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箕輪町経営研究会50周年式典
企業経営者でつくる箕輪町経営研究会は発足から50周年を迎え、24日、箕輪町の伊那プリンスホテルで50周年式典を開きました。 式典には、会員およそ60人が集まりました。 発起人のひとり、株式会社マツシマ会長の小林紀玄さんは、「発足から50周年を迎えたが、勉強しただけでは駄目、いかに実践するかが成功のポイント」と挨拶しました。 講演会では健康運動指導士の牧内隆雄さんが、「生涯現役百年人生を可能にする方法」と題し話しました。 牧内さんは、「靴下や靴の履き方で血行が良くなり、健康につながる」と話していました。 参加者は早速その場で実践していました。 箕輪町経営研究会は75社が加盟していて、視察や勉強会を通して、販売力の向上や、コスト削減などに取り組んでいます。
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箕輪町に木製ベンチ10基寄贈
上伊那林産協同組合は、上伊那産の杉と椹で製作したベンチ10基を箕輪町に寄贈しました。 4日は組合の都築透理事長と白鳥和夫箕輪支部長が箕輪町役場を訪れ、箕輪町の平澤豊満町長に目録を手渡しました。 上伊那林産協同組合は上伊那の木材業者など27社が加盟しています。 組合では3年前から、上伊那産の木材を活用した製品をPRするため、上伊那地域に木製ベンチなどを寄贈しています。 今年度は杉と椹で製作したベンチ、10基を箕輪町に寄贈しました。 ベンチは長さ2メートル幅は40センチ、厚さ12センチの1枚板でできています。 箕輪町では、もみじ湖周辺のイベント広場や、赤そばが見える沢広場などに設置しました。 組合では今年度中に駒ヶ根市にもベンチとテーブルを寄贈することにしています。
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箕輪町で有害物質災害想定し訓練
伊那消防組合は、複合レジャー施設で有害物質により多数の負傷者が発生したとの想定で、3日、訓練を行いました。 3日は、箕輪町地域交流センターと交流広場で訓練が行なわれました。 センターの中で有害物質の硫化水素が発生し、多数の負傷者が出ているとの想定です。 伊那消防組合が年に1回行っている集団災害訓練で、今年は箕輪町を主会場に開かれました。 署員らは、化学防護服を身に付け、センターに入り、倒れている人を次々に救助していました。 救助している間に、外には、テントが設営され、有害物質を取り除く除染などが行われていました。 負傷者の数が多い場合に、優先度を色で振り分けるトリアージ訓練も行っていました。 伊那消防組合では、特殊な災害に対しても、各隊が連携し活動できるよう、対応能力を向上させたいとしています。
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箕輪中部小でフラワーアレンジメント体験
箕輪町の箕輪中部小学校の4年生は花に親しむ花育の一環で、フラワーアレンジメントを2日体験しました。 花育は、花に親しむことで優しさや美しさを感じる気持ちを育むものです。 体験は、県や花卉の生産・販売団体などでつくる長野県園芸作物生産振興協議会が毎年行っているものです。 2日は上伊那の生花店5店舗の経営者らが訪れ、児童にフラワーアレンジメントを指導しました。 花は地元産のアルストロメリアやトルコギキョウなどが使われました。 児童らは、店主から花の切り方やきれいな並べ方を教わっていました。 指導に当たった生花店の経営者は、「皆楽しんで体験をしていたので、これをきっかけに花に接する機会を増やしてもらいたい」と話していました。
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ワイン用のブドウを収穫
農業を通して地域の活性化に取り組む、「箕輪町のもみじ湖夢くらぶ」は1日、ワイン用のブドウを収穫しました。 今年は天候にも恵まれ出来は上々ということです。 箕輪町の住民有志でつくるもみじ湖夢くらぶは、11年前から町内でブドウを栽培しオリジナルのワインを作っています。 長岡にあるおよそ35アールのブドウ畑では白ワイン用のシャルドネと赤ワイン用のメルローを栽培しています。 1日はメンバー27人が、その2種類を収穫しました。 メンバーたちは、ひと房ずつハサミで切りコンテナに入れていました。 今年は台風の影響もほとんどなく、天候にも恵まれ糖度が高く出来が良いということです。 今年は、去年より200キロ多い1700キロを収穫しました。 1日に収穫したブドウは、塩尻市の井筒ワインに運び醸造されます。 ワインは1年間ねかせ、来年の10月に味わうということです。
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古田の里赤そば花まつり 賑わう
箕輪町の上古田区による、「古田の里赤そば花まつり」が28日から、上古田公民館で開かれています。 会場には朝から多くの人たちが訪れ、打ちたてのそばを味わっていました。 これは、地域で獲れたそばや農作物を味わってもらおうと、上古田区が毎年開いているものです。 地区内にある赤そば畑は、現在ちょうど見ごろを迎えていて、県内外から観光客が訪れています。 畑を管理する赤そばの会では、「台風18号の影響で倒れてしまったが、ここ数日で花が起きてくれて、見頃になっている」と話しています。 まつり会場では、区内のそば打ち名人による手打ちそばが販売されました。 1日限定1,000食で赤そばは200食用意されました。 訪れた人はそば打ちの様子を見ながらそばを味わっていました。 また、会場の外ではそば粉を使った饅頭や農産物が販売されています。 赤そば花まつりは29日午後3時まで開かれます。 そばはあすも1,000食用意され、このうち赤そばは200食となっています。
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信州みのわ山野草クラブ 山野草展示会
信州みのわ山野草クラブの第21回秋の山野草展示会が、28日から、箕輪町の木下公民館で開かれます。 展示会を前に、会場には、作品が並べられていました。 信州みのわ山野草クラブには17人の会員がいて、毎月1回展示会を開き、研鑽を積んでいます。 今回は、寄せ植えや、石付け、季節の花木、斑入りの草木など200点が並べられています。 寄せ植えは、特色の異なる植物を植えると、水加減などが変わるため種類を選ぶのが難しいという事です。 クラブによると、秋に展示会を開くのは、伊那谷では珍しいということで、秋の山野草を楽しんでもらいたいとしています。 信州みのわ山野草クラブの展示会は28日、29日の2日間、箕輪町木下公民館で開かれています。
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この秋一番の寒さ お蚕様もストーブで暖
27日朝の伊那地域の最低気温は8度とこの秋一番の寒さとなりました。 この冷え込みで蚕の活動も鈍くなっているようです。 箕輪町の養蚕農家、大槻文利さんの作業場では、12万匹の蚕が繭をつくる段階となっています。 しかし、最近の朝晩の冷え込で蚕は糸を出さず身を寄せ合いじっとしているという事です。 昨夜から作業場にはストーブが置かれ、室温は15度以上に保たれています。 今朝の伊那地域の最低気温は8度で、平年と比べ4・3度下回りました。 長野地方気象台によりますと、28日の朝も27日の朝と同じくらいの冷え込みになるという事です。
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箕輪中学校文化祭「ふきはら祭」
27日から上伊那各地の中学校で一斉に文化祭が始まりました。 このうち箕輪町の箕輪中学校の第41回ふきはら祭では、ステージ発表などが行われました。 箕輪中学校の文化祭の今年のテーマは、「つなぐ」です。クラス・学年・全校が大きなつながりとなることを願ってこのテーマにしたということです。 総合的な学習の発表では、1年生が、福祉体験学習について発表しました。 学習では視覚障害者のための点字を体験したり、認知症について理解を深めたということで、映像に合わせて発表していました。 また、1年から3年までの生徒代表5人による弁論会も行われました。 3年生の赤羽 真穂さんは祖父の死を通して感じた家族のつながりについて発表し、「亡くなる前に感謝の気持ちが伝えられなかった。家族と過ごす時間を当たり前と思っていたが、大切にしなければならないと思った」と話していました。 各教室には生徒達の美術作品などが並び、保護者などが見学していました。 箕輪中学校の文化祭は28日までで、ステージ発表や合唱コンクールが予定されています。
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箕輪西小学校5年生が稲刈りを体験
箕輪町の箕輪西小学校の5年生の児童は26日、学校近くの田んぼで稲刈りをしました。 1時間ほどかけて手で刈り取った稲を10束ずつ麻のヒモでまとめて、はぞかけをしました。 5年生は今年5月、総合学習の一環で学校近くの4.3aの田んぼに、もち米のモチヒカリの苗を植えて育ててきました。 稲は10日間ほど天日に干し、11月の収穫祭でおはぎにして親子で味わうという事です。 26日の伊那地域の最高気温は、前の日より8度近く低い21.6度で、10月上旬並みの一日となりました。長野地方気象台によりますと、27日以降は晴れ間が広がり平年並みの気温に戻るということです。
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伊那中央病院4年連続黒字
伊那中央病院の平成24年度決算は純利益が7億4千万円と 4年連続で黒字となりました。 25日、伊那市役所で開かれた伊那中央行政組合議会で報告されました。 平成24年度は入院診療単価や外来患者数の増加などにより、約7億4千万円の純利益を確保し、累積赤字は11億円に縮減しています。 年間の延べ患者数は、入院が11万8千人で、23年度と比べ2800人の減少、外来が19万9千人で、23年度と比べ5800人増加しました。 伊那中央病院では、さらなる経営健全化に向け、経営改善に取りくんでいくとともに、今年度は中長期経営計画の見直しを行うことにしています。
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箕輪町駅伝大会 木下A18連覇
箕輪町内を走る秋の恒例行事、箕輪町駅伝大会が23日に開かれました。 大会の結果、木下Aが18年連続の総合優勝に輝きました。 大会は町民の体力向上と地区の交流の場にしようと毎年行われていて今年で54回になります。 大会には、箕輪町の友好交流都市、静岡県浜松市の庄内地区を含む42チームが参加しました。 大会は東と西のコースにわけ、コース別優勝と合計タイムの総合優勝を競います。 東コースは、北小河内をスタートし福与公民館までの4区間8.24キロ。 西コースは、沢グラウンド南側をスタートし西部地域を南下して役場にゴールする6区間13.41キロです。 23日は、秋晴れの中、沿道では多くの人たちが選手たちに声援を送っていました。 西コースでは、木下Aの総合18連覇を阻止しようと、松島Aが健闘の走りを見せました。 大会の結果、東コースは木下A。西コースは松島Aがそれぞれ大会新記録で優勝しました。 合計タイムの総合優勝は木下Aが1時間12分28秒で18連覇を達成しました。
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キノコ採りの男性死亡
21日、岡谷市の山林にキノコ採りに出かけていた箕輪町の男性が沢に転落し、死亡しました。 岡谷警察署の発表によりますと死亡したのは、箕輪町木下の無職小出一男さん87歳です。 小出さんは21日、午前7時45分ころ岡谷市の山林で家族2人とキノコ採りをしていたところ斜面から沢に転落したものです。 家族が消防に通報し諏訪市内の病院に運ばれましたが21日午後3時15分に死亡が確認されました。 転落の原因については、岡谷署で調べを進めています。
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箕輪町交通少年団 啓発活動
秋の全国交通安全運動初日の21日、箕輪町の小学生でつくる交通少年団は、道行くドライバーに交通安全を呼び掛ける手紙を配りました。 21日は、箕輪町内の5つの小学校で交通少年団に所属する男女合わせておよそ120人の児童が、沢上交差点付近の国道153号バイパスで交通安全をよびかける手紙とチラシを配りました。 交通少年団は、毎年秋の全国交通安全運動にあわせ、レター作戦と銘打って、ドライバーに安全運転を呼び掛ける手書きの手紙を配っています。 ドライバーは、「スピードを出しすぎないで」「安全運転を心掛けて」などと書かれた手紙を手渡されると、笑顔で受け取っていました。 町交通安全協会の唐澤利夫会長は「大人が配るよりも子どもが配った方が、ドライバーは良い反応を示してくれる。効果は抜群です」と話していました。
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箕輪町が10月1日付人事異動内示
箕輪町は10月1日付の人事異動を20日内示しました。 今年度末の退職者に伴い、新年度予算編成を新体制で行なうためのもので、課長級には2人が昇任します。 深澤一男保健福祉課福祉係長が総務課付伊那中央行政組合派遣に、松村明監査委員事務局次長が監査委員事務局長に昇任します。
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箕輪進修高校生徒と保護者が地域を清掃
箕輪町の箕輪進修高校に通う生徒とその保護者は、学校周辺や通学路などの清掃を14日、行いました。 14日は、生徒とPTA、学校関係者の合わせて260人ほどが7班に分かれて作業を行いました。 このうち木下駅周辺では、およそ30人が駅舎の清掃や草取りをしました。 毎年1回PTAを中心に校舎周辺の整備を行っていて、今年から生徒が利用する駅や通学路の清掃も行うことになりました。 ある保護者は「3年間こどもがお世話になるので、少しでも地域のためになればうれしいです」と話していました。
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台風18号 上伊那地域でも被害
大型の台風18号の通過により上伊那地域にも倒木や、停電、果樹被害などがありました。 17日は、果樹農家が台風で落ちた梨の片付けに追われていました。 台風18号は16日の午前9時から10時にかけて県南部を通過し上伊那地域も強い風と大雨をもたらしました。 伊那地域の、15日午前0時の降りはじめからの雨量は81ミリで、午前10時36分に最大瞬間風速10.4メートルを観測しました。 伊那市のまとめによりますと台風の影響で41か所で倒木があった他、電柱が倒れる被害がありました。 これにより若宮団地付近など5か所で通行止めになりました。 箕輪町によると町内では、倒木の被害が35か所、物置小屋の損壊などがありました。 南箕輪村によると住宅の一部損壊が2件、倒木が25か所となっています。 田畑区では住宅の屋根が飛び、隣の家の屋根の一部と物置を壊しました。 3市町村ともけが人はいませんでした。 倒木に伴う断線により広い範囲で停電となりました。 中部電力長野支店によりますと伊那市、箕輪町、南箕輪村で6770戸が停電となり16日の午後9時半すぎにすべて復旧したということです。 一夜あけ、17日は青空が広がりました。 南アルプス林道バスは17日の午前10時から運行を再開しました。 南箕輪村の久保では倒れた桜の木の枝の撤去作業が行われていました。 台風の影響で果樹の被害もありました。 伊那市西箕輪の果樹農家、笠松悟さんの梨園では、多くの梨が落ちました。 JA上伊那によりますと特に伊那市から辰野町にかけて梨の落下が多かったということです。 落ちた梨は加工品として取扱うということです。 長野県農政部では市町村を通じて農作物の被害状況を調べています。
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上古田 赤そばの里開き
高嶺ルビーという品種の赤そばが一面に広がる箕輪町上古田の赤そばの里開きが15日行われました。 上古田の遊休農地、4.3ヘクタールに、赤そばが植えられています。花は現在3分咲きとなっています。 里開きの15日は、あいにくの雨となったため、そば畑に向かう途中の直売所でテープカットが行われました。 畑を管理する古田の里赤そばの会の唐沢 清光会長は、「年々観光客も増えてきている。不備を克服し、素晴らしい赤そば畑にしていきたい」と挨拶しました。 平澤豊満箕輪町長は、「観光地としての地盤ができ、継続できている。素晴らしいおもてなしに期待します」と挨拶しました。 赤そばの里が開かれているのは、10月5日までで、期間中は、地元の農産物や、そばが販売されます。 28日、29日には、上古田公民館で地元産そばが提供される赤そば祭りを予定して、その頃にはちょうど花も見頃になりそうだということです。
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定時制高校 生活体験発表大会
南信地区の定時制高校に通う生徒による生活体験発表大会が14日、箕輪町の文化センターで開かれ、箕輪進修高校の2人が優秀賞に選ばれました。 生活体験発表大会は、南信地区の定時制高校4校が持ち回りで開いているもので、今年は箕輪町で開かれました。 大会では、学校生活を通して感じたことや学んだことを7分間にまとめて話します。 このうち箕輪進修高校3年の羽場竜志さんは「荒野の道を往く決意」をテーマに話しました。 同じく4年の杉本結衣さんは、「今を生きる」をテーマに話しました。 大会の結果、飯田OIDE長姫高校の加山由峻さんが最優秀賞に、箕輪進修高校の2人が優秀賞に選ばれました。 3人は、来月12日に長野市で開かれる県大会に出場します。
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箕輪西小学校で運動会
箕輪町の箕輪西小学校で14日、運動会が開かれました。 14日は、箕輪西小学校の全校児童102人が白組と赤組に別れ22の種目で得点を競いました。 初めての運動会となる1年生のかけっこでは、1つでも順位をあげようと懸命に走る姿がありました。 全校児童による綱引きでは、体を低くして歯を食いしばっていました。 松島ゆかり校長は「人数は少ないけれど一人ひとりが全力を出している姿が印象的だった。箕輪西小学校らしさが表れたいい運動会になったと思う」と話していました。
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直江津遭難事故から71年
9月13日は、当時の中箕輪国民学校初等科の5人の児童が修学旅行で高波にさらわれた直江津遭難事故の日です。 今年で71年。 慰霊碑前には同級生の姿がありました。 当時の同級生でつくる搏美六人力会は、箕輪中部小学校にある慰霊碑の前で13日冥福を祈りました。 搏美とは当時の牛澤搏美校長の名前からつけられています。 毎年事故のあった9月13日を直江津遭難の日として会員が慰霊碑を訪れ線香を供え黙とうをささげています。 直江津遭難事故は、1942年昭和17年の9月13日、中箕輪国民学校初等科の6年生児童が修学旅行で訪れていた新潟県上越市の直江津海岸防波堤で高波にさらわれて、5人が犠牲になりました。
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箕輪進修高校 村田さん 全国優勝
7日に埼玉県の日本工業大学で行われた第7回マイクロロボコン高校生大会で、箕輪進修高校3年の村田匡さんが優勝しました。 村田さんは、箕輪進修高校クリエイト工学科の3年生です。 マイクロロボコン大会で参加した13校、58人、79台の頂点に立ちました。 村田さんの優勝したロボットは、先輩から受け継いだものを改良しました。 マイクロロボコン高校生大会は、省資源・小さい・賢いをキーワードに日本工業大学が毎年開いているものです。 箕輪工業高校時代も合わせ全国優勝は3回目です。 1インチ(2.54センチ)角のロボットが所定のコースを自立的に走行し、タイムや正確さ、確実性を競います。 わずか1インチ角のロボット内にCPUやバッテリーを搭載し、数十センチの大きさのロボットに匹敵する機能を持つような技術が要求されます。 13日に箕輪進修高校で開かれた全国優勝報告会では、4位に入賞した原大輝さんらとともに全校生徒に紹介されました。 臼田一海校長は、「個人の努力があったが、チームとして研究しあい作りあげたものだと思う」と栄誉をたたえていました。 このマイクロロボットは、後輩たちに受け継がれていきます。
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福祉施設利用者 合同音楽会
箕輪町内の11の福祉事業所でつくる連絡会は、初めての合同音楽会を、10日、町文化センターで開きました。 音楽会には、8事業所からおよそ140人の利用者が参加しました。 町福祉施設事業所連絡会は、施設同士の横の繋がりを持つことを目的に昨年度発足しました。 音楽会は、利用者同士の交流と練習してきた歌の発表の場として、今回初めて開かれたものです。 代表の横川賢さんは「各施設の特色がでた素晴らしい発表だった」と話していました。 ある利用者は「別の施設に通っている友人に会えてうれしかった。来年の音楽会を励みにがんばりたい」と話していました。
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秋の味覚 ぶどう狩り
箕輪町福与の果樹園「雅秋園」では、ぶどうがたわわに実り秋の訪れを感じさせています。 広さ90アールの雅秋園では、10日から今シーズンの営業が始まり、訪れた人たちがぶどう狩りを楽しんでいました。 種がなく贈答用としても人気があるシナノスマイルや酸味の強いコンコードなど5種類が植えられています。 今年は梅雨が短く夏暑かったことからオープンが去年より3日早いということです。 また、4月の凍霜害の被害はなく豊作だということです。 10日は家族連れなどで賑わいぶどうを採って味わっていました。 県外から訪れた女性は15キロほどをお土産で買っていました。 雅秋園のぶどう狩りは入場料大人500円小学生250円となっていて、10月上旬まで楽しめるということです。 敬老の日の16日は、70歳以上の人は入園料が無料になるということです。
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春日街道辰野町方面に延伸へ
慢性的な渋滞が問題となっている箕輪町の伊北IC周辺について、県は、平成32年度までに春日街道を辰野町側に延伸し渋滞緩和を図る計画です。 これは10日に開かれた箕輪町議会9月定例会で、町が説明したものです。 現在伊北ICに繋がる国道153号は、伊那西部広域農道と春日街道を利用する車が合流するため、通勤時間帯に慢性的な渋滞が発生しています。 県の計画では、国道を利用する車の分散を目的に、春日街道をさらに辰野町側に1,230メートル延伸するものです。 県によりますと、国に交付金の要望をしていて、採択されれば来年度から用地買収を行い、平成32年度までの工事完了を目標にとりかかるということです。
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新図書館構想 年度内提示へ
箕輪町の平澤豊満町長は、移転新築する計画の町図書館について具体的な規模や用地などを示した建設計画を、今年度末までに示したいとの考えを9日、明らかにしました。 これは、9日の町議会で議員の質問に答えたものです。 平澤町長は町の図書館について「残された任期の中で、具体的な方向付けをしたい」と答え、「用地取得、建設費合わせて、概算で10億円程度を見込んでいる」と答弁しました。 建設場所については、JA上伊那箕輪支所周辺の中心市街地や役場周辺などを軸に、そのほかの場所も含め検討をしていく計画です。また、財源については、費用の半分を国の補助金で、残りを財政調整基金の取り崩しや、起債などで対応していく計画だという事です。 平澤町長は「来年3月までに具体案を示し、パブリックコメントなどで町民の声をきいていきたい」としています。
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秋の気配 スズムシ人気
JA上伊那箕輪町支所で、5日、スズムシの無料配布が行われ、秋を求める人たちが次々に支所に訪れていました。 配布は支所の営業開始となる午前8時半から行われスズムシを目当てに次々に訪れていました。 スズムシの無料配布は、箕輪町支所が独自に毎年行っているもので、5年ほどになります。 箕輪町支所管内の組合員が育てているもので、例年と同じ1000匹、200人分が用意されました。 一つの籠に4匹入っていて、支所内には涼しげな鳴き声が響いていました。 オスとメスの両方が入っていないと鳴かないということで、訪れたひとは中身を吟味して、籠を受け取っていました。 スズムシの配布は今年も好評で、午前中にはほぼ終了したということです。
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第18回みのわ美術展 8日まで
日本画、洋画、彫刻、工芸の作品が並ぶ、みのわ美術展が、4日から箕輪町文化センターで始まりました。 会場には、56点が展示されています。会員が研鑽を積み重ねてきた作品の発表の場にしようと毎年開かれていて、今年で18回目になります。 会の活性化を図ろうと公募も行っていて今年は6作品が選ばれました。 みのわ美術会の中澤達彦会長は「新しい感覚を取り入れて若い人にも興味を持ってもらいたい」と話していました。 第18回みのわ美術展は8日(日)まで箕輪町文化センターで開かれています
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東みのわ保育園安全祈願祭・起工式
来年6月の開園を目指す東みのわ保育園の安全祈願祭と起工式が4日箕輪町南小河内で行われました。 4日は町の関係者や建設業者などおよそ70人が出席し、工事の安全を祈りました。 東みのわ保育園は、長岡保育園とおごち保育園を統合し建設されるものです。 総事業費は7億4千万円、建築面積は1,800㎡です。 地中熱による冷暖房や、太陽光発電、雨水をトイレに利用するなど、自然エネルギーを活用します。 工期は来年5月20日で、6月上旬の開園を目指します。 起工式では公募で東みのわ保育園の名称が採用された唐澤秀行さんと中村八重子さんに記念品が渡されました。 唐澤さんは、「子どもたちが社会に関わる第一歩は保育園。環境のいい保育園を作ってください」とあいさつしました。 平澤豊満箕輪町長は、「自然エネルギーの活用や、0歳児保育など多様な保育ニーズに対応し、地域の期待に応える運営をしていきたい」と話していました。
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県代表として箕輪中合唱部 関東甲信越ブロック出場へ
7日に埼玉県で開かれる第80回NHK全国学校音楽コンクールの関東甲信越ブロックに出場が決まっている、箕輪町の箕輪中学校合唱部の壮行会が3日、中学校で開かれました。 合唱部は先月24日に岡谷市で開かれた長野県大会で金賞に選ばれ、県代表として初めて出場します。 3日は、自由曲の「この楽器を」を全校生徒に披露しました。 コンクールは7日に埼玉県で開かれ、関東甲信越地方から16校が出場します。