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最高気温17.7度 10月下旬並みの肌寒い一日
24日の伊那地域の日中の最高気温は、17.7度となり、9月に入って初めて20度を下回りました。
10月下旬並みの、肌寒い一日となりました。
長野地方気象台によりますと、24日の伊那地域の最高気温は17.7度となりました。
これは、平年の最高気温より4.4度ほど低く、10月下旬並みの気温となります。
今年は9月に入ってからも最高気温が30度前後で推移する暑い日が続いていましたが、一気に秋の装いとなりました。
伊那地域では、5月27日からきのうまで、20度を超える日が続いていて、20度以下となるのは120日ぶりとなります。
長野地方気象台によりますと、この寒さは26日頃まで続き、その後は平年並みの気温に戻るということです。 -
伊那東小学校の伝統 すもう大会
伊那東小学校の秋の伝統行事すもう大会が22日に開かれました。
この日は学年ごとに団体戦や個人戦を行いました。
子ども達は2週間ほど前から朝の時間や休み時間を利用して練習をしてきたという事で、力強い押し出しや土俵際のねばりをみせていました。
伊那東小学校では、お互いに触れ合って遊ぶことの楽しさを知って欲しいと話していました。 -
廃校の音楽祭
廃校を利用した音楽ライブ「廃校の音楽祭」が19日、伊那市高遠町の旧三義小学校芝平分校で開かれました。
会場には、地元や東京などからおよそ40人が集まりました。
音楽祭は、10年ほど前に東京からこの地域に移り住み、芝平分校の保存活動をしている飯島忠義さんが中心となり開いたものです。
廃校を利用しながら保存していこうというもので、セットやチラシなどは全て手作りです。
東京で活動しているプロのミュージシャンによる、ジャズやポップスの演奏の他、飯島さんの妻茉鈴さんは、カンツォーネを披露しました。
飯島さんは「今後もこの場所を有効利用できるようなイベントを企画していきたい」と話していました。 -
東部中学校吹奏楽部定期演奏会
伊那東部中学校による定期演奏会が20日、伊那市民会館で開かれました。
演奏会では、部員およそ60人が練習の成果を発揮していました。
東部中学校吹奏楽部は8月に県吹奏楽コンクールの南信予選で上位入賞し県大会に出場するなどその演奏力には定評があります。
演奏会で披露したのは、アンコールを含め11曲で息の合った音色が会場に響いていました。
指揮者の小林孝行教諭は今年4月から吹奏楽部の顧問となり指導にあたってきました。
小林教諭は「部員らは赴任してすぐに自分の指導方法を受け入れてくれた。東部中学校に来てよかった。」と話しています。
会場を訪れた保護者や家族は部員らの力強い演奏に聞きいっていました。 -
写真展「貌・季節の中で」
日本山岳写真協会南信支部による写真展「貌・季節の中で」が伊那文化会館で開かれています。
会場には南信支部の会員が写した、中央アルプスや南アルプスなどの山岳写真55点が並んでいます。
写真は会員がこの1年間に撮影した新作で山の姿や色合いなど季節ごとの表情が写しだされています。
山の写真は天候など気象条件によって出来栄えに違いが出てくるということで、会員らは、何時間もシャッターチャンスを待って写真を撮るということです。
会場を訪れた人たちは、自然がつくりだす、一瞬の表情を撮らえた写真に見入っていました。
日本山岳写真協会はプロ、アマ含め国内外におよそ400人の会員がいて、そのうち南信支部には18人が所属し、活動しています。
南信支部では「この写真展で人の目に触れることの少ない山の姿を楽しんでもらいたい」と話しています。
山岳写真展「貌・季節の中で」は26日まで伊那文化会館で開かれています。 -
地価公示 ICT放送エリア内が商業地の下落幅大きく
長野県は、7月1日現在の県内の地価を発表しました。
県全体では、商業地は18年連続、住宅地は14年連続で地価が下落し、下落幅は拡大しました。
地価調査は、毎年、県が実施しているもので、今回は県内77市町村の基準地404地点で調査を実施しました。
伊那ケーブルテレビ放送エリア内では、主に商業地の地価が大きく下落しています。
基準値のうち、伊那市山寺のアルプス中央信用金庫付近は1平方メートルあたり5万7300円で、去年の6万700円と比べ5.6%下落しています。
伊那市下新田の市役所付近は4万7200円で、去年の5万円と比べ、5.6%下落しています。
箕輪町の松島商店街の商業地は4万200円で、去年の4万2600円と比べ5.6%下落しています。
南箕輪村神子柴の商業地は3万2800円で、去年の3万4600円と比べ5.2%下落しています。
住宅地では、伊那市前原の伊那中央清掃センター付近や箕輪町沢などの下落が幅が大きく、市町村別で、伊那市が平均2.5%、箕輪町が平均3.1%、南箕輪村が平均2.1%下落しています。 -
不法投棄監視カメラ設置
伊那市は環境省中部地方環境事務所の協力を得て不法投棄の防止を図る監視カメラを10月から3か月間、市内に設置します。
これは、21日に市役所で開かれた定例記者会見の中で白鳥孝市長が明らかにしたものです。
中部地方環境事務所の不法投棄監視通報システムを利用し10月から3か月間、市内の不法投棄常習箇所にカメラを設置します。
監視カメラを設置することで不法投棄の防止を図るとともに、不法投棄があった場合も行為者を特定し速やかな撤去が行えるようにと実施するものです。
カメラは、動く物を感知すると自動で小型メモリーカードに録画します。
生活環境課によりますと平成21年度、伊那市内では、244件、およそ30トンの家電製品やタイヤなどが不法投棄されました。
このうち9件を警察に通報しそのうち3件の投棄者が判明したということです。
生活環境課では、カメラを設置することで不法投棄の抑止につなげたいとしていて、効果があれば市としてカメラの購入を検討したいとしています。 -
富県園児が太鼓練習
伊那市の富県保育園の年長園児が21日、運動会で披露する太鼓の最終練習をしました。
子どもたちは、今年6月から歌舞劇団「田楽座」のメンバーの指導を受け、太鼓の練習をしてきました。
今日は、運動会の総練習に合わせ、太鼓の最終練習を行いました。 -
秋の全国交通安全運動
秋の全国交通安全運動が21日からはじまりました。
伊那市役所前に交通指導所が設置され道行くドライバーに安全運転を呼びかけました。
21日は、伊那市や伊那警察署、伊那交通安全協会の関係者などおよそ80人が参加し、道行くドライバーに啓発用のティッシュなどを手渡しました。
伊那警察署管内で今年1月から昨日現在まで発生した交通死亡事故は、5件。
前の年の同じ時期に比べ4件増加しています。
高齢者ドライバーによる事故が増加しており今回の運動でも高齢者の事故防止対策が重点課題となっています。
秋の全国交通安全運動は今月30日まで実施されます。 -
伊那市実質公債比率19.0% 県内19市の中で最も高い数値に
長野県は21日、H21年度決算に基き市町村財政の健全化判断比率の速報値を発表しました。
それによりますと伊那市の実質公債比率は19.0%で、大町市と並んで県内19市の中で最も高い数値となっています。
県の発表によりますと伊那市の実質公債比率は19.0%で19市中最も高く、最も低いところは佐久市の6.7%となっています。
実質公債比率は、数値が低いほど健全な財政とされています。
今回の速報値では、伊那市を含めた上伊那の市町村で早期健全化基準の25%を超えたところはありませんでした。
伊那市の実質公債比率は、生涯学習センターの建設や大型の道路整備が影響し、ピークは平成18年度の20.8パーセント。
以降は年々減少していて来年度は18パーセントに下がる見込みです。
財政課では、「さらなる健全化につとめたい」としています。 -
アマランサスの取組み 大阪市立大准教授らが視察
アマランサスを研究している、大阪市立大学の准教授らが、16日、伊那市の東春近中央保育園を視察しました。
この日視察に訪れたのは、大阪市立大学の伊與田浩志准教授ら3人です。
伊那地域では、5年ほど前からアマランサスを使った地域振興の取り組みが行われていて、伊與田准教授が開発したアマランサスをポップする機械を活用しています。
今回はどのようにポップしたアマランサスが食べられているかを視察しました。
東春近中央保育園ではこの日、ポップしたアマランサスの入ったクッキーがおやつで出され、視察団がその様子を見学しました。
子どもたちは「ゴマみたい」「ざらざらしてる」と感想を言いながらクッキーを味わっていました。
伊與田准教授らは、今回の視察を活かしながら今後も研究を進めていくということです。 -
「ここち」テーマに伊那谷住宅建築展
伊那市などに住む建築家による、「ここち」をテーマにした伊那谷住宅建築展が伊那図書館で開かれています。
建築展は、住環境を快適で楽しくするための参考にしてもらおうと、伊那市などの建築家11人が開いているものです。
会場には、それぞれの建築家が提案する住宅の写真などが展示されています。
建築展のテーマは「ここち」となっていて、居心地良い、住みごこちが良いなど、感覚的な気持ち良さを感じてもらいたいということです。
また建物が作りだす空間を演出することも建築家の技術ということで、会場には竹や木の板を飾り、コンクリートにはない、ぬくもりのある空間がつくりだされています。
19日は建築展にあわせ、図書館を訪れた子どもたちも参加して、竹ドームづくりも行われました。
建築展を開いた建築家は「日々のストレスからリフレッシュしていくにはどうすればいいのかを、私たちの技術を活かし提案していきたい」と話していました。
この伊那谷住宅建築展は26日まで伊那図書館で開かれています。 -
「知ったかぶりカイツブリ物語」着ぐるみショー
伊那ケーブルテレビで放送中のアニメ知ったかぶりカイツブリ物語の着ぐるみショーが19日、伊那市の大型店で行われました。
着ぐるみショーはアニメを多くの人たちに知ってもらおうとアニメを放送している滋賀県の民放などが企画したものです。
知ったかぶりカイツブリは、滋賀県の鳥カイツブリを主人公にしたアニメで伊那ケーブルテレビでは今年4月から放送しています。
この日は、アニメでお馴染みの歌を歌ったり会場を訪れた親子達およそ70人がステージを楽しんでいました。
子供たちは曲のリズムに合わせて元気いっぱいに体を動かしていました。
この模様は、10月9日(土)午前9時50分から伊那ケーブルテレビで放送します。 -
長野県工芸美術展
最高賞に伊那市の小坂洋一さん第2回長野県工芸美術展で、伊那市御園の小坂洋一さんの作品が、最高賞となる長野県工芸美術会長賞を受賞しました。
18日、展示会場のかんてんぱぱホールで表彰式が行われ、小坂洋一さんに賞状が贈られました。
小坂さんの作品は、ステンレス工芸「連日の猛暑で居酒屋へ」です。
小坂さんは長年、ステンレスの流し台を作る仕事をしていたことから、ステンレスを材料に工芸作品を作りました。
今回の作品は、今年7月から作り始めました。
友達をモデルに人や居酒屋の内部など細かいところまでこだわって作ったということです。
小坂さんは、「ステンレスという冷たい素材を使って温かみのある作品を作っていきたい」と話していました。
この長野県工芸美術展は公募展で、応募127点のうち、109点が入選しました。
会場には、工芸、民芸、手芸などあらゆる工芸分野の入選作品が展示されています。
長野県工芸美術展は26日(日)まで、伊那市のかんてんぱぱホールで開かれています。 -
国体出場選手を激励
25日から千葉県で始まる「ゆめ半島千葉国体2010」に出場する伊那市と南箕輪村の選手の激励が行われました。
伊那市では17日、国体に出場する6人の壮行会と、先日開かれた国体水泳競技で6位に入賞した伊澤賢司君の報告会が開かれました。
高遠高校3年の原翔太君は陸上の100メートルリレーに出場します。
伊那北高校2年の有賀楓子さんは、走り高跳びに出場します。
高遠高校2年の伊澤楓さんは、棒高跳びに出場します。
伊那西高校2年の原未那美さんと1年の吉原真子さんは、新体操に出場します。
上伊那薬剤師会の山田静香さんは弓道に出場します。
酒井茂副市長は「良い緊張感を持って、実力以上のものが発揮できるよう頑張ってください」と激励していました。
また、水泳の50メートル自由形に出場した伊澤君は、長野県の高校記録となる24秒01で6位に入賞しました。
伊澤くんは「自己ベストを出し、長野県に貢献できてうれしい」と話していました。 -
【カメラリポート】 伊那の古城 改訂版出版
上伊那地域の古い城についてまとめられた本「伊那の古城」が、改訂され、今月出版されました。
新装改訂された「伊那の古城」。作者は、宮田村の 文化財保護委員などを務めた、故・篠田 徳登さんです。 -
田楽座の来年2月の伊那公演をサポート
伊那市富県の歌舞劇団・田楽座の来年2月の伊那公演をサポートしようと、地元住民などが、実行委員会を立ち上げ、取り組みを始めています。
17日夜は、富県の貝沼区研修センターで実行委員会が開かれ、15人ほどが参加しました。
「田楽座を応援するってもんずらの会」と名付けられた実行委員会には、現在30人ほどが登録していて、公演を行うための準備などに取り組んでいます。
昨夜は、チラシの検討などが行われたほか、実行委員長に、高遠町公民館高遠分館長の有賀 弘武さんが選ばれました。
有賀さんは、「田楽座と一緒に活動すると本当に元気になる。実行委員長をさせていただいて、たくさんの方とであい、みんなで元気になりたい」と話していました。
今回、田楽座が公演する演目は、過疎化が進む山村に住むおじいさんの語りを通じて、日本のまつり、人々の生活などを描きだす芝居仕立ての作品です。
田楽座では、芝居仕立ての演目は、20年以上公演していないという事です。
田楽座のたちかわ ねむかさんは、「本当に大切なものは何か、自分自身が大切にしたいものは何かを考えることのできる作品にしたい。」と話しています。
田楽座の公演は、来年2月20日に伊那文化会館で予定されていて、実行委員会は、月2回程度のペースで開かれます。
実行委員会では、協力してくれるメンバーを随時募集しています。お問い合わせは、田楽座 電話78-3436。 -
今年は松茸豊作?不作?
秋の味覚、マツタケ。
伊那市の産直市場グリーンファームには地元産のマツタケが並び始めていますが今年は少なめの状況です。
例年だと、この時期この棚いっぱいにマツタケが並びますが、今年は1日に数本の入荷しかありません。
17日は、開店前に3本と午前10時に6本が持ち込まれました。
店頭に並ぶと、さっそく買い物客が手にとり、品定めしていました。
グリーンファームの小林啓治社長は、「今年は本当に少ない。ここ数日雨が降ったので、これからの入荷に期待したい」と話していました。 -
細田麻衣さん 青年海外協力隊員としてウガンダへ
伊那市平沢の細田麻衣さんは、青年海外協力隊員として、アフリカ東部の国ウガンダに、農業技術普及のために派遣されます。
15日、細田さんが伊那市役所を訪れ白鳥孝市長に出発の挨拶をしました。
伊那市平沢に住む細田さんは現在24歳。異国の文化に触れ現地の人との交流をしたいと青年海外協力隊に応募しました。
上伊那農業高校を卒業した細田さんは農業の知識をさらに深めるため、去年、母校で実習助手として勤務しながら野菜の栽培方法を学んだり農家で研修を行うなどして準備を進めてきました。
細田さんは、2年間ウガンダに滞在し、肥料作りや、新しい種類の野菜の紹介、米の栽培方法などを指導し、現地の農業技術向上のために活動する事になっています。 -
伊澤修二記念音楽祭 合唱団初練習
10月23日に予定されている伊澤修二記念音楽祭で東京芸術大学のオーケストラと共演する市民合唱団の練習が、15日夜から始まりました。
15日は、初の練習が、伊那市民会館で開かれ、伊那市を中心に80人ほどが参加しました。
伊澤修二記念音楽祭は、現在の東京芸術大学の初代校長を務めた伊澤修二が、高遠町の出身だったことが縁で始まり、今年で24回目になります。
学生と市民合唱団との共演も、10年以上にわたり行われています。
今年は、マスカーニ作曲の歌劇「カヴァレリア・ルスティカーナ」から、「オレンジはかおり」を演奏します。
初回練習では、イタリア語の発音を確認しながら、パート毎に音を合わせていました。
合唱団は、音楽祭にむけ、今後5回に渡り、この曲を練習します。
合唱団には、今後、高遠高校などの高校生も加わりで、100人ほどになる予定です。
伊澤修二記念音楽祭は、10月23日(土)に予定されています。 -
伊那市議会閉会
伊那市議会9月定例会は16日、市が提出した議案31件と議員提出議案4件を可決し、閉会しました。
市議会本会議には、新たに3議案が提出されました。
主なものは、東部中学校管理教室棟と特別教室棟などの建設建築工事の請負契約締結です。
契約金額はおよそ10億7千万円で、契約の相手は(株)フォレストコーポレーションと南重建設(株)です。
東部中学校の教室建設工事は、10月に着工し平成26年3月竣工を予定しています。 -
ブックフェス「リトルプレス+1」
今月18日から伊那市高遠町で行われる「高遠ブックフェスティバル」にあわせて、伊那図書館は、一般に流通していない雑誌などを集めた展示を企画しています。
16日は、展示会が開かれる高遠町図書館の2階で職員が準備などを行っていました。
高遠町の商店街が「本の町」になる高遠ブックフェスティバル。2回目となる今年は、期間を延長し、18日縲・3日までの6日間開かれます。
伊那図書館は、去年もブックフェスティバルに企画参加していて、今回は、一般に流通していない雑誌・リトルプレスやフリーペーパーを集めた展示を行います。
今回は、北海道から鹿児島まで、あわせて100種類のリトルプレスとフリーペーパーが展示される予定です。
また、ブックフェスティバルに訪れた人が参加して雑誌を作る企画や、高校生がデザイナーとアイディアを出し合って本をつくる企画などが予定されています。
このリトルプレス展は、18 日から20日まで、伊那市立高遠町図書館で開かれています。
高遠ブックフェスティバルは、18日縲・3日までの6日間です。 -
伊那市が過払い金返還求め提訴
伊那市は、市内の男性が滞納している税金回収のため、この男性が消費者金融会社に払いすぎた利息の返還を求めて、消費者金融会社を相手に訴訟を起こします。
16日開かれた伊那市議会9月定例会で、提訴についての議案が全会一致で可決されました。
伊那市によりますと、市税を滞納している伊那市の男性に対し、差し押さえ請求をしようとしたところ預金などがなく、長野市にある消費者金融会社コムレイドに利息制限法の上限を超える過払いがあることが分かりました。
市は、コムレイドに対し過払い金の返還を求めましたが、相手側が応じないとして、訴訟を起こすことを決めました。
訴訟では、過払金およそ355万円と解決に至るまでの5%の利息分の支払いを求めるとしています。
市は議会の可決を受け、早いうちに長野地方裁判所伊那支部に提訴するということです。
一方、消費者金融会社のコムレイドは、「コメントは差し控えたい」としています。 -
ラブリバー天竜の日
天竜川の工事などを請け負う南信地域の建設業者で作る長野県南部防災対策協議会は、16日、天竜川とその支流のごみ拾いを行いました。
「ラブリバー天竜の日」と名付けられたこの河川清掃活動は、毎年この時期に行われていて、今年で20回目を数えます。
長野県南部防災対策協議会は、国土交通省天竜川上流河川事務所の業務を請け負う建設業者で組織しています。
16日は、伊那・駒ヶ根・飯田の3地区で河川清掃を行いました。
伊那地域では、16社21人が参加し、天竜川の護岸などに落ちているごみを拾い集めていました。
協議会の池田幸平副会長は、「天竜川の工事にかかわる自分たちが、率先して川をきれいにし、環境美化につなげていきたい」と話していました。 -
伊那市議会がNECに要請書提出へ
伊那市議会は、伊那市美篶のNECライティング株式会社伊那工場が11月末で閉鎖することを受け、NECグループ本社に対して新たな事業展開などを求める要請書を提出します。
16日開かれた伊那市議会9月定例会に議員から要請書提出の議案が出され、可決されました。
要請書では、伊那工場の施設と隣接する用地についてNECグループが今後新たな事業展開をすること、従業員の希望に沿った勤務先を確保することを求めています。
伊那市議会では、早いうちにNECグループ本社に要請書を提出したいとしています。 -
浄化槽区域へ5万円上乗せ補助
伊那市は、下水道整備区域から、浄化槽による汚水処理区域へ変更となった地域に対し、補助金に5万円を上乗せする優遇措置を行います。
これは、16日に開かれた伊那市議会全員協議会で示されたものです。
伊那市は、去年11月に策定した下水道事業の経営健全化計画の中で、竜西地区の一部、中の原、野底の一部などの区域を下水道整備地域から浄化槽による処理地域へと指定変更しました。
該当する世帯は、760戸で、店舗や工場を除きます。
浄化槽の指定区域に対しては、これまでも想定される設置費用の半分程度を補助していましたが、今回示された優遇措置は、新たに浄化槽に指定された区域に対して上乗せして5万円を補助するものです。
6縲・人程度の浄化槽を導入した場合、通常なら、69万2000円を補助するところ、この優遇措置では、74万2000円補助されます。
これは、平成27年度までの5年間の措置となります。
該当区域を下水道整備した場合50億円程度の事業費を見込んでいましたが、浄化槽設置への補助金は4億円程度と見込まれます。
伊那市では、該当する区域に対し、8月中旬から順次説明会を開いていて、今後も、常会単位など説明会を開きで市民に理解を求めていく方針です。 -
高速生ごみ処理機見学会
飯田市に本社を置き、環境事業などに取り組んでいる有限会社ゴオレムは、処理した生ごみがほとんど残らない高速生ごみ処理機の見学会を開きました。
15日は伊那市上の原の伊那出張所で、高速生ごみ処理機の見学会を開き、県内を始め、東京や山梨から6社およそ20人が見学に訪れました。
高速生ごみ処理機はおよそ10分ほどで形が分からなくなるまで処理できることが特長です。
処理機の中に入っている、黒い石の粒は、天然鉱石を30種類ほどまぜてつくられたものです。
この粒の成分については企業秘密で現在特許申請しているということです。
この粒と生ごみを混ぜながら処理機の中を130度にすることで、最終的に生ごみは炭酸ガスと水に変わってしまうということです。
見学会に訪れた企業の社員らは、熱心に話を聞いたり、生ごみ処理機を写真に収めていました。 -
親子もの作り教室
身近な木を使って作品を作る、親子もの作り教室が14日、伊那市の伊那西小学校で開かれました。
伊那西小学校では、自然に親しみながら親子のふれあいの場にしようと毎年この時期に教室を開いています。
14日は、全校児童と保護者、合わせて140人が学有林で作業をしました。
木は子供たちが集めた物で、ヒノキやカラマツなどを使って好きな物を作りました。
子供たちは、木をノコギリで切ったり、ヤスリで削って表札や棚などを完成させていました。
完成した作品は、11月に伊那西小学校で開かれる総合展で展示される事になっています。 -
伊那市観光協会 おもてなし研修会
信州の魅力を全国に発信する大型観光キャンペーン「信州デスティネーションキャンペーン」が来月スタートします。
伊那市観光協会では、おもてなしの気運を高めようと15日、伊那商工会館で研修会を開きました。
信州デスティネーションキャンペーンは、JRと県、市町村が協力し信州の魅力を全国に発信するキャンペーンで来月からスタートします。
伊那市観光協会では、スタートを前に、地域全体で観光客をもてなす気運を高めようと、松本大学准教授で観光学を専門にしてる益山代利子さんを講師に迎え研修会を開きました。
益山さんは、観光客がもう一度来たいと思うもてなしは、楽しかった感動の思い出を作ってもらう事だとして「その一番の要素は人との触れ合い。何をしてもらったら、どんな言葉をかけてもらったら感動が残るか常に考えてほしい」と話していました。
伊那市観光協会では、観光客に良い印象を持ってもらいそれが口コミで広がる事で、一人でも多くのリピーターを増やしていきたいという事です。 -
伊那まつり写真コンテスト表彰式
伊那まつり写真コンテストの表彰式が、15日伊那市役所で行われ、入賞者に表彰状が贈られました。
最高賞の推薦に選ばれたのは、伊那市富県の小林謙久さんです。
小林さんの作品「真赤に燃えるちびっ子ソーラン」は、2日目の花火大会の日に遊イングビレッジで地元の小学生が夕日を背に威勢よく踊りを披露する姿をとらえたものです。
小林さんがこのコンテストに応募するのは3回目で、「まさか最高賞をいただけるとは思っていなかった。とてもうれしい」と話していました。
今回のコンテストには、23人から84点の応募があり、この日は伊那まつり会長の白鳥孝市長から、入賞者に賞状が贈られました。
白鳥市長は、「写真を通して伊那まつりの良さをPRしていきたい」と話していました。
なお、今回入賞した25点は、今月30日まで伊那市役所1階の市民ホールに展示されています。