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節分 無量寺で福豆まき
節分の3日は、各地で節分にちなんだ行事が行なわれました。
箕輪町北小河内の無量寺では、護摩祈祷と福豆まきが行われ、福を求めて多くの人が集まりました。
午後3時からは、阿弥陀堂で年男や年女、厄年の人が護摩木を火に投げ入れて、厄除けや家内安全、交通安全を祈願していました。
会場に来ることが出来ない人は、お札に託し、僧侶が火にかざして厄除けを祈願していました。
時節柄受験生のお札もあり、合わせて500人分を祈願しました。
午後4時からは、福豆まきが行なわれました。
裃に身を包んだ年男や区の役員らが豆まきをしました。
境内には、町内外から大勢がつめかけ、福を得ようと、必死になって拾っていました。 -
箕輪北小で来入児1日入学
箕輪町の箕輪北小学校で2日、来年度入学する保育園児の1日入学が行われました。
2日は、沢保育園と長田保育園を中心に、来年度、箕輪北小学校に入学を予定している65人ほどの園児が訪れました。
これは、小学校がどんなところか体験してもらうために開かれています。
園児は、1年生に似顔絵を描いてもらったり、お店やさんごっこなどをして遊びました。 -
2011年交通事故・火災発生件数まとめ
去年1年間の交通事故と火災の発生件数がまとまりました。
伊那警察署管内の去年1年間の交通事故は、死亡事故が13件で前の年より4件増加しました。
死亡事故では、13件のうち9件が高齢者の絡む事故で、11件が自宅近くで発生しました。
人身事故は511件で前の年より12件減少、物損事故は3186件で前の年より49件増加しました。
伊那警察署では、夜間に歩行中の高齢者の事故が多いとして、夜光反射材を着用し、安全確認をしっかりしてほしいと呼び掛けています。
伊那消防署管内の去年1年間の火災発生件数は、これまでのまとめで61件となっていて、前の年より24件増加しました。
内訳は、建物火災25件、林野火災4件、車両火災9件などとなっています。
去年は春先のたき火の不始末やたばこの投げ捨てなどによる火災が27件で、前の年より21件増加しました。
伊那消防署では、ストーブなどの暖房器具やコンロ、たき火や取り灰など火の取り扱いには十分注意してほしいと話しています。 -
新保育園建設予定地変更へ
箕輪町保育園運営審議会が、1月31日に役場で開かれ、町は南小河内に計画している新しい保育園の建設場所について「JA東箕輪支所での建設は困難である」との方針を示しました。
白鳥一利副町長は、建設場所について「JA東箕輪支所での建設は困難である」と述べ、事実上この場所での建設を取り止める方針を示しました。
おごちと長岡保育園の統合については、合意されている事から計画通り進め、建設予定地は関係区を中心に検討を進め町と共に選定をしていくとしています。
委員からは、「おごち保育園は、建設から30年以上経過している、子どもの安全のためにも早く計画を進めてほしい」や、「保護者だけでなく地域全体で、新しい保育園のありかたを考える機会を作ってほしい」などの意見が出されていました。 -
町長・副町長給料10%減額 答申
箕輪町特別職報酬等審議会は1日、平成24年度の町長と副町長の給料について、今年度と同様の10%減額とする答申をしました。
この日は審議会の黒田重行会長が、平澤豊満町長に答申しました。
町長と副町長の給料は、今年度10パーセント減額しています。
審議会では、東日本大震災の影響が長引くことが予想される事などから、この難局に対処する必要があるとして、抑制措置を継続する事を答申しました。
適用されれば、町長の給料月額は74万7千円、副町長は60万3千円、年間およそ、280万円抑制されます。
平澤町長は、「内容を十分尊重したい」と話しました。 -
箕輪中体育館 建て替えへ
箕輪町は、老朽化が進んでいる箕輪中学校の体育館を建て替えます。
箕輪中学校の体育館は、昭和30年の10月に建設され老朽化が進んでいます。
体育館は現在の建物を取り壊し、同じ場所に新たに建設されます。
現在の述べ床面積999平方メートルから、1219メートルに広げ、建て替えられます。
平成24年度中の完成を目指していて、総事業費は約3億3600万円です。
先月開かれた町議会臨時会で、建て替えに関する補正予算案が提出され、可決されました。
町内の小中学校の耐震化工事は、中学校の体育館が建て替えられれば完了となります。 -
セーフコミュニティー審査始まる
箕輪町が認証取得を目指す世界保健機関、WHOのセーフコミュニティの現地審査が31日から始まりました。
スウェーデン、韓国、台湾から審査員3人が訪れました。
セーフコミュニティは、事故やケガ、自殺などは偶然起きるものではなく、予防できるとの考えのもと、住民と行政が一体となって町づくりを進める取り組みです。
午前中は、町内の事故の現状や事故撲滅に向けた取り組みを説明していました。
発表を聞いた審査員からは「箕輪町には外国人が多く住んでいると聞いている。外国人による事故は多いのか」などの質問が出されていました。
また午後は、町が行っているみのわ健康アカデミーの様子を視察しました。
審査は1日も行われ、結果は2月末から3月の初めに発表されることになっています。 -
伊那地域最低気温ー9.7度
30日の伊那地域は最低気温マイナス9.7度となり、この冬一番の寒さを記録しました。
標高およそ800メートルにある箕輪町長岡の十二天渓谷妙見乃滝も寒さで氷ついていました。
滝の高さは20メートルほどありますが、水の流れはわずかとなっています。
30日の伊那地域は放射冷却により気温が下がり午前7時46分にマイナス9.7度を記録。
平年より2.3度低く、この冬一番の寒さとなりました。
長野地方気象台では31日も強い寒気が流れこむため、朝方はマイナス5度まで下がると予想しています。 -
フェンシングジュニアワールドカップ 出場
箕輪中学校3年の上田果歩さんは、来週からスウェーデンで開かれる、フェンシングのジュニアワールドカップに出場します。
上田さんは、週3回練習をしていて、金曜日の夜は箕輪町社会体育館で練習をしています。
世界大会の選考基準となっている、日本国内の3大会のポイントで総合3位となり、2年連続ジュニアワールドカップ出場を決めました。
上田さんが出場するのはエペと呼ばれる種目で、全身がポイントになる他、剣の鍔の部分も対象となっています。
上田さんの指導にあたっている大槻高範さんによると、エペは日本ではあまり一般的ではなく、世界との差が大きい難しい種目だということです。
今回で4回目の世界大会出場となる上田さんは「世界の人が相手だと慌ててしまう。落ち着いてポイントを取り、少しでも上の順位を目指したい」と話していました。
上田さんは2月2日にスウェーデンに向け出発し、5日に最初の試合が行われることになっています。 -
みのわ祭り会場 松島区の工業団地一帯へ
今年7月28日に行われるみのわ祭りは、会場を、これまでの国道153号バイパスから、松島区の工業団地内に移し開催されます。
27日、箕輪町内で開かれた2012みのわ祭り実行委員会で、会場の変更が報告されました。
まつり実行委員会と町は、去年12月に警察に対しバイパス使用の要望書を提出しましたが、警察からは「許可をする事は難しい」との連絡があったということです。
理由として、「今年3月にバイパスが、伊那市内で竜東線と接続することから、交通量の増加が予想される事」や「バイパスを会場に大規模なイベントを開催する例が県内では他に例がない」としています。
新たな会場としては、これまでの会場の東側になる、松島区の工業団地、日之出工専地区と、みのわ天竜公園一帯で行う案が示され、承認されました。
バイパス以外での祭り開催については、4年前の実行委員会で検討が行われ、今回承認された場所は、その時、候補に上がった場所です。
実行委員会では、新たな会場について、バイパスを使わない事から交通規制の面で安全性が向上し、駐車場も容易に確保できる事などから、多く人が祭りに参加できる場所だとしています。 -
節分に向け福ますづくり
箕輪町北小河内の無量寺で、2月3日の節分に向けて、福升の準備が始まっています。
無量寺の中川弘道住職が書いている福と寿の文字。
2月3日の節分で、厄年の人や区の役員、来賓が豆まきをする際に使う福升です。
今年は、50個ほどを用意します。
4つの面には、福と寿のほかにお寺の印と国の重要文化財に指定されている阿弥陀如来の種子が押されます。
中川住職は、「今年は、一筆一筆思いを込めて書いています」と話していました。
無量寺の節分・護摩祈祷会は、2月3日金曜日で、午後3時から護摩祈祷、福豆まきは、午後後4時から行なわれます。 -
漆戸駿投手 甲子園での活躍誓う
箕輪町出身の漆戸駿投手を擁する佐久市の地球環境高校が第84回選抜高校野球大会に長野県代表として出場することが決まりました。
春の選抜高校野球で長野県代表として、甲子園出場が決まった地球環境高校のエース漆戸駿投手。
箕輪町北小河内に実家のある漆戸投手は小学2年生から地元チーム「守屋スネークス」で野球をはじめ、中学時代は伊北リトルシニアに所属。
地球環境ではエースとして活躍し、去年秋の北信越大会で準優勝。
選抜出場の切符を手にしました。
漆戸投手「甲子園は目標にしていたのですごくうれしい。今まで支えてくれた人に感謝したい。一番感謝したいのは親です。」 -
箕輪町議会 初の住民懇談会
箕輪町の町議会議員と住民の懇談会が、24日、初めて開かれ、出席した住民からは、町の事業の進め方や議員定数など様々な質問が出されていました。
住民懇談会は、平成22年に制定した「議会基本条例」に基づき、初めて開かれました。
昨夜、懇談会は、町内3ヵ所、で開催され、zこのうち、松島コミュニティセンターには、町民およそ70人が出席しました。
出席した住民からは、町が南小河内に計画した新しい保育園の建設計画や、セーフコミュニティ認証取得に向けた費用対効果などについて質問が出されていました。
出席した議員は、「地元住民の生の声を聞き、行政のチェック機能として議会運営をしていきたい」と話していました。
また、議員定数が現在の15人では多いのではないかとの質問に対しては、「職務内容を検討し、定数と報酬を含め、課題として検討していきたい」と答えていました。 -
セーフコミュニティの現地審査2月1日と2日に
安心安全のまちづくりのため箕輪町が認証取得を目指す、セーフコミュニティの現地審査は2月1日と2日に実施され、モデル校となっている箕輪東小学校など町内2か所の視察の他、プレゼンテーションが行われます。
視察を行うのは、モデル校となっている箕輪東小学校と沢の介護予防拠点施設「げんきセンター」の2か所で、子どもや高齢者の安全対策などを視察します。
主会場は地域交流センターみのわで、各委員会が取組状況などのプレゼンテーションを行います。
審査員は、セーフコミュニティ認証センターの3人が務めます。
箕輪町では、自治体として国内4番目の認証取得を目指していて、内定通知は3月、正式決定は5月上旬となる見通しです。 -
省エネルギーに関するポスターのコンクール
県が主催する環境保全と省エネルギーに関するポスターのコンクールで、伊那市と箕輪町の小中学生2人が最高賞となる長野県知事賞を受賞しました。
省エネルギー部門の小学生高学年の部で県知事賞を受賞したのは、箕輪中部小学校5年の塩澤拓弥君の作品です。
塩澤君は、節電の文字をジグソーパズルのピースで表現し、節電の大切さを訴えました。 -
ローメンPAN 好評
辰野町の辰野高校の生徒がサークルKの協力を得てご当地グルメを題材にして開発したローメンPANの販売が、24日から県内のコンビニチェーン「サークルKサンクス」で始まりました。
ローメンPANは、松本大学の学生が開発した山賊焼PANとセットで販売されています。
ローメンは豚肉を使い塩ダレをベースにソース、ニンニクなどで調理しました。
24日は、箕輪町のサークルKサンクス伊北インタ竏駐Xで辰野高校商業科の3年生3人が昼に販売をしました。
正午前には多くの人達がパンを買い求めに訪れていました。
伊北インタ竏駐Xでは朝4時に入ってきた50セットが午前10時頃に完売しました。
お昼に追加された60セットは販売からわずか15分で売り切れ、大好評でした。
多い人では一人6セットを買い求めていました。
サークルKサンクスの協力のもと商業科の生徒がワークショップや試作などを重ね味の調合や商品名、価格などを決めました。
サークルKサンクスではこれまでにも高校生や大学生が開発した商品を販売していて、上伊那のでは辰野高校が初めてです。
辰野高校の生徒は伊那のローメンズクラブの会員から味などについて聞きました。
ローメンPANは山賊焼PANとセットの240円で県内のサークルKサンクスで2月20日まで期間限定で販売されています。 -
松島子育て学級 節分のイベント
箕輪町松島の母親などでつくる松島分館子育て学級は23日、節分を前に豆まきとお花寿司作りをしました。
23日は、区内の親子10組が参加しました。
子育て学級では、月に2回季節の行事にあわせてイベントを企画しています。
小さな子どもが投げやすいよう、豆のかわりに紙を丸めて作ったボールを、鬼に向かって投げました。
お花寿司作りでは、昆布やソーセージ、かんぴょうなどを使ってアニメのキャラクターの顔を作りました。
完成したものを切ってみると、色々な表情のお寿司が出来がりました。 -
昔をあそぼう冬バージョン
昔の遊びを伝承していこうと、箕輪町公民館などが22日、昔の遊び体験イベントを町文化センターで開きました。
会場にはお手玉やあやとりなど10種類の遊びコーナーが設けられ、子どもたちが次々とコーナーを回って遊んでいました。
このイベントは、箕輪町の公民館、郷土博物館、図書館の3館が今年度取り組んでいる連携事業の一つです。
昔あそびは、夏に続いて2回目で、今回は冬バージョンとして開きました。
羽子板のコーナーでは、子どもたちが2人、あるいは4人で打ち合いをしていました。
失敗すると、墨で顔にバツ印を書く代わりに、黒色のテープを張っていました。
町では、「たくさんの遊びを体験してもらい、子どもたちに伝えていきたい」と話していました。 -
松島分館巻き寿司作り教室
箕輪町公民館松島分館は、節分に向けて巻き寿司作り教室を22日開きました。
巻き寿司作りは今年3年目で、22日は地区住民12人が参加しました。
箕輪お花ずしの会のメンバーが、小鬼の顔の花巻寿司や節分に食べる恵方巻きの作り方を指導しました。
小鬼の花巻寿司は、目や鼻、角など顔のパーツをご飯や卵焼きなどで作り、すし飯をのせた海苔で巻いて作ります。
できあがると、参加者はさっそく切って、仕上がりを確認していました。
松島分館では、作り方を覚えて、節分には自宅でぜひ巻き寿司を作ってほしいと話していました。 -
上伊那岳風会箕輪支部 初吟会
詩吟の愛好者でつくる上伊那岳風会箕輪支部の初吟会が21日開かれ、会員が日頃の練習の成果を披露しました。
この日は町内の飲食店で初吟会が開かれ、最初に吟じ初めとして全員で吟じました。
上伊那岳風会では、伊那、駒ヶ根、箕輪の3支部がそれぞれ初吟会を開催していて、この日は箕輪支部の会員およそ100人が参加して開かれました。
初吟会では、普段開かれる詩吟の大会と違い自由に選曲することができ、普段は複数で吟じる合吟に参加している人も、一人で吟じる独吟に挑戦していました。
上伊那岳風会の堀内岳茂会長は「1年の始めなので思いきり吟じて、今年も元気に詩吟を楽しんでもらいたい」と話していました。 -
小河内神社お筒粥占い 世の中は6分8厘
箕輪町南小河内の小河内神社で、祈年祭の神事、お筒粥占いが15日行われ、占いの結果、今年の世の中は「六分八厘」で去年を2厘上回りました。
朝7時すぎ、2時間ほどかけて炊き上げた大鍋のお粥の中から、お筒が取りだされました。
お筒粥占いは、百年以上続く伝統行事で、毎年小正月の1月15日に行われます。
筒は21本の葦を束ねたもので、筒に入った粥の量で今年1年の世の中や農作物の出来を占います。
占いの結果、世の中は去年より二厘良い六分八厘でした。
農作物は、リンゴ、梨など3品目が極上、ゴボウとナスが上々、晩生の水稲が上などとなりました。 -
箕輪町地域公共交通会議
箕輪町地域公共交通会議の初会議が16日、箕輪町役場で開かれ、みのわタクシーが導入予定の福祉タクシーについて補助割合などを検討しました。
公共交通会議には、バスやタクシーなどの事業者や警察、利用者団体の代表者など12人が出席しました。
会議では、高齢者などの交通の利便性を高めようとみのわタクシーが導入を予定している福祉タクシー1台について、国や県、町、事業者負担の割合を検討しました。
今後、5月までを目処に次回会議を開き、補助の方向づけをし、申請の手続きに入るということです。 -
加藤さゆり副知事 箕輪町の農産物直売所にこりこ一帯を視察
長野県の加藤さゆり副知事は、箕輪町の農産物直売所にこりこ一帯を16日、視察しました。
農村生活マイスター協会上伊那支部が、女性の立場で社会参画している副知事に、協会の活動について知ってもらおうと、招いたものです。
農村生活マイスター協会は、農業に携わりながら、地域づくりや食育などについて取り組んでいる組織で、16日は上伊那支部58人の会員のうち46人が参加しました。
加藤副知事は、去年10月に完成した施設内の加工場で、機械や作業の流れの説明を受けた他、にこりこの商品を手にとって見ていました。
視察の後、加藤副知事が「農村女性に期待するもの」と題し、箕輪町地域交流センターで講演しました。
加藤副知事は「農産物の消費を高めていくには、加工技術を高め様々な商品として提供していくことが大切。長野県らしい農業をみんなで考えていきましょう」と話していました。 -
上古田保育園の園児スケート楽しむ
箕輪町の上古田保育園の園児は、近くにある上古田スケート場で16日、スケートを楽しみました。
上古田保育園の年中と年長園児とその保護者のあわせておよそ40人がスケートを楽しみました。
上古田保育園では、地域ならではの冬の遊びに小さい頃から親しんでもらおうと、毎年スケート遊びを行っています。
井澤恵美子園長は「子ども達は、何回転んでも弱音をはかずに挑戦しているので感心しています」と話していました。
スケート遊びは、全部で10回予定しているということです。 -
箕輪町内の小正月飾りを訪ねる
箕輪町内の小正月飾りを訪ねる講座が14日開かれました。
住民20人が参加し、町内5カ所を巡りました。
このうち中曽根の介護予防拠点施設では、駐車場に飾られたほんだれ様を見学しました。
講座は、古くから郷土に伝わる町内各地の小正月飾りを知ってほしいと、箕輪町郷土博物館が開いたものです。
町学芸員の柴秀毅さんが説明しました。
ほんだれ様は、アワやヒエの穂に見立てた木や繭玉を飾って五穀豊穣を願うものです。
柴さんは、「昔は農家のお正月として、小正月行事が重要だったことを知ってほしい」と話していました。
参加者は説明を聞き、伝統的な小正月飾りに関心を寄せていました。 -
箕輪西小の恒例スケート学習
箕輪町の箕輪西小の恒例行事、スケート学習が13日から始まり、全校児童が氷の感触を確かめながら元気に滑走しました。
13日は、箕輪西小学校の全校児童およそ100人が、学校の近くにある上古田スケート場に集まりました。
箕輪西小では、冬の体力づくりを目的に、毎年朝と1時間目の時間を利用して、スケート学習を行っています。
13日朝の伊那地域の最低気温は、マイナス9.7度と今シーズン1番の冷え込みとなりましたが、防寒着に身を包んだ子ども達は、白い息を吐きながら滑走していました。
1年生はスケート学習が初めてでしたが、保育園の時から滑っていたという児童がほとんどで、担任の先生やイスに捕まりながら滑っていました。
箕輪西小学校のスケート学習は、1月末まで行われることになっています。 -
木下山車飾保存会 山車飾完成
箕輪町の木下山車飾保存会が去年11月から制作を進めてきた山車飾りが完成しました。
山車は、14日と15日に行われる箕輪南宮神社の初祭りで奉納されます。
この日は保存会のメンバーが南宮神社で人形の飾り付けを行いました。
境内には、●旅の途中、農家の軒先でたわらに腰かけひと休みする水戸黄門●弓の名手が舟の上の扇をめがけて矢を放つ「新・平家物語」の一場面を描いた「扇の的」●鎌倉幕府を倒すため海へ出る新田義貞など、5つの舞台が設置されました。
保存会のメンバーは去年11月からほぼ毎日人形の制作を行ってきたという事です。
山車飾は、14日と15日の箕輪南宮神社の初祭りでお披露目される事になっています。 -
箕輪町平澤町長 特別職報酬など審議会に白紙諮問
箕輪町の平沢豊満町長は、11日、特別職の報酬などについて審議会に白紙諮問しました。
1回目の審議会が11日、役場で開かれ、委員10人に平澤町長から辞令が交付されました。
平成23年度の町長の給料は条例で定められた額を10%減額した74万7千円、副町長は、同じく10%減の60万3千円、教育長は5%減の53万3,900円となっています。
議員報酬は条例通りの額で、議長が31万7千円、副議長が25万3千円、委員長が24万3千円、議員が22万7千円となっています。
審議会は次回23日(月)に開かれ、今月中に検討結果を町長に答申する予定です。 -
無火災・無災害誓い新たに
箕輪町消防団の出初式が8日行われ、団員らは防火・防災への誓いを新たにしていました。
箕輪町消防団の団員211人は、木下の箕輪南宮神社に参拝し、今年一年の無火災・無災害を祈願しました。
参拝後、団員らは神社から役場までのおよそ2キロを行進し、防火意識の向上を呼びかけました。
地域交流広場の前では、平澤豊満町長と小松孝寿団長の観閲を受けました。
行進の後行われた、出初式で平澤町長は、「消防団は、地域の安心・安全の確保には欠かせない存在。地域防災の要として貢献してほしい」と団員を激励しました。
小松団長は「大震災など予期せぬ災害の発生が心配される時代。“我が古里はわれらが守る“という消防団精神を胸に、住民の期待に応えられるよう、日々の訓練に励んでほしい」と訓示しました。
去年、箕輪町では10件の火災が発生し、被害額は約350万円となっています。 -
町営上古田スケート場がオープン
箕輪町の天然リンク「上古田スケート場」が7日にオープンし、訪れた人が初滑りを楽しみました。
この日は、午前7時のオープンとともに親子連れが初滑りを楽しんでいました。
上古田スケート場は、グラウンドに水を張り、冬の寒い気候を利用して凍らせて作った天然リンクです。
ここ数日、気温の低い日が続き、氷の厚さは10センチほどになりました。
例年、1周200メートルほどですが、今年は250メートルと長くなっていて、訪れた人達は、いつもより長いトラックで氷の感触を楽しんでいました。
この日訪れた人は「毎年来ているが今年は広く感じた。広々として悠々と滑ることができた」と話していました。
スケート場を管理している飯島岱さんは「とても良い氷ができている。多くのみなさんに楽しんでもらいたい」と話していました。
夜間の利用者が少ないことから、今年は夜間の運営を中止していて、来年以降の運営については今後検討していくということです。
上古田スケート場は、平日は午前7時から7時40分まで、休日は午前7時から10時までで、2月5日までの予定です。