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天竜健康ウォーク
天竜川の護岸を生かしたウォーキングのイベント、天竜健康ウォークが7日箕輪町で行われました。
6日夜から雨が降るあいにくの天候でしたが、1,000人を超す人たちが、秋の一日を楽しみました。
箕輪町の天竜公園を発着に、5キロ、9キロ、13キロのコースです。
5キロコースは、天竜川の護岸を伊那路橋で折り返すコース、9キロ、13キロコースは、長岡方面にのぼり、東エリアを通って東西橋から川沿いに戻るコースで、参加者たちは、まわりの景色を楽しみながら自分にあったペースで歩いていました。
このイベントは、天竜川を活用し、生活の一部に取り入れていこうと、実行委員会が手作りではじめました。
今年で6回目となり、参加人数は、県内で3番目の規模となっています。
実行委員会では、「今後も継続し、健康づくりや活性化につなげていきたい」と話しています。 -
美鈴工房パッチワークキルト展
美鈴工房キルト教室の作品展示会が6日から伊那市の伊那文化会館で始まりました。
会場には教室の生徒50人の作品およそ100点が並んでいます。
美鈴工房キルト教室は、上伊那の伊那、辰野、箕輪と飯田で教室を開いています。
教室では、色にこだわった作品づくりが行われていて、布の切れ端でも微妙な色合いを出すのに使えるということで、捨てないよう大切に扱っています。
代表の磯千恵子さんは「パッチワークは個性を表現する素晴らしい手法。会員の個性を見てもらいたい」と話していました。
美鈴工房パッチワークキルト展は、8日月曜日まで、伊那文化会館で開かれています。
また、会場内には作品や生地の販売コーナーもあり、売上の一部は児童養護施設たかずやの里に寄付されることになっています。 -
箕輪町木下 梨オーナー園の収穫祭
箕輪町木下の梨オーナー園の収穫祭が6日から始まり、県内外から訪れたオーナーが梨の収穫を行いました。
この日は、県内や東京、愛知からオーナーが訪れ、南水を収穫しました。
箕輪町が行っている都市と農村の交流事業・グリーンツーリズムの一環で、オーナーは、春に摘果作業、6月に袋かけ作業を行い、今日、収穫となりました。
今年は、夏の間の気温が高かったことから、糖度が高く、できは良いということです。
オーナーは、自分の区画にある梨の木から、一つ一つ丁寧に収穫していました。
梨オーナー園の収穫作業は、8日まで行われるということです。 -
箕輪町健康幸せツアー 赤そば楽しむ
箕輪町が行うグリーンツーリズム事業・健康幸せツアーの参加者が、5日、上古田の赤そばの里までのウォーキングを楽しみました。
健康幸せツアーには、首都圏から19人が参加していて、ながた荘から赤そばの里までを1時間ほどかけて歩きました。
健康幸せツアーは、箕輪町が3年前から行っているもので、今年度は5回のイベントが予定されています。
今回は、1泊2日で、1日目は、赤そばの里までのウォーキング、2日目は、そば打ちを楽しみます。
ながた荘に宿泊し、野菜だけを使ったヘルシーメニューが提供されるのもツアーの特徴です。
参加者は、花を楽しみながらウォーキングしていました。
箕輪町では、「リピーターも増え、町のPRにもつながり成果が出てきている。今後も続けていきたい」としています。 -
伊那中央病院救命救急センター起工
今年4月に県から、救命救急センターに指定された伊那市の伊那中央病院で3日、救命救急センターや整備改修工事の安全祈願祭が行われました。
センターは平成25年8月完成、10月からの利用開始を目指します。
この日は、中央病院を運営する伊那中央行政組合や病院の関係者など、およそ50人が集まり、安全祈願祭が行われました。
救命救急センターは、病院本館の南側に増築され、鉄筋コンクリート2階建で、延床面積は、およそ3600平方メートル。救命救急センターには、診察室4室や、救急病室10床が設置され、2階は医師や看護師が医療技術を習得する研修センターや、がん患者サロンが新たに設置されます。
事業費はおよそ20億円で、そのうち、6億円は地域医療再生交付金の基金を活用します。
中央病院によりますと、センターの指定以降、緊急で手術などの処置が必要な、重篤の平均患者数は、1か月あたり、指定前の15人から25人に増えているという事です。
新たに増築される建屋は、来年8月に完成する予定で、本館を含めた改修工事は、再来年の平成26年3月に竣工する予定です。 -
ファミリーサポーター養成講座
子育て中の家族を地域で支える箕輪町ファミリーサポーターの養成講座が3日町地域交流センターで開かれました。
講座には3人が参加し、管理栄養士の三井珠子さんから子どもの食生活について講義を受けました。
箕輪町は小学校6年生までの子どもを一時的に預けることができるファミリーサポートセンター事業を平成22年度から行っています。
センターには56世帯が登録をしていて、現在14人のサポーターがいます。
箕輪町が利用者とサポーターの仲介となり、子ども1人につき1時間700円で預けることができます。
利用人数は、平成22年度がのべ17人、平成23年度はのべ26人、平成24年度は9月までで40人で、年々増えています。
講座は全部で4回あり、受講生はサポーターとしての知識を習得していくということです。 -
古田の里赤そば花まつりにぎわう
古田の里赤そば花まつりが29日から箕輪町上古田の上古田公民館で始まりました。
会場には多くの人が訪れ、打ち立てのそばを味わっていました。
赤そば花まつりは、地元でとれたそばを味わってもらい、地域の元気につなげようと毎年上古田区が行っているものです。
会場では信州箕輪そばうちの会を中心にした有志のメンバーがそばを打っていました。
盛りそば500円、田舎そばが600円で販売されていて、赤そばは先着100食限定で提供されます。
会場の外では、そば粉を使ったそば饅頭や地元の農産物が販売されています。
赤そば花まつりは明日まで上古田公民館で開かれています。 -
信州みのわ山野草クラブ 秋の山野草展示会
箕輪町の信州みのわ山野草クラブの第19回秋の山野草展示会が木下公民館で開かれています。
会場には会員18人の作品およそ200点が展示されています。
箕輪町を中心とした愛好家で作る信州みのわ山野草クラブは毎年この時期に展示会を開いています。
今年は暑い日が続いたことから管理に苦労したということです。
白鳥征男会長は、「植物の種類が多く、見ごたえがあるので、ぜひ見に来てほしい」と話していました。
信州みのわ山野草クラブによる秋の山野草展示会はあすまで木下公民館で開かれています。 -
台風接近で収穫作業急ピッチ
大型で非常に強い台風17号の接近を前に、箕輪町中原の北原農園では、梨の収穫作業が行われていました。
35アールある北原農園の畑には、収穫を控えた梨が3万個以上実っています。
今年は雨が少なく日照時間が長かったため、甘みがのり出来は良いということです。
通常10日ほどかけて収穫作業をするということですが、30日から10月1日にかけて台風の直撃が予想されるため、急ピッチで作業を行っていました。
北原農園の北原次夫さんは「今年は本当に出来が良い。出来が良いだけになんとか台風をしのぎたい。もう10日遅く来てくれれば竏秩vと話していました。
長野地方気象台によりますと、大型で非常に強い台風17号は、30日の夜から10月1日の未明にかけて長野県に最接近する見込みで、早ければ30日の夕方から雨が降り始めそうだということです。
30日夕方から10月1日未明にかけての県内の総降水量は、多いところで120ミリを予想しています。
気象台では、雨、風が強いことが予想されることから、河川の増水、土砂災害、倒木、果実の落下などに注意を呼びかけています。 -
凌駕ZEROがケアセンターでラーメンふるまう
箕輪町木下のラーメン店凌駕ZEROが27日一の宮のケアセンターふれあいの里でラーメンをふるまいました。
27日は凌駕ZEROのオーナーなどが訪れ、利用者と職員60人ほどにラーメンをふるまいました。
凌駕ZEROは、なかなか外に出られない利用者に地域の味を食べてもらおうと、無料でラーメンをふるまう活動を行っていて、今回はふれあいの里から依頼を受けました。
ふるまったのは魚介類のスープを使ったにぼししょうゆラーメンです。
利用者は27日を楽しみにしていたということで、スープを飲み干す人もいました。
ある利用者は、「あまりにもおいしくて夢のようだった。作り立てで麺の硬さもちょうどよかった」と話していました。 -
東海大三3年 北川さん国体出場を報告
箕輪町松島の高校3年生の北川直美さんは、今月29日から岐阜県で開かれる国民体育大会、バスケットボール競技の少年女子の部に出場します。
北川さんは、18日、箕輪町役場を訪れ平澤豊満町長に出場の報告をしました。
北川さんは、東海大学付属第三高校に通う3年生です。
県内の高校生から選手を選抜して作る県代表のチームでレギュラーを務めています。
173センチの高さを生かし、ゴール下でリバウンドを取り攻守のリズムを作る事を心がけているという北川さんは、全国大会に向け「体力や運動量では負けないよう、まずは一勝したい」と話していました。
平澤町長は「自分の力を発揮できるよう頑張ってきてください」とエールを送りました。
バスケットボール競技、女子の部は、29日から岐阜県高山市で開かれ、長野県は初戦、東京都と対戦します。 -
小学生がトヨタの自動車経営学ぶ
箕輪町の箕輪北小学校でゲームを取り入れた社会科の授業が21日行なわれ、児童たちが車と環境、経済について楽しく学びました。
トヨタマーケティングジャパンが行っている小学生向けのプログラムを取り入れ、車と環境や経済との関わりをボードゲームで学びました。
5年3組では、5月の臨海学習の際、トヨタの工場を見学し、さらに理解を深めようとプログラムに応募しました。
体験プログラムは、全国の小学校で行なわれていて、児童や教師の評価も高いということです。
児童たちは、車の開発や環境、経済のイベントが盛り込まれたすごろくで自動車会社を経営しました。
担任の小山堅治教諭は、「楽しみながら経営や環境のバランスを学べ、有意義だった」と話していました。 -
木下Aが17連覇
箕輪町内の東と西のコースを走る秋の恒例行事、箕輪町駅伝大会が23日開かれました。
大会の結果、木下Aが17年連続の総合優勝に輝きました。
大会は町民の体力向上と地区の交流の場にしようと行われていて今年で53回目です。
今年の大会には、箕輪町の友好交流都市、静岡県浜松市の庄内地区を含む44チームが参加しました。
大会は東と西のコースにわけ、コース別優勝と合計タイムの総合優勝を競います。
東コースは、午前8時30分に北小河内中村のコンビニをスタートし福与公民館までの4区間8・24キロ。
西コースは、沢グラウンド南側をスタートし西部地域を南下して役場にゴールする6区間13.41キロです。
23日は、あいにくの雨となりましたが沿道では多くの人たちが傘をさしながら選手たちに声援を送っていました。
大会の結果、東コースは長岡A。西コースは木下Aがそれぞれ大会新記録で優勝しました。
合計タイムの総合優勝は木下Aが1時間12分47秒で17連覇を達成しました。 -
赤そばの里オープン
箕輪町上古田の赤そばの里が、22日にオープンしました。
この日は関係者がテープカットなどでオープンを祝いました。
赤そばの里は、上古田の区民有志でつくる古田の里赤そばの会が管理していて、標高900メートルの丘陵地4.2ヘクタール一面に赤そばが広がっています。
今年は、背丈が低く、風や雨の影響を受けにくい新しい品種を栽培していて、例年よりも早く咲き始めました。
現在7分咲きと、すでに見頃を迎えていて、オープン初日から多くの観光客が訪れていました。
愛知県から訪れた男性は「まだ早いかなと思いながら来てみたが、すでに見ごろ。色目も良く来ることができて良かった」と話していました。
古田の里赤そばの会の唐沢清光会長は「多くの人に来てもらい、箕輪町や上古田のことを知ってもらいたい」と話していました。
赤そばの里オープン期間中は直売所が設けられているほか、打ち立てのそばを楽しむことができる「赤そば花まつり」も企画されています。
赤そばは10月初旬まで楽しめそうだということです。 -
箕輪町上古田の赤そばの里 5分咲き
箕輪町上古田の赤そばの里では、現在、そばの花が5分咲きとなっていて、来週見頃を迎えそうです。
箕輪町上古田の標高900メートルにある広さ4.2haの赤そばの里では、そばの花が、現在5分咲きとなっています。
この日は、あいにくの天候にもかかわらず、県外からの観光客などが訪れ、写真を撮るなどして楽しんでいました。
箕輪町観光協会によりますと、見頃は、今月下旬から来月上旬だということです。
赤そばの里の里開きは、今週末の22日(土)、上古田公民館でそば打ち体験などができる、古田の里赤そば花まつりは29日(土)と30日(日)に行われます。 -
きぬた農園所有の山林買い取り 趣旨採択
箕輪町議会は、東京都のきぬた農園が所有している山林について町が適正な価格で購入・買い取り交渉を進めてもらいたいとする陳情について全会一致で趣旨採択としました。
箕輪町長田のながた自然公園に隣接している東京都のきぬた農園所有の山林が売りに出されていることについて、沢区から「箕輪町がきぬた農園と交渉し適正な価格での購入を進めてほしい」といった要望書が出されていました。
この件について議会では全会一致で趣旨採択としました。
また、継続審査となっていたヤマダ電機箕輪町店出店阻止に関する陳情については、全会一致で不採択となりました。
箕輪町議会9月定例会最終日の今日は採決が行われ、19議案を原案通り可決し、閉会しました。 -
ギネス認定のプラネタリウム上映
投影する星の数が560万個と多く、世界で最も先進的なプラネタリウム投影機としてギネスに認定されている「メガスター」の上映会が、箕輪町で行なわれました。
箕輪町文化センターホール内に設置された仮設エアドームの中で、16日・17日の二日間にかけて、15回プラネタリウムの番組が上映されました。
従来、プラネタリウムで投影される星の数は9千個程度でしたが、「メガスター」は、560万個の星を映し出すことができるほか、軽量なため持ち運ぶ事ができます。
更に、これまでできなかったオーロラや、雪が降る星空などの表現も楽しめます。
上映が終了すると、観客からは拍手が起きていました。 -
地元食材で料理コンクール
地元の食材を使った料理コンクールが16日、箕輪町地域交流センターで開かれ最優秀賞には蒸し緬と長芋を組み合わせた「ゆ縲恂ヒ」が選ばれました。
料理コンクールは箕輪町内の飲食店や農家などでつくる実行委員会が企画した、みのわ食でつながる収穫祭で行われたものです。
会場にはおよそ300人が集まりコンクールに出品された料理4品を審査を兼ねて試食しました。
料理は、箕輪産のそば粉や牛乳、野菜などが使われていて、味の斬新さと箕輪らしさがポイントとなっています。
試食した人たちはトレーの裏にそれぞれの料理のエントリーナンバーを書いて投票していました。
結果は箕輪町長岡の料理店とざ和の横山哲也さんが作った「ゆ縲恂ヒ」が最優秀賞に選ばれました。
「ゆ縲恂ヒ」はローメンに使われている蒸し麺と箕輪産の長芋を組み合わせた料理で、体に優しいという意味があります。
16日の収穫祭では地元農産物や加工品の販売コーナーが設けられ訪れた人たちが買い求めていました。
実行委員会では「地元農産物の良さを再発見することができた。
最優秀賞の料理は箕輪の特産となるよう研究していきたい」と話していました。 -
果樹園「雅秋園」オープン
箕輪町福与の果樹園「雅秋園」が17日オープンし、訪れた人がぶどう狩りを楽しみました。
雅秋園は、ぶどうが中心の果樹園で広さは1.2ヘクタールあります。
17日は、地元の高齢者などが訪れ、秋の味覚を楽しんでいました。
雅秋園では大粒の品種も含めて、8種類のぶどうが植えられています。
そのうちナイアガラ、コンコード、デラウェアの3種類は、1日食べ放題です。
料金は、大人が500円、小学生が250円、小学生以下は無料です。
雅秋園では、50年ほど前にぶどう栽培をはじめ、よい木は残し、その他は更新しながら、果樹園を運営しています。
ぶどうは雨が少ないことを好むという事で、今年は、豊作だということです。
今年は、10月上旬頃までの営業を予定しています。 -
読育ボランティア養成実践講座
読み聞かせや手遊びについて学ぶ読育ボランティア養成実践講座が13日箕輪町の地域交流センターで開かれました。
講座は町内のボランティアで作る読育ボランティアネットワークと箕輪町図書館が開いているもので、25人ほどが参加しました。
講師は、飯田市にある上郷図書館元館長の下沢洋子さんで、読み聞かせや手遊びなどを実演しました。
下沢さんは、「子どもに読み聞かせるときは、物語を伝えることを意識して読むことが大切」などと指導していました。
読育ボランティアネットワークでは、小学校などで読み聞かせの活動を行っていて、講座を通じてレベルアップを図りたいとしています。 -
遭難事故を伝える 来月特別展開催
1913年大正2年に発生した箕輪尋常高等小学校の駒ヶ岳登山遭難事故から来年100年となります。
箕輪町ではこの事故を伝えようと10月27日から箕輪町郷土博物館で特別展を開きます。
特別展は、10月27日から箕輪町郷土博物館で開かれます。
郷土博物館には町民から寄贈された貴重な記録が残っています。
大正2年に村で行われた犠牲者の葬儀で当時の教諭が書いた弔辞や登山に一緒に登り、生還した生徒が書いた日記などです。
駒ヶ岳登山の遭難事故は箕輪尋常高等小学校の当時の校長を含む11人が暴風雨にあい犠牲となりました。
その事故を風化させないよう上伊那教育会は遭難現場に記念碑を建立しました。
この特別展は10月27日から箕輪町郷土博物館で開かれることになっていて入場は無料となっています。 -
「町として適正価格で購入すべき」
箕輪町の、ながた自然公園に隣接する山林が売りに出されていることについて箕輪町の平澤豊満町長は、町として適正価格で購入すべきとの考えを示しました。
これは10日、箕輪町役場で開かれた町議会一般質問で議員の質問に答えたものです。
売りにだされているのは、東京の造園業きぬた農園が所有の山林、およそ4万1500平方メートルです。
この山林は40年ほど前に地元の沢区など個人の地権者数人からきぬた農園が買い取ったものです。
山林の売却について沢区から地域にとって好ましくない団体の手に渡ることによる乱開発や風紀の乱れを心配する声があがり、町が適正価格で購入するよう求める陳情が出されています。
平澤町長は答弁で「町民の理解を前提に地権者と交渉し適正価格での取得に向け検討したい。」と述べました。
山林売買を仲介している箕輪開発有限会社によりますと、きぬた農園では町との交渉を一番に考えていると話しているということです。 -
第17回 みのわ美術展
みのわ美術会会員による第17回美術展が、6日から、町文化センターではじまりました。
会場には、日展など中央画壇で活躍する作家と一般公募30人の作品、60点が並べられています。
日本画、洋画、彫刻、工芸と、ジャンルも様々です。
毎年この時期に展示会を開いていて今年で17回目です。
今年は3人が一般公募し、美術会の審査で入選したため、会場にならんでいます。
展示会では、毎年、箕輪町にゆかりのある作家の作品も特別展示しています。
今年は、箕輪町大出出身で、大学卒業後は千葉県に住み、中央画壇で活躍した洋画家・柴宮 忠徳さんの作品2点も展示されています。
柴宮さんは、平成19年に68歳でなくなりました。
展示されているのは、人物画と静物画です。
柴宮さんの作品は、心象的な風景画が多く、人物画は珍しいということです。
みのわ美術会の中澤達彦会長は、「新しい人から作品の応募があり将来伸びる可能性を感じている。ジャンルが多いのも魅力になっている」と話していました。
みのわ美術展は、9日(日)まで、箕輪町文化センターで開かれています。 -
箕輪町と信州大学共同事業で安全マップ
箕輪町は、信州大学教育学部との共同事業として、子供たちが危険と感じる場所を地図で制作する取り組みを、箕輪北小学校で行っています。
4日は箕輪北小6年1組の児童30人が住んでいる地区ごとのグループに分かれて、安全マップを作りました。
児童は家の周りや通学路にある危ないと感じる場所を地図に書き込んでいました。
安全マップは、子どもの視点から危険個所をピックアップして地図を作り、安全に生かそうというものです。
箕輪町が信州大学教育学部に協力を呼びかけ、今回初めて箕輪北小学校をモデル校として実施しています。
今後は、子どもたちが作った紙の地図を、信州大学教育学部がデータ化するということです。
児童は、「長田入口信号の交差点では車が多く危ない」など、地図に書き込んだ内容を発表していました。
安全マップは11月頃の完成を予定しています。
箕輪町では、完成した地図をもとに、子どもの視点から見た危険個所と、大人が考える危険個所を比べ、違いを調査していきたいとしています。 -
箕輪町議会開会 18議案提出
箕輪町議会9月定例会が3日開会し一般会計補正予算案など18議案が提出されました。
一般会計補正予算案は2億9,300万円を追加するものです。
主な事業として、町内全ての小中学校と役場に防災倉庫と非常灯の設置に1,700万円、住宅リフォームの補助金増に1,000万円などとなっています。
箕輪町議会9月定例会は10日、11日に一般質問。
16日に委員長報告、採決が行われることになっています。 -
上伊那少年野球連盟の秋季大会
上伊那少年野球連盟の秋季大会が2日、箕輪町の番場原運動場で開かれました。
大会には、上伊那の少年野球チーム16チームが参加しました。
大会は、春と秋の年2回開かれていて、トーナメント方式で順位を競います。
小松正芳大会長は「どのチームも春先に比べかなり上達している。今後も技術をみがいてほしい」と話していました。
大会の結果、箕輪町の箕輪中部ヤンキースと南箕輪村の南小ドラゴンズが優勝しました。
3位までのチームは、県大会出場をかけた上伊那選手権大会に出場します。 -
防災の日 箕輪町総合防災訓練
9月1日は防災の日です。
箕輪町では総合防災訓練が行われ、松島区の社会福祉体育館では、大規模災害を想定し、二次避難所の設置訓練が初めて行われました。
訓練は、東海地震と伊那谷断層帯地震の発生を想定し行われました。
午前8時17分、避難勧告の放送が町内に流れると、地区ごとに住民が避難を開始しました。
このうち、松島区の社会福祉体育館では、公民館などの避難所に入りきれなかった避難民を受け入れる二次避難所の設置訓練が行われました。
訓練には、区民や町、社協の関係者などおよそ300人が参加しました。
箕輪町では今年3月に地域防災計画の修正を行い、二次避難所や福祉避難室の設置などを新たに計画に盛り込みました。
避難所では怪我をした人や障害者、妊婦など、10ほどのグループに分け、運営側と避難者役の人たちが、必要な物や対応などについて確認をしていました。
参加者からは「知的障害を抱えた人は環境が変わると落ち着かなくなるので、気分を落ち着かせる為に、折り紙や絵を描く為の画用紙などの準備が必要」、「車いすを利用している人がリラックスできるよう、マットを敷いて休んでもらう場所を作った」などといった意見が出されていました。
視察に訪れた、平澤豊満町長は「今回の訓練の経験を他の町民に伝え、いざというときには皆さんがリーダーシップをとり、被災した人たちが安心して避難できる環境を作ってほしい」と話していました。 -
箕輪中学校体育館改築にあたり発掘調査
箕輪町の箕輪中学校体育館の改築にあたり、敷地となっている中山遺跡の発掘調査が始まっています。
これは、箕輪中学校体育館の改築にあたり、中学校全体の敷地となっている中山遺跡の調査をしようと箕輪町教育委員会が主体となり、10人ほどの調査団が行っているものです。
調査は27日から始まり、改築する体育館部分のおよそ800平方メートルを調べます。
30日までの調査で、バケツ2杯分ほどの土器や石器、土偶が出土しているということです。
中山遺跡は過去に3回調査を行っていて、縄文時代、平安時代の遺構や遺物が発掘されているということです。
箕輪町教育委員会は、「過去の工事などにより壊れている部分もあるが、土器などがたくさん出土しているので、今後の調査に注目していきたい」としています。
調査は9月末までを予定していて、結果は報告書にまとめられることになっています。 -
西箕輪小学校の児童が農業水利施設などを見学
伊那市の西箕輪小学校4年生の児童は、28日、地域の農業水利施設などを見学しました。
これは、農業水利施設が地域の中でどのような役割をはたしてきたか理解してもらおうと、上伊那地方事務所などが行ったものです。
28日は西箕輪小4年生30人が、岡谷市から伊那市小沢の西天竜発電所まで続く農業用水路「西天竜幹線用水路」周辺の施設5か所を見学しました。
見学会では西天に作られている「円筒分水工」について上伊那地方事務所の職員が説明しました。
円筒分水工は、田んぼの広さによって決めた穴の数により水の量を分けています。
西天にはおよそ35基があり、一本の水路では日本で一番多いということです。
西箕輪小学校の4年生は社会の授業で地域で使われている水について学習していて、見学で学んだことをレポートにまとめるということです。 -
駒ヶ岳登山遭難事故から99年 慰霊の日
1913年大正2年に発生した中箕輪尋常高等小学校の駒ヶ岳登山遭難事故。
事故から99年が経過した27日箕輪中部小学校で慰霊の日の行事が行われました。
慰霊の日の行事では登校した児童が学校内に建立されている遭難の碑に花を手向け手を合わせていました。
この行事は遭難事故を後世に伝えようと児童会が中心となって毎年事故があった8月27日に行われています。
この事故は当時の校長を含む11人が登山の際、暴風雨にあい犠牲となったもので、これを題材にした新田次郎の小説「聖職の碑」は映画化されました。
駒ヶ岳登山で頂上を目指した一向は頂上付近で暴風雨にあいます。
ようやくたどりついた山小屋はこわれていて、着ていたカッパなどで雨風をしのぎますが、一夜明け児童の1人が亡くなります。
これにより暴風雨の中、下山をこころみますが、その途中合わせて11人が亡くなる大惨事となりました。
その後、上伊那教育会は遭難現場に記念碑を建立し、ここを訪れた登山者はこの碑の前で亡くなった人たちの冥福を祈ります。
悲しみから99年が経過した今もこの事故は語りつがれ地域の人たちの記憶に刻まれています。