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箕輪町 新しい副町長に選任された白鳥一利さんの就任式
箕輪町の新しい副町長に選任された白鳥一利さんの就任式が3日、箕輪町役場で行われました。
就任式では、平澤豊満町長から白鳥さんに辞令が手渡されました。
白鳥さんは「40年の間に多くの人と出会い多くの事を学んだ。それらを活かし、平澤町長が掲げる活力溢れる元気な箕輪の町づくりの実現にむけ、職員と町民の皆さんと一緒になってがんばっていきたい」と抱負を述べました。
平澤町長は「副町長が一人制になり新たな形での組織運営が必要となる。副町長を中心にこれまでとは違った白鳥カラーで、職員一丸となってがんばってほしい」と話しました。
副町長の任期は、10月1日から平成27年9月30日までの4年間となっています。 -
交通安全優良運転者らを表彰
交通安全に尽力した個人や団体に対する表彰の伝達式が29日、伊那警察署で行われました。
関東管区警察局長と関東交通安全協会連合会会長の連名表彰など伊那警察署管内の受賞者に表彰が伝達されました。
連盟表彰では、運転者の模範となり安全運転に功績のある優良運転者として、伊那交通安全協会副会長の野口啓士さんと、元高遠地区交通安全協会藤沢支部女性部長の一ノ羽勝江さんが表彰を受けました。
交通栄誉章緑十字銅章の伝達では、交通安全功労者など14人が表彰されました。
受賞者を代表して野口啓士さんは「地域の安全安心を守るため、受賞を契機に一生懸命、交通安全に携わっていきたい」と謝辞を述べました。 -
上古田赤そば花まつり
箕輪町上古田地区で栽培されている赤そばの見ごろに合わせて1日から「赤そば花まつり」が上古田公民館で始まりました。
会場には朝から多くの人たちが訪れ、打ちたてのそばを味わっていました。
これは、地域で獲れたそばの味を楽しんでもらおうと、上古田区が毎年開いているものです。
赤そばは普通のそばに比べて収量が3分の1程度と少ないため毎年普通のそばを提供していますが、今年は初めて先着100人に限り赤そばのそばが提供されました。
埼玉県から訪れたという男性は「打ちたてのそばが食べたくて毎年来ている。こしがあっておいしい」と話していました。
赤そば花まつり実行委員会の唐沢幸道委員長は「地区のそば打ち職人が一生懸命そばを打っているのでぜひきてもらいたい」と話していました。
赤そば花まつりは2日にも上古田公民館で行われる予定で、時間は午前10時から午後3時までとなっています。 -
桑沢・永岡副町長退任式
任期満了に伴い9月30日付で退任した箕輪町の桑沢昭一副町長と永岡文武副町長の退任式が9月30日、箕輪町役場で行われました。
退任式には職員130人が出席し、花束などが送られました。
桑沢さんは昭和37年4月に役場に入り税務課長、総務課長などを経て平成15年10月に助役に、平成19年から総括副町長を務めました。
永岡さんは、平成15年6月ににオリンパス光学工業(株)を退職後、助役に就任し、平成19年から特命副町長を務めました。
桑沢さんは「今日まで5人の町長、大勢の職員、地域の人と一緒に仕事をさせていただいた。貴重な財産をつくることが出来た」と話していました。
永岡さんは「行政も民間も仕事を進めていくのは人。今まで以上に一人一人が自己責任、自己決定の理念のもと仕事に取り組んでほしい」と話していました。
式で平澤豊満箕輪町長は「2人はリーダーとしての能力が高く、多くの成果が生まれた。今後の町の発展の確たる礎になる」と8年間の実績をたたえました。
この後、2人は職員に見送られ役場を後にしていました。
1日から、副町長に前の総務課長の白鳥一利さんが務めます -
第39回ふきはら祭
箕輪町の箕輪中学校の文化祭、第39回ふきはら祭が30日からの2日間の日程で行われています。
今年のふきはら祭のテーマは「3thankyou9」縲怩りがとうの気持ちを伝えよう縲怩ナす。
初日の30日は、ステージ発表が行われ各学年の代表者が総合的な学習の時間に学んだ事を発表しました。
1年生は伊那市高遠町で行ったキャンプについて「自分たちで作った夕食のカレーは、文句を言いたくなるような味だったが、みんなで食べれば不思議と美味しかった」と話しました。
2年生は、福祉施設でのお年寄りとの交流について「自分たちが普段当たり前のようにしていることでも、お年寄りにとってはすごく大変なことが多いということが分かった」と話しました。
3年生は進路学習について「仕事をしている人はその仕事に誇りをもっていることが分かった。自分の夢に向かって1日1日を大切に過ごしたい」と話しました。
ふきはら祭は1日も行われ、生徒会は多くの来場を呼び掛けています。 -
信州みのわ山野草クラブの秋の展示会
信州みのわ山野草クラブの秋の展示会が、24日と25日の2日間、箕輪町の木下公民館で開かれています。
会場には、季節の花や盆栽などおよそ200点が並んでいます。
今年は、花が少なめですが、葉の表面に白い模様のある斑入りの物が多く楽しめます。
クラブは、箕輪町を中心に辰野町から伊那市までの会員18人でつくられています。
毎年展示会を開いていて、近年は県内各地からの来場者も増えているということです。
山野草展示会は、25日まで木下公民館で開かれています。 -
第23回平和のための信州・戦争展in箕輪町
平和の尊さと戦争の悲惨さを後世に伝える「第23回平和のための信州・戦争展in箕輪町」が24日から、箕輪町地域交流センターで開かれています。
会場には、戦争の悲惨さを伝えるパネルや写真、当時の軍服などが展示されています。
戦争展は、県内4地区が持ち回りで開いていて、上伊那では6回目、箕輪町では初めて開かれました。
戦争展を主催する平和のための信州・戦争展実行委員会では、上伊那地域での戦争に関する展示を行おうと、陸軍伊那飛行場に関するパネルの他、辰野町に実際に投下された爆弾の破片などを展示しています。
他にも、スパイ戦に必要な資材や機材の研究開発のために上伊那各地でつくられた登戸研究所に関する資料なども展示されています。
訪れたある70代の女性は「戦争については小さい頃で詳しいことは覚えていないが恐かったことだけは覚えている。展示を見て戦争の悲惨さを改めて実感した」と話していました。
戦争展は25日まで箕輪町地域交流センターで開かれていて、25日は登戸研究所に関する講演などが行われます。 -
台風15号 上伊那で果樹被害3500万円
非常に強い台風15号の影響で上伊那地域は中川村を中心に果樹で3500万円余りの被害がありました。
台風15号は、21日の夕方県内に最接近しました。
一夜明けた22日朝は、箕輪町上古田の果樹農家が、強風により落下した梨を処理する作業に追われていました。
中込さんは、4縲・日後には出荷予定だった梨を拾い集めては捨てていました。
JA上伊那によると、上伊那全体では果樹で、5%が落下・品質が低下するなどの被害がありました。
被害が大きかったのは、辰野町から伊那市の伊那西部地区で、20%ほどが落下しました。
上伊那全体でりんごは160ヘクタール・1千万円、梨は60ヘクタール、2500万円の被害がありました。
米、そば、大豆などは、風により倒伏したり、水に浸かるなどの被害がありました。
伊那市では、人畜や家屋の被害はありませんでしたが、11箇所で倒木がありました。
22日午後4時現在、伊那辰野停車場線と伊那駒ケ岳線が片側交互通行となっています。
箕輪町では、人畜・家屋の被害はありませんでしたが、20箇所で倒木があり、町道などが通行止めになったほか、農業ハウスや東屋の屋根が飛ばされる被害などがありました。
南箕輪村では、特に被害はありませんでした。 -
伊那中央病院 平成22年度決算 2年連続黒字
伊那中央病院の平成22年度決算は純利益が1億4,800万円と、2年連続で黒字となりました。
これは21日に開かれた伊那中央行政組合議会で報告されたものです。
開院後初めての黒字になった平成21年度に続き2年連続の黒字で黒字額は1億4,800万円となっています。
これは、診療報酬の増額や、入院収益が病名ごとの包括支払になったこと、交付税の増額、薬品費や診療材料費の経費抑制によるものとしています。
年間のべ患者数は、外来で185,824人で前の年に比べ858人、率にして0.5%増加しました。
ただ、2年連続の黒字となったものの、里帰り出産の制限、内科、整形外科、産婦人科では、初診は紹介状がある事を条件としていて、引き続き医師確保と収益増に努めるとしています。
また、この日の議会で、伊那中央病院料金条例の一部を改正する事が決まりました。
美容外科での新たな患者ニーズにこたえるもので、スキンケア料金の引き下げのほか、乳がん手術後の乳頭再建手術などが新設されました。
伊那中央病院では、美容外科開設から半年が経過し、患者数は月平均80人と、収益も順調に推移しているという事です。 -
箕輪町議決経ていない損害賠償約282万円
箕輪町で、平成18年度から今年度までに議会の議決を経ていない損害賠償事例が35件、およそ282万円あったことが分かりました。
これは20日開かれた箕輪町議会全員協議会で報告されました。
道路不備による損害賠償は20件、およそ115万円、公用車による物損事故は15件167万円でした。
損害賠償金はすべて保険会社から支払われたということです。
平澤豊満町長は、「地方自治法の認識が甘かった。お詫び申し上げる」と陳謝しました。
箕輪町議会は今回の報告を受け、町が行う損害賠償について、今後町長の先決処分とする議員発議の提出に向け内容を検討していくということです。 -
副町長に白鳥一利さん
箕輪町の新しい副町長に現在の総務課長の白鳥一利さんが就任することが20日、決まりました。
現在総務課長の白鳥一利さんは58歳。
昭和46年3月に辰野高校を卒業後、その年の4月に箕輪町役場に勤めました。
平成18年10月から保健福祉課長を、平成21年10月から総務課長を務めています。
白鳥さんは「町民の目線に立ち、職員の良き理解者として誠心誠意努力したい」と挨拶しました。
箕輪町では平成15年10月から副町長2人体制をとっていて、 現在の桑沢昭一さんと永岡文武さんは9月30日に任期満了となります。
20日の町議会9月定例会には副町長を一人とする条例改正案と白鳥さんを副町長とする人事案件が提出されどちらも全会一致で可決されました。
白鳥さんは10月1日付で副町長の職務につくことになっていて任期は4年間、平成27年9月30日までとなっています。 -
箕輪町上古田の赤そば色付き始め
箕輪町上古田の赤そば畑では、そばの花が赤く色付き始めています。
赤そばはネパール原産で、日本でも育つように品種改良され、高嶺ルビーと名付けられています。
箕輪町上古田の赤そばの里は標高およそ900メートル、広さは4.2ヘクタールで赤いそばの花が一面に広がっています。
18日、箕輪町上古田で赤そば里開きが行われ、関係者がテープカットなどで祝いました。
この畑を管理しているのは、上古田の区民有志95人でつくる古田の里赤そばの会です。
会では8月におよそ200キロの種をまき、順備を進めてきました。
赤そばの里は箕輪町の観光スポットとなっていて、この時期、県内外から観光客や、写真愛好家が訪れます。
赤そばの見ごろは、今月下旬から来月上旬までで来月10日まで地元産の野菜や果物などの直売所が設けられています。
また10月の1日と2日は、上古田公民館で、手打ちそばの試食ができる、赤そば花まつりが開かれる予定です。 -
箕輪町職員が災害対応訓練
箕輪町は、町職員を対象にした、災害対応訓練を16日に行いました。
訓練は、職員が、被災地や避難所などで、迅速かつ的確に行動できるよう行われました。
町では、東日本大震災や各地で発生した豪雨災害を受け、これまでの避難を中心とした訓練から、今年は、より実践的なものにしました。
参加した職員は、発電機や放射能測定器など町が所有する機器の使用方法を理解すると共に、どのう作りなどを行いました。
放射能測定では、防護服を着た職員が、「電源を入れてから機器が安定するまで2分30秒待つ事」や、「同じ場所で30秒毎、5回測定するなど」基本的な使い方を説明していました。
箕輪町では、防災の原点にもどり、今後、設備や職員の行動などについて見直しを行いながら、災害に強い街づくりを目指していくといしています。 -
蓄音機の音色楽しむ 箕輪町郷土博物館でミニ講座
箕輪町の郷土博物館で16日夜、蓄音機の音色を楽しむミニ講座が開かれました。
これは、普段忙しい大人にも博物館に親しんでもらおうと開かれたミニ講座で、5人が参加しました。
蓄音機は、昭和8年に発売されたもので、2年前に町民から郷土博物館に寄贈されました。
講座は、蓄音機の音色を楽しんでほしいと初めて計画され、博物館が所蔵するレコードおよそ300枚の中から状態の良いものを選び、昭和20年代後半から30年代初期の歌謡曲と童謡合わせて10曲を聞きました。
参加した人たちは、蓄音機から流れる歌に合わせて口ずさむなどして楽しんでいました。 -
箕輪町防災講演会
箕輪町は、住民の防災意識を高めようと「想定外を生き抜く力についての防災講演会」を15日、箕輪町文化センターで開きました。
講演会は、東日本大震災の教訓から、災害に備えることの大切さを再認識してもらおうと、箕輪町が開いたものです。
会場には、住民およそ450人が集まりました。
群馬大学大学院工学研究科教授の片田敏孝さんが講師を務め、「想定外を生き抜く力」をテーマに、話をしました。
片田さんは、平成16年から岩手県釜石市の防災アドバイザーとして、地震発生時の避難などについて、市内の小中学校で指導してきました。
今回の震災では、釜石市は津波の被害を受けましたが、学校に登校していたおよそ3,000人の小中学生全員が避難することができました。
片田さんは「▽想定にとらわれるな▽最善を尽くせ▽率先避難者たれ」と、自身の考える避難3原則について話しました。
他に、「想定外を生き抜くためには、ハザードマップや過去の経験などの想定にとらわれてはいけない。その状況下で最善の策を尽くすことが大切」などと話していました。
なお、伊那市教育委員会では市内の全小中学校を対象に東日本大震災発生時の避難行動について調査しました。
その結果、「自主的に避難行動をとった」という児童や生徒は、小学校で57%、中学校で42%となっています。
他に、「教師が即座に避難行動の指示を出した割合」は、小学校で61%、中学校で67%となっています。
教諭が気付いた点として、「▽地震が起きた際、児童はすでに机の下に避難していて、日頃の訓練が活かされていること▽今後も自主的に避難行動をとれるよう訓練を重ねていくこと」などを挙げています。 -
パカパカ塾 モンゴルから義援金預かる
箕輪町一の宮のNPO法人ハーレンバレーパカパカ塾は、交流しているモンゴルの遊牧民から、東日本大震災への義援金を受け取りました。
15日は、パカパカ塾の春日幸雄理事長らが、義援金を受け取った経過などを説明しました。
パカパカ塾では、塾に通っている小中学生をモンゴルの遊牧民の住居に数日間滞在させてもらい、交流する活動を2004年から行なっています。
この活動により、子ども達の生きる力が養われているということです。
そのほか、塾の会員が購入した馬を、遊牧民に預かってもらい、預かり金を遊牧民に支払うホースオーナー制度で、遊牧民の子ども達の教育費を支援してきました。
馬を預かっている遊牧民達は、東日本大震災で、日本が甚大な被害を受けたことを知りました。
今年の夏も小中学生とともに春日理事長がモンゴルを訪れた際、義援金を預かってきたということです。
義援金は、19人から20万トゥグルグが寄せられました。日本円に換算すると1万2500円程度ですが、1万トゥグルグで、1週間分の労働賃金に値することから、非常に貴重な志だということです。
パカパカ塾では、日本赤十字社を通して、義援金を被災地に送りたいとしています。 -
郵便局で強盗防犯訓練
箕輪町の東箕輪郵便局で14日、強盗が押し入ったとの想定で防犯訓練が行われました。
訓練では強盗役の警察官が、局内にいた女性客を人質にとり、現金を渡すよう要求していました。
局員は、防犯マニュアルに従い現金を小出しにするなどして警察が来るまでの時間をかせいでいました。
犯人が逃走したあと、局員らは駆け付けた警察官に犯人の特徴などを話していました。
伊那警察署管内では去年伊那市内の郵便局に強盗が押し入り、現金60万円が奪われる事件が発生しています。
管内の郵便局では月に1度、強盗を想定した訓練を行っていて、いざという時に慌てず行動できるよう、備えたいとしています。 -
雅秋園でぶどう狩り始まる
箕輪町福与の果樹園「雅秋園」で13日からぶどう狩りが始まり、開園を待ち望んでいた親子連れらで賑わっています。
雅秋園では、90アールの広さの敷地にナイヤガラやデラウエアー、コンコードなどが植えられていて、この3品種については一日中ぶどう狩りを楽しめます。
13日は、オープン初日ということもあり、午前中だけでおよそ100人が訪れました。
毎年訪れているという南箕輪村の子育てサークルの親子33人は、たわわに実ったぶどうをとって、実りの秋を満喫していました。
今年は、春先に花の開花が遅れたため、例年より5日ほどオープンが遅れたということですが、夏の気温が高く甘味が増し、粒も大きめということです。
雅秋園のぶどう狩りは、入場料大人500円、小学生250円となっていて、10月初旬まで楽しめるということです。 -
箕輪中部小 直江津遭難慰霊の日
69年前、修学旅行中に新潟の海で亡くなった5人の児童の冥福を祈ろうと箕輪中部小の児童らは13日、慰霊碑に花を手向けました。
箕輪中部小では、毎年9月13日を直江津遭難慰霊の日としています。
69年前の今日、中箕輪国民学校、現在の箕輪中部小学校の6年生が修学旅行で新潟県の直江津の海を訪れた際、高波にさらわれた26人のうち5人が死亡しました。
慰霊の日は、その5人の冥福を祈ろうと児童会が中心となって毎年行われています。
今朝は、全校児童およそ710人が、校庭の東側に立つ慰霊碑に花を手向け、手を合わせていました。 -
箕輪町 独自に空間放射線量測定
箕輪町は、福島原子力発電所の事故を受け、空間放射線量の測定を、12日から始めました。
空間放射線量の測定は、住民から不安の声が寄せられたことを受け、町が始めたものです。
測定は、毎朝9時に箕輪消防署敷地内の地上50センチ、1メートル、また、屋上で行います。
12日は、署員3人が30秒ごとに5回測定し、その平均値を出していました。
測定結果は、町のホームページでその日のうちに更新していくということです。
また、12日の箕輪町議会一般質問で平澤豊満町長は、毎日の測定の他に、町内の全ての小中学校のグラウンドで月に1回空間放射線量の測定を行っていく考えを示しました。
保育園については、9月中に全保育園を対象に測定し、正常な値かどうかを調査するということです。
箕輪町では、今後消防署での定点観測を中心に、町内の観光施設などでも測定していくということです。 -
愛嬌たっぷり パカパカ杯
ポニーレース、パカパカ杯が11日、箕輪町一の宮のパカパカ塾 馬場で開かれ、ユニークなレースが繰り広げられました。
動物との触れあいを通して、豊かな人間性を育てようと活動しているNPO法人伊那ハーレンバレーが毎年開いていてね今回が節目の10回目となります。
台風の影響で1週間遅くなりました。
レースには、約30頭のポニーが出走し、愛嬌たっぷりのレースが展開されていました。
パカパカ塾理事長の春日幸雄さんは、「触れて、乗って、ポニーと一緒になって、そのよさを体験してもらいたい」と話しています。 -
箕輪町農産物 地産地消推進講演会
箕輪町の農産物の良さを知ってもらおうと、地産地消推進講演会が11今日、箕輪町地域交流センターで開かれました。
生産者や消費者ら定員いっぱいの60人が参加しました。
講師は、フードコーディネーターで東京にある有限会社食養生代表の村上由紀さんです。
箕輪町の農産物は、品質、味ともに高い評価を受け、去年から農産物直売所を通じて東京都内のレストランや大学の学食などに野菜などを提供しています。
村上さんは、この新しい販路拡大に関わった一人で、「箕輪町の野菜は色、味、香りがよく、加熱しても非常においしい」と評価しました。
村上さんは、「地元の農産物をよく理解し、食べて消費するクセをつけないと、この土地の農業や産業は衰退してしまう。農産物と仲良くなってほしい」と呼びかけていました。
講演会では、箕輪町の農産物を仕入れている東京のレストランのシェフが調理した、町の野菜を使った料理の試食も行われました。
町では、地元農産物の評価を知って、生産者には一層生産を頑張ってもらい、地域の人には地元の農産物をたくさん食べてほしいと話していました。 -
被災地の手話通訳活動を聞く防災講演会
東日本大震災の被災地で活動した手話通訳者の話を聞く防災講演会が10日、箕輪町の地域交流センターで開かれました。
上伊那聴覚障害者協会など5団体が開いたもので、およそ50人が講演を聞きました。
講師は、松本保健福祉事務所の専任手話通訳者、山田良子さんです。
4月23日から27日までの5日間、宮城県名取市に派遣され、耳の不自由な人から体の具合や家の状況などの聞き取りをしました。
山田さんは、日頃近所付き合いをしていたのに、津波が来た時に声を掛けてもらえなかった人の話を紹介し、「一番の問題は情報が入ってこないこと。耳の不自由な人達が震災によって受けた心の傷は健常者より深い。心のケアが必要」と話しました。
また、避難所では、情報が入ってこない、プライバシーの問題などで生活できず、耳の不自由な人達が自宅や知り合いの家に移ってしまったことを話しました。
山田さんは、「この状況を考えてほしい。福祉避難所という言葉をよく聞くけれど、全ての障害者を満足させる施設である必要がある」と話していました。 -
上伊那生協病院が評価認定
箕輪町木下の上伊那生協病院は、日本医療機能評価機構から医療提供機能が適切に実施されているとして認定されました。
清水信明院長らが、8日病院で認定されたことを発表しました。
日本医療機能評価機構の認定制度は、所定の評価項目に沿って病院の活動状況を評価するもので、上伊那では、昭和伊南病院、伊那中央病院についで3病院目となります。
上伊那生協病院は、幹部のリーダーシップや組織運営など7つの領域で、385の項目について今年2月に審査を受け、6月に認定されました。
判定結果は、5段階の評価で、改善すべき項目はありませんでした。
清水信明院長は、「引き続き医療の質や安全性を高めていくことが大切」と話していました。
審査で特に評価が高かった項目は、職員間の情報の共有や療養病棟でのレクリエーションなどの活用で患者の日常生活の活性化を図っていること、きめ細かな患者指導でした。
一方、診療実績の統計分析については、今後の活用が望まれるとの評価で、病院では、カルテの監査などを行う診療情報管理士を一人設置しました。
病院では、「オープンして5年半の新しい病院なので、整備を継続し、さらに水準をあげていきたい」と話しています。 -
箕輪町 8月の電力使用量30.6%の削減
箕輪町が今年度取り組んでいる庁舎内の節電対策で、8月の電力使用量が、去年と比べて、30.6%の削減となりました。
箕輪町は、6月24日から夏場の節電対策として、緑のカーテンの設置や、パソコンの照度設定の見直しなど電力使用の削減に取り組んできました。
その結果、8月の電力使用量は、去年より6,485キロワットアワー少ない、14,731キロワットアワーとなりました。
電気料金に換算すると、およそ8万円の経費削減につながったということです。
箕輪町では、今後もできることは継続し、冬に向けての対策も考えていくとしています。 -
第16回 みのわ美術展
箕輪美術会による第16回みのわ美術展が、8日から、町文化センターで始まりました。
会場には、日本画・洋画・彫刻・工芸など、57点が並んでいます。
作品を出品しているのは、箕輪美術会の43人の会員と、一般公募した箕輪町在住者です。
16回目となるこの展示会は、日展など中央で活躍しているプロの作家と、趣味で美術を楽しんでいるアマチュアが一緒に作品展示をしているのが特徴です。
また、今回は、美術展にあわせ、会員の作品を販売するチャリティー展を企画しました。
東日本大震災を受け、会として復興に役立てたいと、初めて開きました。
会員20人ほどが、60点の作品を出品しました。
値段は、普段の4分の1ほどで、訪れた人が、早速買い求めていました。
この売り上げは、全て東日本大震災の被災地に送られるということです。
第16回みのわ美術展は、11日(日)まで、町文化センターで開かれています。 -
みのわ営農コンバイン入魂式
箕輪町の農事組合法人みのわ営農は7日、新たに導入したコンバインなどの入魂式をJA上伊那箕輪町支所倉庫で行いました。
みのわ営農の関係者が集まり、安全な農作業ができるよう祈願しました。
導入されたのは、水稲用コンバイン6台、ソバ用コンバイン2台、運搬用トラック1台です。
水稲用は、6台のうち新規購入が3台でおよそ2500万円、みのわ営農地区組織からの買い上げが3台でおよそ600万円です。
ソバ用コンバイン、トラックなどは箕輪町の農業再生協議会から合わせて50万円で譲り受けました。
みのわ営農は2006年の設立以来、今年度を目標にコンバイン作業班を一本化し、機械の購入準備金を積み立ててきました。
市川隆男理事長は、「効率的な機械運用、円滑な事業推進をして、地域の皆様に愛される組織を目指したい」と話していました。
みのわ営農が受け持つ今年度の稲の刈り取り面積はおよそ100ヘクタールで、13日から「あきたこまち」、15日から「コシヒカリ」の刈り取りが始まるとういうことです。 -
梨の収穫本格化
箕輪町では、梨の収穫作業が本格化しています。
箕輪町中原の果樹農家北原次夫さんの果樹園では早生種「幸水」の収穫がはじまっています。
台風の影響で5日まで収穫が出来なかったということで、北原さんは朝から収穫作業にあたっていました。
北原さんは、中原の畑で幸水・豊水・南水の3種類の品種の梨を栽培しています。
収穫作業は10月まで続きます。
梨の収穫のピークに合わせ、箕輪町のJA箕輪果実選果場では選果作業が行われています。
選果場では、辰野町、箕輪町、南箕輪村、伊那市の農家から運び込まれた梨の選果作業が8月の下旬から行われています。
作業は、一つ一つの梨を見て大きさなどから4つの等級に分けます。
選果された梨は機械を使って集められダンボールに箱詰めされていました。
今年は、天候不順でやや小振りということですが、例年並みの13トンの出荷を予定しています。
梨は中京方面や県内を中心に出荷されることになっています。 -
箕輪町議会9月定例会 22の議案が提出
箕輪町議会9月定例会が6日開会し、副町長の定数を1人にする条例改正案など22の議案が提出されました。
平成19年4月の公務員制度改正により、箕輪町では副町長が2人体制でした。
しかし、9月30日で副町長の任期が終わることなどから、副町長を一人とする条例改正案が提出されました。
最終日の20日には、その1人を決める人事案件が提出される予定です。
他に、9億6千万円を追加する一般会計補正予算案が提出されました。
主なうちわけは、新しい保育園の土地購入費用などを含む保育園建設費に5億9,600万円。緊急雇用対策事業費に2,200万円となっています。
箕輪町9月定例会は12日と13日に一般質問、20日に委員長報告・採決が行われ閉会する予定です。 -
原発問題についての講演会
原発問題についての講演会が4日、箕輪町の松島コミュニティーセンターで開かれました。
講演会は、今月箕輪町で開かれる平和のための信州・戦争展の上伊那地区実行委員会が、プレ企画として開いたものです。
会場には、上伊那地域からおよそ150人が集まりました。
4日は、日本大学専任講師で、放射線防護学専門の野口邦和さんが「原発事故と放射線そして私たちの未来」をテーマに、講演しました。
野口さんは「大地の放射線量は半減するのに30年かかるというのは間違い。3年で半減する。被爆線量が体に与える影響は、少なければ少ないほど安全かつ安心といえる。この数年間の被爆線量をいかに少なく過ごすかが大切」と話しました。
実行委員会では、24日と25日の2日間、地域交流センターみのわで平和のための信州・戦争展を開く予定で、多くの来場を呼び掛けています。