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箕輪町来年度予算案 107億円
箕輪町は過去最高となる総額107億円の来年度一般会計当初予算案を19日発表しました。町では、安全安心を実感できる町を目指す積極予算だとしています。
19日は役場で白鳥政徳町長が概要を説明しました。
予算案について白鳥町長は「令和2年度は実行の年、攻めていく年という位置づけの中で予算規模が大きくなっている。地域で暮らしている人の満足感を高めていく必要がベースにある事を再確認し、人口減少対策はもちろん町として行い、町民を大事にして予算の中でも重点として考えている」と説明しました。
主な事業は木下保育園建設事業に13億3千万円、藤が丘体育館と社会体育館の耐震改修工事に1億5千万円などとなっています。
新規事業として高齢者へのタクシー助成券の配布や公共交通検討会議の開催に520万円、災害時に助けが必要な人を把握する要支援者支援システムの導入に120万円などとなっています。
これらは今年度開いた地区懇談会や町民から町長へ寄せられた手紙での要望や提言をふまえ予算化したものです。
この他、避難所などへ水道水を供給する重要配水管を耐震性のものへ更新する事業に1億5千万円、来年度から4年かけ小中学校全ての児童・生徒に一人一台、タブレットを導入する事業に1千4百万円などとなっています。
来年度の一般会計当初予算案は今年度と比べ13億6千万円多い107億円と過去最高額となっています。
来年度の一般会計当初予算案は3月2日から始まる町議会3月定例会に提出されることになっています。
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町国保税 来年度「据え置き」
箕輪町国民健康保険運営協議会が17日夜、町役場で開かれ、令和2年度の国保税率を据え置きとする方向性をまとめました。
協議会には、委員9人と白鳥政徳町長が出席しました。
現在の国保税の税率は、医療給付費分が所得割で6.5%、均等割で1人あたり2万5,000円。後期高齢者支援分が2.3%・1人あたり8,500円。介護納付金分が1.8%・1人あたり8,000円となっています。
協議会では、妥当な税率だとして来年度も据え置く方針をまとめました。
町では、来年度の被保険者数を今年度よりも300人少ない4,600人と見込んでいて、国保税の収納見込額を4億4,400万円としています。 -
イクメン・カジメンフォト表彰式
育児や家事をする父親と子どもを撮影した写真のコンテスト、「イクメン・カジメンフォトコンテスト」の表彰式が、箕輪町のイオン箕輪店で15日に行われました。
表彰式では、イクメン部門グランプリの桑澤みはるさん、カジメン部門グランプリの岩崎祐紀さんをはじめとする入選者に表彰状が授与されました。
イクメン・カジメンフォトコンテストは、箕輪町が男女共同参画社会推進の取り組みの一環として開催しているもので、33人から54点が集まりました。
今年で2回目のフォトコンテストには、「カジメンの部」も加わり、楽しそうに料理をつくる親子を撮影した写真などが寄せられました。
白鳥政徳町長は「家や自然の中で素晴らしい写真が撮影できたと思う。箕輪町をより親子が住み良い町にしていきたい」と話していました。
写真は16日までイオン箕輪店で展示され、その後は役場や町文化センターに会場を移すということです。
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美術講座 抽象絵画を学ぶ
箕輪町出身の作家の抽象絵画を鑑賞し、絵の表現などについて学ぶ「美術講座」が、箕輪町郷土博物館で15日開かれました。
美術講座には箕輪中学校の美術部員や一般町民など、およそ40人が集まりました。
講師は箕輪町木下の木彫工芸家、中澤達彦さんです。
講座では抽象絵画をテーマに、絵の表現や込められたメッセージなどについて話しました。
中澤さんは「抽象絵画は人によって見方が違う」、「絵の題名から個人個人が絵の表現を推測してほしい」と話しました。
箕輪町大出出身の染色作家、小林一博さんの作品「碧い雲」については、「題名の『碧』という言葉と絵の縦線から、雨を表現した作品なのではないかと推測できる」と話しました。
町郷土博物館は、町とゆかりのある彫刻や絵画をテーマに毎年講座を開いていて、今年で3回目です。
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箕輪出身の杜氏 湯川さんの講演会
箕輪町出身で木祖村の酒蔵「株式会社湯川酒造店」杜氏の湯川慎一さんによる講演会が、13日箕輪町の伊那プリンスホテルで開かれました。
湯川さんは、「創業370年 酒造りの現場から」と題し、酒蔵の現状や酒造りの魅力などについて話をしました。
湯川さんは「私たちは標高950メートルの場所で酒造りをしている。同じ方法で醸造しても味に影響が出てくる。地域の環境が反映されるのが地酒の魅力の一つだ」と話していました。
この講演会は、アルプス中央信用金庫箕輪支店の取引企業の経営者179社でつくる「箕輪地区しんきん経営者の会」が開いたものです。
会では企業や地域経済の発展を目的に講演会や研修旅行などを行っていて、講演会には会員およそ80人が集まりました。
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「地球温暖化」気象台職員が講演会
地球温暖化や気候の変化についての講演会が、箕輪町の地域交流センターで12日、開かれました。
講師をつとめたのは、長野地方気象台の滝沢勝彦さんと、渋谷由美子さんです。
渋谷さんは、地球温暖化のしくみをテーマに、温室効果ガスがなかった場合の地球の状況や、将来の気候の予測などについて話していました。
長野県では今後100年でおよそ5度上昇し、現在の九州と同程度になると予測されると話していました。
講演会は、町図書館が開いたもので、会場にはおよそ50人が訪れました。
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箕輪町フォトコン一般投票受付中
箕輪町観光協会が来年度の観光PRに使用する写真を選ぶフォトコンテストの一般投票が町文化センターで18日まで行われています。
フォトコンテストには、町内外の47人から箕輪町の景勝地や観光地を撮影した作品166点が集まりました。
一般投票は、地域の人にもコンテストに広く参加してもらい、審査の公平性を持たせようと、昨年度から行われています。
会場では、投票する人の姿もありました。
フォトコンテストの一般投票は18日午後5時まで文化センターで受け付けています。
20日には、町観光協会による審査会も開かれ、一般投票の結果が考慮されます。
入賞作品は町内の公共施設などで展示されるほか、来年度の協会のパンフレットなどで活用される予定です。
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五十嵐さん 4月から手芸教室
箕輪町の地域おこし協力隊の、五十嵐裕子さんは、4月から町内で手芸教室を開きます。
五十嵐さんは千葉県出身で箕輪町の地域おこし協力隊員として3年前から活動しています。
主に移住定住の促進を目的に活動してきました。
今年度で任期が終了になることから箕輪町に定住し手芸教室を開くことにしました。
手芸教室では、布の図案に沿って糸を入れて作る「クロスステッチ」や、粘土やのりで作品を作る体験ができます。
五十嵐さんは、隊員になる前のWebデザインの経験を活かしたいと話しています。
五十嵐さんの手芸教室は、4月から箕輪町松島のアトリエで開かれることになっています。
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古田人形芝居振興協力会 解散
箕輪町上古田を拠点に活動する人形浄瑠璃・古田人形芝居保存会を支援する振興協力会が、今年度をもって解散することがわかりました。
7日は、箕輪町文化センターで臨時総会が開かれ解散する案が示され了承されました。
古田人形芝居振興協力会は、保存会の活動を資金面で支援するため活動していて、町や上古田区、商工会などで組織しています。
個人や事業所などから協力金を募り毎年40万円近くが寄せられています。
主に小中学校の古田人形芝居のクラブ活動や物品購入などに活用されています。
総会では、一定の役割は果たしたとして今年度をもって解散することが決まりました。
理由として会員の高齢化や集金が困難になっていることなどをあげています。
振興協力会の基金およそ300万円は、そのまま保存会へ寄付するとしています。
古田人形芝居はおよそ300年の歴史があり県の無形民俗文化財に指定されています。
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議員報酬 増額が適当 答申
箕輪町の特別職報酬等審議会は、特別職の給料と議員の報酬について町長・副町長・教育長は据え置きとし、議員は増額が適当だと7日、白鳥政徳町長に答申しました。
7日は、箕輪町特別職等報酬審議会の黒田重行会長が役場を訪れ白鳥町長に答申書を手渡しました。
答申によると町長・副町長・教育町は据え置きで町長は月額83万円、副町長が67万円、教育長が56万2千円となっています。
町議会議員の報酬額は箕輪町と同じ人口規模の自治体を下回っていることや議員報酬の低さが無投票につながっている可能性もあるとして増額の方向で検討されることが適当だとしています。
現在の議員報酬は、議長が31万7千円、副議長が25万3千円、議員が22万7千円となっています。
白鳥町長は「近隣の実態をみながら検討していきたい」と話していました。
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親子でふれあいベビーマッサージ
親子でスキンシップをとりながらベビーマッサージを学ぶ教室が、箕輪町の子育て支援センター「いろはぽけっと」で6日、開かれました。
この日は0歳児を中心に8組の親子が参加しました。
指導したのは、伊那市在住のヒーリングセラピストの建石かずきさんです。
建石さんによりますと、「ベビーマッサージは親子でスキンシップをとると共に、赤ちゃんのリンパの流れを良くする効果がある」ということです。
母親たちは子どもの指を伸ばしたり、胸や背中を優しくマッサージしていました。
また、母親たちも体を伸ばしたり、仮眠を取る時間が設けられ、親子一緒にリラックスしているようでした。
この教室は、いろはぽけっとが親子のふれあいの時間を設けようと初めて企画しました。
ある母親は「赤ちゃんがマッサージを気持ち良いと感じているのが伝わってきた。
忙しい育児の中で、自分もリラックスできる貴重な時間でした」と話していました。
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平松さん宅でチベタヌス開花
箕輪町木下の平松生男さん宅で、幻の花と言われるクリスマスローズ、「チベタヌス」が開花しました。
平松さんによりますと、「チベタヌス」は、およそ150年前に中国四川省で発見されてから、30年ほど前に日本で再発見されるまで見つかることがなかったということです。
それ以来、幻の花と言われていて、ピンク色の花びらが特徴です。
10年ほどかけて交配を重ね、ようやく開花しました。
信濃クリスマスローズ愛好会会長の平松さん宅のハウスでは、様々な交配を重ねたおよそ500種類のクリスマスローズと、自生している原種シクラメンが咲いています。
柔らかく繊細な色合いに魅了され、15年以上前からクリスマスローズを育てているということです。
また、7日からは伊那市西春近のくぬぎの杜で愛好会による展示会も予定されています。
展示会は7日から9日までで、花の育て方に関する無料の講習会も予定されています。
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みのわ祭り 7月18日に決定
今年のみのわ祭りは、例年より1週間早い7月18日土曜日に行われることが、3日に決定しました。
みのわ祭りは、例年7月の最終土曜日に開催されていますが、今年はオリンピックと重なることから、変更が検討されていました。
みのわ祭り実行委員会は、先月28日に開かれた会議で、第1候補を例年より1週間早い18日土曜日に、第2候補を例年と同じ25日土曜日に挙げました。
箕輪南宮神社の例大祭との兼ね合いから第1案の18日土曜日に行うことを3日に、会長の白鳥政徳町長が了承しました。
町では、「安全に行うためには、警備員が手薄となるオリンピック期間を外して考えることが1番大切だ。正式に決定したので今後は周知を図っていきたい」と話していました。 -
念仏講で無病息災願う
家内安全や無病息災を願う「念仏講」の行事が、箕輪町北小河内の中村集会所で2日行われました。
箕輪町北小河内の中村常会では毎年この時期に念仏講の行事を行っています。
この日は、子どもからお年寄りまでおよそ30人が中村集会所に集まりました。
太鼓と鐘の音に合わせて「南無阿弥陀仏」と唱えながら、長さおよそ10mの数珠を時計と反対回りに受け渡します。
数珠の中には一つだけ大きな玉があり自分の所に回ってくると頭を下げていました。
念仏講は江戸時代中期から伝わる伝統行事で、町の無形民俗文化財に指定されています。
行事を仕切るのは「当屋」と呼ばれる当番で今年は、藤森清治さん80歳です。
数珠回しが終わると、各家庭で集めた米でおにぎりを作って味わい行事を締めくくりました。
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箕輪町の企業支援で受注額1億円超えの見通し
箕輪町は2017年に企業支援相談員を配置し、全国の企業からの注文を町内の企業に仲介する取り組みを行っています。
今年度、相談員を通した受注額が初めて1億円を超える見通しです。
箕輪町の企業支援相談員の中野敏廣さんです。
全国の企業の仕事の情報を、町内の製造業300社の中から対応できそうな企業に提供し、受発注の仲介役を務めています。
町ではこの取り組みを3年前から始めていて、受注額は2017年度は1,402万円、昨年度は3,262万円でした。
今年度は複数の企業の技術を組み合わせて付加価値の高い製品を製造できるよう企業のグループ化を実施。
1月末までに8,178万円の受注があり、年度末までに1億円を超える見通しです。
受注しているのは関東や中京の半導体の製造装置や家電製品の部品が主だということです。
今後は5億円を目標にさらに取り組みを進めていきたいとしています。
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みのわ祭り 7月18日か25日
今年のみのわ祭りは7月18日または例年通り最終土曜日の7月25日に開催する事が28日開かれた実行委員会で確認されました。どちらになるかは2月上旬に決まる予定です。
28日は箕輪町の伊那プリンスホテルでみのわ祭り実行委員会が開かれ、日程や役員体制についての確認が行われました。
例年みのわ祭りは7月の最終土曜日に開催されていますが、今年はオリンピックの開催と重なり、7月23日から26日まで4連休となることから日程の検討が行われたものです。
実行委員会では警備体制や参加者への配慮から1週間繰り上げ18日とする事を第一案、例年と同じ最終土曜日の25日に開催する事を第2案として示しました。
箕輪町内では7月に木下の箕輪南宮神社で例大祭が予定されていて、来月1日の総代会で開催日が決まります。
例大祭と重ならないよう7月18日か、または25日のどちらかになる予定です。
実行委員長の荻原直己さんは、「オリンピックの影響もあるが、地域が一つになり盛り上がる祭りにしていきたい。」と話していました。
みのわ祭りの開催日は関係機関との調整を行い来月3日に決まる予定です。
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無量寺で福ますの準備
箕輪町北小河内の無量寺で来月3日の節分で使う福ますの準備が27日、行われました。
無量寺の中川弘道住職が、ヒノキの一升桝に幸せを願う「福」と、健康や長寿を願う「寿」の文字を書きました。
無量寺では、毎年2月3日の節分に年男と年女が豆まきをします。
福ますは、豆まきで使われるもので、今年は80個用意するということです。
無量寺では、2月3日の午後3時から護摩祈祷会を、午後4時から福豆まきを行います。
豆まきでは、福だるまなどが当たる引換券も合わせて投げられることになっています。 -
箕輪町 交通安全祈願祭
箕輪町交通安全協会は、町内で交通安全祈願祭を25日行い、関係者が今年の交通死亡事故“0”を願いました。
今年の祈願祭は、去年12月に福与で発生した交通死亡事故の犠牲者に黙とうを捧げて始まりました。
会場には箕輪町交通安全協会や町の関係者など、およそ100人が集まりました。
箕輪町安協の上島順一会長は「死亡事故“0”を目標に、啓発運動などを強化していきたい」と話していました。
伊那警察署によりますと、去年、箕輪町内での交通事故発生件数は前の年より5件多い613件でした。
このうち人身事故は419件で、1件が死亡事故でした。
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かぜよぼうマン参上!
箕輪町の箕輪東小学校では、子ども達に風邪の予防を呼びかけるヒーローが一役かっています。
その名は、かぜよぼうマン
箕輪東小学校では、かぜ予防週間に合わせマントを身にまとった児童が休み時間に各学年を巡回しています。
3年前から始まったこの取り組みは、もともと保健委員会が中心だったということですが、今は希望する児童が行っています。
教室へ行くとかぜよぼうマンは、「手を洗いましょう」「窓をあけて換気をしましょう」などと呼び掛けていました。
風邪予防週間に合わせ、手洗いができたか確認するカードが全校児童に配布されています。
箕輪東小学校では「子どもたちの風邪予防に対する意識が高まっている。」と話していました。
かぜよぼうマンの取り組みは来週いっぱい行われることになっています。 -
3月下旬並みの陽気で福寿草咲く
24日の伊那地域は、午後2時54分に最高気温12.1度を記録し、3月下旬並みの陽気となりました。
箕輪町福与の福与城跡では、福寿草の花が咲いていました。
長野地方気象台によりますと、陽気は25日まで続きますが、26日以降徐々に気温が下がり平年並みに近づくと予想しています。
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文化財防火デー 町内をパトロール
文化財防火デーに合わせて、24日、箕輪町教育委員会は、町内の重要文化財のパトロールを行いました。
町教育委員会の職員や箕輪消防署の署員が町内の寺3か所をパトロールしました。
このうち、箕輪町北小河内の無量寺では、阿弥陀如来座像が安置されている収蔵庫周辺を点検しました。
平安時代後期に造られたと伝えられている阿弥陀如来座像は、町内で唯一国の重要文化財に指定されています。
職員らは、消火栓の場所や、火災警報器の設置などについて確認していました。
また、24日は中川清健副住職が練習用の消化器で使い方を体験していました。
文化財防火デーは昭和24年1月26日に法隆寺金堂で火事があったことを受け昭和30年に定められたものです。
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町 来年度役場窓口に外国語翻訳機導入検討
箕輪町は、来年度役場窓口に外国人向けの翻訳機を導入し、受け付け体制を整えることを検討しています。
これは、22日に開かれた定例記者懇談会で白鳥政徳町長が明らかにしたものです。
町では今、ポルトガル語の相談員がいて、来年度は多言語に対応する翻訳機の導入を検討しています。
また、貧困などに関する相談も増えてきていることから、専用の窓口を役場福祉課に設置することも検討しています。
町では、外国人の受け入れ態勢を見直し、対応をしていきたいとしています。 -
出野さん「上伊那の方言」講演
伊那西高校の校長で、方言研究者でもある出野憲司さんの講演会が、箕輪町の地域交流センターで21日、開かれました。
講演会で出野さんは「長野県は関東と関西の方言を分ける境界線にあるため、『行かない』を『行かん』と言ったりするなど、関西の影響も受けていると話していました。
また、上伊那の方言を使って言葉を作る企画があり、参加者は「お暑うございます」を「アッツイジャネーカエ」などに言い換えていました。
講演会にはおよそ50人が集まりました。
講師を務めた出野さんは、伊那西高校の校長を務める他、方言研究者としても活動していて、長野県の方言をまとめた本も出版しています。
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箕輪中合唱部 全国大会へ
箕輪町の箕輪中学校合唱部は、去年12月に東京都で開かれたこども音楽コンクール東日本Bブロック大会で最優秀賞を受賞し、全国大会の選考会に進みます。
22日は、3年生が受験前で全員が集まれなかったため、1・2年生が取り組んでいるアンサンブル曲を、受賞の報告も兼ねて役場で披露しました。
箕輪中学校合唱部には、1年生から3年生までの36人が所属しています。
東日本Bブロック大会には、地区大会から選ばれた長野・山梨・新潟・静岡の4つの県から23校が出場しました。
箕輪中合唱部は、中学校合唱部門で1校のみが選ばれる最優秀賞を受賞しました。
最優秀賞に選ばれた箕輪中合唱部は、26日にテープ審査で行われる文部科学大臣賞の選考会に進みます。
なお箕輪中合唱部は去年、この大会で全国1位にあたる文部科学大臣賞を受賞しています。 -
グレイスフル箕輪 台風19号被災地へ義援金
箕輪町上古田の老人福祉施設・グレイスフル箕輪は、去年11月に行われた施設のイベントで集めた義援金5千5百円を台風19号の被災地に送りました。
22日はグレイスフル箕輪の利用者3人らが役場を訪れ、白鳥政徳町長に義援金を手渡しました。
義援金は籠やアクセサリーなどを作りイベントで販売した売り上げ5千5百円をあてたということです。
グレイスフル箕輪によりますと「利用者の人達が支える側になる事で、生きがいややりがいに繋がる」という事です。
白鳥町長は「これからも元気に頑張ってください」と話していました
義援金は、日本赤十字社長野県支部を通して台風19号の県内の被災地に送られます。
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直売所にこりこ 施設建て替えへ
箕輪町がJA上伊那に運営を委託した大出の農産物直売所「にこりこ」の現在の建物について白鳥政徳町長は、建て替えを行うため、年度内に取り壊すとの考えを21日、示しました。
これは、この日開かれた町議会臨時会で報告されました。
大出の農産物直売所「にこりこ」は、現在町振興公社が運営していますが、新たにJA上伊那に運営を委託することが決まっています。
JAからは老朽化や手狭なことから改築を望む声があがっていて、協議を進めた結果、新たな施設を建て直すことに決まったということです。
これに伴い、にこりことその南側にある製粉所が取り壊されることになり、撤去費はおよそ990万円となっています。
新たな施設は現在の2つの施設の土地を活用して一回り大きいひとつの建物を建てる予定です。
産業振興課未来農戦略係(みらいのせんりゃくがかり)の土岐俊係長は「地域のみなさんが集まれる場所、県外のみなさんに地元をアピール出来る場所にしていけるよう、みなさんから意見をいただきながら事業を進めていきたい」と話していました。
この日開かれた町議会臨時会で、撤去費用などを盛り込んだ一般会計補正予算案が提出され、全会一致で可決されました。
作業は2月下旬に着手し、年度内の撤去を目指します。
新たな施設のオープンは10月を予定しています。
またこのほか、箕輪中部小学校と隣接する藤ヶ丘体育館と箕輪中学校に隣接する社会体育館の耐震補強設計委託料690万円の一般会計補正予算案も合わせて可決されました。 -
箕輪町大出上村の大文字倒し
箕輪町の無形民俗文化財に指定されている大出上村の大文字倒しが、20日に行われました。
大文字は、無病息災や家内安全を願い、今月13日から20日までの1週間建てられていたものです。
午前6時、上村の辻に地域住民が集まりました。
縄を引き、ゆっくりと柱を倒していきました。
柱には、松や竹、願いごとを込めた巾着などが取り付けられています。
柱が倒されると、住民らが集まり、枝を切って巾着と一緒に外していました。
松・竹・梅・稲穂と合わせて各家庭の玄関先に飾り、1年間の厄除けを願うということです。
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小河内神社御筒粥で占う
箕輪町の小河内神社で、今年の世の中や農作物の出来を占う御筒粥の神事が19日に行われ、今年の世の中は去年より7厘上がって7分4厘となりました。
神事は、小河内神社の今年1年の五穀豊穣を願う祈年祭で行われています。
21本の葦の茎を束にしたものを2升の米が入った釜で炊き、茎に入った米粒の数で占います。
午前7時から炊きはじめ、2時間後の午前9時過ぎに釜から筒が取り出されました。
占いの結果、今年の世の中は7分4厘となりました。
極上は、水稲の中生とささげ、大豆。
上々はトマト、上はりんご、きゅうりなどとなっています。
占いが終わると、使ったお粥を食べて1年間の無病息災を願いました。 -
北小河内漆戸常会 大文字下ろし
箕輪町北小河内漆戸常会で、地区内の安泰を願って12日に建てられた大文字が19日に下ろされました。
午前8時に地区住民30人が集まり、4つ辻に建てられた大文字が下ろされました。
北小河内漆戸常会に伝わる小正月の伝統行事「大文字」は、およそ260年前に天竜川が氾濫し大きな水害が起きたことから始まったとされています。
大文字が下ろされると、つけてあった花飾りと松の枝を外しました。
花飾りは3本ずつ持ち帰り、厄除けとしてそれぞれの家の玄関先などに飾るということです。
漆戸常会の住民によりますと、3本の花飾りを玄関先に飾るのは、病気・火災・水害の3つから守るという願いが込められているということです。 -
町文化センターで小中学生のものづくり作品展
箕輪町の小中学生が授業で取り組んでいる、使う人を意識したものづくりの作品展が、箕輪町文化センターで開かれています。
会場には、町内の小中学生がつくった作品およそ250点が並んでいます。
こちらは、春から育てたアサガオのたたき染めで作った灯篭です。
こちらは、カラフルな色を塗ったオリジナルの風鈴です。
ものづくり教育プログラムは、町教育委員会が平成19年度から行っているもので、使う人を意識しながらものづくりをすることで、他人への思いやりを育てることをねらいとしています。
作品展は、23日(木)まで、町文化センター展示コーナーで開かれています。