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西町区民さわやかウォーキング
伊那市西町の住民が地区内を歩きながら交流を深める行事、さわやかウォーキングが9日、行われた。
さわやかウォーキングは、西町で行われていた運動会にかわる行事として始められたもので今年で7回目。
子どもからお年寄りまで無理なく参加できる行事として定着していて地域の名所や史跡も見学する。
今回は約140人が西町公民館から伊那西小学校までの道のり9キロほどを、景色や会話を楽しみながら歩いていた。
西町の上島憲区長は「いろいろな行事があるなかで、これだけの人たちが参加してくれたことはうれしいこと。地域住民の親睦が深まった」と話していた。 -
サンデーソフトボール開幕
サンデーソフトボールの開会式が9日、伊那市の富士塚スポーツ公園運動場で行われ、今シーズンのリーグ戦が始まった。
開会式にはサンデーソフトボール連盟に加盟する9チームの選手が参加した。
式では昨年の優勝チーム、ロジテックが優勝旗を返還した。
式が終わるとリーグ戦が行われ、選手らは、はつらつとプレーしていた。
サンデーソフトボールは40年ほどの歴史があり、リーグ戦では9チームが2試合ずつ総当たりで順位を競う。
会長の伊藤昌弘さんは、「ケガをしないよう、1年間ソフトボールを楽しみたい」と話していた。
サンデーソフトボールのリーグ戦は月に2回ほどのペースで10月まで行われる。 -
遠照寺でぼたん祭り開園
伊那市高遠町山室の遠照寺で9日、牡丹祭りの開園式が行われた。
開園式には檀家や地区の子どもら約50人が集まった。
開園式では花まつりも合わせて行われ、子どもたちが用意されたお釈迦様の像に甘茶をかけていた。
ぼたん寺として知られる遠照寺には、160種類、2千株のぼたんが植えられている。
牡丹祭りは今年で27年目を迎え、松井教一住職によると、昨年は期間中約5千人が訪れ賑わいをみせたという。
今年は4月に気温の低い日が続いたことから、開花が例年より遅れていて花の見ごろは今月20日頃から6月上旬と予想している。
境内への入園は、花が咲き始めたころから有料となり入園料は400円。
また牡丹祭り期間中は、地元そばの会による手打ちそばの販売も行われることになっている。 -
ルネッサンス西町の会が桜植樹
伊那市西町の商店主や住民の有志でつくるルネッサンス西町の会が10日、桜の植樹を行った。
ルネッサンス西町の会会員5人と、竜西・竜南保育園の年長園児66人が、春日公園三の丸西側に桜の苗木を植樹した。
園児達は大きく育ちますようにと思いを込めながら土をかぶせていった。
春日公園の桜を絶やさないようにと始められたこの植樹は今年で7年目で、今回はヒガン桜5本を植えた。
公園内にはソメイヨシノ150本とヒガン桜70本が植えられていて、市内では高遠城址公園に次ぐ桜の本数となっている。 -
諏訪形諏訪神社御柱
七年に一度行われる、伊那市西春近諏訪形区の諏訪神社御柱祭。
秋の本番を前に9日、氏子らは区内の山林で、四本の柱の見立てを行った。
朝6時、諏訪神社に氏子20人が集まり、お祓いをした後、区内の山林で、見立ての儀を行った。
氏子らは、御柱となる、もみの木や杉の木の前に到着すると、注連縄と柱の表示の取り付けや、清めを行い、祭りの安全を祈願した。
今回の祭りでは、幹の太さが、約2メートルある御柱もあり、氏子らは、「今までの柱でも覚えの無いくらい太い柱。
区民の力を合わせ、祭りを成功させたい」と話していた。
諏訪形の御柱祭と里曳きで行われる騎馬行列は、伊那市の無形民俗文化財に指定されている。
また、県内各地で春に御柱祭が行われるが、諏訪形区の御柱は、秋に行われるのが特徴。
4本の御柱は、来月13日に、斧入れ式で伐採され、9月5日に山出し、10月2日に里曳きが行われる。 -
上伊那口腔保健センター開所
上伊那歯科医師会が運営する上伊那口腔保健センターが、新しい伊那市保健センター内に移転し8日、開所式が行われた。
上伊那歯科医師会の会員らが集まり、テープカットで開所を祝った。
口腔保健センターは、伊那市保健センター内に設けられ、歯科治療のための診療台2台が備えられている。
口腔保健センターでは、日曜日の午前中に緊急診療を行うほか、平日は歯科衛生士による歯科保健相談を行う。
また、歯科指導のため各市町村の健診などに歯科衛生士を派遣している。
日曜緊急診療は1日平均7人の利用があるという。
口腔保健センター所長で、上伊那歯科医師会の窪村満会長は、「歯科疾患と全身疾患の関連の予防のための保健指導が、医科、歯科連携で行えるようになると思う。歯科保健の活動拠点として邁進していきたい」と話していた。 -
ローズランチ 今年も
伊那市の高遠さくらホテルは、6月から始まるバラまつりにあわせたローズランチの新作メニューを7日発表した。
ローズランチは、1日限定30食。税込み2,000円。
前菜は、サーモン・マグロスモーク・タコのバラ園飾り、スープは、牛バラ肉豆入りのバジル風味の野菜スープメインは、エビ・ホタテのグリルサフランライス添え
デザートは、バラクレープとグレープフルーツシャーベット、これにパンかライス、独自ブレンドのローズティーが付く内容。
丸山拓(ひろし)総料理長は、「今年は、シーフードをメインに女性をターゲットにした」として、「特製ソースとのハーモニーを楽しんでもらいたい」と話している。
ローズランチは、しんわの丘ローズガーデンのばらまつり期間中の6月5日から1か月間の提供予定。 -
下殿島の親子が農業体験
伊那市東春近下殿島区の親子が5日、ジャガイモやネギなどを畑に植えた。
5日は、下殿島区の親子13組30人が集まり、ジャガイモやネギの苗を植えた。
これは地元農家でつくる下殿島集落農業振興センター運営委員会が今年初めて開いた。
農作物をつくる苦労や食の大切さを知ってもらおうと企画した。
親子は、植え方を教わりながら、土の中にジャガイモやネギを植えていた。
小笠原 文明委員長は、「農業を通じて区民同士の交流も深めてもらいたい」と話していた。 -
母の日に贈る親と子の音楽会
5月9日は母の日。
伊那市のいなっせでは8日、小さい子どもを持つ母親が気軽に音楽を楽しめる「母の日に贈る親と子の音楽会」が開かれた。
NPO法人クラシックワールドが毎年開いているもので、今回で13回目になる。
幼い子どもの入場が制限されるコンサートが多いため、母親にもコンサートを楽しんでもらおうと開かれている。
音楽会には、この趣旨に賛同する地元の音楽教室の指導者や、母親でつくる合唱団などが出演した。
フルートやバイオリン、歌などで、アニメ映画の音楽やクラシックの曲が次々と披露された。
訪れた母親らは、周囲に気兼ねすることなく、子どもと一緒に音楽会を楽しんでいた。 -
西駒山野草展示会
西駒山草会による山野草展示会が9日まで、南箕輪村の南原公民館で開かれている。
展示会には、西駒山草会の会員10人が持ち込んだ山野草約350点が並んでいる。
中でも葉の表面に突然変異で現れる白い模様を持った斑入りの山野草が人気を集めている。
今年は寒い日が続いた影響で、アツモリ草などの花の開花が遅れつぼみのものも目立った。
会員によると、昔は山を歩けば山野草を見かけたが、乱獲や山の手入れをしないことが理由で、今ではほとんど見られなくなったという。
斑入りの山野草の魅力については、「花が終わった後でも葉の模様で楽しめること」と話していた。 -
日本画県展 最高賞に伊那市の唐木誠子さん
日本画県展の伊那会場の展示が8日、伊那市の伊那文化会館で始まった。最高賞の日本画会賞には伊那市の唐木誠子さんの作品が選ばれている。
会場には、長野県日本画会の会員の作品と、一般公募の作品、合わせて99点が並んでいる。
最高賞となる日本画会賞には、夏の終わりをヒマワリで表現した、伊那市の唐木誠子さんの作品「終夏」が選ばれている。
日本画会賞の受賞について唐木さんは「夏の間精一杯咲いたヒマワリが枯れていく生き様を表現したかった。色に苦労したが、自分の表現が認められてうれしい」と話していた。
長野県日本画会伊那支部のある会員は「出品者一人ひとりの想いがつまった作品が並んでいる。会場に足を運んで自分の好きな作品を探してほしい」と話していた。
日本画県展の伊那会場での展示は13日まで。 -
「みどりの丘合唱団」初練習
子ども達が、童謡や唱歌を歌う「みどりの丘合唱団」の初練習が、8日、伊那市のいなっせで行われた。
合唱団は、音楽活動をする、NPO法人クラッシクワールドが、歌う機会の少なくなった童謡や唱歌の良さを子供たちに、知ってもらおうと結成した。
初練習の8日は、伊那市を中心に14人の子ども達が参加し5曲を歌った。
「茶摘み」では、となりにいる友達と2人一組になり、手遊びをしながら歌っていた。
みどりの丘合唱団は、7月4日にいなっせで開かれるコンサートへの出演が決まっていて、本番に向け子供達は、発表する20曲の練習をしていくという。 -
伊那市大萱に特別養護老人ホーム建設
伊那市西箕輪大萱に特別養護老人ホームが新たに建設されることが決まった。
上伊那広域連合によると、新しい特別養護老人ホームを整備・運営するのは上伊那福祉協会。
西箕輪大萱にある障害者支援施設「大萱の里」の西側に建設を予定している。
ベッド数は120床で、一般個室、2人部屋、認知症対応個室をそれぞれ40床整備する計画。
地下1階、地上2階建てで、平成24年3月までにオープンする予定。
特別養護老人ホームの上伊那地域の待機者は800人を超えている。
上伊那広域連合では、新たな施設整備により、待機者の一部解消につながると期待している。 -
みすず寮起工式・安全祈願祭
老朽化に伴い建て替えられる養護老人ホーム「みすず寮」の起工式が7日、伊那市美篶の現地で行われた。
7日は、上伊那の市町村長やみすず寮を運営する福祉協会の関係者などが集まり、起工式と安全祈願祭が行われた。
現在の養護老人ホームみすずは築37年で老朽化が進んでいることから、今回、現在の施設の東側に新しい施設を建設することになった。
敷地面積は約6500平方メートル、鉄骨造2階建てで、延べ床面積は約3600平方メートル。
長期入所50人、短期入所2人を受け入れることが可能で、全室個室となっている。総工費は約8億5千万円。
今後は、同じく建て替えを予定している特別養護老人ホームを併設。
また、将来的には今回建設する養護老人ホーム部分も特養に移行する計画。
上伊那福祉協会の平澤豊満箕輪町長は、「地域の方の協力をいただきながら、安全な工事をしていただきたい」と話した。
施設の完成は11月末頃を予定している。 -
8日から信州伊那野草会の山野草展
山野草の愛好者でつくる「信州伊那野草会」の山野草展が8日から、伊那市の伊那スキーリゾートで開かれる。
シラネアオイ、サンカヨウ、オサバ草などが並ぶ。
8日は、会員がそれぞれに育ててきた山野草を持ちより、展示会の準備を行った。
会場には200種類約330点の山野草が並んでいる。
信州伊那野草会の山野草展は毎年この時期に開かれていて、今年で20回目を数える。
さまざまな種類の山野草が並ぶため、毎年の開催を楽しみにしている人も多く、上伊那を中心に県内外から約2千人が訪れるという。
会によると、今年は寒暖の差が激しく、この時期に合わせて山野草を咲かせるのが難しかったという。
信州伊那野草会の山野草展は8日、9日、伊那市の伊那スキーリゾートで開かれる。
時間は午前8時から午後5時まで、入場は無料。
また、会場では山野草の販売も行われる予定。 -
大萱に特別養護老人ホーム建設
伊那市西箕輪大萱に、特別養護老人ホームが新たに建設されることが決まった。
上伊那広域連合によると、新しい特別養護老人ホームを整備・運営するのは上伊那福祉協会。
西箕輪大萱にある障害者支援施設「大萱の里」の西側に建設を予定している。
ベッド数は120床で、一般個室、2人部屋、認知症対応個室をそれぞれ40床整備する計画。
地下1階、地上2階建てで、平成24年3月までにオープンする予定。
特別養護老人ホームの上伊那地域の待機者は700人前後とみられる。
上伊那広域連合では、新たな施設整備により、待機者の一部解消につながると期待している。 -
伊那CATVがSTBを無料レンタル
伊那市の伊那ケーブルテレビジョン(株)は、テレビ放送の完全デジタル化移行にともない、加入世帯にたいし、デジタルチューナーSTB(セットトップボックス)1台を無料で貸し出す。
6日は、伊那ケーブルテレビ本社で記者会見が開かれ、向山公人社長が、STBの無料レンタルについて、説明した。
無料レンタルは、2011年7月24日のアナログ放送終了に向けて行う。
対象となるのは、アパートやマンションなどの共聴世帯を除く、伊那ケーブルテレビの加入世帯、2万2千世帯で、すでにSTBを導入している世帯も対象となる。
無料レンタルされるSTBは、地上デジタル放送のほか、東京キー局、コミュニティチャンネル、BSデジタル放送など、32チャンネルを楽しむことができる。
加入世帯へは詳細を書いたダイレクトメールを郵送する。STBの無料レンタルは6月1日から開始する予定。
伊那ケーブルテレビでは、このサービスの提供に際し、4億円縲・億5千万円の負担を見込んでいる。
なお、県内のCATV局でのSTBの無料レンタルサービスは、4局目となる。 -
東春近運動会で地域住民が交流
競技を楽しみながら地域住民の交流を図る東春近運動会が、2日伊那市の春富中学校グラウンドで行われた。
東春近運動会は、地区内に10ある区別対抗で行われているもので今年で22回目となる。
この日は子どもからお年寄りまで、1000人以上が参加し、趣向を凝らした競技を楽しんでいた。
バケツの水をお茶碗ですくい、それを一升瓶にいれ、いっぱいにすれば勝ちとなる競技では、参加者が水をこぼさないように慎重に運んでいた。
ほかにバットを額にあて3回まわり、たすきをつなぐリレーでは、よろけながら走る姿に観客から笑いがおきていた。
集まった人たちは、声援を送ったり元気に体を動かしたりしながら交流を深めていた。 -
高烏谷山ハイキング
伊那市の富県区民を対象にした恒例の高烏谷山区民ハイキングが、3日に行われた。
ハイキングは、区民の交流を図ろうと毎年行なわれていて、今年は区民を中心に、およそ600人が参加した。
参加者らは、新緑の山道を、仲間や家族等と会話を楽しみながら、約2時間かけ高烏谷山の山頂付近のつが平を目指した。
つが平では、区内にある富県小学校と新山小学校の交流もあり、代表児童による学校紹介や、それぞれ校歌を歌った。
参加者たちは、残雪の中央アルプスと眼下に広がる伊那谷を眺めながら、連休の一日を楽しんでいた。 -
南大東村職員が伊那西小を訪問
伊那市と民間交流をしている沖縄県南大東村の職員が28日伊那西小学校を訪れ、今年も子どもたちの交流を続けていくことを井上祐一校長と確認した。
子どもたちの交流事業に当初から携わっている宮城克行さんが小学校を訪れた。
南大東村は、今年度も子どもたちの交流事業を計画していて、当初予算に50万円を計上している。
宮城さんは、今年も交流をお願いしたいと、井上校長にあいさつ。
井上校長は、山のない島の小学校と海のない山の小学校の交流から得るものは多い。今までのものを大切にしながら精一杯やらせていただくつもりと快諾した。
子どもたちは、平成17年度から物を送りあうなどして交流をスタート。以来、子どもたちの行き来がスタートし今年で5年目になる。
最初に交流した子どもたちは、今高校1年生で、文通などでお互いの近況を報告しあっているという。
井上校長が宮城さんに見ているのは、今年度の伊那西小学校児童会の年間計画。
交流・ボランティア委員会の目標は、「地域の人や南大東島の人たちと交流を深める学校にしよう」。
宮城さんはうれしそうに、コピーを持ち帰った。
南大東村の児童は、10月に伊那市を訪れ、ホームステイしながら西小の児童たちと同じ教室で授業を受けるという。 -
GW 各地賑わい
ゴールデンウィークに入り、伊那地域の観光地も多くの人で賑わっている。
「ゼロ磁場」として知られる伊那市長谷の分杭峠には1日、県内外から多くの観光客が訪れていた。
今年3月から運行が始まった分杭峠行きのシャトルバスの駐車場には、朝から多くの人が集まり、中に入れない車が道に並ぶこともあった。
通常の土・日曜日でも300人ほどがシャトルバスを利用するが、その2倍近くとなる550人が利用したという。
あるスタッフは「今までで一番の人入り。混雑が続くので来ていただいた方に不便さを感じさせないよう対応したい」と話していた。
また、南箕輪村の大芝高原キャンプ場にも県内外から多くの観光客が訪れキャンプを楽しんでいた。
大芝のキャンプ場は、オートキャンプとバンガローが合わせて36カ所あるが、1日は観光客でいっぱいになった。
大芝高原管理事務所によると2、3日も予約でいっぱいだという。 -
境桜並木管理会が植樹番号札設置
3月に三峰川堤防に桜を植えた伊那市境区の区民が1日、植えた桜に番号札を設置する作業をした。
区民でつくる「境桜並木管理会」の13人が参加し、桜に番号札を付けた。
境区では、三峰川堤防を区民の憩いの場所にしようと今年3月、地域住民に参加してもらい、三峰川堤防の約600メートルに54本の桜を植樹した。
番号札は、自分で植えた木がすぐに分かるよう設置することにした。
管理会の神田福治会長は、「区民や伊那を訪れた人に、南アルプスと三峰川、そして桜のつくる風景を楽しんでもらいたい」と話していた。 -
山岳写真家中山秀幸さん偲ぶ会
昨年10月脳腫瘍で亡くなった伊那市美篶の山岳写真家、中山秀幸さんを偲ぶ会が29日、伊那市内で開かれた。
偲ぶ会は、中山秀幸写真遺作展実行委員会が開いたもので、会場には約120人が集まった。
中山さんの友人や写真仲間がそれぞれの思いを話した。
また遺族を代表して中山さんの妻広美さんが「10年という短い時間だが一生分大切にしてもらった。最期のメッセージ、人を愛する尊さ、人や自然に感謝する気持ちを忘れず、父母、子どもと生きていきたい」とあいさつした。
集まった人たちは中山さんの山岳写真家としての功績を再確認し思い出を胸に刻んでいた。 -
保科正之生誕399年祭
旧高遠藩主保科正之の生誕祭が29日、伊那市高遠町で行われた。
神事は4年前から毎年、保科正之が生まれた5月7日付近に行っていて、今年は正之生誕399年。
この日は、雨のため地域間交流施設で神事が行われ、市の関係者やNHK大河ドラマの脚本家を務めたこともあるジェームス三木さんら約50人が参加した。
ジェームス三木さんは脚本をつくる上で「主人公に負の部分が見えると視聴者の共感が得られやすい。ドラマ化が実現した際にはそういう場面を見せていく必要がある」と話していた。
保科正之のHNK大河ドラマ化に向け平成16年10月からはじまった署名は、29日現在で38万2440人となっている。
これまで、ドラマ化実現に向け8回にわたりNHKに要請をしている。
伊那市観光協会では、大河ドラマ化実現に向け、今後も署名活動を続けていきたい竏窒ニしている。 -
伊那文化会館で舞台裏探検
普段見ることの出来ない舞台裏を探検するイベントが29日、伊那市の伊那文化会館で開かれた。市内などから訪れた家族連れ約70人が見学した。
伊那文化会館では、普段見ることの出来ない舞台裏を見てもらおうと毎年この時期にイベントを開いている。
参加者は客席から下がるオーケストラピットの動きを体感した。
また、ステージの反響板がどのように設置され、片づけられているかを見学した。
ある参加者は「普段は出演者しか舞台の裏側が見られないので、良い体験になりました」と話していた。 -
街頭犯罪防止パレード出陣式
街頭犯罪への注意を呼びかけようと伊那警察署と防犯ボランティアが30日、伊那市内で防犯パレードを行った。
白バイの先導で防犯ボランティアが青色防犯灯をつけた車で市役所を出発し、自転車の盗難など身近な犯罪に注意するよう呼び掛けた。
これは、5月の街頭犯罪等抑止総合対策強化月間に合わせて実施した。
今年1月から3月までに伊那署管内で発生した犯罪の件数は144件で、前年同期の半分程度に減った。
しかし、最近になって高校生以下の女子に対する公然わいせつが増加していて、伊那署では、「犯罪が発生した時は、その時使用されていた車のナンバーを覚えておいてほしい」と協力を呼び掛けている。 -
高遠城址公園花見 渋滞緩和にシャトルバス効果
今年、花見の時期に伊那市役所から高遠城址公園まで運行したシャトルバスの利用者は5820人で、渋滞緩和に効果があったことがわかった。
市役所発シャトルバスは、今年3日間運行し、4月10日の土曜日は2500人、11日の日曜日は2160人、18日の日曜日は1160人で、合計5820人が利用した。
市役所駐車場は約千台の車を停めることができることから、市では渋滞緩和に効果があったと話している。
高遠城址公園の今シーズンの入園者数は約27万人で、昨年より4500人ほどの減となっている。 -
推奨みやげ品登録証授与式
伊那市観光協会の推奨みやげ品に新たに高遠町にある赤羽菓子店の「麦ころがし」が登録され、市役所で28日、登録証が授与された。
赤羽菓子店社長の赤羽敏さんに、推奨みやげ品審査委員長の伊藤正さんから登録証が授与された。
「麦ころがし」は、伊那地域で親しまれていた、大麦を炒って粉にした麦こがしを使った焼き菓子で、無添加の原料を使っている。
賞味期限は夏場でも3週間と持ちがよく、土産品に適している。
平成7年に発売して以来、高遠まん頭に次ぐ人気のロングセラー商品という。
伊藤審査委員長は、「今後も新しいみやげ品の開発にご精進いただきたい」とあいさつした。
今回の新規登録を含め、推奨みやげ品は56品目となっている。 -
白鳥孝新伊那市長初登庁
民間感覚での改革を訴え伊那市長選挙で初当選を果たした白鳥孝さんが30日、初登庁し、白鳥市政がスタートした。
白鳥市長は、午前8時過ぎに公用車で市役所に到着。自らの意思で慣例となっていた職員の出迎えはとりやめた。
酒井茂副市長が4階の市長室に案内し、市長の椅子に座った。
その後開かれた就任式で、白鳥さんは、大きな拍手で迎えられ酒井副市長が歓迎のあいさつをした。
酒井副市長は、「市民から選ばれた人として帰ってきてくれたことは、苦労をともにしてきた私としてもうれしい。市民感覚による正しい改革を進めてほしい。市長は、市を代表する営業マン。精力的に外交してほしい」と話した。
女子職員からお祝いの花束を受け取った白鳥市長は、「現場主義と対話を基本に行政運営に取り組みたい。職員も現場に赴いて、自分の目で確認し、判断をしてほしい。大好きな伊那市のために一緒に汗をかいていきましょう」と就任のあいさつをした。
このあと開かれた記者会見で白鳥市長は、副市長や部長への権限の委譲によるトップセールスや、会議は1時間とするなどの効率的な働き方を職員に指示したい竏窒ニ述べた。
また、小坂樫男前市長から仕事の引き継ぎが行われた。
白鳥市長の任期は平成26年4月29日まで。 -
信州プロレスリング伊那大会
社会人のアマチュアプロレス団体「信州プロレスリング」の伊那大会が29日、伊那市のいなっせ多目的広場で行われた。
信州プロレスは長野県を元気にしようと県内各地で大会を開いている。
同日は、いなっせ多目的広場にリングが設けられ、プロレスファンら80人が観戦に訪れた。
団体のモットーは「安全第一、台本重視、入場無料、雨天検討」。
勝ち負け重視の本気の闘いを見せる場ではなく、娯楽に重点を置いた「プロレスごっこ」をするのが信州プロレス。
この日は3試合が行われ、第2試合では、子供達がリングに上がり選手と対戦した。
子ども達は選手顔負けの技を繰り出し、会場からは大きな拍手が送られていた。
メーンイベントでは団体の代表グレート☆無茶選手が登場し会場を沸かせた。
リングでは次々と技が繰り出され、時には観客と一緒に相手を攻撃する場面もあり、大きな笑いや歓声が起きていた。
信州プロレスでは5月16日に長野市のビッグハットで旗揚げ3周年記念大会を予定している。