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梅花見
05年にオープンした宮田村の梅公園で9日「第1回梅公園お花見イベント」が開かれた。村おこし事業実行委員会(田中一男実行委員長)主催。公園に植えられた約30本のウメの花は1縲・分咲き。残念ながら花見に合わせて満開竏窒ニはいかなかったが、うららかな日よりに誘われて多くの村民が梅公園を訪れ、ほのかな花の香りを楽しんだ。オープニングイベントとして宮田太鼓の演奏が行われた=写真ほか、YOSAKOIソーラン踊りなども披露され、花見の雰囲気を盛り上げていた。
会場では抹茶の野だてや豚汁などの無料サービスも行われ、わたあめやポップコーン、飲み物などの出店が軒を並べて訪れた家族連れでにぎわった。 -
健康教室でお手玉会
宮田村町三区の保健補導員会は9日、06年度健康教室の第1回講座「お手玉会」を村老人福祉センターで開いた。約20人が参加し、伊那谷お手玉の会の亀山福治会長らの指導でお手玉を作ったり、歌に合わせてをお手玉遊びを楽しんだりした=写真。
まずはそれぞれお手玉作りに挑戦。玄米やアズキのほか「音が良くなる」という数珠玉といわれる植物の実などを使い、布を針で縫って俵型のお手玉をそれぞれ2縲・個作った。亀山会長が「一番扱いやすい」というお手玉の会の規格40グラムプラスマイナス5グラムの重さになるよう、参加者ははかりで計りながら材料の配合を調節した。全員が出来上がったところで歌を歌いながらお手玉遊び。自分で作ったお手玉を歌に合わせて投げ上げては「懐かしい」「良い音がするね」などと話しながら、童心に帰って夢中で楽しんでいた。
健康教室の第2回講座は秋頃に開催の予定。 -
宮田中部活動発足式
宮田村の宮田中学校は8日、部活動発足式を開いた。本年度も大半の生徒が運動系7、文化系2の部活に所属。仲間との絆を深め、切磋たく磨することを誓い合った。
2、3年生の全部員が体育館に集合し、塩澤直緒部長会長は「目標に向って取り組もう」とあいさつ。
新津吉明校長は「礼儀正しくルールを守り、仲間を大切にして活動しよう。皆さんの活躍を期待しています」と激励した。
その後各部活に分かれてミーティングし、さっそく練習開始。円陣を組み「中体連南信大会へ出場するぞ」と気合をみせる姿もあった。
この日は新1年生の部活動説明会も開いた。自分の希望する部を選び、今月末から加わる予定だ。 -
トップストーンジュニアの新年度発会式
宮田村のサッカークラブチーム・トップストーンは8日、ジュニア(小学生)チームの新年度発会式を中越区の屋内運動場で開いた。20人ほどが新たに加入。ボールと友達になり、一歩一歩上達しようと始動した。
指導者代表の杉本雅史さんと保護者代表の原博さんが「上級生は責任ある行動を持ち、下級生は早くボールに慣れてください」と激励。新入部員一人ひとりが自己紹介し、元気にあいさつも交わした。
NPO法人化し、総合的なクラブ運営をしているトップストーン。保育園から社会人まで各カテゴリーのチームがあり、村内外から有望選手が集まってくる。
ジュニアも新入部員含めて約110人ほどが在籍。礼儀やルールなどを守って練習し、各種大会に出場する。 -
郷土研究会が名木・古木の調査報告書を刊行しようと計画
宮田村の宮田郷土研究会(太田保会長、31人)は、3年前から実地調査を続けている村内の名木、古木について報告書をまとめようと計画。140本ほどの調査を済ませており、「多くの人に知ってほしい」と住民が自由に閲覧できる方法も模索している。
村内には樹齢460年ともいわれる北割区のカヤの木を始め、古木や名木が点在。
同研究会は当初、会員用の資料として報告書を考えていたが、文化財として価値が高い古木を地域全体で守るきっかけにしようと、取り組みを始めた。
県のコモンズ支援金に申請。結果は出ていないが、助成が出るなどすれば200部を作成して木の所有者、学校、図書館などにも配布したいと構想をふくらませている。
同研究会は6日に総会を開いたが、報告書をさらに充実させようと、補充調査の実施などを確認した。 -
水田農業経営研究会
宮田村水田農業経営研究会(小田切武人会長、47人)は7日夜、通常総会をJA宮田支所で開いた。今年5月から農産物の残留農薬基準が変更になることを受けて研修もした。
基準値を超えた農薬が残留している農産物などは流通が原則禁止となる「ポジティブリスト制度」。農薬を使用する際の注意点などについて、改めて理解を深めた。
総会では小田切会長が「厳しさは増しているが、水田が日本の農業の源点。一緒に頑張っていきましょう」とあいさつ。
効率的で低コストの稲作を中心として、あらゆる角度から水田農業のあり方について研究を深めていこうと、本年度の事業計画を決めた。 -
新入児童らに交通安全啓発
伊南交通安全協会宮田支会(小林利春支会長)は、村内の新入児童と保育園児に啓発グッズを贈って交通安全の徹底を呼びかけた。
安協の役員らは6日の宮田小学校入学式に先立ち、交通ルールなどが書かれたリーフレットを新入児童97人に一人づつ手渡した。
「交通安全お願いね」などと呼びかけられ、児童や保護者は意識を高めていた。
保育園児には啓発用のぬり絵とクレヨンを贈り、幼い頃からの安全意識の徹底を図った。 -
北中信へ観光PR
宮田村観光協会(会長・清水靖夫村長)は本年度、今まで手薄だった北中信方面へ積極的に観光宣伝を行う。権兵衛トンネル開通にあわせ木曽地域へもPRを行いたい考えだが、村内だけでなく近隣の観光地も含めて広域的な連携で取り組む方針。
北中信方面で発行されている観光情報誌に村の情報を掲載するもの。上伊那他市町村の情報も載るが、協会事務局の村産業課は「村だけでなく、上伊那全体として観光をアピールできれば」と話す。
このほど開いた協会総会でも、「点から線、さらに面への観光地づくりを目指す」と再確認。駒ケ岳などの豊かな自然を最大限に活かし、誘客に取り組もうと話し合った。 -
梅公園で初の花見イベント9日に
住民有志が手作りした宮田村新田区の梅公園で9日午前10時から午後2時まで、初めてのお花見イベントが開かれる。お茶やコーヒー、豚汁などの無料サービスがあるほか、軽食販売の出店も。宮田太鼓、よさこいソーラン踊りの信州みやだ梅舞会も出演し、会場を盛り上げる。
公園を昨年開園させた村おこし事業実行委員会が、「多くの人に公園を訪れてほしい」とイベントを企画。準備を進めてきた。
同公園には約30本の梅が植えられているが、標高が若干高いため、見頃はこれから。中央アルプスの残雪と紅梅のコントラストが楽しめそう。
お花見イベントでは、太鼓、踊りが花を添え、焼きそばやフランクフルト、飲み物などを会場で販売。お茶の野点(のだて)など無料サービスも用意し、来場を呼びかけている。問い合わせは同実行委員会事務局の村商工会85・2213まで。 -
宮田小入学式
宮田村の宮田小学校は6日、入学式を開いた。97人が希望に胸ふくらませ元気に登校。新生活をスタートさせた。
上級生に迎えられて入場した新入児童。大きな声で「ドキドキの1年生」を合唱した。
野溝和人校長は「学校はとっても楽しい所。勉強や行事もいっぱいあります。友人と仲良くして、毎日元気に登校してください」と呼びかけた。
児童会長の竹内一奈さんは「学校は保育園と違って、お兄さん、お姉さんたちと一緒に活動する行事があります。分からないことがあったら聞いてください」と歓迎した。
「よろしくお願いします」と新入児童はしっかりとあいさつ。
さっそく各学級に分かれて、新たな仲間とのふれあいを始めていた。 -
宮田小、中学校の転入職員
宮田村宮田小、中学校の転入職員は次の皆さん。カッコ内は前任。
【小学校】▽教頭=高橋聡(上田市立清明小教諭)▽教諭=原一彦(伊那東小)渡辺喜久道(箕輪中)瀧澤明美(塩尻市立宗賀小)小野教子(赤穂東小)片桐義和(上水内郡三水第一小)▽講師=飯森玲子(伊那東小)▽非常勤講師=星野茂子(飯島小)▽事務=城倉恵子(村住民福祉課高齢者福祉係)▽心の相談員=田中元子(新任)▽給食調理員=小原明子(宮田中)▽臨時給食調理員=平沢容子(新採用)
【中学校】▽教頭=唐澤久樹(須坂市立井上小教頭)▽教諭=米山香織(赤穂小)木下久資(赤穂中)曽根原浩(中沢小)星野泰志(駒ヶ根東中)坪野さやか(新任)佐藤桂治(同)▽講師=酒井麻美(小諸市立芦原中)▽非常勤講師=高見親久(宮田中)▽臨時給食調理員=佐藤晴江(宮田小) -
宮田中の入学式
宮田村の宮田中学校は6日、入学式を迎えた。97人が真新しい制服に身を包み、希望をたずさえて登校。義務教育最後の3年間が始まった。
新入生代表の石井那苗さんは「何もかもが新しい気持ちで一杯。部活動が楽しみ。ひとつひとつの学習もしっかりとやりたい」と抱負。
在校生代表の松澤祐希君は「一緒に参加することでコミュニケーションがとれ、楽しい学校生活になるはず。
壁もあるが、最後まであきらめず、全員の力で乗りきりましょう」と激励した。
新津吉明校長は「初心を忘れず、宮田中の生徒としての自信と誇りを持ってください」とあいさつ。自らを大切にして、目標にむかって前向きに取り組んでとも呼びかけた。 -
土地開発公社理事長に小林村助役
宮田村土地開発公社は6日に理事会を開き、任期満了に伴う役員改選をした。小林修村助役が理事長、小林茂村議会議長が副理事長に就任した。任期は2年。
理事長は従来、村長が「充て職」で兼務。しかし、国は行政トップの充て職を自粛するよう各自治体に求めており、清水靖夫村長はその指導に沿って理事長職の留任を辞退した。
小林理事長は「村は人口1万人構想を掲げており、基本計画に沿って公社の事業も展開していきたい」とあいさつ。
公社理事は村議、役場の課長8人で構成。専務理事には矢田典和村総務課長がついた。 -
高齢者クラブが新入児童にリボンをプレゼント
宮田村町3区の高齢者クラブ・寿会(丸山恵三会長)は6日、宮田小学校の入学式で手作りのリボンを新入児童にプレゼントした。
リボンは村の高齢者クラブ連合会が毎年つくっていたが、解散したため、数年前から寿会が受け継いでいる。
有志15人ほどが約3時間かけて手作りし、入学式に向うピカピカの1年生一人ひとりの胸につけていった。
丸山さんや同会女性部の南澤ひで子さんは「子どもたちの成長は私達にとっても生きがい。立派に大きくなってほしい」と目を細めていた。 -
子どもの安全見守り隊が腕章を新調
隊の存在アピールし、地域一丸で見守りを住民有志を隊員に募り結成2年目を迎えた宮田村の「子どもの安全見守り隊」は、パトロール時に隊員が着用する腕章を新たに作成した。隊の存在をさらに強くアピールし、地域一丸となって事件、事故の未然防止に取り組む。
村教育委員会が呼びかけて発足した同隊。1年間のうちに隊員が倍増の194人に達し、子どもの安全を見守る体制は住民協力で強化を続けている。
4日には全体会を開き、村教委が各隊員に腕章を交付。パトロールする際に従来の名札とあわせて着用するよう求めた。
小中学校で作成した防犯安全マップを見ながら、通学路や危険な場所を再確認。
新井洋一教育長は「地域全体で見守る使命感を持って、活動をお願いしたい」と呼びかけた。
また、自動車にマグネット装着できるパトロールステッカーも隊員希望者に配布。きめ細かな気配りで、不審者を寄せつけない地域にしようと、気持ちを新たにした。 -
開幕控えてコート整備
宮田村ゲートボール協会(丸山恵三会長)は3日、今季の開幕を控えて主戦場となる中央グラウンドでコート整備を行った。
約40人の会員が朝から熱心に作業。危険がないように石を拾い、コートをつくった。
開幕式は13日。今季も昨年と同じ6チームが参加して、10月まで全50試合ほどをこなす。 -
宮田村保育園の入園式
宮田村にある3カ所の保育園は4日、入園式を開いた。91人の新3歳児が仲間入り。保護者に手をひかれ、元気に登園した。
中央保育園の入園式は年中、年長の園児が拍手でお出迎え。新入園児はちょっぴり緊張気味だったが、一緒に合唱するなど元気な姿をみせた。
関礼子園長は「保育園では美味しい給食やおやつも出ます。いっぱい食べて元気に楽しく過ごしましょう」とあいさつ。
保護者会長の清水重宏さんは「遊んでいるうちに仲良くなれます。年長さん、年中さんは年少さんの面倒を見てあげてください」と呼びかけた。
式終了後は、保護者と別れておやつの時間。バナナを食べて、友達と過ごす新たな生活をスタートさせた。 -
山ぶどう栽培組合総会
宮田村山ぶどう栽培組合(春日伊平組合長、14戸)はこのほど、通常総会を開いた。今年は過去最高の30トンを生産目標にしているが、組合員相互の協力により、品質維持と技術向上も図っていこうと確認した。
山ぶどうは主に、村の特産品であるワインの原料になる。
ワインは3年連続で高品質であることを証明する県の「原産地呼称管理制度」に認定。組合は安定した生産量の確保とあわせて、栽培技術の向上を図る。
上伊那農業改良普及センターや農協などと連携して病害虫対策に力を入れるほか、技術検討会や全園の土壌検査なども実施する。
役員改選では、春日組合長をはじめ、秋山泰久副組合長、監事の小田切宗雄、田中勲両氏の留任を決めた。 -
伊那谷産の小梅をブランデーで仕込んだ竜峡梅酒発売
宮田村新田区の本坊酒造信州工場は今月から、地元伊那谷産の竜峡小梅を同工場製造の高級ブランデーで仕込んだ新製品「竜峡梅酒」の発売を開始した。3月に先行発売した首都圏では、芳醇な味わいが好評。「地元の資源を活用した最高品質の梅酒」と同工場では話す。伝説から・ス梅が里・スと呼ばれる宮田村に、また新たな梅のブランドが加わった。
竜峡小梅の肉厚でジューシーな特徴を最大限に引き出した。さわやかな香りと酸味を残しつつ、最高級ブランデーの風味が味わいを深くしている。
同工場では昨年、竜峡小梅をホワイトリカーで仕込んだ「伊那谷の梅酒」を地元限定で発売して好評。「竜峡梅酒」は5万本生産して順次全国に向けて出荷する予定で、2銘柄体制で販売を展開していく。
鹿児島に本社を置く本坊酒造にとって6品目の梅酒となるが、最高級品の位置付け。
3月に千葉幕張メッセで関係者が集まって開かれた国際食品・飲料展でも高い評価を受け「信州で育った最高級の梅酒として販売していきたい」と藤野公宏工場長は話す。
価格は720ミリリットルで1790円(税込み)。問い合わせは同工場85・4633まで。 -
警察署学校訪問
新学期開始を前に3日、駒ケ根警察署の山本修作署長らが管内の小中学校を訪れ、年度のスタートを機に児童の安全対策への協力をあらためて求めた。
駒ケ根市の赤穂小学校では高野普校長が応対した。山本署長らは登下校時の児童を狙った犯罪が増えていることから地域住民の意識の高揚を図りたい竏窒ニして入学式のある6日の朝、なるべく多くの保護者や地域の人たちに通学路に立ってもらうことなどを提案。当日は署長はじめ署員らも署を挙げてチラシ配布やパトロールなどに当たりたいとする考えを示した。高野校長は、連絡がつく家庭に呼び掛けをするなど可能な限り協力する竏窒ニ答え、今後も連携して犯罪防止活動に努力することをあらためて確認し合った。 -
消防団辞令交付式
宮田村消防団は1日、辞令交付式を役場グラウンド開いた。2年任期の幹部が一新。平澤成己新団長のもと、幹部、新入団員はさっそく、訓練や研修に臨んだ。【幹部名簿は3月19日付で既報】。
昨年より15人多い29人が入団。新たな体制のもと平澤団長は、地域に愛する消防を構築していきたいと呼びかけた。
新入団員は次の皆さん。
川手敏史、有賀忍、山田繁、秦野翼、中原勝郎、春日貴博、平沢佳秀、吉川昌太、北澤秀行、平塚太吾、矢沢悠、高坂敏巳、橋本哲治、上村雅樹、小林大希、原田貴司、伊藤国彦、小田切直樹、小田切大輔、小田切重頼、後藤誠、北原信吾、後藤繁樹、田中一基、樋屋祐輔、佐々木喬大、服部貴明、阿部一臣、太田卓臣 -
車両装着用のパトロールステッカー新調
子どもの安全見守り体制強化に宮田村教育委員会は、子どもの安全見守り体制を強化しようと、自動車にマグネット装着できる「安全パトロールステッカー」を210台分作成した。
公用車に付けるほか、住民有志でつくる「子どもの安全見守り隊」の希望者にも配布。村内業者の営業車両にも装着してもらう考え。
小中学校の新年度を控え、子どもの安全見守り隊は4日に集まり、活動内容などを再確認する。隊員数は昨年度当初より92人増えて192人となっており、よりきめ細かく地域の安全に目を光らせている。 -
宮田村役場の辞令交付
宮田村役場は3日朝、人事異動の辞令交付と年度始めの式を開いた。4年ぶりに新規の正職員を1人採用。課長級に昇格した高橋克実教育次長らとともに、辞令を受けた。
村は人件費削減の一環で03年度から職員の新規採用を見送っていたが、年齢構成維持のため再開し、大卒男性1人を採用した。
約100人の職員を前に清水靖夫村長が訓辞。行政概念を運営から経営へ転換するよう繰り返し訴え「経営には結果が必要。限られた予算で100%以上の効果が出るよう、発想転換を」と話した。
職員個々の裁量で事業を推進するのではなく、組織連携を強化するよう要望。「多くの知恵をしぼれば、より効果は高まる。経営は組織で動くもの」とも続けた。 -
宮田中吹奏楽部が初の校外演奏会
宮田村の宮田中学校吹奏楽部(塩澤直緒部長、23人)は1日、初の校外演奏会「スプリングコンサート」を村民会館ホールで開いた。行進曲からポップスまで多彩な11曲を披露。春の訪れにふさわしい爽やかな演奏で、約200人の観衆を楽しませた。
念願だったホールコンサート。心をこめて、休み返上で取り組んだ練習の成果を発揮した。
学年ごとの演奏もあるなど内容も盛りだくさん。会場には保護者や学校の仲間のほか、熱心な吹奏楽ファンも多数訪れ、生徒の奏でる響きに聞き入っていた。
同部は一昨年まで中学校の音楽室で演奏会を開いてきたが、「多くの人に聴いてもらいたい」とホールコンサートの実現にこぎつけた。顧問の瀧澤敏郎教諭は「素晴らしい環境で演奏することは、今後の励みにもなるはず」と話していた。 -
少年少女のスポーツ、文化団体合同激励会
新たなシーズンの到来にあわせ、宮田村の少年少女が所属するスポーツ、文化の13団体は2日、合同の激励会を村体育センターで開いた。多くの励ましを受け、子どもたちは元気良く活動することを誓った。
武道3団体、野球2団体、ミニバスケット、体操、卓球、ドッジボール各1団体の運動系に加え、宮田太鼓とエアロビクス2団体の文化系も参加。子どもと保護者約120人が会場に集まった。
少年剣道部の福村秀土君、パッションティアラ(エアロビ)の永谷香奈さんが「仲間とともに、1年間頑張ることを誓います」と宣誓した。
保護者を代表して宮田太鼓子ども連の竹内浩一さんがあいさつ。素晴らしい環境で運動や文化活動ができることに感謝した。
新井洋一教育長は継続する大切さを語り「感謝の気持ちを忘れず、仲良く、元気良く頑張って」と、子どもたちを励ました。
村教育委員会は本年度から、少年スポーツ8団体を対象にしていた交付金制度を廃止。新たに文化団体を含む13団体に一率の激励金を渡すことになった。
それにあわせて従来5団体で行っていた合同開幕式も拡大し、初めて激励会として実施した。 -
退職職員に辞令交付
宮田村の退職職員の辞令交付式が31日、役場村長室で開かれた。同日付けで退職した4人に清水靖夫村長が辞令を手渡し、長年の労をねぎらった。
全職員が出席した送別会もあり、退職者一人ひとりがあいさつ。
総務課長だった酒井一衛さんは「まわりの皆さんに恵まれ、幸運な役場生活をおくることができた。今後も村長を中心に心をひとつに、より良い宮田村にしてください」と託した。
清水村長は「役場を離れても、自立の村づくりに力添えをお願いしたい」と呼びかけ。職員組合の小林敏雄執行委員長は退職者全員のエピソードを話し、別れを惜しんだ。 -
商工会事務局長に桑原前地事所商工雇用課長、労務対策課長を新設
宮田村商工会は30日、4月1日付の人事異動を内示した。岡本建児氏(65)が定年で事務局長を退き、3月末まで上伊那地方事務所商工雇用課長を務めた桑原正道氏(60)を後任に迎える。外国人企業研修生受け入れ事業の拡大方針を受け、岡本氏は新設の労務対策課長に就く。
受け入れ事業は2001年度に始まり、中国・大連市の意欲ある若者を面接で選考。同商工会に加盟する9社が参画し、現在は49人が各企業で技術研修を積んでいる。
既に7人が3年間の課程を修了して帰国しているが、習得した語学や技術で各分野で活躍。企業にとってもメリットが高いとして、同商工会は本年度も拡大に取り組む方針。6月には新たに1社が参加を予定している。
岡本氏は研修生受け入れに関する各種業務のほか、事務局長らをサポートする。
桑原氏は県職員として主に商工畑を歩み、3月末で退職。出身は長野市。 -
制服やカバンなど学用品をリサイクル
宮田村の宮田中学校PTA父親母親委員会は31日、卒業生らの不要になった制服やカバンなどを新入生や下級生に有効に使ってもらおうと、リサイクルを行った。十分使えるものばかりで、保護者は「とてもありがたい」と喜んでいた。
受け渡し会場の同校会議室には、運動着や辞書などまで多彩な学用品が勢揃い。多くの保護者や在校生らが訪れ、欲しいものを自由に持ち帰った。
ある母親は「制服や体操着は毎日使うため洗い替えも必要。成長も早いので、大助かり」と、熱心に・ス品定め・スしていた。
リサイクルは5年目。同委員会の米田留美子会長は「使えるものばかりで、捨ててしまってはもったいない。良い伝統として続いていけば」と話した。 -
商工会が聴導犬協会の施設移転で要望書
宮田村商工会は31日、日本聴導犬協会が村民会館隣接地に本部施設を移転建設する計画に関して、清水靖夫村長に要望書を提出した。前林善一会長は「移転を反対するものではない」として、地域と共存していくために村から同協会へ働きかけるよう求めた。
村内に本部がある聴導犬協会の村民会館隣接地への移転については、一部の村民から意見が出ているが、商工会理事会でも議論。 移転地が7月に開く祇園祭の花火打ち上げ場所に近いなどが主な理由で、要望書には今後の協力関係などを記載した。
また、環境や地域住民に対する配慮なども盛り込んだが「末永く、地域と共存していくためであり、事情を汲み取ってほしい」と、村、協会双方に理解を求めた。
同協会は村のあっ旋を受けて、村開発公社が所有する村民会館隣接地を購入、一部賃貸し、来年に施設を新築する。 -
宮田村壮年連盟総会
宮田村壮年連盟は30日夜、05年度通常総会をJA上伊那宮田支所で開いた。約40人が出席し、05年度事業・決算報告と06年度事業計画・予算案を承認したほか、選考委員会が選出した新役員を了承した=写真。
06年度の主な事業として組織活動の充実と強化、農業振興への取り組みなどを挙げ、むらづくりに貢献するための取り組みとして、みやだ夏祭りやワイン祭りなどのイベントに積極的に参加していくことにしている。
役員は次の皆さん。
▽委員長=小林正信(南割)▽副委員長=酒井淳(大田切)飯島一徳(南割)▽青年部長=清水重宏(南割)▽副青年部長=本田宏行(町)