートル以上を目標にしました。
子どもたちは、用意された海苔の前に並び、酢飯をのせ、かんぴょう、卵焼き、穴子などの具をのせました。
みんなで声を合わせて一斉に寿司を巻くと、長い太巻き寿司が出来上がりました。
記録は10メートル53センチで、今回の記録が新たにベルシャインギネスに登録されました。
出来上がった太巻きは切り分けて、参加した子どもたちに配られました。 -
高校生のための料理教室
高校生を対象にした料理教室が30日、伊那市保健センターで開かれました。
これは、伊那市食育推進協議会が開いたもので、今年で2回目です。
伊那市在住または市内の高校に通う高校1年生から3年生までの13人が参加しました。
料理教室は、進学や就職などで将来一人暮らしをするときに、自分の健康を考え、バランスのよい食事をしてほしいとの願いで開かれています。
調理実習では、主菜、副菜、汁物、ご飯がそろった1食分の献立に挑戦しました。
野菜をたくさん食べられるように茹でた野菜の和え物、煮干しで出しをとるみそ汁などを作りました。
高校生は、食育推進協議会のメンバーから野菜の切り方などを教わり、調理していました。
料理が出来上がると、さっそく試食していました。