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上伊那検定 実施へ
広域的に住民を巻き込んだおもてなし向上につなげようと、地域資源を活用した上伊那検定が平成29年度をめどに実施されることになりました。 上伊那地域の商工団体や観光団体などが参加するおもてなし向上プロジェクト実行委員会が30日設立されました。 県や上伊那の市町村、商工団体や観光関連団体など34の団体で組織されます。 伊那合同庁舎で設立総会が開かれ、事業計画などを決めました。 上伊那地域おもてなし向上プロジェクト実行委員会は、広域連携部会、事例集・ツアーコンテスト部会、上伊那検定部会の3つの部会で構成されます。 上伊那検定は、上伊那検定部会が検討を進めます。 検定は、地域住民のおもてなしの意識を高めようと歴史や文化、経済などに関する試験を行うものです。 実施時期は、平成29年度、受験者数は、100人以上、合格者数は、70人以上を確保するという具体的な数値目標を定めています。 このほか、事例集・ツアーコンテスト部会は、おもてなしに関する事例をとりあげ情報発信のあり方を検討するほか、地域の自然、歴史、食などを活用したツアーコースのコンテストの実施を検討します。 30日は、おもてなしの事例発表として、伊那市長谷の「蔵の宿みらい塾」の女将、市ノ羽幸子さんが「ためしてみて!農家民泊」の演題で講演しました。
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向山一人 生誕100年
伊那谷の政治経済や文化に大きな影響を与えた向山一人さんの生誕100年を記念した催しが11月1日に、箕輪町のKOAで行われます。 向山さんは、1914年大正3年に箕輪町の農家に生まれ、戦後の疲弊した伊那谷の各地に電子部品製造工場を建設。 「伊那谷に太陽を」を合言葉に、電子工業のメッカ・伊那谷の基礎を築きました。 向山さんは、政治の世界にも進出。 市議会、長野県議会、衆議院、参議院で議員として活躍。 1995年、平成7年、81歳で亡くなりました。 生誕100年記念の催しは、100年の節目にその足跡をたどろうと開かれます。 会場となるKOAパインパークのハローウイングでは、29日から本格的に準備が始まりました。 記念展では、社内で保管されている写真50点の展示と、記録映像が放映される予定で、向山孝一会長が創業者で父親の一人さんについて語ります。 生誕100年記念の催しは、11月1日土曜日、感謝祭に合わせて午前11時から行われます。
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箕輪ダムもみじ狩り賑わう
箕輪町の箕輪ダム周辺では、ここ数日の冷え込みで紅葉が進み紅葉狩りに訪れる人たちで賑わっています。 箕輪ダムは通称もみじ湖と呼ばれていて周辺にはおよそ1万本のもみじが植えられています。 27日は平日にもかかわらず町内外から多くの人が紅葉狩りに訪れていました。 この時期は地元の農産物などを販売する屋台も出ていて訪れた人が買い求めていました。 箕輪町観光協会によりますともみじは今月17日ころから色付き始め27日現在は5割から7割ほどになっているということです。 来月2日には農産物の直売や長ぐつとばし大会などが行われる、もみじ湖夢まつりも計画されています。 町観光協会では気温の変化にもよりますが見頃は今週末頃と予想しています。
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弘妙寺でもみじみごろ
伊那市高遠町の弘妙寺の境内にあるもみじが、見ごろとなっています。 もみじは、1週間ほど楽しめるということです。
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戦争体験をきく 300人目の取材
伊那ケーブルテレビが制作している番組「戦争体験をきく」の出演者が17日の収録で300人となりました。 17日は、300人目の出演者となった伊那市日影の春日義直さん宅で収録が行われました。 「戦争体験をきく」は、戦争の悲惨な体験談を後世に伝え、記録としても残す目的で伊那ケーブルテレビが2008年から制作をはじめ、現在6年目を迎えています。 番組は、週1回の更新で、年間およそ50人を取材しています。 満蒙開拓で旧満州に渡った人や、南方作戦に携わった人、学徒動員で働いた人や伊那飛行場の建設に携わった人など、これまでに様々な証言が得られています。 戦争体験の高齢化が進む中、来年は戦後70年を迎え、取材にもさらに力を入れていく考えです。 「戦争体験をきく」の放送時間は、月曜日から金曜日の午前5時30分、午前9時、午後5時、午後8時30分他、1日5回から6回放送しています。
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平成27年度高校入試志願数発表
来年度の県立高校入学志願数の第1回調査結果が24日、発表されました。 全日制では前期選抜が1.5倍、後期選抜が1.46倍となっています。 上伊那農業は、 生産環境科前期に39人、後期に49人。 園芸科学科前期に62人、後期に89人。 生物科学科前期に41人、後期に43人。 緑地創造科前期に29人、後期に35人が志願しています。
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故・春日巖さんに旭日単光章
箕輪町議会議員などを務め地方自治の発展に寄与したとして、今年8月に74歳で亡くなった春日巖さんに旭日単光章が贈られました。 23日は、春日巌さんの妻・富貴子さんと、長女の征矢小百合さんが箕輪町役場を訪れ、表彰の伝達を受けました。 春日巖さんは、平成7年に箕輪町議会議員に初当選し、4期16年にわたり在職するなど、地方自治に貢献してきました。 春日さんは、大腸がんにより、今年8月に亡くなりました。 春日さんには、地方自治に尽力した人が受章する旭日単光章が贈られました。
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ごみ処理費用有料制度見直しでアンケート実施
上伊那広域連合は、排出量によって2段階となっているごみ処理費用有料制度見直しのため、アンケートを実施します。 21日は上伊那広域連合の廃棄物政策審議会が伊那市のいなっせで開かれ、アンケートの素案が了承されました。 上伊那地域では有料制度が2段階になっています。 第一段階ではごみ処理費用としてごみ袋1枚当たり30円かかります。 ごみ排出量が規定量を超えると第2段階となり、1枚当たり180円となります。 上伊那広域連合は、3年ごとに有料制度の見直しを行っていて、今回は2段階の有料制度を継続するかどうかも含め根本的な見直しを行います。 アンケートは来月5日から17日まで上伊那地域の3,000世帯を対象に行われ、内容はごみ処理手数料の金額についてや、チケットのしくみを理解しているかなどです。 委員からは「二段階の制度はコストもかかり、行政窓口の負担にもなるので廃止を考えていいのではないか」という意見の一方、「二段階になっていることでごみ排出量抑止につながっている」という声が上がっていました。 上伊那広域連合ではアンケートの結果を分析し、来年2月の審議会で施策の方向付けをしたいとしています。
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中学生ロボットコンテスト 南信大会
中学生ロボットの南信1位を決める中学生ロボットコンテスト南信大会が12日、伊那市の創造館で開かれました。 大会は、中学生の創造力を高めようと開かれていて今年で11回目になります。 大会には、南信地区を中心に、6校、23チームが参加し、予選リーグと決勝トーナメントが行われました。 ルールは、ガムテープの芯でできたアイテムを縦90センチ、横45センチのエリアに運び、その上に屋根となるCDを重ねると得点になります。 さらに、その上にアイテムなどを積み重ねると高得点になります。 決勝トーナメントには女子チームの姿もあり、上手にロボットを動かして、勝利をおさめ喜んでいました。 決勝戦では、伊那市の東部中の「宅急便」が、ロボットの操作で苦労する中、辰野中の「欅11号」は確実にアイテムを積み上げ、優勝しました。 11月には、千曲市で県大会が開催されることになっています。
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箕輪西小4年生が間伐体験
箕輪町の箕輪西小学校4年生が地域住民らと一緒に20日、上古田の区有林の間伐と、春先に植樹したヒノキを鹿の食害から守る為の薬剤を塗る作業を行いました。 作業は、子ども達が森に親しみ環境への理解を深める、みどりの少年団の活動として毎年行われています。 この日は、4年生11人と地元住民などあわせて25人が参加し、上古田の区有林のヒノキ20本を間伐しました。 間伐は木の成長に必要な太陽の光が当たるようにする為に行います。 木は直径5センチから10センチほどに成長したもので、子ども達は大人の手を借りながら切っていました。 春先に植樹し高さ50センチほどに成長したヒノキなどを鹿の食害から守るために薬剤を塗る作業も行いました。 これは、雪が積もると鹿の食料がなくなり、雪から少し顔を出したヒノキの新芽が食べられ成長が止まるのを防ぐものです。 薬剤の効果は出ていて、去年は100本に薬を塗り、ほとんど被害でなかったということです。 間伐した木は、箕輪西小学校で行われる木工教室で使うということです。
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箕輪町でフェンシング全国大会
フェンシングの全国カデ・エペ選手権大会が18日と19日の2日間、箕輪町社会体育館で開かれています。 大会には、全国24都府県から13歳以上17歳未満の男子47人と女子42人が出場しています。 18日は、予選の総当たり戦が行われ、18日の結果を元に19日のトーナメントが組まれます。 大会は、2015年世界カデ選手権日本代表の選考基準のポイント対象大会となっています。 県内からは、伊那北高校、箕輪進修高校、箕輪中学校の生徒12人が出場しています。 ある選手は「2日間自分の力を精一杯発揮して地元で優勝できるように頑張りたい」と話していました。 なお、箕輪町町民体育館では、17歳以上20歳未満が出場する「全国ジュニア・エペ選手権大会」も開かれています。
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認知症捜索訓練
認知症の人が行方不明になった場合を想定した訓練が17日箕輪町で行われました。 音声告知放送なども使って一般にもよびかけ、地域での見守りの意識を高めました。 黄色い帽子をかぶった民生委員5人が認知症役となり、町内5つの小学校区にわかれて歩きました。 家族役のふたりは、箕輪町交番にかけこみ、容姿の特徴などを警察官に伝えました。 交番から役場に連絡が入り、防災無線や音声告知放送で住民に周知がはかられます。 沢地区を歩いていた認知症役の鈴木誠さん。 なかなか発見してもらえません。 2回目の防災無線で、気づいてもらえました。 箕輪町社会福祉協議会が行った訓練で、町や警察、見守り協力団体などから40人が参加しました。 訓練後に行われた反省会です。 認知症役をつとめた民生委員からは、「なかなか気づいてくれなかった」「音声告知放送が有力だった」「情報をきちんと伝えることが大切」「繰り返し訓練する必要がある」などの意見が出ました。 役場に寄せられた目撃情報は、20件を超えました。 箕輪町社協では、「情報提供は少なくないと感じた。関係機関と情報の共有ができ、今後の取り組みの参考になる訓練だった」と振り返っていました。
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箕輪町松島で住宅火災 けが人なし
15日午前0時50分頃、箕輪町松島で住宅の1階と2階の一部を焼く火事がありました。この火事によるケガ人はありませんでした。 伊那警察署の発表によりますと、火事があったのは箕輪町松島の中村和年さん宅です。午前0時50分頃、この家に住む中村さんの長男から消防に通報がありました。火は木造二階建て住宅の1階と2階の一部170平方メートルを焼き、午前2時15分頃消し止められました。 この火事によるケガ人はありませんでした。 警察と消防では、風呂釜の煙突部分に何かがつまり、過熱した事が火事の原因とみて調べを進めています。
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町長選立候補届出説明会 2派が出席
任期満了に伴う11月11日告示、16日投開票の箕輪町長選挙の立候補届出説明会が14日、箕輪町役場で行われました。 説明会には2派が出席しました。 説明会にはこれまでに出馬を表明している2派が出席し町選挙管理委員会から立候補の届出に関する説明を受けました。 現在、箕輪町長選挙に出馬を表明しているのは、表明順に無所属新人で松島の清水洋さん61歳と無所属新人で福与の白鳥政徳さん60歳です。 他に目立った動きはなく町長選は新人同士による一騎打ちになる見通しです。 今後は、立候補届出書類事前審査が11月4日に行われます。 箕輪町長選挙は11月11日告示、16日に投開票となっています。
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台風19号 被害報告なし
大型の台風19号は13日の夜から14日の朝にかけて長野県を暴風域に巻き込みながら通過しました。 伊那市・箕輪町・南箕輪村に被害の情報は入っていません。 長野地方気象台によりますと台風19号は13日の夜から14日の朝にかけ県内を通過し午前9時に温帯低気圧に変わりました。 伊那市・箕輪町・南箕輪村で午後4時現在、台風による被害は入っていません。 JR飯田線は朝から通常運行し通勤通学に乱れはありませんでした。 南箕輪村の小学校2校は時間を遅らせて10時からの登校となりましたが、伊那市と箕輪町の小中学校は通常通り授業が行われました。 また、農作物の被害は午後4時現在JA上伊那に入っていないということです。
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箕輪町長選挙 一騎打ちの公算大
任期満了に伴う箕輪町長選挙の告示まであと1か月となりました。 これまでに新人2人が出馬を表明し他に目立った動きはなく町長選は新人による一騎打ちとなる見通しです。 これまでに出馬を表明しているのは表明順に無所属新人で松島の清水洋さん61歳と無所属新人で福与の白鳥政徳さん60歳です。 告示まであと1か月となった11日、出馬を表明している2人に話を聞きました。 清水さんは、元県議で「政策決定の過程の透明性を図り、対話を基本としたまちづくりを進める」としています。 清水さんの後援会では、町内15区に21の支部を設置しました。 清水さんは「これまでの経験もあり知名度は浸透している。まちづくりなどの政策の違いを明らかにしていきたい」と話していました。 後援会では、28日には20代から50代を対象にした懇話会を開く他、車座集会やミニ集会を開いていく予定です。 白鳥さんは、元県職員で「これまでの行政経験を活かし、ブランド力のある箕輪を目指す」としています。 白鳥さんの後援会では、町内15区に20の支部を設置しました。 白鳥さんは「初めての選挙で感触はわからない。車座集会やミニ集会を開きながら名前を憶えてもらい、政策を訴えていきたい」と話していました。 後援会では、19日に女性だけの懇談会、23日に激励会を開く予定です。 箕輪町長選挙は11月11日告示、16日投開票です。 箕輪町選挙管理委員会では、14日に立候補届出説明会、11月4日に届出書類の事前審査を行う予定です。 10月1日現在の有権者数は、男性9824人、女性1万40人 の合わせて、19864人です。
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ながた自然公園内のフィールドアスレチックリニューアル
箕輪町のながた自然公園内にあるフィールドアスレチックがリニューアルし、11日、オープンしました。 11日は、町内外から多くの家族ずれが訪れ、新しくなったアスレチックを早速体験しました。 アスレチックのリニューアルは、箕輪町商工会青年部が発足50周年の記念事業として今年の4月から取り組んできました。 「自分たちの手で」をコンセプトに、老朽化した4つの遊具を撤去した他、木に防腐剤を塗ったり、ロープの補修を行うなどしました。 また、17種類ある遊具全てに名前を付け、赤そばの里や萱野高原など町の名所をPRしています。 この他に、タイヤを使った遊具や基礎から作ったという東屋も設置され、青年部では「家族で過ごせる憩いの場になればうれしい」と話しています。 11日は、廃材を利用した木の板に子供たちが思い思いの絵を描いた他、とん汁も振舞われ訪れた人たちは休日のひと時を楽しんでいました。
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箕輪町誌 HP公開
箕輪町は、県内で初めて、町誌をデジタル化し、ホームページ上で公開を始めました。 インターネットで箕輪町図書館を開き、町誌のリンクをクリックすると、町誌をすべて閲覧することができます。 箕輪町誌は、自然・現代編と、歴史編の2冊があり、合わせると2450ページほどに及びます。 町について調べるため、重い町誌を持ち帰る小学生の姿がたびたび見られたことなどから、今回の事業の必要性を感じ、1年ほどかけてデジタル化を進めてきました。 ホームページでは、文字の拡大や、メモ書き機能、付箋貼り付け機能などがついていて、調査研究に活用しやすくなっています。 箕輪町図書館が、長野県立図書館に確認したところ、市町村誌のデジタル化とホームページ上での公開は、県内で初めてだということです。
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箕輪消防署に高規格救急車
箕輪消防署は平成15年に導入した救急車が古くなったことや、医療器が更新時期を向かえた事などにより、最新の医療器を装備した、新たな高規格救急車を導入しました。 8日は、新しい救急車の入魂式が、箕輪消防署で行われました。 新しい救急車は、前の車両が古くなり、医療器も更新時期を向かえたことなどから、箕輪消防署が加盟する伊那消防組合が、国の補助をうけて更新したものです。 この高規格救急車は、およそ2,100万円で、これまでのものより中が広くなり、使いやすくなったということです。 新たな機能としては、患者監視モニターが最新のものになり、これまで患者の体温を脇で計測していたものが、体の表面から直接計測できるようになったということです。 また、消防広域化に伴い、目的地の地図を本部から直接送る機能や車両の位置などがわかる機能を持つ、AVM、車両動態装置が備わっています。 入魂式の中で平澤豊満町長は「そなえられた機能を使いこなし、町民の皆さんの命を守って欲しい」と挨拶しました。
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箕輪北小学校5年生 稲刈り・はぞかけ体験
箕輪町の箕輪北小学校の5年生は7日、総合的な学習の時間に稲刈りを体験しました。 箕輪北小学校の5年生は、6月上旬に白毛もちの苗を植え、この日稲刈りとはぞかけを行いました。 この日刈った稲は、11月の収穫祭で餅つきをして味わうということです。
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箕輪町グリーンツーリズム 赤そばの里目指してウォーキング
箕輪町グリーンツーリズムの今年度5回目の健康幸せツアーが3日、開催されました。 箕輪町グリーンツーリズムは、農業体験などにより都市と農村地域の交流を図ろうと、箕輪町が行っているもので、今年で5年目です。 今年度5回目となるツアーには、関東から20人が参加しました。 この日は、ながた荘を出発し、途中あずまやで休憩をとった後、現在見ごろを迎えている上古田の赤そばの里を目指しました。 到着した参加者は、一面に広がる赤そばを写真に収めていました。 ツアーのガイドは、町内のボランティア有志でつくる、みのわ健康アカデミーのメンバー10人が務めました。 4日は、町内の果樹園でりんごの収穫体験を行う予定です。
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御嶽救助 伊那消防組合第5次隊派遣
御嶽山の噴火に伴い、伊那消防組合は、4日第5次隊が現地に向かいます。 第2次隊として救助活動に携わった伊那消防署の若林豊さんにお話しを伺いました。 伊那消防組合は、噴火直後の9月28日から相互応援協定に基づき、現地で救助活動をしています。 伊那消防組合は、指揮隊として、入山する隊員の管理や本部と山頂との連絡を行う活動をしています。 若林さんは、第2次隊の指揮隊長として29日の午前3時に現地に出発し、30日の午後8時に伊那に帰ってきました。 6号目にある登山口、黒沢口の指揮所で活動しました。 現場到着時、火山灰は10センチほど積もっていたということです。 活動は、火山ガスのため、中断を余儀なくされる状況でした。 伊那消防組合は、4日から第5次隊を現地に派遣します。
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箕輪町の空き家実態調査 町内全域で90戸
箕輪町は、町内全域を対象に空き家の実態調査を実施しました。この調査で、90戸の空き家がある事がわかりました。 地域別では、木下区が26戸で一番多く、次いで松島区が17戸、沢区が15戸となっています。 今年6月から7月にかけ、区を通して常会ごとに調査を行いました。 結果、空き家は90戸あり、このうち、管理がされているものが9戸、所有者が不明または、所有者が分かっていても管理されていないものが81戸あったという事です。 管理されていないもののうち、倒壊の恐れのあるものが4戸、防災・防犯上問題があるものが7戸となっています。 町では調査結果をもとに、景観や防災対策のほか、定住人口増加のための有効活用などを検討していくということです。
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「平和の文化と子ども展」箕輪町で開催
子どもに焦点をあて平和について考える「平和の文化と子ども展」が、2日から箕輪町の地域交流センターみのわで始まりました。 「平和の文化と子ども展」は、2006年から全国の約170か所で開催されていて、県内で開かれるのは7年ぶりです。 創価学会女性平和委員会が開いているもので、50枚のパネルを4つのテーマに分け展示しています。 日本と世界の子供の現状、命と人権、子どもの幸せのための活動のテーマごとに写真や資料などで紹介しています。 実行委員会では、「子どもは、大人が作った社会の中で犠牲を強いられる事もある弱い存在。子ども観を問い直し、子どものために何ができるのか考え直す機会にしてもらいたい」と話していました。 「平和の文化と子ども展」は、5日(日)まで箕輪町の地域交流センターみのわで開かれています。
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MBC(ミノワベースボールクラブ)軟式野球全国大会出場
箕輪町を中心とした社会人の軟式野球チーム、MBCミノワベースボールクラブは、来月3日から愛知県で開かれる全国大会高松宮杯に出場します。 30日は、MBCの上田清監督と、1塁手の川上啓次郎さん、3塁手の福澤由都さんの3人が役場を訪れ、平澤豊満町長に出場の挨拶をしました。 MBCは、箕輪町を中心に伊那市から辰野町までの20人が所属しています。 県予選を勝ち上がったMBCは、7月に開かれた北信越ブロック大会でも勝ち、11年ぶりの出場を決めました。 堅い守りで接戦を制する試合が多いということで、「全国大会でもその力を発揮し、11年前のように優勝して帰ってきたい」と話していました。 全国から32チームが出場する高松宮杯全日本軟式野球大会は、来月3日から愛知県で開かれることになっています。
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町で収穫祭と産業物産展
みのわ食でつながる収穫祭と町産業物産展が28日、箕輪町の地域交流広場などで行われました。 収穫祭は農業団体などでつくる実行委員会が箕輪町ならではの農畜産物をPRしようと行ったものです。 町内の農業団体が新鮮野菜や果物を販売するコーナーでは訪れた人たちが試食をして味を確かめてから購入していました。 今年度から箕輪町に移り住んでいる地域おこし協力隊のテントも設置され地元の農畜産物のPRに一役かっていました。 米か米粉を使ったアイデア料理コンテストには大阪から参加した高校生が米粉のたこやきを出品しました。 たこやきの中には、野沢菜の漬物やそばの実をゆでたものを入れ信州らしさを演出しコンテストで優秀賞を受賞しました。 一方、町商工会主催の産業物産展には町内およそ50の企業が出展しました。 産業物産展では箕輪進修高校と出展者の共同企画で箕輪進修高校野球部の生徒15人が製品説明を体験しました。 これは高校生に地元の企業を知ってもらおうと行われたもので高校生たちは担当する企業の製品について学んできたということです。 収穫祭の実行委員会と商工会では「連携事業を進めることで町の農商工の魅力アップにつなげていきたい。」と話していました。
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箕輪陶芸研究会 展示会
陶芸愛好家でつくる箕輪陶芸研究会の展示会が27日と28日の2日間、松島コミュニティセンターで開かれています。 会場には、会員20人の作品およそ60点が展示されています。 展示は、会員の発表の場として毎年行われていて、今年で22回目です。 作品は、器や花器などの日用品の他、独創的なオブジェなど様々です。 研究会は、30代から92歳まで25人の会員がいて、腕前も初心者からこの道30年のベテランまで様々です。 向山智充会長は「窯から作品を出すときの喜びは何とも言えない。個性ある作品が並んでいるので多くの人に見てもらいたい」と来場を呼び掛けています。 展示会は、28日まで箕輪町の松島コミュニティーセンターで開かれています。
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赤そば花まつり 28日まで
赤そばの花が見ごろとなっている箕輪町上古田で打ち立てのそばを振舞う赤そば花まつりが27日と28の2日間行われています。 赤そば花まつりは、花を見に来た人にそばを味わってもらおうと、毎年花が見ごろの時期に行われています。 27日は、普通のそばと赤そばの2種類合わせて900食が用意されました。 期間中、述べ350人の区民有志が、そば打ち班や茹で班など5つのグループに分かれ作業を行います。 27日は、10時のまつり開始直後からオーダーが次々と入っていました。 訪れた人たちは、打ち立てのそばを味わっていました。 中には、2種類のそばを注文し食べ比べている人もいました。
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信州みのわ山野草クラブ 秋の展示会
箕輪町の「信州みのわ山野草クラブ」の秋の展示会が、27日と28日の2日間木下公民館で開かれます。 会場には、会員14人の作品200点が並んでいます。 8月の天候不良の影響で花や葉の生育が心配され、会員がいつも以上に手入れや管理を行ったということです。 秋の展示は実をつけたものや、赤そばなど色を楽しむのも一つだということです。 信州みのわ山野草クラブの秋の展示会は27日と28日の2日間箕輪町の木下公民館で開かれます。
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第55回箕輪町駅伝大会
46チームが参加した、第55回、箕輪町駅伝大会が23日に開かれ、1時間10分57秒の大会新記録で、木下Aが、19年連続の総合優勝を果たしました。 箕輪町駅伝大会は、秋の恒例行事で、竜東と竜西に分かれてスタートします。 西コースは、午前9時40分に、沢グラウンドをスタートし、大出や、下古田、上古田など西地区をまわり、箕輪町役場を目指すコースです。 選手たちは、元気いっぱいに、スタートしていきました。 東コースは、北小河内公民館近くをスタートし、福与公民館までを走るコースです。 稲穂が輝く絶好の駅伝日和となり、選手たちは、声援を受けて懸命に走っていました。 駅伝大会は、東と西の合計タイムの総合で順位が決まります。 西コースのゴールとなる箕輪町役場に、最初に帰ってきたのは、木下A。 19年連続の総合優勝を果たしました。 役場には次々に選手たちが戻り、会場からはねぎらいや声援が飛び交っていました。