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県議選上伊那郡区 寺平氏事務所開き
任期満了に伴う県議選上伊那郡区から立候補を表明している新人の寺平秀行さんの後援会は14日、箕輪町内で事務所開きを行いました。 箕輪町で行われた事務所開きには支持者およそ60人が集まりました。 新人で民主党公認の寺平さんは支持者を前に「いのち、雇用、くらしを守り人口減少問題に取り組みたい」と訴えました。 寺平さんは「中央の経済が儲かるアベノミクスではなく地方に大きな柱を建てるナガノミクスが今こそ必要。 長野県、愛知県、岐阜県、三重県でアジアナンバーワンの産業都市をつくろうではないかという構想が始動しています。 長野県は下伊那だけですので私は南信工科短大が開学する来年に合わせて上伊那まで伸ばしていきたい。 私は2006年の豪雨災害当時消防団員でした。目の前で天竜川の堤防が決壊し絶対安全ということはないと身に染みています。 これをしっかりと後世に政策として反映していくことが私の役割ではないかと思っています。」と述べました。 後援会は民主党の組織を生かして支持拡大を図るほかミニ集会の開催を予定しています。 定数2の県議選上伊那郡区はこれまでに寺平さんのほかに現職の垣内基良さん、同じく現職の小林伸陽さん、新人の矢ヶ崎克彦さんが立候補を表明しています。
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箕輪町が交通死亡事故ゼロ700日
箕輪町は平成25年2月22日以降、交通死亡事故が700日間ゼロを達成したことから、長野県交通安全運動推進本部顕彰を受賞しました。 12日は、伊那合同庁舎で伝達式が行われ、青木一男所長が箕輪町の白鳥一利副町長に、顕彰を伝達しました。 箕輪町では、平成25年の2月22日に町内の県道で、横断中の74歳の男性が、50歳の男性が運転する軽自動車にはねられて死亡する事故の発生以降、死亡事故は発生していません。 今年1月23日に、交通死亡事故ゼロ700日を達成しました。 青木所長は、「これを通過点として1000日、2000日ゼロに取り組んでほしい」と挨拶しました。 白鳥副町長は、「セーフコミュニティを推進し、町民が一丸となって、交通安全対策に取り組んだ賜物」と話していました。
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あいさつ運動で健全育成
あいさつを通して、子供の健全育成や見守りを強めていこうと、箕輪あいさつ運動が11日、町内4か所で行われました。 11日は登校時間にあわせ、箕輪町セーフコミュニティの対策委員会のメンバーなど30人が町内4か所に立ち、学校へ向かう子供に声をかけていました。 大人から挨拶をする事で子供達の健全育成につなげると共に、安心安全にもつなげていこうという取り組みです。 町では、来年度から定期的に町内の数か所で、挨拶運動を実施する予定です。
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箕輪町 少子化対策で補助
箕輪町の白鳥政徳町長は、少子化対策として、出産後の母親の負担軽減を図ろうと、産後の母子ケア事業を行う考えを示しました。 9日に開かれた箕輪町議会一般質問の中で議員の質問に答えたものです。 平成27年度から産後ケア事業と母乳相談事業を実施する考えで、高齢化で第二子以降が少ないことや、初めて出産した母親の負担軽減につなげ、安心して子どもを産み育てられる環境を目指すとしています。 産後ケア事業は、出産後の体調不良や子育て相談など、郡内の助産所や医療機関がサポートするものです。 一日12,500円を上限に、原則として7日間の費用を2分の1、町が負担するものです。 母乳相談事業も同様に、町が2分の1を負担するもので、1回2,000円の補助券を3枚支給するとしています。 上伊那では、駒ヶ根市で同様の取り組みを行っています。 また、今年箕輪町発足60周年を迎えるにあたり、9月5日と6日にギネスに挑戦や、タイムカプセルなど町民参加型の式典を開きたいとしています。 他に、自然エネルギー普及事業として、箕輪ダムを利用した小水力発電ができないか、長野県に相談していることも明らかにしました。
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県議選上伊那郡区 小林氏事務所開き
任期満了に伴う県議選上伊那郡区から立候補を表明している現職の小林伸陽さんの後援会は7日、箕輪町内で事務所開きを行いました。 箕輪町木下で行われた事務所開きには支持者およそ170人が集まりました。 現職4期目で共産党県議団副団長を務めている小林さんは支持者を前に「格差社会をこれ以上広げるかそれとも無くすかを問われる選挙だ」と訴えました。 小林さんは「限界集落、消滅自治体について再生の道をつくれるかどうかが地方にとって決定的な課題だと思う。 リニアができると地方が活性化すると夢だけあおっている。 景気がよくなるとか、これが夢だとかいうのではなくもっと医療や介護をどれだけ充実させるか。これは地域にとって大変大きな産業です。 医療や介護は地域の人が働く場所をつくって地域の人が利用し循環していく。」と述べました。 後援会は上伊那郡区各町村に支部を設置していて今後は日本共産党演説会を予定しています。 定数2の県議選上伊那郡区はこれまでに小林さんのほかに現職の垣内基良さん、新人の矢ヶ崎克彦さん、同じく新人の寺平秀行さんが立候補を表明しています。
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東日本大震災から4年 3.11の今④ 被災地の犬・猫は今
福島県南相馬市で行場を失い保護された猫マーマ 飼育放棄された犬や猫の飼い主探しなど上伊那を中心に救済活動をしているハッピーテールが預かっています。 震災後多くの人々が避難所生活を強いられました。ペットたちも同じです。 当時の報道は人の命、人の生活が優先でした。 その時映像で犬や猫が放浪している姿を見たハッピーテールの福元麻子さん。 「何か自分にできないか」と思い被災地の福島県へ車を走らせました。 福元さんはその後も、被災地へ足を運び犬猫みなしご救援隊が保護した犬13匹、猫3匹を引き取りました。 その後、里親を募集しすべての犬と猫が県内の一般家庭に引きとられました。 震災直後の動物達の様子などを映した一冊の本「鼓動」があります。 この表紙の写真に写っている犬は現在諏訪市にいます。 飼い主の林朱美さんです。 名前はラッキー。福島県で迷っていた所を保護されました。 林さんは「我が家の番犬としてこれからも一緒に生活していきたい」と話していました。 箕輪町北小河内の竹内和之さん宅では、被災地の犬が生んだ子犬を3年前から飼っています。 名前はジュリです。 竹内さんは「せっかくここに来たからずっと可愛がってやりたい」と話していました。 東日本大震災から4年。 家族の元に帰れなかった犬や猫たちは今、新しい家族のもとで新しい生活を送っています。 福元さんは「最後まで大切に育ててほしい」と話していました。
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松本山雅J1開幕戦 上伊那でも注目
サッカーのJリーグが7日、開幕しました。 今シーズンからJ1に昇格した松本山雅FCは、名古屋グランパスエイトと対戦。 テレビ観戦などを通じて、上伊那でも盛り上がりを見せました。 松本山雅は、名古屋グランパスの本拠地、愛知県の豊田スタジアムで開幕戦を行いました。 山雅オフィシャルスポンサーの旅行会社2社は、県内で28のツアーバスを運行して対応しました。 このうち、午前6時半に伊那インターを出発するバスには、南箕輪村や木曽に住むサポーター7人が乗り込み、スタジアムを目指しました。 試合開始の午後2時。 箕輪町の焼肉店です。 会場に行くことができなかったサポーターが、大型ビジョンで試合を観戦しました。 試合は前半32分。 山雅がセットプレーからJ1初ゴールを決めます。 その後、3対3に追いつかれ山雅は試合終了間際にPKを与えてしまいます。 このピンチを防ぎ、山雅は引き分けました。 松本山雅は14日、サンフレッチェ広島を迎えてホーム開幕戦にのぞみます。
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雪割草展示会
早春に花を咲かせる雪割草の展示会が、7日と8日の2日間、箕輪町の松島コミュニティセンターで開かれています。 展示会は、箕輪町を拠点に活動する信濃雪割草愛好会が毎年開いているもので、今年で14回目です。 雪割草は、キンポウゲ科の多年草で、早春に雪を割るようにして咲くことから名づけられたとされています。 会場には、会員6人が育てた雪割草およそ350点が並べられています。 色や形は様々で、同じ環境で育てても同じ形に育たないところが魅力だということです。 愛好会の新井久会長は、「種を撒いてから花が咲くまで4年かかる。丹精込めた作品を是非見てほしい」と来場を呼び掛けていました。 展示会は、8日も開かれます。
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県議選告示まで1か月 上伊那郡区は4人が出馬を表明
任期満了にともなう県議会議員選挙の告示まで1か月となりました。 これまでに出馬を表明している立候補予定者を表明順で紹介します。 定数2の上伊那郡区には現職2人新人2人の合わせて4人が出馬を表明しています。 現職3期目で辰野町宮木の垣内基良さん。65歳。自民党県議団政調会長です。 現職4期目で箕輪町木下の小林伸陽さん。71歳。日本共産党県議団副団長です。 無所属新人で辰野町下辰野の矢ヶ崎克彦さん。72歳。前の辰野町長です。 無所属新人で箕輪町松島の寺平秀行さん。40歳。元箕輪町議会議員です。 上伊那郡区は現職と新人合わせて4人が争う構図となっています。 県議会議員選挙は4月3日告示。12日投開票となっています。
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箕輪町なわとび大会
冬場の体力向上を目的としたなわとび大会が、21日、箕輪町の町民体育館で開かれました。 大会には、町内の4つの小学校から42人が参加し、団体種目と個人種目に分かれ競いました。 なわとび大会は、町スポーツ推進委員会が毎年開いていて、今年で10回目です。 団体の部では、長縄とびで1分間にとんだ人数を競う1分間とびと、5人同時に何回とべるかを競う5人とびにそれぞれ2チームずつ出場しました。 大会の結果、1分間とびは中部小3年のなわとびファイヤーズが、5人とびは中部小3年のしんけんジャパンがそれぞれ優勝しています。 ある児童は、2学期の終わりから練習してきた。成果が出せてよかったです」と話していました。
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春感じるクリスマスローズ
信濃クリスマスローズ愛好会は、伊那市西春近のかんてんぱぱくぬぎの杜ホールでクリスマスローズ展を開いています。 会場には、会員が育てたクリスマスローズ160鉢が並んでいます。 愛好会は、上伊那を中心に会員は30人です。 会では、「原種から交配した最新の花までさまざまな色や形が楽しめる。好みのものを探してほしい。」と話しています。 クリスマスローズ展は、3月1日までかんてんぱぱくぬぎの杜で開かれています。
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宮脇のハリギリ 苗木育成へ木の芽を採取
県の天然記念物に指定されている箕輪町長岡の「宮脇のハリギリ」から新たな苗木を作る為の、木の芽の採取作業が25日行われました。 この日は、駒ヶ根市の樹木医 粂野勝さんが、神社の関係者らが見守る中、木の芽の採取を行いました。 宮脇のハリギリは昭和37年に県の天然記念物に指定されました。 推定樹齢は360年と言われ、高さ30メートル、幹回り6・6メートルの巨木です。しかし、平成25年度に実施した精密検査では、幹の空洞化や木の衰えが見られ、今後倒れるの恐れがあると報告されていました。 神社総代会では、県教育委員会の了承を得て、来月中旬に高さ10メートルの部分を目安に切断する事にしました。 今回の木の芽の採取は、宮脇のハリギリを受け継いだ新たな苗木を育てる一環で行われたものです。 高さ15から20メートルの部分の枝を切断し、その中から樹木医の粂野さんが、伸びの良い芽を選び切り取っていました。 これらは、栃木県の独立行政法人の研究所に送られ、接ぎ木をして苗木をそだてるという事です。 粂野さんによりますと、順調に育てば2~3年で植える事が出来るようになるという事です。
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箕輪町商工会 職員に新事業プレゼン
箕輪町商工会は、地域社会の維持発展に向けた、経済活動活性化のための新事業開発について23日、箕輪町の職員にプレゼンテーションを行いました。 これは、箕輪町商工会が開いたもので、箕輪町の職員11人が参加し、町に提案しました。 プレゼンテーションでは、陶芸を通して、箕輪町の歴史に触れる体験型事業が紹介されました。 この提案は、下古田にある、小学館のコロコロコミック初代編集長の千葉和治さんの別荘を利用するものです。 町内から出土した土器や、文化を学びながら、千葉さんの別荘にある本格的な窯で陶芸を行うというものです。 出席した職員からは、「思いつかなかった、その場所は箕輪町の中でも景観に優れた場所で楽しみになってきた」と話していました。 箕輪町の白鳥政徳町長は、「今後も民間のみなさんから知恵を出していただき、箕輪町をブランド化できるよう努力する」としています。
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伊那ビデオクラブ 第7回映像祭
伊那ビデオクラブの第7回映像祭が20日、伊那市のいなっせで開かれ、会員が制作した映像作品が放映されました。 伊那ビデオクラブは今年で結成22年目を迎え、会員は19人です。 この日は会員が制作した24作品が放映されました。 伊那市の平沢正憲さんは箕輪町の赤そばの里をテーマに作品を制作しました。 南箕輪村の平澤三千人さんは下伊那郡内で撮影した日本百名山や景色の魅力を伝える作品を制作しました。 赤羽仁会長は「伊那市の生涯学習の理念である学び続けることに合わせて、クラブでは映像を作り続け、次の時代の発展に繋げていきたい」と話しました。 この日はおよそ200人が会場を訪れ、作品に見入っていました。
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未来思考型 88億700万円
箕輪町は、総額88億700万円の平成27年度一般会計当初予算案を20日、発表しました。 少子高齢化、人口減少問題に重点をおいた「未来思考型」予算としています。 20日、箕輪町役場で記者会見が開かれ平成27年度一般会計当初予算案が発表されました。 一般会計の総額は、平成26年度当初の88億8千万円を0.91%下回る88億700万円。 地方創生関連事業を含む平成26年度からの繰越予算を加えた総額は90億2,000万円としています。 主な新規事業は、中・長期的なまちづくりとして、みのわ未来委員会による総合計画の策定に880万円。 ほかに少子高齢化・人口減少対策として保育料と学童クラブの負担金を全体で2,500万円軽減するとしています。 交流移住・空き家調査に320万円。 地方創生関連では、プレミアム商品券販売事業に4,120万円。 企業誘致のための専門家の設置に220万円。 ICTの利活用による学校教育の活性化とブランド力向上に1,800万円となっています。 白鳥町長は「まちづくりの今後10年の方向性を示す次期総合計画の策定をはじめ、さらに力強いまちづくりの推進」を目指すと述べました。 箕輪町の平成27年度一般会計当初予算案は3月の町議会に提出されます。
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東京の平野さん 疎開した無量寺訪れる
太平洋戦争末期に東京から集団学童疎開で箕輪町の無量寺に来ていた平野(ひらの)鍾(あつむ)さんは、戦後70年の節目に20日無量寺を再度訪れました。 78歳の平野さんは、昭和20年3月の東京大空襲がきっかけでその年の11月まで箕輪町の無量寺に学童疎開していました。 東京都中野区の桃園第三国民学校の児童70人が集団疎開したもので、本堂に泊まり、近くの学校で勉強したということです。 平野さんは、昭和20年の1月1日から日記をつけていて、疎開当時の様子も書いていました。 今日、無量寺では、当時の住職の子どもにあたる杉本正樹さんやおばが寮母で東京の子どもたちと親しく接したという漆戸薫さんらが平野さんと対面しました。 平野さんは、疎開する際に東京から荷物を送るときに使った荷札を持参し、当時の様子を話ながら忘れかけていた記憶をつなぎ合わせていました。 平野さんたちが寝泊まりしていた本堂です。 70年前の記憶がよみがえります。 終戦末期、箕輪町内の寺に東京から疎開した児童は、約600人にのぼるといわれています。
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箕輪町新図書館整備計画練り直し
箕輪町は新図書館整備計画について設置場所などについて検討する委員会を設置しこれまでの計画を前提としつつ改めて整備計画を策定するとの検証結果をまとめました。 箕輪町の白鳥政徳町長は「どういった図書館を町民の皆さんが望んでいるのか、こういう機能を持った図書館を作りたいといった声をお聞きし町民の皆さんの声をより大切にした新図書館整備計画に練り直したい。」と述べました。 計画は建設用地を松島のJA上伊那箕輪町支所とし町商工会事務所やカフェレストランを併設するとしています。 事業費はおよそ10億円で半分は国からの補助で賄うとしています。 これについて白鳥町長は選挙にあたり検証を行うことを公約としていました。 町長を含む町職員で内部検証した結果「候補地を含む基本的な構想が町民参加のない中で行われたことについて評価できる手法であったとは言えない」としています。 白鳥町長は今後の対応について設置場所と備える機能などを検討する委員会を設置し改めて新図書館整備計画を策定するとしています。
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岡谷の片桐さんの作品が推薦
箕輪町観光協会フォトコンテスト審査会が16日町役場で開かれ、岡谷市の片桐利秀さんの作品が最優秀賞にあたる推薦に選ばれました。 片桐さんの作品「権現桜に寄りそう北斗七星」です。 箕輪町中曽根の樹齢千年といわれるエドヒガンザクラのバックで北斗七星の輝く様子が写しだされています。 フォトコンテストには町内外56人から173点の応募がありその中から選ばれました。 この作品は町観光協会がPRのため活用していくことにしています。
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松本山雅FCサポーターがJ1開幕前に交流会
来月のサッカーJ1開幕戦を前に、松本山雅FCのサポーター同士の団結を図ろうと、15日、箕輪町で交流会が開かれました。 山雅後援会南信州支部が開いた交流会には、伊那市や箕輪町、辰野町のサポーター40人が参加しました。 交流会は、来月7日に愛知県で開かれる名古屋グランパスとの開幕戦を前に、サポーターの決起大会として開かれました。 交流会には、株式会社松本山雅の神田文之社長と元選手でホームタウン担当の片山真人さんも訪れました。
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箕輪町木下で天神様祭
学業成就を願う天神様祭が15日、箕輪町木下で行われました。 神事には、木下区の小中学生およそ200人が集まりました。 天神様は、菅原道真を学問の神様として祀ったものです。 菅原道真の命日とされる2月25日を中心に全国的に行われていて、木下区では木下区青少年健全育成会が中心となって実施しています。 去年は、大雪で中止となったため、2年ぶりに行われました。 木下区青少年健全育成会では「菅原道真に負けないぐらい勉強すると同時に、心を一心に磨いてほしい」と話していました。
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箕輪中給食室工事現場で重傷労災事故
13日午前11時40分頃、箕輪町の箕輪中学校給食室の工事現場で、諏訪郡の40歳の男性作業員が太ももの骨を折る重傷労災事故がありました。 伊那警察署の発表によりますと、ケガをしたのは諏訪郡下諏訪町の40歳の男性建設作業員です。 事故は、13日午前11時40分頃箕輪中学校の給食室建設工事現場で、男性が高さおよそ5メートルの足場から地面に転落したものです。 男性は、左太ももの骨を折る大けがを負いました。 伊那警察署では、重傷労災事故として調べを進めています。
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洋らんの花を咲かせる会 展示会
上伊那を中心とした洋らん愛好者でつくる、洋らんの花を咲かせる会の展示会が14日と15日の2日間、箕輪町富田のガーデン和らぎで開かれています。 会場には、白や黄色、紫など色とりどりの洋らん、およそ340点が展示されています。 洋らんの花を咲かせる会は、年に一度活動の成果を見てもらおうと展示会を開いていて、今年で14回目です。 会では、「会員が一生懸命咲かせた花を見て、一足早い春を感じてほしい」と来場を呼び掛けていました。 洋らん展示会は、15日まで箕輪町富田のガーデン和らぎで開かれています。
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箕輪北小学校 髙木さん・小坂さん テニス全国大会出場
箕輪北小学校5年の髙木蘭月さんと小坂菜月さんは、3月29日から千葉県で開かれるテニスの第14回全国小学生大会にペアで出場します。 12日は、髙木さんと小坂さんが箕輪町役場を訪れ、白鳥政徳町長に出場の報告をしました。 2人は、箕輪北小学校の5年生で、髙木さんは1年生の時から、小坂さんは2年生の時からテニスを始めたということです。 去年10月に塩尻市で開かれた県の予選会で23ペア中2位となり、全国大会出場を決めました。 ペアを組んで3年目で、全国大会出場は去年に続いて2回目です。 去年は初戦で敗れてしまったため、今年は1回戦突破を目標としています。 髙木さんと小坂さんがペアで出場するテニスの全国小学生大会は、3月29日から千葉県で開かれます。
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沢保育園早期建て替えを
箕輪町の沢保育園保護者会は、老朽化が進み、定員超過となっている園舎の早期建て替えを12日夜白鳥政徳町長に要望しました。 保護者会長の向後晴美さんが要望書を手渡しました。 要望書では、園児数が定員を超えていて入園式や運動会などの行事の際は手狭になっている状況や老朽化による停電や教室の寒さなど不便さを訴えています。 箕輪町によりますと、4月に沢保育園に入園する園児数は、定員140人に対し、155人と予想しています。 整備計画では、2016年度の木下の保育園建設に続き2019年度に沢保育園の建て替えを予定していますが、保護者会では、一刻も早い超過密状態の解消をと計画の前倒しを要望しました。 白鳥町長は、「木下との同時着工は、財政的にも難しいが、計画には時間がかかるので、検討は、同時に進めようと思っている。地域や保護者の協力をお願いしたい。」と述べました。
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町保育料引下げ原案通り答申
箕輪町保育園運営審議会は白鳥政徳町長から諮問を受けた保育料を引き下げる改定について10日、原案通り答申しました。 10日は、箕輪町保育園運営審議会の小林弘毅会長らが役場を訪れ原案通り答申しました。 箕輪町では、人口減少対策として子育て世代の負担軽減を図ろうと来年度から保育料を総額で6%、長時間保育料を総額で23.2%減額とする内容を諮問しました。 国の階層区分8階層に対し、町は保護者の分布の多い国の階層4,5,6階層を分割し15階層に設定し、経済的負担の軽減を図りました。 3人以上子どものいる多子世帯の保育料についても6000円を上限として減額するとしています。 町では今年4月から保育料を改定する考えです。 また、同時に意見を求められていた保育園整備計画について審議会は、木下北・木下南保育園を統合した保育園の建設と沢保育園建設の検討を同時に進めるようスケジュールを見直すことが妥当としています。 白鳥町長は「意見を元に進めていきたい」と話していました。
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白鳥町長 園児と給食で交流
箕輪町の白鳥政徳町長は、町内8つの保育園を視察しています。 9日は箕輪町の沢保育園を訪れ、園児と給食を食べました。 白鳥町長は、公約に掲げたうちの一つに、少子化人口減少対策を挙げていて、その一環で保育園訪問を行っています。 この日は沢保育園を訪れ、年少のりんご組の園児と給食で交流しました。 園児からは、「町長先生」と呼ばれ、「何歳ですか」など質問攻めされていました。 沢保育園には、箕輪町沢地区と大出地区の子ども、166人が通っていて、町内8つの保育園で最も古くなっています。 沢保育園の押野久子(おしのひさこ)園長は、「子どもの数に対して建物が手狭。狭いことで子どもに危険があることも事実。建て替えを早急にお願いしたい。」と要望していました。 白鳥町長の保育園訪問は、3月上旬までに全ての保育園を回るということです。
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劇団歩「故郷の空」上演
箕輪町文化センター付属劇団歩は、20作品目となる「故郷の空」を7日と8日に上演しました。 劇団オリジナル作品で、三輪はじめさん作、演出は、飯島岱さんです。 少子高齢化、過疎化の課題を抱える地方の活性化協議会を舞台に地域活性化とは何かをコミカルに描いた内容です。 子役も含め約20人の役者が、役場職員や商工会青年部メンバーや地域おこしアドバイザー役を演じました。 前半は、軽妙なタッチで進んでいきますが、休憩をはさんだ後半は、地域おこしアドバイザーがその村の出身者とわかり、過去の歴史がよみがえります。 観光開発、ダム開発に絡んだ人間関係が今によみがえり、ほんとうに大切なものは何かを考えさせられる内容でラストを迎えます。 劇団歩は、平成15年に町文化センター付属劇団として結成され、今回の作品が20作品目となりました。 町文化センターには、多くの人が訪れ、二転三転する物語の展開に引き込まれていました。
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図書館の可能性探るシンポジウム
箕輪町図書館などは、これからの図書館の可能性を考えるシンポジウムを8日開きました。 日本の図書館界をリードしている3人が、各地で展開している新しいサービス事例などを話しました。 慶応義塾大学文学部の糸賀雅児教授は、まちづくりと図書館の演題で講演し、全国にあるユニークな図書館を紹介しました。 図書館が歯医者や駅、商業ビルとつながっている例を示し、「図書館は、地域で一番人が出入りする公共施設。図書館で地域の人材がつながり地域の自立を促進させる。」と話しました。 シンポジウムには、約80人が訪れ、講演やパネルディスカッションに耳を傾けました。 箕輪町は、新しい図書館を建設する計画があります。
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箕輪町指定避難所の申し合わせ調印
災害時に、地区ごとに開設される指定避難所に避難できない区民が避難隣接区に避難できるように、箕輪町と、関係区が5日、申し合わせ書に調印しました。 5日は、箕輪町役場で、白鳥 政徳町長と、関係する三日町区と富田区、そこに隣接する松島区、木下区、中曽根区の区長が出席し、申し合わせ書に調印しました。 三日町区は、区内が天竜川により分断されていて、橋が損壊するなどの災害が発生した場合、竜西の住民は、竜東にある指定避難所に避難することは困難です。 三日町の住民は、申し合わせにより、松島区と、木下区が受け入れを行います。 また、富田区の指定避難所となっている富田公民館は、土砂災害警戒区域となっています。 申し合わせにより、富田の住民は中曽根区が受け入れます。 箕輪町は去年10月に指定避難所24か所を設置していて、三日町と富田の住民からは、避難場所について、心配する声が上がっていました。 災害発生時は、近くにあるどの避難所に住民や旅行者などだれが避難してもよいということが基本ですが、申し合わせとして形に残してほしいとの声を受けて、今回、申し合わせ書の調印が行われました。 白鳥町長は、「区を越えての申し合わせは、お互いさまの精神を反映したもの。地域防災を皆さんで考えていただきありがたい」とあいさつしました。 なお、長野県によると、こうした申し合わせは県内でも例がないということです。
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箕輪中学校 スケート全国出場・技術家庭科全国で入選
箕輪中学校2年の大槻陸君と浅川丈一郎君は、長野市で開かれている「第35回全国中学校スケート大会」に出場します。 29日は、大槻君と浅川君が箕輪町役場を訪れ、白鳥政徳町長に出場の報告をしました。 大槻君は、3,000メートルと5,000メートルに、浅川君は500メートルと1,000メートルに出場します。 1月6日に長野市で開かれた県大会で、大槻君が5,000メートルで11位、浅川君が1,000メートルで11位に入賞し、全国大会出場を決めました。 第35回全国中学校スケート大会は31日から長野市のエムウェーブで開かれていて、競技は1日から行われます。