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箕輪町内一周駅伝大会
今年50回の節目を迎えた箕輪町内一周駅伝大会が23日開かれ、木下Aチームが大会新記録で14連覇を達成した。
曇り空の涼しい陽気で風もなく絶好のコンディションに恵まれ、午前8時10分に八十二銀行箕輪支店を一斉にスタート。町中心部から東箕輪地区を北上し、西部地区を南下する12区間、26.9キロをタスキでつないだ。
今年は、町内の分館単位で編成された33チームと、地域間交流を続けている静岡県浜松市庄内地区の1チーム、50回を記念してオープン参加したみのわオールスターズチームの過去最多となる35チームが出場した。
それぞれが懸命の走りでタスキをつなぎ、50回の節目の大会を盛り上げた。
沿道には多くの住民が繰り出し、力走をみせる選手たちに大きな声援を送っていた。
優勝した木下Aチームは、序盤は沢Aと激しい首位争いを演じたが、6区でリード。最終的には2位の庄内チームに3分47秒差をつけて、1時間28分5秒の大会新記録で14連覇を達成した。
小学1年生から78歳までの町民43人でタスキをつないだ「みのわオールスターズ」のアンカーは、木下の竹内成一さん。第1回大会から審判を務め、選手の育成にも取り組んできた。 -
箕輪町人事異動 課長昇格3人
箕輪町は24日、10月1日付の人事異動を内示した。異動総数38人の小規模で、課長には3人が昇格する。
収納対策室長には会計課会計係長の唐澤秀明さん、保健福祉課長には保健福祉課福祉係長の浅野幸利さん、教育課長には産業振興課商工観光係長の小林利明さんが昇格する。 -
赤そばの里オープニング
箕輪町の秋の観光スポット上古田の「赤そばの里」の里開きが、19日、行われました。
19日は、赤そばの里を管理している古田の里赤そば会の会員や、関係者などおよそ百人が参加し、里開きを祝った。
セレモニーで、古田の里赤そばの会の唐沢清光会長は、「今年も、町や区の支援を頂きながら、奇麗な花を咲かせる事ができた。多くの人に楽しんでもらいたい」と挨拶した。
イベントでは、ヨーロッパのスイス地方に伝わる、笛の一種「ホルン」の演奏が行われ、訪れた人たちは目の前に広がる風景と共に、ホルンの音色を楽しんでいた。
赤そばの里は、4.2ヘクタールの農地に、およそ10年前から、ネパール原産のそばを改良した、赤そば「高嶺ルビー」が栽培されている。
花の見頃は、来月10日頃までで、花が咲き誇る今の時期は、辺り一面が花に覆われ、赤い絨毯を敷き詰めたようだ。
なお、9月26日・27日は赤そば花まつりが開かれ、手打ちそばが味わえる、イベントなどが行われる予定。 -
地価公表 下落幅拡大
長野県は17日、7月1日現在の県内の地価を発表した。県全体の住宅地は13年連続、商業地は17年連続の下落で、下落幅が拡大した。
地価は、県内80市町村424地点に基準地を設け、県が毎年調査を行っている。
住宅地では、伊那市前原の伊那中央清掃センター付近が前年の2万900円から2万円と4.3%のマイナスなど、伊那市は平均2.7%のマイナス、箕輪町では平均3.0%のマイナス、南箕輪村では平均1.8%のマイナスと、いずれも昨年より下落幅が拡大している。
住宅地の県平均は3.0%のマイナスとなっていて、13年連続の下落で、下落幅が拡大した。
商業地では、伊那市山寺のアルプス中央信用金庫付近が6万4200円から6万700円と5.5%のマイナス、伊那市下新田の伊那市役所付近が5万2900円から5万円と5.5%のマイナスなど、伊那市は平均で5.5%のマイナス、箕輪町は5.5%のマイナス、南箕輪村は5.2%のマイナスとなっていて、いずれも、前年より下落幅が拡大している。
なお、商業地の県平均はマイナス4.2%で、17年連続の下落となり、下落幅も拡大している。
県によると、地価は林地を除く全ての調査地点で下落している。 -
上古田赤そばの里 見頃間近
箕輪町上古田の赤そばの里では現在7分咲きとなっていて、今週末から始まる連休に見ごろを迎えそうだ。
広さおよそ4.2ヘクタールの土地に「高嶺ルビー」と呼ばれる赤そばが栽培されていて、毎年9月には一面ピンク色に染まる。
現在7分咲きで、今週末から始まる連休にちょうど見ごろを迎えそうだという。
26日、27日の2日間は赤そば花まつりが開催され、花を見ながらそばを味わうことができる。 -
ブラジル人就職支援で日本教室スタート
県は、ブラジル国籍の人の就職を支援するための日本語教室をスタートさせた。教室では履歴書の書き方や日本語の能力チェックなどを行う。
就職先を探すのにも求人票が読めなかったり、履歴書を書けないケースが多いことから県が実施したもので、
初日の15日は、箕輪町のブラジル人学校コレジオ・ピタゴラスで1回目の教室が開かれた。
日本語教室は、失業中のブラジル人を対象にしたものだが、今回参加した6人のうち該当者は1人で、そのほかの5人は、より日本語を学びたいと参加したブラジル学校の教諭だった。
教室は1年間開かれ、随時参加者を募集している。
講師は、日本語指導や県機関の各種相談の通訳などを行っているコウ・スザナ・ヒフミさんが務め、参加者が履歴書の書き方について学習した。
最初にポルトガル語でプロフィールを書き、その後、日本語に書き直していた。
参加者達は、お手本をみながらひらがなの書き方などを学んでいた。
今後は履歴書の書き方を始め面接の練習などが行われ早期就職を目指す。
この教室は17日から伊那市のブラジル人学校でも実施される。
箕輪町では毎週火曜日、伊那市では毎週木曜日に教室が開かれ、時間はそれぞれ午後2時から午後3時30分まで。 -
箕輪町に子ども未来課設置
箕輪町は、就学前の子育て支援を充実させようと、10月1日から、新たに子ども未来課を設置します。
町議会9月定例会に提案されていた、子ども未来課設置に関する条例改正案は、最終日の14日、全会一致で可決された。
これまで、保健福祉課内の係の一つだった、子ども未来室を課に格上げし、就学前の子育て支援や保育園の運営に関する業務を充実させる。
町では、就学前の子供を専門に担当する課の発足により「一味ちがう箕輪の子ども」育成事業の強化・充実を図りたいとしている。
平澤豊満箕町長は、「子育て支援がさらに充実できた体制。これからの成果に期待をしたい」と話していた。 -
直江津遭難慰霊の日
67年前の修学旅行で、高波にさらわれ海で亡くなった5人の冥福を祈ろうと、13日、箕輪中部小学校の慰霊碑前に当時の同級生が集まり手を合わせた。
13日は、当時の同級生でつくる搏美六人力(うつみろくにんりき)会のメンバー20人程が慰霊碑前に集まり、読経などを行った。
修学旅行での事故は、今から67年前の昭和17年9月13日に起こった。
中箕輪国民学校、現在の箕輪中部小学校の6年生が、新潟県直江津の海を訪れたところ、高波にさらわれ5人が死亡したもの。
以来、同級生は、当時の牛沢搏美(うつみ)校長から名前をとり、亡くなった5人と自分自身を合わせて「搏美六人力会」をつくり、毎年、事故のあった日に慰霊碑前で、冥福を祈っている。
会のメンバーは、今年で79歳になります。
田中文平(ぶんぺい)会長は、「事故以来、同級生同士の絆が強くなり、今も変わらず続いているが、会の高齢化も進んでいる。これからは、自分自身の健康にも気をつけながら来年も集いたい」と話していた。 -
東箕輪営農組合防護柵竣工式
有害鳥獣被害の防止対策として防護柵の設置を進めている東箕輪地区では、防護柵の効果が出始めている。
11日夜、北小河内区から南小河内区までの防護柵設置の竣工式がJA東箕輪支所で行われ、組合員やJA職員ら約20人が参加した。
箕輪町の東に位置する南北小河内区と長岡区では、10年ほど前から果樹園などでシカによる被害が発生している。
東箕輪営農組合では、2年前から先進地の視察をするなど防護柵の設置に向けた準備を進めてきた。
今年1月から3月にかけて北小河内から南小河内までの区間が整備され、高さ2.1メートル、長さおよそ1キロの柵が設置された。
設置費用は約600万円で、国から300万円の補助を受けたほか、有害鳥獣対策のモデル地区として箕輪町から240万円の補助が出ている。
設置後、果樹への被害は減少しているという。
東箕輪営農組合の田沢岩夫会長は、「防護柵を設置した地域の被害は減ったが、柵の無い場所で被害が出ている。少しずつ柵の距離を伸ばしていきたい」と話していた。
東箕輪営農組合では来年度、長岡地区で防護柵の設置を予定している。 -
雅秋園オープン
箕輪町福与の果樹園「雅秋園」が10日、ブドウ狩りなど今シーズンの営業を始めた。
オープン初日は、早速、子育てサークルや高齢者などの団体がブドウ狩りを楽しんでいた。
90アールの畑に、ナイアガラやデラウエア、コンコードなどが植えられていて、この3品種については、大人500円、子ども250円で、一日中ぶどう狩りを楽しめる。
今年は、夏の長雨や日照不足で、ブドウの生育が心配されたが、糖度も上がり、粒も大きく育ったという。
ブドウ狩りは9月下旬までがピークで、園は10月10日頃まで開かれる予定。 -
みのわ美術展始まる
みのわ美術会による第14回みのわ美術展が10日から、町文化センターで始まった。
みのわ美術会は、日展や独立展、三軌会など中央で活躍する作家ら町内38人でつくる美術会。
今回は、日本画、洋画、彫刻、工芸に、一般公募も含め32人から60点ほどが寄せられた。
今年は、新しい試みとして、箕輪町出身で中央の第一線で活躍中の作家の作品が協賛出品された。
作品を出品した有賀一宇さんは、下古田出身で、東京芸術大学を卒業し、グラフィックデザイナーとして活躍後、画家に転身していて、現在は小学館アカデミー美術倶楽部の講師を務めている。
みのわ美術会会長の小川節子さんは、「展示会を通して、地元芸術文化の発展につなげていきたい」と話していた。
みのわ美術展は13日まで。 -
あるしんでスズムシ配布
箕輪町のアルプス中央信用金庫いほく支店では、スズムシの音色が店内に響き、秋を感じさせている。
箕輪町のアルプス中央信用金庫では、毎年この時期に来店した人を対象に無料でスズムシを配布している。
箕輪支店、いほく支店の2店舗合わせておよそ1千匹を用意している。
来店したある女性は「毎年もらいに来るのを楽しみにしている。今年も秋の音色を楽しみたい。」と話していた。 -
箕輪町消防団ポンプ積載車入魂式
箕輪町消防団第6分団に新しく導入される小型動力ポンプ付積載車の入魂式が9日、箕輪消防署で行われた。
この日は箕輪町の理事者や消防団員などおよそ30人が参加し、神事などを行った。
箕輪町消防団の平沢久一団長は「素晴らしい車を導入していただいた。これまで以上に訓練に励み、地域の安全を守っていきたい。」と話した。
北小河内区を担当する第6分団第3班でこれまで使われてきた小型ポンプ積載が、18年を経過し老朽化したことから更新した。
導入された小型ポンプ積載車には、電動で小型ポンプを降ろす機能がついていて、購入価格は約550万円。
箕輪町消防団の小型ポンプ積載車は、来年度中曽根区を担当する第2分団第4班で更新されると全ての更新が終了する。 -
松島分館フリースクールがフナ捕り
箕輪町公民館松島分館が主催する「ふな捕りどろんこ天国」が6日、箕輪町の田んぼで行われた。
松島地区の保育園児から小学6年生まで40人ほどが参加した。
このふな捕りどろんこ天国は、6年前から毎年行われている。
松島の有賀正信さんが、減反で休耕田となっている田んぼにフナを育てていて、フナ捕りの機会を提供している。
春先から育ててきたフナは4センチほどに成長していて、子ども達がどろだらけになって捕まえていた。
ふなとりを楽しんだ後は、水路でどろを流し、ながたの湯から汲んできた温泉に入っていた。
松島分館では、地区の子ども達の交流の場として、また親子が触れ合う機会を提供したい竏窒ニ話していた。 -
明るい選挙啓発ポスターコンクール審査
明るい選挙啓発ポスターコンクールの審査がこのほど行われ、上伊那から県の審査に進む作品24点が選ばれた。
伊那市からは、小学校の部で6点、中学校の部で4点、高校の部で2点の作品が県の審査に進む。
そのうち、美篶小6年の北原鞠香さん、東部中2年の高橋克也さん、高遠高校3年の名和浩加さんの作品が、市の審査で最優秀賞に選ばれた。
今回応募のあった作品は、来月4日に開かれる「いーなちゃん広場」で展示する予定。
また、町村からの作品を選ぶ審査では、小学校の部で9点、中学校の部で3点が県に進むことになった。
伊那ケーブルテレビジョンの放送エリア内では、箕輪中部小6年の城倉七星さん、同じく中部小6年の平井奈菜さん、箕輪西小6年の大槻まみさん、同じく西小6年の小嶋穂乃花さん、箕輪北小6年の唐澤こころさん、箕輪中2年の高橋美佳さんの作品が、県の審査に進む。
県審査は、今月30日に行われる予定。 -
箕輪町町有施設耐震診断へ
箕輪町は、町が所有する保育園などの施設や、災害時避難所となる公民館の耐震診断を進めていく。
これは、7日開かれた箕輪町議会9月定例会一般質問で、議員の質問に平沢豊満町長が答えた。
町が所有する建物は44棟あり、そのうち小中学校の校舎や役場庁舎など16棟は、本年度までに耐震工事が終了する予定。
町では、安心安全なまちづくりを進める中で、次の段階として保育園や箕輪中学校、箕輪中部小学校、箕輪北小学校の体育館などについて、耐震診断を行いたい竏窒ニしている。
このうち、箕輪北小の第2体育館については、制度上、耐震診断や耐震工事費用について国の補助が受けらず、耐震工事が必要な場合は取り壊しも含め学校や地域と協議していく竏窒ニしている。
また、町内15区の公民館のうち、現在の建築基準法に改定された昭和56年以前に建てられたのは、沢公民館、中曽根公民館、上古田公民館の3施設ある。
公民館は、災害時に避難所となることから、町ではこれらの区と協議を進め、耐震診断を実施していく計画という。 -
パカパカ杯ポニーレース大会
箕輪町の乗馬体験牧場「パカパカ塾」で6日、ポニーレース大会パカパカ杯が開かれた。
上伊那を中心に、神奈川県や愛知県からも馬主が参加し、レースが行われた。
パカパカ塾では毎年、このポニーレースを開いていて、今年で8年目。
この日は、コース途中のぬいぐるみを探してゴールする「ぬいぐるみと一緒に」や、人間がパンを、馬がニンジンを食べてゴールする「パンとニンジン」など、趣向をこらした10レースが行われた。
かごにボールを入れる玉入れレースでは、馬が騎手の言うことを聞かずに、右往左往する姿が見られた。
パカパカ塾の春日幸雄理事長は、「殺伐とした世の中なので、馬の温かさ、匂いなど、馬に触れて感じることが大切」と話していた。
会場には、ポニーが繰り広げるユニークなレースを見ようと多くの人が訪れ、声援を送っていた。 -
地域食材利用推進へ 学校栄養士が畑視察
小中学校の給食で地産地消を進めようと、箕輪町の学校栄養士が7日、町内の野菜生産者の畑を視察した。
町の地域食材利用推進会議が行ったもので、学校栄養士6人が3カ所の畑を視察した。
このうち大出のアスパラハウスでは、生産者から栽培方法などの説明を聞いていた。
栄養士の一人は、「」
生産者の泉澤徳三郎さんは「栽培の様子を知ってもらういい機会になった」と話していた。
現在、町内の小中学校では、「ふれあい市場・愛来里」や地元生産者を通じて野菜や果物などの地域食材を給食に取り入れている。
冬は野菜が少ないため利用はわずかですが、6月から10月までは、食材全体の半分を地域食材で賄っている学校もあるという。
推進会議では今後、生産者が学校給食を試食する機会を設けたいとしている。 -
高原の昆虫観察会
高原の昆虫観察を通じて自然と親しむイベントが5日、箕輪町の萱野高原で開かれた。子どもやその保護者約20人が参加して観察会を楽しんだ。
これは萱野高原の自然と親しむ「さわやか高原講座」の一環で開かれたもので、飯田市美術博物館学芸員の四方圭一郎さんが講師を務めた。
子ども達は虫取り網を手に持ち、カゴを肩にかけて萱野高原の森の中を散策した。
夏が終わり、夏の昆虫が少ない時期になっていて子ども達は虫探しに苦労していた。
昆虫を捕まえると四方さんの所へ行き、どんな虫なのか説明を受けていた。
参加した子どもは「家の近くにもいろんな虫がいることがわかった。また昆中観察をしてみたい」と話していた。 -
長野県フェンシング選手権大会
長野県フェンシング選手権大会が5日から、箕輪町の町民体育館で始まった。大会には小学生から一般まで選手71人が出場した。
この大会は全日本選手権大会の長野県予選を兼ねていて、個人戦と団体戦が行われた。
どの選手も気合十分に試合に臨んでいた。
この大会には、先月開かれた全国国公立大学フェンシング選手権大会で総合優勝した信州大学の選手なども参加していた。
6日は団体戦が行われる。
全日本北信越大会には、個人戦はフルーレ4人、エペとサーブルそれぞれ3人、団体戦は各種目1チームが出場できるという。 -
箕輪町上古田で福祉避難訓練
箕輪町は5日、東海地震を想定した総合防災訓練を実施し、モデル地区となっている上古田区では避難用のマップを使った訓練が行われた。
寝たきりの高齢者や障害者など、要援護者の避難を想定した「福祉避難訓練」が初めて行われた。
今回福祉避難訓練のモデル地区に指定された上古田区では、災害時に援護が必要な人の家、支援できる人の家、集合場所などを記した「災害時住民支え合いマップ」を平成19年度に作成していて、今回はこれに沿って避難が行われた。
支援者は要援護者の家に行って声をかけ、要援護者を車いすに乗せると地区の避難場所となっている上古田公民館に向かった。
このほか地区住民も常会ごと決められた一時避難場所に集まり、人員確認をしてから公民館へと向かった。
公民館には約200人の住民が集まり、常会ごと人員報告をしていた。
箕輪町では今後、上古田以外の地域でも福祉避難訓練を実施して、住民同士が支え合える環境作りをしていきたいーとしている。 -
箕輪町で高齢者を狙う詐欺事件発生
2日の昼頃、箕輪町で高齢者がお金を騙し取られる詐欺事件が発生した。
伊那警察署では、一人で判断せずに、落ち着いて対応するよう、注意を呼びかけている。
詐欺事件は、2日の昼頃、箕輪町の高齢者宅に、3人組の男が訪れ、「悪徳訪問販売リストに名前が載っているので、削除しましょう」と相談を持ちかけ、お金を騙し取ったもの。
犯人の特徴は、3人とも30代縲・0代の男で、一人は小太りだという。
伊那署では、同様の事件が連続して発生する可能性があるとして、不審な電話などがあった場合は、一人で判断せずに、伊那署まで相談・通報するよう呼びかけている。 -
早生種の梨「幸水」出荷ピーク
箕輪町中原のJA箕輪果実選果場では、早生種の梨「幸水」の出荷がピークを迎えている。
梨の出荷は、8月下旬から始まった。
選果場では、辰野・箕輪・南箕輪・伊那の農家から運び込まれた梨の選果作業が行われいる。
作業は、平日は毎日行われていて、果樹農家など30人ほどがあたっている。
一つ一つの梨を見て、大きさなどから、4つの等級に分けていた。
今年は、春先の霜の影響や、夏場の長雨の影響で、やや小振り、収量も少なめで、去年より2割ほど少ない13.5トンほどの出荷を見込んでいる。
選果された梨は、機械を使って集められ、ダンボールに箱詰めされていた。
梨は、中京方面や、県内を中心に出荷される。
幸水の出荷は、今月10日頃までの予定で、順次、三世紀、二十世紀などの品種の出荷が始まる。
梨の出荷は、南水を最終に、来年1月頃まで続くという。 -
日本の太鼓inみのわ
県内外の太鼓グループが共演する「日本の太鼓inみのわ」が29日、箕輪町文化センターで開かれた。
イベントでは、太鼓グループ6団体、合せて80人が出演し、力強いばちさばきを見せていた。
このうち、長野市松代から参加した女子中高生でつくるグループは、個性的な演奏を見せた。
箕輪町からは、町内の小学2年生から中学3年生の18人でつくる「みのわ太鼓ジュニア」が出演した。
子ども達はこの日に向け、月2回練習をしてきたということで、息のあった演奏を見せていた。 -
ねんりんピック全国太極拳大会
箕輪町のチーム出場6日に北海道の苫小牧市で開かれる「ねんりんピック全国太極拳大会」に箕輪町のチームが出場する。
2日はチームのメンバー7人が役場を訪れ、平沢豊満町長に出場報告した。
ねんりんピックは60歳以上対象の大会で、今回太極拳で出場するのは箕輪町、辰野町在住のメンバー。毎週1回、3時間ほど練習しているという。
競技は4分以内で音楽に合わせて演舞するもので、協調性、構成内容など10点満点で評価される。
箕輪町に住む代表の向山初美さんは「7人の動きを揃えるのが難しいが、入賞を目指して頑張りたい」と話していた。
メンバーは4日に箕輪町を出発し、6日の大会に臨むという。 -
箕輪町議会9月定例会開会
箕輪町議会9月定例会が1日開会し、補正予算案など25議案が提出された。
補正予算案の総額は約1億5900万円で、県の緊急雇用創出事業補助などが含まれている。
そのうち人事案件などの4議案は即決され、残る21議案はそれぞれの委員会に付託された。
9月定例会の会期は14日までで、7、8日に一般質問の予定。 -
「防災の日」
各地で防災訓練「防災の日」の1日、伊那ケーブルテレビでは、緊急地震速報の配信テストを行った。
万が一の事態に正常に作動するかを確認するためで、午前9時に本社設備の試験ボタンを押し、テストが行なわれた。
一般契約者や学校などの公共施設100カ所が対象で、問題なく作動したことが確認された。
また、この緊急地震速報に基づいた訓練が、各地の小学校などで行われた。
伊那市の西春近北小学校では1日、地震速報を使った初めての本格的訓練を行った。
大きな地震がすぐに発生するとの緊急速報が流れると、児童たちは一斉に机の下にもぐり身の安全を確保した。
児童たちは揺れがおさまると、担任の指示に従い、校庭へ避難した。
西春近北小では、速報が流れた場合、すぐに机の下に入ることや倒れそうな棚やロッカーなどから離れ身の安全を確保するなど、具体的な行動を示したマニュアルが設けられている。
井上祐一教頭は、「どの教室の児童も、速報の音やアナウンスから緊急性を認識し、しっかり行動する事ができた」と話していた。 -
プールの利用状況まとまる
夏も終わり、各市町村が運営するプールの利用状況がまとまった。いずれのプールも、利用者の数が前の年を大きく下回った。
伊那市の伊那市民プールは本年度、7月4日から8月30日までに44日間、営業した。
期間中の利用者数は前年の2万1355人より約6200人少ない1万5142人で3割少減少となった。
箕輪町のみのわ町スイミングプールは、7月11日から8月17日までに22日間、営業した。
利用者数は、前年の4035人より約1570人少ない2462人で約4割減少した。
南箕輪村の大芝村民プールは、7月11日から8月23日までに39日間、営業した。
利用者数は、前年の7695人より約2200人少ない5435人で、3割減少となった。
各施設では7、8月とも雨の日が多かったことが利用者が少なくなった一番大きな原因とみている。 -
箕輪町長杯少年野球大会
箕輪少年野球連盟の第13回箕輪町長杯少年野球大会が30日、番場原第1グラウンドで開かれた。
大会には、箕輪少年野球連盟に加盟する6チームが参加し、優勝を目指してトーナメントを戦った。
強い日差しが照りつける中、子どもたちは一球一球プレーに集中していた。
決勝は、箕輪彗星クラブを1対0の僅差で破り勝ち上がった箕輪中部ヤンキースと、南箕輪の南小ドラゴンズを6対5の接戦で下した箕輪ジャイアンツが対戦し、8対3で箕輪中部ヤンキースが優勝した。 -
競歩元オリンピック代表選手 酒井浩文さんのランニング教室
キロ競歩の元オリンピック代表酒井浩文さんによるランニング教室が29日、箕輪町の箕輪中学校グラウンドで開かれた。
これは箕輪町の町内一周駅伝の50回記念として開かれたもので、町内からおよそ140人が参加した。
酒井さんは下伊那郡豊岡村在住で、20キロ競歩で88年のソウルオリンピックや91年の世界選手権への出場経験があり、現在は指導者として活躍している。
教室では「つま先の延長線上に足を出すことで歩幅が広がりスムーズに走れるようになる。」「腕を振る時は引く時に力を入れることで疲れていてもリズムが良くなる。」と指導していた。
また最後に酒井さんが競歩の実演で小学生のランニングと競争する場面も見られた。
箕輪町の町内一周駅伝50回記念大会は、9月23日に開催され、50人でタスキをつなぐ特別チームも参加する予定。