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箕輪町 来年度予算案過去最高131億円
箕輪町は過去最高となる総額131億4,900万円の来年度 令和6年度の一般会計当初予算案を14日発表しました。
14日は箕輪町の白鳥政徳町長が役場で記者会見を開き来年度当初予算案の概要について説明しました。
白鳥町長は「人口減少、特に少子化の中で出生数の増加を狙う対策と、生まれてきた子ども達とその保護者に対する支援を積極的に取りいれた。公共施設の長寿命化 町民体育館と武道館の耐震改修リニューアルもあり最後の大型予算になった」と話していました。
来年度は「こどもまんなか みんなで挑戦 持続可能なまちづくり」をキャッチフレーズに、人口減少・少子化への対策やDX・ゼロカーボンの推進に積極的に取り組むとしています。
主な新規事業は、こども子育て支援を総合的に推進する「こども計画」の策定に780万円。
2歳までの乳幼児を対象に年間3万円分のおむつの購入券を支給する事業に1,100万円。
小中学校など町内27施設の7700基の照明をリースでLED化する事業に2,400万円などとなっています。
保育運営の拡充事業として未満児保育について「第2子の保育料の無償化」や「第1子の保育料を引き下げる事業」などに8億9,000万円。
町民体育館と武道館の耐震改修リニューアルに19億3,000万円などとなっています。
来年度・令和6年度の一般会計当初予算案は、今年度より7億5千万円多い131億4,900万円で過去最高となっています。
来年度の一般会計当初予算案は26日に開会する町議会3月定例会に提出されることになっています。
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伊那安協 優良交通安全協会表彰を受賞
交通安全活動を積極的に推進し事故防止に全国的にも顕著な功績をあげたとして、伊那市と箕輪町、南箕輪村で活動する伊那交通安全協会が、優良交通安全協会表彰を受賞しました。
22日は、伊那安協の塩澤幸一さんが伊那警察署を訪れ、小林雄二署長に受賞の報告を行いました。
伊那交通安全協会は、全国一斉の交通安全運動の期間中の他、毎月17日を交通安全イナの日と定め、街頭啓発を行っています。
その功績に対し、全日本交通安全協会から「優良交通安全協会」として表彰されました。
小林署長は、「昼夜問わず活動された功績が認められたものです。今後も交通安全への協力をお願いします」と話していました。
今年度、優良交通安全協会表彰を受賞したのは、全国で57団体となっています。 -
伊那北陸上部OB会 倉田さん祝う
伊那北高校陸上部OB会は伊那市のJA上伊那本所で総会をきょう開き、去年伊那北高校を卒業した倉田紗優加さんのインターハイ優勝を祝いました。
新型コロナウイルスの影響で3年ぶりとなる総会には40代から80代のOB45人が出席しました。
倉田紗優加さんは2022年、高校3年生の時に出場したインターハイ女子やり投げで優勝しました。
伊那北高校陸上部のインターハイ優勝は倉田さんで3人目だということです。
慶応義塾大学に進学した現在もやり投げを続けていて、去年の全日本選手権では7位に入賞しました。
OB会の堀正秋会長は「3年ぶりにOB会を開けて嬉しい。倉田さんにはこれからも活躍してもらいたい」と話していました。
また総会では去年12月に亡くなった陸上部の元監督の城田忠承さんを偲び、教え子からの手紙が披露されました。
城田さんは長野県陸上競技協会理事長や名誉会長などを務め、春の高校伊那駅伝の発展に貢献しました。
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伊那ケーブル 箕輪町でスマホイベント
伊那ケーブルテレビの格安スマートフォンサービス「いなテレスマホ」を10日と11日の2日間限定で大幅値下げし販売するイベントが箕輪町のベルシャイン箕輪店で開かれています。
イベントでは、スマートフォンやタブレット端末を台数限定で大幅値下げし販売しています。
いなテレスマホの新規申し込みをした人を対象に、東京ディズニーリゾートペアチケットなどが当たるくじ引きも実施しています。
いなテレスマホは伊那ケーブルテレビが提供する格安スマートフォンサービスです。
料金は最も安いプランで月額1,188円となっています。
また、ケーブルテレビやインターネットなどの各種サービスもキャンペーン価格となっています。
イベントは11日までで、ベルシャイン箕輪店で開かれています。 -
福与のグラウンド荒らされる
箕輪町福与の福与農村運動公園グラウンドに何者かが車で乗り入れ荒らされていることが7日にわかりました。
グラウンドは、福与公民館南側にあります。
7日の昼間に地域住民が見つけ、区の役員らが確認したということです。
5日に降った雪の上を車で円を書くように走ったタイヤ痕が残されていました。
このグラウンドは、区の運動会やどんど焼きなどの行事で活用されています。
普段は車が入れないよう鎖を張っているということですが、カギはかけていないということです。
8日に区の役員が町や伊那警察署に被害を報告しました。
8日の夜開かれた区の会合で、防犯カメラの設置やカギを付けることなどを検討していくことを確認したというこです。
福与区では「グラウンドは区民の憩いの場にもなっているのでこうした行為は非常に残念です」と話していました。
グラウンドは、3月に町が整備を行う予定です。
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箕輪町無形民俗文化財 中村常会念仏講
箕輪町の無形民俗文化財に指定されている北小河内中村常会の念仏講が4日に、中村集会所で行われました。
集まった住民が車座になり、長さ10メートルを超える大きな数珠を、反時計回りに回しながら、「南無阿弥陀仏」と唱えます。太鼓と鐘に合わせて念仏を唱えます。
数珠にはひとつだけ大玉がついていて、その玉が回ってくると、押しいただいて、願い事をします。
中村常会の念仏講は、江戸時代から続くとされていて、2月の第一日曜日に行われています。
以前はその年の当番である当屋の家で行われていましたが、20年ほど前から集会所で行われるようになりました。
新型コロナの中でも役員のみで続け、今回も一部縮小しましたが、地域住民が参加して行事が行われました。
中村常会の念仏講は、箕輪町無形民俗文化財に指定されています。
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各地で節分にちなんだ行事
3日は節分です。
各地で節分にちなんだ行事が行われました。
南箕輪村の恩徳寺では厄除けや家内安全などを願う節分会が行われました。
本堂の中で火を焚いて行われる大護摩祈祷は、午前6時から午後5時の間に7回行われ、このうち午前10時半の祈祷には、およそ100人が訪れました。
不動明王の火に僧侶が御札や身に着けているバッグなどをかざしました。
豆まきはありませんでしたが、今年は4年ぶりに人数制限を設けずに行われました。
僧侶が子どもを抱え、火にかざす姿も見られました。
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南箕輪村の人口101人増
長野県は、2023年中の人口増減を31日公表しました。
上伊那では人口が増加したのは南箕輪村のみで増加数は101人です。
県が公表した2023年中の人口増減によりますと、南箕輪村の今年1月1日の人口は1万6,234人で去年1月1日と比べ101人増加しました。
なお、伊那市の今年1月1日の人口は6万4,211人で657人の減。
箕輪町は2万4,582人で203人の減となっています。
全県は200万991人で1万5,476人の減となっています。
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水路に灯油とみられる油が流出
箕輪町の水路に灯油とみられる油の流出事故が31日発生しました。
油の流出が見つかったのは箕輪町のJA飯田線木下駅南側の水路です。
「油が水路に浮いていて、匂いがする」との通報が町役場に寄せられ町では油を吸収するマットを設置するなどの対応をとっています。
水路は南箕輪村に続いていて油が天竜川に流れ込まないように職員が吸着剤を設置していました。
油が流出した場所や量は不明で箕輪町では水路近くの住民に灯油タンクやポリタンクからの流出がないか確認を呼びかけています。
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レーシングカート 城取さんアジア大会結果を報告
レーシングカートのアジア大会に出場した箕輪進修高校3年生の城取聖南さんが役場で30日に出場を報告しました。
この日は城取さんが白鳥政徳町長に大会の結果を報告しました。
愛知県のチームに所属する城取さんは1月26日からマレーシアで開かれたレーシングカートのアジア大会「ロータックスアジアフェスティバル」に出場しました。
城取さんは予選を54台中8位で決勝に進み、決勝では一周およそ1kmのコースを22周走りました。
4位争いをして残り2周を切ったところでマシントラブルによりリタイアしたということです。
アジア大会へはこれまでの大会での実績から推薦されて出場したということです。
タイヤやブレーキパッドなどのカートの部品や大会へのエントリー費用を稼ぐためアルバイトを掛け持ちして、週末は岐阜県のサーキットで練習をしています。
今後は県内の大学に進学し、カートを続けていくということです。
白鳥町長は「日本代表を目指して頑張ってください。期待しています」と話していました。 -
おやじ学級公開講座 箕輪学かるたで町学ぶ
箕輪町内の観光地や文化財を紹介する「箕輪学かるた」で町について学ぶ講座が、地域交流センターみのわで15日に開かれました。
講座は、箕輪町公民館のおやじ学級の公開講座として開かれ、学級生と一般のあわせて34人が参加しました。
講師を務めたのは、町郷土博物館の井澤はずきさんです。
講座では、郷土博物館が製作した、町内の観光地や文化財、伝統行事がかかれた「箕輪学かるた」を使い、町について学びました。
50音すべての札を紹介し、歴史やその由来を解説しました。
江戸時代に始まったとされるお盆の厄除けの行事おさんやりは、「おさんやり真夏に白の男衆」とかかれ、絵札には舟を担ぐ人の姿が描かれています。
この講座は、町民に自分が住んでいる地域について深く知ってもらおうと開かれました。
井澤さんは「かるたを使い家族で簡単に楽しく町のことを学んでもらいたい」と話していました。
かるたは、郷土博物館で1セット税込み1,000円で買うことができます。
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大芝のアカマツで自転車お守り
辰野町、箕輪町、南箕輪村で組織する上伊那北部観光連絡協議会は、来月上田市で開くイベントに合わせ、大芝のアカマツを使った「自転車お守り」400個を作りました。
自転車に取り付けているのが今回製作したお守りです。
大きさは縦6センチ、横8センチ、厚さは5ミリです。
お守りには協議会の自転車イベントのロゴと、自転車の車体がレーザーで焼きつけられています。
自転車の走行中の安全を祈願すると共に、上伊那北部地域をPRしようと作られました。
加工は、箕輪町の箕輪進修高校の生徒が行い、完成したお守りは南箕輪村の恩徳寺で祈祷しました。
辰野町在住で協議会の自転車イベントで講師を務める小口良平さんは「持っているのが楽しくなるようなお守りが完成した」と話していました。
今回製作したお守り400個は、来月3日に上田市で開かれる上伊那北部の観光をPRするイベントで配布される予定です。
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非課税世帯支援事業に総額1億900万円
箕輪町議会臨時会が30日、町役場で開かれ非課税世帯対象の支援金給付事業として約1億900万円を追加する今年度一般会計補正予算案が可決されました。
給付対象となるのは去年12月1日現在で世帯全員の今度分の住民税所得割が非課税の世帯です。
830世帯に対し1世帯当たり10万円を給付するもので、総額は8,300万円です。
ほかには住民税均等割など非課税世帯の18歳以下の子ども1人当たり5万円を給付するもので対象は460人、総額は2,300万円です。
これらに手数料などを加え、総額は1億900万円となります。
町では給付金について全額、国の交付金を活用するとしています。
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永坂さん ボートのアジア大会で銀メダル
箕輪町上古田在住で下諏訪向陽高校3年生の永坂日鼓さんは、U19アジアボートジュニア選手権大会の4人1組の競技で銀メダルを獲得しました。
29日は、永坂さんが箕輪町役場を訪れ、白鳥政徳町長に結果を報告しました。
永坂さんは、去年12月にタイで開かれたU19アジアボートジュニア選手権大会の4人1組のクォドルプル競技に日本代表として出場しました。
一人でボートを漕ぐ男子シングルスカルに出場する予定でしたが、チーム事情により4人1組のクォドルプルに出場し、銀メダルを獲得しました。
高校3年生の永坂さんは卒業後、滋賀県の東レ滋賀ボート部に所属します。
大学よりも社会人の環境の方がレベルアップになると考え、高卒で実業団に入ることを決めました。
母親の初江さんも、息子の挑戦を応援しています。
白鳥町長は「世界で金メダルを獲得できる選手になってください」と話していました。
永坂さんはまずは日本代表選手を目指すということで、今後世界大会での活躍に期待がかかります。
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町防災交流施設 愛称「みのわBASE」に
箕輪町松島のJA上伊那箕輪町支所の西側に建設が進められている防災交流施設の愛称が「みのわBASE」に決まりました。
愛称は、町内在住かまたは在勤の人から募集し、83人から133件の応募がありました。
結果、小幡 直久さん、池上稔さんから応募があった、「みのわBASE」に決定しました。
呼びやすく、人が集まるスポットになることや、災害時の拠点となる期待や安心感を込めて愛称がつけられたということです。
箕輪町防災交流施設「みのわBASE」は、4月に開所予定です。
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文化財防火デーで無量寺を点検
26日は文化財防火デーです。
箕輪消防署と箕輪町教育委員会は、北小河内の無量寺で消火設備などの点検を行いました。
無量寺には、国の重要文化財に指定されている阿弥陀如来坐像があります。
消防署員たちは、消火器の置かれている場所や火災警報装置の確認を行っていました。
また無量寺の中川清健住職にローソクや線香の火に気を付けるようアドバイスしていました。
文化財防火デーは、昭和24年の1月26日に法隆寺金堂で火災が起きたことを受け、昭和30年に定められたものです。
火災や地震から文化財を守るため、毎年全国各地で点検が行われています。
パトロールが終わると中川住職は、消火器の使い方を教わっていました。
26日は、無量寺のほかに長岡神社でもパトロールが行われました。
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箕輪町がセーフコミュニティ認証の更新行わない方針
箕輪町の白鳥政徳町長はWHO世界保健機関が認証している安全・安心なまちづくりの取り組みセーフコミュニティの認証更新を行わない方針を26日に示しました。
これは26日に役場で開かれた定例記者懇談会で白鳥町長が考えを示したものです。
箕輪町は2012年5月にWHO世界保健機関のセーフコミュニティの認証を受け、安全・安心なまちづくりの取り組みを行ってきました。
去年、5年に一度の更新を予定していましたが、先延ばしし、検討を行ってきました。
白鳥町長は、交通事故や乳幼児の救急搬送が減少してきていることを例に挙げ、一定の成果が出たと話し、更新は行わない考えを示しました。
町では来年度、セーフコミュニティに代わる、安全・安心に特化した条例の制定を行うとしています。
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箕輪町 日本語教室でAED使った講習会
箕輪町が行っている外国人向けの日本語教室でAEDを使った救命講習会が25日産業支援センターみのわで開かれました。
この日は箕輪町が行っている日本語教室に通うブラジルやベトナム国籍の参加者7人を対象に箕輪町役場の小山晃生危機管理監がAEDの使い方を説明しました。
AEDからは「体に触れないでください」「離れてください」などの日本語の音声指示がだされます。
しかし、参加者のほとんどは日本語の指示がわからず苦労していました。
箕輪町では「手順を覚えて緊急時に対応してほしい」と話していました。
また、元日の能登半島地震を受けて避難グッズが紹介されました。
小山さんは「必要なものをすぐ持ち出せるようにまとめておいてください」と話していました。
参加者は「勉強になった」「興味のあった内容が知れてよかった」と話していました。
箕輪町では毎週木曜日の午前8時半から10時まで日本語教室を開いていて参加を呼び掛けています。
今後、参加者から希望が多かった栄養指導や介護保険について学ぶということです。 -
箕輪町が石川県七尾市で給水支援
能登半島地震の被災地支援として箕輪町は、給水支援を行う職員を24日に現地に派遣しました。
石川県七尾市に派遣されるのは、みどりの戦略課の山口弘司課長、水道課の根橋知宏さん、吉見竜成さん、建設課の小澤俊介さんの4人です。
給水車は2トン分の水を供給できます。
24日は、役場北側の車庫前で出発式が行われました。
白鳥政徳町長は「七尾市は1万5,900戸で断水していると聞いている。被災者に寄り添った給水活動をお願いします」と激励していました。
被災地支援は、公益社団法人日本水道協会長野県支部の要請を受けて行われるものです。
職員4人は25日から28日まで、被災地の石川県七尾市で給水支援を行う予定です。
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無量寺で節分の福ますづくり
箕輪町北小河内の無量寺で、2月3日の節分行事で使われる福ますの準備が行われました。
24日は、中川清健住職が、ヒノキの一升桝に幸せを願う「福」と長寿を願う「寿」の文字をますに書いていました。
無量寺では、40年以上前から節分行事を行っています。
節分行事では年男・年女の30人が福ますに豆を入れてまきます。
準備は1月上旬から始めていて、60個を用意するということです。
無量寺の節分行事は2月3日の午後3時から護摩祈祷会、午後4時から豆まきが行われます。
豆まきでは特等の福だるまなどが当たる札も一緒に投げられます。
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箕輪町 下水道料金白紙諮問
箕輪町の白鳥政徳町長は下水道料金の見直しについて、運営審議会に24日白紙諮問しました。
24日は役場で箕輪町下水道運営審議会が開かれ、白鳥町長が審議会の萩原宏和会長に料金の見直しについて白紙諮問しました。
2017年の審議会では2018年度に料金を10パーセント値上げし、2023年度までに料金を再度検討することが適当とする答申を行っています。
町は2018年度に下水道料金を10パーセント値上げしていて、今回は2017年の答申を受け料金の見直しについて諮問しました。
白鳥町長は「下水道運営は一般財源からの繰り入れもあり、黒字を保っているが、施設の老朽化や少子高齢化などの課題を抱えている。
今後の使用料について検討頂きたいと」話していました。
箕輪町の現在の下水道使用料は、2か月で上水道を55立方メートル使った場合9,773円です。
審議会は今回を含め5回開かれ、9月に答申する予定です。
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みのわ祭り7月27日開催
今年のみのわ祭りの第1回実行委員会が22日、みのわパレスで開かれ開催日は7月27日、スローガンは「みんなのお祭り」に決まりました。
会場には委員約20人が集まりました。
今年新たに実行委員長に選ばれた栗原勇雄さんは「町民全員がなんらかの形でかかわりを持ち、楽しめる祭りにしたい。」と話していました。
去年のみのわ祭りは4年ぶりに町商店街と松島仲町を会場に行われ町民おどりには11連、約570人が参加しました。
今年のみのわ祭りは7月27日土曜日を予定していて実行委員会では今後イベント内容や開催時間などについて協議していくということです。 -
小河内神社御筒粥 今年は七分一厘
箕輪町の小河内神社で今年の世の中や農作物の出来を占う御筒粥の神事が21日に行われ、今年の世の中は去年より二厘下がった七分一厘でした。
午前7時に、北小河内と南小河内の住民で作る総代会のメンバーが粥を炊き始めました。
神事は今年一年の五穀豊穣を願う小河内神社の祈年祭で行われています。
21本の葦の茎を束にして2升の米が入った釜で炊き、茎に入った米粒の数で占います。
午前9時過ぎに釜の中から筒が取り出されました。
占いは、宮司が神社の中で筒を割って行います。
結果、今年の世の中は七分一厘となりました。
農作物では水稲の中生、牛蒡、トマト、蕎麦が極上となっています。
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北小河内漆戸常会で大文字下ろし
箕輪町北小河内の漆戸常会で、地区の安泰を願って建てられていた大文字の柱が、20日に地域住民によって下ろされました。
午前11時に、地域住民およそ20人が集まり、14日に建てられた大文字の柱が下ろされました。
柱は21日に下ろされる予定でしたが、雪の予報が出ているため、急遽20日に行うことになりました。
長さおよそ15メートルの柱を近くの漆戸集会所まで担いで運ぶと、付けられていた花飾りなどを取り外していきました。
漆戸常会の大文字は、およそ260年前から続いていて、町の無形民俗文化財に指定されている小正月の伝統行事です。
住民は花飾りを自宅に持ち帰り玄関などに1年間飾っておくということです。
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箕輪町図書館 暖まりながら楽しむ取り組み開始
箕輪町図書館は、寒い冬を暖かい図書館で過ごしてもらおうと、かるたやカードゲームの館内貸し出しを始めました。
館内で借りて遊ぶことができるのは、4種類のかるたやカードゲームです。
図書カードを持っている人なら誰でも借りることができます。
町図書館では、寒い冬でも暖かい図書館にきて楽しんでもらおうと、こうした取り組みを始めました。
また、20日から2月9日まではこたつを出し、暖まりながらゲームを楽しむことができます。
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今年1年の精進誓う
柔道や剣道など箕輪町の武道5団体の初稽古が8日、箕輪町民体育館と武道館で行われました。
初稽古を行ったのは空手道部、なぎなた部、フェンシング部、柔道部、剣道部の5団体です。
空手道部は今年、基本を大切に稽古に励んでいくということです。
なぎなた部は平穏な日常のなかで稽古ができることへの感謝の気持ちを大切にしていくということです。
フェンシング部は2028年に県内で開かれる国民スポーツ大会に向け強化を図っていきます。
柔道部はコロナ禍で出来なかった組手など基礎練習を行っていくということです。
剣道部は去年、合格率が20%といわれる6段を取得した部員を中心に全体のレベルアップを図るということです。
この日は5団体の部員が箕輪町武道館に集まり鏡開きの式で今年1年間の精進を誓っていました。
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大谷翔平選手から届いたグローブ 児童にお披露目
メジャーリーグで活躍する大谷翔平選手が全国の小学校に贈った野球のグローブが伊那市と箕輪町の小学校にも届き、17日お披露目されました。
伊那市の西箕輪小学校では、全校児童約370人が参加し贈呈の会が開かれました。
代表の児童がグローブを箱から出し、全校にお披露目していました。
グローブは、各校に右利き用2個と左利き用1個の3個が贈られました。
内側には大谷選手のサインが印字されています。
早速各クラスの代表児童がグローブをはめ、キャッチボールをしました。
グローブに添えられていた大谷選手からのメッセージを太田聖尚校長が読み上げました。
グローブは、12日に伊那市に届き、17日に市内15の小学校に届けられました。
西箕輪小学校では、授業で活用していくということです。 -
箕輪町 災害時の外国人支援研修会
阪神淡路大震災の発生から17日で29年となります。箕輪町は、地震などの災害に備え、外国人支援についての研修会を17日、役場で開きました。
研修会には職員や地域住民などおよそ100人が参加しました。
講師は、愛知県在住で外国人支援を行っているNPO法人多文化共生マネージャー全国協議会の土井佳彦代表がつとめました。
土井さんは「災害情報の多くは日本語で発表され、外国人は避難する必要性が理解できなかったり、生活情報を得る事ができていない。
多言語で情報を発信する事が大切だ」と話していました。
また避難所においても「文化や宗教などを理解し、食事の提供で配慮が必要だ」と話していました。
箕輪町では、阪神淡路大震災が発生したきょうに合わせ、この研修会を企画しました。
町内には、ブラジル人やフィリピン人、ベトナム人などおよそ800人が暮らしているという事です。
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箕輪町公民館けやき学級 古田人形芝居の歴史学ぶ講座
箕輪町公民館は古田人形芝居の歴史について学ぶ公開講座を12日に地域交流センターで開きました。
12日は箕輪町公民館ふきはら大学院を卒業した人が対象の、けやき学級のおよそ25人が受講しました。
講師は箕輪町郷土博物館の井澤はずきさんが務めました。
古田人形芝居はおよそ300年前から上古田地域を中心に伝承されてきた箕輪町を代表する民俗芸能で、長野県の選択無形民俗文化財に指定されています。
井澤さんは「幕末になると全国的に狂言が流行し、古田人形は衰退していった」と説明していました。
明治に入り上古田で上演された芝居のほとんどが狂言であったことがわかる手記も残されているということです。
昭和36年、1961年に「古田人形芝居保存会」が発足したことで、箕輪中学校や箕輪西小学校で伝統が受け継がれるようになったということです。
講座では、2023年12月の定期公演の様子が上映されました。
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中曽根の獅子舞 4年ぶりに披露
地域や区民の今年1年の安泰や無病息災を願う、箕輪町中曽根の獅子舞が4年ぶりに披露されました。
14日は中曽根獅子舞保存会のメンバーおよそ30人が区内の八幡社や辻など5か所で獅子舞を披露しました。
最初に八幡社で舞を奉納しました。
中曽根の獅子舞は、箕輪町の無形民俗文化財に指定されていて「肇国の舞」や「剣の舞」など5つの舞で構成されています。
毎年小正月に行われていますが、新型コロナの影響で2021年から中止していて、今年は4年ぶりとなりました。
八幡社での奉納を終えると、地区内の辻で3か所で雌獅子2頭の舞合わせを披露しました。
それぞれの辻では、地域住民が集まり、獅子舞を見物していました。
舞が終わると集まった人たちは獅子に頭を噛んでもらい、今年1年の無事を願っていました。