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古田人形 技能伝承発表会
長野県の無形文化財に指定されている箕輪町の古田人形芝居の技能伝承発表会が文化センターで5日開かれました。
古田人形芝居技能伝承発表会には箕輪中学校古田人形部と箕輪西小学校古田人形クラブが出演しました。
箕輪中古田人形部は「生写朝顔話 宿屋の段」を披露しました。
盲目の娘と、その恋人との悲恋を描いた物語です。
また、箕輪西小古田人形クラブは「傾城阿波の鳴門 巡礼歌の段」を披露しました。
お家騒動により、離れ離れに暮らす親子の情を描いた物語です。
発表は、語りを現代語で行いました。
箕輪町教育委員会では新型コロナの感染拡大防止のため、例年開いていた古田人形の定期公演を止め、代わりに技能伝承発表会を開きました。
発表会は一般公開せず、観客は事前に登録した保護者に制限するなどの対策を取り開かれました。
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箕輪町成人式中止
箕輪町の新成人有志でつくる実行委員会は昨夜町文化センターで会合を開き「新型コロナウイルスへの感染のリスクがある」として来年1月3日に予定していた成人式の中止を決めました。
会合には実行委員7人が出席したほか現在千葉県に住んでいる大学生で実行委員長の登内フランクさんらがオンラインを使って音声で参加しました。
箕輪町の成人式は今年8月に計画されていましたが新型コロナの影響により来年に延期されていました。
実行委員からは「この時期に関東方面などから人が集まってくることはどうなのか」という意見が出ていました。
実行委員会では、みんなの安全を優先するべきだとして来年1月3日に予定していた成人式を中止することに決めました。
また再延期はしないとして新型コロナが終息してから代わりとなるイベントを開催することにしました。
成人式中止の決定を受け、箕輪町教育委員会では実行委員のコメントなどを入れたパンフレットを作成するほか記念品を対象者に贈ることにしました。
対象となるのは1999年4月2日から2000年4月1日生まれの町内在住者か出身者304人です。
成人式については伊那市では長谷が来年1月1日、高遠町は2日、それ以外の地域は10日に開催する予定です。
南箕輪村は来年1月3日に予定していましたが8月14日に延期することにしています。 -
箕輪町議会12月定例会開会
箕輪町議会12月定例会が30日、町役場で開かれ、4億2,000万円を追加し、総額を143億円とする一般会計補正予算案など17議案が提出されました。
補正予算案の内、新型コロナ対策に関する事業費は1億780万円で、主な内訳は旧東部診療所をレンタルオフィスやテレワーク環境として活用するための改修費用に9,800万円、町内出身または在住の人が、町内の宿泊施設を利用した場合、3,000円割引となる宿泊応援キャンペーンに300万円、医療機関への支援に100万円などとなっています。
町議会12月定例会は、7日と8日に一般質問、14日に委員長報告と採決が行われます。
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2月からキャッシュレス化
箕輪町商工会は町内の小売店や飲食店でカードにより支払いができるキャッシュレス化事業を来年2月から始めます。
26日、箕輪町商工会の会員が町役場を訪れ白鳥政徳町長に事業について説明しました。
事業はキャッシュレス化により新たな消費喚起につなげようと行われるものです。
町内80の店舗を目標に端末を設置しカードをかざすとポイントがたまるようになっていて将来的にカードをアプリに移行する計画です。
ポイントは商品購入以外に健康ポイントなども加わります。
事業費はおよそ1千万円で事業開始にともない、これまで町内の商店で行われていたメープルポイント事業は終了し来年5月にはキャッシュレス化事業を担う法人を設立する予定です。
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北朝鮮拉致被害者 蓮池薫さん講演会
北朝鮮による拉致被害者の蓮池薫さんの講演会が、22日、箕輪町文化センターで開かれました。
蓮池薫さんは、1957年新潟県生まれの63歳です。
中央大学在学中の1978年に拉致され、24年間北朝鮮での生活を余儀なくされました。
2002年に帰国し、現在は新潟産業大学経済学部の准教授を務めています。
蓮池さんは拉致について「若い人から夢を奪い、家族との絆を断ち切った。自由が無ければ夢が生まれるはずがない」と話していました。
また、「核・ミサイルの問題が解決しなければ拉致問題の解決が難しい」と現在の状況について話していました
講演会は、町教育委員会と箕輪町人権尊重のまちづくり審議会が開いたもので、およそ220人が参加しました。
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箕輪町でシトラスリボンプロジェクト
新型コロナウイルス感染者への偏見や差別をなくそうという取り組み「シトラスリボンプロジェクト」が箕輪町で進められています。
19日、町内の住民有志が刺繍と手作り雑貨の店TAKI`sに集まりシトラスリボンバッジを作っていました。
このプロジェクトはコロナ禍で生まれた差別や偏見をなくそうと愛媛県の有志が始めたもので全国に広がりを見せています。
愛媛特産の柑橘類にちなんでシトラスカラーのリボンを身につけることで感染者を差別しないという意思表示をするものです。
リボンの三つの輪は地域、家庭、職場あるいは学校を表現していて思いやりがあり暮らしやすい社会を目指すとの願いが込められています。
プロジェクト発起人の中野友美さんが刺繍を得意とするTAKI`sの五十嵐裕子さんに講師を依頼し賛同者が集うようになりました。
シトラスリボンバッジの制作は箕輪町の刺繍と手作り雑貨の店TAKI`sで受け付けていてプロジェクトの輪を広げていきたいとしています。
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児童にエコバッグプレゼント
伊那警察署は、今年度のわが家のセーフティーリーダーに委嘱している、箕輪町の箕輪南小学校6年生にエコバッグなどをこのほど、贈りました。
10月26日は、伊那署生活安全課の武居克幸課長が学校を訪れ、児童にエコバッグを手渡しました。
わが家のセーフティーリーダーは、身近な人たちの防犯意識を高め地域に広めてもらおうという活動で、今年度は箕輪南小学校の6年生に委嘱しています。
エコバッグなど記念品の贈呈は、例年は委嘱式と同時に行われていますが、今年は、子どもたちに改めて防犯意識を持ってもらおうと半年ほど遅れての実施となりました。
武居課長は「下級生たちの模範となるよう期待しています」と話していました。
児童を代表して東雄和君は「身の回りの安全を守るために、親に任せず自分たちでできることを考えたい」と話していました。
児童たちの活動の任期は来年3月までとなっています。
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親子ヨガ 心身リフレッシュ
子どもとスキンシップをして心や体のバランスを整える親子ヨガの体験会が箕輪町の文化センターで19日開かれました。
イベントは、親子ヨガでストレスを軽減して子育てを楽しんでもらおうと子育て支援センターいろはぽけっとが開いたものです。
19日は、町内の子育て中の親子14組が参加し、自宅で簡単にできるヨガを体験しました。
伊那市長谷を拠点に活動するヨガインストラクターの斎藤紀子さんが指導にあたりました。
教室では、母親が子どもを抱えて体を動かす簡単なヨガが紹介されました。
斎藤さんは、「肩や奥歯の力を抜いてリラックスして行うことが大切です」と参加者にアドバイスしていました。
また、ストレス解消法として、姿勢の良い状態で1分間に3呼吸することなどを紹介していました。
子育て支援センターいろはぽけっとでは、12月にはベビーマッサージ教室を開く予定です。
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信州縁起物製作所 正月飾りの製作ピーク
箕輪町沢の信州縁起物製作所で「正月飾り」作りがピークを迎えています。
16日は、従業員8人が大型店に出荷する正月飾りの製作に追われていました。
作業は10月初旬から始まり、今がピークとなっています。
機械と手作業で稲わらをなう人、なったものの余分な部分を取り除く人、複数のパーツを合わせて組み立てる人、組み立てたものに飾りを付ける人など、工程ごとに分かれて進められます。
信州縁起物製作所では、南信地域を中心に県内各地の大型店や個人商店と取り引きをしています。
作っている飾りは、全部で10種類以上あり、地域ごとに特色があるということです。
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箕輪西小の児童が間伐作業
箕輪町の箕輪西小学校4年生は、地域住民らと一緒に上古田の区有林で間伐作業などを10月19日に、行いました。
この日は、4年生15人が樹齢およそ10年のヒノキの木10本を間伐しました。
作業は、子どもたちが森に親しみ環境への理解を深める、みどりの少年団の活動として毎年行われています。
児童らが身に着けているヘルメットは、長年の活動が認められ、箕輪町を通して県からきょう贈られました。
間伐は、木の成長に必要な光が当たるようにする作業です。
その後、児童らは不要な枝を切りおとす枝打ちを行いました。
最後は、植樹したヒノキを鹿やうさぎなどの食害から守るために薬剤を塗る作業をしました。
葉の表面に、鹿などが嫌がる匂いのする薬剤を塗ることで、食べられるのを防ぐ効果があるということです。
間伐などを指導した関係者は、「作業を通して森林の働きや自然の大切さを学んでほしい」と話していました。 -
保育ブロック用の「土」ため池で採取
箕輪町下古田の住民有志でつくる「西部山林環境改善保全会」は災害に強い山をつくろうと、広葉樹などを育てる保育ブロックの原料となる土を地域のため池で15日採取しました。
箕輪町下古田にある農業用のため池です。
原料となる土を採取する為、4日前から水が抜かれました。
15日は会のメンバー10人ほどが土のう袋に土を詰め、池の上へと運び出していました。
ため池などに堆積した土は粘土質で、養分を含んでいることから保育ブロックを作るのに適しているという事す。
この日は50袋、およそ500キロ分の土を運び出しました。
泥の中には沼貝という珍しい貝も生息していました。
会では29日午前10時から「種まき体験交流会」を箕輪町のJA上伊那北部育苗センターで開く予定です。
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第6回翔風会書展 力作並ぶ
伊那市と箕輪町で開かれている書道教室「翔風会」の会員による作品展が町文化センターで開かれています。
第6回翔風会書展には、小学生から一般まで、会員20人の作品約100点が並んでいます。
例年は2年に1度作品展を開いているということですが、今年は新型コロナウイルスの影響で発表の機会がなかったことから、去年に引き続き開催したということです。
作品の中には新型コロナウイルスへの一言と題して並べられたものもあります。
会では「会員の力作が並んでいる。訪れた人に楽しんでもらいたい」と話していました。
作品展は21日(土)まで、箕輪町文化センターで開かれています。
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優良運転者で表彰
伊那交通安全協会副会長の上島順一さんが優良運転者として関東管区警察局長・関東交通安全協会連合会長連名表彰を受賞しました。
27日上島さんが伊那警察署を訪れ土屋秀夫署長に受賞報告をしました。
上島さんは伊那交通安全協会副会長として啓発活動などを行ってきたほかドライバーの模範として事故防止に努めてきました。
県内では20人が受賞していて伊那安協では上島さんが唯一の受賞となっています。
上島さんは「物損事故を減らすことが人身事故を減らすことにつながる」と話し引き続き広報啓発活動に力を入れていくとしています。 -
箕輪町と豊島区森林整備の協定締結
箕輪町と東京都豊島区の森林の里親協定の締結式が12日、オンラインで行われました。
この日は、町役場と豊島区役所をテレビ会議システムで繋いで締結式が行われました。
町と豊島区は、森林の里親協定を9月1日に結んでいて、今回は両首長がオンラインで締結の挨拶をしました。
森林の里親協定は森林整備に意欲的な地域と社会貢献を進める企業や自治体などが連携して森づくりをする協定で、県が行っている事業です。
協定では、ながた自然公園やその周辺を「としまの森・みのわ」とし、豊島区の森林環境譲与税を使って整備します。
事業費は5年間でおよそ1,500万円となっていて、当面は3年間で2.9ヘクタールの森林を、残りの2年間でさらにその周辺の整備を進めることになっています。
豊島区の高野之夫区長は「環境を切り口にこれからも交流を進めていきたい」と話していました。
協定は令和6年度までの5年間となっています。 -
伊那谷みらいスクール事前セミナー
上伊那の高校生が、自分の進路や将来について、大学生や社会人に話を聞く、伊那谷みらいスクール2020が21日と22日に開かれます。
12日は、開催を前に、箕輪町の箕輪進修高校で事前セミナーが開かれ、1年生およそ100人が参加しました。
講師を務めたのは、一般社団法人ユニカルラボラトリーの代表で、現在は東京の調査会社で働いている丸谷華織さんです。
丸谷さんは、コロナ禍での働き方の変化などについて話をしていました。
事前セミナーは、社会人の働き方や生き方を高校生に知ってもらい、自分の進路や将来につなげてもらおうと開かれました。
21日と22日には箕輪町商工会館で伊那谷みらいスクール2020が開かれることになっていて、社会人や大学生から、自分の人生や、仕事の選び方などの話を聞くワークショップなどが予定されています。
主催したユニカルラボラトリーでは「伊那谷みらいスクールに参加してもらい、将来どんな働き方をしたいか考えるきっかけにしてもらいたい」と話していました。
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長野県交通推進本部表彰 田畑さん(松島)
箕輪町松島の田畑惠一さんは15年以上にわたり箕輪中部小学校の見守り隊として活動してきた事が評価され、長野県交通安全推進本部から表彰されました。
11日は箕輪町役場で白鳥政徳町長から田畑さんに賞状が伝達されました。
田畑さんは、地域で協力して子供たちを見守っていこうと平成16年に箕輪中部小の見守り隊を立ち上げました。
それから15年以上にわたり登下校の時間にあわせて通学路で交通指導や声掛けをしてきました。
何かあった時に相談してもらえるよう、子供たちとのコミュニケーションを大切にしていて、合言葉決めて声をかけているという事です。
白鳥町長は「今回の表彰は一つの区切りになりますが、今後も子供たちのために頑張ってください」とこれまでの労をねぎらっていました。
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もみじ湖 観光客で賑わう
箕輪町のもみじ湖で木々が赤く色づき、多くの人たちでにぎわっています。
もみじ湖周辺にはおよそ1万本のもみじが植えられています。
箕輪町観光協会によりますと、今年は10月末から本格的に色づき始め、先週一気に紅葉が進んだということです。
箕輪ダムから3キロ上った売店近くでは、平日にもかかわらず、駐車場が満車になっていました。
去年の来場者数は延べ3万1千人でしたが、今年は9日までに4万8千人が来場したということです。
今年は多くのメディアにとり上げられたことで、来場者数が伸びているということです。
なお、もみじの景勝地は葉が落ちているところもあります。
夜には景勝地近くの600メートル区間でライトアップが行われています。
町観光協会によりますと、ダム周辺のもみじの見ごろは今週末までで、ライトアップは23日までとなっています。
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箕輪町消防団火災予防パレード
9日から始まる秋の全国火災予防運動にあわせて、箕輪町消防団はきょう、町内で火災予防パレードを行いました。
この日は、箕輪町消防団の団員17人が、6台のポンプ車で隊列を組み、町役場から出発しました。
町内を走る火災予防パレードは、毎年この時期に行われていて、暖房器具の取り扱いの注意などを呼びかけました。
上伊那広域消防本部によりますと、管内では8日までに62件の火災が発生し、死亡火災は5件だということです。
このうち箕輪町では2件の死亡火災がありました。
町消防団では、「年末にかけて火を使うことも多くなる。住民に火災予防の意識を持ってもらいたい」と話していました。 -
上古田保育園でふれあい巡回動物園
ポニーや羊などの動物にふれあうことができる、ふれあい巡回動物園が6日、箕輪町の上古田保育園で行われました。
上古田保育園には、ポニーや羊、子牛などがやってきました。
子どもたちは、動物を撫でたり、ポニーに乗せてもらっていました。
ふれあい巡回動物園は、箕輪町酪農振興協議会青年部と、NPO伊那ハーレンバレーパカパカ塾が毎年開いていて、町内の保育園を巡回しています。
協議会では、「動物に触れあってもらい、酪農などに関心を持つきっかけにしてほしい」と話していました。 -
松本山雅の元選手が指導
サッカーJ2松本山雅の元選手によるサッカー教室が3日箕輪町のながたドームで開かれました。
サッカー教室は長野日報が開いたもので上伊那の保育園児から小学生まで約30人が参加しました。
教室は保育園児、小学校低学年、高学年の3つのグループに別れて行われ参加した子どもたちはウォーミングアップをしたあとボールを使ってドリブルの練習をしました。
コーチを務めた松本山雅の元選手は、「ボールは足元から離さないように」などと指導していました。
松本山雅のコーチは「子どもたちには未来のJリーガーを目指してもらいたい」と話していました。
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もみじ湖ドライブインシアター
新型コロナの感染防止策として車の中で映画を楽しむ「ドライブインシアター」が、31日、箕輪町のもみじ湖イベント広場で行われました。
時間になると、もみじ湖イベント広場に車が入ってきました。
会場には縦5m、横10メートルの大型スクリーンが設置されています。
もみじ湖ドライブインシアターは、車の中から映画を鑑賞するイベントです。
新しい生活様式を取り入れたイベントとして箕輪町観光協会が初めて行いました。
音声は、FMラジオを使って流し、訪れた人は聞こえ方などを確認していました。
箕輪町が制作した動画も放映されました。
会場には出店も並び、訪れた人たちが思い思いに過ごしていました。
なお上映したのはCGアニメーション映画の「シング」です。
イベントにはおよそ70台が参加したということです。
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箕輪町議会が町民アンケート
箕輪町議会は去年4月に行われた町議会議員選挙が無投票だった事を受け議員定数やなり手不足について町民にアンケートを実施しました。
29日は、箕輪町役場で、中澤清明議長らが記者会見を開き、アンケート結果を報告しました。
町内に住む18歳以上の町民2000人にアンケートを行い883人から回答がありました。
町議会が議会に対する現状認識を調査し定数やなり手不足について考えるデータを収集しようと実施しました。
去年4月の町議会議員選挙が無投票となったが選挙になった方が良いか?の問いには、約7割が「選挙になったほうが良い」と回答しました。
議員定数については、「現行の15人」が47.8%「定数を減らす」が44.2%でした。
なり手不足の原因は何かとの問いには、「仕事と両立できない」が52.9%、「政治に関心がない」が41.3%となっています。
箕輪町議会では、今後アンケート結果をもとに、区長会や各種団体と懇談会を開催し、年度内に議会として議員定数を含め方向性を決めるということです。
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ED19 博物館に寄贈
東京の鉄道模型専門店、ムサシノモデルは、箕輪町郷土博物館にある電気機関車ED19を忠実に再現した45分の1の模型を郷土博物館に28日贈呈しました。
こちらが完成したED19の模型です。
模型を持っているムサシノモデルの社長の茂木義信さんです。
ムサシノモデルは、ED19の模型の製作の為2015年に郷土博物館を訪れ、部品の測定や写真撮影を行いました。
設計図が無く、車両を忠実に再現するため、人の入れない所はカメラを差し入れて写真で確認しました。
測定から5年後、茂木社長は製作に協力してくれたお礼に模型を贈呈しました。
写真から図面を書き、真ちゅうで部品を製作し、組み立てたという事です。
電車に書かれた表示にもこだわっていて、車両には飯田線を走っていた伊那の「伊」の文字も再現されています。
大きさは45分の1で、おもさはおよそ1キロ、電気を流すと動きます。
価格は1台47万円で、今回は98台製作したという事です。
郷土博物館では模型の活用について、今後どのうように町民に公開するか検討していくとしています。
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箕輪中 エコバッグ販売し花火打ち上げ
総合学習の一環で、持続可能な開発目標、SDGsについて学んでいる、箕輪町の箕輪中学校3年7組は、オリジナルのエコバッグを作り、販売を始めました。
その売上金で、クリスマスイブに打ち上げ花火を計画しています。
27日は、販売に向けてエコバッグの袋詰めなどの準備を行いました。
7組の生徒33人が、制作や販売など6つのグループに分かれて7月から準備を進めてきました。
エコバッグは町内の風景がプリントされたものが1,000円、英語がプリントされたものは800円で、セットで買うと1,600円です。
箕輪中学校で買うことができます。
新型コロナウイルスの影響で夏祭りがなかったことからエコバッグの売り上げで花火を打ち上げ町民に元気を届けようと企画しました。
エコバッグは「環境への配慮」を、花火は「住み続けたい町」のSDGsの項目を達成することをねらいとしています。
またこの日は、代表の生徒らが町役場を訪れ、浦野邦衛副町長に取り組みを報告しました。
エコバッグは400枚作られ、11月末まで販売します。
売り上げ目標は15万円で、そのお金で花火を購入するということです。
花火の打ち上げは12月24日を予定していて、2から4号玉60発を箕輪中学校のグラウンドから打ち上げるということです。
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工業科存続求める意見が多数出る
高校再編に伴う、箕輪進修高校振興協力会の意見交換会が26日箕輪町文化センターで開かれ出席者からは工業科の存続を望む声が聞かれました。
意見交換会には会長の白鳥政徳町長をはじめ、町議会や商工会などから15人が出席しました。
出席者からは「箕輪進修高校は多部制・単位制という特色ある学校として存続すると思われるが工業科が再編されるかもしれない。工業科は残してもらいたい。」との意見が多く出されていました。
長野県教育委員会は上伊那地域の高校再編について伊那北高校と伊那弥生ケ丘高校を統合するほか総合学科高校、総合技術高校を設置することを示しています。
これについて駒ケ根市議会は「機械科、電気科、情報技術科を含む4学科以上の工業科を1か所に設置した高校を伊南地区に配置すること」とする意見書を県知事と県教育長に提出しています。
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箕輪町沢上で住宅火災
箕輪町沢上で27日午後2時30分ころ、住宅火災が発生しました。
上伊那広域消防本部によりますと火災があったのは箕輪町沢上の大矢栄二さんの住宅です。
火は午後4時30分に消し止められました。
近くの人の話によりますと大矢さん宅は2世帯住宅だということです。
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箕輪町安全安心パトロール隊 実績報告
箕輪町が去年10月に設置した安全安心パトロール隊の実績報告が、26日に行われました。
白鳥政徳町長は、「行方不明者の発見や警察への不審者情報の提供など、警察官OBならではの成果が見られた」と評価していました。
町安全安心パロトール隊として活動しているのは、共に長野県警OBで町内在住の藤枝裕一さんと松田久光さんの2人です。
26日は、町内の神社でさい銭が盗まれたとの情報が入り、各地を見回っていました。
2人は去年10月にパトロール隊員に委嘱され、239日間およそ1,550時間にわたり町内のパトロールや交通事故多発箇所での警戒などを行ってきました。
今年5月には行方不明者を発見した他、不審者・不審車両への対応、目の不自由な人の移動の手助けなどを行ってきたということです。
警察官時代に培った知識と経験をもとに、状況に応じて適切な判断をしてきたということです。
26日は、役場で定例記者懇談会が開かれ、白鳥町長が2人の活動実績を紹介しました。
町では、今後も状況に応じて活躍の場を広げていってもらう予定です。 -
箕輪町 日本郵便と包括連携協定締結
箕輪町は町内の郵便局3局と包括連携協定を26日に締結しました。
協定に合わせて、町では封筒や小包に貼るPRシールをつくりました。
地域おこし協力隊員の太田清美さんと元協力隊員の五十嵐裕子さんが共同で製作したものです。
QRコードを読み取ると、町の関連サイトを見ることができます。
シールは、大小1,000枚ずつ作り、箕輪郵便局、木下郵便局、東箕輪郵便局の窓口に置かれています。 -
富玉会 玉ねぎの苗植え
箕輪町富田で玉ねぎの栽培で地域活性化に取り組んでいる富玉会は、地元の子どもたちと一緒に玉ねぎの苗植えを24日、行いました。
この日は、地元の子どもたちやその保護者などおよそ50人が参加し、玉ねぎの苗を植えました。
広さおよそ17アールの畑に、1万本の苗を植えます。
会は、遊休農地の有効活用と地域活性化を目的に、11年前から玉ねぎの栽培に取り組んでいます。
富玉会の向山勝一会長は、「苗は、土の中に深く入れすぎないように気をつけてください」と指導していました。
会では、「子どもたちに農業に対する関心を持ってもらうきっかけにしてほしい」と話していました。
玉ねぎは、来年6月に収穫し、町内の学校給食に提供されることになっています。
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「とっとき」を上伊那の新名物に
箕輪町内の飲食店主有志は、上伊那の新しい名物料理にしようと「牛肉と信州みそ」を使用した「とっとき」を20日お披露目しました。
とっときは多くの店で提供しやすいよう、調理方法に決まりはなく、牛肉と信州みそを使えばそれぞれの店舗独自のメニューで提供できます。
こちらは、ゆとろぎroom5884の「とっときブリトー」です。
ブリトーの中身は、信州みそと牛ひき肉の肉みそです。
ビストロなゆたの「とっときガレット」です。
ソースに肉みそが使われています
燈花の「とっとき弁当」です。
牛肉とみその炒め物などが入れられています。
20日は箕輪町役場で料理がお披露目されました。
「とっとき」は牛肉と信州みそを使用した創作料理で、箕輪町の飲食店主有志で結成した「とっとき会」が考案したもので、「とっておき」という意味が込められています。
とっとき会では、食を通じて県内から上伊那地域への誘客を図ろうと名物となるような料理を考案しました。
20日は白鳥政徳町長が味を確かめていました。
現在上伊那の10店舗で順次提供が始まっているということです。
とっとき会では、来年の春から夏にかけ観光客向けのPRを行う予定で、それまでに提供店舗を増やしていきたいとしています。