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二十四節気「清明」 今季最高の23.7度
5日は、二十四節気の1つ清明です。
清明は、気温が暖かくなり全てのものがすがすがしく明るく美しいころとされています。
5日の伊那地域の最高気温は今年1番となる23.7度まで上がり、6月上旬並みの陽気となりました。
田植えシーズンを前に各地で準備が進められています。
箕輪町三日町地籍の天竜川では、幹線水路に水を引くために川の水をためる可動堰が設置されました。
これは、大型のチューブ状のゴムに空気を送り膨らませて、川の水をせき止めるものです。
スイッチを入れてからおよそ30分。
2基の可動堰が完成しました。
可動堰は、洪水時の治水上の問題などから、平成12年に国がおよそ3億9千万円かけて建設しました。
以来、伊那土地改良区が維持、管理を行っていて、毎年田んぼに水がはられるこの時期に設置されます。
150メートルほど上流から取水し、伊那市の中央区と山寺区までの総延長およそ130キロの水路に水が流されます。
この水を活用している農家はおよそ1,000戸で、延べ250ヘクタールの水田で使用されています。
可動堰は、9月中旬まで設置されます。
なお、この堰周辺では水位が2mを超えるため、伊那土地改良区では絶対に近寄らないよう注意を呼び掛けています。 -
伊那市、箕輪町、南箕輪村の全ての小中学校で一斉に入学式
伊那市、箕輪町、南箕輪村の全ての小中学校で、4日、一斉に入学式が行われ、新1年生が学校生活をスタートさせました。
このうち、箕輪町の箕輪南小学校には1クラス14人が入学しました。
新1年生は在校生の拍手で迎えられ入学式に臨みました。
宮下徳雄校長は、「我慢ができる人になる事、友達を大切にすることの2つの約束を守って、学校生活を送ってください」と呼びかけました。
この後6年生が太鼓の演奏で入学を祝い、1年生は、保育園で練習してきた歌を披露しました。
式が終わると学級指導の時間です。担任の教諭から名前が呼ばれると、元気に返事をして握手をしていました。
4日は、伊那市、箕輪町、南箕輪村の全ての小中学校で入学式が行われました。
教育委員会によりますと、この春小中学校に入学した新1年生は、伊那市の小学校で681人、中学校で673人、箕輪町の小学校で270人、中学校で241人、南箕輪村の小学校で147人、中学校で166人となっています。 -
柴 和彦さん木彫り渓流魚展
イワナやアマゴなどの渓流魚の木彫作品展が、伊那市のかんてんぱぱホールで開かれています。
求愛行動をするイワナたち。清流の主のようなカジカ。
本物と間違えそうなこれらの作品は、すべて木彫りで作られていて、会場には小さい作品もあわせると200点ほどが並んでいます。
制作したのは、箕輪町松島在住の柴 和彦さんです。
40年近く、渓流釣りを趣味としてきた柴さんは、魚好きが講じて4年半前に脱サラし、本格的に渓流魚の木彫りをはじめました。
山や湖などで拾い集めた流木などを台座に、まるで泳いでいるかのように魚たちが並べられています。
柴さんが手がけるのは5種類の渓流魚。会場はさながら渓流魚の水族館のようです。
会場では魚のストラップやブローチなどの小品も販売されていて、訪れた人が手にとって確かめていました。
この木彫渓流魚展は、8日(月)まで、伊那市のかんてんぱぱホールで開かれています。 -
公立保育園で一斉に入園式
伊那市・箕輪町・南箕輪村の公立の保育園で3日一斉に入園式が行われました。
このうち、箕輪町の沢保育園には未満児を含む161人が入園しました。
押野久子園長は、「あすから先生やお友達といっぱい遊びましょう。元気に保育園に来てください」と入園児に呼びかけました。
入園式では、みんなで一緒に手遊びをして楽しみました。
保護者と離れると泣いてしまう子どももいました。
3日は伊那市・箕輪町・南箕輪村の公立の保育園すべてで入園式が行われました。
今年度の入園児の数は、伊那市は571人、箕輪町は206人、南箕輪村は145人となっています。 -
箕輪町グリーンツーリズム好調 参加者大幅増加に
都市と農村の交流、農業振興を目指す箕輪町グリーンツーリズム。今年度の健康ツアーと農業体験ツアーの参加者は、およそ1,280人と、前年度の950人から、330人の増加となりました。
27日は、箕輪町役場で推進協議会の会議が開かれ、今年度の事業報告などが行われました。
報告によりますと、田植えやリンゴの収穫などの農業体験ツアーには、今年度1088人が参加し、前の年度と比べ229人増加しました。
農業体験と健康プログラムを組み合わせた健康ツアーの参加者は、188人と前年度と比べ88人増加しました。
箕輪町では、平成22年度から、都市との交流や農業振興を目的にグリーンツーリズム事業を実施しています。
会議で平澤豊満町長は、「今後も工夫をし交流人口を増やし、町の活性化につなげていきたい」と話していました。
協議会では、これまで都市農村交流、農産物加工・健康メニュー開発、健康推進の3つの組織でグリーンツーリズムを推進してきましたが、来年度から新たに、観光農業ビジネスに取り組む、みらい農(の)ビジネス推進チームを新設することが了承されました。
このチームは、観光農業ビジネスのあり方について研究し、ほか3つのチームと連携を図りながら事業に取り組むという事です -
箕輪町の保育園で卒園式
箕輪町内の9つの保育園で、25日一斉に卒園式が行われました。
このうち松島保育園では63人が卒園しました。
式では、川上きよ子園長がひとりひとりに保育証書を手渡しました。
証書を受け取った園児たちは、保護者の前で将来の夢や小学校で頑張りたいことを発表しました。
箕輪町が交流を続けている静岡県浜松市の庄内地区から届けられたガーベラとフリージアの花が担任から園児に手渡されました。
川上園長は、「保育園ではたくさんのことに挑戦してきました。小学校で大変なことがあってもみんなで力を合わせれば幸せという鳥が飛んでくることでしょう」と園児たちに呼びかけました。
箕輪町では9つの保育園で卒園式が行われ、全体で261人が卒園しました。 -
退会者が最後の太鼓演奏
箕輪町の子ども太鼓グループみのわ太鼓ジュニアの閉講式が17日、町地域交流センターで行われ今年度の退会者が仲間とともに最後の演奏を披露しました。
みのわ太鼓ジュニアは町文化センターの講座のひとつとして開かれていて今年で発足10年の節目を迎えています。
小学3年生から中学生まで25人が所属していて月4回、稽古に励んでいます。
中学卒業生など退会する5人を代表して北原亮太君があいさつをしました。
北原君は「太鼓を続けるなかでみんなの集中力が高まり悔いのない演奏ができるようになった」と話し指導者や仲間に感謝していました。
来年度は10人以上が入会を予定していて、三沢興宣代表は「多くの仲間とともにレベルアップを図っていきたい」と話していました。 -
箕輪町 人事異動内示
箕輪町は、4月1日付の人事異動を22日内示しました。
移動総数は、74人で小規模、課長級への昇格は1人です。
新設される危機管理・セーフコミュニティ推進室の室長には、セーフコミュニティ推進担当の向山静雄さんが任期付で採用されます。
任期は、3年で課長待遇となります。
向山さんは、元長野県警の警備部長で、セーフコミュニティを担当しています。
係長級の異動は、10人で内昇格が5人、総数で74人と小規模です。 -
みのわ太鼓ジュニア 退会者が最後の演奏
箕輪町の子ども太鼓グループみのわ太鼓ジュニアの閉講式が17日、町地域交流センターで行わて、今年度の退会者が仲間とともに最後の演奏を披露しました。
みのわ太鼓ジュニアは町文化センターの講座のひとつとして開かれていて今年で発足10年の節目を迎えています。
小学3年生から中学生まで25人が所属していて月4回、稽古に励んでいます。
中学卒業生など退会する5人を代表して北原亮太君があいさつをしました。
北原君は「太鼓を続けるなかでみんなの集中力が高まり悔いのない演奏ができるようになった」と話し指導者や仲間に感謝していました。
来年度は10人以上が入会を予定していて、三沢興宣代表は「多くの仲間とともにレベルアップを図っていきたい」と話していました。 -
「みのわ健康アカデミー」卒業式
箕輪町がシニア世代を対象に行っている健康教室「みのわ健康アカデミー」の、今年度受講生の卒業式が、21日に行われました。
卒業式では、平澤豊満町長から受講生に卒業証書が手渡されました。
今年度は、箕輪町内の男性17人、女性26人の、合わせて43人が受講し、平均年齢は63.3歳となっています。
平澤町長は「仲間とのコミュニケーションを大切に健康づくりに励んでもらうことが町の活性化と将来の財産につながる。健康寿命長寿のまちを目指して、これからも健康づくりに励んでください」と話していました。
卒業生を代表して木下の鳥山佐代子さんは「ここで学んだ知識と経験を忘れず、これからも実践していきたい」と話していました。
みのわ健康アカデミーは、毎週1回の機械を使った筋力トレーニングやウォーキングなどの在宅トレーニングを通して生活習慣病予防や介護予防を目指すものです。
今年度の効果として、ウエストが10.9センチ細くなったり、体重が11.8キロ減った人がいたということです。 -
上田果歩さんと西藤俊哉君 世界選手権出場へ
箕輪町木下の上田果歩さんと沢上の西藤俊哉君は、4月4日からクロアチアで開かれるフェンシング世界・カデ選手権大会に出場します。
18日は、上田果歩さんと西藤さんの父親が役場を訪れ、平澤豊満町長に出場を報告しました。
女子のエペ種目で出場する上田さんは伊那北高校の1年生です。
上田さんは、この種目の日本ランキング1位となり世界選手権出場を決めました。
去年に続き2回目で、前回大会で果たせなかった決勝トーナメント出場を目指します。
中学3年の西藤君は、フェンシングをするために現在東京都の中学校に通っています。
国際大会で活躍できる選手を育成するために国が行っているエリートアカデミー事業の選手に選ばれています。
西藤君の父親は「調子が上がってきていると聞いている。初めての世界選手権で上位を狙ってほしい」と話していました。
平澤町長は「箕輪町民みんなが応援している。頑張ってください」と話していました。
世界選手権は、4月4日からクロアチアで開かれます。 -
危機管理・セーフコミュニティ推進室を設置
箕輪町は新たに、役場組織に危機管理・セーフコミュニティ推進室を設置し危機管理体制の強化充実を図ります。
これは18日役場で開かれた町議会全員協議会で平澤豊満町長が報告したものです。
新たに総務課に設置される、危機管理・セーフコミュニティ推進室は、これまで他の業務を兼務していた、セーフコミュニティ推進室と違い防災、防火、交通安全対策などセーフコミュニティの推進を専門に行います。
これによりひとつの組織として責任を明確にしより安心安全な町づくりを進めていくとしています。
職員体制は課長級の室長をはじめ係長、係員の3人体制で室長は任期付き一般職の職員として採用し任期は3年間となっています。
新体制は4月1日からで町では危機管理体制の強化充実を図りたいとしています。 -
東部診療所に新医師着任
箕輪町南小河内の町国民健康保健東部診療所に新しい医師、川妻史明さんが18日着任しました。
18日は箕輪町役場で辞令交付式が行われました。
川妻さんは、大阪出身の48歳。
自治医科大学を卒業後、大阪で勤務し専門は内科、外科などです。
平成13年に長野県に移り浅間総合病院内科医長などを務めました。
前任の家田正寿医師は勤務医のなり手がなかった福島第一原発からおよそ21キロ地点にある診療所での勤務を希望し退任しました。
東部診療所はこれまで水曜が休診でしたが、今後は土日が休診となります。 -
最大瞬間風速 24.1メートル
18日の上伊那地域は、発達中の低気圧の影響で風が強い1日となり、午後1時20分に伊那で24.1メートルの最大瞬間風速を記録しました。
10分間の平均の最大風速は、15.7メートルで3月では観測史上最高となりました。
伊那市荒井の現在は営業していないホテル、伊那ステーションホテルでは、午後1時頃、屋上に設置されている看板が落下しました。
看板は1m四方程度で、この看板落下による物損被害や通行人などへの怪我はありませんでした。
落下した看板は、業者により撤去されましたが、ホテルでは、風が吹くたびに、屋根材が上下していました。 伊那市上新田のauショップ伊那店では看板のフタが外れ、風にあおられていました。
駐車場では、看板の落下を警戒して警備会社が駐車場の誘導をしていました。
箕輪町松島のシューマート箕輪店では、バイパス沿いにある看板の一部が、風により飛ばされそうになった為、店の関係者が、上部のパネルを撤去していました。
店によりますと、午後0時半頃客からの連絡を受け、警察と消防に相談し、看板の一部を解体する事にしたという事です。
また、この他に、JR飯田線の松島第一踏切近くでは、架線にビニールが引っ掛かった為、10分ほど電車が立ち往生し、車や人の行き来ができなくなりました。
伊那消防署によると、午後5時半現在強風によるけが人などは出ていないということです。
長野地方気象台によると、18日、午後1時20分に伊那で24.1メートルの最大瞬間風速を記録しました。
10分間の平均の最大風速は、15.7メートルで3月では観測史上最高となりました。
平均風速が15メートルを超える風は、人が風に向かって歩くのが難しく、場合によっては転倒する強さとされています。
強い風は、今夜遅くまで続くということです。 -
巣立ちの春 小学校卒業式ピーク
上伊那地域の多くの小学校で16日、卒業式が行われました。伊那ケーブルテレビ放送エリア内では伊那市と箕輪町の、14の小学校で卒業式が行われました。
このうち、伊那市の伊那北小学校では、今年度男子37人、女子55人の、合わせて92人が卒業を迎えました。
式では、久保田之義校長から、卒業生一人ひとりに卒業証書が手渡され、緊張した面持ちで受け取っていました。 -
箕輪町防災会議 地域防災計画の修正案 了承
箕輪町防災会議が14日、役場で開かれ、耐震化された箕輪中学校体育館を二次避難所に追加指定することなどを新たに盛り込んだ地域防災計画の修正案が了承されました。
会議には、消防団長や区長会長など委員29人が出席しました。
地域防災計画は、国の防災基本計画に基づき各市町村が作成しているものです。
会議では、▽箕輪中学校体育館を二次避難所に追加指定すること▽気象観測装置などのシステムを活用し防災情報発信を推進していくこと▽災害時でも続けていかなければならない業務について定める「業務継続計画」の策定を推進すること などを新たに盛り込んだ地域防災計画の修正案が示され了承されました。 -
浜松市庄内から箕輪に花束
箕輪町が交流を続けている静岡県浜松市の庄内地区から今年も花束が届けられました。
浜松市の庄内地区は、温暖な気候を利用して花卉栽培が盛んな地域です。
箕輪町は、平成7年に友好交流推進協定を締結。
翌平成8年から毎年箕輪町内の保育園から中学校までの卒業生に花束が届けられています。
今年は、フリージアとガーベラ5本を束ね1,124人分が用意されました。
15日町役場で行われた贈呈式には、庄内地区から12人が訪れました。
石塚政義さんは、「フリージアの花言葉は、親愛の情、ガーベラは、希望・前進」と紹介。
箕輪町の白鳥副町長は、「子どもたちが大きくなって恩返しが出来るよう末永い交流を続けることが私たちの願い」と感謝していました。
小学生代表として花束を受け取った北小学校のおそちはる尾曾千春さんは、「花束は、毎年もらえたらいいなと思っていたので卒業する今年もらえてうれしい。花を咲かせるための苦労は児童会活動を通じてわかっているので、感謝の気持ちを忘れないようにしていきたい」と喜んでいました。
箕輪町内の小学校の卒業式は、16日、中学校は、18日、保育園は24日で、贈られた花束は、それぞれの卒業式で渡されることになっています。 -
箕輪北小学校増澤理久人君が将棋で東日本大会へ
箕輪町の箕輪北小学校2年生の増澤理久斗君が、23日と24日に東京都で開かれる小学館・集英社杯 第38回小学生将棋名人戦東日本大会に出場します。
増澤君は、5歳から将棋を始め、現在は沢公民館の教室に通い大人を相手に腕を磨いています。
家でも将棋の本を読むなどして研究をしているということです。
増澤君は今年1月に行われた県大会で優勝し東日本大会への出場を決めました。
東日本大会には小学生26人が出場することになっていて、増澤君は最年少で唯一の2年生です。
小学館・集英社杯第38回小学生将棋名人戦東日本大会は23日と24日に東京都で開かれます。 -
これ何に見える?子ども向け芸術講座
箕輪町郷土博物館などは、小学生を対象にした子ども向け芸術講座を10日、地域交流センターで開きました。
講座は、芸術を難しく捉えず身近なものに感じてもらおうと、郷土博物館と図書館、公民館が年に10回開いているものです。
10日は、町内の親子6組およそ20人が集まりました。
箕輪町木下在住で日展会友の中澤達彦さんを講師に招き、水彩絵の具や色鉛筆を使って3種類の作品を作りました。
このうち色鉛筆を使った作品では、別の人が目をつぶって適当に描いた線や円が何に見えるかを想像し、色を塗っていきました。
中澤さんは「与えられた題材をただ描くのではなく、偶然的な物から何かを見いだせる力を養ってほしい」と話していました。
講座は、10日が今年度最後で、郷土博物館などでは「子ども達の自由な発想を活かせる企画をこれからも考えていきたい」としています。 -
最高気温20.7度 5月上旬並み
9日の伊那地域の最高気温は、3月の観測史上5番目に高い20.7度と、5月上旬並みとなりました。
箕輪町のみのわ天竜公園では水辺などで遊ぶ親子連れの姿がありました。
9日の伊那地域の最高気温は3月の観測史上5番目に高い20.7度と5月上旬並みとなりました。
観測史上最高は、2010年の21.9度となっています。
南箕輪村大芝には、ナズナ取りをする親子連れの姿がありました。
子ども達は、大きいナズナを探しては、袋に詰めていました。
長野地方気象台によりますと、9日の伊那地域は高気圧に覆われ晴天となり、来週まで暖かい日が続きそうだということです。 -
雪割草愛好会展示会
富士見町から飯田市までの愛好家でつくる信濃雪割草愛好会の展示会が9日から箕輪町松島の松島コミュニティセンターで始まりました。
会場には信濃雪割草愛好会のメンバー7人が育てた雪割草およそ300鉢が並んでいます。
愛好会では、「展示されているのはほとんどが違う種類のもの。自分の好きな花を見つけて楽しんでほしい」と話していました。
第12回信濃雪割草愛好会の展示会は10日まで松島コミュニティセンターで開かれています。 -
4月中旬並の暖かさ
7日の伊那地域は日中の気温が、16.8度と今年最高となり、4月中旬並みの温かい一日となりました。
箕輪町福与の福与城跡では、福寿草が見頃となっています。
長野地方気象台によりますと、これから1週間ほど気温が高めの状況が続き、来週水曜日ごろから平年並みに戻るということです。
気象台では、気温の変動が激しいので、水分補給などを心がけ体調管理に気をつけて欲しいと呼びかけています。 -
公立高校後期選抜志願者数
長野県教育委員会は、6日、来年度の公立高校後期選抜志願者数の志望変更締切後の最終集計結果を発表しました。
伊那北高校理数科は、1.5倍、普通科は1.1倍となっています。
それでは上伊那8校の状況をお伝えします。
辰野高校普通科は74人で1.03倍、商業科は6人で0.3倍となっています。
上伊那農業高校です。
生産環境科は26人で1.3倍、園芸科学科は21人で1・05倍、生物科学科は17人で0.85倍、緑地創造科は20人で1.0倍となっています。
高遠高校です。68人で0.94倍となっています。
伊那北高校普通科は220人で1.1倍、理数科は6人で1.5倍となっています。
伊那弥生ヶ丘高校は263人で、1.1倍となっています。
赤穂高校普通科は174人で1.09倍、商業科は45人で1.13倍となっています。
駒ヶ根工業高校です。
3つの学科一括で74人が志願し1.23倍となっています。
続いて、多部・単位制の箕輪進修高校です。
普通I部、II部、あわせて39人が志願していて0.98倍、普通III部は6人で0.16倍、工業I部は19人で0.95倍となっています。
後期選抜試験は12日、合格発表は22日に行われます。 -
震災被災地 心の支援を
東日本大震災から、まる2年がたとうとしています。
箕輪町のみのわふれ愛センターでは3日、東日本大震災を風化させず、被災地支援について改めて考えてみようと、災害ボランティア活動報告会が開かれました。
報告会は、箕輪町社会福祉協議会が、震災から2年が過ぎようとしている今、被災地の現状を知り、支援について考えるきっかけにしてもらおうと企画しました。
この日は、町内から被災地に行き、ボランティア活動をした人達の発表や、これからの支援の在り方について意見を交わしました。
報告では、個人や団体合わせて4組が発表を行いました。
このうち、震災直後から去年11月までに8回東北でボランティア活動を行った今井孝二さんは、「震災直後は、がれきの片付けが主な仕事だったが、今は趣味や話を聞くなど心の支えが必用」と話していました。
町内の休耕田で野菜をつくり、被災地に贈るなどの活動をしている「ふれあいネット箕輪」代表の原豊さんは、仮設住宅が無くなるまで支援を続けていきたいと話しました。
意見交換では、会場から、「社協が中心となり、被災地支援の為の基金を作ってはどうか」、「原発事故の避難で、故郷に帰れない人達の心のケアを、忘れてはいけない」などの意見が出されていました。
この報告会の模様は、10日から伊那ケーブルテレビコミュニティーチャンネルで放送する予定です。 -
町議会開会 29議案提出
箕輪町議会3月定例会が4日開会し町から除雪にかかる費用1,000万円を盛った一般会計補正予算案など29議案が提出されました。
補正予算案では除雪にかかる費用1,000万円と融雪剤購入費用100万円の、合わせて1,100万円が盛られています。
これにより今年度の除雪と融雪剤にかかる費用は合わせて2,200万円となっています。
今定例会には総額89億4千万円の新年度一般会計予算案など29議案が提出されました。
箕輪町議会3月定例会は、18日までの15日間で11日と12日に一般質問18日に、委員長報告と採決が行われ閉会する予定です -
旅立ちの春 上伊那の高校で卒業式
3月に入り卒業式シーズンを迎えました。上伊那のほとんどの高校で2日、卒業式が行われ、3年生が慣れ親しんだ学び舎を後にしました。
伊那市の伊那北高校では、今年度、男子138人、女子136人が卒業を迎え、岩崎靖校長から卒業証書を受け取りました。
岩崎校長は「将来この地で活躍する人、国際人として働く人、みなさんの活躍の場は様々。薫ヶ丘で過ごした日々がみなさんの活躍を後押ししてくれる」と式辞を述べました。
卒業生を代表して小野覚さんは「どんな道へ進んだとしても人とのつながりを大切にし、他人を思いやることが出来る人間になっていきたい」と答辞を述べました。
式の最後には伊那北高校伝統の応援歌「天竜河畔」を、卒業生達が肩を組み歌いました。
去年、16年ぶりにベスト8進出を決めた野球部の一部の生徒は、ユニホーム姿で式が行われた体育館を後にしました。
式の後、3年生の教室では最後のホームルームが行われ、一人一人3年間の思い出を話したり、友達と記念撮影をして別れを惜しんでいました。
ある卒業生は「長いようであっという間。大学で学ぶことを学んで、しっかり就職できるようにがんばりたい」と話していました。
伊那北高校では、卒業生全員が進学を希望しているということです。 -
みのわ健康アカデミー講演会
箕輪町の健康づくり事業「みのわ健康アカデミー」の講演会が町文化センターで25日開かれました。
講演会には受講生など250人が参加しました。
講師はコミュニティデザイナーの山崎亮さんです。
山崎さんは、島根県の離島、海士町で行った地域おこし活動について話しました。
「島留学」というキャッチフレーズで、海士町の高校のPRを行ったことや、お年寄りのところへ出向き話を聞く集落支援員の取り組みを紹介しました。
山崎さんは、「「やりたいこと」と「地域が求めていること」、「できること」が重なるところに「企画」ができる。それらをを増やしていくことによっていろいろな活動ができるようになる」と話していました。
主催した箕輪町は「健康づくりに継続して取り組むためにはコミュニケーションが大切。地域の活動を通じて仲間づくりにつなげていってほしい」と話していました。 -
子育て中の母親と町長が意見交換
箕輪町は、子育て中の母親の意見や要望を聞く「地域子育て協議会 座談会」を26日、文化センターで開きました。
座談会では、町内の13の子育てサークルの代表者と平澤豊満町長が意見を交わしました。
行政と母親との話し合いの場にしようと毎年開かれているもので、今年で3回目です。
参加した母親からは「5歳児検診を新たに設けて欲しい」「年少園児は手がかかる時期なので、クラスに保育士を2人配置してほしい」「町内で交通死亡事故が増えている。子どもだけでなく、母親やお年寄りなど町全体での交通安全教室を開いてほしい」などの要望が出されました。
町によりますと、子育て支援センターの設備の充実や病児病後児保育の定員を増やすなど、これまでの座談会で出された意見が町政に反映されているということです -
女性農業者が料理通じて交流
伊那市内の農業に携わる女性が料理を通じて交流を深める集まりが26日、伊那市のJA上伊那本所で開かれました。
交流会には、市内の女性農業者およそ30人が参加し、米粉を使った料理を作りました。
作ったのは、上伊那産の小麦ハナマンテンを使った「餃子」岐阜県の郷土料理「からすみ」などです。
交流会は、地元の農産物の消費拡大と、女性農業者の親睦の場として、伊那市農業振興センターが毎年開いているものです。
仲間同士会話を楽しみながらも、手際よく作業を進めていました。
料理が完成すると、全員で味わいました。
伊那市農業振興センターでは、「農業と産業が結びつく6次産業を進める上で、女性の力はなくてはならない。市の農業振興につなげていきたい」と話していました。 -
交通死亡事故現地診断
2月に入り3件と、交通死亡事故が多発している箕輪町で、死亡事故現場の現地診断が25日行われました。
25日は、3件のうち2件の現地診断が行われました。
このうち9日の事故現場となった三日町の綿半スーパーセンター前の町道の現地診断では伊那警察署、交通安全協会など30人ほどが参加しました。
箕輪町では、9日に綿半スーパーセンター前の町道で車が買い物客をはねる死亡事故が、13日には大出で車がガードレールに衝突し運転手が死亡する事故がありました。
箕輪町は15日に交通死亡事故多発非常事態宣言を発令。
しかし、22日に沢上の春日街道で横断中の男性を車がはねる死亡事故が起きました。
現地診断で、参加者からは、「歩行者が駐車場と道路を隔てる柵を越えてわたらないよう、高くしたらどうか」などといった意見が出されていました。
伊那警察署によりますと、去年の伊那署管内の交通死亡事故は5件6人で、国道や県道で発生していました。
一方今年に入ってからの3件の死亡事故は、すべて箕輪町で起きていて、町道など生活道路で発生しているのが特徴です。
綿半スーパーセンター箕輪店は、3月上旬までに駐車場の看板や支柱にドライバーに注意を促す表示をしていくほか、警備員の配置なども検討していきたいとしています。