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箕輪町 庁内のDX化へワーキンググループ初会合
箕輪町は、役場窓口の電子化など、庁内のDX化に取り組む今年度のワーキンググループの初会合を18日に役場で開きました。
会議には職員40人が出席し、今年度の取り組みについて確認しました。
箕輪町では、2019年度からDX化に取り組んでいて、事業ごとにワーキンググループを立ち上げ、Wi-Fiの整備や文書管理電子決裁システムなどを導入してきました。
今年度は3つのワーキンググループを設置し、窓口の電子化などに取り組みます。
ペーパーレス、オンライン申請、キャッシュレスなど、書かない窓口を推進するほか、現在紙媒体で保管している書類などのを電子化し、各課のキャビネットの大幅削減を目指します。
また、地図システムを活用し、上下水道の管路や道路台帳などを役場に来なくても確認できるよう、データを順次公開していくということです。
また、全職員を対象にした研修やワークショップ、パソコンの基本操作を学ぶ研修など、人材育成と意識改革にも取り組みます。
町では「着実にDXを進め、利便性を高めたい」としています。 -
5年ぶりに龍胡堂 二胡コンサート
県内を中心に教室を開いている龍胡堂の二胡コンサートが13日に伊那市の伊那文化会館で開かれました。
コンサートは、「絶対聞きたいジブリの名曲」と題し、スタジオジブリ製作のアニメーション映画で使用されている楽曲18曲を演奏しました。
演奏したのは、伊那市や諏訪市などの教室で学んでいる生徒30人です。
龍胡堂代表の劉鉄鋼さんなど教室で指導している3人の講師も演奏に加わり、厚みのある音色を会場に響かせていました。
龍胡堂が運営している二胡教室は、県内で7つあり、東京や神奈川、山梨県など県外にも6教室を開設するなど活動の幅を広げています。
今回は、能登半島地震の復興支援チャリティーコンサートと位置づけ、来場者へ募金も呼びかけました。
教室の生徒が中心となるコンサートは、5年ぶりで、9月には、岡谷市で、10月には東京都でも発表会が予定されています。
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箕輪町中曽根 権現桜が満開
長野県の天然記念物に指定されている、箕輪町中曽根の権現桜が満開を迎えました。
箕輪町中曽根にある権現桜は、樹齢1,000年を超えるエドヒガンザクラです。
木の根元に権現様が祀られていることから、権現桜と呼ばれ親しまれています。
高さは15メートル、幹の太さは8メートルあり、1967年には県の天然記念物に指定されました。
2つの桜が合わさったといわれていて、東西に枝が広がっています。
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箕輪町木下 カタクリの里開園
箕輪町木下の西部にあるカタクリの里が15日に開園しました。
来週、花の見頃を迎そうです。
およそ800平方メートルの園内には、カタクリが群生していて、2日ほど前から花が咲き始めました。
カタクリは、ユリ科の多年草で、高さは15センチほどです。
種が落ちてから7、8年で開花するもので、カタクリの里では、年々花が増えています。
この場所は、木下財産区の区議会議員が20年以上前から整備・管理をしています。
今年は、例年並みの開花で、来週見頃をむかえると予想しています。
財産区では「カタクリの群生はとても貴重で珍しいので、多くの人に見に来てほしい」と話していました。
カタクリの里の開園期間は、5月12日(日)までとなっています。
花の見頃は来週で、4月いっぱい楽しめるということです。
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高遠高校3年がさくら祭りにあわせ販売会
伊那市高遠町の高遠高校3年生はさくら祭りにあわせ、食品や小物の販売を高遠町歴史博物館で6日に行いました。
6日は高遠町の風景写真入りのハガキやキーホルダーなどが販売されました。
高遠高校3年生およそ70人は、総合的な探究の時間でグループに分かれて高遠の郷土食や音楽などについて学んできました。
このうち芝平なんばん講座を選択した生徒は芝平なんばんの辛みを加えたポップコーンの販売を行いました。
売り上げの全額は能登半島地震で被害にあった高校に寄付をするということです。
ほかにアフリカのセネガル産の布を使い、巾着などを作り販売しました。
また音楽講座の生徒は春や桜にちなんだ歌を披露しました。
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UTパレット 作品づくりで交流
地域の人たちがデッサンなどをしながら交流するイベントが、箕輪町で14日に行われました。
この日は、JR木ノ下駅前の「UTパレット」でイベントが行われ、地域の子どもから大人まで、あわせて70人が参加しました。
参加者は、石に絵を描くストーンアートやデッサンなどをしながら、交流しました。
UTパレットは、JR木ノ下駅前の空き家を活用した場所で、一般社団法人こどものみらい舎が運営しています。
イベントは、高校生や大学生などが運営しています。
こどものみらい舎では「今後もこうしたイベントを定期的に開催し、若者や地域住民だけでなく、観光客も呼び込めるような活動をしていきたい」としています。
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箕輪中部小通学路で横断歩道の渡り方を指導
春の全国交通安全運動に合わせ11日、伊那警察署の署員らが登校する小学生に横断歩道の渡り方を指導しました。
11日は、箕輪町の箕輪中部小学校近くの横断歩道で街頭啓発が行われました。
朝の登校時間に合わせ、伊那警察署や箕輪町交通安全協会など10人が、児童に横断歩道の渡り方を指導しました。
伊那署では、新入生に交通ルールを学んでもらおうとこの時期に街頭啓発を行っています。
子どもたちは、左右を確認し、手を挙げて横断歩道を渡っていました。
伊那署管内で今年に入ってから10日までに発生した横断歩道で歩行者が車にはねられる事故は1件で、去年の同じ時期に比べて2件少なくなっています。
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箕輪町が伊那松島駅の公衆トイレを新設
箕輪町のJR伊那松島駅の公衆トイレが新設され、15日から利用できるようになります。
トイレは、伊那松島駅の北側に新設されました。
男性トイレ・女性トイレ・多目的トイレがあり、環境に配慮した木造建築となっています。
以前は、駅の構内にトイレがありましたが、老朽化などにより去年3月に撤去され、駅周辺にトイレが無く不便だったことから、箕輪町が新設しました。
工事費は、3,800万円で、去年12月から工事が始まり、3月に完成しました。
屋根には太陽光パネルが設置されていて、電力はトイレ内の照明に使われています。
また、蓄電バッテリーを整備していて、災害時に携帯電話などの充電を行うことができます。
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上ノ平城跡 一本桜見ごろに
箕輪町南小河内の上ノ平城跡のサクラが見ごろとなっています。
上ノ平城跡には、樹齢およそ100年のエドヒガンザクラがあり、現在見頃となっています。
高さ10メートルのこの桜は、上ノ平城跡のシンボルとなっていて、町内外から多くの人が訪れ、残雪の中央アルプスと満開の桜を写真におさめていました。
町観光協会によりますと、天候にもよりますが見ごろは今週末までだということです。
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町役場でサポカー試乗体験会
高齢ドライバーの交通事故減少を目的にした自動車の安全機能の体験会が3月21日に箕輪町役場駐車場で開かれました。
会場には誤発進抑制機能を搭載した車が用意され、訪れた人たちが試乗し機能を体験しました。
誤発進抑制機能はドライバーが誤ってアクセルペダルを強く踏み込むとエンジン出力を抑えて衝突を回避し、ブザーの音やメーターの表示で知らせます。
この体験会は高齢ドライバーの事故を減らそうと伊那警察署が自動車販売店と連携して開きました。
参加者は「車選びの参考にしたい。安全運転を心がけたい」と話していました。 -
箕輪町富田薬王院 70年振りの花祭り
箕輪町富田の富田薬王院で、釈迦の誕生を祝う花祭りが7日に70年ぶりに復活しました。
花祭りは釈迦が生まれた4月8日に甘い雨が降ったとされることから、甘茶をかけて祝うものです。
富田薬師堂では、今回70年ぶりに行われました。
復活させたのは、富田区の長寿クラブ「富田富老クラブ」です。
地域の文化財の継承と、子どもたちの思い出作りになればと復活させました。
訪れた人にはクラブで作った甘茶も振舞われました。
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大出の清水さん宅のヒメコブシが見頃
箕輪町大出の清水力人さん宅ではヒメコブシの花が見頃を迎えています。
清水さんの自宅の庭にはヒメコブシが1本植えられています。
現在82歳の清水さんが40年ほど前にここに引っ越してきたときに植えたものだということです。
清水さんによると満開は10日頃だということです。
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地元飲食店などの出店イベント ツキイチ
伊那市や箕輪町の飲食店などの出店イベント「ツキイチ」が、伊那市内で4日に開かれました。
イベントは、伊那市日影のカフェ、VLDで開かれました。
「ツキイチ」は、上伊那に店を持つ自営業者が、月に1回共同でイベントを開こうと、2021年に始まり、この日は5店舗が参加しました。
それぞれの活動を広く知ってもらい、多くの人に楽しんでもらおうと、上伊那地域の様々な場所で開いてきました。
昼時には多くの人が訪れていました。
ツキイチとして開くのは今回が最後だということですが、「今後もこうしたイベントを定期的に開催していきたい」と話していました。
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二十四節気「清明」仲仙寺ミズバショウ
4日は二十四節気の一つ「清明」です。
花が咲き始め、すべてのものが清らかで生き生きとする頃とされています。
伊那市西箕輪の仲仙寺ではミズバショウが咲き始めています。
4日の伊那地域の最高気温は17.7度と4月中旬並みとなりました。
仲仙寺によりますと、見ごろは4月中旬で、ゴールデンウィーク頃まで楽しめるということです。
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箕輪町住民満足度調査 愛着度81.5%
箕輪町は、昨年度の住民満足度調査の結果をまとめました。
町への愛着度は81.5%で、前回と比べ3.2ポイント減少しました。
調査は町内在住の20歳以上の1,000人を対象に行われ、508人から回答を得ました。
箕輪町ではこの調査を毎年行っています。
町への愛着度は81.5%で、前の年に比べて3.2ポイント減少しました。
生活の満足度は79.2%で3.9ポイント減少しています。
満足している理由としては「自然環境に恵まれている」、不満の理由として「飲食店や娯楽施設が少ない」が一番多くなっています。
また、町内在住の2005年4月2日から2006年4月1日生まれの229人を対象にした「17歳・町民意識生活実態調査」には91人が回答しました。
これからも町に住み続けたいかとの問いには56.1%が「住み続けたい」と回答していて、前の年に比べて5.4ポイント減少しています。
今回初めて追加した「生活の中でジェンダーによる不平等を感じることがあるか」との問いには、59.3%が「ない」、8.8%が「ある」と回答しました。
町では、「結果を受けとめ、これからの施策に反映させていきたい」としています。
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箕輪町地域文化研究会 文化まとめた書籍出版
箕輪町地域文化研究会は、町内の文化や伝統行事をまとめた書籍を作りました。
3月15日は、地域交流センターみのわで出版記念発表会が開かれました。
箕輪町地域文化研究会は、郷土研究家など20人で構成されていて、地域の伝統文化を見直し、書籍化して魅力を伝えていこうと2018年5月に発足しました。
令和4年度と5年度の県の元気づくり支援金を活用したほか、町内企業からの支援を受け、箕輪町の文化や伝統行事をまとめた書籍を出版しました。
五章でまとめられていて、第一章では古田人形芝居などの無形民俗文化財指定の伝統芸能、伝統行事が紹介されています。
第二章は民俗行事、第三章では祭り、第四章は芸能、第五章は暮らしについて書かれています。
写真は、会員自ら現地に行き撮影し、地区に保管されている史料が使用されています。
またQRコードを読み込むと、学校の校歌や行事の様子を動画で見ることができます。
箕輪町の文化や伝統行事をまとめた「伝えていきたい箕輪の文化~過去に学び未来を拓く~」は町内の小中学校や上伊那の図書館に配布されたということです。
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伊那市・箕輪町の保育園で入園式
伊那市と箕輪町の公立保育園で3日、一斉に入園式が行われました。
このうち箕輪町の木下保育園では年少16人、未満児19人のあわせて35人が新たに入園しました。
式では年少園児が、保護者と手をつないで一緒に入場しました。
岡美幸園長は「優しい保育士たちが待っています。毎日、元気に保育園に通ってください」とあいさつしました。
また保育士たちが歌を歌って歓迎しました。
17日まではならし保育を行い、18日から通常保育が始まります。
木下保育園では今年度、未満児から年長園児まであわせて184人が通う予定です。
3日は箕輪町のほかに、伊那市の保育園でも入園式が行われました。
年少園児は伊那市は119人、箕輪町は54人が入園しました。
また南箕輪村の入園式は4日に行われる予定で162人が入園します。
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ろうきん伊那支店運営委員会 玩具を寄贈
長野県労働金庫伊那支店運営委員会は箕輪町の学童クラブになわとびやボールなどの玩具を3月5日に寄贈しました。
この日は、長野県労働金庫伊那支店運営委員会の村上俊和運営委員長らが町文化センターを訪れ、町内5つの学童クラブを代表して中部教室主任の小林瑞穂さんに目録を手渡しました。
贈られたのは、なわとびやボール、フラフープなどの玩具およそ11万円相当です。
玩具は町内の5つの学童クラブにそれぞれ分けられたということです。
労働金庫は労働組合や生活協同組合などの働く人たちでつくる金融機関で、運営委員会は各企業の労働組合員で組織されています。
運営委員会では毎年、管内の保育園や福祉施設に寄贈を行っていて、それぞれから要望があった品物を贈っています。
昨年度は他に、伊那養護学校へ卓球台などの寄贈も行ったということです。
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クリーンセンター八乙女 業務委託
箕輪町のクリーンセンター八乙女の運営維持管理の委託業務開始式が2日に行われました。
クリーンセンター八乙女の運営はこれまで上伊那広域連合の直営でしたが、1日から大阪府の極東開発工業株式会社などで構成する極東・KSE特定業務委託共同企業体に業務委託されました。
委託された極東・KSE特定業務委託共同企業体は全国で31か所のごみ処理施設を運営しています。
業務委託は2034年度末までの10年間で、契約金は21億3,000万円です。
式には関係者19人が出席しました。
極東開発工業執行役員の清水守さんは「施設が古いのでどうしたら長寿命化できるか考え計画的に運営していきたい」と話していました。
上伊那広域連合長の白鳥孝伊那市長は「利用者のサービス向上につながれば」と話していました。
上伊那広域連合では職員2人を常駐させるということです。
極東・KSE特定業務委託共同企業体は昨年度から改修工事も請け負っています。
工事費用は8億7,000万円で、来年度末までの3年間行われます。
クリーンセンター八乙女は1991年の稼働開始から32年が経過しています。 -
新社会人が新たなスタート切る
新年度が始まり、各地の企業で1日入社式が行われ、新社会人が新たなスタートを切りました。
このうち、箕輪町に本社を置く電子部品メーカーKOA株式会社でも入社式が行われました。
今年度は、男性42人、女性15人のあわせて57人が入社し、このうち上下伊那出身者は37人です。
入社式では、1人ずつ自己紹介し、抱負を述べていました。
花形忠男社長は「大変なことやつらいことがあっても、自分の成長のためにも努力を忘れず、乗り越えてください」と話していました。
向山孝一会長は「会話や実践、行動することで人との信頼関係を築いていってほしい」と激励しました。
新入社員は、ビジネスマナー研修や仮配属部門で現場実習を受け、6月1日から正社員となります。
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箕輪町消防団 来年度幹部訓練
箕輪町消防団の来年度の正副分団長らが火災現場での指揮を学ぶ訓練が、17日役場駐車場で行われました。
訓練には、箕輪町消防団の団長や本部長、来年度の正副分団長や班長予定者など約50人が参加しました。
訓練には上伊那広域消防も加わり火災現場を想定したシミュレーションが行われました。
上伊那広域消防の指揮隊と団の本部が隣に設置され、情報を共有していました。
各分団長は、団の本部からの指示を各分団に伝えていました。
この訓練は、来年度の幹部予定者が指揮の役割と必要性を学ぶとともに、上伊那広域消防との連携強化を目的に行われたもので、今年で3回目です。
訓練では、消火作業中に団員が負傷した場合の対応も確認していました。
箕輪町消防団では、「現場で安全に活動できるよう実践的な訓練を重ねていきたい」としています。
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伊那地域最高気温20度 4月下旬並み
29日の伊那地域の最高気温は20度となり、4月下旬並みの暖かさとなりました。
この日の伊那地域は午後から天気が回復し、午後4時半現在、最高気温が20度と暖かくなりました。
急に暖かくなったため、伊那市やJA上伊那では施設園芸ハウスの急激な気温上昇に気を付けるよう呼び掛けています。
長野地方気象台によりますと、この暖かさは4月4日まで続くと予想しています。
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外国籍の親子 言語面でサポート
外国籍の子どもの学習や保護者の書類記入など、言語面のサポートが求められています。
28日は「はるやすみプロジェクト」と題した学習・困りごと支援の取り組みが箕輪町内で行われました。
28日は、ブラジルとパラグアイ出身の児童生徒とその保護者4人が訪れました。
支援を行っているのは外国ルーツの子どもたちやその保護者を言語面で支援する団体「多文化LIFE」です。
今日は外国籍の親子の学習や書類の記入をサポートしました。
ブラジル出身のハラダさん夫妻は、娘の中学校入学を前に、学校に提出する書類の記入を手伝ってもらおうと参加しました。
子どもたちは学校の宿題や、日本語の学習を進めていました。
多文化LIFEは、箕輪町の多文化共生推進員を4年間務めた入倉眞佐子さんがその必要性を感じ去年立ち上げました。
今回は、春休み中の児童生徒の学習や保護者の困りごとを支援しようと、初めて「はるやすみプロジェクト」を企画しました。
はるやすみプロジェクトは、無料で参加できます。
30日午前9時から地域交流センターみのわで、4月6日の午前9時から木下公民館で開かれます。
4月6日は正午から子ども食堂も行われます。
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箕輪南小学校で新入生を迎える準備
箕輪町の箕輪南小学校で27日に新年度を迎える準備が行われました。
27日は新4年生から6年生の児童およそ40人が委員会ごとに分かれて新年度の準備を行いました。
5年生の教室の引っ越し作業では、隣の6年生の教室に荷物を運んでいました。
ほかに1年生の教室で飾りつけをしました。
入り口には花をつけ、壁には「ご入学おめでとう」の文字などの装飾をしていました。
また、新6年生は、入学式で披露する太鼓の練習を体育館で行いました。
箕輪南小学校では4月に1年生10人が入学を予定しています。
伊那ケーブルテレビ放送エリア内の伊那市、箕輪町、南箕輪村の小学校の入学式は4月4日と5日に行われ、あわせておよそ860人が入学を予定しています。
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大槻さん 技能グランプリで厚生労働大臣賞
箕輪町沢の大槻木工所の大槻稔さんが、第32回技能グランプリの建具で1位となる厚生労働大臣賞を受賞しました。
26日は大槻さんが町役場を訪れ、白鳥政徳町長に受賞の報告をしました。
競技は2月24・25日に福岡県で行われ、建具には全国から7人が出場しました。
競技では、12時間以内に指定された形のついたてを製作しました。
こちらは本番と同じ内容で練習用に製作した作品です。
中央の装飾のデザインは自由で、大槻さんは組子細工を施しました。
作業の工程が多く、時間内に完成しない人もいたということです。
大槻さんは今回4回目の出場で、初めて1位となる「厚生労働大臣賞」を受賞しました。
白鳥町長は「とても精密な技術。町民のみなさんにもぜひ見てもらいたい」と話していました。
大槻さんの作品は4月に町役場で展示されます。
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箕輪町八乙女の山林で火事
22日の午後2時45分に箕輪町八乙女の山林で下草を焼く火事がありました。
この火事によるけが人はいませんでした。
伊那警察署の発表によりますと火事があったのは箕輪町のクリーンセンター八乙女近くの山林です。
下草およそ137平方メートルを焼きました。
伊那署では出火の原因について調べをすすめています。
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箕輪町内の保育園一斉に卒業式
箕輪町7つの保育園で22日、一斉に卒園式が行われ園児たちは卒園証書を手に思い出の詰まった園舎を巣立ちました。
このうち松島保育園では、男の子21人、女の子26人の合わせて47人が卒園しました。
式では、丸田五百枝園長がひとりひとりに卒園証書を手渡しました。
証書を受け取った園児たちは、保護者の前で「小学校へいったら勉強を頑張りたい」「友達をたくさんつくりたい」などと目標を発表しました。
丸田園長は「みなさんは4月から小学1年生です。友達をたくさんつくって新しい体験や思い出を増やしてください。先生たちみんなで応援しています」と挨拶しました。
園児はこれまでを振り返りながら歌を発表しました。
園児は、花束を保護者に手渡し退場しました。
箕輪町では22日、7つの保育園で181人が卒園しました。
伊那市は25日、南箕輪村は26日に卒園式が行われます。
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まちなかタクシー 利用回数を制限
箕輪町は、去年10月から運行を開始したまちなかタクシーについて、4月から1か月の利用回数を20回までに制限します。
これは、22日に役場で開かれた定例記者懇談会で報告されたものです。
まちなかタクシーは町内での移動の際、目的地まで65歳以上の高齢者は500円で利用できるものです。
去年10月から運行が開始され、2月末現在で940人が登録しています。
最も多かった2月は1日平均43.6回運行しました。
しかし、利用者から電話がつながりづらく申し込みがしにくいなどの意見があったということです。
町では登録者が平等に利用できるよう、1か月の利用回数を4月から20回までに制限します。
これまでに延べ1,016人が利用し、そのうち20回以上利用した人は4人だったことから20回の制限にしたということです。
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箕輪町の小学生4人 ソフトテニスで全国へ
箕輪町の小学生4人は今月千葉県で開かれる全国小学生ソフトテニス大会に長野県代表として出場します。
12日は全国大会に出場する4人のうち3人が役場を訪れ、白鳥政徳町長に出場の報告をしました。
全国大会にはダブルスで箕輪西小学校5年の藤井和久君と箕輪中部小学校5年の中坪千翔君のペア、中部小3年の中坪凛人君と欠席した中部小3年の上條遥輝君ペアが出場します。
藤井君と中坪千翔君は10月の長野県予選の5年生の部で準優勝しました。
中坪凛人君と上條君のペアは4年生以下の部で優勝し、共に全国大会への切符を手にしました。
全国大会に向けて子ども達は「まずは一つ勝ちたい」「優勝をめざしたい」などと話していました。
白鳥町長は「ケガに気を付け、長野県の代表として頑張って下さい」と激励しました。
4人が出場する全国小学生ソフトテニス大会は、29日から千葉県で開かれます。
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上伊那民医連労働組合 賃上げ求めアピール
上伊那民医連労働組合は、賃上げと人員増を求めるアピール行動を、14日箕輪町の上伊那生協病院前で行いました。
14日は上伊那医療生活協同組合の職員で作る上伊那民医労の役員が、患者などに賃上げや人員増を求めるチラシを配布しました。
これは、日本医療労働組合連合会が呼びかけ全国一斉に行われたものです。
上伊那民医労では「若い職員の離職が後を絶たない。引き続き賃上げ・労働条件の改善を訴えていきたい」と話していました。