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「年越しそばを自分で」そば打ち講座
年越しそばを自分で打ち、新しい1年を迎えてもらおうと伊那市高遠町の高遠閣で、そば打ち講座が20日に開かれました。
講座には、伊那市と辰野町から25人が参加しました。
指導は信州そば発祥の地、伊那そば振興会の飯島進会長とそば打ち愛好会のメンバーが行いました。
高遠町公民館が開く全5回の講座で、20日が3回目です。
参加者の半分以上がこの講座で初めてそばを打ったということです。
そば粉は高遠産や長谷産を使用しています。
水を少しずつ入れながら、こねていきました。
飯島会長は「空気を抜くように腰を入れて全身でこねるように」とアドバイスしていました。
こね終わると、四角に伸ばして1.5ミリ幅になるように切っていきました。
講座は2024年1月にあと2回予定されています。
打ち終わったそばは、自宅に持ち帰り食べるということです。
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県産小麦100%のパン 学校給食に
長野県産の小麦を100%使ったコッペパンが11月30日に山形村の山形小学校の給食で提供され、児童が風味豊かなパンを味わいました。
県産小麦の生産や利用を広げようと長野県と生産者、食品加工業者などでつくるLFP長野が、プロジェクトの一環で企画したものです。
この日は、県農政部とJA、小麦粉とパンの製造業者ら7人が山形小学校を訪れ、5年3組の児童と一緒に給食を食べながら交流しました。
提供されたのは、長野県産の小麦「ゆめかおり」を100%使ったコッペパンで全校児童約500人です。
ゆめかおりは、約10年前から県内で生産されている風味豊かな味わいが特徴の小麦です。
子どもたちは、いつもよりふわふわでおいしいとパンの香りや食感を楽しみながら味わっていました。
LFP長野は、令和3年からこれまでにエノキダケの販路拡大や摘果リンゴを使った商品開発を行っていて、今年度は、小麦をテーマに活動しています。
LFP長野では、今後小麦を生産する若手農家から課題などを聞き取り小麦の生産拡大にも取り組んでいくとしています。 -
高遠町総合支所 新たに図面示す
建て替えの計画が進められている伊那市の高遠町総合支所の図面が15日、新たに示されました。
図面は15日に伊那市役所で開かれた市議会全員協議会の中で示されたものです。
新しい高遠町総合支所は、高遠町文化センターの駐車場に建設されます。
敷地面積はおよそ5,000平方メートルで、延床面積はおよそ940平方メートルの鉄骨造2階建てです。
1階は市民ホールや大会議室、事務室などが入ります。
2階は文書庫として使われます。
事業費は5億3,640万円で、工期は来年6月から2025年5月までとなっています。
伊那市では、2025年度中の供用開始を目指すとしています。
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軽自動車と自転車が衝突 男性重傷
伊那市高遠町で13日正午頃、軽自動車と自転車が衝突する事故がありました。
午後3時半現在、自転車に乗っていた男性は頭に大けがを負っているものとみられています。
伊那警察署の発表によりますと事故があったのは伊那市高遠町の白山トンネル内です。
女性が運転する軽自動車と男性が乗っていた自転車が衝突したもので午後3時半現在、男性は頭に思いけがを負っているものとみられています。
車を運転していた女性にケガはない模様です。伊那署では事故の原因について調べを進めています。
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健康応援ポイント 抽選会
伊那市民の自主的な健康づくりの取り組みを応援する、健康応援ポイントの抽選会が12日に市役所で開かれました。
抽選会では白鳥孝市長らが、応募券を引いていました。
健康応援ポイントは、市民が健康診断や人間ドック、スポーツイベントに参加するともらえるものです。
市内のスポーツ用品店で使える1万円分の商品券などおよそ360人に賞品が当たります。
伊那市の委託を受けて伊那市総合型地域スポーツクラブが行っているもので、今年は過去最多1,126件の応募があったということです。
今回は新たに、減塩賞品が当たる明治安田生命賞が用意されました。
当選者には年内に賞品が発送される予定です。
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本格的な冬を前に高遠城址公園で桜を守る作業
本格的な冬の到来を前に、伊那市高遠町の高遠城址公園では、桜を雪の重みから守る作業が行われています。
11日は、桜を管理する伊那市振興公社の桜守西村一樹さんら5人が、支柱を結ぶロープの取り換えや枯れた枝の剪定などを行っていました。
作業は、雪が枝などに積もって折れたり木が倒れないようするため、12月4日から行われています。
現在は、高遠閣前の二の丸を中心に作業を行っていて、園内にある1,500本のうち、手入れが必要な半分ほどの高遠コヒガンザクラで作業をするということです。
枯れたり病気などで今後花が咲かないと思われる枝は、切り落とします。
今シーズンの高遠城址公園の有料入園期間は、開花宣言後の3月26日から散り終わりの4月9日までの15日間で、有料入園者数は10万5,661人でした。
開花・散り終わりとも記録が残る1983年以降で最も早くなっています。
高遠城址公園の冬支度は、来年1月末まで行われます。
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地酒「やまむろ」 奉納
伊那市高遠町の地酒「やまむろ」の新酒が出来上がり、関係者が鉾持神社内にある酒の神松尾社に5日奉納しました。
この日は関係者が集まり新酒を奉納しました。
地酒やまむろは農事組合法人山室が育てた酒造米をつかい株式会社仙醸が醸造したもので、地域の酒販店でつくる高遠旨い酒研究会が企画・販売する高遠の地酒です。
やまむろの生原酒は720ml入り税込み1430円で1000本限定です。
高遠旨い酒研究会加盟している十一屋商店、桜井酒店、萬寿屋商店、酒舗にんべんの4店舗で8日から販売されます。
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県内縁の現代作家を紹介 シンビズム5
長野県内の学芸員が協同で県ゆかりの現代作家を紹介する「シンビズム5」が、伊那市高遠町の信州高遠美術館で開かれています。
会場には、南信地域のある現代作家3人の作品が展示されています。
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JR長野駅でおやきやパンの試食会
信州産小麦を使ったおやきやパンなどの試食会が11月23日に長野市で開かれ多くの人で賑わいました。
JR長野駅で「食べようつくろう信州小麦大行動」と銘打ち信州産小麦を使った食品の試食会が開かれました。
これは、農林水産省が進めるローカルフードプロジェクト、略してLFPの取り組みの一つで信州産小麦の消費拡大を目指そうと
県と県内企業が参加するLFPながのが展開しています。
今回提供されたのは、参加企業が信州産小麦を使って新たに開発した商品で、11月1日に県庁で披露されたものです。
会場には、おやきやパン、肉まんなど18種類が並び訪れた市民や県外からの観光客が信州の味を楽しみました。
用意された試食約700食は、祝日の賑わいもあり1時間ほどで終了。
試食後には、味や商品価格などについてアンケートも行われました。
アンケート結果は、県内の小麦生産者と共有して生産量拡大に向けた検討に活用していくということです。 -
県産小麦使用商品 松本で試食販売会
長野県産小麦を使用した商品の試食販売会が11月19日に松本市のイトーヨーカドー南松本店で開かれました。
信州の郷土料理おやき、さくさく食感アップルパイ、これらは長野県産の小麦を使って県内各地のおやき販売店や農産物直売所、コンビニ大手のセブンイレブンなどが開発した商品です。
この日は試食販売会が開かれ多くの人で賑わいました。
信州小麦大行動と題し開催されたこのイベントは、長野県産小麦の利用拡大を図ろうと生産者や食品加工業者、長野県などが取り組むLFPながの(地域食品産業連携プロジェクト)の一環として行われたものです。
LFPながのでは、3年前からきのこやりんごなど地場産食材を使った商品開発を行っていて、こうした取り組みを通じて地域の課題解決や経済成長などを目指します。
会場には、様々な具材のおやきをはじめ、パンやコロッケ、クッキーなどが並び県産食材を広くPRしました。
なお、今回試食販売された商品の一部は、農産物直売所など開発した各店舗で販売されているということです。 -
庄野真代さん 藤沢地区文化祭でコンサート
伊那市高遠町藤沢地区文化祭が11日から2日間開かれ、11日は紅白歌手の庄野真代さんやその生徒によるコンサートが藤沢多目的集会施設で行われました。
この日は庄野さんが紅白で歌った「飛んでイスタンブール」や、「見上げてごらん夜の星を」などを披露しました。
庄野さんは1978年に紅白歌合戦に出場した歌手です。
上伊那を中心とするメンバーで作り、庄野さんが講師を務めるコーラスグループ「LaLaLaINA星空コーラス」のメンバーも童謡唱歌を披露しました。
星空コーラスは伊那市西春近で月に1度集まり練習をしてきました。
藤沢地区文化祭は12日には地域住民による展示やステージ発表が行われたということです。
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向山雅重さんの写真で昭和振り返る
宮田村出身の民俗学者向山雅重さんが昭和時代に撮影した写真を見ながら当時の暮らしを振り返るイベントが伊那市高遠町の伊那市民俗資料館高遠なつかし館で26日に開かれました。
この日は地元住民12人が参加し、伊那市教育委員会の大澤佳寿子学芸員が向山さんの写真について解説しました。
向山さんは平成2年に亡くなった宮田村出身の民俗学者です。
きょうは秋の農風景をテーマに昭和20年~40年代に県内で撮影された稲刈りの様子が紹介されました。
参加者は千刃こきを使った脱穀の様子などを見ながら語り合っていました。
このイベントはこれまでも田植えや正月行事をテーマに開かれていて今回で4回目です。
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高遠小学校統合40周年 旧高遠小学校・旧河南小学校創立150年
統合して40周年を迎えた伊那市の高遠小学校の前身となる旧高遠小学校・旧河南小学校の創立150年の記念式典が11日に高遠小学校で行われました。
記念式典で児童会長の伊藤優心君は「150年続いているのはすごいこと、地域の支えのおかげだと思う」と話していました。
下島弘子校長は「学んだことは一生の財産、高遠への誇りと地域の支えへの感謝を大切にしてほしい」と話しました。
前身となる学校が1872年に開校し、変遷を経て旧高遠小学校と旧河南小学校などに分かれ、その後1984年に統合して現在の高遠小学校となりました。
式典には児童やその保護者、などおよそ500人が参加しました。
式典後には児童による学習発表で太鼓演奏などが行われました。 -
信州産小麦の利用・生産拡大を
信州産小麦の利用や生産の拡大を目指すプロジェクトが始まり、1日長野県庁で新商品の発表がありました。
信州産の小麦を使ったおやきやパンなどの新商品20品が開発され県庁で披露されました。
これは、ローカルフードプロジェクト(LFP)という地元産の食材を利用した新商品の開発などで持続可能な地域産業の創造を目指す取り組みです。
農林水産省が推進し、長野県と地元企業などが協力して進めているもので、今年度は、25の事業者が参加して信州産の小麦を使ったおやきやパンなどを開発しました。
この日は、県やJAの担当者、食品事業者などが信州産小麦について説明しました。
県内の小麦生産量は、年間5,500トンから7,000トンほどですが、多くの需要があり生産量を増やしていく必要があるということです。
信州産の小麦を使ったパンは、やわらかい食感で、風味があり味が濃いといいます。
会見後は、おやきを中心に試食も行われ、訪れた人が新商品を味わいました。
信州産小麦を使った新商品は、19日~26日まで参加する事業者の店舗などで試食や販売が行われます。
30日には、山形村の山形小学校の給食で信州産小麦を使ったコッペパン約500個が提供される予定です。
県内のケーブルテレビでは、シリーズでこの取り組みを取材し放送していきます。
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高遠そばの会が市社協に売り上げ一部を寄付
伊那市高遠町のそば店や生産者でつくる高遠そばの会は、9月の高遠城下まつりで提供したそばの売り上げの一部5万円を伊那市社会福祉協議会に10月19日寄付しました。
10月19日は高遠そばの会の飯島進代表が福祉まちづくりセンターを訪れ、伊那市社会福祉協議会の林俊宏会長に寄付金5万円を手渡しました。
高遠そばの会は会の発足25周年を記念し、9月の高遠城下まつりで大人は1食200円でそばの販売を行いました。
そばは全部で950食を提供したということで、売り上げの一部を寄付しました。
市社協では、寄付金は子ども食堂などで活用していくとしています。
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国際声楽コンクールの本選出場へ
高遠高校の2年生の市村信吾さんは9月開かれた国際声楽コンクールの東日本准本選で入賞し11月東京で開かれる本選に出場することが決まりました。
市村さんは高遠高校芸術コース音楽専攻で合唱部に所属していて、現在は本選に向け練習に励んでいます。
1年生のときには地区大会で敗退しましたが1年かけて歌に磨きをかけ今回本選出場を果たしました。
国際声楽コンクールは声楽を専門に勉強する学生のための声楽専攻部門のほか声楽愛好者部門、ミュージカル部門などがある日本最大の大会だということです。
去年の本選には16部門に約1,400人が出場したということです。
国際声楽コンクールの本選は11月5日に東京で開催されます。
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伊澤修二の功績を称える音楽祭
伊那市高遠町出身で東京芸術大学の初代校長を務めた伊澤修二の功績を称える音楽祭が28日に伊那市内で開かれました。
記念音楽祭は東京芸大の初代校長、伊澤修二が高遠町出身だったことが縁で始まったもので今年で37回目です。
高遠町文化体育館で行われた第1部では小中高校生が合唱や合奏を発表しました。
このうち春富中学校の吹奏楽部はマーチングバンドを披露しました。
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高遠で秋の茶会
伊那市高遠町の「伊那市民俗資料館 高遠なつかし館」で秋の茶会が29日開かれました。
29日は高遠なつかし館の庭に茶席が設けられ、訪れた人たちが抹茶と和菓子を味わっていました。
伊那市民俗資料館では、春と秋の年2回茶会を開いています。
茶会では、ボランティア団体「高遠をこよなく愛する会」のメンバーが訪れた人たちをもてなしました。
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高遠町でハロウィンイベント
伊那市高遠町の商店街で、ハロウィンイベントが28日、行われました。
高遠町商店街では、様々な仮装をした子どもたちの姿が見られました。
ハロウィンイベントは、商店街の活性化を目的に商店主らでつくる霜町実業団が企画したもので、今年で5回目です。
会場には飲食ブースなども設けられ子どもたちで賑わっていました。
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園児が馬耕を体験
伊那市高遠町の高遠第2・第3保育園の園児は、馬を使って田畑を耕す馬耕を26日、体験しました。
26日は、園児29人が高遠町長藤の田んぼを訪れました。
田んぼは、近くに住む向山正高さんが所有していて、広さは7アールです。
向山さんが、高遠町で馬耕に取り組むうまや七福の横山晴樹さんに依頼しました。
子どもたちに馬耕を体験してもらおうと園児たちを招待しました。
横山さんが飼っている20歳の雄馬「ビンゴ」です。
はじめに、横山さんが、馬に引かせる犂の扱い方や声をかけるタイミングなどを解説しながら馬耕を実演しました。
この後、園児は横山さんに支えてもらいながらビンゴの歩みに合わせて犂を操っていました。
依頼した向山さんによると高遠町地区では、昭和36年頃まで馬や牛を使って耕していたということです。
馬の力を体験しようと、園児たちが犂を15人ほどで引っ張りました。
園児たちは、馬の力強さを実感しつつ楽しみながら体験をしていました。
高遠第2・第3保育園では「子どもたちにとって、貴重な体験になった」と話していました。
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高遠高校の生徒が峠の茶屋でイベント
伊那市高遠町の高遠高校の2年生は、国道152号の杖突峠にある、軽食などを提供する「峠の茶屋」で食と音楽で高遠の魅力を発信するイベントを来月3日に行います。
26日は、イベントに向けた準備が学校で行われました。
高遠高校の2年生は総合的な探究の時間で、高遠の魅力を発信しようと9つのグループに分かれて活動しています。
今回は、峠の茶屋の活用について活動するグループが中心となり初めてのイベントを企画しました。
峠の茶屋は高遠町と茅野市を結ぶ国道152号、杖突峠にあります。
市内に工場があり精密温度制御装置などを製造する伸和コントロールズが2017年から施設の管理・運営を行っています。
イベントに向けて、高遠の魅力を食で表現しようと、地元産の玄米で茶粥を、そば粉で大福を商品開発しました。
そば粉を使った大福は、パイナップルとミカンが入っていて、生徒が当日、手作りして販売する計画です。
郷土食について学ぶグループは、地元の菓子店に協力してもらい、もみじ型のクッキーを販売します。
イベントでは他に、音楽などのステージ発表も予定しています。
高遠高校の2年生が企画するイベントは11月3日の午前10時から峠の茶屋で行われます。
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救急車2台 入魂式
伊那市の高遠消防署などに新たに導入される救急車2台の入魂式が伊那市の上伊那広域消防本部で17日に行われました。
今回導入した車両は搬送中のストレッチャーの揺れが少なく、赤色警光灯の光を弱く切り替えてまぶしさを軽減できるようになったということです。
現在使っている車両が導入から13年経ち老朽化したため更新され、購入価格は資器材を合わせて2台で5,780万円です。
上伊那広域消防本部の柿木淳一消防庁は「地域の安心安全の為に活用していきたい」と話していました。
車両は伊那市の高遠消防署と駒ヶ根市の伊南北消防署に配備されます。
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高遠城址もみじ祭りに合わせてショー 伊那市観光協会が企画
伊那市観光協会は、28日から始まる高遠城址もみじ祭りに合わせて、戦国時代の「高遠城の戦い」をテーマにした歴史エンターテイメントショーを、初めて行います。
14日は、出演者ら6人が市役所に集まり、稽古を行いました。
ショーのタイトルは、
「高遠 The Greatest 城 man」です。
戦国時代およそ3万の兵で高遠城に進軍した織田軍に対し、3千の手勢で最後まで戦った城主仁科五郎盛信とその家臣らに焦点を当てたおよそ15分のショーです。
企画・脚本は、観光協会の丸山舞さんが担当しています。
今年3月に、高遠城址公園で行った「劇場型歴史探訪ツアー」で披露した寸劇が好評だったことから、通年観光の素材として売り出していこうと企画したものです。
ショーには、市内外の演劇経験者ら11人が出演します。
先月から週1回集まって稽古をしていて、この日はクライマックスへと向かっていくシーンの動きの確認を念入りに行っていました。
「高遠 The Greatest 城 man」は、28日の午前11時~の他、11月3日の午前11時~と午後2時30分~の3回行われる予定です。
いずれも観覧料は無料で、場所は高遠城址公園の二の丸で行われます。 -
伊澤修二記念音楽祭に向け合唱指導
伊那市の高遠高校の生徒は、28日に行われる伊澤修二記念音楽祭に向け、東京芸術大学大学院を修了し、合唱指揮者として活躍する黒川和伸さんから、16日に合唱指導を受けました。
この日は、高遠高校の合唱部員21人が、東京芸術大学大学院を修了し、現在合唱指揮者として活動する黒川さんから指導を受けました。
28日に行われる伊澤修二記念音楽祭に向けた事前指導として行われ、本番で披露する曲を歌いました。
黒川さんは、歌詞や解釈を大切に歌うよう指導しました。
伊那市では、高遠町出身の伊澤修二が、東京芸術大学の初代校長を務めたことが縁で、こうした交流を行っています。
伊澤修二記念音楽祭は、28日に行われます。
生徒は、第1部は合唱部として、第2部は市民合唱団として出演します。
音楽祭に向けた指導は、高遠中学校でも行われ、18日には、町内2つの小学校でも行われます。
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高遠城址の古地図でアニメーション制作WS
東京芸術大学の准教授らが指導し、参加者が高遠城址公園の古地図を題材にアニメーションを作るワークショップが14日高遠閣で開かれました。
ワークショップは伊那市と東京芸術大学の連携事業の一環で開かれたもので、伊那市内の小学生から高校生、20人が参加しました。
講師は東京芸術大学の押元一敏准教授が務めました。
参加者は、江戸時代の高遠城址の古地図を元に南曲輪にあった日本庭園をイメージしながら絵を描いていきました。
参加者は、池や水、季節などの絵を描き、書き終わった絵は、東京芸大の学生がスキャナーでパソコンに取り込み、編集をしていました。
押元准教授は「地域の歴史を知り、アートにする事で新たな発見に繋げてほしい」と話していました。
ワークショップで制作した動画は、映像作品として芸大生がまとめ、信州高遠美術館などで公開される予定です。
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秋の味覚マツタケようやくお目見え
伊那市高遠町の竹松旅館に、秋の味覚の王様マツタケがようやくお目見えです。
猛暑や少雨の影響でおくれていたマツタケ。
マツタケ料理で知られる竹松旅館には、3日ほど前から高遠町や長谷で採れたものが入荷し始めました。
13日は、女将の竹松志げ子さんが宴会用の準備をしていました。
竹松旅館では例年、9月下旬からマツタケの料理を提供しています。
しかし今年は、9月にほとんど入荷がなかったため、予約を断ることが多かったということです。
今年は例年に比べ小さいものが多いということです。
竹松旅館では、すき焼きに寿司、網焼きなどマツタケ三昧の料理を一人8千円から提供しています。
ようやく提供できる数が揃ったことから12日の夜は、今シーズン初めて3組およそ50人の宴会を受け入れました。
訪れた人たちは秋の味覚に舌鼓を打っていました。
竹松旅館では、これからのマツタケの入荷量にもよりますが、11月上旬まで料理を提供したいとしています。 -
伊能忠敬の食事を再現 江戸めし給食
江戸時代に全国を測量して日本地図を完成させた伊能忠敬が伊那市高遠町を訪れた際に提供された食事を現代風に再現した「江戸めし給食」が、高遠町の小中学校で10日提供されました。
10日提供された江戸めし給食です。
サーモンを酒・醤油・みりんで作った調味液に漬けて焼いた「サーモンの幽庵焼き」。
当時庶民の味として親しまれていたとされるすいとんにかぼちゃを加えた「南瓜すいとん」。
当時よく使われていたという調味料の酢味噌を使った「野菜の酢味噌あえ」
茶屋などでも出されていたという野沢菜入りの「菜飯」です。
10日は高遠中学校で江戸めし給食が提供されました。
江戸めし給食は全国を測量し日本地図を完成させた伊能忠敬が1811年に高遠町を測量で訪れた際に提供された食事を現代風に再現したものです。
伊那市地域おこし協力隊で古文書活用に取り組む前田和弘さんが企画しました。
高遠町図書館には提供された食材について記録した古文書があります。
「紅鮭」など、記載されている食材を組み合わせ今回現代風に再現しました。
江戸めし給食は高遠中学校の他、高遠小、高遠北小を合わせ362人分が提供されました。
レシピは前田さんと日本料理の板前、学校の栄養士が協力して作成し、高遠町学校給食センターが調理しました。
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伊那市高遠町藤沢で百姓と職人市
地元農家が作った野菜などを販売して地域活性化を図るイベント「百姓と職人市」が伊那市高遠町藤沢の七めんビストロ瀬一梵で開かれています。
イベントは、伊那市高遠町藤沢を中心に杖突街道沿いの農家や職人でつくる「百職会」が開いたものです。
会場には、百職会が声をかけた伊那市内の店などの20のブースが並びました。
地元の農家が育てた大根やホウレンソウといった野菜や陶芸作品などを買い求めることができます。
地域の活性化につなげたいと開かれていて、今回が6回目になります。
子どもにも楽しんでもらおうと粘土あそびやヨーヨー釣りのコーナーも設けられました。
イベントは9日も行われ、小出太鼓などの演奏も予定されています。
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第45回伊那市民美術展 開催
第45回伊那市民美術展が伊那市の信州高遠美術館で5日から始まりました。
会場には伊那市民美術会会員作品や高遠高校、伊那西高校の生徒の作品68点が展示されています。
日本画や洋画、彫刻作品が展示されています。
今回は高校生の作品もあり、静物画や人物画が多いのが特徴ということです。
展示は15日日曜日まで信州高遠美術館で開かれ入場無料です。
最終日の15日は午後2時からデザイナーの石川麻優子さんのトークショーが行われるということです。
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高遠町の小中学校で「江戸めし給食」を提供へ
伊那市高遠町の高遠町図書館に所蔵されている江戸時代の古文書に残された献立を現代風に再現した「江戸めし給食」が10日に高遠町の小中学校で提供されます。
4日は提供を前に高遠中学校で説明会が開かれました。
説明会には高遠中学校の生徒およそ120人が参加しました。
企画したのは伊那市地域おこし協力隊の前田和弘さんです。
前田さんは、古文書活用の企画運営担当として歴史資料の解読やデジタル化に取り組んでいます。
「江戸めし給食」は江戸時代に全国を測量して日本地図を完成させた伊能忠敬が文化8年、1811年に高遠町を測量で訪れた際に高遠藩からもてなされた献立を再現したものです。
給食を通して子どもたちには地域の歴史や文化、古文書について関心を持ってほしいと企画しました。
古文書を所蔵している高遠町図書館です。
こちらが献立について書かれた古文書です。
伊能忠敬の一行は1811年4月15日に高遠町に到着しました。
昼食の献立には、みそづけ大根に赤にんじん、紅鮭などが提供されたとしています。
全部で6食提供されたと記録されていて、その中から給食には現代風にアレンジされた4品が提供されます。
献立の再現には日本料理の板前や中学校の管理栄養士が協力するということです。
「江戸めし給食」は、高遠町の小中学校で10日に提供されるということです。