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箕輪町特定空き家に新たに6件
箕輪町空き家対策協議会が、今日開かれ、倒壊の危険があったり、衛生上有害となる恐れがある空き家を認定し改善を促す特定空き家に、新たに6件が追加されました。 8月31日、箕輪町役場で協議会が開かれ、町から、特定空き家に新たに6件を認定したい考えが示されました。 特定空き家とは、倒壊などの危険がある、衛生上有害となる恐れがある、著しく景観を損なっているなどの空き家です。 認定されれば、指導や勧告が行われ、改善されない場合は解体などの代執行も行うことができます。 町が行ったこれまでの調査では28件の不良物件があり、そのうち、今年度は新たに6件を特定空き家として認定しました。 6件の空き家については、持ち主と連絡を取り改善するよう指導していくということです。 なお、昨年度は3件を認定し指導を行ったところ、1件が家屋を解体、1件は生い茂っていた草木が伐採されるなど改善されたということです。
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フェンシングで海外派遣メンバーに
南箕輪わくわくクラブフェンシングスクール所属の小池悠太郎君が全国小学生フェンシング選手権大会で8位入賞しオーストラリアへの派遣メンバーに選ばれました。 小池君は7日練習場の南箕輪村村民体育館でわくわくクラブの北原満理事長に入賞の報告をしました。 保育園のころからフェンシングをはじめ今は箕輪中部小学校の5年生です。 大会は3日に秋田県で開かれ113人が出場した5・6年男子フルーレの部で8位入賞しオーストラリアへの派遣が決まりました。 日本フェンシング協会では5・6年生の部から大会での8位入賞者までを対象に海外派遣を行いレベルアップを図っています。 大会ではほかに南箕輪小学校4年生の保科幸那さんが40人出場の3・4年女子フルーレの部で8位入賞を果たしています。 北原理事長は「さらに練習を積んで活躍してください。」と2人を激励していました。
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ぶどうの出荷前に農家対象の説明会
JA上伊那は、今年初めて、ぶどうの受け入れを始めます。 7日は、11日からの出荷を前に、農家を対象とした説明会が箕輪町で開かれました。 JA上伊那箕輪果実選果場で開かれた説明会には、町内を中心に農家19人が参加しました。 JA上伊那では、今年からぶどうの受け入れを始めます。 ナガノパープルやシャインマスカットなど、種がなく皮ごと食べられる品種の需要が年々高くなっていることから、上伊那でも生産量を増やしていくということです。 説明会では、出荷規格などについて職員から説明がありました。 JAによりますと、上伊那のぶどう農家は現在およそ80戸で、伊那市、箕輪町、南箕輪村では、およそ30戸で栽培しているということです。 県内でぶどうの生産が盛んな地域は北信や東信ということですが、上伊那も栽培するのに適していて、さらなる収量拡大を図りたいとしています。 ぶどうの出荷は11日から始まります。
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雅秋園 今シーズンの営業はじまる
箕輪町福与のぶどう園「雅秋園」の今シーズンの営業が、7日から始まりました。 雅秋園でぶどう狩りができる品種は、種がなく甘さが強いデラウェア、香りが強く果汁がたっぷりのナイアガラ、ジュースやワインの加工用としても人気のコンコードの3種類です。 一般は、事前予約なしで体験できます。 料金は、中学生以上500円、小学生が250円、園児以下は無料で、時間制限はありません。 ぶどう狩り以外にも、巨峰やシナノスマイルなどの販売も行われています。 雅秋園のぶどう狩りは、10月上旬まで楽しめるということです。
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箕輪町の地域おこし協力隊 みのわ~れで交流イベント
箕輪町の地域おこし協力隊と地域住民が交流するイベントがイオン箕輪店内にある地域交流スペースみのわ~れで6日に開かれ参加者が折り紙を楽しみました。 箕輪町の3人の地域おこし協力隊員がみのわ~れと共同で初めて企画しました。 交流会には地域住民5人が訪れ、折り紙をして交流しました。 協力隊員が講師となり様々な色の折り紙を使って、小物入れやバラの花、リボンなどを作りました。 交流イベントは12月まで毎月第一水曜日の午後に開く事になっています。次回は10月4日にハロウィンにちなんだ料理をする予定です。
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箕輪ロータリークラブ フェンシング機器を町に寄贈
箕輪ロータリークラブは、青少年健全育成活動の支援としてフェンシングの大会で使う機器を5日、町に寄贈しました。 この日は、クラブのメンバー3人が役場を訪れ、白鳥政徳町長に目録を手渡しました。寄贈したのは、フェンシングの大会などで得点や判定を表示する機器です。 得点の増減などをリモコンで操作できるもので、競技運営に係る人員を減らすことができるということです。 藤澤久美子会長は「箕輪町出身で世界選手権で銀メダルを獲得した西藤俊哉さんに続く選手が育っていってくれればうれしい」と話していました。 白鳥町長は「フェンシングに力を入れている中、寄贈していただけるのはうれしい。選手の育成に努めていきたい」と話していました。 今回の寄贈には、地域の社会奉仕活動などに活用される、国際ロータリー財団の補助金が使われているということです。
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町内福祉施設が協力 利用者の移送訓練
箕輪町では東海地震が発生した想定で総合防災訓練が行われました。 箕輪町の特別養護老人ホームみのわ園では、利用者20人を町内の他の福祉施設に移送する訓練が初めて行われました。 移送には、みのわ園を含め訓練に参加した5施設の車両10台を使用しました。 職員が誘導しながら利用者を決められた車へと乗せていきました。 訓練には病人が発生したとの想定も盛り込まれ、救急隊が駆け付け対応をしていました。 利用者20人の搬送には、救急隊の対応時間も含め、およそ30分で終了しました。 箕輪町では今回の訓練を参考に、福祉施設の避難計画を検討していきたいとしています。
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キャリア教育フォーラム 小中学生が活動発表
子どもたちの活動を知りキャリア教育の推進について理解を深めようと第4回キャリア教育フォーラムが31日、箕輪町の地域交流センターで開かれました。 フォーラムでは、町内の小中学生が活動発表をしました。 箕輪南小学校の6年生は、学校伝統の太鼓について発表しました。 3年生の時に初めて発表をしてから、学年が上がるごとに太鼓に対する気持ちが変わってきたということです。 箕輪中学校の2年生は、職場体験で感じたことを発表しました。 「普段から積極的に自分からあいさつすることや、一緒に仕事をする仲間の大切さを学びました。」と話していました。 唐澤義雄教育長は「それぞれ活動内容は違うが思いが伝わってきた。他の学校の良いところや上級生の姿を見てこれからも勉強に励んでください。」と挨拶しました。 箕輪町では毎年中学2年生が職場体験学習を行っていて、今年度は95の事業所で受け入れがあったということです。
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上古田保育園で運動会
箕輪町の上古田保育園で2日、親子運動会が開かれました。 運動会には、未満児から年長までの園児65人が参加しました。 16のプログラムが行われ、騎馬戦や玉入れなど、保護者や地域住民が参加する競技も多く企画されました。 年長園児は、リズムを披露していました。 井澤恵美子園長は「普段の外遊びが運動会に取り組む体力づくりにつながりました。精一杯頑張っている姿が見られました」と話していました。
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秋の味覚 梨の選果はじまる
箕輪町のJA上伊那箕輪果実選果場で秋の味覚梨の選果が始まっています。 1日は、職員などおよそ20人が、梨の選果作業に追われていました。 出荷が始まったのは、早生種の梨「幸水」です。 上伊那地域では、8月下旬に幸水の出荷が始まり20世紀、主力の南水と9月下旬まで梨の出荷が行われます。 JA上伊那によりますと、今年は夏場に晴れの日が続き一本の木に多くの実が出来た為、少し小ぶりだという事です。 去年の梨の出荷量は、一部の地域で凍霜害が発生した事もあり530トン程度でした。 今年は8月の曇りや雨の日が多かった事で少し生育が遅れているという事ですが、去年より20トン多い、550トンの出荷を見込んでいます。 上伊那産の梨は、主に中京や東京方面に出荷され、地元では、箕輪町の大型農道沿いにある八乙女直売所で購入する事ができるという事です
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箕輪 女性の生産年齢人口5年で500人減少
箕輪町の女性の生産年齢人口は、ここ5年間でおよそ500人減少しています。町では、働きざかりの女性の減少を大きな課題とらえ、今後さらなる分析と対策をしていきたいとしています。 1日は町民から広く意見を聞く「みのわ未来委員会」が役場で開かれ人口の動向について報告がありました。 ここ5年間の15歳から64歳までの生産年齢人口は、男性が287人の減少でした。 一方女性は、男性の2倍近い496人の減少でした。 また、箕輪町の女性の出産数の平均は1.52人で、上伊那8市町村の中で最も低いとの報告もありました。 委員からは、「女性の減少は、子供の減少にも繋がっている。早急な対策が必要だ。」との意見が出されていました。 箕輪町では今年度、女性活躍推進会議を開き、就職や子育てしやすい環境づくりについて検討していくとしています。
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大正大学の学生 箕輪町で情報発信について調査
東京都豊島区の大正大学の学生は31日、箕輪町の情報発信について報道機関から聞き取り調査を行いました。 大正大学地域創生学部の学生5人は、30日から4日間の日程で町を訪れていて、松島のみのわ新聞社で聞き取り調査をしました。 みのわ新聞は、町内の7割にあたるおよそ6,500世帯が購読しています。 学生は、「情報発信に対してどのようなことを心がけているか」「情報を受け取る側への配慮はどのようなことをしているか」など質問していました。 箕輪町と豊島区は、防災協定を結び友好都市となっています。 聞き取り調査は昨年度から行われていて、今回は、定住やUターンに向けて政策提言をしようというものです。 この日は、伊那ケーブルテレビのスタッフにもインタビューしました。 学生らは2日まで箕輪町に滞在し、報道機関や街頭でインタビューを行い、来年2月に報告会を開く予定です。
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弾道ミサイル発射で上伊那でもサイレン・緊急メール
29日午前6時頃、北朝鮮から弾道ミサイル1発が発射されました。 全国瞬時警報システム「Jアラート」は、長野県を含む1道11県の住民に警戒を呼びかけました。 午前6時過ぎ「北朝鮮から弾道ミサイルが発射された模様。頑丈な建物に避難してください」と避難を呼びかける警戒放送が流れました。 日本政府の発表によりますと、29日午前5時58分頃、北朝鮮から弾道ミサイル1発が発射され、避難エリアに含まれる長野県内でもサイレンが鳴らされました。 伊那ケーブルテレビ放送エリア内の市町村は、住民向けに緊急メールを配信し、職員が万が一の事態に備えました。 このうち南箕輪村役場には、地域住民5人が避難したほか、1件の問い合わせがあったということです。 伊那市・箕輪町には問い合わせ等はなかったということです。
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箕輪西小学校 今夏最後の水泳授業
箕輪町の箕輪西小学校で、今年最後の水泳の授業が29日に行われ、児童たちが好記録を目指して泳いでいました。 この日は最後の水泳の授業が行われました。 箕輪西小学校では、7月3日にプール開きを行い、例年並みの回数を泳いできたということです。 このうち6年生は、これまでで一番良いタイムが出るようクロールや平泳ぎに挑戦していました。
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箕輪太鼓ジュニア 太鼓の県大会出場
全国大会への出場をかけた日本太鼓ジュニアコンクール長野県大会が、27日、箕輪町で開かれました。 町文化センターで開かれた県大会には、9つの団体が出場しました。 1チームの持ち時間は5分以内で、課題曲と自由曲の2曲を披露します。 エリア内からは、箕輪町の小学生から高校生でつくるみのわ太鼓ジュニアが出場しました。 自由曲では、天竜川の氾濫に負けず米作りに取り組む農家の収穫の喜びを表現した「暴れ天竜黄金飛沫」を演奏しました。 大会の結果、北安曇郡松川村のチームが優勝し来年3月に開かれる全国大会への出場を決めました。
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とのうちさん 出身保育園でライブ
箕輪町出身のシンガーソングライター「とのうち さぶろう」さんの絵本ライブが、木下北保育園のケヤキの木の下で今日開かれました。 東京在住のとのうちさんは木下北保育園の卒園生です。 3年前に保育園の時の恩師から声をかけられた事がきっかけとなり、毎年ライブを開催しています。 25日は、とのうちさんと友人でギタリストの金澤健太さんが、オリジナル曲やアニメソングなど9曲を披露しました。 ライブでは、とのうちさんが曲を作る中で映像をイメージして作った絵本「寝坊をするホントの理由」を歌に合わせ披露しました。 会場には、園児や地域の人達などおよそ150人が訪れ、ケヤキの下で音楽を楽しんでいました。
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駒ケ岳遭難から104年 児童が花を手向ける
1913年大正2年に発生した中箕輪尋常高等小学校の駒ヶ岳登山遭難事故から今年で104年となります。 25日は箕輪中部小学校の児童が犠牲となった11人の冥福を祈りました。 中部小の児童たちは手に花を持ち登校していました。 学校に到着すると玄関の前にある遭難の碑に花を手向け手を合わせました。 この行事は遭難事故を後世に伝えようと児童会が中心となって毎年事故があった8月27日に行われています。 今年は27日が日曜日の為、繰り上げて行われました。 駒ヶ岳登山の遭難事故は、1913年大正2年に、箕輪中部小学校の前身である中箕輪尋常高等小学校で集団登山がおこなわれ、教師や児童37人のうち11人が犠牲となりました。 中部小学校では来月5日に、駒ヶ岳遭難事故や今年発生した九州北部豪雨災害をもとに命について考える全校集会を開く予定です。
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箕輪町ふるさと納税 返礼品見直し
箕輪町の白鳥政徳町長は、ふるさと納税の返礼品について、すべての返礼割合を3割以下にし、資産性の高いものは除外するなどの見直しを行ったことを24日明らかにしました。 24日に開かれた定例記者会見で白鳥町長は、返礼品について見直すよう各自治体に出された総務省からの通達については疑問を感じるが見直したと話しました。 箕輪町には、ふるさと納税が創設された平成20年度から昨年度までの9年間で7,700件、1億1,000万円の寄付が寄せられています。 資産性が高いとして除外したものには、ゴルフのスイングを解析できる機械や時計などがあります。 9月25日から受け入れを停止し、10月2日から再開することになっています。 また、県が来年8月1日から、中学生までの医療費の窓口無料化を県内一斉に実施する方針を示したことから、白鳥町長は、それに伴う条例改正案を9月定例議会に提出したい考えを示しました。 現在は、窓口で医療費をいったん支払い、負担分を除いた額が返還されていますが、施行後は、窓口で支払うのは負担金のみとなります。 負担金の徴収については各市町村にゆだねられていて、箕輪町では、ワンレセプトにつき500円徴収したいとしています。
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お盆恒例 箕輪町民野球大会
お盆恒例の箕輪町民野球大会が14日、番場原運動場で開かれました。 この大会は、箕輪町が発足した昭和30年に始まり今回で63回となるお盆の恒例行事となっています。 健康増進や地域の親睦を図ろうと始まり、かつては公民館が主体となり地区対抗で行われていました。 ここ数年は、同級生などで作るチームの出場が増えてきたという事です。 今年は町内から17チーム、およそ260人が出場しました。 試合では、好プレーや珍プレーが出る中、選手たちは笑顔を見せ野球を楽しんでいました。 大会の結果、町内の友人や知人でつくる蒼天が優勝しました。
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箕輪町で長寿者訪問
今年88歳以上の節目を迎える高齢者を訪問し長寿を祝う箕輪町の長寿者訪問が21日から始まりました。 21日は、白鳥政徳町長が箕輪町沢の戸田矩子さん宅を訪れ祝いの品を手渡しました。 戸田さんは、昭和4年9月生まれの87歳で夫の清男(きよお)さんと二人暮らしです。 戸田さんは、読書や手芸を趣味としていて、自宅で採れた野菜を使ってバランスの取れた食事をするよう心がけているということです。 箕輪町では今年88歳以上となる高齢者は20日現在789人いて、去年より45人多いということです。 最高齢者は、男性が98歳、女性が108歳です。 長寿者訪問は25日まで行われます。
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伊那文こどもまつり
夏休み最後の日曜日となった20日、伊那市の伊那文化会館で伊那文こどもまつりが開かれ、多くの家族連れで賑わいました。 1階の美術展示ホールでは、現在開かれている遺跡発掘展にあわせて「縄文人になろう」と題したイベントが行われていました。 子どもたちは、本物の縄文・弥生式土器を持ち比べたり、黒曜石に触れていました。 縄文時代をイメージした衣装を着て写真を撮ることもでき、家族一緒にポーズをとっていました。 小ホールでは、「どこでも水族館」と題したイベントが行われました。 子どもたちが描いた魚の絵がデジタル技術でスクリーンに投影されるというもので、スキャンした自分の絵が現れると歓声が上がっていました。 伊那文こどもまつりは、気軽に伊那文化会館に訪れてもらう機会にしようと毎年開かれています。 大ホールでは、子ども向けのミュージカルもあり、20日は、3,000人を超す家族連れで賑わいました。
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フェンシング銀メダリスト太田雄貴さんが指導
北京・ロンドンオリンピック男子フェンシングの銀メダリスト 太田雄貴さんを講師に招いた教室が19日箕輪町文化センターで開かれました。 午前中は初心者を対象に行われ、上伊那を中心に遠くは東京から園児と小学生25人が参加しました。 太田さんは、北京オリンピックで個人銀メダル、ロンドンオリンピックでは団体銀メダルを獲得し、現在は日本フェンシング協会の会長を務めています。 教室では、「マルシェ」は進む、「ファンデブ」は突くなど、基本的な構えを太田さんが指導しました。 子どもたちは剣を持ち、実際にまっすぐに突く体験をしていました。 箕輪町は「フェンシングの町みのわ」として毎年全国大会を開いていて、この教室は全国カデ・エペフェンシング選手権大会の第10回を記念して行われました。 箕輪町出身の西藤俊哉選手が先月の世界選手権で銀メダルを獲得していて、東京オリンピックへの出場が期待されています。 教室は10月29日にも行われる予定で、初心者向けの講座はまだ空きがあるということです。
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箕輪町でお盆成人式
箕輪町の成人式は町文化センターで行われ、185人が出席しました。 みのわ太鼓による祝い太鼓が打ち鳴らされ、新成人の門出を祝いました。 新成人を代表して川上弦さんと上田果歩さんが決意表明をしました。 会場には、写真をSNSに掲載し町をPRしてもらおうと、撮影用のスペースが設けられました。 箕輪町で新たに成人となったのは、男性135人、女性132人の合わせて267人となっています。 なお、エリア内の伊那市高遠町と長谷地区、南箕輪村の成人式は、正月に行われます。
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南小河内おさんやり 無病息災願う
箕輪町の無形民俗文化財に指定されている南小河内の伝統行事「おさんやり」が16日に行われ、地区住民が無病息災を願いました。 南小河内の伝統行事おさんやりは、区内を流れる大堰と呼ばれる用水路が天竜川と逆に流れていることが疫病の原因と考えられ、その厄を払おうと200年程前から始まったとされています。 この日は、13日に区民およそ50人で造ったお舟の巡航が行われました。 白服に身を包んだ男性たちが、「よいしょよいしょ」の掛け声に合わせて区内を練り歩きました。 お舟の本体はカラマツとナラで造られていて、長さはおよそ10メートル、重さはおよそ600キロあります。 途中4つの辻では、「ヨイソレ」と呼ばれる踊りを披露しました。 大人がひくお舟の前では、小学生がミニお舟をひいていました。 2時間ほどかけて区内の巡航が終わりました。 夜になると、お舟壊しが行われました。 お堂の前にナラの木を立てて、その周りをお舟が3周します。 その後、左右に大きく揺らしながら壊していきます。 今年は5回で壊すことができました。 壊したお舟の木片は、厄除けのお守りとして区民が持ち帰り、家の玄関に飾ったということです。
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喉ごしひんやり 流しそうめん
伊那地域で最高気温34.2度を記録した9日箕輪町の西光寺では児童と寺の関係者が流しそうめんを楽しみました。 これは西光寺の元女性役員でつくるグループが企画したものです。 月に一度集まり情報交換をしていて今回は夏休み中の子どもたちと交流しようと企画し箕輪北小学校の児童と寺の関係者約60人が集まりました。 男性役員が竹を割って作った台にそうめんが流されると、子どもたちは箸でそうめんをすくってはひんやりした喉越しを楽しんでいました。 8日の伊那地域の最高気温は34.2度を記録する真夏日となりました。 上伊那広域消防本部によりますと午後4時半現在、熱中症とみられる症状で箕輪町の80代の女性1人が病院に搬送されたということです。 長野地方気象台ではあすも最高気温は30度を超えると予想していて、こまめな水分補給など熱中症対策をとるよう呼び掛けています。
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ながた荘に鈴虫の音色が響く
7日は二十四節気の1つ「立秋」です。 暦の上では秋となり、箕輪町のながた荘には鈴虫の音色が響いています。 鈴虫は東京に住む夫婦が7月にながた荘に訪れた際にプレゼントしたものです。 この夫婦は、20年ほど前にながた荘を訪れたときに従業員に鈴虫の飼い方を教わり、それ以降自宅で卵から育てるようになったということです。 鈴虫はおよそ50匹いて、9月いっぱい音色を楽しめるということです。
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箕輪町一般会計補正予算 786万円予備費あてる
箕輪町議会臨時会が今日役場で開かれ、木下保育園基本計画策定・測量業務委託料などに、予備費786万8千円をあてる一般会計補正予算案が提出され、全会一致で可決されました。 補正予算案では、木下北保育園と木下南保育園を統合して新しく建設する木下保育園の基本計画策定・測量業務委託料に659万円。 空き家解体の補助に100万円。 県の天然記念物に指定されている宮脇のハリギリの伐採費用などに27万8千円となっています。 町では、今回の補正予算の財源は、予備費を充て対応することにしています。 補正予算案は、全会一致で可決されました。
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箕輪町男女共同参画推進会議 発足
箕輪町は、策定から5年が経過する「男女共同参画計画」の見直しに向けて広く意見を聞こうと、初めての「男女共同参画推進会議」を3日、町文化センターで開きました。 会議には、町内在住者や町内の企業で働く20代から80代の男女16人が出席しました。 町では、平成25年に「箕輪町男女共同参画計画」を策定し、今年度中に第二次計画を策定する予定です。 国が去年策定した「女性活躍推進法」も計画の中に取り入れたい考えで、子育て中の母親も参加しています。 白鳥政徳町長は、「『若者や女性の雇用を』という声や『商店街をどうにかしたい』といった声も聞こえてこない。日常をより知っている女性の意見を反映させていきたい。」と話していました。 会議は今後月に1回程度開かれ、12月をめどに第二次計画の原案を作成する予定です。
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無量寺でこぼうず修行
夏休みに合わせ、寺で修行体験をする子どもたちの1日こぼうず修行が2日、箕輪町の無量寺で行われました。 修行を通して正しい生活習慣や家族を大切にする心を育んでもらおうと、毎年開かれているもので、今年は小学1年生から6年生までの32人が集まりました。 初めに、入門式が行われ中川弘道住職は「素直な心を持って一日頑張って下さい」と呼びかけました。 この後子供たちは、本堂で中川住職に続いてお経をとなえました。 中には、足のしびれを切らす子どもの姿もありました。 続いて、本堂や境内の大掃除に取り掛かった子どもたちは、心を込めて丁寧に拭き清めていました。 掃除が終わると、お経を書き写す写経と仏の姿を筆でなぞる写仏など、お寺ならではの体験をしました。 1.2年生は、仏が描かれた紙に色を自由に塗り、3.4年生は写仏をしました。 5.6年生は仏の教えを262文字にまとめた般若心経を書き写していました。 子ども達は、心を落ち着かせ取り組んでいました。 こぼうず修行は、毎年定員を上回る人数が集まり2日間の日程で行われていて、3日も30人ほどの子ども達が無量寺を訪れることになっています。
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箕輪町出身 フェンシングの西藤俊哉選手 銀メダル祝う懸垂幕
箕輪町沢出身で現在法政大学2年の西藤俊哉選手がフェンシングの世界選手権で銀メダルを獲得した事を祝う懸垂幕が、町役場に掲げられました。 西藤選手は7月23日にドイツで開かれたフェンシング世界選手権の男子フルーレ個人で銀メダルを獲得しました。現在の世界ランキングは日本人最高の11位となっています。 選考の時点で世界ランク16位以内の選手は2020年の東京オリンピック日本代表選手に決定するということです。選考の時期は3年後の2月から5月ではないかとされていて西藤選手のオリンピック出場への期待がかかります。